響「うぎゃあ」 (79)

貴音「なにもそこまで驚かなくとも」

響「だって寝てたと思ってたから」

貴音「目覚めてしまったのです」

響「ごめん」

貴音「早く布団に戻りましょう、怖いわけではありません」

響「すぐ戻るから先にいってて」

貴音「怖いわけではないのです」






貴音「えぇ、怖いわけでは」

響「怖いんじゃん」

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貴音「ところで響はなにを」

響「うん」

貴音「まさかわたくしに隠れて夜食を」

響「そうそう」

貴音「なんと」






貴音「これは目覚めて正解でしたよ」

響「」

貴音「お水を飲むなんて珍しいですね」

響「最近はまってるんだ」

貴音「それは初耳」

響「うん」






貴音「ではわたくしにも一杯」

響「えっ」

貴音「くださいな」

響「おいしくないぞ」

貴音「なんと」



貴音「おいしくないのに飲むのですか」

響「健康だから」

貴音「健康のために」

響「そうそう」

貴音「構いません、いただけますか」

響「えっ」



貴音「独り占めとはいけずですよ」

響「高いから」

貴音「なんと」

響「やっぱり自分飲むのやめようかななんか寒いし」

貴音「えっ」

響「はい」ジャア

貴音「高級なのでは」

響「ほら戻ろうよ」

貴音「もったいないではありませんか」

響「まだまだたくさんあるから」

貴音「それなのにわたくしはいただけないのですか」

響「いや」






貴音「では見るだけでも」

響「眠いから布団いこうってば」

貴音「気になってわたくしは眠れません」

響「身体冷えちゃうから」

貴音「そうですか」

響「ほら早く」






貴音「ではこうすれば」ギュッ

響「」

貴音「こんなに震えて」

響「実は水道水だったんだ」

貴音「なんと」



貴音「どうして嘘を」

響「ごめんだから布団いこ」

貴音「もう少しいいではありませんか」

響「自分もう眠たいから」

貴音「寂しいのでしょう」

響「今は布団が好き」

貴音「でもわたくしも寂しかったのですよ」

響「わかりました」

貴音「響の家族達が皆居なくなってしまったことだって」

響「調子悪くしちゃったから病院」

貴音「皆ですか」

響「うん」

貴音「わたくしに一言あってもよかったではありませんか」

響「次はそうするから戻ろ」

貴音「わたくしとお布団どちらが大切」

響「お布団」

貴音「えっ」






響「貴音」

貴音「そうです冗談はいけずです」ギュウ

響「」

貴音「そんなに寒いのですか」

響「戻りたいの」

貴音「ではわたくしがさすってあげましょう」スリスリ

響「やめて」

貴音「こうすれば次第に暖かく」

響「苦しい」

貴音「はて」






貴音「ぽけっとになにかありますね」

響「」

貴音「夜食ですかそれはいけません」モゾモゾ

響「離して」ジタバタ

貴音「離しません」

響「変態触るな」

貴音「響」






貴音「何ですか、これ」

響「っ」

貴音「響」

響「おくすり」

貴音「そのようですね」

響「返して」

貴音「何の薬ですか」

響「普通の」






貴音「内科」

響「そう」

響「もう寝ようってば」

貴音「処方箋は何処に」

響「えっ」

貴音「貰ったはずですが」

響「捨てちゃった」

貴音「何故」

響「違う間違って捨てちゃった」

貴音「そうですか」






貴音「ではこちらはわたくしが預かります」

響「やめろォ!!」

貴音「今日の響は嘘ばかりですね」

響「返して!!」

貴音「響」






貴音「気がつかないとでも思っているのですか」

響「っ!?」

貴音「他には」

響「し、知らない」

貴音「響」

響「知らないってば!!」






パァン

響「あがっ」

貴音「早くしなさい」

響「の中」

貴音「聞こえません」

響「冷蔵庫の中」

貴音「自分で出しなさい」






響「こ、これ」

貴音「はい」

