朝
ジャン「はぁ…今日も面倒な一日が始まる」ウトウト
マルコ「ジャンはいつもそれ言ってるよね…」
エレン「ジャンおはよう、お前そのセリフ今日で100回目だぞ」
ジャン「………は?」
エレン「ジャン、お前、昨晩もまた…ミカサ…ミカサって呟いてたぞ!」
アルミン「なに言ってるのエレン?早く食堂に行こうよ…」グイッ
エレン「おう!ジャンも早く来いよな!」
スタスタスタ…
ジャン「…」
ジャン「……変な奴だな…」
食堂
ザワザワ
エレン「…」ジー
ミカサ「エレン、どこを見てるの?」
ジャン「そしたらそいつがさぁ…」チラッ
エレン「(あ…ジャンがこっち見た…//)」ドキッ
ミカサ「エレン、ちゃんと私の顔を見ながら食べないとダメ」
ジャン「(今日もミカサが可愛いな…//)」
アルミン「(酷い三角関係だ…)」
ミカサ「(エレンは今日もジャンばかりを見ている…)」
ミカサ「(……確かに)」
ミカサ「(あの時、ジャンがエレンを助けてくれたことには感謝した…)」
ミカサ「(しかし、あの時の事をきっかけに…)」
ミカサ「(エレンがジャンの事を好きになるとは思わなかった…)」
ミカサ「(あの時……)」
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ミカサ『はっ!』ズバッ
ゴオオオォォォォ!!
エレン『クソッ…ミカサに追いつけねぇ…』ゴオオォォォ
エレン『なんであんなに速く動けるんだよ…』ゴオオォォォ
エレン『こうなったら…一気にガスの量を…』カチッ
ブシュウウウゥゥゥゥ!!
エレン『!?』ガクン
エレン『(しまった吹かしすぎた…バランスが…)』
エレン『(ヤバい…樹に…)』
ドガッ!!
エレン『ゔっ…』
ミカサ『!?今…誰か樹にぶつかった…』ゴオオォォォ クルッ
エレン『』ヒュゥゥゥ
ミカサ『エレン!?』
ミカサ『待ってて!今助けるから!!』ゴオオォォォ
ミカサ『(でも…間に合わない…この距離じゃ…』
ジャン『死に急ぎ野郎!!』ゴオオォォォ
ミカサ『!?』
バシッ
ジャン『おい!大丈夫かエレン!!』シュタッ
エレン『……うぅ』
ジャン『おぉ…よかったぜ…無事みてぇだな…』
エレン『ジャ……ジャン…?』
ミカサ『ジャン!』シュタッ
ジャン『ミカサ…』
ミカサ『エレンは無事なの!?』
ジャン『あぁ…無事だ…』
ミカサ『…よかった……ジャン…貴方には感謝する…』ガクッ
ミカサ『(それと、無事なら…私にもエレンをお姫様抱っこさせて欲しい…)』
エレン『(俺は今…ジャンに抱かれているのか…)』
ミカサ『エレンには安静が必要、私がエレンを医務室まで連れて行く』
ジャン『いや、お前は運ばなくていい、俺が運ぶから訓練に戻れ』
エレン『…』
ジャン『(ミカサに負担をかけさせたくないからな…)』
エレン『(ジャン…お前…)』
ミカサ『大丈夫、私が運ぶから…ジャンは訓練に戻って…』
ミカサ『(エレンと2人になりたいし…)』
ジャン『いいって、遠慮するなよ』
ジャン『(女子に運ばせるワケにはいかん)』
エレン『(ジャン…そこまで俺の事を…)』
医務室
ガチャリ
ミカサ『(よかった…ジャンケンに勝てて…)』
エレン『(ジャンっていい奴なんだな…)』
ミカサ『さあエレン…ベッドで安静にしてて…』スッ
エレン『あぁ、ありがとな』
エレン『それで…なぁミカサ…』
ミカサ『どうしたの?』
エレン『ジャンの奴…俺の事…本当に心配してたと思うか?』
ミカサ『…』
ミカサ『当然…皆エレンを大事にしている…』
× ミカサ『当然…皆エレンを大事にしている…』
○ ミカサ『当然…皆エレンを大事にしてくれている…』
エレン『そ……そうか…』
ミカサ『うん…』
エレン『それで…ミカサ…』
ミカサ『ん?』
エレン『さっき俺さ、ジャンに…お…//…お姫様抱っこされてなかったか…///……?』
ミカサ『……確かにされていた…でもそれが…?』
エレン『チクショウ…///…ジャンなんかにお姫様抱っこされちまった…//」カァ
ミカサ『!?!?』
ミカサ『(まずい!?エレンが照れている!?)」
エレン『……///』ジタバタ
ミカサ『(この反応…間違いなくジャンに惚れてしまっている!?)』
エレン『くそっ…///』
ミカサ『(ジャン…貴方がエレンの心を奪った罪は大きい…)』
ミカサ『(今すぐ削いでやりたい所だけど…エレンの命を救ってくれた…ので…)』
ミカサ『(今回ばかりは許そう…)』
ミカサ『(大丈夫…きっと時が経てば、エレンもジャンへの意識は薄くなる…)』
ミカサ『(薄くなる…薄くなってくれる………はず…………)』
ミカサ「(あの時からエレンのジャンへの意識は変わらない)」
ミカサ「(このまま待ってもエレンは私には振り向いてはくれないだろう…)」
ミカサ「(だから…今日からエレンにはもっと積極的に責めてみよう)」
エレン「(そういえば、あの時からジャンを好きになったんだよな…)」
エレン「(ジャン…お前は俺の気持ちに気付いてくれてるのか?)」
エレン「(よし!今日からはジャンにもっとグイグイ行ってみるか!)」
ジャン「(あの時は結局ミカサに任せてしまったな…)」
ジャン「(俺のお前への善意、好意は伝わってないみたいだ…)」
ジャン「(仕方ねえ、今日からミカサを振り向かせる為に色々工夫してみるか!)」
朝食後
ザワザワ
ミカサ「エレン…貴方の食器は私が
エレン「おーーいジャン!!お前の食器なら俺が片付けるぞ!!」ダッ
ミカサ「!?」
ジャン「なに?頼んでいいのか?」
エレン「ああ!ジャンの為なら何でもしてやるぜ!」
ジャン「そうか、じゃあマルコの分も頼むぜ」ガタッ
マルコ「ええ!?僕は別に…」
エレン「任せろって!お前らは先に訓練の準備してろ!」
ジャン「そういうことだ、行くぞマルコ」グイッ
マルコ「あぁ…すまないねエレン…」
エレン「(よし!これでジャンへの好感度が上がった筈だ!)」
ジャン「(いきなりお人好しになって気持ち悪い奴だな…)」
ミカサ「(エレンの行動力をナメていた…)」
ミカサ「(あそこまで積極的に動くとは思わなかった…)」
ミカサ「(しかし、次は兵站行進の訓練…とっておきの作戦を用意してある…)」
ミカサ「(必ずエレンを振り向かせてみせる!)」
エレン「(次は兵站行進の訓練だ、昨日から考えていた作戦を実行するぜ!)」
ジャン「(最初は兵站行進の訓練か…走るの面倒だな…)」
ジャン「(だが、ミカサを振り向かせる為のとっておきのプランがあるんだ…)」
