モバP「全員オフだ!」 (295)

P「俺もオフだ!!」


P「……」



P「あれ? ダメじゃね?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400497620

P「こいつぁーまいったぜ! HAHAHA!」

P「ま、なんとかなるだろう」

P「ほーら、こうして街中をブラブラ歩いていたら誰かしら……」

P「おっ、あそこに見えるのは見覚えのある影!」

P「誰かな!」

ちひろ「……プロデューサーさん、何やってるんですか?」

P「なぁんだ、ちひろさんかー」

ちひろ「なぁんだってなんですか、もうっ!」

P「いえ、ちょっとヒマでして」

ちひろ「ヒマって……せっかくのオフなのに」

P「全員ですよ!」

ちひろ「ええ、全員です」

P「……事務所大丈夫ですかね?」

ちひろ「さぁー、どうでしょうねー」

P「まぁ、社長に任せておけば大丈夫ですよね、きっと!」

ちひろ「そうですね、社長だけ出社してますもんねー!」

P「あははは!」

ちひろ「ふふふっ!」

P「ハーッハッハッハッハ……ゲホッゲホッ」

ちひろ「あぁもう、麗奈ちゃんみたいな笑い方するから……」

P「す、すみません……」

ちひろ「まぁ、オフだからってハメを外さないようにしてくださいね?」

P「わかってますって!」

ちひろ「じゃあ、私はこれで」

P「あれ? なにか用事ですか」

ちひろ「オフですからね。忙しいんですよ!」

P「なぁるほど」

ちひろ「納得いただけたようで何より。それではまた」

P「はい、お疲れ様で……あ。お疲れ様っていうのはおかしいですかね」

ちひろ「ふふっ、職業病ですねー。よい休日を!」

P「なるほど。よい休日をー」

休憩

完結までに

名前が出たアイドルは

全員出します

P「しかし、なんだ。せっかくの休みなんだから何かしら充実したいい1日にしたいな……」

P「それなら……うーん……」

P「そうだ」ティン!


P「休みのプロに聞こう!」


――――

――

杏「――で?」

P「杏、休みを充実して過ごすにはどうしたらいいと思う?」

杏「はぁー……あのさ、プロデューサー? 杏の貴重なおやすみをなんだと思ってるの?」

P「てへへ」

杏「まったく、みんなしてなんなんだか……杏はただ何もせずダラダラしてるだけで満足だっていうのに」

P「みんな?」

杏「あー、いやさ……」チラッ

P「なんだ、またきらりでも――」


未央「およ? やっほー、プロデューサー! 偶然だねっ」

茄子「いらっしゃいませー♪」


P「なんと」

P「なんでまたこの2人が……」

杏「いや、一応ユニットメンバーだしね、なすさん」

茄子「ナスじゃなくてカコですよー♪」

杏「知ってるよー」

P「なるほど、未央は?」

未央「いやー、しまむーがお出かけしちゃってたからヒマでさ? だったら誰かの家にいこーって思って!」

杏「たまったもんじゃないよ、もう」

未央「でもしまむーの部屋よりきれいなんだよね、あんあんの部屋……」

P「マジかよ」

杏「杏の部屋は最適化されてるからね」ドヤッ

P「……」チラッ

   ゴチャッ…

P「……え、マジで?」

未央「うん。しまむーはね……頑張って掃除すると悪化するって最近わかってさぁ……」

P「わぁ……」

杏「プロデューサー、ナチュラルに乙女の部屋除くのやめてよね」

P「乙女ならもっと恥じらいをだな」

茄子「いやーん♪」チラッ

P「ちがう、そうじゃない」

未央「もっとさりげなく、と」

P「そうでもない」

P「で、茄子はなんでだ?」

茄子「いえ、今日はオフだったので」

P「ふむふむ」

茄子「誰かの家に遊びにいきたいなぁと」

P「なるほど」

茄子「あみだくじを用意しました!」ババーン

P「うわぁ横長」

茄子「そして選んだのがこちらです」

P「ずいぶんと端の方……っておい、待て」

茄子「はいはい、なんですか?」

P「途中から横の線なくなってるじゃないか」

茄子「……てへっ♪」

杏「あぁ、飽きたんだね」

未央「名前書いてあるだけすごいと思うな」

P「どうしてこんな方法選んだんだよ……」

茄子「でもこうして未央ちゃんやプロデューサーさんにも会えましたし。ツいてますよ?」

P「そりゃよかった……でも杏が素直に入れるのは珍しいな、どうしてまた」

杏「それは……その……」

茄子「これです!」

P「ん? 紫色のアメ……なるほど、ブドウ味の」

茄子「ナス味ですよー」

P「まじかよ」

未央「いや、結構いけるんだよねこれ」

P「オーマイ……」

杏「ま、そんなわけだよ……プロデューサーもダラダラする? ちょっとぐらいならスペースあるけど」

P「……いや、やめとく。そうか、ナス味なぁ……」

茄子「プロデューサーさんもどうですか?」

P「ああ……うん。ありがとう、またな」

未央「まったねー!」

P「ナス味のアメっていったい……」

P「うーん、しかし参った。なにしたもんか……」

泰葉「……Pさん?」

P「うん? おぉ、泰葉。偶然だな」

泰葉「ええ、お出かけですか?」

P「いいや、目的もなくブラブラしてるんだ」

泰葉「そうなんですか……ふふっ」

P「な、なんだよ?」

泰葉「いえ。Pさんもオフの使い方が下手なんだなって思って」

P「なにおぅ、お、俺だって予定のひとつやふたつ……」

泰葉「あるんですか?」

P「……うん、ないよ。さっき言った通り、ない」

P「自分で言ってて悲しくなってきた……」

泰葉「大丈夫ですよ。それならお揃いですから、ご心配なく」

P「そうなのか?」

泰葉「ええ……でも――」


幸子「お待たせしました! カワイイボクの登場ですよ!」

早苗「泰葉ちゃーん、ごめんごめ……ありゃ?」


泰葉「それもついさっきまで、なんですけれど」

P「なんと」

P「なかなか見ない組み合わせだな……」

泰葉「幸子ちゃんが誘ってくれたんです。お買い物でもって」

幸子「泰葉さんの私服、センスがいいですしね」

P「へー……」

早苗「な、なんでそこであたしを見るかなぁ!? 花見の時のは気合い入れすぎただけだから!」

P「らしいが、どう思う幸子」

幸子「似合う服装って、ありますよね」

早苗「うわぁぁん! 泰葉ちゃぁん、幸子ちゃんがイジめるぅ!」

泰葉「よーしよし。大丈夫ですよー」

P「うわぁ」

早苗「……いや、実際問題ね。服とかの流行の移り変わりってすごいじゃない」

P「まぁそれはわかりますけれど」

幸子「そこで頼まれたんです。若くていい感じにコーディネートしてくれって」

P「へー」ニヤニヤ

早苗「ちょっ……あぁもう、笑うなら笑いなさいよ!」

泰葉「でも頼りにしてもらえたのはうれしいです」

幸子「ボクが選ぶ服だけだと合わないかもしれませんしね。泰葉さんなら大人っぽさと子供らしさのバランスだってとれるでしょう?」

P「なるほどなぁ」

早苗「みんなボディコンボディコンって……いいじゃないの、イケイケな大人の世界……」

P「……泰葉、大人ってさ」

泰葉「私は子役なので。大人のことはよくわかりません」

早苗「さ、幸子ちゃん」

幸子「いえ。ボクからかけられる言葉はありません」

早苗「」

幸子「……でも、似合う服を着ればとびっきりカワイイはずですよ? だってこの前のもイケてましたし」

早苗「幸子ちゃん!」

早苗「ういやつめ、よーしよしよし……」

幸子「や、やめてください! くるしっ……もうっ! 泰葉さん、なにか――」

泰葉「とうっ……」ギュッ

幸子「なんでさりげなく加わったんですか!?」

泰葉「私、自分のやりたいことを見つけたの……ありがとう、幸子ちゃん!」

幸子「あぁぁもうっ! プロデューサーさん!」

P「おう、ばっちり撮ってるから安心しろ!」パシャパシャ

幸子「んもぉぉぉっ!!」

早苗「よぉーしっ。お姉さん自分の服を買うついでに幸子ちゃんと泰葉ちゃんにも服をプレゼントするわ!」

幸子「えっ」

泰葉「交換し合ってみますか? 幸子ちゃんが選んだ服を私が着て、早苗さんの服を私が選んで――」

幸子「ちょ、ちょっと?」

P「幸子、早苗さんにいい服着せてもらえよ! じゃあな!」

幸子「な、なんなんですかもうっ! どんな服着てもボクはカワイイって証明してあげますよ!」

P「いやぁ、いいもん見た」

P「……あ。ついて行ったほうが面白かったかもしれないな」

P「まあしかたないか。今更戻ったらかっこ悪いし……」グゥゥ…

P「……そういえば朝飯すら食べてなかったなぁ」

P「んー、どこかよさげな店は――お?」


裕美「……」キョロキョロ…


P「裕美か! 誰かと待ち合わせでも……いや、あの店」


    [メイド喫茶☆大福寺]


P(――よくわからないが、アレなにおいがする)

P(……そっと見守ろう)

P(しかし何屋だアレ……いや、メイド喫茶なんだろうけど。なんで看板が木……?)



裕美「あっ」


P(おっ、誰か来た……か……)


歌鈴「お、おまたせしまひたっ! ……い、いたい……」

友紀「ごめんごめん、いやぁ自転車に乗り遅れちゃってさー」

肇「友紀さん、それはただの寝坊ですよね……?」

友紀「ん? そうともいうかな、あははっ」


P(菜々じゃなかった)

P(――秘儀、プロデューサー聞き耳!)


裕美「ううん、大丈夫。時間通りだから」

肇「ごめんね、裕美ちゃん……」

歌鈴「わ、私が途中で何度も転んだから……」

肇「か、歌鈴ちゃんのせいじゃないですよ。大丈夫だから」

友紀「いやぁ、でも面白い企画だよね」ケラケラ


P(友紀を歌鈴と肇が迎えに行ったのに起きなかった、ってところか……はぁ、まったく)


友紀「ウサ耳和服メイドバニー大作戦! だっけ? 主役はどこ?」


P(あ。もう一人いるのな)

P(しかしあずきか。見当たらないがいったい――

あずき「あれ? Pさんだっ♪」

P「うおっ!?」

裕美「え?」

P「あっ」

友紀「ありゃ、プロデューサーじゃん! どうしたの?」

P「あー……」

歌鈴「ふぇっ、Pしゃっ、これ、ちがっ、あわわっ」

肇「お、落ち着いて歌鈴ちゃん。まずは土を用意して……」

裕美「肇さん!?」

P「……」

あずき「あっ、3人とも! よかった合流できた……ってあれ? どうしたの?」

P「――つまり要約するとだ」

P「和装やら、和風やら。奥ゆかしいイメージが強いものと」

P「ちょっぴりオトナな雰囲気のあるバニーを組み合わせた」

P「全く新しい衣装と雰囲気を手に入れようとしていた、と」

歌鈴「は、はい……」

肇「あぁ……もう……」

あずき「まさかの作戦内容がバレバレに……」

P「……考案者、挙手」

裕美「……」スッ

P「マジで?」

友紀「肉付けしたのはあずきちゃんで、実行を誘ったのはあたしねっ!」

P「なんで誇らしげなんだお前」

裕美「その……バニーのお仕事の時、楽しかったから……」

P「いや、うん。裕美も積極的になったんだな……それはいい」

あずき「和服もいいよねっ」

P「そうだな。バニーも和服も大好きだ」

友紀「ねこっぴーは?」

P「今はどっちでもいい」

友紀「がーんっ」

P「肇と歌鈴はどうしてまた?」

あずき「ドジなあの子のカッコいい一面! オペレーション・ギャップ、ツー!」

歌鈴「か、かっこよくなれるって聞いたんです……」

P「なるほど」

あずき「落ち着きのある人の意外と大胆な一面! オペレーション・ギャップ!」

P「なるほど」

肇「その……興味は、ありましたし……」

P「……その表情、いいですね! 1枚いいですか?」

肇「えっ」

>>91
オペレーション・ギャップの番号逆なの

P「すまん、取り乱した」

肇「いえ。問題ありません……」

P「で、その参考にそのお店にいこうとしたと」

裕美「マキノさんにお願いしたら『どしがたいな』って言いながら調べてきてくれて……」

P「確かに度し難いな」

歌鈴「ど、どがしかでんっ!」

P「歌鈴。言えてない」

友紀「あと、常連さん限定でこのお店の服を試着したりもできるんだよねー」

P「常連限定? ならなんでこの人数……」

裕美「マキノさんが……」

P「どしがたいな」

P「え、そのカード本物なのか?」

裕美「たぶん、そうかな?」

あずき「あずきのスパイ大作戦で調べた結果、実はかなりの常連さんらしいよっ!」

友紀「どうせだから一緒に来たらよかったのにね」

P「大丈夫か諜報部。筒抜けじゃないか」

歌鈴「そのう……カッコいいっていう服装は……」

肇「メイド服……ですよね?」

あずき「ううん。ここのお店はウサ耳和風のメイドさんに網タイツをはかせてるよ!」

肇「えっ」

歌鈴「えっ」

あずき「わよーせっちゅー大合併作戦だねっ!」

肇「……あみ、タイツ……?」

歌鈴「あわ、わわわ」

P「……裕美?」

裕美「……うん。ごめんね」

P「知らなかったか?」

裕美「でも……新しい自分に会いたいから。迷わない!」

P「うわぁ、成長したなぁ」

肇「新しい自分……これまで知らなかった自分。イメージを壊す、か……うん。やれます」

歌鈴「えぇっ!? そ、それなら私もっ……で、できましゅっ! ……ひたぃ……」

P「みんな成長してて言葉もないよ」

あずき「Pさんも着る?」

P「どこに需要があるのかな?」

友紀「……えぇー?」

P「友紀がためらうのか」

友紀「だってウサ耳和服メイドバニーって……盛りすぎだよっ!」

P「おう、言ってやれ言ってやれ!」

友紀「せめてねこ耳じゃないと!!」

P「ちっがう!!」

裕美「!」

P「裕美も納得しない!」

肇「……耳の上から、あえてタオルを巻いて隠す。おさえられるから、イメージされる。なるほど、ありかも……」

P「肇ぇ!」

歌鈴「じゃ、じゃあ……えっと……はきません!!」

P「なにをだ!」

あずき「大盛り上がりだねっ!」

P「えぇい、こんなところにいられるか! 俺は旅に出るぞ!」

P「まったく……」




肇「……い、いきましたか?」

裕美「う、うん……たぶん……」

友紀「あれ? みんなどうしたの?」

肇「いえ、さすがにみられているのは恥ずかしいですし……」

裕美「あずきちゃんも、ありがとう。あぁ、でも恥ずかしい……」

あずき「えっ、なにが?」

肇「え、ごまかしてくれたのでは……?」

裕美「うん。だからみんなでこうわーって……のってみたり、とか……」

あずき「ここ、和服に網タイツでメイドさんなウサ耳装備のお店だよ? あずきうそつかない!」

裕美「」

歌鈴「ぬ、ぬがなきゃ……」

肇「……人が想像しうるものは、作れるということですね……おじいちゃんの言ってた言葉、理解できたよ……」

P「はぁやれやれ。まったく……」

P「……あ。飯……」

P「いっそこのアメ食べようか……」ゴソゴソ…

  テーンッ  テンッ

P「ん?」

晴「おっ、Pじゃん」

P「晴か、元気そうだな」

晴「まぁな。久々のサッカーだし楽しんでるぜ」

P「メンバーは?」

晴「ん? ほら、そこにいるだろ」


文香「…………」ペコッ

こずえ「ぷろでゅーさぁー……?」


P「正気か」

晴「な、なんだよ」

P「いや、だってお前……もっとこう、運動系のアイドルとか……」

晴「しょうがねぇだろ。こずえが……」

こずえ「さっかぁー……たのしいねぇー……」ニコニコ

晴「……な?」

P「ごめん」

文香「私も……こずえちゃんに誘われて……」

P「そうか……いや、無理にオフに引っ張り出したのかと思ったけどそんなわけないか」

晴「そういうこと。ま、別にいいんだよ楽しいし」

こずえ「ぷろでゅーさぁーもー……やるのー……?」

P「あー。俺は……どうしようかな、ヒマだしな」

こずえ「わぁーい……」

文香「よろしくお願いします……」

P「飯はもうちょい遅らせたっていいだろ、さぁーて……」

晴「……あとさ。プロデューサー?」

P「うん?」

晴「アイドルなめんなよ」

P「えっ」

    ゴシャーン☆

P「へぐっ」


こずえ「きらりん……しゅぅーとぉー……」

P「えっ、なにこれ」

晴「こずえさ、一度見たこと忘れないんだって」

P「お、おう……で?」

晴「で、って……だからさ、なんだっけ、カーリング?」

こずえ「らーにんぐって……いうのー……」

晴「そうそう、それそれ」

こずえ「さながおしえてくれたー……えへー……☆」

P「ゲーム脳こわい……」

文香「大丈夫ですか……?」

P「いや、たったいま大丈夫じゃなくなったかな……」

文香「でも……運動になりますよ……?」

P「そっかぁ……文香も強くなったなぁ……」

晴「ん? あぁ、文香さんはあんまりうまくねーよ」

P「いやいや、そうはいってもあの――」


こずえ「いくよぉー……」ポーンッ

   コロコロコロ…

文香「んっ……は、晴ちゃん……」ポンッ

     コロコロコロ…

晴「おう。こずえー」ポーンッ

      テンッ  テン…

こずえ「わぁー……」ポテッ

こずえ「ぼーるぅー……まってぇー……」トテトテ…

晴「な?」

P「えっ」

晴「いや、遠慮いらないっていったらアレが来てさ」

P「おう」

晴「普通にやろうっていったらこうなって」

P「……おう」

晴「まぁ、こずえも思いっきりやっていいかどうか考えてからやったんだよ」

P「……そっか。喜ぶべきだと思うか?」

晴「どうだろうなー」

こずえ「はるぅー……」

晴「おーう、来い」

こずえ「えーい……」ポンッ

        コロコロコロコロ…

晴「……やってくか? こずえ、ちょうどいい加減ってのができないみたいだけど」

P「いや、ごめん……遠慮しとく……晴たちは?」

晴「オレは別に……文香さんもさ、最初あれ食らったんだよ」

P「えっ」

文香「おなかに罪と罰を仕込んでいたので……なんとか……」

P「えっ」

P「すげぇや、罪と罰……俺も腹に巻いとこうかな……」

P「はーあ、腹減った……」

響子「あれ?」

P「うん?」

響子「プロデューサーさん、どうしたんですか?」

P「響子こそどうした? こんな公園に」

響子「あ、実は……」

加蓮「響子ー、どこ……に?」

P「加蓮……と……」

沙耶「あれぇ? プロデューサーさんじゃないですかぁ」

P「沙耶? 珍しい取り合わせだな」

