桃太郎「安価で鬼退治」(121)

まぁ簡単に話していこうか。
昔々あるところにお爺さんとお婆さんが居ました...っていう、よくある昔話の出だしは知ってるな?

そこからだ。ある日爺さんは山へ芝刈りに行って、お婆さんは川で洗濯をしてたんだよ。

すると、あまりに大きい桃が流れてきたもんだからお婆さんが持って帰って食うことにしたんだ。

で、いざ食うってときにその桃を割ったらまぁなんてこったい。

桃太郎「俺が、生まれました。」

長い年月を経て、大きく育った桃太郎は
最近村を荒らすと恐れられている鬼を退治に行くことにしたんだ。
もちろん、>>2を持ってな。

悪魔召喚プログラム

桃太郎「じゃあ、お爺さんお婆さん。俺は鬼退治に鬼ヶ島まで行ってくる。」

お婆さん「っ...そんな...勝算はあるのかい?」

桃太郎「ねぇよ。...少なくとも今の俺には、あんな化け物に勝てる方法を持ち合わせちゃいねぇ。」

お婆さん「お前は儂の、たっ...た一人の息子なんじゃ...頼むからそんな...」

お爺さん「婆さんや、婆さん。止めてやるな。これはコイツが...桃太郎が決めたことなんじゃ」

お婆さん「でも...このまま帰ってこなかったらどうするというのじゃ」

お爺さん「そんな心配せんでええ。儂の...悪魔召喚プログラムを、コイツに授けるときがきたのじゃ。」

桃太郎「悪魔召喚...プログラム?」

お爺さん「これを見ィ。」

桃太郎「...なんだ、この未来的な物...」

お爺さん「儂が二十歳の頃から作っとったモノじゃ。幾度となく改良を施したからの、ここのボタンを押すだけで悪魔を召喚できるようになっとる。」


お婆さん「鬼退治に行くのに悪魔を召喚してどうするんじゃ」

お爺さん「その悪魔を仲間にできるのじゃよ...旅の前に、ひとつ試してみるか。ほれ桃太郎、押してみ?」

桃太郎「...」カチッ

ズァァァァッ

桃太郎「?!っ」

お爺さん「そう身構えんでいい。自動的に召喚の儀式が行われとるだけじゃ」
>>5「...?何だァここ。」

ケルベロス

桃太郎「なんかすげーのきたけど...」

お爺さん「強そうじゃないか、仲間に出来るといいのう」

ケルベロス「あンだよてめーら...ここどこだって聞いてんだろ」

桃太郎「ここは俺ん家だ。」

ケルベロス「そうかお前ン家か...って、納得できると思ってんのかァ?」

桃太郎「唐突で悪いな、お前、一緒に鬼退治いくぞ」ポンッ

ケルベロス「俺を誰だと思ってやがる...鬼より恐ろしい冥界の番犬だぜェ?」

桃太郎「そりゃ頼もしいもんだ!頼むぜ相棒」

ケルベロス「誰が相棒だ誰が...まァ、暇してたし付き合ってやらねェこともねーけど...」

桃太郎「本当か!助かるぜ」

ケルベロス「但し、条件付きだァ...」

桃太郎「...言ってみろ」

ケルベロス「>>10

勝負して桃太郎が勝てば仲間になる

ケルベロス「お前が俺に勝てたら...その鬼退治とやらへ行ってやる。」

桃太郎「つまり...仲間になってくれるんだな?」

ケルベロス「あァ。」

お婆さん「お、鬼退治する前に死んでしもうたらどうするのじゃ...!」

お爺さん「婆さん...桃太郎はもう、婆さんの知ったガキとは違うんじゃよ...」

お婆さん「ダメじゃダメじゃ!!>>13

マリカで勝負しなさい!!

桃太郎「...マリカ?」

お婆さん「そうじゃ!!ついでにいうならウイーのは危ないからデーエスのほうにしろ!デーエス!」

ケルベロス「...」

桃太郎「...」

お爺さん「な、ばぁさ...お婆さん「「「マリカじゃないならそのケル...なんとかに帰ってもらうんじゃ!!!!!」」」

桃太郎「じゃあ、>>16ってことで...」

ケルベロス「...ちっ...騒がしい奴らだなァ」

間を取って64のマリカで

桃太郎「うげ...埃かぶってらー...」ガシャッ、

ケルベロス「...なんだよこの古臭いの」

お爺さん「いや、儂らの時代背景から見りゃ相当未来のものじゃ」

お婆さん「今はそんなん関係ないじゃろ、ほらさっさとはじめ!」

桃太郎「...懐かしいな。俺マリオ」

ケルベロス「おい」

桃太郎「あーキノピオでもいいけどな」

ケルベロス「おいって」

桃太郎「いやここはあえて...ケルベロス「聞けよォ!!!!」

桃太郎「なんだようるせー。」

ケルベロス「これ、ハンデありすぎじゃねーかァ?」

桃太郎「何、余裕勝ちできるとでも?俺がどこまでマリカ極めてきたか知ってんのか?」

ケルベロス「そっちじゃねーよ!俺のこの手きちんと見やがれェ!とてもじゃないけどゲーム操作出来る手じゃねーし、そもそもやり方すら知らねェよ」

桃太郎「なっ...まじか!まぁなんとかなるだろ!はいスタートな!」

ケルベロス「(こいつ...本当に鬼を倒しに行けるのか?)」

ケルベロス「...なー、僕ならできるから代われよ」

桃太郎「?!右の首が...喋った!?」

ケルベロス「ん...やー、何?この状況。てか喋ってええの?ええん?そのゲームオイラにやらせてや!」

ケルベロス「ほらみろテメーらが騒ぐから厄介な奴らが起きたろーがァ...」


桃太郎「しゃ、喋り方全員チゲぇけどこれじゃわかりづらいよな...お前ら三匹にあだ名つけてやる、心して受けよ。」

ケルベロス「はァ?」

桃太郎「まず真ん中!>>19!!!」

プーチン

プーチン「ぁア゛?!」

桃太郎「文句を言うな!プーチン!はい次右の首!」

ケルベロス右「僕?」

桃太郎「>>21

スターリン


スターリン「了解ぃ~っ」ビシッ

プーチン「...ッ」

桃太郎「最後!!!!左の首!!!」

ケルベロス左「オイラ?」

桃太郎「>>23!!!!」

ゴルビー

今日はここまでにしますっ!
続きは明日書きたいなー。

では皆さん、汚い夜を素敵に過ごしてくださいな。
眩しすぎてきっと眠れやしないので

私は頭の中で楽しいお昼を過ごす想像でもします( ´・ω・`)

こんにちはー!楽しみにしてくれる人がいてホッとしています。続きいきます!!

ゴルビー「オイラゴルビー?」

桃太郎「そうだ。ソビエト連邦の初代大統領からとった」

ゴルビー「なんやそれ?」

桃太郎「とりあえず、これからは今つけたので呼ぶからな。さ、返事しろ!」

「プーチン!!」

プーチン「......」

桃太郎「あからさまに嫌そうな顔してんじゃねぇ!プーチン!!」

プーチン「...ん」

桃太郎「スターリン!!」

スターリン「はーい」

桃太郎「ゴルビー!!」

ゴルビー「ほいさー」

桃太郎「よし!お前ら俺の仲間だ!!!」ビシィッ

プーチン「待てよ」

桃太郎「ん?なにか問題でも?」

プーチン「しらばっくれてンじゃねーよ、お前の後ろにあるそりャ一体なんの為に取り出された?」

桃太郎「...久しぶりに遊ぶため...」

プーチン「」イラァッ

「言っとくが俺は、弱い奴の仲間になる気なんてさらさらねェからな。」

桃太郎「!! 弱くなんか」

プーチン「じゃあ強いと言い切れるか?一人で鬼を倒せるか?」

桃太郎「...っ」

プーチン「無理だから俺を呼んだんだろォが」

桃太郎「...そうだよ、悪いか...!!」

「俺は弱いよ。一人じゃ何もできやしないさ。いつも誰かに...支えられてきた」

「そんな俺がそれに見合う恩返しなんて、んな大層なことできやしねぇ」

「恩返しだけじゃねぇ、苦しむ村の人々を救いたいと...そう思っても一人じゃ何もできないような奴さ。」

桃太郎「そんな俺は、共に戦う仲間を見つけて、共に強くなって、共に鬼を倒しに行くと...決めたんだ」

「もちろん、こんな早くに一人目が...いや、一匹目が見つかるなんて思っても見なかったけどな。」

プーチン「...」

プーチン「...俺は鬼を倒しに行くだけだからなァ。途中でお前が死にかけても、その程度のやつだったのかと容赦無く見捨ててやるぞ」


桃太郎「ついてきてくれるのか!!すまない、恩に着る!!」

お婆さん「マリカはせんのか?!」

お爺さん「婆さん、もうええじゃろそれは」

お婆さん「ふぉっふぉっ、冗談じゃて。ほれほれ桃太郎や...わしからも一つ旅の前に、渡すモノがあるのじゃ。>>32

きびだんごの形をしたドーピング団子

桃太郎「これは...!キビ団子ですね!」パァァッ

お婆さん「ふぉっふぉっふぉ」

スターリン「...ねぇ、お婆さん」

お婆さん「なんじゃ?」

スターリン「これ...なんか入ってない?」スンスン

お婆さん「」ギクッ

桃太郎「? 何言ってんだスターリン、お婆さんが作るキビ団子は最高にうまいぞ?食うか?」

スターリン「や、や、遠慮します。次の仲間にでも食わせてやってよ」

桃太郎「そうか??ならまぁ、そうするか。」

「では、お婆さん!お爺さん!行って参ります!」

.........................

桃太郎「とはいったものの...これからどうするか... 仲間増やすか...?」

プーチン「おーおー。そんなもんで呼び出せんなら100人くれェ出しときゃいーんじゃねェか?」

桃太郎「それが、説明文見たら三回までしかできないんだと。最初の一回はお前に使ったから、あと二回だ。」


ゴルビー「えーやん、仲間増やそや」

桃太郎「そうだよな」カチッ

ズァァァァッッ

>>35「...?」

不死鳥フェニックス

フェニックス「ここはどこで?」

桃太郎「...か、かっけぇ...」ゴクリ

フェニックス「んん?アンタが私を呼び出したってのか?一体全体どうしたってのよ」

桃太郎「実は...俺は今から鬼退治に行くんだ。一緒に戦う仲間を探している。良かったらお前の力を貸して欲しい。」

フェニックス「ほうほう鬼退治に。横にいる不気味なのは...?」

プーチン「冥界の番犬ケルベロスだァ。」

桃太郎「あ、こいつプーチンな。プーチン。」

プーチン「なっ...」

フェニックス「ほーほー、プーチン。可愛らしくも威厳の溢れるお名前で!右と左のお方は?」

桃太郎「右はスターリン左はゴルビーな!」

スターリン「よろしくですー」

ゴルビー「仲良うしてなぁ」

フェニックス「こりゃまたお偉い名前で!まぁ、よろしく頼みます」ペコ

桃太郎「え...っ仲間になってくれるのか!!」

フェニックス「はてさて嫌と言ったら何をしてくれるんでしょ。」ニッコリ

桃太郎「>>38

考えるからちょっとまって

フェニックス「はぁ、まぁいいですが」ニヤニヤ

桃太郎(ここでうまく言わないと嫌って言われた時どうする...?!よく考えるんだ俺...)


「―......」

「決めた」


フェニックス「はい、何してくれます?」


桃太郎「お前が嫌っていおうが何しようが、俺はお前を連れて行く。」ニィ

フェニックス「...呆れた」ハァ

「アンタ、口ばっかり一丁前でいざって時に弱そうだし」

桃太郎「」ガンッ

フェニックス「だからまぁ、私が護衛してやらないこともないですかね...鬼を倒したその時は、宝の一部を貰うお約束で」クス

桃太郎「おう、宝なんぞいらん!お前がいると頼もしいな!なんせお前は不死鳥だろう!以前お爺さんから聞いたからな!」

フェニックス「と、いうことはもう既に私の名前もご存知というわけで。」

桃太郎「おう!フェニックス、よろしくな!」

フェニックス「えぇこちらこそ。」

桃太郎「これで心強い仲間が二匹!あともう一匹呼び出して、鬼退治へ向かうことにするぞ。」


いきなりですが、リアル桃太郎で有名な「Some Ol'」聴きながら読んでいただくと何かしらかっこよく感じます。

桃太郎「...最後の仲間だ。」カチッ


ズァァァァッ

>>44「ひゃあっ!なんすか!!!」

ルサルカ
スラヴ神話の水の女神。
女神というよりは幽霊のようなもので、
その美貌と踊りで男を惑わし、
命尽きるまで男を踊り狂わせて殺してしまう。

すいません、フェニックスですが、
悪魔の方の名前はフェネクスでした。

桃太郎「え...っ!!!女ぁ?!」

ルサルカ「え、え、なんすかこれ!いきなりなんか、こんな、えー!?」ワタワタ

桃太郎「綺麗な目してんなぁ」ジィ

ルサルカ「ひぃぃ見ないでっ」

桃太郎「お前さ、名前何」

ルサルカ「...ルサルカと、申します」

桃太郎「金髪に緑の目ですごい美人に変わりはないが、なんか弱そうだな...」

ルサルカ「えー??!なんの話すかぁ!」

>>45
おおー!フェネクス!
わざわざありがとうございます!
ではこれからはフェネクスで行きますね!