ジャン「(ふっ…楽しみだぜ…)」
兵站行進訓練中
ジャン「うおおおおおお!!!」ダダダダダ
エレン「…」ピットリ
ミカサ「エレンは速い…速すぎる……ので……私ではとても追い付けない…」タッタッタッ
エレン「(へへ…俺がジャンにピッタリくっ付いていれば…)」ダダダダダ
エレン「(俺がジャンの事が好きだって事に気付いてくれるだろ!)」ダダダダダ
ジャン「(ミカサの前でカッコ良いトコを見せてやるんだ!)」ダダダダダ
ジャン「(どうだ!見てるかミカサ!)」ダダダダダ
ジャン「(しかし、エレンもピッタリ着いて来やがる…気持ち悪いな…)」ダダダダダ
ミカサ「(こうやってエレンを褒めちぎれば…)」タッタッタッ
ミカサ「(エレンも嬉しいはず…私への見方も変えてくれるはず…)」タッタッタッ
ジャン「(ん?待てよ…エレンもピッタリ着いて来てるんだよな…)」ダダダダダ
ジャン「(そうだ!今、ミカサが見てる前でエレンに親切にしてやったら)」ダダダダダ
ジャン「(ミカサは俺を見る目も変わるんじゃないか?)」ダダダダダ
ジャン「(ミカサはいつもエレンに世話を焼いているからな…)」ダダダダダ
ジャン「(よし、そうと決まれば…)」ダダダダダ
ジャン「おい、エレン、お前の荷物持ってやろうか?)」ダダダダダ
エレン「えっ!?」
ミカサ「!?」
ジャン「ほら、荷物重いだろ?」タッタッタッ
エレン「ジャン…別に俺は平気だぞ…」タッタッタッ
ジャン「お前に気を遣ってやってんのにな…」ガクッ
エレン「で…でもバレたら…」タッタッタッ
ジャン「バレねぇように尽くせ、俺の気が変わらねぇうちにな!」タッタッタッ
エレン「ジャン……///」ウットリ
ジャン「(どうだミカサ、見てくれてるか?)」タッタッタッ
エレン「(俺にだけこんなに優しくしてくれるっていうことは…)」タッタッタッ
エレン「(俺の事が好きっていう意味で受け止めていいんだよな…//)」タッタッタッ
エレン「(ジャン…俺も…//…お前の事が好きすぎて…///)」タッタッタッ
エレン「(おかしくなっちまいそうだぜ……///)」タッタッタッ
ミカサ「(なんでジャンはエレンの荷物を持とうとしてるの?)」タッタッタッ
ミカサ「(兵站行進中に手助けは禁止なのに…)」タッタッタッ
ミカサ「(まさか!?ジャンはエレンを手助けすると見せかけて実は不合格にするつもりなのでは!?)」タッタッタッ
ミカサ「(思えば確かに、ジャンはエレンを嫌っていたはず…よく喧嘩もしていたし…)」タッタッタッ
ミカサ「…」タッタッタッ
ミカサ「(許せない…)」ゴゴゴゴ
対人格闘術訓練
ジャン「さーて、マルコとでも
エレン「ジャン!俺と組もうぜ!!!」タタタタ
ジャン「は?お前はアニと組んでるだろ?なんで俺なんだよ…」
エレン「へへ…//…そりゃ好きな奴とやr
ミカサ「ダメ、エレンは私と組んで」
エレン「ミカサ!?なんでだよ!俺はジャンと組みたいんだ!」
ジャン「(チッ…羨ましいぜ、死に急ぎ野郎…)」
ミカサ「エレン、貴方はジャンに騙されている」
エレン「は?」
ジャン「え?」
ミカサ!ジャンハナニモシテネェゾ!
エレン…ヨクキイテ…
ダマシテルッテナンノコトダ?
