【安価】桃太郎「ちょっと寄り道する」 (52)

桃太郎「どうせ鬼ヶ島まで大した距離も無いし強いお供とかも居たらいいな」

桃太郎「日本一の桃太郎は色々日本一で無くては!」

桃太郎「とは言ったものの、何処を目指せば良いかな...」

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下2>>何処に行く?

桃太郎「やはりあの夜空で最も輝く月を目指すべきだな」

桃太郎「そうと決まればきび団子を食べて...」パクッ

桃太郎「はあああああっ...!」グイィ

桃太郎「ふんっ!」ビョイーン

桃太郎はきび団子の力で大ジャンプした

~月~

桃太郎「よし!月に来たぞ!」

桃太郎「おや?彼処に何かあるぞ」

下2>>何(誰)があった?

桃太郎「これは...!理性ッ!」

桃太郎「どういう事だ!?これは俺への当て付けか!?」

桃太郎「俺には理性が足りてないとでも言うのか神よッ!」

桃太郎「田舎で暮らし、正義に生き!正義の鉄槌で悪を正したこの俺に!?」

桃太郎「...あれ?理性足りて無くね?」

桃太郎「じゃあ理性を戴くぞ!」

桃太郎「理性を手に入れたはいいが...どうしよう」

桃太郎「これで誰も思いっきり殴れないな...」

桃太郎「まあ俺が負けるなんてそう無いだろうし」

桃太郎「しかし、理性を失っていたように何か大切な物を忘れているかもな」

桃太郎「次は何処を目指そう?」

下2>>次は何処に行く?

桃太郎「...」

桃太郎は地球をじっくりと見る

桃太郎「あの山...強者のオーラを感じるぞ!」

桃太郎は山に向かって落ちた

桃太郎「フリーダムダイブ!」ズドーン!!

桃太郎「ふぅー...」ムクッ

下2>>何があったり居たりした?

桃太郎「...何だお前?」

ドワーフ「俺の名はドワーフ」

桃太郎「子熊では無くて?」

ドワーフ「熊畜生と同じにするな!」

桃太郎「それは失礼した」

ドワーフ「どうにも空から落ちてきたように見えるのだが」

桃太郎「実際そうだからな」

ドワーフ「なんなんだこいつ」

ドワーフ「まあいい。この足柄山に何の用だ?」

桃太郎「足柄山というのか...。まあそうだな、俺に足りない物を探しに来た」

ドワーフ「具体的には?」

桃太郎「仲間とか...持っていない何かとか」

ドワーフ「前者は分かるにしろ後者が分からねぇ。なぜそこまで具体的でない?」

桃太郎「単純に言語にしづらいだけ。さっきは理性を手に入れた」

ドワーフ「まぁお前も色々欲しいだろう?その、理性が蒸発しない内に...」

桃太郎「お前もわけわかんねぇよ」

ドワーフ「すまん何でもない。折角だし、お前に必要な物を占ってやろう」

桃太郎「意外だな。そんな事が出来るのか」

ドワーフ「よく言われる...ムムッ!!来たっ!」

下2>>桃太郎に必要な物

ドワーフ「お前には正義の哲学が必要だ」

桃太郎「ほう?」

ドワーフ「何もトレーニングだけが己を強くする訳ではない」

桃太郎「成る程ねぇ...俺の正義哲学...」

下2>>桃太郎の正義哲学とは

桃太郎「ふ...ふふふ...」

ドワーフ「おーい?どうした?」

桃太郎「ハーッハッハッハ!!俺が正義だっ!!」

ドワーフ「理性が蒸発したのかな」

桃太郎「俺こそセイギ!あるいはマサヨシだっ!」

桃太郎「待っていろ鬼共め!」ビュン

~鬼ヶ島~

桃太郎「遂にやって来たぞ鬼ヶ島!」

桃太郎「鬼の長の屋敷に突入したいが...」

桃太郎「見張りがいるな」

桃太郎「まぁ、こそこそと隠れる様な真似はしないから関係無いが!」バッ

見張り鬼「!」

桃太郎「俺の名は桃太郎!正義の名の元にいざ参る!」

下2>>見張り鬼は何と言ったか

鬼「お、お前は生き別れの息子!!」

桃太郎「そ、そんな馬鹿な!...父さん、なのか?」

鬼「ああ、そうだ」

桃太郎「父さん。俺に協力してくれ。そうでないと正義を執行しなければならない」

鬼「良いだろう。抜け道を教えてやる。息子よ付いてこい!」

~鬼長の部屋~

桃太郎「鬼の長よ!貴様等の奪った宝を返してもらうぞ!」

鬼長「何故ここが...?まさか!」

桃太郎「見張りの鬼さ。俺の父さんでもある」

鬼長「くっ...こうなったら!」

桃太郎「どうするというのだッ!」

下2>>鬼の長はどうする?

鬼長「宝はお前にもやるッ!」

桃太郎「...?どういう事だ?」

鬼長「鬼は皆家族!その息子であるお前にも宝を自由に使う権利はある!」

桃太郎「良いのか?そんなの...」

鬼長「むしろ俺だってお前らと仲良くしたいさ!」

鬼長「だがガキ共が人を襲い略奪し、鬼一族としての面子の為シラ切って!」

鬼長「お前こそが希望だ!仲良くしようぜ!」

桃太郎「...」

下2>>桃太郎の言動

桃太郎「だが断る」ズバッ

鬼長「ぐっ...まぁ、面子を優先した臆病者には当然の報いだな」ドサッ

桃太郎「フフフ...ハハハハッ!正義によって平和はもたらされる!」





GENOSIDE END...

因みに桃太郎が月で呼吸できるのはあくまで『桃太郎』の二次だからです
あのころでは宇宙で息は出来ないなんて常識無かったので

安価に付き合って頂き、有り難うございました

待て、GENOCIDEだ。なんだこのミスは...

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