貴音「これで全てですか」

響「うん」

貴音「そうですか」

響「ごめんなさい」

貴音「えぇ」ガサゴソ

響「た、貴音? 台所には無」






貴音「どうしてわたくしは刃物など」

響「えっ」

貴音「手にしなければならなかったのでしょうね」

響「貴音」

貴音「悪いのは響です」

響「た、助けて」

貴音「寒くなんてないのでしょう」

響「電話……!!」






バキッ

貴音「響のせいでわたくしも犯罪者に」

響「うあっ」

貴音「人の身体は思う以上に柔らかいと聞きます」

響「助けてぇ!! だれかぁ!!」

貴音「それは楽しみでもあり、また不安でもあり」グッ

響「やだやだやだやだ!! お願いだからぁ!!」






貴音「他には」グイッ

響「ああああ!!」

貴音「早く!!」

響「トイレの棚……!!」

貴音「……はい」

響「お願い助けて」

貴音「わかりました」






貴音「あちらの世界で逢いましょう」グッ

響「だれか!! だれかぁ!!」

貴音「さようなら、響」

響「……裏!!」






響「テーブルの裏、です……!!」

貴音「はい」

貴音「手を染めずに済みました」

響「あっ……、うあっ……」ヘタッ

貴音「本当ですね、ありました」ベリッ

響「はあっ、うっく」

貴音「後でトイレにも取りに行きますからね」






響「うわあん、あうあうあう!!」ポロポロ

貴音「はい」

響「うわあん、あうあうあう!!」

貴音「あっ」



響「うわあん、あうあうあう!!」

貴音「……雑巾は何処にありましたでしょうか」



響「うわあん、あうあうあう!!」

貴音「すぐにシャワーに、いやその前に拭かなくてはいけませんか」

響「……はーっ、はーっ」

貴音「響?」



響「はっ、ひうっ、ひっ」

貴音「響、落ち着きなさい」

響「ひっ、ひいっ、ひぐっ」ポロポロ

貴音「……今度は紙袋ですか」






響「ふーっ、ふーっ、ふーっ」

貴音「ビニール袋ですが何とかなるでしょう」

響「ふーっ、ふーっ」

貴音「何よりも落ち着くことが大事です」

貴音「ほら、足を上げなさい」

貴音「濡れたままでは気持ち悪いでしょうに」

貴音「右足もです」






貴音「転ばないように気を付けて」

キュッ

貴音「自分で洗えますか」



貴音「響」



貴音「頭を下げてください、頭を流します」






響「はっ、はうっ、ふうっ」

貴音「深呼吸を、響」

響「くふっ、はあっ、んっ」

貴音「落ち着いて深呼吸を」



響「うぐ」ヒクン






響「えくっ、かはっ、うえええ」ビチャビチャ

貴音「……全て出してしまいなさい」

響「おえっ、げほっ」

貴音「大丈夫ですから」



響「ごめんなさい」

貴音「……響」

響「ごめんなさい」

貴音「えぇ」

貴音「何故、響は謝り続けているのでしょうか」



貴音「何故、響が謝り続けているのでしょうか」



貴音「何故、響に謝り続けているのでしょうか」






貴音「何故」

貴音「なにゆえ」

響「だって、すごい久々だから」

貴音「大丈夫ですよ、一年前と変わりありません」

響「み、みんなも?」

貴音「仕事の量も」






響「……ダメじゃん」

貴音「頑張ってはいるのですよ?」

響「止まんない」

貴音「……違う震えではないでしょうね」

響「ち、違うぞ!!」

貴音「本当に?」

響「この前はたまたま出ちゃっただけ!!」

貴音「そうですか」






響「これからは、違うから」

貴音「はい」

貴音「今日、夢を見ました」

響「うん」

貴音「あの時のです」

響「恥ずかしいな」






響「ごめん」

貴音「まったく、夢の中でも迷惑をかけるとは」

響「貴音」

貴音「申し訳ありません」

響「なんで」

貴音「わたくしも分からなかったのです」

響「謝らないでよ」






貴音「ごめんなさい」

響「こっちこそ、ごめんなさい」

響「誰がいるかな」

貴音「全員です」

響「えっ」






貴音「わたくしが知らせましたから」

響「そっか」

貴音「はい」

響「でもみんな集まっちゃうなんてホントにお仕事無いんだね」

貴音「言うものではありませんよ」

響「んふふ」



貴音「本当に違う震え、ですよね?」

響「この階段見たら、もっと緊張してきた……」






貴音「響」

貴音「先程のは嘘です」

貴音「皆、今では有名アイドルですよ」

ガチャ

響「……おはようございます」

響「うわっ」

響「ホ、ホントにみんないるんだね」



響「あの、えっと」



響「ただいま」






響「ちょ、ちょっと!! 抱きつくな!!」






響「うぎゃあ」

もっとやれ
うわあん、あうあうあう!!

響はいい親友をもったもんだ

うわあんあうあうあうの人か、乙
布団になりたい

あれ、さっぱり意味が分からなかったおらはおかしいのかな?

>>41
少しならともかくさっぱりっていうのは……
いわゆるアスペってやつかもね

すまん、俺も分からん・・・

何かあったんだろうけど想像にお任せしますってやつ?
わからんわ

なにこれ凄く……意味不明です

なんか理解したらSAN値減りそう
おつん

読解力低すぎだろ……
>>1もつ

信者乙

読解力が低い……?
まぁ良いやそんな俺達に読解力の高い>>47先生が教えてくれよ
響に何があったのか終わりではなく始めの方からさ

普通に覚醒剤じゃないの?

薬、震える、貴音が没収
後は分かるよね?流石に

いや……理解出来ない
こんなSSを書く理由が

虐められ子可愛いって程度ならまだあれだけど
こういうのはちょっとな

似せた別人っぽい気もしたけど

別人だろうな

本人だよ毛色は違うけど

衝撃作おつあうあう

いけないお薬欲しさに家族を売り払ってるな

読解力と妄想力を履き違えてる人がちらほら

別人だろ。全然ちがうぞ。

そうなの?騙されちゃった
布団になりたい

自分のブログで纏めてるから本人だろ

少なくともこれを読んでお薬に手を出した響を貴音が止めてるという風に理解できるやつは少ない
仮にわかってるやつがいるとしてもそれはなんの自慢にもならない
というか読解力関係ないし

読解力じゃなくて、単にそういう知識が薄いってだけでしょ
俺も普通に理解できるけど、そういう知識が薄いなら訳わかめだろうし
つまり理解できなかった子は雪歩みたいに心がピュアピュアってだけさ

そういう自分はスレた人間だからわかりますアピール気持ち悪いからレスしないでくれない?

つまり俺は雪歩だったのか

ss書くのに読者様の許可は必要ないでしょ
この人前から響「むしゃくしゃ」みたいな変なの書いてたじゃん

新しいものにチャレンジするともにょもにょ言われるのはいつの時代も変わらんなあ

また騙されちゃった
布団になりたい

>>62
てかわかりにくくしてるのがこの話の肝だろ
大体話の終わりまでに気付いて読み直したりして自分の中で納得するわけだ
わざわざ気付かなかった自分を多数派扱いしてダラダラと馬鹿さ加減露呈してもねえ

言われて見ると気付けるけど、この手の知識は何かしら知識がないと想像しにくいよ。
金八先生見てたから読み直した時にイメージできたけど正直隠し場所とかそういう考えまでいかない人も多いはず……

>>1を見て貴音と響のいちゃいちゃssかと思って続きを読んでたから
覚醒剤のかの字も浮かばなかったわ 無論いちゃいちゃの流れかと思ったら違うし
結果意味が分からないと思っても仕方ないだろ

でも実際分かるんだからしゃーないやん
意味が分からなかった奴はそのままフェードアウトすりゃええやん

どうして自分が理解できないから悪なのか
もう少し受け入れてみたらもっと楽しめると思うのに

バカとバカ同士の煽りあい
アホらしいねぇ

インターネッツは自分が主人公のRPGみたいなもんだからな
自己中心的な解釈になりやすいんだろ 年齢的なものもあるにしても

なるほど薬ってそういうことか
よみなおしてみたらしっくりきた

ブログなんてあるのか?

おつー

スルメみたいなssだな

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