プーチン「...まて、桃太郎。」

桃太郎「ん?」

プーチン「こいつ、悪魔じゃねェだろう。ルサルカってなァ女神のようなもんじゃなかったか?」

桃太郎「よく知らんが、じゃあなんで
悪魔召喚プログラムで出てきたんだよ?」

フェネクス「...その機械、ちょっと壊れたんじゃないです?貸しておくんなし」ヒョイ

「こう......ね。」ガチャガチャ

桃太郎「...なおるか?」


ギィィィ...ィン

ルサルカ「ひぃぃ?!またこの感覚?」

桃太郎「わ、消えてく!俺の仲間!」

フェネクス「落ち着いて、あの人はこの機械が時空歪ませて入ったんだ。悪魔じゃない。だからあと一人呼び出せるから安心してくださいよ」

.......................


桃太郎「こ、これでほんとに最後の仲間が...」カチッ

ズァァァァッ

>>50「ふー.........!!!?なんじゃこりゃ?!」(※悪魔関連でお願いします)

ミノタウロス

桃太郎「!!牛?!!」

ミノタウロス「おおう?!牛?!俺か?!」

桃太郎「お前の名前は?」

ミノタウロス「ミノタウロスだ」

桃太郎「強そうなやつだな!よしお前俺の仲間な!今から鬼退治へ!!!」パチパチ

ミノタウロス「待て、全く話が読めんがこれはなんだ?!」

桃太郎「かくかくしかじかだ!」

ミノタウロス「か、かくかくしかじかでは通じん!」

桃太郎「さーて、仲間も揃ったことだし旅へ出ようか。こいつらさえいれば何とかなるだろ!」

プーチン「...お前はそれでいいのか」

桃太郎「...へ???」

プーチン「お前は段々、自分がすべきことを忘れてないか。」

桃太郎「何言ってんだ、鬼を倒しに行く以外他に何が...」

プーチン「桃太郎、お前はなぜ鬼を倒そうと思う。」

桃太郎「それは...」

プーチン「お前は苦しむ村の人々を救いたいと思ってるんじゃねェのか...そんなお前は、『共に』戦う仲間を見つけて、『共に』強くなって、『共に』鬼を倒しに行くと...決めたんじゃねェのか」

桃太郎「で...っでも、お前らがもう充分強いし!俺は弱いやつだし...」

プーチン「お前、自分に自信ねェのに鬼退治するとかぬかしやがったのかァ?そうだとしたらとんだ屑野郎だぜェ?!」

フェネクス「ま...まぁその辺に...スターリン「とめないで。」


フェネクス「え...」

スターリン「桃太郎の無くした大切なものを、取り戻そうとしてるんだ。お願いだから、邪魔しないで...」

プーチン「俺は...あの時のお前の目を見て、『あァこいつの仲間にならなってもいいかもしれねェ』と思った。だが今のお前はどんな目をしてるよォ?!」

「このまま何もかも他人任せにすんのかァ?!お前はこのままでいいのかァ?!?!」

桃太郎「.........」

「...ち...ぎれ...」



「「俺の右腕を...!食い千切れ!!」」


all「「「?!」」」

桃太郎「プーチン...ありがとな、お前のおかげで目ぇ覚めた気がするぜ......」

「こんな腐った性格は全部右腕に詰めた!!!このまま切り離してくれ!!これが俺の決意だ!!!!!」


「「「「俺はお前らと共に戦うんだ!!!!!!」」」」


プーチン

「後悔は...しないな」

辺りがしんと静まる。

雲の流れが速い...



いらぬ心はここへ捨てよう。

ここならきっと綺麗に流してくれるだろうと。


汚くなったこの右腕を



上へ舞って、下へ落ちて。

やつの腹へ沈む俺の腕を。


どうか綺麗にしてはくれぬか。



俺はこれから仲間と共に、長い旅へ出る。

..........................

桃太郎「さぁ、これから鬼ヶ島を目指すぞ。」

フェネクス「ここから鬼ヶ島へは、まず>>59へ向かわなければなりませんねぇ」

港町へ出る峠(動物が多い)

桃太郎「そんじゃまぁ、その港町へ行きますか!」

グッと一歩を踏み出す。

一歩で終わらず続けてもう一歩

もう一歩、もう一歩。

今この時
この足に続く足音があることに

俺は喜びを感じている。







勝つしかない。

.............................

桃太郎「おいフェネクス、この終わりの見えない坂道はなんだ」

フェネクス「んー、ここを登って降りたら港町へつくんです」

桃太郎「知ってるよ、んなことは!!!!」

ミノタウロス「...」

プーチン「こんなのんびりしてていいのかァ?今俺達がこうしてる間にもどこかの村は襲われてンだぞ」

桃太郎「ひー......んなことも知ってらー...」

ミノタウロス「!!」ピク、

桃太郎「?、どした、牛。」

ミノタウロス「何か...いるぞ」

ゴルビー「嗚呼、この匂い...>>62やない?」

スターリン「あー、多分それだ」

メデューサ

メデューサ「はぁ...ぁぁぁ...だぁれ...?」
「其処にいるのね、だれかしらぁ」


プーチン「げぇ...っ」

ミノタウロス「メデューサか...くれぐれも目を見てはならんぞ」

桃太郎「なんで」

メデューサ「うふ、」

「それは、私が、あなたを、石にしてしまうから...」スルスル

桃太郎「~っ!!!」バッ

メデューサ「ァん、なによ...後ろから抱きしめるのもダメ?あたしさみし...ぁあっ!!!!!!」

プーチン「チッ...」

メデューサ「ケルベロスゥ~!!!!お久しぶりネ、私のこと覚えてるわよね?」

プーチン「知らねェなァ」

メデューサ「嫌だわひどい」スリスリ

プーチン「触ンな...」

メデューサ「こんなとこで何してるのぉ...?私を探しに来たの?」

桃太郎「何、プーチンの知り合いなのか?」

プーチン「知らねーっつってんだろォ...」

メデューサ「あらやだぁプーチン?!あなたそんな可愛らしいお名前だったかしら」フフッ

フェネクス「すみません、先を急いでいます。通してもらえますかね」

メデューサ「残念ね、もうお別れするっていうの?せめて...>>65

子作りしてよ

フェネクス「誰に言ってんです、それ」

メデューサ「貴方達みぃーんなよ...素敵よきっと、キラキラするわ。はやく...」ズイッ

プーチン「無視していくぞ」

桃太郎「えっ、いいのか?」

プーチン「構わん、いくぞ」

メデューサ「いやぁん待って待って!その先...行かない方がいいのよぅ...ねぇってばぁ...」

...............................

桃太郎「あの人、何なんだ」

ケルベロス「気にするな、あんな奴」

ゴルビー「む...?この先怪物地帯注意ー?」

スターリン「なんだろね、この看板」

桃太郎「...」ツカツカ

ミノタウロス「リーダーは何も気にしてない様子だぞ」

プーチン「じゃー行くしかねェだろ」

「「?!」」バチィッ


プーチン「まて...!桃太郎!!!」

桃太郎「...なんだ?」

「?!」

フェネクス「私ら、>>68になったみたいです...」

ゴルビー「っつぅー...!!」

スターリン「桃太郎は...何ともないのか!」

ミノタウロス「となるとこれは...俺たちにしか効かないのだろうか...!!」

天使

桃太郎「なァっ...!!!???」

「「なんだよその羽と輪っか?!!!!」」

フェネクス「私にゃよくわかりませんが...あの看板超えてからこうなりやして...」


>>70「ふへへへ、わっちのせいじゃよ...そりゃ」

桃太郎「...誰だ!」

ぺ天使こと大天使マンセマット

(マンセマットさん全然知らないのでオリキャラとして進行させてもらいます、すみません)


マンセマット「地を這う悪魔どもがこの人間界へ登ることは出来てもの、天使が人間界へ降りることは汚らわしいことなんじゃがな...」
「まぁ、わっちは天使というには程遠い天使での...気にするでない」

