ジャン「」どさーっ
エレン「うわ!急に倒れこんでくるなよ!危ないだろ!」どんっ
ジャン「いでっ……な…なな、な、な」
ミカサ「エレン、立てる?」そっ
エレン「……いらねーよ」
エレン「俺はお前の弟でも子供でもねえんだから一々…」スク
ジャン「え!?二股!!?」
ライナー「ブフォーッ」
アルミン「うあああ」びちゃーっ
ジャン「お、お前ら三角関係者だったのか…?それとも同意…」
エレン「はあ?」
アルミン「ち、違うんだジャン!」ガタッ
ぴちゃちゃっ
エレン「つめて!アルミンからなんか飛んできた」
ミカサ「あっくん、布巾を…」
アルミン「ありがとう…」
ジャン「お前らって…四六時中3人で固まってると思ったら」
ジャン「つまり…そういう関係…だった…の…か…」ガク
ライナー「……ふ、複雑だな」
エレン「はあ?どういう関係だよ」
アルミン「誤解だって!僕達はただの幼馴染だよ」
ミカサ「…家族」ボソ
アルミン「僕達はただの家族だよ!」
ジャン「じゃあ何でそんな…あっくん♡とかみーちゃん♡とか恋人みてえな歯が疼く呼び方…」
アルミン「これには深い訳が…」
ミカサ「そう、深い深い訳が…」
エレン「…ああ、そうだ深いんだよ」
ライナー「……説明してくれよ」ドキドキ
コニー「…」ドキドキ
サシャ「…」ドキドキ
ミーナ「(深いってなんか卑猥)」ドキドキ
アニ「(皆ご飯食べるフリして盗み聞きしてる)」
ベルちゃん「(ライナー…)」
~~~~
アルミン『エレン…?その子は』
エレン『ああ、紹介する!新しい家族』
ミカサ『…そう…家族』
エレン『おい後ろに隠れんなよ』グイグイ
ミカサ『初めまして…』
アルミン『は、初めまして…アルミン・アルレルトです』
ミカサ『ミカサ・アッカーマン…です』
アルミン『よろしくねミ、ミカサちゃん』
ミカサ『うん、アルミン君』
エレン『…そんな畏まるなよ』
アルミン「それから僕らは家族のように仲良くなった…が、君ちゃん付けを外すタイミングを失い…」
アルミン「君ちゃんをつけたまま呼び名はどんどん省略されていった…」
アルミン「…そして現在…」
ミカサ「あっくん」
アルミン「みーちゃん」
エレン「って言うわけだ…」
ライナー「へー…そうなのか(無関心)」
ベルちゃん「(このスケベ野郎…!)」
ジャン「つまり付き合ってないのか!」
エレン「何を勘違いしてたんだよ…」
ジャン「い、いや…でもずっとその呼び方だとこれからも誤解されるようになるぜ」
アルミン「そ、そうかな…」
ミカサ「…私はどちらでも良い」
アルミン「長い間この呼び方だったから難しいな…」
ミカサ「アルミン…アルミン……しっくりこない」
ミーナ「(いいな…ニックネーム…)」ちら
アニ「…」もぐもぐ
ミーナ「…だ、だったら逆に皆ニックネーム呼びになっちゃえば誤解されることもないんじゃない?」
ミカサ「!!聞いてたの…」
アルミン「そりゃあこんな所で話してたら嫌でも耳に入るよ…」
サシャ「面白そうですね!」ガタッ
ミカサ「」ビクッ
サシャ「あっ…いえ…すみません…」
コニー「……お前は芋女だなー…」
ライナー「それしかないな」
コニー「だろお!?」
アルミン「あはは…(全員聞いてたのか…)」
「ダズはダズリンとか?」ワハハ
ワイワイ ガヤガヤ
ジャン「(この流れだと俺も…みーちゃん…って)」
ジャン「お前は死に急ぎ野郎だな!」
エレン「ええ……やだよ」
ライナー「俺はライちゃんか」
ベルちゃん「(ゴリラだよ…)」
ワイワイ ガヤガヤ…
……… ……
……
次の日
クリスタ「おはよう!あっくん!」
アルミン「え!?お、おはようクリスタ…」
クリスタ「えへへ…驚いたかな」
アルミン「う、うん」
ミーナ「おーいクリリーン!」
アルミン「(クリリン!?)」
クリスタ「あ!なっちゃんおはよー!」
クリスタ「じゃあまた後でね…!」
アルミン「うん…!」
アルミン「(な、なんだ…昨日のアレを実戦してるのか…?)」
アルミン「今日のクリスタちょっと距離が近かった気がする…可愛い」
アルミン「(でもクリリンって何だよ…まあ直ぐ飽きるだろう…)」
エレン「…」ムス
アルミン「おはようエレン!」
エレン「アルミンは普通に呼ぶんだな」
アルミン「エレンもニックネームつけられたの?」
エレン「なんか知らねーけど…皆にエリンギって呼ばれる…」
アルミン「エリンギ!?」
エレン「………」ムッスー
うわあい大量にニックネーム考えるの無理
おやすみ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません