ジャン「ミカサがエレンに夜這いをかけている」(90)

ジャン「それも毎晩毎晩!!」

アルミン「…」

ジャン「羨ましい…代わりたい…」

アルミン「いや…そんなこと僕に言われても…」

ジャン「アルミン、なぜミカサは俺には夜這いをかけてくれないんだ…?」

アルミン「は?」

ジャン「なぜだ…なぜあんな死に急ぎ野郎ばっかりなんだよ!!!」

アルミン「(ジャンってこんなにバカだったっけ?)」

ジャン「うっ……うぅっ…」グスッ…

アルミン「!?なっ!?泣かないでよ!?」ビクッ

ジャン「羨ましい…羨ましい…」ブツブツ

アルミン「あ…あぁ~…それならエレンとベッドの位置を代えてもらえばいいんじゃないかな?」オロオロ

アルミン「ミカサだって、エレンのベッドの位置に向かうはずだし…」オロオロ

アルミン「(はっ…しまった…つい雑な発言を…)」

ジャン「それだ!!!!!」バッ

アルミン「え?」

ジャン「そうだ!エレンのベッドの位置で俺が寝ればいいんだ!!」

ジャン「ミカサがいつもそのベッドに向かう習性を利用すればいい!!」

アルミン「…」

アルミン「(しまった…ジャンは…)」

アルミン「(ミカサはエレンのベッドの位置に寝ている人にだったら…)」

アルミン「(誰が寝ていようと構わず夜這いをかけるんだと…)」

アルミン「(そう思っているんだ…)」

アルミン「(バカだ…バカすぎる…)」

アルミン「いや、あのね

ジャン「サンキューアルミン!!早速、エレンと交渉してくるぜ!!」ドドドドド

アルミン「あっ…行っちゃった…」

対人格闘術訓練場

アニ「それっ!」スパン

エレン「うぐぅ…」ドシャッ

エレン「くっそ~、やっぱアニは強えな…」ムクッ

ジャン「おいエレン!!」ドドドド

エレン「え?ジャン?」

ジャン「エレン!!頼みがあるんだ!!」ガシッ

エレン「なっ!?なんだよ!?」

アニ「邪魔なんだけど」

ジャン「今日寝るとき、お前のベッドで寝かせて欲しいんだ!!」

エレン「は?」

エレン「なに言ってんだよお前…」

ジャン「お前は俺のベッドで寝てくれ!頼む!!」

エレン「は?なんでだよ?」

ジャン「…えっとだな……俺はお前のベッドで寝たいんだ!」

アニ「(うわぁ…)」

エレン「な…なんで?」

ジャン「こ…これ以上は聞かないでくれ…///」ポッ

アニ「(なんで赤くなってるんだ?)」

ジャン「とにかく…頼む!…いや…お願いします!!」ガバッ

エレン「!?わ…わかったよ!だから土下座はやめろ!」

ジャン「ほんとかエレン!?」パァァァ

エレン「ほんとだよ!わかったら訓練に戻れ!教官が来るぞ!」

ジャン「ああ、ありがとな!じゃあなエレン!」ダッ

アニ「(あいつ…エレンのベッドでナニをする気なんだ…)」

-夜 男子部屋-

……………スゥー……
………グー…

エレン「……zzz」

ジャン「(よし…上手くエレンのベッドで寝ることに成功したぜ!)」

ジャン「(あとはミカサを待つだけだ…)」

カチャリ…

ジャン「(来た!!)」

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(さぁ…来いミカサ!)」ドクンドクン

……

ジャン「…」

※原作と違い、エレンもジャンも二段ベッドの下に寝ていると思ってください


ジャン「(…どうしたんだミカサ…)」

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(えっ!?なぜ向こうに!?)」

ガバッ!

