穂乃果「スタンド・・・?」 (78)
不良「君かわうぃーねぇ、俺達と一緒に遊ばない?」
穂乃果「今は急いでるので、また今度お願いします」
不良「そんなこと言わないでさぁ、気持ちいいことしてあげるよ」
穂乃果「あ、触るのはやめてください。一応スクールアイドルと いうものをしてますので」
不良「スクールアイドル?何それ(笑)そんなの気にしないで遊ぼうぜ?」
穂乃果「触るな!!」
その瞬間地面が傾いた
不良「うお、地震か」
グラッ
不良「いや、これは地震じゃあない!地面が傾いていやがる!ちょ、地面が直角90度に傾きゃアアアアアアアアアアアアアアア アあああああ!!!!」
不良達は夜の街へ消えていった
穂乃果「・・・スコープ・ハイ・・」
スコープ・ハイ「ヴヴヴヴヴ」
それから私の身体にはスロープ・ハイが宿るようになった
調べてみるとこれはスタンドと呼ばれるもので、スタンドはスタ ンド使いにしか見えないらしい
そのため日常生活にはほとんど影響はない
あるとすれば、スロープ・ハイには地面を傾ける能力があるようで、通学が少し便利になったくらいだ
私は今日も、スクールアイドル活動の基盤となる体力作りの一環として男坂を登っていた
穂乃果「はぁはぁ、もう動けない」
海未「その程度で根を上げていてはアライズに勝つことはできません。もう一周しなさい」
穂乃果「もう、仕方ないな・・・・・・ スロープ・ハイ」
海未「な・・・」
穂乃果はスロープ・ハイの能力で、上り坂を下り坂に変えて階段をかけあがっていった
海未「あなた、陸上部に行った方がいいのでは?」
穂乃果「そんなことないよ」
小鳥「・・・まさか穂乃果ちゃんもスタンド使いだったなんて」
穂乃果「?ことりちゃん、何か言った?」
ことり「ううん、何でもない」
スタンド使いに目覚めてから、日常生活に影響したことが3つだけある
1つ目は、にこちゃんが私に距離を置くようになったことだ
穂乃果「ねぇ、にこちゃん」
にこ「ちょっと用事思い出しちゃったから帰るわね」
穂乃果「スロープ・ハイ」
にこ「あべしっ!」
スロープ・ハイが床を傾かせ、にこは体制を崩して顔から転けた
真姫「ドジねぇ」
にこ「痛た・・・ちょっと何すんのよ穂乃果!」
海未「今のは穂乃果は関係ないと思いますが」
にこ「ハッ」
穂乃果「にこちゃん、やっぱり・・」
にこ「くっ、バレちゃ仕方ないわね・・・・・・アロー・ツーファイブ!!」
にこのスタンドが穂乃果に弓を引いた
ことり「サウス・スモールバード」
バシッッ
鳥のようなスタンドがアロー・ツーファイブの手を弾いた
にこ「て、てて手がああああああああああああああ!!」
真姫「あんた病院行ってきた方がいいんじゃない?」
その後にこは手を骨折したとして保健室に運ばれた
屋上
穂乃果「ことりちゃん、さっきのは一体?」
ことり「この学校にはまだまだ多くのスタンド使いが存在する・・」
途中で送信してしまった
その後にこは手を骨折したとして保健室に運ばれた
屋上
穂乃果「ことりちゃん、さっきのは一体?」
ことり「この学校にはまだまだ多くのスタンド使いが存在する・・それより盗み聞きなんて趣味が悪いんじゃない?絵里ちゃん」
スッ
絵里が入り口の影から姿を表した
絵里「ハラショー。よく私に気づいたわね、ことり
ことり「私のスタンドから丸見えだったから」
屋上の上には小鳥のサウス・スモールバードが宙を舞っていた
絵里「バレちゃってるのなら、これ以上は話してくれそうにないわね」
絵里は柵の上をよじ登って屋上から飛び降りた
絵里「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
訂正
その後にこは手を骨折したとして保健室に運ばれた
屋上
穂乃果「ことりちゃん、さっきのは一体?」
ことり「この学校にはまだまだ多くのスタンド使いが存在す る・・それより盗み聞きなんて趣味が悪いんじゃない?」
スッ
絵里が入り口の影から姿を表した
絵里「ハラショー。良く私に気づいたわね」
ことり「私のスタンドであなたの行動全て丸見えよ」
屋上の上にはサウス・スモールバードが屋上を見張っていた
絵里「バレちゃっているのなら、これ以上は話してくれそうにないわね」
絵里は柵の上をよじ登って屋上から飛び降りた
絵里「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
穂乃果「屋上から落ちてったけど大丈夫かな」
ことり「大丈夫。スタンド使いはこの程度で死んだりはしない」
ズシャッッ
穂乃果「!」
突如穂乃果の腕から血が流れた
ことり「ホノカチャン!」
穂乃果「くっ、所詮はこの程度、かすり傷だから大丈夫だよ……」
スタンド使いに目覚めてから二つ目に日常生活に影響したこと
それは前振りもなくに出血をするようになったことだ
海未「どうしたんですか?その傷」
穂乃果「昨日転んじゃって」
海未「そうですか、それは気をつけて下さ」
突然、穂乃果の膝が流血した
穂乃果「ぐあああああああぁぁぁぁぁ!!」
海未「ほ、穂乃果!」
穂乃果は膝を抱える
ふと窓の外を見上げると、部費の件で揉めたことのある美術部の部長が屋上にいることに気づいた
少し生々しいから訂正する
スタンド使いに目覚めてから二つ目に日常生活に影響したこと
それは前振りもなくに出血をするようになったことだ
海未「どうしたんですか?その傷」
穂乃果「昨日転んじゃって」
海未「そうですか、それは気をつけて下さ」
突然、穂乃果の膝が流血した
穂乃果「ぐおッ・・・」
海未「ほ、穂乃果!」
穂乃果は膝を抱える ふと窓の外を見上げると、部費の件で揉めたことのある美術部の 部長が屋上にいることに気づいた
美術部の部長の背後からは、緑色のスタンドのようなものが見えた
穂乃果「あれはスタンド?まさか、美術部の部長が部費の件で逆恨みを・・・」
穂乃果はスロープ・ハイで下り坂に傾ると、僅か10秒で向かいの屋上に辿り着いた
美術部の部長「・・・生徒会長じゃあありませんか?」
穂乃果「私の流血全部アンタのせいでしょ」
美術部の部長「いや、なんのことでしょうか?」
穂乃果「とぼけるのはやめてくれないかな・・・さっきアナタの後ろに緑のスタンドがいるのが見えたんだよねデコビッチ?」
美術部の部長「チェっ・・・だったらくたばれブス!!」
美術部の部長は穂乃果の絵が描かれたキャンパスに赤い絵の具を塗ろうとする
それを間一髪、スロープ・ハイで美術部の部長の足場を傾かせ塗る位置をズラした
穂乃果の頬から血が流れた
美術部部長「急所は外したか」
穂乃果「どうやら拳で語り合うしかないみたいだね」
にこ「待ちなさい、穂乃果」
穂乃果「に、にこちゃん?」
にこが入り口から、颯爽と登場した
にこ「その美術部の名前は、『花京院良子』。アンタ1人が挑ん で勝てる相手じゃないわ」
穂乃果「じゃあ一体どうすれば・・・?」
にこ「私に考えがあるんだけどごにょごにょ」
にこのアロー・ツーファイブは部長に弓矢を放った
美術部部長「こんなの当たるかパコが」
部長が避けようとした瞬間、穂乃果のスロープ・ハイが床を傾かせ部長は転けた
部長「それがなんだよブス、メラルドスプラッシュ!」
エメラルドスプラッシュがアロー・ツーファイブの弓矢を弾く
にこ「隙ありよ」
部長「!」
にこ「にこにこにこにこにこにこにこにこにこにこにこにこにこにこ!!」
にこはアロー・ツーファイブで部長を数十発をも殴った
穂乃果「ありがとう、にこちゃん」
にこ「例には及ばないわよ、これまであんたを避けてた分もあるしね」
穂乃果「そういえばどうして私を避けてたの」
にこ「戦いに巻き込みたくなかったからよ」
穂乃果「戦い?」
にこ「ここ、音ノ木坂学園は南理事長がスタンド使いの素質がある生徒だけの合格を認め、裏ではスタンド使いを戦せて実験しているの」
穂乃果「物騒な学校だね」
にこ「アンタは一度戦いに加わってしまった。これからは血にまみれた学園生活が待ってるわよ」
第一部 完
まとめさん頼みますまとめてください
誰かいままで出てきたスタンドまとめて
主さんはにこが好きなのか?