桃太郎「訳わかんねぇこと言ってんなよ...」

マンセマット「おぉ怖い怖い、怖いのう。まぁ説明を聞け。」

「こやつらは今、わっちによって天使様になってもうたんじゃ。つまりはな、人間界へおるべきじゃない存在なんや...もうわかるな?」

「あと十分もすればこやつらとはお別れじゃ♪」

桃太郎「ふざけるな!!俺たちがお前に何をした!!」

マンセマット「何をした...??」

「戯けが。今からするんじゃろ」

桃太郎「訳がわかんねぇ...」

マンセマット「まぁ、こやつらとお別れしとうないなら大慌てでこの峠を越えることじゃな」

桃太郎「っ...くそ!急ぐぞお前達!」

フェネクス「そ、それがですね...桃太郎」

プーチン「体が...動かねェ...」

マンセマット「おぉ!そうじゃったの、言い忘れとった。言い忘れとった。天使になってしもうたら、天に召されるその時まで身動きは取れんのじゃよ!運んでやれ」

桃太郎「...っ!!!」ガッ

ミノタウロス「!!無茶だぞ桃太郎!!」

桃太郎「無茶なんかじゃ......ね゛ぇ...!!!!!」

ゴルビー「やめたほうがいい!」

桃太郎「なんでだよ!!俺はお前らと旅に出るって決めたばっかりだぞ!!」

(>>32により危機回避)

桃太郎「お婆さんからもらった...キビ団子を...っ」


「...!!!?なんだ?力が漲る...!!!!!」バリバリッ

スターリン「やっぱり、あの婆さんなんか仕込んでた!!」

桃太郎「っしゃあ!!いくぞ!!!!」



............................

お婆さんのキビ団子のおかげで全速力の桃太郎。
無事峠を越え元に戻った悪魔たち。

おやおや、ほんとはどんな話だったかな?
さぁ続きを見ていこうか。

............................

桃太郎「悪い。俺のせいで厄介なことに巻き込んだな」

プーチン「厄介事は慣れてらァ」

フェネクス「そうですよ、あまり気に病まないでください。」

今日はここまで。

皆さん美味しい晩御飯を食べましたか?

インスタントだったなんて言わないでくださいね。

今日は私が、美味しいテャーハンを作っておいたので食べてください。

ではまた明日。


桃太郎「とりあえず、峠は無事...と言っていいかわからんが、まぁ越えた...」

スターリン「海......いい香りがしますね」

ゴルビー「なんせ港町やからね」

ミノタウロス「ここからどこへ向かうんだ?」

フェネクス「>>80です」

宿

プーチン「...もう休むのかァ」

フェネクス「違いますよ!とりあえず今日の寝床と食事を確保しといて、残る時間修行をするのがいいと考えています」

桃太郎「修行?」

ゴルビー「なんやフェネクス、桃太郎よりリーダー気質あるなぁ」

フェネクス「いえいえそんなこと...。」

桃太郎「...じゃ、まぁ探すか...」キョロキョロ

「にしても、でっけー港町だな」

ミノタウロス「いろんな店もあるぞ!」

スターリン「僕、おねーさんたちが踊ってるあの広場見に行きたいな」

桃太郎「なら自由になれるよう首を切り落としてやろうか?」

スターリン「わ、わ、急に何怖いこと言ってんだよ!冗談に決まってるでしょ」

桃太郎「まぁ、歩かねぇと何もわかんねぇよな...ちょっと町を散策するか。」

........................


ゴルビー「いやぁー、ここええんちゃいます?」

ミノタウロス「でけぇ宿だな!」

フェネクス「桃太郎、ここにしましょ」

桃太郎「...まて、俺は金持ってないぞ。お前らのうち誰か持ってんのか」

ケルベロス「「「持ってない」」」
フェネクス「です」
ミノタウロス「な」

桃太郎「............しかたない、>>83

カツアゲ

プーチン「おいおい...」

桃太郎「大丈夫だ。この辺は海賊どもがうようよしてんだし、うまいこと...」

フェネクス「お待ちなさいな、アンタは正義のためここへいるんです。でしたら、かつあげなんてもんにせず正々堂々戦って...勝ったらお金をもらうってのはどうでしょう」

桃太郎「じゃあそうしよう...」

プーチン「...そーいや桃太郎。」

桃太郎「なんだ」

プーチン「お前、何で戦うつもりだ?」

桃太郎「見りゃわかるだろう、この刀に決まってる。」

ゴルビー「安っちい刀やな」

スターリン「ほんとだね」

桃太郎「うるせぇ!間に合わせで持ってきた刀なんだよ」

フェネクス「ま、とりあえずその刀武器に丁寧なかつあげ初めてさっさとお金を稼いでくだせえ」

桃太郎「丁寧なかつあげ...」


...........................
こうして俺は
色んな輩と戦い、俺の戦闘力を奴らに知らしめた。
俺の意外なまでの強さに唖然とする仲間たちと
その強さを壊してやろうかとまた寄る輩。

俺の後ろには大量の金が積まれていった。

今片腕なんだよな
まともに剣振れるのか…?

