花京院「『力』とはすなわちエメラルド・スプラッシュ!!」(52)

 
【DIOの館】
 
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ …
 
DIO「エンヤ婆」

エンヤ婆「へああ」

DIO「ひとつ尋ねるが、生きるということはなんだ?」
 
エンヤ婆「笑顔で生きんしゃい」
 
DIO「しかし欲するものを手に入れるとき、必ず戦いが起こるな。エンヤ婆」
 
エンヤ婆「ヒッヒッヒ明治生まれのコンピューター」
 
DIO「戦いに敗れ、欲するものが手に入らなかった場合――」

DIO「挫折感と敗北感を味わい、傷つき、そして次なる戦いのとき、恐怖を感じることになる」
 
エンヤ婆「43290円になりましゅ」
 
DIO「俺は……恐怖を克服することは生きることだと思う」
 
DIO「世界の頂点に立つ者は、ほんのちっぽけな恐怖をも持たぬ者……」

DIO「分かるか? エンヤ婆」
 
エンヤ婆「43290円になりましゅ」

 
DIO「案じるものは……ジョースターの血統!」
 
エンヤ婆「ねるねるねるねは……ヘッヘッヘ」
 
DIO「しかしあのカス共が、このDIOの人生にこうもまとわりついてくるとは」
 
DIO「運命というものを信じざるを得なくなるのだ」
 
エンヤ婆「ねればねるほど色が変わって……」
 
DIO「正確に言おう。ジョースターに恐怖しているのではない」
 
DIO「ジョースターの血統を侮れんということだ」

エンヤ婆「こうやって付けて……」
 
DIO「このDIOの運命の歯車から、ジョースターを取り除く必要を感じるのだ!」
 
エンヤ婆「 う ま い !」 テーレッテレー!
 
DIO「すでに『法皇』『戦車』『塔』『月』の4人のスタンド使いを向かわせたが」
 
DIO「このDIO自らも出向いた方が良いのだろうか? エンヤ婆」
 
エンヤ婆「イッヒッヒッ」
 
エンヤ婆「イイーッヒッヒッヒッヒッヒ……!!」
 
――――――

 
【海上】
 
 \ おおおおおおっ… /
 
水夫「か、貨物船だ! スタンドだ!」

水夫「オランウータンだ! 気がつかなかった!」

 

ジョセフ「承太郎、何を案じておる」
 
ジョセフ「まさかこの貨物船にも、スタンド使いが乗っているかもしれんと考えているのか?」
 
承太郎「いいや。タラップが降りているのに、なぜ誰も顔を覗かせないのかと考えていたのさ」
 
花京院「全員下痢気味で、便所にでも入ってるんじゃあないのか!?」
 
 トンッ
 
ポルナレフ「ここまで救助に来てくれたんだ! 誰も乗ってねーわけねーだろうが!」
 
ポルナレフ「たとえ全員スタンド使いだとしても、俺はこの船に乗るぜ!」
 
花京院「ポルナレフ……残念だけど……船に乗る者はいないよ」
 
アヴドゥル「おまえ……ど……どうかしているぞッ! 完全に孤立するんだぞッ!」
 
ポルナレフ「誰か乗れよ!!」

トン   トン  トン
  トン  トン   トン
 
ジョセフ「んん?」
 
アン「……」ジーッ
 
承太郎「捕まりな。手を貸すぜ」
 
アン「」ピョン!
 
 
 意外ッ! それはフライングエルボー!
 
 
ジョセフ「うおおっ!?」ザパーン
 
アン「べー」
 
承太郎「やれやれ」
 
 
 意外ッ! 続けざまにエルボーッ!!
 
