海未「名探偵?」 (31)
私は高校生ガチレズ、園田海未。
幼馴染で同級生の高坂穂乃果と遊園地へレズデートへ行って黒ずくめ女の怪しげなレズセックスを目撃した。
レズセを見るのに夢中になっていた私は背後から近づいてくるもう一人のレズに気付かなかった。
私はその女に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……穂乃果がノンケになっていた!!
高坂穂乃果がノンケだと奴らにばれたら、また穂乃果が襲われ、周りの人間にも危害が及ぶ。
西木野真姫の助言で正体を隠すことにした私は、穂乃果に名前を聞かれて、とっさに園田うみみと名乗り、奴らの情報をつかむために、父親が和菓子屋をやっている穂乃果の家に転がり込んだ。
私は穂乃果をレズビアンに仕立てるべく、時計型麻酔銃で穂乃果を眠らせ、制服リボン型変声機を使って、穂乃果の声で既成事実を作ろうとしている。この二つのメカは、西木野病院の発明品だ!
西木野病院はほかにも……ターボエンジン付きラブアローシュートや、穂乃果追跡メガネ、性欲増強シューズなど次々とユニークなメカを作り出してくれた!
穂乃果も穂乃果の父も、私の正体には気づいていない。知っているのは西木野真姫と北の高校生ガチレズ絢瀬絵里、それに同級生の南ことり……。彼女は黒ずくめの女の仲間だったが、組織から逃げ出す際、俺が飲まされたのと同じ薬を飲んで矢澤にこの体が縮んでしまった!
スピリチュアルな組織の正体は、依然として謎のまま……!
たった一人のレズでも見抜く、見た目は清純、中身はガチレズ
その名は、レズビアンうみみ!!
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――部室前
穂乃果「海未ちゃんまだうちにいるの? そろそろおうちの人も心配するよ?」
ことり「海未ちゃんまだあれやってたんだね……あはは」
海未「正体を隠すためです! それから、私のことは海未ではなくうみみと……」
「きゃああああああ!!!!」
穂乃果「ん?」
ことり「にこちゃんの声だね」
海未「来たああああ!!」
ガチャッ
希「またアイコラ作ってたなにこっち! そんなことする子はわしわしMAXや!」
にこ「ひぃいいいい」グッタリ
海未「待ってください!」
希「ん?」
海未「警察が到着するまで私以外部室に入ってはいけません!」
穂乃果「警察?」
ことり「な、何言ってるの海未ちゃん?」
海未「これはわしわしじゃない、レズレイプだ!」
訂正
>>1
俺が飲まされた
↓
私が飲まされた
にこ「はぁ? あんた何言って……」
海未「ふんっ!」
ドカッ
にこ「にこぉ……」バタンッ
海未「にこ! しっかりしてください! 犯人め、許せません!」
ことり「あのー、さっきから何をやってるの海未ちゃん?」
希「自分で気絶させてるやん」
海未「ふむ、気を失ったのは1分から2分といったところですか」
穂乃果「もう! 何やってるの、海未ちゃん! にこちゃんが可哀想だよ! 大丈夫? おーい、にこちゃん!」
海未「死体を動かしてはいけません!」
希「死んでないし……」
海未「くぅっ、穂乃果がノンケになってしまったから誰も私の言うことを真に受けない……スピリチュアル組織め……!」
ガチャッ
真姫「何よ、騒がしいわね」
海未「西木野真姫!!」
真姫「ヴぇえ? 何でフルネーム……」
凛「凛とかよちんもいるにゃあ!」
花陽「何の騒ぎなの?」
海未「星空凛、小泉花陽まで……ん?」クチュクチュ
ことり「何でにこちゃんのパンツの中に手を……」
海未「濡れている……希のわしわしで感じていたという証拠ですね」
にこ「あ、汗よ汗!」
海未「ふんっ!」ドコッ
にこ「にこぉ……」ヘナヘナ
海未「窓は開いていて、部室の鍵もかかっていない……これは、完全密室レズレイプ!?」
希「全然密室ちゃうやん」
海未「ふむ、まずは全員のアリバイを聞いていくことにしましょう……まずは穂乃果から」
穂乃果「へっ? 何が?」
海未「この数分前どこで何をしていたかと聞いてるんです!」
穂乃果「えっ? 海未ちゃんとことりちゃんと一緒に部室まで歩いてきてたけど」
海未「なるほど、証人がいる……つまり、穂乃果はアリバイ有り……それに穂乃果は元気っ娘でムードメーカー、それでありながら傷ついたときのしょんぼりした顔も可愛いという面もあります……つまり犯人ではない」
ことり「ん?」
海未「次はことり」
ことり「……穂乃果ちゃんと全く一緒なんだけど、っていうか海未ちゃんいっしょにいたよね?」
