ライナー「おい…」

アルミン「ベルトルトが積極的なの初めて見たよ……」

ジャン「ケッ！きもちわりぃんだよ」

エレン「アニはエロい」

ベルトルト「そうだよアニはエロいんだ。わかるかい？ジャン坊」

ジャン「あぁ！？お前まだ死に急ぎから何も聞いてねぇだろうが！」

ベルトルト「『アニはエロい』それだけで充分だよ。そう思わないか？ライナー」

ライナー「いや、ぜんぜん」

アルミン「僕の話遮ったんだからちゃんとオチのある面白い話なんだろうね？」

エレン「この前の対人格闘の訓練の時の話だ」

ライナー「あぁ、何故か俺がミカサにブン投げられた時の話だな」

ジャン「どっちかっていうと夢の最強対決を見た日だな」

アルミン「意外とミカサとアニは軽傷で2人を止めに入った人が大勢重傷を負ったよね」

エレン「俺はいつも通りアニから殴る蹴るの暴行を受けてたんだ」

エレン「そんでいつも通り空中で一回転していつも通り地面に叩きつけられた時にふとアニの尻に目が行ったんだ」

エレン「それで微かに見えたんだ…」

アルミン「何が？」

エレン「それはな……」

ベルトルト「………」ごくっ

ライナー「ベルトルト、真剣に聞いてるのお前だけだぞ」

ジャン「何が見えたんだよ勿体ぶらずに教えろよ」(ま、どうせ半ケツとかだろ)

エレン「ズボンの腰の部分からパンツがはみ出て見えてたんだよ」

アルミン「で？」

ジャン「せめて半ケツは見とけよ……なんだよパンツって。スカートからのパンチラならまだしも…」

がしっ

エレン「うおっ！」

ベルトルト「ホントなのかい！？ホントに見たのかい！？」

エレン「あ、あぁ。見たぞ…」

ベルトルト「何色だ！？柄は！？」

エレン「まぁ待てよ。言うから落ち着けよ」

ライナー「うん、マジで落ち着け」

ベルトルト「ごめん………取り乱した」

エレン「気にすんな。すごい気持ちはわかるからよ」

ライナー「あんまりわかんねぇよ」

エレン「じゃあ言うぞ？」

ジャン「そんな告知するほどアニのパンツの色なんざ重要じゃねぇよ」

ベルトルト「ジャン坊、今何て言った？」

ジャン「あ？アニのパンツになんざ需要無ぇっつったんだよ」

ライナー「一々つっかかるな」

アルミン「オチがパンツの色だなんて言ったら殴るからね」

エレン「そんな事したらお前俺と同レベルだぞ？」

アルミン「それは嫌だね…」

ライナー「いいからさっさと言えよ！！！めんどくせぇよ！！お前らもうめんどくせぇよ！！！」

エレン「聞いて驚くなよ？」

ジャン「安心しろ。驚かねぇから」

ベルトルト「うん、大丈夫だよ……心の準備はできてるからね……でも縞パンだったとしたら耐えられないかもね……」

パチッ！

エレン「ビンゴ！」指差し

ベルトルト「っ！！！？？？」

アルミン「今の指パッチンに殺意湧いたの僕だけ？」

ライナー「殺意までは行かないが虫酸は走ったぞ」

ジャン「ホントくっだらねぇな……ミカサのパンツならともかくよ」

ベルトルト「は？ミカサのパンツ見るくらいなら舌噛んで死ぬよ」

アルミン「舌噛んで死ぬくらいならミカサのパンツ見るよ。ていうか見たことあるし別に珍しいものじゃないよ」

ジャン「おいコラ！！」がしっ

アルミン「ん？」

ジャン「何勝手にミカサのパンツ見てんだクソ野郎！！！何色だぁぁ！！！」

アルミン「さぁね～。覚えてないなぁ」

ジャン「っざけんなよ！！ズルぃぞてめぇ！！！！」

アルミン「そんなの知らないよ。ミカサにパンツ何色って聞けば？」

ジャン「できるわけねぇだろ！！嫌われちまうだろうがぁ！！！」

ライナー「落ち着けジャン！どのみち嫌われてる！」

エレン「いや、ミカサはジャンを嫌ってないぞ」

ジャン「ホントか！？じゃあ何て言ってんだ！？」

エレン「『どうでもいい』って」

ジャン「…………」

ベルトルト「話を戻そう。アニのパンツを覗くって所まで進んでたね」

エレン「そうだったな！で、いつやる？」

ベルトルト「今でしょ」

ライナー「よし、そろそろ寝るか」

ジャン「チッ……そうだな。劣等生と違って成績上位者は訓練休めないからな」

アルミン「なっ！僕は訓練を休んだことなんて無いぞ！！」

ジャン「誰もお前を劣等生だなんて言ってねぇだろぉ？それともなんだ？自覚あるのか？ま、駐屯兵団になれたら俺が憲兵団としてアゴで使ってやるよ」

アルミン「そうだね。ジャンは憲兵団がよく似合うよ！あんな堕落した穀潰し兵団なんかまともな人間には務まらないからね！立派だよジャンは。僕は駐屯兵か調査兵としてあくせく働くよ」

ジャン「あ？なんだ？特権使えねーからって嫉妬か？」

アルミン「そう思うんならそうなんじゃない？快適脳内ではね」

ライナー「ぷっ……w」