 
承太郎「うおっ」ザパーン
 
アン「べー」
 
承太郎「やれやれってのはそういう意味じゃねえ」

 
【操舵室】
 
 ギギイィー……  ギギィー……
 
ジョセフ「な、なんだこの船は!」

ジョセフ「操舵室に船主もいない! 無線室に技士もいない!」

アヴドゥル「テレビも無い! ラジオも無い! 波紋もそれほど走ってない!」

花京院「いらない! 何も! 捨ててしまおう!」

ジョセフ「それなのに見ろ! 計器や機械類は正常に作動しているぞ!」
 
花京院「全員下痢気味で、便所にでも入ってるんじゃあないのか?」
 
ジョセフ「おおい! 誰かいないのか!?」
 
アン「みんな、来てみて! こっちよ!」
 
ジョセフ「!」
 
アン「サルよwww檻の中にサルがいるわwwww」
 
サル「ホ」
 
花京院「サルか。サルはね……いいよ……すごく」
 
ジョセフ「サルなんざどうでもいいーっ! こいつにエサをやってる奴を探s餌付けせんでいいッ!」

 
【甲板】
 
アヴドゥル「どうだ?」
 
水夫「80%? 冗談じゃありません。現状でストレングスの性能は100%出せます」
 
アヴドゥル「足は付いてない」
 
水夫「あんなの飾りです。でもヒマなんで付けておきますよ」
 
アヴドゥル「頼む」
 
  
 
ジョセフ「……ん?」
 
 ギギ…  ギギギ……
 
ジョセフ「アヴドゥル! その水夫が危ない!!」
 
 グゥゥン!!
 
水夫「うおおおっ!?」ビリビリビリッ(大破
 
一同「うおおおおおおーっ!!」
 
水夫「お、俺の服が! 一瞬で全部剥かれたーッ!!」(見開き
 
ポルナレフ「To Loveってんじゃねぇ!!」

 
アン「キャアアァァーッ!」
 
承太郎「やれやれ。こういう誰得挨拶は、女の子にはキツ過ぎるぜ」
 
水夫A「うああ……だ、誰も触らないのに……!」
 
水夫B「誰も、あの操作レバーに触ってないのに、クレーンが動いたのを、俺は見たッ!」
 
水夫C「ひっ、ひとりでにあのクレーンは、あいつをマッパダカにしたんだ!」
 
裸夫「裸だったら何が悪い! もともと特別なオンリーワン!」
 
ジョセフ「気をつけろ! やはりどこかにいるぞ!」
 
花京院「花京院もいるぞ!」
 
ジョセフ「おい! 機械類には一切触るな!」
 
ジョセフ「動いたり電気を流すものには、一切触るんじゃあないッ!」
 
ジョセフ「命が惜しかったら、ワシの命令に従ってもらう!」
 
ジョセフ「全員いいというまで、下の船室内にて動くな!」
 
水夫D「俺たちは水夫だ! 余興や遊びで命や体を張ったりできるもんか!」バタバタ
 
水夫E「死が怖いんじゃない。無意味な死はごめんだと言っているんだ!」バタバタ
 
ジョセフ「やめろーッ! 無意味にあちこち走り回るんじゃあないッ!!」

 
ジョセフ「……誰かいま、スタンドをチラッとでも見たか?」
 
ポルナレフ「いや……全裸男の下半身なら……」
 
アヴドゥル「すまん……クレーンの一番近くにいたのは私だが、感じさえもしなかった……」
 
ジョセフ「その流れでそのセリフはやめろ!」
 
花京院「よし! ちょっと船の中探索してくる!」ダッ
 
ジョセフ「待たんかーッ!」
 
  
 
アン「……」
 
アン(な……何がなんだか分からないけど、やっぱりアンタ達がいるからやばいことが起こるんだわ!)
 
アン(コ○ンなの? 事件を呼ぶ人間がいて巻き込まれるから、そいつには近付くなって)
 
アン(そうなの?)
 