>>88

桃太郎は片腕でも強かったのです!
そのことは後ほど書きたいですっ

フェネクス「桃太郎、流石です」

桃太郎「なんの皮肉だそりゃ。まぁ俺は片腕な分力は半減
してるけど...その割には稼げたと思ってる」

プーチン「馬鹿なやつだ、何故俺に腕を食わせたのか」

桃太郎「俺の腕はうまかったかい」

プーチン「いんや、クソまずかったなァ」

桃太郎「俺の決意返せ」

ミノタウロス「...この金、宿代だけでなく武器を買うのにもいいんじゃないか?」

フェネクス「でしたら、このあたりで有名な武器と防具の店にでも行ってみます?」

桃太郎「いいんじゃないか?」

.........................

桃太郎「『黒龍左』?なんだダセェ名前の店だな」

フェネクス「そんなこと言ったこと、後々後悔しますよ。ここの店すごい評判なんですから...なんせ店主が>>92なんですよ」

世界的貿易商

桃太郎「ほう...そりゃすごい。いいもん取り扱ってんだろうな...お前らにもかっこいいの一つずつ買ってやる。」

プーチン「俺ァ使いようねェし...」

桃太郎「かっけぇ防具くらいあるだろ!」ガラガラッ

店主「...らっしゃい」

桃太郎「...」パタン

フェネクス「ええええ?!なんでですか!!」

桃太郎「なんか...すげぇ怖い」

プーチン「お前ほんと、鬼倒せる顔してねェよそれ」

フェネクス「全く、あなたって人は...」ガラガラ

「すみませんね、うちらのボスがこんなんで」

桃太郎「ボス?!?!」

店主「なんでも構わんが、貴様ら何者だ?首三つのでけぇわんころに炎のような翼の鳥、おまけにゃ牛顔のごつい男...そしてそのボスとやらはもやしみてぇだ」

桃太郎「も、もやしは言い過ぎだろ!コイツらがでかいせいでそう見えるだけだ!」

店主「はん、騒がしいガキだな。何でもいいがさっさと選んじまいな...お前に合うか合わんか位は教えてやるぞ」

桃太郎「...すげぇ種類だな、おっさん。」

店主「あたりめぇよ。俺を誰だと思ってやがる」

桃太郎「世界的貿易商...だろ」

店主「よくわかってんな。俺の名はかなり知れ渡ってるって訳だ」

「ガキ、お前。この辺のもんじゃねぇだろ?」

桃太郎「おう。山の向こうの小せぇ村から来た。」

店主「ほぉう...?あの山には化物がいるはずだが、よく越えてこれたもんだ。なんせそのまま『地獄山』。あの山に立つ看板を越えたやつはよっぽどの死にたがりか相当の強者なのだが。」

桃太郎「俺は強者だからな」

プーチン「メンタル面除いてな」

桃太郎「はぁ?!」

店主「だー!騒ぐな!!早く選べよ!ほらほら良いのはあったか?あるだろう!」

桃太郎「そう急かすなよ。おっさんのおすすめはどれだ?」

店主「ん?俺か?...金はいくら持ってんだ?」

桃太郎「こんくらいだ」ドサッ

店主「なっ...てめぇ、盗人か?」

桃太郎「ちげぇよ!さっき通りで色んな奴と戦ってきたんだ。勝ったら金をもらう約束でな。」

店主「...!しかもてめぇよくみりゃ片腕じゃねぇか!それでよくこの辺の奴らに勝てたもんだ!」

「どんな武器で戦った?!」

桃太郎「これだよ」ガシャッ

店主「なっ...なんだぁそのガラクタ!刃も欠けまくりでボロボロじゃねーか!」

桃太郎「家を出るとき、適当に持ってきたやつだ。」

店主(そのガラクタでよくもそこまで...いや、それだけじゃない。)
(よくそのガラクタを折らず戦えたもんだ...!!!)