響子「実は加蓮ちゃんがジャンクフードのほうがおいしいって言ってて」

加蓮「別に、そこまでは言ってないよ? ただ体にいいものーって感じのじゃ飽きるよねって言っただけで」

P「なるほど。沙耶は?」

沙耶「審判として呼ばれちゃったんですけどぉ、食べ比べはさすがにアイドル的にダメですよねぇ~?」

P「食べ比べ?」

響子「はい。ここに健康素材のお弁当が!」

加蓮「こっちは最近でた新商品だよ。しめさばあんこバーガー」

P「ちょっとまって」

加蓮「なに?」

P「なんて?」

沙耶「しめさばあんこバーガー? 超人気ですよぉ?」

P「マジで?」

ごめん殺して
さぁやPの方々ごめんなさい

P「……しめさばあんこバーガーか」

加蓮「うん。食べる?」

P「人気なんだよな……?」

早耶「ウソなんてつきませんよぉ。だってぇ――」

P「じゃあ、いただきます。どれどれ」


P「もぐもぐ」

早耶「だってぇ、食べるとまるで雷にうたれたみたいになってぇ」

P「ほげっ!?」ビクンッ

早耶「そこからまるで天にも昇るような気分になってぇ」

P「」ピュルル…

早耶「そうそう、魂が抜けちゃうぐらい美味しいってぇ……あれぇ?」

P「」

響子「プ、プロデューサーさん!? プロデューサーさん! しっかりしてください! プロデューサーさん!!」

加蓮「そ、そんな……死んでる……!?」

P『……ん? なんか体が軽いな』

P『なんだったっけ……さっきまで何かしていたような……』


小梅「……P、さん?」

P『お? おぉ、小梅! それから……どちら様?』

小梅「……み、見えるの……? そ、それって……ううん、今……」

P『学校の友達か? ははは、美人さんだなぁ』

小梅「あの、ね……Pさん……この子は……あの子、だよ……?」

P『あの子?』

あの子『……』ペコッ

P『……どの子?』

小梅「あ、あの子……いつも、いっしょにいるから……」

P『その子が? あの子?』

あの子『…………』コクッ

P『へぇー、空飛んでるみたいだなぁ……あれ? でも俺も飛んで……あれあれ?』

小梅「は、早めに戻った方がいいかも……今、すっごく細い糸でつながってる……」

P『えっ』

P『幽霊?』

小梅「ゆ、幽体離脱……かな……? でも、こんなきれいに抜けるのは珍しいかも……」

P『すごいなぁ、最近のファーストフード店』

小梅「?」

P『いや、なんでもない。とりあえず体に戻るよ』

小梅「そ、そう……気を付けて、ね……?」

P『ありがとう、こう――』

    ビュオォォォ――


小梅「あっ……と、飛ばされちゃった……!?」

P『えっ、あれ? 俺飛ばされてる?』

P『……これ、まずいんじゃないか?』


P『ど、どこかつかまる場所! とっかかりとか、何か、何かないか! 何かっ!』


    ぽよんっ

P『はっ!?』

沙理奈「……うん?」

P『沙理奈!!』

沙理奈「なんかえっちな風ー。変な感じ」

P『の、おっぱい!!!』

ごめんなさい!!!寝ます!!!!!

どうでもいいけど!!!誕生日です!!!
早耶Pのみなさん、ごめんなさい!!!!!

>>148まで残り

ほたる
ウサミン
奈緒
志希
まゆ
レイナ

輝子
川島

ヘレン

みく
荒木
愛海
クラリス
七海
音葉
夏樹
イヴ
美優
蘭子
アーニャ
時子

えとう
きしべ
さとみん
乃々

相葉
卯月
ありさ

沙紀
拓海

フレデリカ
のあ
洋子
奥山
風香
いつき
千秋
上条

十時
だりーな

むつみ
きらり
周子
マキノ
キャシー
智絵里
ライラ
梨沙
加奈
美嘉
頼子
美羽
ふじりな

星花
柑奈

藍子
真尋
仁奈


余計なお世話だが、もっとサクサク勧めんと終わらんぞww
ここで使い勝手の良い真奈美さんを勧めておく。

>>150
最初はセリフの2つ3つも言ったらかえってもらおうと思ってたのに
みんなかわいくて魅力的だから勝手にしゃべって長くなって楽しすぎてつらい!!わぁい!!!


再開っ!!!

P『なんてこった。霊体でもおっぱいにはひっかかるんだな』

沙理奈「それにしても、んー。遅いなー」

P『おっと。バカなこと言ってないで体に戻らなきゃ』

P『……ん? あれ?』

沙理奈「ちょっと早かったかなー?」

P『ウソだろ……体が沙理奈の服から離れない……』

P『……しかも背中がおっぱいにいっぱいおっぱおされててこれはなんかすごい』

沙理奈「ふぅ……」クイッ

P『あっ』

沙理奈「ま、おねーさんは余裕を持つものだけどね」ぽにゅんっ

P(なるほど。胸の前で腕を組まれたら前門の両腕、後門のおっぱい。いわゆるあすなろ抱き感覚か)

P(どうしよう離れたくなくなってきた)

P(もうちょっとぐらいこうしておっぱいされてても罰は当たらないと思うんだ)

沙理奈「おっ。おはようっ」

P(それに沙理奈のオフにもちょっと興味があるし……お。誰だ?)


まゆ「すみません。お待たせしちゃいましたか?」

沙理奈「ううん、平気よ? でもいっしょじゃないの?」

まゆ「え? まだ来てないんですか?」

沙理奈「うん。自分で誘ったのを忘れたとか……じゃあ、ないわよね。でも遅刻してたらイタズラもできないじゃない?」

まゆ「うふ……いたずらの幅を広げたい、でしたっけ。かわいらしいお願いじゃないですか」

沙理奈「なんとなく、思ってることとかみ合ってない気もするけど……と、来たわねー」


麗奈「ハァッ……はぁ……と、時計の電池を他で使ったのを忘れてたわ……」

沙理奈「ん、走ってきたの? えらいえらい」ナデナデ…

麗奈「えぇい! 子供扱いするんじゃないわ! 待たせることでプレッシャーをかけただけよ!」ベシッ

まゆ「うふふ……素直じゃありませんねぇ」

麗奈「だいたい、アタシよりも遅れてるやつがいるじゃない!」

沙理奈「え?」

麗奈「ほら、輝子よ! 来てな――」

輝子「い、いますよー……ふ、ふひひ……」

麗奈「ひぃっ!?」

輝子「ず、ずっといましたけど……影が薄い……日の当たらない……影のなかー……ぼっちのこー……」

P(どこから出てきたんだ、今)

まゆ「輝子ちゃん……いっしょにお出かけするお友達がいるんだら、ぼっちじゃないでしょう?」

輝子「あ……ふ、ふふ……そ、そうだな……トモダチか……でも、ま、まぶしい……」

麗奈「ふんっ、レイナサマの輝きの前には仕方ないことね!」

輝子「……フヒヒ。う、うん。まぶしい」

麗奈「ちょっと今どこ見て笑ったのよ。言ってみなさい」

P(はぁー、いたずらね……)

P(沙理奈とまゆと輝子に教わるいたずらっていったい……)



まゆ「……?」

沙理奈「どうしたの?」

まゆ「いえ、なんだか違和感が……気のせいでしょうし、お気になさらず」

沙理奈「そっか、じゃあとりあえず麗奈ちゃんの服と――ん?」

光「あれ、レイナ? それに沙理奈さん、まゆさん……輝子も!」

沙理奈「光ちゃんじゃない。どうしたの、お出かけ?」

光「ああ、そうなんだ! 実は――」

志希「ありゃりゃ? なんだかいい匂いがすると思ったらみんないるの?」

瑞樹「やっぱり休日はかわいい服を買出しにショッピングよね?」

美羽「かわいい……かいわ、いい……ショッピング……しょっぴぐ……?」

光「見ての通りでさ!」

麗奈「どれよ」

光「確か最初は志希さんと話してて」

志希「気分の落ち着くにおいとかー。逆にテンションあがるにおいとか。ヒミツどーぐっぽいってほめられちゃって~♪ にゃはは☆」

光「いっしょにアロマショップにいこうかって話になったんだけど」

瑞樹「2人に偶然会って、若い子の感性って大事でしょう? 買い物にいくならついていこうと思って」

光「美優さんはなにか用事があるらしかったし、保護者もいるからどこかに出かけようってなって」

美羽「道に迷ってたら光ちゃんに会ったので」

光「で、今はちょうど目的もなくブラブラしてたところなんだ!」

麗奈「うらやましいわ。ヒマそうで」

沙理奈「じゃあ一緒にイタズラグッズでも見に行く?」

光「イタズラ? ……いや、でも」

まゆ「うふふ、大丈夫よ? そんな危ないものじゃなくって……」

光「……!? え、い、いや……あ、アタシはっ」

志希「ん? どーしたの光ちゃん、顔真っ赤だね~♪ いい汗かいてそう……」

光「れ、レイナって大人だったんだな……」

麗奈「えっ? ちょ、ちょっと待ちなさいよ! アタシそんな……」

美羽「麗奈ちゃん、セクシーキャラ確立……っ!? そ、そうか、ギャップが萌えるって聞いたことが!」

瑞樹「そうよ、美羽ちゃん。『あえて』イメージをちょっとだけずらしてアピールするの……ラブリーみずきよっ♪」

沙理奈「……美羽ちゃんには早いかなー。素材はいいからじっくり育てたほうがよさげかも?」

美羽「そうなんですか?」

瑞樹「沙理奈ちゃん、沙理奈ちゃん?」

沙理奈「オトナの魅力をわかって使うならいいの。でも子供の武器は自分で意識して使うものじゃないからね……」

輝子「フ、フフ……人がいっぱいで酔いそう……すみっこへー……」

光「輝子……輝子もその、イタズラ、を……?」

輝子「フヒッ!? え、い、いや……私は別に、キノコがあれば……」

光「キ、キノコで……!?」

輝子「!?」

まゆ「はい、2人ともおちついてー。深呼吸、深呼吸」

志希「すーはーすーはー……あー、いいにおいー♪」

まゆ「志希さんはちょっと離れてくれますかぁ……?」

P(……みんな仲いいなぁ!)

P『お? おぉ、そろそろ離れられそうだ……な……』


まゆ「……?」チラッ

P『あっ』

まゆ「…………」

P『ま、まゆ……見えてるのか? ほかのみんな、も……』


まゆ「」バターンッ


光「ま、まゆさんが倒れた!?」

沙理奈「ちょ、ちょっと大丈夫!?」

輝子「ク、クッションがわりー……ホシショーコー……ぶ、無事だぜ……あ、危ないとこだった……」

瑞樹「輝子ちゃんも巻き込まれ……いや、大丈夫そうね。でも急にどうしたのかしら……」

美羽「あっ、こんなこともあろうかと絆創膏と湿布と包帯とエアーサロンパスならありますよ!」

P『……なんかごめん、みんな』

志希「えいっ、元気になるおくすり~♪ きつけ薬っ!」

まゆ「エンッ」

志希「大丈夫?」

まゆ「げほっ……だ、大丈夫です……でも……」

美羽「いったい何があったんですか?」

まゆ「今……沙理奈さんの服から黒い影が……」

沙理奈「えっ」

麗奈「えっ」サッ

沙理奈「……マジで? ちょ、ちょっとシャレになんない冗談やめてよー」

志希「ん~? でもむしろいつもよりいい匂いするような……」

P『はぁ……早く体に戻らないと。えーっと公園……』


楓「……」


P『……楓さん? 何やってるんだ?』

楓「……?」チラッ

P『えっ』

楓「…………」ジッ…

P『み、見えてます?』

楓「……」

P『あの……』


ヘレン「ヘーイ!」

P『うおっ!?』ビクッ

楓「ヘレンさん、こんにちは」

ヘレン「ブエノスディアス、楓。いい朝ね」

P『な、なんだ。後ろにヘレンがいたのか……』

のあ「……朝というには、日が高く上りすぎているわ」スッ

P『うわぁっ!?』

P『え……? 俺、今幽霊だよな? 普通の人に見えてないよな? なんで死角から出てくるんだよ……』


ヘレン「のあ、知らないの? 日本が昼でも、世界的に見れば昼以外の方が多いのよ」

のあ「……輝く太陽が照らせない、美しく煌めく夜はある。しかしそれがあるのはここではないでしょう」

ヘレン「フッ……そうね。でも私の中には世界があるわ」

のあ「……傲慢ね」

ヘレン「プライドよ」

楓「……あっ。そういえばそこのコンビニでフライドポテト100円引きらしいですよ」

のあ「行きましょうか」

ヘレン「ええ」

のあ「……」

ヘレン「いい揚がり方ね……」

楓「……そういえば、2人はあの映画、見ましたか?」

のあ「ええ……興味深かったわ」

ヘレン「なかなかにエキサイティングだった、と言っておきましょうか」

楓「やっぱり……感動しますよね」

P(……なんかこう、片手に握られてるポテトからすさまじい違和感が出てるが……映画?)

のあ「生きる意味……生まれた意味……無為に、理解できないまま過ごす愚かしさ。それを訴える……」

ヘレン「自身の身を削る献身……美徳とされる国も少ないかもしれないけれど、私は彼を肯定するわ。素晴らしい!」

P(へー、なんだかおもしろそうだな……あとで見に行くか……なんてタイトルだ?)

楓「面白いですよね、アンパンマン」

P(あんぱんまん)

P『アンパンマン?』

ヘレン「どこまでも純な願いと愛……世界の果てへも届くでしょう」

のあ「次は何を見ましょうか……」

楓「そうですね、えっと……あ」

忍「あれ?」

ヘレン「ハァイ、忍。偶然ね」

忍「ぐ、偶然だね? えっと……すごいメンバー……なんで?」

のあ「人の出会いは引力……なら、これもまた必然。あなたも食べるかしら?」

忍「あ。ありがとう……ございます」

楓「忍ちゃん、忍ちゃん」

忍「……?」

楓「ここのポテト、100円引きなんですって……たくさん買いすぎちゃだめよ?」

忍「うん? 大丈夫だと思うけど……」

楓「買いすぎちゃって……ひゃー、くえん……」

忍「」

楓「ふふっ……」

のあ「フッ……」

忍「あー、うん……えっと……」

P『リアクションに困ってる……』

ヘレン「安心しなさい。あなたが食べきれない分は私が受け止めるわ!」

P『ちがう、そうじゃない』

楓「忍ちゃん、誰かと待ち合わせ?」

忍「え、うん。そうだよ……あっ」

P『おっ。援軍か!』

比奈「おまたせしました~……っす、ねー……うぷっ……」

イヴ「お迎えにあがりましたよ~☆」

P『……あー』

ブリッツェン「ブモッ」

忍「イヴちゃん……なんでソリ……?」

イヴ「実は遅刻しかけたので、ちょっとお空を~☆」

比奈「し、死ぬかと思ったっす……ほんと……」

ブリッツェン「ブモッ」

ヘレン「あら? クリスマス以外でのソリ飛行は禁止のはずね」

イヴ「ご存じなんですか?」

ヘレン「私はヘレンよ」

イヴ「なるほど~☆」

忍「それでいいのかな……」

楓「私は高垣楓です」

比奈「しってまス……」

のあ「……空。太陽に憧れ、その身を焼く、か……」

比奈「あー、いや。普通にむちゃくちゃ揺れて……」

のあ「……」

比奈「……」

のあ「……そう」

イヴ「乗りますか~?」

のあ「……そうね、機会があるのならば。いいの?」

ブリッツェン「ブモッ(我が名は雷。我が身は主君のために。そなたが主君の盟友ならば、この身は剣にも盾にもなろう)」

のあ「フフッ……いい子ね。感謝するわ」

P(なんか今ノイズ混じった気がする)

のあ「空を駆ける……地に縛られない気分。それは、遥かな彼方へ至れる高揚を感じられるのかしら」チラッ

P『えっ』

忍「……どこ見てるの?」

のあ「いいえ、独り言よ……聞く相手がいないのなら。会話に見えないのならば、これは独り言」

忍「……??」

P『やっぱり見えてるんじゃ……おぉう、長居してないで体に戻らなきゃ』スゥッ…


忍「うーん、ここら辺とか何かあるの……か……な?」

アッキー「くぅ~ん……」

忍「アッキー?」

のあ「……」

忍「のあさん、アッキーにお話ししてたの……?」

のあ「……人から見たときの自分。自分がなりたいと思った像。それが重なるとは限らないわ」

P『ふぅ、やっと戻ってこれた……響子たち心配して――』


響子「ぐすっ……プロデューサーさんっ……」

加蓮「私……ごめんねっ……ごめんなさいっ……」

早耶「しめさばがダメだったんですかぁ……? 知ってたら、アイドルだからってPさんに任せたりしなかったのに……」

クラリス「神よ……どうして、あなたは……」



P『なんかえらいおおごとになっとる』

クラリス「……」

P『ク、クラリース。ほら、俺ここにいるから、大丈夫だから! 起きるから、ほら!』

クラリス「プロデューサー様……?」

P『おう! うん、見えてることは突っ込まないぞ、俺だ!』

響子「プロデューサーさん、そこにいるんですか……?」

P『いるとも。大丈夫! ちょっと刺激的すぎただけだってこれぐらい――』

  スカッ

P『……あれ?』

加蓮「……どうしたの、クラリスさん?」

クラリス「そんな……戻れない……!?」

P『うそ、だろ……!?』

ごめんパトラッシュ
なんだかとっても眠いんだ

寝る

P『どうしてだ……? こんな……』

クラリス「プロデューサー様の姿が希薄になっています……戻る力が弱まっているのかもしれません」

P『そんな! くそっ……どうしたら――』

   ビチャァンッ!


クラリス「!?」

早耶「く、クラリスさぁん! 空からお魚がぁ!」

P「磯くせえ!!!!」ビクンッ

響子「プロデューサーさん!?」

P「ハッ!?」

加蓮「も、戻ったの!? この魚、いったい……」


七海「あー、せっかくの大物がぁ~……あれれ? みなさんおそろいれすかぁ~?」

P「七海……」

七海「は~い、七海れすよぉ~?」

P「……とりあえず、助かった」

七海「よくわからないけれど、よかったれすね~♪」

P「あと」

七海「はいはい~?」

P「いそくせぇ……」

七海「そんなぁー」

加蓮「……海の匂いがする」

クラリス「そういえば、おなかがすきましたね……」

早耶「あっ……響子ちゃんのお弁当」

響子「たくさんありますし、食べますか?」

クラリス「よいのですか?」

P「俺は遠慮しとくよ」

加蓮「大丈夫……? ごめんね、アタシ……」

P「いや、へーきへーき。早めに戻れって言われたのにちょっといろいろ回ったのが悪かったんだよ、たぶん」

早耶「しめさばあんこバーガーを食べた後の浮遊感はすぐに解消します……の、後ろ。『※ただし個人差があります』ってぇ」

P「個人差で済むのか、それ?」

七海「サバれすかぁ~。どれどれ……」

P「あっ、やめろ七海!」

七海「もぐっ……」

加蓮「あっ――」

七海「……サバじゃねぇ!!」ビタァーンッ!!!

