俺「あの娘のせた車 ラブホへ消えてく」 (5)

真夜中の公園 もう人影もない
行くなと 引き止めても 心変わり
ホストの横 笑顔で 歩いていたはず

失くしたものがあまりに 大きすぎて痛みを
通り越してしまって 鬱を発症さ

一人ぼっちのサンデー
泣きたくなるような silent night
ここからどこへ逝こう もう何も見えない
樹海の下

2番

親と暮らすつもり しばらく実家で
一人きり 金もなく もう生きてゆけない
逢いたいときにだけ 電話をかけてきて
受話器を とってみたが ただの勧誘

形のない愛すら 知らないあなたは
本気で 愛する相手が いないだけ

一人ぼっちのサンデー
泣きたくなるような silent night
独りで生きてきた 都会の明かりが遠ざかる

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom