和「リンシャンマスターサキ」 (57)

リンシャンマスターサキ 誤植編

和「もう!何ですかこれ!担当に文句言ってやります!」

和『憧!酷いじゃないですか!読みましたよ、今月号の私の漫画!』

憧『え?酷いって、ストーリーが?』

和『違いますよ、誤植ですよ、誤植!台詞の文字が間違ってるんですよ!』

憧『え~?ホントにぃ?どこどこ、何ページ目?』

和『ほら、サキが四天王の一人はやりに挑む前の会話で』



サキ「あいつだけは許さない」



和『って最高にカッコ可愛い台詞が』



サキ「パンツだけは許されない」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402060870

和『酷いですよこれ!大体パンツって何ですか!許されないってパンツに何があったんですか!?』

憧『あ、ホントだ。やっちゃった!何だろうね?』

和『いや、やっちゃったじゃないですよもう!』

和『主人公がいきなり謎の世界観について語ってるみたいじゃないですか!』

憧『あはははははー』

和『あはははははー!?何でご機嫌なんですか!誤植はここだけじゃないんですよ!』

憧『えー?ホント?どこどこぉ?』

和『主人公が暗い過去を語って』



サキ「私の憎しみは消えないんです」



和『って決意を新たにする超カッコ可愛いシーンで』



サキ「私の二串目は消えないんです」

憧『あっ、ホントだ。漢字とか色々と間違ってる。やっちゃった!』

和『だからやっちゃったじゃないですよちょっと!』

憧『あはははははー。二串目って、ちょっと何?焼き鳥?あはははははー!』

和『あはははははーじゃないですよ!何でそんなに上機嫌なんですか!』

憧『いやー、実は先日、彼女が出来ちゃって!』

和『えっ、ホントですか。爆発しろ(良かったですね)』

和『でもこちとら全然良くないんですよ。まだ誤植あるんですよ』

憧『えー?どこどこぉー?』

和『ほら、遂に現れた四天王のはやりが』



はやり「はややー。あなたがサキちゃん?」



和『っていうそこそこ緊迫した場面で』



はやり「はややー。あなたがカキちゃん?」

憧『あっ、ホントだ』

和『「あなたがカキちゃん?」って何ですか!』

和『どんなボケをしたらそういう突っ込みが帰って来るんですか、もー!』

和『また「やっちゃった」とか言わないでくださいよ!』

憧『やっちゃったJE☆』

和『いや「やっちゃったJE☆」じゃないですよ!』

和『何ちょっと幼少期の姿が瓜二つだから使ってもいいよねみたいに使ってるんですか!』

和『誤植はまだあるんですよ!』

憧『え~どこぉ~?』

憧『彼女いない歴0年のあたしが一体どんな間違いを?』

和『その次のコマですよ!サキが』



サキ「私がサキです!」



和『っていう超カッコ可愛いシーンが』



サキ「私がポチです!」



和『何で主人公いきなりお犬宣言してるんですか!』

憧『あっ、ホントだ。間違ってる』

和『間違いすぎです!』

憧『あはははははー』

憧『やっちゃったJE☆』

和『格好良く言わないで下さい。気に入ったんですかその言い方』

憧『気に入ったんだJE☆取っちゃやだJE☆』

和『取りませんよその喋り方は!そもそも許可取ってるんですか!』

和『それよりもっとあるんですよ誤植!』

憧『え~。まだあるのー?』

憧『どの辺なんだJE☆』

和『最後ですよ最後のページ!』

和『サキが』



サキ「私の新しい技を見せてあげます」



和『っていう超ドキドキのシーンですよ!』

憧『どれどれ~?』




サキ「私の新しい脇を見せてあげます」

憧『あっホントだ。やっちゃったJE☆』

和『何ですか新しい脇って!それはそれでありかもしれないですけど!』

憧『ごめん彼女の脇の事で頭がいっぱいでついーうっかりー』

和『しかももっと酷い誤植が最後のコマにあるんですよ!』

和『サキが炎の牌を構えて』



サキ「てやああああああ」



和『って突っ込むところですよ!』

憧『え~?そんな台詞間違えないと思うけどぉ?』

和『間違ってるんですよ!!』



サキ「まそっぷ」



和『何ですかまそっぷって!もう意味わかんないし!』

和『しかもこのコマについてるアオリ文句何ですかこれ!』



彼女が出来ました☆

和『何自慢してるんですか!』

憧『やっちゃったJE☆』

和『やっちゃったJE☆じゃないでしょう!』

和『アオリ文はこれ自慢したくてつい言っちゃっただけでしょう!』

憧『言っちゃったJE☆』

和『だから言っちゃったJE☆じゃ』

和『あーもう!なんかもう!』

和『やってられないんだJE☆!』

憧『ごめんねだJE☆』

リンシャンマスターサキ 完結編

灼『もしもし。月間iPSの灼です。お疲れ様です』

和『え?灼さん?』

灼『今日から私がリンシャンマスターサキの担当になりました。宜しくお願いしま…』

和『え?あの、憧は?』

灼『亡くなりました』

和『うそおおぉ!…な、何でですか?』

灼『実は、念願の彼女との初デートの前に振られたようで…』

和『えええぇ…それで自ら命を!?』

灼『いえ、ショック死です』

和『ショック死ぃ!?』

灼『何か仕事中に彼女から「デートより山」との別れの?メールが来て』

憧「…ありえないんだJE」

灼『と叫んでバタンとぶっ倒れたらし…』

和『最後までその喋り方だったんですか…』

灼『それと仕事の話に戻りますけど』

灼『リンシャンマスターサキ、来月号で最終回です』

和『嘘ぉ!』

灼『悪く言えばハコテン、ガター、ノーヘッドです』

和『わざわざ悪く言わないでください』

灼『元々あんまり人気がなかったけど、今月号ではぶっちぎりで不人気で』

灼『「ドンガラワハハ号」より人気なかったんですよ』

和『本当ですか!?でも急に最終回とか言われても困りますよ!』

和『私の漫画、やっと盛り上がってきたところなのに!四天王とか出てきて!』

灼『戦いはこれからも続く…みたいな終わり方で良いと思…』

和『そういう終わり方って良くありますけど…私の漫画の場合』

和『敵のボスのアラフォーすこやに、主人公の両親が捕まってるじゃないですか』

和『しかも食事は一日に焼き鳥一串で、地獄のような労働を強いられているんですよ?』

灼『「ドンガラワハハ号」と被ってますね』

和『いや全然被ってないですよ!』

和『とにかくそんなわけで、アラフォーすこやを倒さないとスッキリしないというか』

灼『そうですねぇ…』

和『しかもその為には、いろいろ条件があって』

和『①アラフォーすこやの自宅の扉を開くには、四天王を倒さなきゃいけないし』

和『②アラフォーすこやを倒すには聖なる牌が必要だし』

和『③しかも今戦ってる四天王のはやりは別名・THE猫被りと呼ばれるほど妙に表情が汲み取れなくて、ダメージが蓄積していってるのか全くわからないし』

灼『なんでそんな設定に…』

和『10話くらい引っ張ろうと思いまして』

和『あと主人公に、生き別れた姉がいるらしいことを第一話から仄めかせているんですけど』

和『まぁこれは別にどうでも良いんですけどね。他はどうしましょう?』

灼『…さぁ?まぁ、上手くまとめて欲しいと思…』

和『………はぁ(新しい担当、なんか冷たい)』

和『…で、そのページは何ページ貰えるんですか?』

灼『3ページでお願いします』

和『嘘おおぉ!?』

和『なんで私そんな酷い扱いなんですか!?』

灼『ホント人気なくて』

和『4コマ漫画の「上埜さん物語」だって毎回4ページあるのに!』

灼『「上埜さん物語」も次回で最終回です』

和『え?そうなんですか?「上埜さん物語」の最終回は何ページなんですか?』

灼『4ページです』

和『がああああああああああああ!も、もう月刊iPSでは描きませんからね!』

灼『はい』

リンシャンマスターサキ 最終話「希望を胸に」 宮永和 

―すべてを終わらせる時…!―

サキ「くっそおおおおおおおおお!くらえはやり!必殺音速リンシャン火炎ツモ!」

はやり「さあ来いサキちゃん!私はやせ我慢していただけだよ!」

はやり「ぐあああああああああああああああ」

しらんけど「はやりがやられたようだな…」

カツ丼「くくく…奴は四天王の中でも最弱…」

ぷんすこ「はじさらし!」

サキ「くらえー!」

三人「ぐああああああああ」

サキ「やった…遂に四天王を倒したよ!これでアラフォーすこやの自宅の扉が開かれる!」

すこや「よく来たなリンシャンマスターサキ…待っていたぞ!」

サキ「こ…ここがアラフォーすこやの自宅だったんだ!感じる!やつの支配感を!」

すこや「サキよ…戦う前にひとつ言っておくことがある」

すこや「お前は私を倒すのに聖なる牌が必要だと思っているようだが、別になくても倒せる」

サキ「な、なんだって!」

すこや「そしてお前の両親は私の要求通り動いたので最寄りの街へ開放しておいた。後は私を倒すだけだな…」

サキ「…上等だよ!私もひとつ言っておくことがあるよ!私に姉がいた気がしたけどそんなことはなかったよ!」

サキ「うおおいくよおお!」

すこや「さあ来いサキ!」

サキの勇気が世界を救うと信じて…!
ご愛読ありがとうございました!

宮永和?和は咲さんと結婚したん?

>>18
ペンネームじゃない?

終わりです。日和とクレイモアとビィトがなかったら月刊ジャンプ~SQを10年以上買うことはありませんでした。

昨日書いたSSでワハハが部長なの忘れてたのでiPS枠じゃないけどねじ込ませました。

原作の方が100倍面白いので未読の方がいらしたら読んでみてください。元ネタは「ソードマスターヤマト」です。
何番煎じかどうかすら分からない上に、読んでくれた方がいるか分かりませんがありがとうございました。

あと誰か終末で咲SS書いてください。

>>18
>>19の方の通りです。補足ありがとうございます。

ついでに終末書きました。HTML化依頼を忘れてたのでここでやっちゃうJE☆

豊音『超巨大隕石が、地球に衝突するまで後3時間になりました!』

豊音『この時間からは予定を変更して、歌あり笑いありの最終生放送を、素敵なゲストと共にお送りするよー!最後までみんなぼっちじゃないよ~!』

―終末―


豊音『人類滅亡3時間前とあって、世界中大パニックになってます!』



美穂子「うー…。上埜さん上埜さん上埜さん上埜さん上埜さん上埜さんどこー?」

竜華「怜ぃいいいいいいいいどこいったんやあああああああああぁぁ」

灼「ハルちゃんはどこだあああああああああああぁ」

憧「穏はどこにいったのよおおおおおおお」

霞「レズ共が街を破壊して想い人を探しているわ…」

菫「…だが、それを止める理由がもう私たちにはない…」

塞「止めたところで地球が滅んでしまうんじゃ、ね…」

憩「隔離するための病院もだーれも働いとらん…」

透華「どうか彼女らが見つからないことだけを祈るしかないわ…」



豊音『それでも最後までヤケにならずに行きましょう!』

豊音『それでは豪華なゲストをご紹介していくよ!』

豊音『まずは麻雀一筋40年、大沼秋一郎プロで…』



大沼(全裸)「」



豊音『あーっと!!全裸だよ!友引だよ!!それは私の得意技だよー!!』

豊音『麻雀界の大御所大沼プロが!流石地球最後の日です!ぽぽぽっ!』

豊音『初っ端から大ハプニングだよー!それでも放送は止まらないよー!』

大沼「裸単騎カーニバル」



豊音『何か言ってるよー!!』

大沼「麻雀って何かイライラする」

豊音『ええええええ!?大沼プロ麻雀嫌いなんですか!?』

大沼「自分の思ってる通りにツモが進まないと嫌いだ」

豊音『嫌いの度合いが良く分からないけど、それはただのお年寄りの我儘な気がするよ!』

大沼「すっぽんぽんぽこぽんぽこりん♪」

豊音『何自分の腹を叩きながら歌ってるんですかー!』

豊音『えー、大沼プロが良くないハッスルをしてしまいましたが…』

豊音『他にも素敵なゲストに来て頂いているよー!』

豊音『私もサインを貰ったことのある、アイドル的人気の雀士佐々野いちごちゃんで…』



いちご(死んだ目)「」



豊音『あーっ!何だか目が死んでるよー!』

豊音『しかもその目からはとめどなく涙が溢れてるよー!』

豊音『いつものいちごちゃんじゃないよー!』

いちご「そこの司会者、ちぃと煩いから黙っとってほしい…それに、なんか前会った時より大きなってない?」

豊音『司会者だから煩いのは仕方ないよー!…気のせいだよー!』

豊音『一応生放送だからいちごちゃんにも何か喋って欲しいかなーって…』

いちご「ええんよ、どうせわしなんて泣き顔が可愛いとか泣かせたいとかそがぁな風に思われとるんから…」

いちご「お望み通り、残り3時間は泣き顔で過ごしちゃるわ…」

大沼「ハァハァ」

豊音『あ、大沼プロが興奮してるよ!ファンだったんですか!?』

大沼「泣き顔が大好きです!!」

豊音『ファンだったようです!!』

いちご「どうせわしなんてドSの成人男性にしか人気ない…」

豊音『ああ!なんかいちごちゃんが語り始めたよ!』

いちご「幸い、容姿ばっかしは普通の人よりゃあ上じゃろて思うが…」

豊音『あれ?』

いちご「そら人気がないよりある方がええよな…」

豊音『何か深層心理というか本音の発言が始まってるよ!』

大沼「それでも好きだ!!」

いちご「ああああっ!うるさいうるさいうるさいっ!!」

