クリスタ「お兄ちゃん、あそこの本取って」
ライナー「いいぞ。相変わらず小さくて取れないのな」ニヤニヤ
クリスタ「こ、これでも少しは成長しているんだから!」
ライナー「はいはい」
夜
ライナー「ぐがーぐがー」zzz
クリスタ「お兄ちゃん、お兄ちゃん」ユサユサ
ライナー「んが?…クリスタか。どうしたこんな時間に」
クリスタ「あ、その…」モジモジ
ライナー「また恐い夢でも見たのか」
クリスタ「うぅ…」コクリ
ライナー「しょうがないな…ほら、こっちこい」
クリスタ「うん!」ニコニコ
ライナー「というところまで妄想した」
ベルトルト「うわぁ…」
アルミン「急にどうしたのライナー。気持ち悪いよ」
ライナー「気持ち悪い…たしかにそうだ」
ジャン「何開き直ってんだ」
ライナー「だがな、日々辛い訓練の合間に…妄想して癒されてもいいだろ!」
エレン「いやそれを誰かに言うのはどうかしているだろ」
アルミン「まあ、息抜き程度にならいいんじゃないかな」
ライナー「わかってくれたか。じゃあお前の妄想でも聞かせてくれ」
アルミン「え!?」
ライナー「猥談みたいなノリでいいから頼む」
エレン「面白そうだな」
アルミン「エレンまで…しょうがない。じゃあ」
アルミン「もしもサシャが僕の妻だったら」
サシャ「アルミン朝ですよ~」
アルミン「ふぁ…おはようサシャ」チュ
サシャ「ん…一日の始まりはこれですね」
アルミン「ははは…じゃあ朝食にしようか」
夜
サシャ「アルミン、今夜は…」
アルミン「うん。寝かさないよ?」
アルミン「ど、どうかな」
ライナー「いいぞいいぞ」
ジャン「ちゃんと夜の営みまでとは素晴らしいな」
エレン「なんか父さんと母さんを思い出した」
ライナー「じゃあ次はベルトルトいってみよう」
ベルトルト「僕!?」
ベルトルト「どうしても?」
ライナー「どうしてもだ。ここにいる奴には言ってもらう」
エレン「俺もかよ…考えておかなきゃ」
アルミン「難しく考えなくていいからね」
ジャン(よし!日頃の妄想を堂々と言える!)
ベルトルト「じゃあ…ユミルが姉だったら」
ユミル「ベルベルちょっと来い」
ベルトルト「何姉さん?」
ユミル「買い物に付き合え。もちろん荷物持ちな」
ベルトルト「また?」
ユミル「つべこべ言わず行くぞ!」グイ
ベルトルト「ちょ、引っ張らないで!」
ユミル「いや~買った買った」
ベルトルト「お、重い…」プルプル
ユミル「ベルベルお前そこでちょっと待ってろ。すぐ戻る」
ベルトルト「ちょっと姉さん…行っちゃった」プルプル
ユミル「お待たせ」
ベルトルト「遅いよ」←荷物降ろした
ユミル「すまんすまん。お詫びにこれをやろう」つ蒸かし芋
ベルトルト「?」
ユミル「買い物に付き合ってくれた礼だ。ありがたく食えよ」
ベルトルト「…ありがとう」
ベルトルト「こんな感じかな」
ライナー「一見人使いが荒い姉だが…」
アルミン「最後に見せる優しさといったらもう」
ジャン(バカめ。ミカサの魅力に比べたらそんなもの)
エレン「あ、俺できたからいいか?」
ライナー「おう、言ったれ」
エレン「じゃあ…」
エレン「もしもアニが幼馴染だったら」
ミカサ「今エレンがよからぬ事を考えている気がする」
アニ(ロリ)「エレン遊びに来たよー」
エレン(ショタ)「何して遊ぶ?」
アニ「じゃあ…お姫様ごっこ!」
エレン「えーまたぁ?」
アニ「いいの!好きなんだから」
エレン「しょうがねえな…じゃあライナー呼んできて悪者役やらせるか」
アニ(訓練兵)「所属兵科は決めた?」
エレン(訓練兵)「ああ。俺はやっぱり調査兵団になる」
アニ「私は憲兵団にする…」
エレン「そうか…初めて離れ離れになっちまうな」
アニ「っ…」ジワァ
エレン「ア、アニ?どうした?」
アニ「エレンが調査兵団に行くのはわかっていたのに…一緒に行きたいのに…」ポロポロ
エレン「…」
アニ「外の世界が恐くて、一緒に行けない自分が悔しくて…」ポロポロ
エレン「気にすんな」ギュ
アニ「っ」
エレン「恐いのなら無理しなくていい。だから泣くな」
エレン「ただ、俺もお前と離れるのは寂しいからさ…」
アニ「?」
エレン「その、結婚しないか?…せめて壁内だけでも一緒にいられるように」
アニ「……ありがとう、エレン」ニコッ
ライナー「えんだあああああああああ」
ベルトルト「いやああああああああああ」
アルミン(何だこのエレンと>>1の気合の入れようは)
エレン「ど、どうだ」テレッ
ライナー「正直お前がここまでのものを考えているとは」
ベルトルト「素晴らしい…」
アルミン(妄想の10分の1でもいいからミカサにも構ってあげて)
ジャン「さて真打の出番だな」
アルミン「あれ、ジャンいたの」
ライナー「全く喋らないから気づかなかった」
ジャン「てめえら…まあいい、よーく聞けよ」
ジャン「もしもミカサが俺の娘だったら!」
一同(うわぁ…)
ミカサ(ロリ)「ぱぱーだっこー」
ジャン「ははは、ミカサは甘えん坊だな」
ミカサ「むー、あまえんぼうじゃない」プイッ
ジャン「じゃあ抱っこしなくてもいいな」
ミカサ「! それはいや!」
ジャン「俺の娘は可愛いなぁ」
ジャン「ミカサは将来何になりたいんだ?」
ミカサ「えっと、おはなやさん、おかしやさん、かわいいあいどる…」
ミカサ「あと、ぱぱのおよめさん!」
ジャン「」ハナヂブー
ジャン「どうだ!」ハナヂダラダラ
アルミン「うん、まあ…」
ライナー「犯罪者にはなるなよ」
エレン「お前娘が欲しいのか」
ジャン「何でだよ!」
ライナー「まあ何だかんだで俺のクリスタ(妄想)が一番だな」
ジャン「はぁ?俺のミカサ(妄想)が一番だろ」
ベルトルト「いやいや僕のユミル(妄想)が」
アルミン「サシャ(妄想)も…」
オレノオレノ
ギャースギャース
エレン「ふぁ…寝るか」
翌朝
ライナー「朝になっちまった…」
アルミン「結局決まらなかったね…」
ベルトルト「誰も譲らなかったから」
ジャン「譲ってたまるか」
エレン「お…お前らおはよう」
食堂
クリスタ「あ、おはようライナー」
サシャ「おはようございますアルミン」
ユミル「おっすベルトルさん」
アニ「おはようエレン」
ミカサ「エレンおはよう」
ライナー「おいおい、お兄ちゃんを呼び捨てか?クリスタ」
アルミン「おはようのキスはどうしたのサシャ」
ベルトルト「おはようユミル姉さん」
エレン「おはようアニ、ミカサ」
ジャン「パパを無視しないでくれよミカサ」
クリサシャユミミカ「!?」
アニ「エレン、今日の格闘訓練はどうする?」
終わり
本当は女子編も書こうとしたけど思ったより書けなかった
いつか書くつもり
お付き合いありがとうございました
このSSまとめへのコメント
ええー今更やけど、女子編書いてや…たのむからさぁ 自分のためにどうか書いてや!お願いします!