八九寺真宵「そうです。私、わかってしまうようになったんです!」
阿良々木暦「物凄い嘘くさいけど、それ本当なのか? ギャルゲならむしろそれぐらいの事はいかにもありそうだけど、僕らはそうじゃないぞ」
真宵「阿良々木さん、そういうメタ発言は控えた方が良くないですか?」
暦「メタ発言?」
真宵「そうです。今回はSS出演だとか、元々は小説出身だとか、ハリウッドから実写映画のオファーが来ているだとか、そういった発言は良くないと思うんです」
暦「ハリウッドから!? それマジで!?」
真宵「主演はもちろんジョニー・ デップで」
暦「僕が!? ジョニー・デッ プ!?」
真宵「そうです。逆から読むと素で嘘です」
暦「どっちだよ!?」
真宵「まあ、それはともかく」
暦「話がずれたな」
真宵「物語シリーズでは通常営業ですね」
暦「シリーズとかやめよう、八九寺。また話が脱線する」
真宵「そうですね。では、本当に話を戻しまして」
暦「好感度がわかるのか?」
真宵「はい。そこはもう本当ですから」
暦「でも、何だか嘘くさいよな……」
真宵「では、試してみますか?」
暦「試せるのか?」
真宵「もちろん」ニコッ
真宵「では、肩たたきさん」
暦「?」
真宵「失礼。噛みました。では、阿良々木さん」
暦「ちょっと待て。それはもう噛んだとかいうレベルを越えているだろ。明らかにわざとだよな、そうだよな」
真宵「噛みました。いえ、あの、噛みまみた」
暦「何で言い直したんだよ!」
真宵「何せもうネタがですね。私達も色々な所に出ずっぱりなので、いい加減ネタ切れを起こしているんですよ」
暦「メタ発言は良くないと言った張本人がそれかあ!」
真宵「時代は常に動いているんですよ、阿良々木さん。さっき言った事が今も正しいと誰が決めたんですか」
暦「僕だ! たった今、僕がそう決めた! だからいい加減、話を早く進めてくれ、八九寺!」
真宵「この脱線に次ぐ脱線が物語シリーズの一つの魅力ではあるのですが……。仕方ありません。そこまで言うのなら……」
暦「ああ、そうしてくれ! 脱線はいい加減に嫌なんだ。早く話を進めてくれ」
真宵「で、無駄に三レスも消費した訳ですが」
暦「無駄にとか言うな。切なくなるだろ」
真宵「まず手始めに、そうですね。阿良々木さんが私の事をどう思っているかを確認しようかと」
暦「僕が? お前の事を?」
真宵「ええ。私への好感度を確認しようと思います」
暦「それは別にいいけど……」
真宵「まあ、多分これで信じてもらえると思います。ちなみに好感度は数字で出ますから、言い逃れは出来ませんよ、阿良々木さん」キラーン
暦「何で僕が言い逃れをするんだよ。僕はこう見えて正直者で通っているんだ。嘘なんかつかないからな」
真宵「だといいんですが」
暦「どういう意味だよ、それは」
暦→真宵 の好感度
コンマ↓1
00は100%扱いで
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