ジョセフ「……」スタ スタ スタ
 
ジョセフ「大丈夫だ。ひとつだけ『真実』がある! 我々は」
 
アン「コ○ンじゃねーか!」バキッ

ジョセフ「バ-ロッ!」

――
 
 ガチャッ
 
アン「! サルwwww」
 
サル「ホ。ホ。ホ」
 
アン「何wwww?」
 
サル「ホ」コツン コツン
 
アン「錠を開けてくれっていうの?wwwwダメよ~ダメダメwwww」
 
サル「ホー」 スッ
 
アン「えっ? リンゴくれるのwwww?」

アン「いらないwwwww」
 
 シュボッ
 
アン「!?」

サル「……ホー……」スパー

アン「火……?」

アン「あ、あんたもしかして……アヴドゥルなの……?」

 
サル「ホー」ゴソゴソ
 
アン「!」
 
サル「ホォォ」ペラ…
 
アン「サルのあんたがコンプティーク見て面白いの?」
 
サル「ヴォォ」チラッ
 
アン「はあ?」
 
ガチャッ
 
水夫A「おい! 気をつけろ!」
 
アン「!」
 
水夫B「オランウータンは人間の5倍の力があるというからな」ゾロゾロ
 
水夫C「腕ぐらい簡単に引きちぎられるぞ」ゾロゾロ
 
水夫D「おっコンプティーク最新号じゃん」ゾロゾロ

水夫E「さあ、向こうの部屋で我々と一緒にいるのだ」ゾロゾロ
 
裸夫「一人になるなよ」ゾロゾロ
 
アン「何人群れてうろついてんのよッ!!」

 
【甲板】
 
 ダダダダダダ…… スタッ!
 
花京院「考えられぬ!」
 
花京院「隅々まで走り回ってみたが、どこにも誰もいない!」
 
花京院「やはり全員下痢気味で、便所にでも入ってるんじゃあないかと思われる!」
 
承太郎「なら便所調べろよ」
 
――――――――
 
【無線室】
 
水夫E「どうだ?」
 
水夫F「ダメだ……繋がらない!」
 
水夫G「もう一度ジャンプ攻撃からやってみろ!」
 
  
 
アン「……海水でベトベトする……シャワー浴びよっと」
 
アヴドゥル「案内しよう」
 
アン「どっから湧いたの消えて」

 
【シャワー室】
 
 ザー……
 
アン「フフフン♪ フフフン♪ イェーガー♪」
 
 ザー……
 
 
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
 
 
 ギィィィ…
 
 
   水夫C「ファッコンパーンチwwww」
 
   水夫D「それぶっ放すのやめろ!」
 
   水夫E「ゴリラ流奥義・投げ自殺wwww」
 
   水夫F「クソゲー!!」
 
 
アン「んっ?」
 
サル「ホ」
 
アン「なんださっきのサルじゃん。フフーンフーン♪」

 
 ダダダダダダダダ……
 
花京院「んっ?」キキーッ
 
花京院「これはさっきサルが入っていた檻……からっぽになってる」
 
花京院「いやそんなことよりトイレだ! トイレをチェックだ!」
 
 ダダダダダダ   ガチャッ
 
花京院「ここか!?」
 
 ガチャッ
 
花京院「ここか!?」
 
 ガチャッ
 
花京院「ここにいるのか!?」
 
アン「!? キャアアアアァァァァ!!」
 
サル「ウホホホーッ!」
 
アヴドゥル「うおおぉぉぉーっ!?」
 
アン「キャアアーッ!!」  サル「ウホホホホホホーッ!!」
 
花京院「オオオおおぉぉぉぉぉっ!!」

 
サル「ホホォー」ガシッ
 
花京院「なんだエテ公この手は!?」
 
サル「ホォー!」(蹴

 ブンッ
 
 法皇の緑『フンッ!』ガッ
 
花京院「なんだ!? 敵だったのかこのエテ公!!」
 
 クルクルクル…
 
花京院「!」
 
 ドガァ!
 
花京院「痛ーッ!」ブシュウ
 
サル「ホホォー!」
 
花京院「ぐっ……プロペラ!? 勝手に外れて肩に刺さったぞ!」
 
サル「ホォー」
 
花京院「おい、今の見たか!? 操作系だったぞ!!」
 
アン「いいからはやく出て行けッ!!」

 
花京院「スタンドだ! サルを含め、船の物を自由に動かせるスタンド!!」
 
花京院「とりあえずこれ抜いて消毒しないと!」
 
 グニン
 
花京院「と、取れない!? 鋼のプロペラが、ひとりでに曲がった!」
 
 ベコンッ  ドゴゴッ
 
花京院「ブーッ」
 
アン「カキョーイン!」
 
花京院(こ、これは一体……)
 
 バリィイン!
 
サル「ホヴォー!」
 
花京院「!? 後方の窓ガラスが勝手に割れた! このままじゃ挟み撃ちになる!」
 
花京院「ならば片方を潰す! くらえサルッ!!」
 
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥ!!』ドババババ
 
サル「ホヴォー!?」ドガガガガ
 
花京院「だがこっちはガラスのシャワーだッ! ああァーッ」ザクザクザクザク

 
サル「ウホォーオ」
 
 スゥ…
 
花京院「き、消えた……」ピューピュー
 
花京院「なんだこいつは! エテ公が壁にめりこんで消えやがった!」
 
花京院「おい、今の見たろ!? 完全にナンシー幕張かパコレプキンだったぞ!」
 
アン「ちょっと服とってきていい?」
 
アヴドゥル「私もいってくる」
 
花京院「どうぞ!」
 
花京院(……エテ公が壁に消えた……だが、スタンド使いはどこだ……?)
 
