千早「安価でオリックスを人気球団にしてみせるわ!」 (61)

TV「勝ちました! 今日も勝ちました、オリックス! これで13連勝! 破竹の勢いで優勝街道を突っ走っています!」

千早「何て凄いのかしら」

千早「全員で、点をもぎ取り、それを全員で守る」

千早「チームとして、最高の勝ち方ね。何て最高なのかしら、オリックスは」

千早「でも…………」

千早「いつも平日は球場は空席だらけ。今日の甲子園球場の阪神巨人は超満員だというのに……」

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千早「納得いかないわ!」

千早「オリックスはこんなにも、魅力的で面白いチームなのに!」

千早「でも、去年までの成績はお世辞にも立派とは言えなかったわね。それでファンが離れてしまったと言うのも仕方がないわね」

千早「なら、私が、オリックスのことを知ってもらえるように、頑張るしかないわ!」

千早「きっと、私にも出来ることがあるはずよ!」

千早「そうね、まずは↓2をしてみましょう」

現在のオリックスファンの数3人

京セラのおおよそのキャパ36000人なれば目標達成
0人でゲームオーバー

千早「プロデューサー!」

P「!?」

千早「頼みたいことがあるんですが……よろしいですか?」

P「?」

千早「ええ、実は私……オリックスを人気球団にしたいんです……」

P「…………」

千早「それで、少しでも自分に出来ることがあればと思いまして……」

千早「そして、思いついたんです!」

P「?」

千早「マスコットのベルちゃんとコラボすれば、私のファンが少しでもオリックスに興味を持ってくれるんじゃないかって」

P「!?」

千早「いいんです。歌の仕事でなくても……」

千早「これは、私自身…そして、オリックスのために!」

千早「絶対に成し遂げなければならないんです!!」

P「…………」

千早「ど、どうしたんですか、プロデューサー!? な、何で泣いて……?」

P「?!……!!」

千早「何でもない。それより仕事を取ってきてやるから待っていろ……」

千早「……ありがとうございます。プロデューサー……」

数日後……

P「!!」

千早「どうしたんですか? プロデューサー…?」

P「!!!!!」

千早「え!? と、取れたんですか!? ベルちゃんとのお仕事!!」

P「!……###……$$$$」

千早「7回の裏の攻撃前のskyを私が歌って、そしてベルちゃんが踊るんですね……」

P「?」

千早「もちろん、満足です。プロデューサー! あとは、私がベストを尽くせるように、しっかりと準備をします」

P「&&&&!」

さらに数日後

千早「ふー。今日はこれくらいかしら……」

千早(1か月後に発売の新曲と、今度のグリーンスタジアムでのSKYに向けての練習……)

千早(両立して行くのは、とてもハードね……)

千早「でも、どちらも手を抜きたくはない……。私にとってはどちらも大切だから……」

春香「ちーはーやちゃん!」

千早「わわっ! は、春香?」

春香「へへー。千早ちゃん、頑張っているみたいだから、これ差し入れ」

千早「クッキー……」

春香「疲れているときは、甘いもの。だよ」

千早「そうね……。ありがたく頂くわ。ありがとう春香」

春香「ううん。こんなの、頑張ってる千早ちゃんに比べたら、全然」

春香「そうそう。千早ちゃん今度、ドームで歌を歌うんだよね?」

千早「ええ。ちゃんとしたコンサートではないけど……」

春香「でも凄いことだよ。憧れちゃうな」

千早「春香……」

春香「あ、そう言えば、私も始球式のお仕事、もらったんだよ!」

千早「本当!? 春香も、素晴らしい仕事をもらったのね」

春香「えへへへ……」

千早「それで、どことどこの試合なの?」

春香「えーっとねえ」


↓3のコンマ以下

00~50なら 別の日のヤクルト対中日 (神宮)
51~60なら 同じ日の横浜対広島   (横浜)
61~99なら 同じ日の阪神対巨人   (甲子園) 

春香「ヤクルトと中日の試合かな」

千早「あ、私、その日はオフだわ」

春香「本当? じゃ、じゃあ」

千早「ええ。春香の晴れ姿、見に行かせてもらうわ」

春香「約束だよ! 千早ちゃん!」

千早(春香の始球式……たくさんのお客さんが見に来てくれて、とても盛り上がっていた)

千早(もちろん、それは私自身への刺激にもなり、レッスンにも力が入った)

千早(プロダクションの皆……そして、プロデューサーの助けもあり、私は順調に日々を過ごしていった)

千早「そして……」

千早(私は当日を迎えた)