ジャン「(なっ!?)」

…ハァハァ…エレン……

ジャン「」

翌朝

ジャン「俺の場所に来なかったぞ…どういうことだよアルミン…」ズーン

アルミン「当たり前じゃないか…ミカサはエレンのことが好きで…」

ジャン「なにぃ!?そうなのか!?」

アルミン「う…うん…」ビクッ

ジャン「なんだよ…そうなのかよ…」ガクッ

アルミン「そしてミカサはたぶん…エレンの臭いでエレンの寝場所を察知したn

ジャン「!?エレンの"臭い"が好きなんだな!?」

アルミン「え?」

ジャン「サンキューアルミン!!早速、エレンと交渉してくるぜ!!」ドドドドド

アルミン「」

-馬術訓練場-

クリスタ「そう…だから馬を落ち着かせるには…」

エレン「あぁ、なるほどな…」

エレン「さすがクリスタだぜ!馬術の成績トップだもんな!」

ジャン「おーいエレン!!」ドドドド

エレン「なにぃ!?ジャン!?」

ジャン「エレン、また頼みがあるんだ…」ガシッ

エレン「こ…今度はなんだよ!?」

クリスタ「あの…早く訓練に戻った方がいいよ…」

ジャン「今日の風呂上がり、お前のパジャマを俺に着せて欲しいんだ!!」

エレン「は?」

エレン「昨日からなんなんだお前…」

ジャン「だから、お前は俺のパジャマを着て寝てくれ!頼む!!」

エレン「な…なんでだよ?」

ジャン「いや…お前の臭いが染み付いたパジャマを着たいんだ…」

クリスタ「(きゃあ……///)」

エレン「なななな…なんで?」

ジャン「こ…これ以上は聞かないでくれ…///」ポッ

クリスタ「(ジャン…顔が赤いよ……///)」

ジャン「お願いします!!どうか!!」ガバッ

エレン「!?もうわかった!わかったから土下座はやめろ!」

ジャン「い…いいのかエレン!?」パァァァ

エレン「ああ、いいよ!わかったら訓練に戻れ!教官が来るぞ!」

ジャン「よっしゃ!ありがとな!じゃあなエレン!」ダッ

クリスタ「(ジャンって…ミカサが好きじゃなかったんだ…///)」

-夜 男子部屋-

……………スゥー……
………グー…

エレン「……zzz」

ジャン「(よし…寝る位置は戻ったが…エレンのパジャマを着ることに成功したぜ!)」

ジャン「(あとはミカサを待つだけだ…)」

カチャリ…

ジャン「(来た!!)」

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(さぁ…今度こそ来いミカサ!)」ドクンドクン

……

ジャン「…」

キョロキョロ…

ジャン「(…何をキョロキョロしているんだミカサ…)」

………!…

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(えっ!?なぜ向こうに!?)」

ガバッ!