「...よし。お前...うちで一番の刀持っていかねぇか?」

桃太郎「そりゃさぞ素晴らしい刀なんだろうな。でも俺、宿代と、こいつらの武器か防具をそれぞれ1つ買ってやる金がいるから...」

店主「半額にしてやるさ。さぁ持ってけ...」

桃太郎「本当か!!なんでそんな、いきなり優しくすんだよ?おっさんひょっとしてツンデレ?」

店主「じゃかぁしいわ!!......この刀は、>>99と言う名前でな。>>100で作られたこの世で一つしかない刀なんだ。」

真 妖刀村正

龍の骨

すっごくかっこいいです...!
ありがとうございます!
桃太郎はこの素晴らしい武器を持って無事鬼を倒せるのでしょうか?

続きはまた、月が見える頃に。

桃太郎「村正...」ガシャッ

ミノタウロス「妖刀か...見ているだけで首が落ちる気がするな!」

店主「ほれ、お前らにもいいものをやろう。犬にはこれを...牛には.....................ーーー」


.............................

それぞれに素晴らしい武器や防具を売ってくれた店主。

桃太郎に至っては かの有名な真 妖刀村正。

マリカだなんだと騒いだあの桃太郎はいつの間にやら居なくなってしまって

鬼を倒そうという意志、村を守ろうという意志が強くなった。

......................................................

.......................................

桃太郎「じゃあ、そろそろ行くよ...ありがとう、おっさん。」

店主「この辺の夜は物騒だからな、気をつけろよ。」

桃太郎「おう、おっさんが選んでくれたこの刀...大事にするよ」

店主「おうよ。鬼退治、頑張るんだぞ」

.........................

フェネクス「ほら見なさい、素晴らしい店主だったでしょう」

桃太郎「おう。」

ミノタウロス「そろそろ、暗くなってきたが...どうする?」

桃太郎「宿だな、宿!」

ゴルビー「えーっ?!このかっこええ刀で早速修行とか、しーへんの?」

桃太郎「しねぇよ」ケラケラ

「あ!とりあえずお前ら、先に宿いっててくれよ。」

スターリン「そりゃまたなんで」

桃太郎「俺、食いもん買ってくるからさ。宿に食堂ついてなかったろ?」

スターリン「そっかぁ、じゃあ僕ら先に行っとくからお金ー!」

桃太郎「はいよ。俺の分もちゃんと部屋確保しとけよ」ジャラジャラッ

..............................................


桃太郎「......」

(あのおっさん、なんで俺が鬼退治に行くこと知ってんだよ...)


....................................

ガラッガラガラ

店主「らっしゃい...って、お前か。また来たのか」

桃太郎「おう。」

店主「今度はなんだ?」

桃太郎「あのさ...>>107

あんた、本当にただの商人か?

店主「.........」

桃太郎「答えろよ」

店主「ただのじゃねぇよ、お前も知ってんだろ...世界的な...」

桃太郎「それは知ってる。そうじゃないんだ...あんた、俺顔に退治に行くこと...なんで知ってたんだよ。」

店主「...あんな一言を覚えてやがったか......」

桃太郎「!」

店主「...>>110

俺顔に退治に...*

俺が鬼退治に...〇

安価は↓1

桃太郎「っ...」

店主「どうした?俺が話そうとしている、見えない真実に...今更怖気づいたか?」

桃太郎「か...覚悟のうえで...質問してるんだ...!」

店主「はっはっは...腕をなくした肩がしくしく泣いてらぁ...そんなに力むなって」

桃太郎「教えろっていってんだろ!!!!」

店主「誰に向かって、んな口聞いてんだ」


見えない



暗い





重い





あんたの目は何を見ている...


俺は

重力に身を任せヘタリと座り込んでしまった。



そのまま姿勢を整え





地に頭をつけ



ゆっくり口を開いた。




桃太郎「すまない...教えてくれ...!!!」





店主「...いいだろう。教えてやる」



「俺はな...>>116

かつて鬼に挑み…そして敗れた

店主、鬼と戦ったことがあるんですね!

とってもかっこいい方向に進んでくれて、嬉しい限りです。

では続きはまた明日ということで...おやすみなさい。

桃太郎「っ?!!お、おっさん...あんた鬼と...戦ったのか...!!」

店主「負けてるからあまり自慢げには話せないがな」ハハッ

「そんな俺は...ある日変わった知らせを耳にした。」




「...お前の話さ、桃太郎。」

桃太郎「俺の話...?」

店主「俺の親父が、ふと電話なんぞ寄越しやがってな...こう言ったんだ。

『鬼を倒せそうなやつがいるぞ、きっとお前と出会うことになる』





ってな。」

「まさかお前みたいにひょろひょろもやしだとは思わなんだから、最初は全く気付けなかったが...」

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