豊音『本邦初公開!いちごちゃんの生ポコポコだよ!!全然痛くないやつだよ!』

大沼「」パアアアアアッ

豊音『大沼プロめっちゃ凄い笑顔だよー!!』

豊音『なお、いちごちゃんには後ほど持ち歌である「ギュッて恋して」を歌ってもらう予定です!』

いちご「だーれが歌っちゃるもんかぁ!ばーかばーか!!」

大沼「そんなぁ…歌ってくださいよ。後またポコポコやって下さい」

豊音『大沼プロがまた何か言ってます!』

いちご「ーっ!!」

豊音『近付いた大沼プロを追い払おうとポカポカやってるけど』

大沼「」パアアアアアアアッ

豊音『全くの逆効果だよー!』

いちご「そがぁに聞きたきゃ今歌っちゃるわぁ!」

豊音『おぉ!やっとその気になってくれたみたいだよ!』

いちご「ギュッって…グスッ…うううっ……恋して…うううっ」

豊音『全然歌えてないよ!』

大沼「」ニコニコ

豊音『さっきから大沼プロの笑顔がやばいよー!ちょー怖いよー!』

豊音『……えー。次のゲストは、インターミドルチャンピオンの原村和さんです』



和「」←途方もない距離→エトペン「」



豊音『あぁ!人形が落ちてますよ!ペンギンの!』

和「…あぁ、何か待ってる間疲れたので投げました」

豊音『投げちゃったの!?』

豊音『インターハイでも抱きながら打ってるくらいだから、大事な相棒じゃないの!?』

和「…いやですね。私の相棒は」

和「宮永咲。…世界中でこの人たった一人ですよ。例え咲さんが拒否ろうともね…」

豊音『何か世界が大混乱してるのをいい事に、生放送でとんでもない発言してるー!?』

豊音『あのー、この後、そのペンギンとの馴れ初めについて深く語って頂く時間があるんですけど…』

和「勘弁して欲しいです。エトペンだって私の大事な友人なんですからそういった私的な話は…」

豊音『格好いいこと言った後だけど、その友人は今投げられて床で泣いてるよー!』

和「結構重いんですよ。ホントエトペンの重量設定した人死んでください」

豊音『死んでください!?』

和「…分かりました、抱きながら話せば良いんでしょう?」ガシッ

豊音『友人を扱う動作じゃない!』

和「あーでも…なんか…こう…エトペンを抱えてると…」

ゴスッ

豊音『!?』

ゴスッ ゴスッ ドゴッ

和「ストレス解消にはなりますね…」

豊音『友人を殴りながらなんか物騒なこと言ってる!』

和「それにしても…なんで咲さんは地球最後のこの時間に私から逃げてるんですかね…?」

和「おかしいですねぇ…一緒にこの番組に出ようと言ったのは咲さんの方だったのに…」

豊音『ちょー怖いよー!!』

和「私を生放送という名の檻に閉じ込めて、それで安心したつもりですか?」

和「逃がしませんよ、咲さん。手配はしてあります…」ゴスッ ゴスッ

和「まんまと逃げおおせたつもりでしょうが、最後の1時間はずっと一緒ですからね…?」ゴスッ ゴスッ

豊音『…えー。…次々と、ゲストの本性が顕になり、何だか面白かったり怖かったりしてきたよ…』

豊音『次の方はどんな正体を見せてくれるのかな?』

豊音『インターハイのチャンピオン!高校生の頂点!宮永照さんです!』

照「私は今日、告白したいことがあってここに来ました…」

豊音『あぁ!やっぱり何かあるみたいだよー!』

照「実は、今日まで私がやってきた麻雀は…麻雀じゃなくて超能力だったんです」

豊音『えええええええぇ!?』

照「連続上がりは自分の好きなようにツモ牌を入れ替えてましたし」

照「大抵の振り込みは全部透視能力で避けてました」

豊音『ちょーすごいよー!』

和「なーに馬鹿なこと言ってるんですか。いくら将来の義姉とは言えそんなオカルト紛いなこと喋られたら否定せざるを得ませんね」ゴスッ ゴスッ

和「本当に超能力者なら何か超能力見せてくださいよ。今すぐに」ゴスッ ゴスッ

豊音『いつまで殴ってるんですか原村さん!?ていうかペンギンめっちゃボロボロだよー!』

照「…じゃあ、思い切って今地球に来ている巨大隕石を跳ね返してみる」

豊音『ええええーっ!マジなんですか!?』

和「…え?まさか、本当に?…いやいや、出来ませんよね?」