クラリス「!?」

七海「これ、サバじゃなくってアジがはいってますよ? たぶんそのせいで奇跡的なバランスが破滅的になってるんれすねー」

P「お、おう」

七海「まぁ、甘味と酸味自体は相性悪くありませんし。発想も悪くないですけれど……なんでしめさばバーガーにしめさば以外が入ってるんでしょうか」

加蓮「七海ちゃん、なんかしゃべり方……」

七海「あっ」

P「……」

七海「……失礼しましたー。とりみだしちゃったのれす~♪」

P「……おなごって、こわいなぁ」

響子「お弁当広げましたけど……どうしました?」

P「なんでもない。うん……しめさばか……ごめん、食欲ない」

響子「そうですか……体は……?」

P「なんかだんだん調子よくなってきたし平気だよ。うん……それより体が磯臭いのどうにかしたい」

七海「あぁ~ん、つりたてなのにぃ~♪」

クラリス「これは食べてもよいのでしょうか?」

七海「うーん、できれば火が使いたいので冷やして保管しましょ~♪」

P「……近場に銭湯あったっけか」

P「あぁ、なんかどっと疲れた……幽体離脱からの臨死体験かぁ……なかなかないなぁ」


菜々「あれっ、プロデューサーさん?」

P「お? あぁ、菜々か」

菜々「おはようございますっ! おでかけで……すか……?」

P「……今の俺にはあんまり近づかない方がいいぞ」

菜々「……この匂いって、なんですか……?」

P「ちょっといろいろあって、死にかけたのをお魚に助けられたんだよ」

菜々「は、はぁ……」

奈緒「やっぱりオレンジにしたよ……ってあれ? Pさん」

みく「奈緒ちゃんは悩みすぎにゃ。それにあんなにみくがオススメしたのに――あにゃ?」

P「おぉ、奈緒にみく。珍しい組み合わせだな」

P「なんだ、どこかにでかけるのか?」

菜々「実はこの前映画のチケットが当たりまして。誰か誘おうと思ったんですよ」

奈緒「偶然あたしがそれを聞いてさ。前から見たかった奴だったからお願いして……上映時間までちょっとあるからブラブラしてた」

みく「そしたら2人にみくが会って、おしゃべりしてたところにゃ」

P「なるほどな……その手に持ってるのは?」

みく「タピオカミルクだよ? 美味しいんだにゃ……あ?」

P「あ」

みく「Pチャン……くさい……」

P「……」

奈緒「み、みく……そんなひどいこと……」

P「…………」

奈緒「だ、大丈夫だよ。あたし、きにし、ないから……」

P「………………菜々。俺って今そんなに磯臭いかな」

菜々「……あ、あはは…………」

P「そっか……風呂いくか……」

菜々「あの、そのぅ……」

P「きれいな体になったら、また笑ってくれるよな……3人とも……」

みく「Pチャン……うん、みく、待ってるから……」

奈緒「えっ? あ、うん……そうだな……待ってる」

菜々「プロデューサーさんっ……」

P「……泣くなよ、菜々。また会えるから」

みく「Pチャン……!」


奈緒「いやいや、なんだよこの空気!?」

P「てへっ」

みく「にゃはっ♪」

みく「実際すっごくくさいにゃ。なんなの?」

P「いやぁ、まぁ……これのおかげで助かったから……」

菜々「銭湯なら確かあっちの方面に新しくスーパー銭湯ができたって聞いたような……」

P「そうか、助かる……みく、奈緒」

奈緒「どうしたのさ?」

P「しめさばには気をつけろよ」

奈緒「お、おう……?」

みく「頼まれたって食べないから心配いらないにゃ! またね、Pチャン!」

P「気をつけろよー」

P「しかし面と向かってくさいって言われると……へこむな。うん、ダメージだ」

P「えーっと、銭湯は――」

愛海「あっ」

P「あ?」

愛海「……やっほー、プロデューサー? 偶然だねっ!」

P「そうだな、偶然だな」

愛海「それじゃああたし、いってくるから」

P「待て」

愛海「な、なに?」

P「……一般の方に迷惑かけようとしてないよな?」

愛海「あたしは揉んでいい人とダメな人の見分けぐらいつくよ?」

P「本当か?」

愛海「だけどね、プロデューサー。揉みたい人と揉んでいい人は別カウントだよね」

P「よしアウトだ」

愛海「なんと」

愛海「だって……お風呂だよ!?」

P「おう。リラックスする場所だな」

愛海「リフレッシュする場所だよ! だから、ね?」

P「ね? じゃない。ね? じゃ……まったく、誰か保護者でも……」

夏樹「あー、いい湯だった……お?」

P「ん?」

夏樹「なんだ、Pさんか。それに愛海も……偶然だな」

P「あぁ、夏樹か。髪おろしてるら一瞬わからなかったぞ」

夏樹「おいおい……」

P「でも珍しいな。こんな時間から風呂なんて……女子寮の壊れたか?」

夏樹「いや。昨日ちょっと泊まりに出てさ……盛りあがったら朝風呂いこうぜってなって」

P「なるほどなぁ。相手はりい――」

蘭子「砂はすべて落ち切った! 我が身の雫はすでに消ゆ!(すみませーん、お待たせしました!)」

P「えっ」

>>223
髪おろしてるら、じゃなくって髪おろしてるから

P「蘭子……?」

蘭子「むっ、友よ……巡り合うとは、これも運命か! フハハハ!(あっ、プロデューサー! 偶然ですねっ♪)」

P「涼とか、李衣菜とかだと思ったよ……夜通し話したって?」

蘭子「我が身は闇。暗黒すら我が眷属にすぎぬ!(夜更かしぐらいできますよっ!)」

夏樹「ま、蘭子はすぐ寝てたけどな」

蘭子「あうっ」

P「ん? じゃあ誰がいたんだ?」

夏樹「帰ったけど、美優さんとアーニャが結構話せてさ」

P「美優さんが?」

夏樹「美優さんが」

P「……マジか」

夏樹「マジだよ。いや、楽しかった」

P「アーニャも含めて……クールって……クールなんだな……」

>>42
双葉杏(17)
ttp://i.imgur.com/5RQzFDR.jpg

本田未央(15)
ttp://i.imgur.com/3TaeXR8.jpg

富士鷹茄子(20)
ttp://i.imgur.com/JHBBU9V.jpg


>>58
岡崎泰葉(16)
ttp://i.imgur.com/zvmwfPx.jpg


>>60
輿水幸子(14)
ttp://i.imgur.com/0iylBEr.jpg
片桐早苗(28)
ttp://i.imgur.com/JFlPOj6.jpg


>>77
関裕美(14)
ttp://i.imgur.com/moHNRlv.jpg


>>80
姫川友紀(20)
ttp://i.imgur.com/rBcOsZB.jpg
藤原肇(16)
ttp://i.imgur.com/iHUesrn.jpg
道明寺歌鈴(17)
ttp://i.imgur.com/7aFA1AJ.jpg

>>85
桃井あずき(15)
ttp://i.imgur.com/tYxf3dG.jpg


>>103
結城晴(12)
ttp://i.imgur.com/5eGDxCu.jpg
遊佐こずえ(11)
ttp://i.imgur.com/X8JCAPL.jpg
鷺澤文香(19)
ttp://i.imgur.com/ZGUPzOy.jpg


>>117
五十嵐響子(15)
ttp://i.imgur.com/NoO0ZCJ.jpg
北条加蓮(16)
ttp://i.imgur.com/BZGgXOV.jpg
松原早耶(18)
ttp://i.imgur.com/qIJaRyl.jpg


>>130
白坂小梅(13)
ttp://i.imgur.com/a3YPmMs.jpg
あの子(??)
ttp://i.imgur.com/F4clGRH.jpg


>>137
松本紗理奈(22)
ttp://i.imgur.com/l99EuKJ.jpg

>>178
佐久間まゆ(16)
ttp://i.imgur.com/borpDOc.jpg
小関麗奈(13)
ttp://i.imgur.com/TpFJmUG.jpg


>>179
星輝子(15)
ttp://i.imgur.com/IHKLH7q.jpg


>>180
南条光(14)
ttp://i.imgur.com/NTrqw3Y.jpg
矢口美羽(14)
ttp://i.imgur.com/gpXPltE.jpg
川島瑞樹(28)
ttp://i.imgur.com/7O2xNVa.jpg
一之瀬志希(18)
ttp://i.imgur.com/3z5smky.jpg


>>187
高垣楓(25)
ttp://i.imgur.com/bUPH0cg.jpg
ヘレン(24)
ttp://i.imgur.com/FZoaH3x.jpg
高峯のあ(24)
ttp://i.imgur.com/01hN8dG.jpg


>>195
工藤忍(16)
ttp://i.imgur.com/F9hKuAW.jpg

>>196
荒木比奈(20)
ttp://i.imgur.com/LIpt7q2.jpg
イヴ・サンタクロース(19)
ttp://i.imgur.com/uTEhgP4.jpg


>>202
クラリス(20)
ttp://i.imgur.com/ODfNcwY.jpg


>>213
浅利七海(14)
ttp://i.imgur.com/J9LQ3Kl.jpg


>>217
神谷奈緒(17)
ttp://i.imgur.com/00Kraam.jpg
安部菜々(永遠の17歳)
ttp://i.imgur.com/LjZ01Op.jpg
前川みく(15)
ttp://i.imgur.com/JCGQJZY.jpg


>>222
棟方愛海(14)
ttp://i.imgur.com/BHHFJ7e.jpg


>>223
神崎蘭子(14)
ttp://i.imgur.com/ubd4qJp.jpg
木村夏樹(18)
ttp://i.imgur.com/l1GbSLX.jpg

やっと画像貼れる環境に帰ってきた
間空いてごめんね! 画像ない子はいないかな!

再開っ!

愛海「それじゃああたしはそろそろいくね」

P「はい、ストップ」ガシッ

愛海「あうっ」

夏樹「……一緒に入る気かよ?」

P「そうじゃないけど、1人で入って大丈夫か心配でなぁ」

夏樹「あー、なるほど……ま、それならたぶん平気だぜ?」

P「そうなのか?」

夏樹「中に――」

愛海「隙あり! いってきまーすっ!」

P「あっ」

蘭子「……問題ない。調べを現す瞳の精霊は、強き音を響かせる(大丈夫ですよ、音葉さんがいましたから)」

P「音葉?」

夏樹「うん。サウナの中で環境音流れてるんだけどさ、騒ぐおばちゃんを黙らせちゃってさー」

P「ほーう」

梅木音葉(19)
ttp://i.imgur.com/kTp0ngx.jpg



愛海「うひひ! お山が山盛りっ! パラダイスはここにあったんだねっ!」


音葉「……愛海ちゃん…………」

愛海「あれ? 音葉さん! 偶然だね、綺麗だねっ!」

音葉「ありがとう……でも……」

愛海「ねぇ、ふれあいでもどうかな?」

音葉「……手で感じられるもの……あるでしょう。それと同じように、ここには音もあるから……」

愛海「音? カポーンって感じのやつ?」

音葉「ええ……心地いい騒がしさ……」

愛海「……」

音葉「…………ね?」

愛海「う、うん……それはそうと、登頂しても……?」

音葉「……あちらでは、まるで森の中にいるような気分になれるサウナがあるの……それから……」

愛海(あっ、これ藍子さんや菜帆さんにちょっかい出した時と同じペースだ)

――――

――

夏樹「まぁ、大立ち回りしたわけじゃないけどいつの間にかこう……騒ぐ雰囲気じゃなくなったっていうかさ?」

蘭子「耽美なる時の狭間……音のみが全てを支配するわ……!(こ、こわかったです……)」

P「なんかそれ、気になるな……」

夏樹「入ったら捕まるぜ?」

P「知ってるよ。まぁ……じゃあ大丈夫かな。俺も風呂入ってくるよ」

夏樹「ん。じゃーなPさん、また明日」

P「おつかれー……っていうのはおかしいのか?」

蘭子「光に包まれよ!(がんばってくださいねー!)」

P「ははは、じゃあひかつかー」

夏樹「ああ。ひかつかー」

蘭子「!?」

>>242
×ひかつか
○ひかつま

    カポーン……


P「いい湯だった……さっぱりしたなぁ」

P「さーて……ん?」

時子「あァん?」

P「時子……と……」

里美「あぁ~、待ってください時子さ~ん~」テトテト…

舞「やっぱりお風呂上りまでジュースは我慢……あれ?」

P「……へー」

時子「……不愉快な顔ね。潰されるのと焼かれるの、どちらをご所望かしら?」

P「まだ何も言ってないだろ!」



榊原里美(17)
ttp://i.imgur.com/WLvfoBv.jpg
福山舞(10)
ttp://i.imgur.com/Q3YRZwf.jpg
財前時子(21)
ttp://i.imgur.com/LlxbCGu.jpg

時子「バカな豚が何か勘違いをする前に、しつけをしてあげるのも私の役目よ」

P「勘違いって言われたって……舞はともかく里美といっしょなのは珍しいなぁと思っただけだ」

里美「え~っと……実は……」

時子「妙なことを吹聴したら……その無駄についた脂肪をむしって、道行く老婆にでも押し付けましょうか」

里美「ほぇぇ……おっぱいはとれないんですよ~??」

時子「チッ、そういう意味じゃないわ……これだから……!」

舞「今日、時子さんに助けてもらったんですよ!」

P「えっ?」

時子「チッ……アンタ……」

舞「かっこよかったです! 里美さんとお買い物してる時に――」

   ピシャァンッ!

P「うおっ!?」

時子「……コイツがどうなってもいいのかしら?」

舞「だ、ダメです!」

P「とばっちりじゃないか……」

時子「フン……鞭打たれる資格があるだけ喜びなさい」

P「はいはい、ありがとう……でもそうか、助けた、ねぇ」

里美「そうですよ~。時子さんは優しいんですよぉ?」

時子「私の貴重な時間が無駄になるのが耐えられなかっただけ。馴れ馴れしく呼ぶのをやめなさい」

里美「でもぉ……」

時子「どうしても呼びたいのなら私の名前の前と後に様とつけたら考えてやるわ」

舞「サマ時子様? じゃあ、サマ時子様って呼んだらサマ時子様の話をしてもいいんですか?」

時子「素直は美徳ね。でも皮肉ぐらい感じなさい……考えてやると言った。許可はしてないし、話すことは認めない」

舞「でも本当にかっこよくて……」

時子「私は偶然道を通るのに邪魔なゴミがちらかっていたから蹴とばしただけ。踏まれる価値すらないゴミがね」

舞「大人……! これで、私も新しい自分に出会えるかも……」

P「そんな魔法少女は嫌だよ、俺」

時子「チッ……まったく、どうしてこうもイライラさせることばかり……!」

里美「だから、お風呂に入ってさっぱりしましょ~って言ったんですよぉ」

舞「お風呂でリラックスしたら気持ちいいですよねっ!」

時子「私がそれに従う道理があると思う?」

P「でもここ風呂場前だよな」

時子「……」

P「……」

時子「溺死は死に方の中でも相当苦しい部類らしいわね。忠誠心を示すにはちょうどいいんじゃない?」

P「かんべんしてください」

舞「時子さーんっ、お風呂いろいろ種類があるみたいですっ!」

時子「あぁ、目を放したらこれ……! 子供も嫌いよ、人の言葉をまったく聞かない!」

P(……あれはあれで結構楽しんでたりするんじゃなかろうか)


P「……あっ。風呂の中に愛海いるんだった。大丈夫かな」

P「まぁ、なんとかなるだろう」

――――

――




里美「広いですね~♪ いっしょにお風呂って初めてで楽しみですぅ……♪」

時子「……妙ね? 静かすぎる。うるさいのは嫌いだけど……それにしても……」

舞「あっ、あれは!」


愛海「……この愛海、これからはこの両手で音無くして『お山』だけを感じてものを見よう……」

音葉「愛海ちゃん……強くなって……フフ……」


時子「帰る」

里美「ほぇぇ……」




P「さて、さっぱりしたしどうするか……お。ここの店また変わったのか……」


美紗希「あれぇ? プロデューサーさぁん?」

彩華「やっほぉ~、でいいのかなぁ? おはようございますぅ?」

P「ん? おぉ、美紗希に彩華。あと……」

乃々「……むぃーりぅー」

P「なんかすさまじく発音しづらそうだな、乃々……なにやったんだ?」

美紗希「あれぇ? あたしたち、乃々ちゃんの女子力あっぷのお手伝いしてたんだけどぉ……」

彩華「あやか的にはぁ、乃々ちゃんって意外とダイタンな恰好が似合うと思うんですよぉ……」

美紗希「それは違うってあたしは思って、もっとキュートな感じにしよ~って言ってぇ……」

彩華「どっちがいいか聞いてたらぁ……」

乃々「りぃーむぅー……」

美紗希「……ねぇ?」

彩華「ねぇ~?」

P「業界人入っちゃってるじゃないか……!」



衛藤美紗希(22)
ttp://i.imgur.com/nm2NJAm.jpg
岸部彩華(19)
ttp://i.imgur.com/bdRiIz1.jpg
森久保乃々(14)
ttp://i.imgur.com/t6WXl7W.jpg