花京院「……ま、まさか!?」
 
 ダダダダダ  ガチャ!
 
  水夫D「この野郎~ハワイに指定うんち……あっ花京院さん!」
 
  水夫E「花京院さんも一緒にやります?」
 
花京院「オララララララララーッ!!」
 
水夫s「「あ”ーッ!!」」

 
花京院「よし全員気絶させたぞ。これでとりあえず攻撃は収まるだろう」
 
花京院「おっ、なんかここゲームいっぱいあるな」
 
アン「なにやってんの!?」
 
花京院「おっ着替えたか? 安心しろ、スタンド使いは倒したぞ」
 
アン「本当?」
 
 
 スゥー…
 
サル「ホオォー」
 
 
アン「いるじゃねーか!」ドゴッ
 
花京院「アブス! なぜだ!? 確かに水夫は全滅させたはず!」
 
 
 ズゥンン
 
 
花京院「うおっ!?」
 
アン「な……何? 船が傾いて……!」

 
 ズウウゥゥゥンン
  
承太郎「な、なんだこれは」ズブズブ
 
ジョセフ「し……しまったァ!」ズブズブ
 
ポルナレフ「こ……これ……は……?」ズブズブ
 
ジョセフ「こ……この貨物船は……ま、まさかこの船自体が!!」
 
承太郎「スタンドはこの貨物船か」
 
ジョセフ「全て……何もかもこの船自体が巨大なスタンドだった!」
 
ポルナレフ「この船が!?」
 
ポルナレフ「スタンド使いじゃない水夫や、女の子にも見えるスタンドがあるのか!?」
 
ジョセフ「この実在感……エネルギーがあまりに巨大だからと考えるしかあるまい!」
 
ジョセフ「承太郎! スタープラチナを放って、花京院とアヴドゥルに連絡を!」
 
承太郎「射程が足りん」
 
ポルナレフ「それじゃあこういうことか!? 絶対絶命! 俺たちは」ズブズブズブ
 
ズブズブズブズブズブズブズブ
 
ジョセフ「ポルナレフーッ!! …………おっ止まった。頭残して」

いったんここまで

 
――
 
花京院「『スタンド使いは不在』『スタンド攻撃は受ける』」
 
花京院「両方成立してるってのが、この状況の辛いところだな」
 
アン「パイプに縛られる覚悟なんて出来てない! どうすればいいの!?」グググ
 
花京院「いやあ不覚!」ギシッ ギシッ
 
 
 スウウ…
 
 
サル「ホッホー」
 
アン「サル出た!」
 
花京院「その格好は提督! オランウータン的に出身はブルネイ泊地とみた!」
 
アン「見て! なんか本持って指さしてる!」
 
サル「フウッ」
 
 
 オランウータンの示した単語は なんと『strength』!  意味は!?
 
 
アン「意味は!?」

 
 意味はタロットで8番目のカード!
 
 それは挑戦、強い意志、知恵、勇気、メダルの暗示!
 
 さらに 様々なパーツを合体させることによって
 
 無限の能力を 引き出すことができるのだ!(ババンバーン
 
  
 
サル「ホー」ガシャ ガシャ
 
アン「ルービックキューブやってるwww」
 
花京院「あれはメガハウスのジョジョの奇妙なキューブ! 1個2480円する奴だ!」
 
サル「グッホホ! ホホッ!」
 
花京院「このエテ公~! 貧乏学生を前に勝ち誇ってやがる!」
 
 
 この船のすべての物が オレのギャグさ!
 
 頼れるなかまは みんな目が死んでるんだよ!
 
 そしてオレは 実は一回刺されただけで死ぬ!
 
 そう言っている! このエテ公はそう言っている!!