P「!!」

千早「ええ、プロデューサー……」

P「!!wwwwwwwwww」

千早「ええ、春香の成功も受けて、始球式にも挑戦しましたけど、それも盛り上げのためのスパイスになりましたね」

p「?」

千早「そうですね。ラッキーセブンの時に盛り上がる試合展開ならいいのですが……」


↓2のコンマ以下

00~20でイ・デホの満塁ホームランなどでソ23-1オ
21~50でソ3-1オ
51~75で糸井のタイムリーなどでソ2-4オ
76~99でオリックス大量リード1-13オ

P「!!」

千早「はい! 大量リードで、ファンも盛り上がっていますね!」

P「!!!!」

千早「大丈夫です……。この日のために練習してきたんですから……」

P「!!!!!!!:::::」

千早「はい! 頑張ってきます! プロデューサー!」

千早「君の声よ遥か届け」

オリファン「ワー千早ちゃーん!」

千早(ふふ。私の周りでチームフラッグを振りながら踊るベルちゃん……とっても可愛いわ)

千早「大河を映すように」

千早ファン「おい。あのマスコット可愛いな」

千早ファンE「ああ、俺、ファンになっちゃうかも」

千早(ああ。ベルちゃん可愛い。でも、ダメ……。私には高槻さんがいるのだから)

千早「Ah~オリックスバファローズ!」

オリファン「へえ、久しぶりに球場来たけど、楽しいな。伊原の時よりチーム状態が良いし」

元近鉄ファン「タオルもやってくれてるし、偶には来てもいいかもな」

千早(私の歌……。しっかりと届いてるといいわね」

千早「プロデューサー!」

P「!!!!!」

千早「はい。私も手ごたえはありました」

千早「現に、中継を見ていても、ファンが足を運んでくれていることが、分かります」

千早「でも、まだまだです! 巨人の様に、毎日満員になる状態を作らないと!」

千早「なので、次は↓5をします」


現在のオリックスファンの数253人

京セラのおおよそのキャパ36000人なれば目標達成
0人でゲームオーバー

P「!?」

千早「はい。そうすれば、また、私のファンが球場に足を運んでくれるのではないかと」

P「よし、じゃあ早速、また球団の方に頼んでみるな」

千早「お願いします。プロデューサー!」

P「!!」

千早「ふう。これで、また喉の管理が怠れなくなったわ」

千早「しっかりと、調整しなくてはならないわね」

P「!!」

千早「取れたんですね、ありがとうございます!」

P「!?」

千早「はい。歌の方もしっかりとこなします。それが、私ですからね」

P「その調子だぞ、千早」

亜美「おんや~」

真美「楽しそうな話をしてますな、千早お姉ちゃんと、兄ちゃん」

亜美「兄ちゃん、どんな話をしていたの?」

P「ええとだな。千早が今度ウグイス嬢をやることに……」

P「そう言えば、亜美と真美も野球が好きだったよな」

亜美「そうだよ~!」

真美「真美は↓3ファンで、亜美は↓5ファンだよ!!」

千早「二人は随分、マニアックな所を応援しているのね」

真美「普通じゃあ、つまらないからね~」

亜美「亜美は、天理一筋だかんね!」

P「う~ん。二人も一緒にやらせようと思ったけど、無理かな」

亜美「あ~。兄ちゃんずるいYO!」

真美「千早お姉ちゃんだけなの?」

P「二人は今度な。ちゃんと取ってきてやるから」

そして、当日

P「さて、今回は大阪ドームだな」

千早「京セラドーム大阪ですよ、プロデューサー!」

P「あ、ああ。そうだな……すまん」

千早「それより、プロデューサー。もう結構な人が入っていますね」

P「ああ、千早ウグイスって銘打ってチケット売ったらやっぱり人気だな。飛ぶように売れたらしい」

千早「それは私だけでなく、オリックスと言う魅力もあったってことでしょうか?」

P「それは……まあ、神のみぞ知るってところだ」

千早「プロデューサー……」

P「あ、ああ! それと今回はウグイスの他にこんなこともやってもらうぞ!」

↓2のコンマ以下

00~25 一緒に記念撮影
26~60 ダブルちーちゃんのサインボール投げ入れ
61~75 一緒にタオルチャンテ
76~99 イニング合間にトーク

千早「サインボールですか……」

P「ああ。頼んだぞ」

千早「プロデューサー……」

P「どうした!? まずいことでも……」

千早「金子選手と会えるんでずね……」

P「あ、うん。一応一緒にボール投げるからね」

千早「もう……死んでもいい」

P「よろこんでもらえて何より」

千早「サインボールですか……」

P「ああ。頼んだぞ」

千早「プロデューサー……」

P「どうした!? まずいことでも……」

千早「金子選手と会えるんでずね……」

P「あ、うん。一応一緒にボール投げるからね」

千早「もう……死んでもいい」

P「よろこんでもらえて何より」

すまん今夜はちょっと寝る
絶対必ず、完結はさせる

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