海未「流石はスピリチュアル組織にいただけのことはありますね……アリバイが完璧すぎる」
ことり「何そのしょうもない組織」
希「しょうもない……」
海未「それにことりはみんなを和ませる癒し系でその脳トロボイスを聞いたらひとたまりもなくなってしまう……さらには自分がダメになると泣いてしまう可愛らしいところもある……つまり無罪」
ことり「あ、ありがとう」
海未「次は希ですね」
希「うちはみんながくる10分前くらいからずっとにこっちとここにおったよ?」
海未「それを証明する人は?」
希「だからにこっちが……」
海未「ふむ、証人はなしと」
にこ「何でにこのこと無視するのよ!」ガバッ
海未「……」ドコッ
にこ「せ、せめてなんか言いなさい……よ……」バタッ
海未「しかし、希はμ's一の豊満エロボディ、普段は飄々としているがぐいぐい攻め入られるとつい弱さを見せてしまう……可愛いので犯人ではない!?」
希「判断基準はそこなんやね……」
海未「次は真姫です」
真姫「真姫です……って、私も普通に部室に来てただけよ、花陽と凛が一緒だったわ」
海未「そうなんですか?」
凛「うん、そうだにゃ」
花陽「ごめんなさい、花陽がもたもたしてたから少し遅れちゃって……」
海未「ええっと……真姫は普段はクールぶっていて他人に好意を示すのが苦手だがそのデレを楽しむのも一興のツンデレ……また、いまだにサンタを信じているというギャップも相まって可愛い、つまり犯人ではない」
真姫「え? サンタさんって……」
凛・花陽「わーわーわーわー!!!」
海未「凛は活発的なスポーツ少女で好きなものはラーメンなど一見ボーイッシュであるが自分に自信を持てない一面もあり、それがまた私の心を揺さぶって可愛い、犯人じゃない」
ことり「もうやめてもいいんじゃないかな……」
海未「花陽は引っ込み思案で内気な少女だがアイドルにかける思いはにこにも負けず劣らず、更には誰か助けてなどと言って私の保護欲をかきたてられる=可愛い=犯人じゃない」
海未「この中で犯人がいないとなると……はっ、まさか私!?」
凛「何でそうなるにゃ……」
花陽「何か最近の海未ちゃん変だよね?」
真姫「変なものでも食べたんじゃないの?」
ことり「あはは……一昨日コナンの映画があったでしょ? あれ見て影響されちゃって……」
真姫「影響される方向性がずれすぎでしょ!」
希「一昨日のコナン見てってそれ誰かさんと同じ……」
「話は聞かせてもらったわ!」
海未「だ、誰です?」
ガチャッ
絵里「私は北のハラショー探偵・絢瀬絵里よ」
海未「はっ! 北の高校生ガチレズ・絢瀬絵里!!」
絵里「そうよ!」
ことり「それでいいんだね……」
絵里「ふふっ、ちょっと見させてもらってもいいかしら」
希「あー……また面倒臭いことになってもうたな」
絵里「クンクンクン……この子、にこの匂いがする!!」
希「そりゃ本人やし……」
絵里「そうか、そういうことね……!!」
海未「なっ! 謎が解けたとでも言うのですか!?」
絵里「悪いけど海未、この勝負もらったわ!」
海未「おい灰原、どうする!?」
ことり「南です」
絵里「これはレズレイプにみせかけた巧妙なトリックよ」
海未「何ですって!?」
穂乃果「もういいから練習行こうよー」
ことり「にこちゃんが起きたら……ね……」
絵里「被害者は穂乃果たち三人が来た途端に希にちょっかいを出し、あたかも希がにこをレズレイプしたかのように見せかけた……つまり、これはにこのオナニー!」
真姫「おなっ……なんてこと言うのよ!」
にこ「何でにこが部室でしかも希の前でそんなこと!」
海未「ふんっ!」スカッ
にこ「おっと、もうその手には乗らないわよ!」
絵里「オラッ!」ドカッ
にこ「な……んで……」
絵里「これはレズレイプに見せかけたにこのオナニーショーだったってわけよ」
穂乃果「オナニーって何?」
ことり「あとで教えてあげるね」
真姫「この年で知らないのね……」
海未(違う……確かに絵里の言っていることは合っている……しかし……)
海未「それを決定づける証拠はあるのですか?」
絵里「ふっ、それはね……」グイッ ペロッ
海未「なっ!」
絵里「海未、あなたがさっきにこのおまんまんに突っ込んだ手に付着しているにこ汁がその証拠よ!!」
海未「人の指を舐めないでください!」
絵里「うめえ」
希「なあこれいつまでやるん?」
絵里「分かったでしょ? にこのおまんまんが濡れていることこそ動かぬ証拠、つまりこれはにこのオナニー……Q.E.D.」
海未(謎は解けたというのに何でしょうこの違和感は……はっ!)