 
サル「ホホ」バキャッ
 
花京院「キューブが粉みじんになって死んだ!」
 
サル「グッホホ……」ジーッ
 
アン「ひっwwww」
 
花京院「うおおおおおエテ公!!」 ピッ
 
花京院「襟ボタンッ・シュウウウウゥゥゥゥッ!!」
 
 
  オランウーー( ゚ω゚)・∵. ターン
 
 
サル「ウホオオォォォッ ホホオオォォ!!」ゴロゴロ
 
花京院「おーし 大命中!!」
 
アン「なに今の指弾!?」
 
花京院「パイプも緩くなったぞ!」ベキベキッ
 
サル「ウホホオオオォォ……」ゴロゴロ
 
花京院「さあ勝負はここからだ!」
 
アン「慈悲はない!」

 
サル「グヒイイィィ……」バッ
 
アン「あっ、上着脱いでお手上げ!」
 
花京院「隙ありッッ!!」
 
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥゥッ!!』
 
 
 ド ガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
 
 
花京院「うおおおあああああああああぁぁぁぁッ!!」
 
 
 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
 
 
サル「  」 ガシャン  ドゴッン  ドッドォン…
 
 
花京院「……」
 
アン「……」
 
花京院「勝ったか!」
 
アン「うん……」

 
 ガタン ゴゴゴゴッ
 
花京院「!?」
 
アン「きゃっ! ……歪んでいるわ! この船、グニャグニャになってるわ!」
 
花京院「またスタンド攻撃か!? ええい本体はどこにいる!!」
 
アヴドゥル「おい二人とも! この船はもう沈むぞ!」
 
アン「出たドゥル!!」
 
花京院「アヴドゥル! むっどうして全裸なんだ?」
 
アヴドゥル「いやあこれは誤解だ」
 
アン「どういう誤解だよ!」バチーン
アヴドゥル「ありがとうございます!」
 
 
花京院「放置してた水夫たちも起こしたぞ!」
 
水夫「さむい」
水夫「たかい」
水夫「こわいだス」
 
アン「おまえらッ!」
 
アヴドゥル「なんかよく分からんがヤバそうだから脱出するぞ! 急げ!」

 
【ボート】
 
――
 
 ズズーン  ゴボゴボゴボ…
 
  
 
アン「信じられないわ。船の形が変わっていく……」Nice boat...
 
ジョセフ「なんということだ。あのサルは、自分のスタンドで海を渡ってきたのか」
 
花京院「サルのスタンド? 何の話ですかね」
 
アヴドゥル「恐るべきパワー……初めて出会うエネルギーだった……」ブルン
 
ジョセフ「我々は完全に圧倒されていた……」
 
ジョセフ「花京院がウロウロしていなければ、間違いなくやられていただろう」
 
承太郎「いやその理屈はおかしい」
 
アヴドゥル「しかし……こいつ以上の強力なスタンドとうんたらかんたら」
 
ポルナレフ「ガム噛むかい? キキ」  アン「誰よ!」
 
ジョセフ「これでまた漂流か」
 
花京院「日本を出て4日! 全戦全勝だ!!」

 
――
 
【DIOの館】
 
 
 ゴゴゴゴゴ…
 
 
DIO「ストレングスがやられたようだな」
 
エンヤ婆「だぁれが来たんけえ」
 
DIO「適当に6人かき集めて突っ込ませたが、大丈夫だろうか」
 
エンヤ婆「ばあちゃんの畑のもんを食べりゃ、すぐ元気になっちゃうよ」
 
DIO「ふん。変わった老婆だ。お前の欲しいものはなんだ?」
 
エンヤ婆「殺すがいい!!」

エンヤ婆「召しの年寄りさ、簡単なものだよ」
 
エンヤ婆「ジョナサンを殺したようにの……」
 
DIO「ふん」
 
DIO「ん? ちょっと待て」
 
エンヤ婆「 う ま い !」 テーレッテレー!

 
 ストレングス撃破!
 
 行け花京院!
 
 
 
 終わり

手抜きすみません眠いので寝ますみ(^q^)



良かったら他の作品も教えて欲しい

>>50
一時期、進撃の巨人のアルミンが活躍するSSを書いてました(^q^)
「アルミン 畜生」でぐぐったら一作目あります

ほかには
ヒトタビ「ミタビ・ヤルナッハがやられたようだな…」
苗木「もしボク以外全員大神さんだったら」
などです( ^ q ^)

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