ジャン「(なっ!?)」

…エレン…ペロペロ…

ジャン「」

翌朝

ジャン「アルミン…俺はエレンのパジャマを着ていた…なのになぜだ…」

ジャン「エレン臭もプンプン漂わせていたはずなのに…」ズーン

アルミン「…」

ジャン「なぜだ!なぜなんだアルミン!?」

アルミン「うん、まず顔が全然違うし」

アルミン「そりゃ無理に決まっt

ジャン「!?エレンの"顔"が好きなんだな!?」

アルミン「」

ジャン「サンキューアルミン!!早速、エレンと交渉してくるぜ!!」ドドドドド

アルミン「いやいや!何をする気なの!?ちょっと!?」

-兵法講義室-

サシャ「うー…眠いです…」ムニャムニャ

エレン「しっかり寝ないからだろ」

エレン「ほら、起きろよ」ペシペシ

ジャン「エレーーン!!」ドドドド

エレン「ここは走って来るなよ!?」

ジャン「エレン、もう一度頼みがあるんだ…」ガシッ

エレン「つ…次は、なんだよ!?」

サシャ「うるさいですねー…」ムニャムニャ

ジャン「お前の顔を…俺にしっかり見せてくれ…」

エレン「ちょ…えぇ!?」

エレン「どうしちゃったんだお前!?」

ジャン「だからこの時間!お前はずっと俺の方を向いていてくれ!」

エレン「なん……で?」

ジャン「俺は、ずっとお前の顔を見ていたいんだ…」

エレン「なっ…///」キュンッ

サシャ「はぅっ…///」キュンッ

エレン「ど…どうして?…//」ドキドキ

ジャン「こ…これ以上は聞かないでくれ…///」ポッ

サシャ「(なんですかこの気持ちは…//)」

ジャン「どうか!お願いしm

エレン「わ…わかったよ…//…俺の顔をお前に見せていればいいんだろ…//」

ジャン「向いていてくれるのか!?エレン!?」パァァァ

エレン「あぁ…//…でも、何をするつもりなんだ?」

ジャン「お前の似顔絵を描きたいんだ!」

エレン「そ…そうなのか…ジャンの為なら…///」

ジャン「よし、じっとしていろよ!」

エレン「おう!」

ジャン「…」ジーッ

エレン「…そ……そんなに見つめるなよ…///」カアァ

サシャ「(私も似顔絵描いて欲しい…///)」

-夜 男子部屋-

……………スゥー……
………グー…

エレン「……zzz」

ジャン「(エレンのパジャマ…そして新たに…)」

ジャン「(エレンのお面が完成したぜ!!)」

ジャン「(装備は完璧!あとはミカサを待つだけだ)」

カチャリ…

ジャン「(来た!!)」

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(今度こそ…今度こそ来いミカサ!)」ドクンドクン

……

ジャン「…」

バサッ

ジャン「(!?きっ……来たっ!!!)」

ゴソゴソ…

ジャン「(ひいぃ…//…俺のパンツを脱がす気だ…///)」ドキドキ

ズルッ

ジャン「(脱がされたーーーーッッ!!!!)」ドキドキ

………

ジャン「(俺…もう死んでもいいッ!!!)」ドキドキ

……キタナ…

ジャン「(えっ?)」

スクッ

コッ…コッ…コッ…

ジャン「」

キョロキョロ…

ジャン「」

……!…

コッ…コッ…コッ…

ジャン「」

ガバッ!