アニ「…」イライラ
ライナー「おいおいどうしたアニ、随分機嫌が悪いな」
アニ「うるさいよ…話しかけないで…」
ライナー「エレンを取られたからイライラしてんだろ?」ニヤッ
アニ「!?」ビクッ
ライナー「分かりやすい奴だな、俺がエレンを連れて来てやろうか?」ニヤニヤ
アニ「…」プルプル
ライナー「顔が赤いぞ、お前にも可愛いところがあるんだな」ニヤニヤ
ミカサ「ということなの…だからエレンはジャンから離れて…」
エレン「おい!」ゴッ
ミカサ「うっ…」ヨロッ
エレン「ミカサ…なにてめーの勝手な思い込みでジャンを傷付けてんだ…」
ジャン「」
エレン「お前のせいでジャンが立ったまま気絶してるんだよ!謝れ!」
ミカサ「…」
ミカサ「ごめんなさい…私は冷静じゃなかった…」
エレン「俺じゃなくてジャンに謝れ!」
ミカサ「ジャン…ごめんなさい…」
ジャン「イーヨベツニ」
エレン「よし…じゃあ…」
ヒュウゥ
エレン「ん?」
ライナー「ぐはぁっ…!!」ドサッ
ライナー「」ピクピク
エレン「…」
ジャン「…」
ミカサ「…」
エレン「よし、ミカサ、お前は罰としてライナーと組め!!」
ライナー「……ぇ?」
エレン「俺はジャンと組むからな!」ダキッ
ジャン「!?なっ…おい!?抱き付くなよ!?」
ミカサ「…」ギリッ
ライナー「ヒイィ…」
エレン「ジャン!頑張ろうな!」ギュウゥ
ジャン「やめろ!離せ気持ち悪い!!」
ミカサ「わかった…ライナーと組もう…」ズルズル
ライナー「…タ……タスケテ…」ズルズル
マルコ「」
食堂
ジャン「はぁ…今日も一日疲れたぜ…」
マルコ「今からお風呂だからね、存分に安らごう!」
ナニスンダミカサ!ハナセヨ!
エレン…イッテハイケナイ…
ジャン「なんだ?うるせぇな?」
エレン「なんでミカサと入るんだよ!俺は男だぞ!離せ!」
ミカサ「ダメよ…今の貴方だと何をしでかすか分からないから…」ギュウゥ
アルミン「ちょっとミカサ…流石にそれはマズイよ…」
ミカサ「それが嫌なら…1人で入って…」ギュウゥ
エレン「嫌だ!俺はジャンと風呂に入るんだ!」
ジャン「」
バッ
ミカサ「しまった!?」
エレン「よしジャン!風呂入るぞ!」グイッ
ジャン「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!」ズルズル
マルコ「ジャアアアアァァァァァァン!!!」
ミカサ「くっ…アルミン、マルコ、後は頼んだ…」
アルミン「うん!!任せて!!」ダッ
マルコ「まさかエレンがホモだったなんて…」
風呂場
ズザザザザザザ…
エレン「ジャン着いたぞ!さあ服を脱げ!!」
ジャン「」
エレン「おい、ジャン!!」
ジャン「」
エレン「お…おい…」
ジャン「」
エレン「ジャン…まさか…気絶してるのか?」
ジャン「」
エレン「…」
ジャン「」
エレン「…」ゴクリ
エレン「」キョロキョロ
エレン「…」
エレン「誰も…見てないな…」
ヌギヌギ
ジャン「」ボロン
エレン「………………//////」
エレン「よ、よし、入るぞ…ジャン……」ビンビン
ガラッ
アルミン「やべぇよ…やべぇよ…今、浴槽にはあの2人しか居ないんだ…」ダダダダ
マルコ「ジャンの貞操が危ない!!」ダダダダ
アルミン「エレンが童貞卒業しちゃう!!」ダダダダ
キース「うるさいぞ貴様ら…」ザッ
マルコ「」
アルミン「」
キース「教官室の前で叫び回るとはいい度胸をしているな…」ゴゴゴゴ
マルコ「どうする?」
アルミン「…」
ジャン『(………ぅ…)』
ジャン『(うぅ…頭が……!?)』
ジャン『(!?なんだ……何か…柔らかいモノを口に当てらているようだ…)』
ジャン『(んっ……)』
???「……ん……ちゅ………ちゅるる…」
ジャン『ぁっ……ん……//』
ジャン『(こ…これは………//)』
ジャン『(……キスされているのか?)』
???「……ふ…………ぁっ……//」チュルル
ジャン『……………んっ……』
???「…んっ…………はぁ…///」
ジャン『(ヤベぇ…キスって気持ちいいんだな…)』
???「…………んぐ……ちゅぷ…」
ジャン『(……柔らかくて………とろけそうだ…)』
???「…………ふっ……………ぁ……」
ジャン『クセになっちまう…』
ジャン『……んぐ………んんっ…………』ガバッ
???「!?………………///」
ジャン『…一体………誰が………///』スゥ
エレン「……はぁ………はぁ………ジャン………///」
ジャン「」
ドガシャアアアァァァァァン!!!