>>28
『スロープ・ハイ』
穂乃果のスタンド。地面を傾ける能力を持つ。名前の由来は高坂。
『サウス・スモールバード』
ことりのスタンド。能力は3部の飛行機をハイジャックしたクワガタのスタンドに近い。名前の由来は南ことり。
『アロー・ツーファイブ』
にこのスタンド。シルバーチャリオッツの弓矢版を想像してくれれば大体合ってると思う。名前の由来は矢澤にこ。
>>29
にこ推しです
第二部からは書くの遅れそうです
乙
海未「新曲を作りましょう」
穂乃果「新曲?」
海未「ラブライブ本選ではなるべく新曲でいった方が有利だそうです」
穂乃果「なるほど」
真姫「それなら作曲は私に任せて」
花陽「作曲は真姫ちゃんが一番得意だからね」
真姫「それじゃあ、音楽室で作ってくるから曲を作ってる間は誰も入って来ないで頂戴」
期待してるぜ
頑張れよ
私、やるったらやる!
真姫が作曲をしている間、μ'sのメンバーは作詞作りに励んでい た
穂乃果「アーユレディーアイムレディーなんてどうかな?」
絵里「うーんμ'sっぽくない気もするわ」
にこ「もう真姫に全部やらせた方がいいんじゃない?」
穂乃果「それもそうだね、じゃあ凛ちゃん真姫ちゃん呼んできて」
凛「でも真姫ちゃんは音楽室に入るなって言ってたにゃー」
希「一年が口答えするなんていい度胸やん?」
凛「い、いきます」
なんであの時、先輩達の脅迫に従ってしまったのか後悔してしまう時がある
あの時音楽室で見たものせいで、私の人生の歯車は狂ってしまった
ただ、あの人が駆け付けてくれたのは、不幸中の幸いだった。あの人が来なかった時のことは・・・考えたくもない
先輩達に脅された私は音楽室に着いた
ガラッ
凛は音楽室の扉を開ける
真姫「出来たわ、最高の曲。さすが私のスタンド、『ウェ スト・ ウッド・フィールド』ね・・・・・・凛、なんでここにいんの」
真姫の後ろでは、ウェスト・ウッド・フィールドが作曲をしていた
凛「真姫ちゃん・・・ゴーストライターだったの?」
真姫「私がスタンド使いだったこと、ゴーストライターを使っていたこと、このことを知られてしまった以上あなたを生かして返す訳にはいかないわ」
凛「だ、誰にも言わないにゃー」
真姫「凛みたいな口が軽い女、信用できる訳ないでしょ。ウェスト・ウッド・フィールド!」
ウェスト・ウッド・フィールドの能力で音楽室から複数の木が生え凛を襲う
凛「やるしかないみたいだね・・スター・スカイ!」
凛のスタンド『スター・スカイ』が、ポケモンのスピードスターようなものを放ち木を切り裂く
凛「もうやめにしない?」
真姫「スタンドバトルをしてしまった以上、理事長にはこのことはバレて実験材料にされることは避けられないわ。こうなったら生きるか死ぬかしかないのよ」
ちなみに2部からは凛主人公で行きます
真姫「これで終わりよ、凛」
ウェスト・ウッド・フィールドが凛に殴りかかる
凛(よ、よけらんねえ!)
次の瞬間、金色のスタンドがウェスト・ウッド・フィールドの拳を受け止めた
絵里「暴力なんて関心できないわね、真姫」
真姫「あんた・・・なんでここに」
絵里「こうなってることは全て分かるのよ、私には」
真姫「くっ、それがなんだって言うのよッ」
ウェスト・ウッド・フィールドの複数の木が絵里を襲う
絵里「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!」
絵里のスタンド『ザ・ワールド』が木を全て粉砕した
真姫「そ、そんな・・・」
絵里「この木みたいになりたくなかったら、今すぐスタンドを仕 いなさい」
真姫「くっ」
凛「ありがとう、絵里ちゃん」
絵里「例には及ばないわ、凛。μ'sは1人でもかけたら、ダメだもの」
絵里は爽やかな声答えた
ただその時の絵里ちゃんの表情は、どこか憎悪に満ちていたような気がした
第二部『スタースカイ・リンクルーズ』 完
ついにラブライブの決勝戦まで勝ち進んだ私達は、真姫の作った新曲を歌い終えて、結果発表を待っていた
μ'sのメンバーはというと、皆両手を合わせて名前が呼ばれることを祈っていた
司会者「第二回ラブライブの優勝チームは・・・」ドドドド
司会者「アライズ」バァン
バッ
海未はベッドから飛び起きた