ジャン「」

…ゴメンネエレン……マチガエチャッタ…

ジャン「」

翌朝

ジャン「ふふ…俺…汚いって言われたぜ…うふふ…」

ジャン「世界は残酷なんだな…うふふ…」

アルミン「ジャン…落ち着きなよ…」

ジャン「ふふふ…」

アルミン「仕方ないよ…ミカサはエレンのちn

アルミン「あ」

ジャン「!?エレンの"ち○こ"が好きなんだな!?」

アルミン「いや!今のは違う!忘れてk

ジャン「サンキューアルミン!!早速、エレンと交渉してくるぜ!!」ドドドドド

アルミン「ちげーよバカ!!待ちやがれ!!」ダッ

立体起動術訓練場

ライナー「エレン、ガスの吹かしすぎじゃなかったか?」

エレン「うーん…」

エレン「ガスの制御がまだ上手く出来ないんだよな…」

ジャン「おーい、エレン聞いてくれ!!」ドドドド

エレン「あ……ジャン…///」

ジャン「毎度毎度すまねぇ…頼みがあるんだ…」ガシッ

エレン「ジャンの為なら…何でもするよ…///」

ライナー「ん?」

ジャン「そうか…じゃあお前のちn

アルミン「ダメーーーーッッ!!!」ガバッ

ジャン「な!?なんだよアルミン…」

エレン「おいアルミン!俺のジャンになにすんだよ!」

アルミン「いやいやジャン、おかしいでしょ、そんな事言ってどうするのさ?」

ジャン「決まってんだろ、エレンのちn

アルミン「わーーーーーっ!!!ジャン!!あっちに行こうか!!」グイッ

ジャン「ダメだ!俺はもう決めたことだ!」

アルミン「だから、エレンのエレンを見たってジャンのジャンは変わらないで

クリスタ「アルミーン!ちょっと相談があるんだけどー!」フリフリ

アルミン「」

ライナー「アルミン、クリスタが手を振って呼んでるぞ」

クリスタ「アルミーーン!」フリフリ

アルミン「」

ジャン「ほら、行けよアルミン」ドンッ

ライナー「あの天使に呼ばれてるんだぞ」

アルミン「…」

アルミン「もう知らね」ダッ

アルミン「今行くよクリスターー!!」タッタッタッ

エレン「よし…それで…頼みってなんだ?…///」

ジャン「あぁ、エレン、お前のち○こを見せてくれ」

エレン「」

ライナー「ウホッ」

エレン「……………///」

ジャン「ダ……ダメか?」

ライナー「エレン、いいんじゃないか?」

エレン「…」

エレン「うっ…じゃあ…//」

エレン「今夜…見せるから……///」

ジャン「…おう、わかった」

ライナー「どこで見せるんだ?」

エレン「ライナーは黙ってくれ」

ライナー「」

-夜 男子部屋-

……………スゥー……
………グー…

ジャン「(なんだよ…結局エレン見せてくれなかったじゃねーか…)」

ジャン「…」

ジャン「(……つーか)」

ジャン「(アルミンの言ってたように、見せてもらってどうすんだよ…)」

ジャン「(見せてもらった所で俺のイチモツは変化しねーじゃん…)」

ジャン「…」

ジャン「(俺…今日マジでなに言ってたんだよ…)」

ジャン「(バカじゃねーのか俺…ミカサの事になるといつもこうなる…)」

ジャン「(ヤベェ…今日の自分を殺してぇ…)」

ガチャリ…

ジャン「(ミカサまた来たのか…)」

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(羨ましーぜエレンの奴が…)」

コッ…コッ…コッ…

ジャン「(ん?)」

バサッ

ジャン「(!?また!?…俺の所に!?)」

ジャン「(俺は今、エレンの服もお面もしてないぞ!!)」

ジャン「(これは…まさか…ミカサが俺のことを好きだっていう証拠じゃ…)」

???「ジャン…」

ジャン「え?」

エレン「来てやったぞ…//」ギシッ

ジャン「」

ジャン「エ…エレン…」

エレン「今から俺のも見せてやる…だからジャンのも見せてくれ…//」グイッ

ジャン「!?バカッ!ズボンを下げるな!!」

エレン「ずるいぞ!それじゃ不公平だ!!」グイッ!グイッ!

ジャン「ひいぃぃ…助けて……」

オイ!ヤメロッテ!
ダメダ!オマエノモミセロ!
ダレカ!タスケテクレ!

コッ…コッ…コッ…

???「…なんの音だろう」スッ

カチャリ…

???「エレンなの?」コッ…コッ…

エレン「ほら、大人しくしろ…」

ジャン「チクショウ!離せ!」ドタバタ

エレン「んっ…」チュッ

ジャン「!?ゔぶっ…」

エレン「んんっ…//」チュウゥゥ

ジャン「…ンググ……」

???「何を…しているの?」

エレジャン「!?」

ミカサ「エ…エレン…どうして…」

エレン「ぷはっ、ミカサじゃねぇか、何で男子部屋に居るんだ?」

ジャン「」

ミカサ「うっ……うぅっ……」

ミカサ「うわあああぁぁぁぁぁぁん!!」ダダダダ

エレン「?…出てったぞ?なんであいつ泣いてたんだ?」

ジャン「う……う………」ガクガク

エレン「まぁいっか!よし、ジャン、続きをするぞ…///」

ジャン「あ……あぁ………」ガクガク

アッーーーーーーー!!

ーーーー完ーーーー

これで終わりです。見てくださった方はありがとうございました。
この作品は記念すべき10作目になります。

前作 アニ「朝起きたら」

転載する場合は最初に※キャラ崩壊注意の表記をお願いします。

それでは皆さん、お疲れ様でした。

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