ミカサ「エレン!どこ!?」
ユミル「おい!壁壊してんじゃねえよ!」
クリスタ「きゃあ…//」
アニ「本当バカだね…」
サシャ「ちょっと!?恥ずかしいじゃないですか!?」
ガラガラガラ
アルミン「エレン!どこだ!」
マルコ「今すぐジャンを解放してくれ!」
ンググーーーーー!!!!
ミカサ「そこなの!?」ダッ
ユミル「なんだぁ?興味があるな…」ヒョコ
クリスタ「どうしたの?」ヒョコ
アニ「…」ヒョコ
サシャ「もしかしてパァン!ですか!?」ヒョコ
アルミン「ちょ…//…女子裸…//」
マルコ「言ってる場合か!!」ダッ
ミカサ「エレン!」バッ
マルコ「ジャン!」バッ
エレン「んふっ……んっ………////」チュウウゥゥゥゥ
ジャン「ングーーーーーーーー!!!!!!」ジタバタ
ミカサ「」
マルコ「」
アルミン「」
ユミル「」
クリスタ「」
アニ「」
サシャ「」
その日…僕たちは見てしまった…
この、むさ苦しい空間で…
全裸のむさ苦しい男2人が…
むさ苦しいディープキスを交わしていたのを…
ーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ジャン「じんじでぐだざい"…」グズッ
ジャン「おでは…おぞわれだんでず…ホモ"じゃない"でず…」ボロボロ
ジャン「げっじでそんな……グズッ…づもりは…」ボロボロ
アルミン「もう…わかったよ…ミカサだってジャンは悪くないって言ってるんだし…」
マルコ「珍しくミカサがエレンにお仕置きしてるよ…」
ユミル「ぶっwwwwwwww」
クリスタ「ユミル…笑ったらダメだよ…」
アニ「(男同士のディープキスが見れた…//)」ドキドキ
サシャ「(眠いですね…)」
どこかの暗い場所
???「ふふふ…今回もいい写真が撮れたぜ…」
???「今日の夕食のエレンのスープに「媚薬」を入れることに成功出来た…」
???「エレジャンのディープキス…最高のオカズだぜ…」
???「だが…」
???「まだまだ足りねぇな…」
???「今度はガチなホモセ○クスが見てぇ…」
???「さてと、次はどんな作戦で行くかな…」
翌朝
朝食
???「(ふっ…どんな作戦か思いつかなかったぜ…)」
???「(エレンのコップに媚薬を入れるだけで充分だろ…)」
???「(ククク…楽しみだぜ…)」
マルコ「ジャン、元気がないね…」
ジャン「あぁ…」
マルコ「やっぱり…昨日の事もあるし…仕方ないよね…」
マルコ「僕がジャンの支えになってあげるからね!」
ジャン「おう…」
ジャン「(昨日のディープキスは…)」
ジャン「(確かにエレンを見た瞬間嫌に感じた…)」
ジャン「(…でも)」
ジャン「(……………気持ちよかったんだよな…)」
ジャン「(あ、水がねぇ…)」
ガタッ
ツカツカ…
ジャン「おい、エレン」
エレン「えっ…」ビクッ
ジャン「水よこせよ」
エレン「え、あ…」
ジャン「俺の為ならなんでもするんだろ?」
エレン「あ…あぁ…」オドオド
ジャン「(何、ビビッてんだよ…)」
ジャン「…」
ジャン「(俺…)」
ジャン「(なんでこいつの顔見るのを恥ずかしがってんだ…?)」
ジャン「(なんでだよ…こんなクズ野郎の顔なんか見たくねえのに…)」