海未「……」クンクンクン
海未(にこの体から希の匂い……ふわぁ)
ことり「海未ちゃん何してるの……?」
海未(なるほど……うっほぉお……そういうことだってんですね! ……ん~フローラル)スリスリ
絵里「ちょっと、あんまりするとにこが起きちゃうわ!」
海未「すみません……」
海未(しかし、謎はすべて解けました)
にこ「ったた……まさか絵里にまで殴られるとはね……」
花陽「大丈夫? にこちゃん」
海未(あとは、にこをこの時計型麻酔銃で眠らせて……)
海未「よし、にこを眠らせましょう」
にこ「またっ!? ……あー、なんだかにこ眠くなってきちゃったー」バタッ
海未「あ、都合よく眠ってくれました」
にこ(これでいいのね……)
海未「さあ白状してもらいましょうか」
真姫「にこちゃんの背中に全然隠れられてないじゃない」
海未「犯人は……あなたです!! ギー、バタンッ」
ことり「その効果音は自分で言うんだ……」
海未「犯人は……あなたです!!」
希「えっ? うち?」
絵里「ど、どういうこと!?」
海未「ふっ、もう少しで私も騙されるところでしたよ……東條希、あなたは私たちの到着に合わせて何の罪もないにこを襲い、いつもわしわししているが如くにこを襲った……違いますか?」
希「違うけど……」
海未「やはり……! いつもメンバーをわしわししていたのはこのためのカモフラージュだったんですよ……」
ことり(若干にこちゃんの声真似してる……)
絵里「しょ、証拠はあるの!?」
海未「ふふっ……」チュパッ
希「うわぁ……」
海未「希の手にも私がにこにした時と同じにこ汁がついていたんですよ! それに、にこの股の近くに希の汗が少量私によって検出されている……これがすべてです」
絵里「そんな! 希!」
穂乃果「どういうことなの?」
希「そうや、うちがにこっちを犯したんや……」
ことり「えー……」
希「始めはふざけあっていただけや……でも、嫌がるにこっちを見てたら何かむらむらきてもうて……つい、おまんまんを舐めたくなってしもうたんや」
にこ(嘘ぉ……)
海未「ではなぜ直接舐めなかったんですか!? 私だってみんなのおまんまん舐めたいです!」
希「急にクンニしだしたら流石に引かれると思ってな……まず指を入れてそれを舐める……そうやって間接クンニしようとしたんや」
ことり「だからにこちゃんあんなに大きな声あげて……」
海未「しかし、あなたには誤算だった……私がこの場に来たことが」
希「そう、穂乃果ちゃんとことりちゃんだけだったらじゃれあってるふりすれば……にこっちは結構押しに弱いとこあるから」
にこ(おい!)
絵里「お互い愛し合っていたが故の悲しい結末ね」
にこ「愛し合ってないから!」
海未「ん?」
絵里「あん?」
にこ「に、にこぉ……」寝たふり
凛「にこちゃんも大変だにゃあ……」
海未「では、事件を起こした犯人にはわしわしの刑にあってもらいましょう」
絵里「えっ! はいはいっ! 私もやりたい!!」
海未「仕方ありませんね……右乳首だけですよ」
絵里「ええーっ……まあいいわ、いくわよ」
わしわしわしわしわし
希「ちょ、ちょっとやめてー! うちが悪かったからー!」
穂乃果「もう屋上行こっか」
ことり「そうだね……にこちゃんもこっそり持っていこう」ズルズル
真姫「全く人騒がせよね……じゃれあってるふりをすれば私にも……」
花陽「真姫ちゃん?」
凛「どうしたんだにゃ?」
真姫「な、何でもないわよ!」
にこ(寝たふり……寝たふり……)
――
こうして、事件は解決した。
希の鞄からは今後うまくいったら使おうと思っていたらしい双頭ディルドが発見された。
今回の事件は無事に解決した……しかし、それは新たな事件への火種へとつながっていた……。
海未「はぁっ……はっぁ……」パンパン
希「あぁっ……あぁっ……もうやめて……」
海未「何ですかこのスケベボディは! 全くけしからん!」パンパン
絵里「ほらこっちもちゃんと舐めなさい!」
希「あ……あ……あへぇ」
END
くぅ疲これ完
深夜のノリで考えたらこうなった
何かまた思いついたら同じ設定でやりたいと思います
見てくれてありがとう
このSSまとめへのコメント
面白い
海未ちゃんが言ってること色々おかしくて面白かった!