乃々「たすけてください……私はもう森に帰ります……静かに木といっしょに生きるんです……」

P「……」

美紗希「ちなみに、今乃々ちゃんが着てるのはあたしが選んだ服なんだけどぉ……」

乃々「みないでください……このまま空気に溶けていきたいんですけど……」

P「可愛いな」

美紗希「ですよねぇ! うふふっ♪」

彩華「むっ……ちょっとこれ見てもらえますかぁ?」

P「うん? どれどれ……これは!」

美紗希「あっ、試着した時の写真……!」

彩華「乃々ちゃんって肩とかキレイめでぇ。いやらしくならないぐらいなら出しちゃったほうがセクシーですよぉ?」

P「なるほど……!」

乃々「あぁ……もりくぼ抜きでもりくぼのお話が進んでるんですけど……いっそこのまま世界からもりくぼを抜いてください……」

彩華「美紗希ちゃんとはぁ、おはなししてても楽しいけどちょっと噛みあわないっていうかぁ……」

美紗希「彩華ちゃんのこだわりもわかるけどぉ、女子的に譲れないものがあるみたいな?」

P「あー……相性がいいからこそこだわりがあるってことか……」

彩華「大事なお友達ですけどぉ、ライバルでもありますしぃ?」

美紗希「乃々ちゃんの件、プロデューサーさんはどう思いますかぁ?」

P「乃々の? そうだな……女子力……乃々……じょし……のの……」

乃々「…………」

P「……『森久保乃々のNo!No!女子力』……ふむ、ありだな……」

彩華「なにそれぇ、あやかもでたぁ~い♪」

美紗希「むっ、そこはあたしでしょぉ?」

P「ゲストと、美紗希と彩華に女子力について語ってもらいつつ乃々に実践してもらおう」

乃々「むぅーりぃー……」

P「うむ、いい企画ができたなぁ」

彩華「ところでぇ」

美紗希「プロデューサーさぁん?」

P「……うん?」

彩華「今日はせっかくオフなんだしぃ」

美紗希「あたしたちといっしょに女子力みがいちゃう?」

P「女子力……うん、またの機会にお願いするよ」

彩華「ざんねぇん……またね?」

美紗希「今の覚えたからぁ……ね、乃々ちゃ……いない!」

彩華「えぇっ!?」

P「なんてことだ……もうあんなところに……」


     乃々「あーりぃー……」テテテ……

彩華「まってぇ!」

美紗希「プロデューサーさんも解説してないでぇ……あぁ、乃々ちゃぁん。荷物、荷物ぅー!」

P「女子力かぁ、元気だなぁ……」

P「でも乃々のは悪くない……あぁ、オフなのに仕事のこと考えてたらダメだなぁ」

P「なにかこう……オフらしくリラックスできるものないかな……」


夕美「あっ、Pさんだっ♪」

アーニャ「プロデューサー……? アー。こんにちは、ですか?」

亜里沙「うーん、いつもならおはようございますだけれど……どっちがいいかな?」

P「おぉ、ベストチョイス! ……ってアーニャ?」

アーニャ「はい、アーニャです……アナスタシア、ですが?」

P「昨日夜更かししたんじゃ……朝まで夏樹と語ったとか?」

アーニャ「アー……家に帰って少し寝ました。平気です」

P「すごいなぁ若者……あんまりしちゃだめだぞー」

アーニャ「ダー……」

夕美「あっ……ご、ごめんね?」

P「いや。アーニャ本人の体調が悪くないならいいんだ……でもほら、俺はもう無理だからさ……」



アナスタシア(15)
ttp://i.imgur.com/ZnNhKDK.jpg
持田亜里沙(21)
ttp://i.imgur.com/7kdBjwz.jpg
相葉夕美(18)
ttp://i.imgur.com/rHGhBYL.jpg

アーニャ「無理……ですか?」

P「おう。徹夜でカラオケしてそのまま翌日学校いったりとか……バカなことしてたなぁ……」

夕美「Pさん、遠い目してるね……大丈夫?」

P「うん? あぁ、俺はちゃんと寝てるから……アーニャは?」

アーニャ「平気、です。亜里沙に人形劇を教えてもらう約束もありますし……」

P「約束かぁ……」

亜里沙「薫ちゃんとたちにロシアの絵本を読んで教えてあげるって聞きまして。先生も一肌脱いじゃおうっ♪ って思ったの」

アーニャ「ダー。やはり字がネックなのでわかりやすくするにはどうすればいいか考えました……」

夕美「ちなみに、お人形さんの飾りの手伝いは私がするよっ♪」

P「おー……なんか、いいな……すごくいい。俺も聞かせてもらおうかな?」

亜里沙「あらあら、Pくんも子供に戻ってみますか……?」

P「……亜里沙。年上をからかわない」

亜里沙「むぅ、男の子はいつまでもお姉さんに憧れるって聞いたんだけどなぁ」

亜里沙「ところでアーニャちゃん?」

アーニャ「ダ、ダー」

亜里沙「あんまり寝てないっていうのは……本当かしら?」

アーニャ「……夏樹とのお話が楽しかったので、つい。でも、2人とのお出かけも楽しみでした……なので……」

夕美「うーんっ、平気、平気っ! アーニャちゃん、じゃあちょっとゆっくりしよっ! ね、亜里沙せんせ?」

アーニャ「ゆっくり?」

亜里沙「ふふ、そうですね……私の部屋でおしゃべりする前にちょっと横になってみましょう? もこもこのやわらかーい毛布もありますよー」

アーニャ「アー……それは……」

夕美「焦ることじゃないよっ。ほら、これ……白糸草♪」

アーニャ「シライト……?」

夕美「花言葉はゆっくりとした時間の流れ……忙しくなったからこそ、焦らないことが大事。ね?」

アーニャ「……ダー。ありがとうございます」

夕美「いえいえ。じゃあ、Pさんは……」

P「夕美と亜里沙なら大丈夫だろ? アーニャも最近忙しかったしな……いろいろ考えとく。またな」

亜里沙「えぇ、また明日♪」

P「なんか元気出た気がする」

P「しかしもう昼すぎか……あー。すっごく中途半端に食べたせいで腹減ったような、減ってないような」

P「……」グゥゥ…

P「意識したら腹減ってきた……でもファーストフードはなぁ……」


沙紀「ん? あ、プロデューサーさーん!」

奏「お出かけかしら? Pさん」

P「奏と沙紀……? どうした、ショッピングか?」

沙紀「あぁ、実はここらへんに美味しい定食屋ができたって聞いて探してるっすよー」

P「定食、へぇ……」

奏「買い物ついででもあるんだけどね? ほら、これとか沙紀が――」

沙紀「わわっ!? ちょ、ちょっと奏! 何いってるんすかもう!?」

奏「ふふっ、冗談。でも可愛くていいと思うけど……?」

沙紀「いいっすよ、そういうの! だいたいお披露目はもっと機会を……」

P(何買ったんだろう……)


吉岡沙紀(17)
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速水奏(17)
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沙紀「っはぁ……ったくもう。そういうわけで歩いてたってわけっす。Pさんは?」

P「俺は目的もなく歩いてて腹減ったなぁって」

奏「食いしん坊さんなんだから……」

P「朝からまともなもの食べてないんだよ、実は」

沙紀「あー。アイドルにはちゃんと食べろーって言うくせに……清良さんに言いつけたほうがいいっすかねー?」

P「そんな完全看護体勢に入られそうなこと……勘弁してくれ……」

奏「ふふ、言ってほしくないなら封じてみたら? ココを……」

P「やめなさい」

奏「あうっ……はぁ。つれないんだから」

沙紀「ま、まぁまぁ。さ、それならいっしょにご飯はどうっすか? お腹減ってますよね?」

P「それはいいかもしれないなぁ。どこだ?」

奏「えーっと……確か……」

P「ここか? ……なんか、やたら人が多いような」

奏「本当ね、いったい何が……」


茜「もぐもぐ!! もぐもぐもぐもぐ!!!! 美味しいです!!」

拓海「そ、そうかよ……」

茜「ありがとうございますっ!! こんなに美味しいなんて……! 幸せですっ!!!」

拓海「ひぃ、ふぅ、みぃ……ヤベェ……足りっかな……」


P「あー……」

沙紀「あぁー……」



向井拓海(18)
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日野茜(17)
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奏「……元気ね」

沙紀「元気っすねぇ」

茜「もぐもっ……んぐっ! あっ!」

P「あっ」

茜「プロデューサーさん! 沙紀ちゃん! 奏ちゃん!!」

拓海「!」

奏「……ハァーイ、茜ちゃん。元気そうね?」

茜「はいっ! ここのご飯、すっごく美味しいですよ!」

拓海「沙紀、P……こっち来い、こっち!」

沙紀「いやー、あはは……」

P「――で、何があった?」

拓海「美味い飯屋があるって聞いてよ」


茜「奏さん、この生姜焼きすっごく美味しいですよ! ご飯も山盛りですっ!」

奏「そう、いいわね……」


沙紀「それで?」

拓海「この前の収録でフォローしてくれただろ?」

P「あぁ、料理失敗した奴か?」

拓海「正直空気が凍りついたと思ったけどよ……茜がうまいって食ってくれて助かったんだ」

沙紀「なーるほど、だからお礼にってことっすか……」

拓海「ああ。で」


茜「んん~~! 幸せですっ!!!」


拓海「金、足りないかもしれねぇ……」

P「あー‥‥」

拓海「たいして高いわけじゃねぇけどよ……あれはちょっとな……」

茜「拓海さん! ありがとうございますっ!! 本当に美味しいです!!」

拓海「ああ、気にすんなよ……ホント、気にすんな」

沙紀「あれはダメとは言いづらいっすね……」

拓海「すまん……金、貸してくれねぇか……?」

P「わかった。まぁ仕方ないな……」

拓海「実際、美味いんだよ。それにしたってあれでどこに入るんだって感じだけどなぁ……」

茜「?」

奏「茜ちゃん、ほっぺにお米ついてるわよ?」

茜「ここですか?」

奏「逆、逆……ほら」スッ

茜「本当ですね! あぁっ、お恥ずかしいところをお見せしました!」

奏「……」

茜「どうしました?」

奏「ねぇ、Pさん。食べる? 指先に茜ちゃんのほっぺについてたお米があるんだけど」

P「アホか!」

茜「!!?」

――――

――

P「しかし、普通に美味いなここ」

拓海「だろ?」

茜「はいっ! 美味しかったです!!」

奏「いいムード……ってわけでもないけど、居心地はいいわね。ふふっ……」

沙紀「っていうかプロデューサーさん……ホントにいいんですか? 一応アイドルですし、誘ったのは……」

P「いいっていいって。たまにはこういうのも」

沙紀「……ん。それじゃあ、遠慮なく! デザートにみたらし団子あるっすよー」

P「容赦ないのな!」

沙紀「あははっ! テイクアウトはしないでおくからご心配なく!」

茜「ごちそうさまでしたっ!!」

拓海「おい、アタシの分はいいって……」

P「だからさっき言っただろ? こういうのも、って……ほれ」

拓海「……ありがとよ」

沙紀「いやぁ、美味しかったっすね……んー、今度は忍たちも連れてきたいな……」

奏「予定とはだいぶ違ったけど、楽しかったわ……ショッピング、いく?」

P「俺は遠慮しとくよ。沙紀と拓海にカワイイ服を着せてやってくれ」

拓海「はぁっ!?」

沙紀「あ、それはありかも」

拓海「ちょ、ちょっと待て! 茜!」

茜「服ですかっ!? わかりました! 私、お礼としてすっごく素敵なドレスを探します!」

拓海「ウソだろ……」

茜「さぁ、探し物の基本は足からですよ!! あんなに太陽が眩しく輝いていますっ!!」

P「楽しんでこいよー」

拓海「お、おぼえてろぉっ!」

P「拓海のフリフリ……奏に写メとっておいてもらおうか」

P「さーて、腹もいっぱいになったなぁ」

フレデリカ「そうだねー」

P「……」

フレデリカ「あれ? どうしたの、鳩が豆鉄砲くらったみたいな……豆鉄砲って食べ物無駄にしてるみたいだよねー。いいのかな?」

P「いつから?」

フレデリカ「さっきから♪ いいコトあった?」

P「楽しいことならな。フレデリカは?」

フレデリカ「アタシはねー、待ち合わせ?」

P「へー……アレか?」

千秋「な、どうしてプロデューサーが……?」

フレデリカ「あ、ヤッホー。拾っちゃった♪」

P「拾われちゃった」

千秋「フレデリカっ……!」


宮本フレデリカ(19)
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黒川千秋(20)
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千秋「拾った、じゃないでしょう……プロデューサーも予定ぐらいあったでしょうに」

P「いや、そうだな……特にないかな」

千秋「なっ……!?」

フレデリカ「アタシたちのお誘いの方が魅力的だったからってことでオッケー?」

P「おぉ、好意的解釈! じゃあそれで」

千秋「……はぁ、もう。好きにすればいいわ」

フレデリカ「ふふっ、でも本当は嬉しかったり?」

千秋「しないっ」

P「ははは……」


春菜「あれっ、プロデューサーさん?」

柚「ホントだ! どうしたの?」

P「ん? おぉ、春菜に柚……お前らこそどうした? ショッピングか?」

春菜「はい、変装グッズ選びですよ! 千秋さんとフレデリカちゃんに頼まれまして!」

柚「アタシはついてきちゃった♪ えへへ」


上条春菜(18)
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喜多見柚(15)
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フレデリカ「アタシたちも人気アイドルだからね、トップシークレットってこと♪」

千秋「フレデリカはまったく変装してないように見えるんだけど?」

フレデリカ「……忘れちゃった♪」

春菜「それはいけません! はいどうぞ!」カポッ

フレデリカ「わ、ありがとー……なにこれ?」

柚「この前小梅ちゃんにもらったジェイソンマスクだよっ」

フレデリカ「なるほどー。似合う?」

P「うんうん、超いけてるよ。ナイスナイス」

千秋「Pさん? せめてフレデリカの顔を見ながら言って。フレデリカはそれ外して」

フレデリカ「フレディって呼んで♪」

千秋「番組が違うっ!」

千秋「頭痛がするわ……」

柚「たいへんっ。千秋サン、塩飴舐める?」

千秋「熱中症ではないんだけれど……」

柚「えへへー、美味しいんだよ?」

フレデリカ「ん、ホントだー♪」

柚「ねー?」

春菜「私もいいですか?」

柚「はい、どうぞっ」

春菜「こ、これは……んー。元気が出る味ですね!」

千秋「……あの、やっぱりくれる?」

柚「うんっ!」

P(微笑ましいなぁ)

P「しかし塩飴ね……」

柚「はい!」

P「もごっ……あ、美味い」

柚「杏サンにオススメ教えてもらったんだー」

P「へぇー……」

春菜「これはお礼に、とっておきの変装グッズを選んで差し上げないといけませんね!」

フレデリカ「いやぁ、それほどでも」

千秋「フレデリカは何もしてないでしょう……」

フレデリカ「バレた? さっすがー! するどいっ」

千秋「鈍さの問題じゃないわ……」

春菜「ちなみに私が選ぶ変装グッズですがっ!」

柚「むむっ」

フレデリカ「むむむっ?」

千秋「……いや。眼鏡でしょう?」

春菜「なんとっ。流石千秋さん、お見通しですか!」

フレデリカ「おーっ」パチパチ

柚「おおーっ」パチパチパチ

千秋「いや、そうじゃなくって……」

春菜「ふぅむ、フチ無しのシャープな眼鏡よりも若干ともすれば野暮ったいぐらい大きな丸めの眼鏡でギャップを狙うのも……」

千秋「ちょっ……もう、プロデューサー、何か……いない!?」

柚「予定を思い出したって言ってたよ?」

フレデリカ「でも証拠映像は欲しいって言ったよねー」

柚「ねー♪ だから……撮るよー」ピローン♪

千秋「選びに行くんじゃなかったの……!? なんでカバンの中からそんな数……!」

春菜「ただの私物です。ご心配なく!」

P(あのまま見ていたかったけど……千秋が怖かったからなぁ)

P「それに、一番似合う眼鏡姿っていうのをみる楽しみもあるし」

P「とはいえ……お?」

愛梨「あれっ。プロデューサーさん?」

P「愛梨か。どうした?」

愛梨「買い物の帰りですっ。かわいい服たくさん買っちゃいました!」

P「へぇ、誰かといっしょだったとか?」

愛梨「凛ちゃんと李衣菜ちゃんと、ですね。李衣菜ちゃんは途中で用事を思い出したーって帰っちゃいました」

P「凛は?」

愛梨「さっき別れました。お店の番するんだって」

P「そうか……荷物重そうだな。持とうか?」

愛梨「いいんですか?」

P「いいよ、ほら」

愛梨「ありがとうございますっ♪」



十時愛梨(18)
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ごめん休憩
夜に再開

P「しかしいろいろ買ってあるなぁ」

愛梨「そっちの袋はお菓子の材料もちょっと入ってるんです」

P「ああ、結構重いのはそれでか……」

愛梨「はい。大丈夫ですか……?」

P「大丈夫だって。寮までか?」

愛梨「はい。あ、ちなみに服なんですけれど、こんな感じで――」ゴソゴソ…

P「へぇー、どん、な……」

愛梨「あれ?」

P「愛梨……んんっ、それはしまっとこう」

愛梨「あっ……こ、これ下着の袋でしたっ!?」

P「見てない、見てないからなー」

P「うん。到着……」

愛梨「あ、あはは……」

P「それじゃあ、これで」

愛梨「あのっ、プロデューサーさん!」

P「どうした?」

愛梨「よければ少しあがっていきませんか? 忙しいなら、結構ですけれど……」

P「……そうだな。少しだけお邪魔するか」

愛梨「やった♪」

P「女子寮かー。管理人は――」


きらり「あっ、Pちゃんいらっしゃーい☆」

薫「ぴぴーっ、にゅーかんきょかしょーを発行してくださーいっ!」


P「なんと」


諸星きらり(17)
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龍崎薫(9)
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P「薫が管理人室に? どうしてまた」

薫「あのね、せんせぇ! 今日はきらりお姉ちゃんと、むつみお姉ちゃんとあそぼーって約束してたの!」

きらり「にゃはっ☆ そしたらむつみちゃん、今日は管理人さんしなきゃって言っててー、おてつだいしちゃおー! ってなったんだにぃ?」

P「むつみがどうしてそんなことになってるんだか……おっ」

むつみ「あっ、Pさん!」

P「むつみ……も、またずいぶんといろいろと……」

愛梨「むつみちゃん、どうしたの?」

むつみ「管理人のお婆ちゃんが腰が痛いよーっていったから、私に任せてくださいって言ったんです!」

愛梨「なるほど……じゃあ私もお手伝いしちゃおうっ!」

むつみ「いいんですかっ!?」

愛梨「うんっ!」

薫「はい、せんせぇ!」

P「おう、書く書く……むつみが管理人ねぇ」

きらり「いっぱいがんばっちゃうむつみちゃん、すっごーい! って思う? 思うー?」

P「思うとも」


氏家むつみ(13)
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きらり「それじゃあきらりは愛梨ちゃんといっしょにおやつの準備ー☆」

愛梨「うん、そうだね。管理人さんの分も作っちゃおう!」

薫「おひるごはんはがんばりましたー!」

P「おー。えらいえらい」

むつみ「薫ちゃん、上手で……あっ」

P「むつみもえらいえらい。すごいなー」

むつみ「え、えへへ……それほどでも……」

薫「ちょっと焦げちゃったけど……」

むつみ「あうっ」

P「ははは、それでも大したもんだよ」

むつみ「そ、そうですか?」

P「ああ。なかなかできないことだ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月07日 (土) 02:28:35   ID: B2w8zp_B

「正気か」で笑った

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