ジャン「(普通なら…こいつの顔を見たら…怒りが沸いて来るはずなのに…)」
ジャン「(なんで俺…恥ずかしいだなんて思ってるんだ…?)」
ジャン「(というより…なんでこいつに水をくれだなんて言ったんだ…?)」
ジャン「(ふざけんなよ…俺がこいつに惹かれているとでも…)」
ジャン「(そういうのかよ…)」
ジャン「…」
ジャン「とにかく、水は貰うぜ…」バッ
ゴクッ
???「あ」
ジャン「…」
ジャン「」ドクン
ジャン「くっ…」クラッ
エレン「お…おい、ジャン!?」
アルミン「大丈夫!?」ガタン
ジャン「(なんだこれ…急に体が熱く……//)」
エレン「だ…大丈夫か?」
ジャン「(エレン…//…くっ…やめろ…顔を近付けないでくれ…//)」
エレン「ジャン!しっかりしろ!」
ジャン「お…おれ…//」
エレン「え?」
ジャン「体が変だ…//」
エレン「なに言ってんだ?熱でもあるのか?」
ジャン「くっ…///」カアァ
エレン「い…今、医務室に連れて行ってやるから…」グイッ
アルミン「エレンはダメだ!僕が連れて行くよ!!」
ジャン「いや、俺はエレンに連れて行ってもらいたい…//」
アルミン「は?」
ミカサ「エレン、何もしないって約束する?」
エレン「当たり前だろ…俺も反省してるよ…」
エレン「ジャンに辛い事があったら…助けてあげたいんだ…」
ミカサ「……そう…なら任せる…」
エレン「……よし連れて行くぞ…」
ジャン「…あぁ」
ジャン「(体が変な感じだ…ムラっときてるというか…興奮してるというか…//)」
エレン「大丈夫か?顔が赤いし…体も熱いぞ…」
ジャン「心配すんな…早く連れて行ってくれ…」
エレン「お、おう…」
ジャン「…」
ジャン「(エレン…)」
医務室
エレン「よし、ジャン…ゆっくり休め…」
ジャン「あぁ…すまねぇ…//」
エレン「大丈夫か?もし…俺に出来ることがあったら…何でもしてやりたいんだ…」
ジャン「…」
ジャン「そうか…何でもするんだな…//」
エレン「お前の為ならな」
ジャン「じゃあ……エレン……」
エレン「おう…」
ジャン「……///」ドキドキ
ジャン「キスしてくれないか?…//」
2人は幸せなキスをして終了
後日談
ミカサ「あああああああああああん!!!」ジタバタ
アルミン「落ち付きなよミカサ…」
ミカサ「エレジャンのホモカップルなんて許せない!!!!」ジタバタ
アルミン「…」
ベルトルト「ねぇアルミン…ライナーを見なかったかい?」
アルミン「あ……あぁ…ライナーなら…」
アニ「あのバカ…媚薬を大量に隠し持ってたってことがバレて営倉行きだってさ…」
ベルトルト「は?」
アルミン「まさかライナーがそんな物持ってただなんて…」
ベルトルト「(ライナー……)」
ベルトルト「(今日は僕とヤる約束だったじゃないか…)」グスッ
終わり
終わりです。
後半、覚醒してました。
終わらせかた強引でしたが許してください。気分悪くなってきたので…
転載はしないでください
これで12作目
前作 ジャン「エレンに好かれすぎて困った」
では、見てくださった方はありがとうございました。お疲れ様でした。
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