真美と亜美の誕生日なので、短いですか投下していきます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400688009
亜美「兄ちゃんが寝てるねー」
真美「ソファーに座ったまま寝てるね」
亜美「チャーンス!」
真美「どしたの?」
亜美「今なら、抱きつき放題かなーって」ぎゅっ
真美「あ、亜美!?」
亜美「真美もおいでよー」
真美「う、うん……」ぎゅっ
真美「兄ちゃん……」
亜美「ん、どったの?」
真美「疲れてんのかな……?」
亜美「亜美達を含めて13人見てるからねー……疲れてるに決まってるしょ」
真美「疲れてるのに、真美達の誕生日祝ってくれたんだよね」
亜美「んー……あ、そうだ。真美、ちょっと良い?」
真美「?」
亜美「よいしょっ!」
真美「あ、亜美!?」
亜美「んっふふ……亜美の膝枕を味わえるとは、兄ちゃんも幸せ者ですなぁ」
真美「よく起きないなぁ……」
亜美「それだけ疲れてんじゃない? あ、真美も後でやるんだよ?」
真美「兄ちゃんも仕方ありませんなー」
亜美「なー」なでなで
真美「亜美?」
亜美「ん、いつも撫でて貰ってるお返しー」
亜美「あ、そうだ……」
真美「なになに?」
亜美「兄ちゃんにいつも言えないこと言おうかなー」
真美「良いねー」
亜美「こほん……亜美ね。兄ちゃんと出会ってなかったら、アイドルここまでやれてなかった」
真美「……真美も多分……いや、絶対。ここまで来れなかったよ」
亜美「兄ちゃん言ってくれたよね? 亜美には亜美の」
真美「真美には真美の」
真美&亜美「良い所がある。それを引き出すのは俺の力だ、って」
真美「真美達ね……双子だから、ずっと比べられて来たんだ」
亜美「でも亜美達はそんなん嫌だからねー」
真美「だから、真美達は常に同じになるよう努力したんだー」
亜美「亜美は真美に負けないくらい」
真美「真美は亜美に負けないくらい……同じだったら、比べよう無いっしょ?」
亜美「でも兄ちゃんは、亜美を亜美として」
真美「真美を真美として、比べずに見てくれた」
亜美「比べずにわかってくれた」
亜美「あ、代わろうか」
真美「う、うん……」ポスン
真美「真美達、言葉にしなかったかもだけど……嬉しかったんだよ?」
亜美「比べられるのが当たり前だったからねー」
真美「うん、真美達も嫌だったけど仕方ないと思ってた……でも、兄ちゃんは」
亜美「その当たり前をしなかった。兄ちゃんの当たり前は、亜美達の当たり前と違った」
真美「兄ちゃんの当たり前は」
亜美「亜美達にとって特別だけど」
真美「真美達の当たり前は」
亜美「兄ちゃんには通じなかった」
真美「兄ちゃんにしたら、当たり前でも」
亜美「亜美達はチョー嬉しかったんだよ?」
真美「それだけじゃなくて、真美達のワガママをきいてくれて」
亜美「亜美達を叱ってくれて」
真美「真美達を心配してくれて」
亜美「亜美達を信じてくれる」
真美「真美達に信じさせてくれる」
真美「兄ちゃんは真美達が悪戯しても」
亜美「亜美達が困らせても」
真美「怒らなかった」
亜美「でも叱ってくれた」
真美「真美達のことを考えて」
亜美「亜美達のことを真剣に叱ってくれた」
真美「ありがと、兄ちゃん」
亜美「ありがと、兄ちゃん」
真美「兄ちゃん」
亜美「兄ちゃん」
真美「これからも迷惑をかけると思うけど……」
亜美「これからも困らせちゃうと思うけど……」
真美&亜美「私達のプロデューサーで居て、プロデュースをして下さい……それと」
真美「真美は真美として」
亜美「亜美は亜美として」
真美「大好きだよ。兄ちゃん」
亜美「兄ちゃん。大好き」
真美「仕事以外に真面目になるのも疲れますなー」なでなで
亜美「そうですなー……兄ちゃんは気持ち良さそうに眠ってますなー」
真美「……」
亜美「真美?」
真美「兄ちゃんと並んで寝ようかな、って……起こすの手伝って」
亜美「んっふっふー……良いアイデアですな」
真美&亜美「せーの……」
真美「おもたかったねー」
亜美「なのに、兄ちゃんは良い気なもんだよねー」
真美「まぁまぁ……たまには良いではありませんか」
亜美「だねー……たまには、良いか」
真美「うんうん」
亜美「……亜美、眠たくなってきたよ」
真美「真美も……このまま寝ちゃおうかー」
亜美「うん……おやすみー」
真美「おやすみー」
小鳥「プロデューサーさん? まだ仕事してるんですか?」
小鳥「頑張るのは良いですけど、もう少しーー」
真美「すぅー……ずっと……」
亜美「すぅー……一緒……」
小鳥「うふふ……三人で寄り添っちゃって……可愛いなぁ」
小鳥「おやすみなさい」
真美「兄ちゃ……」
亜美「……すぅー」
終わり
寝る前に書き溜めなしでやるものではないな、うん。
真美、亜美! 二人とも誕生日おめでとう!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません