ロクサス「シオン!結婚しよう!」(11)
シオン「えぇ!?」
アクセル「いきなり何言ってんだ!?」
ロクサス「だから結婚するんだよ!」
シオン「ロクサス…どうしたの?」
アクセル「アイスの食い過ぎで頭おかしくなったのか?」
ロクサス「違う!結婚すればずっと3人でいられるだろ?」
アクセル「いったい誰からそんなこと聞いたんだ?」
ロクサス「今日は任務でアグラバーに行ったんだ。そこでアラジンがジャスミンと結婚したがってるってジーニーが言ってた」
ロクサス「結婚って何だって聞いたらずっと一緒にいられるように結婚するって言ってたんだ」
シオン「でもそれじゃあアクセルが余っちゃうよ?アクセルがかわいそうだよ」
アクセル「それは悲しいな」
ロクサス「だから!アクセルとも結婚するんだよ!」
アクセル「……………」
シオン「……………」
アクセル「なぁ…ロクサス、結婚っのぁ男と女でしかできないんだぜ?記憶したか?」
ロクサス「え?でもネズミの国の王様は一部の地域で認められてるって…」
アクセル「それ以上はやめとけ、消されちまうぞ。敵に回しちゃいけないのは機関だけじゃねぇ」
シオン「どうしてだろう……ロクサスに教えるのって……すごく頭が痛くなるの…」
アクセル「シオン、それは「まとも」だってことだ」
ロクサス「じゃあアクセルもシオンと結婚すればいいんだよ!」
アクセル「……………」
アクセル「ロクサス……1人で複数の人と結婚はできないんだぞ?」
ロクサス「なんでだ?」
アクセル「なんでってそりゃ………シオンが教えてくれるってよ」
シオン「えぇ!?卑怯だよアクセル!!」
ロクサス「シオン!教えてくれ!」
シオン「え~っと……」
シオン「1人で何人とも結婚しちゃうとロクサスに女の子を独り占めされちゃってアクセルとかヴィクセンみたいな男の人が溢れちゃう…から?」
アクセル「お前……虫も殺さなそうな顔して酷いこと言うな……」
ロクサス「ん?だからシオンが俺とアクセルと結婚すれば誰も溢れないんじゃないのか?」
シオン「ロクサス?」
ロクサス「ん?」
シオン「アイス一本買ってあげるからこの話やめない?」
アクセル「食いもんで釣るとは…えらく大雑把にぶった切ったな…」
ロクサス「アイスなら自分で買えるぞ?」
シオン「え~ホントに?ロクサスって買い物下手な感じがするよ」(このまま話を逸らして…)
アクセル「あっはっはっ、確かにロクサスにゃ買い物任せらんねぇよな!」(このまま話を有耶無耶にするんだな?でかしたぞシオン)
ロクサス「うっわ!ひっでぇな!」
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