いちご「ぐすん…本当に…?」

大沼「そうそう、地球は滅ぶ運命なんだから、きっと。あんまり本気出さなくても良いよ」

豊音『なんか焦ってる人がいます!』

照「…じゃあ、やってみる」




照「ぎぎぎーっ」

豊音『掛け声可愛いっ!』


地球       ←隕石

地球 ぎぎぎ→  ←隕石

地球       →隕石

照「あ、出来た」

豊音・大沼・いちご・和「嘘ぉーっ!?」



美穂子「」ピタッ

竜華「」ピタッ

灼「」ピタッ

憧「」ピタッ



防衛部隊「チャンスだ!止めろ!うおおおおおおおおおおおおおお」



久・怜・晴絵・穏(助かった…)

咲(助かってない…)

和「いやー良かったですね、エトペン。助かりましたよ、私たち」

和「咲さーん?見てますー?私テレビに出てますよー?」

豊音『なんか体裁取り繕ってる!!』

いちご「た…助かった?…うわあああああん。嬉しいよおおおお」

豊音『いちごちゃんはずっと泣いてる!』

大沼「これからも麻雀一筋、精進致します」

豊音『大沼プロはもう何か色々と引き返せないような気がするよー!』

和「きゃぁっ!なんで大沼プロ、裸なんですか!いやぁん!」

BAKOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOM

大沼「ぐっはあああああああああ」

豊音『さっきまで平気だったくせに!』

大沼「…ぐっ、これは…ご…誤解なんだ…」バタッ

豊音『どういう誤解なんですかー!?』

豊音『えー、最後まで、ヤケになってはいけないということが良く分かりました!』

豊音『それでは一旦、CMでーす!』

豊音(…ヤケにならなくてよかったよー)







「ねー?きょーたろーくーん?」





カメラが自分に当てられていないことを確認すると、視線を落としながら豊音は呟く。

カメラからの死角である司会者席の横には、若い男が倒れているのが確認できる。

しかし、豊音の言葉に男は全く反応しない。どうやら気絶しているようだ。

男が動かないことを確認すると、豊音は一人話し続ける。

「あははは。まだ世界が終わらないなら、きょーたろーくんと遊ぶわけにはいかないよー」

「まだまだみんなと普通に遊ぶよー」

「でもでもー…」

しゃがみこんで倒れている男をつつきながら、笑顔で豊音は続ける。

「きょーたろーくんには正体知られちゃったかもしれないよねー?」

「それにー…」

「なんかさっきからピクピク動いてるよねー?ホントに気絶してるのかなー?」

「どうしようかなー?あはは、超楽しみだよー!」

「…ぽぽぽっ!」



カン!

おつ
最後どうなったんだろ
隕石で全滅ならみんなあの世に来て一緒に遊べるよーだろうし、
発車区様なら生き残ってこそ京太郎と二人で遊ぶよーだろうし

終わりです。元ネタは当然日和の「終末」です。iPS5姉妹には悪い役回りばっかり押し付けて申し訳ない。

豊音が京ちゃんとどんな遊びをしようとしていたのかは、八尺様でぐぐると良いかもしれません。
というか豊音の元ネタがこれだと思ってました。

読んで頂いた方がいらしたら、お付き合い頂きましてありがとうございました。

うさみちゃんシリーズもお願いします

>>50
元々は直撃の直前に京ちゃんと生放送で「遊ぶ」つもりで用意してました。正体がバレてもその後がないと思ってたので。

でも今回直撃が回避されちゃったので、京ちゃんと「遊ぶ」のは回避されました。
今後の世界で正体バレによりみんなと以前のように普通に遊べなくなるのが最悪の事項です。
そしてその最悪の事項を起こしてるのがヤケになったiPS5姉妹+大沼プロです。

ですので豊音は京ちゃんと遊ばないかもしれないです。>>47
本当に気絶していて、豊音の自白を聞いてなければの話ですが。>>48

俺が豊音と遊びたい。

週末の終末が来たのでHTML化依頼してきます。ありがとうございました。

>>52
俺が書くと
うさみ照・ニャン美咲・クマ吉和にしかならないです。誰か書いてください。

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