悟空「ま、せいぜい頑張れよ！！」

ベジータ「フン！」

数日後

～黒犬トマトの宅急便～

ベジータ「さて、今日から仕事だ」

先輩「ベジータさん」

ベジータ「ささっと、仕事をよこせ」

先輩「では、これを届けてください！！」

ベジータ「フン！これくらい楽勝だな」

ベジータ「さてと、このガラクタを帝都大学とかいう場所に届ければ良いんだな」

ベジータ「トラックで、行けと言われたが」

ベジータ「飛んで行った方が速い」

ベジータ「トラックは盗まれたことにしておくか」

ベジータ「ま、この俺様が破壊するんだがな」

ベジータ「ハッ！」ボウッ

ドカーン

先輩「何ですか？！この音は！！」

ベジータ「花火の音だ」

先輩「花火？」

ベジータ「ああ、全く汚い花火だったぜ…」

先輩「こんな、昼間に…」

ベジータ「常識がない奴はこれだから困るぜ…」

ベジータ「どうせ、仕事をしていないニートの仕業だろうな」

先輩「ま、いいでしょう」

先輩「ところで？ベジータさん」

ベジータ「どうかしたのか？」

先輩「トラックはどうしたんです？」

ベジータ「…」

ベジータ「ああ、あれか」

先輩「あれです」

ベジータ「突然爆発したんだ」

先輩「何ですて！？」

ベジータ「次からは、気をつけろ」

先輩「すいません」

先輩(突然爆発するなんて…ベジータさんに怪我がなくて良かったです)

先輩「ん？」

先輩「さっきの、音は花火の音じゃないんですか？」

ベジータ「細かいことは、気にするな」

先輩「ま、いいでしょう」

先輩「所で、どうやって帝都大学まで荷物を届けるんですか？」

ベジータ「歩いてに決まっているだろう、バカか？先輩さんよ」

先輩「１２０kmあるんですよ？」

ベジータ「フン！それがどうした」

ベジータ「別にたいしたことはなかろう」

先輩「わかりましたよ、そこまで言うならお任せにします」

バジータ「初めからそうやって素直にすればいいんだ」

先輩「ところで」

ベジータ「なんだ？まだ言いたいことがあるのか？」

先輩「ベジータさん、新人のくせに少し上からものを言い過ぎじゃないですか」

ベジータ「すまんな、貴様より身長がでかいもんでな」

先輩「！！」シュン

ベジータ「では、行ってくる」スタスタ

ベジータ「・・・・」キョロキョロ

ベジータ「よし、誰も見てはおらんな」
バシューヒューーン

ベジータ「さて、１分くらいでつくな」

ベジータ「ハハハハハッ！！宇宙一早い配達屋だぜぇぇぇぇーーー」ヒューん

バキボキ

ベジータ「うん？荷物から変な音がしたが？？」

ベジータ「ま、いいだろ」

帝都大学前

事務のおばちゃん「何か御用件ですか？？？」

ベジータ「こいつに荷物を届けに来たんだが？？」

事お「では、実験室に行ってください、こーいってあーいっていけばつきます」

ベジータ「すまんな」

湯川「今から実験を開始する」

湯川「部外者以外は入れないように３重ロックをしてくれ」

栗林「やりましたよ」

栗林「でも、すでに部外者はいますよ」

内海「・・・」ギロッ

ベジータ「ここだな」

ベジータ(マニュアルにはノックは３回すると書いてあったな・・・）

こん、こん、こん

ベジータ「黒犬トマトの宅急便だ、荷物を届けに来てやったぞ」

栗林「配達屋さんきてますよ？」

湯川「今は無視しろ」

ベジータ「おい！、いないのか？」

シーン

ベジータ「クソッタレ！いることはわかっているぞとっとあけやがれ！！！」