海未「・・・なんて夢見てるんですか、私は」
第三部 『ソノダ・オーシャン』
海未「デジャヴ?」
穂乃果「うん」
穂乃果が突然妙なことを相談してきた
ある日、自分に『スロープ・ハイ』というスタンドが憑いて、そ れから三つの奇妙な出来事が起った
そのうちの唯一解決できていないのが、デジャヴだという
海未「漫画の見すぎじゃありませんか?」
穂乃果「なら、証拠を見せてあげるよ・・・スロープ・ハイ」
穂乃果は壁の上に飛び移ると、そのまま壁を歩き始めた
穂乃果「地面の角度を変える。それが私のスタンドの能力
訂正
海未「デジャヴ?」
穂乃果「うん」
穂乃果が突然妙なことを相談してきた
ある日、自分に『スロープ・ハイ』というスタンドが憑いて、それから三つの奇妙な出来事が起った
そのうち唯一解決できていないのが、デジャヴだという
海未「漫画の見すぎじゃありませんか?」
穂乃果「なら、証拠を見せてたげる・・・スロープ・ハイ」
穂乃果は壁の上に飛び移ると、そのまま壁を歩き始めた
穂乃果「地面の角度を変える。それが私のスタンドの能力」
海未「・・・分かりました。信じましょう」
穂乃果「ありがとう海未ちゃん」
海未「それにしても、スタンド使いに目覚めたこととデジャヴは関係なさそうに思うのですが」
穂乃果「それな。wikiにも関連性はないって書いてあったし」
絵里「ちょっとあなた達、ラブライブ本選は三日後に迫ってるのよ?真面目に練習しなさい」
海未「そうですね・・この件はラブライブが終わったら話しましょう、穂乃果」
その後μ'sのメンバーは今日の練習を終えてそれぞれ帰宅した
海未は帰宅中さまざまなことに思い更けっていた
海未「スタンドなんて都市伝説だと思っていたのにまさか実在していたなんて」
海未がそんなことを考えていると、一人の少女が海未の前に立っ た
亀田「あんたがμ'sの園田海未カメ?」
海未「?どちら様でしょうか」
亀田「私はミュータントガールズの亀田カメ!ラブライブ優勝の為、お前を潰しに来たカメ」
海未「!」
亀田「いでよ我が化身、タートル・ヘッド!」
亀田のタートル・ヘッドは、海未をふっ飛ばした
海未「がはッ!?」
亀田「カーメカメカメカメ!スタンド使いじゃない奴から潰して く・・・我ながらなんという策士」
海未「くっ、スタンドが見えないとどこから攻撃してくるか分からない」
亀田「とどめカメ、園田!」
絵里「ザ・ワールド!時よ止まれ!」
一瞬にして、海未の前に絵里があらわれた
亀田「カ、カメ!?」
絵里「μ'sの邪魔をする奴には、容赦はしない・・・WRYYYYYYYY!!」
絵里はザ・ワールドで亀田を殴りとばした
海未「絵里、あなたは一体・・・?」
絵里「私はしがないブランドー家の末裔よ。そんなことより海未は、三日後のラブライブのことだけ考えてればいいわよ」
海未は絵里から、信念のようなものを感じ取った
第三部 『ソノダ・オーシャン』 完
今日はラブライブ本選だ
私は緊張して眠ることが出来なかった
今年で卒業を控えた私達3年生にとって、ラブライブはμ'sとして活動する最後の日となるだろう
絵里「死んでも優勝する」
私はそう心に決めて会場へと向かった
ラブライブ会場
にこ「今日は絶対に優勝するわよ」
真姫「当たり前でしょ、負けるくらいなら音ノ木坂が廃校になった方がマシよ」
希「みんなすごいやる気やね」
それからμ'sは穂乃果のスロープ・ハイで他のスクールアイドルを転ばせまくり、順当に決勝戦まで勝ち進んで行った
にこ「アライズも転ばせてやりなさい、穂乃果」
絵里「アライズの綺羅は能力無効化するスタンドを持っている。それは無理よ」
にこ「正々堂々とやるしかないみたいね
」
その後μ'sは新曲の「ready」を踊りきった
そして、ついに結果発表の時が訪れた
司会者「第二回ラブライブの優勝チームは・・」ドドドドド
司会者「アライズ」バァン
穂乃果「そ、そんな・・・」
絵里「この時空でも、ダメだったみたいね」
にこ「アンタいきなり何言ってるの?」
絵里「安心して、私がこの世界をやり直すから・・・・・・ザ・ワールド!時よ戻れ!!」
第四部 『侵略者エリチ』 完
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