P「実はそうなんだ」
裕子「一体どんな能力なんですかっ!?」ガタ
P「一人一人教えてやろう」
P「まずは奈緒!」
奈緒「アタシの超能力はどんなアニメでも1話切りせず全話見る能力だっ」
P「今迄当たり、ハズレ色々なアニメを見たんだよな?」
奈緒「どんな作品でもオープニング、エンディング飛ばさず生で全話見るな」
P「どうだユッコ凄い超能力だろ?」
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裕子「えっ……凄い超?能力だと思います……?」
P「なんで疑問形なんだ?次いくぞ次は凛!」
凛「私の超能力は衣服が何日着ていたか感知する能力なんだ」
凛「これ偶然入手した靴下とシャツだけど」
凛「クンクン……3日目の靴下…これはスーハースーハー…まだ2日目のシャツ」
凛「この場合、実は2日目のシャツの方が購入からの期間が長いから相場が高いんだよ」スンスン
P「凛、相場ってなんだ?」
凛「そういう世界があるの」ペロペロ
P「なるほど……それ俺が無くした靴下と似てるんだけど…」
凛「これは、私の「所有物」だよ」スーハースーハー
P「ならいっか……ユッコ凄い能力だろ?」
裕子「…えっ…ええ…私にはまだ使える能力じゃないです」
P「じゃ次はまゆ!」
まゆ「まゆの能力は人がいつ何処で何をしていたか記録する能力ですよぉ」
P「凄そうだな」
裕子「凄そうですねっ」
まゆ「でも残念ですがまゆは今からレッスンなので能力を紹介できません」
まゆ「だから記録帳だけ渡しますねぇ、それじゃ」ガチャ バタン
P「じゃ読んでみるか!」
裕子「はいっ」
P「え~何々、ある男性の一日の記録だってさ」
P「彼は朝一番出社今日も笑顔が眩しい」
P「昼前いつもの緑の牝豚が金の話をする。虫唾が走る」
P「緑の牝豚が最近の体調不良を話している。アレの効果だろう……」
P「15時遅い昼食、自宅『材料』で作った彼特性の自家製お弁当」
P「自宅『材料』、今回は響子ちゃんとあいさん、きっと興奮しているだろう」
P「深夜帰宅、2LDKの一人住まいだが実の人口密度はもっと」
裕子「もう読むのやめましょうっ!!!!」
P「どうしたっ!?急に大声上げて」
裕子「いやもうそこらへんでイイんじゃないですかっ!!」
P「そうだな、意味のわからない内容だし、今度まゆに聞いてみるよ」
裕子「……私のいない時でお願いします」
P「??わかった次いってみるかっ」
裕子「………はい」
P「じゃ次、李衣菜」
裕子「それは超能力じゃないと思います」
P「俺もそう思う、他呼ぶか」
李衣菜「ちょっ、待ってください!まだ能力の紹介してないじゃないですかっ!!」ドタドタ
P「どうせロックバンドを英語で10組書ける能力とかだろ」ケイタイポチポチ
裕子「でしょうね」スプーンフキフキ
李衣菜「なんで私だけ辛辣何ですかっ!」
P 「わかった、わかった、どんな能力なんだ?」
李衣菜「うっ……『言えないロックバンドが英語で3組書ける能力なんて…』」
P「どうした?」
李衣菜「わっ…私の超能力は………えっと……お色気?」
P「えっ?何だって?」
李衣菜「そうっ!!お色気の超能力ですっ!!」
P「お色気?李衣菜に縁がないものだろ?」
李衣菜「そんなことないですっ!せくしーなお色気もロックのたしなみですっ!」
P「おーい美波!いきなりだけどこっちでアイス食べないか?」
美波「えっ?それじゃあ頂きますけど?」
P「ちょっと溶けかかってるけど悪い」
美波「いえそんなこと…あむ…れろっ…じゅっぽ……んぷっ……じゅるじゅぽんっ」
美波「じゅるるる!!!じゅぽ!!」
裕子「」
李衣菜「」
李衣菜「『えっ……アイス食べてるだけ………だよねっ?』」
美波「ぷはっ……Pさん…溶けかけで食べにくいけど、とってもおいしいです」
P「そうかそうか、それじゃあ戻ってくれていいぞ」
美波「えっ??はい」スタスタ
P「でっ、多田李衣菜君、君の超能力はなんだって?」
李衣菜「えっ……あ痛っ……おっお腹が急に痛いので今日は帰りますねっ」ササ バタン
P「へっ………じゃ次いくか」
裕子「はい」
P「次は藍子!」
藍子「はい、私の超能力は色々な瞬間を写す能力です。」
P「色々な瞬間?」
裕子「非常に興味深い能力です!」
藍子「例えばこれはPさんが浴室でシャンプーと石鹸を間違えた瞬間ですね。」
藍子「で、こっちはPさんが自宅でビールをひっくり返しちゃって慌ててる瞬間ですね。」
藍子「これが最後にPさんが深夜鼻ちょうちんを作って寝てる瞬間ですね。」
P「ほぉ~どれも良く撮れてるなぁ」
裕子「『Pさん、お願いだから自室で写真を撮られてる事に疑問を持ってください…』」
P「ほらユッコも良く撮れてると思うだろ?」
裕子「えっ?、はっ、はいそう思います『よく見ると3枚目あいさんらしき人が見切れてる……』」
藍子「じゃ私は準備があるので行きますね。」
P「おうありがとな、じゃ次の超能力者いくか」
裕子「……はい」
P「次はかな子だな」
かな子「はい、私の超能力はどんな材料でもお菓子にする事です。」
裕子「『良かった。奈緒ちゃんと同じまともな超?能力で』」
かな子「最近はまゆちゃんや響子ちゃんから材料を頂けて一緒に作ってるんですよ」
P「へぇ、俺も今度貰える?」
かな子「勿論です。でも今はちひろさんにお菓子の試作を食べてもらってるので」
かなこ「試作が終わってからですね。」
P「期待してるぞっ!」
かなこ「えへへ、じゃ私また試作のお菓子を響子ちゃんと作るので帰りますね」ガチャ バタン
P「裕子さっきからどうした?元気ないぞ?」
裕子「いえ別に……そっ、そうだ!!Pさんは超能力ないんですか?」
P「よくぞ聞いてくれた!…俺の超能力は目隠しして胸を触れば誰かわかる能力だっっ!!」
P「さっそく目隠しして披露してやろ」ガシ
P「誰だ?俺の手を掴むの…」
早苗「………」
P「まだやで」
早苗「余りの動揺に関西弁になってるわよ」
P「ちゃうねん、まだやねん」
早苗「まだって事はこれから起こるんでしょーが」
早苗「そうだ。私の超能力を披露するから手伝ってよ」
P「ええで」
裕子「早苗さんも超能力が使えるんですか?」
早苗「ええ勿論、私の超能力は全ての関節を逆に曲げる能力なのよっ♪」
P「」
裕子「あっ……」
早苗「じゃ手伝ってねP君♪」
完
話のおまけ↓
~P自宅~
P「いてて、今日はひどい目にあったな…」
P「明日も早朝からだしもう寝るか……」バタ
P「………………」
P「………………Zzz」グー
P「Zzz」グー
~P自宅隣の部屋~
亜季「こちら歩哨、P殿眠られたであります。」
あい「ご苦労様、今から会議だから君も参加したまえ」
亜季「イエッサー」
まゆ「では、これから会議を始めますねぇ」
凛「最近、靴下とかシャツの割り当てと市場の供給が減ってると思うんだけど?」
あい「数に限りがあるし、需要が増えてるからね。」
凛「もう少しなんとかならないの?」
まゆ「その代わり藍子ちゃんが大量に写真を供給してますから我慢ですねぇ」
亜季「贅沢は敵でありますよ、凛殿」
凛「まあ仕方ないか」
あい「響子君、ちひろ君の方はどうなっている?」
響子「Pさんに不調を喋る位だから順調です。」
まゆ「Pさんの品物を独占して暴利で売ってたんだから自業自得ですねぇ」
あい「裕子君と早苗さんがP君に近すぎる件だがどうしよう?こちらに引き込むべきか?」
亜季「しっ…しかしまた増えたら配給が減ってしまうのでは?」
凛「それはダメっ!!」ガタッ
響子「凛ちゃん隣室のPさんが起きちゃうよ」シー
凛「ごっ…ごめん」
あい「一度真奈美さんと二人で裕子君と早苗さんの身辺を調査してるみよ」
あい「では明日の当番、亜季君と凛君はP君のお弁当の材料に補充して本日は解散」
本当に完
読んでくれた人がいたらありがとう
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