【艦これ】提督と艦娘のとあるお話 (281)

提督「……。なぜだ…。こんな不良に指揮を執らせるほど切羽詰っているのか…。」

提督「…まあいいか、別の仕事を見つけるのも面倒だったし…。適当にやってやろう…」




※基本的にオチもないほのぼの(ぐだぐだ)した感じっぽい?

※更新不定期あと遅いすごく遅い

※キャラ崩壊とか口調間違いとかあると思われ、ご注意(普段使わない子はねえ…)

※あとあんまり慣れてないんでミスとかあるかも


そんな感じでのろのろやっていきます
それじゃあはっじまっるよー?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399891546

~鎮守府


電です。本日新しい司令官さんが着任されるそうで、電はその初期艦なのです。そろそろ到着するそうなので、お迎えに行きたいと思います。と思っていたらもう着いたようなのです。それではお迎えなのです。


電「お待ちしていましたのです。電です、どうかよろしくお願いいたします。」

提督「ああ、よろしく」

電「………」

提督「………」(ジーッ

電「えっと……」(ビクビク

提督「………」(シーン

電「(目が…。怖いのです……。死んだような目で見つめられるととても怖いのです…!)」

提督「とりあ…」

電「ひゃいっ!!」(ビクゥッ

提督「……」

電「……………」(カアッ

提督「…とりあえず部屋に案内してくれ」

電「…はいなのです」

提督「……フム」

~提督室


提督「ふぅ…」

電「長旅お疲れさまなのです。改めまして、電です。初期艦を務めさせていただきます」

提督「ああ、本当疲れたよ。今日はまだ特にすることもないし、電も休んでいい。」

電「了解なのです。……はい?」

提督「ん?」

電「えっと…何もしないのです?」

提督「? そうだが?」

電「(この司令官さん、死んでるのは目だけじゃないのです…)」

電「…何でもいいので何かすることはないのですか?」

提督「ない」(キッパリ

電「…ええっと、お仕事してほしいのですが…」

提督「だから仕事がないと」

電「出撃とか建造とかあるのです…」

提督「じゃあ妖精さんに4回ほど建造を頼んでおいてくれ」

電「了解なのです!」(ダッシュ

提督「明日終わるよう……。聞けよ…」

~工廠


電「(何か言っていたようですが、気のせいということにするのです)」

電「4回建造お願いします」

建造妖精「がってん~」

建造妖精「資源はいくらつかうです?」

電「ぁ……。聞いてこなかったのです…」

建造妖精「今の保有資源だと最低値でないと無理ですな」

電「…ではそれでお願いします」

建造妖精「がってん~」

建造妖精「初仕事はりきるですー」

建造妖精「おっし、いっちょ高速建造してやるか!」(ゴーッ

提督「電」(肩ポン

電「!!」(ギックゥ

電「い…いつの間に?」

提督「たった今だが」

電「そ…そうですか。…言われたとおり、建造しているのです」(ビクビク

提督「さ・い・ご・ま・で、言われたとおりにしような?」(ワシャワシャ

電「ごめんなさいです分かりましたので頭をくしゃくしゃしないでほしいのです」

提督「よろしい」

~~建造が終了しました~~


提督「さて誰が来るか…」

電「(わくわく)」

響「ん…」

雷「ふぅ…」

天龍「ふぃ~」

龍田「…」

電「響ちゃん! 雷ちゃん!」

響「ん? ああ、電じゃないか」

雷「え、ホント?」

電「会えてうれしいのです!」

響「そうだね、これからよろしく」

雷「私も嬉しいわ! よろしくね!」

龍田「あら、天龍ちゃん~」

天龍「お? なんだ龍田もいたのか」

龍田「私も今建造されたところよ~」

天龍「へぇ、まさか一緒に建造されるなんてな」

龍田「そうね~、やっぱり姉妹艦って感じね~」

提督「そろそろいいかね」

響雷天龍田「!」(ピシ

提督「そんなに硬くならなくていいが…。私がこの鎮守府で指揮を執っている…といっても今日来たばかりだが」

響雷天龍田「(…。目が怖い…)」

響「…響だよ。その活躍ぶりから不死鳥の通り名もあるよ」

天龍「(肝が据わってやがる…)」

提督「そうか。よろしく、不死鳥」

響「…えっと」

提督「不死鳥、どうした?」

響「……」(カアッ

提督「顔が赤いぞ、不死鳥。大丈夫か、不死鳥」

響「悪かったから。別に不死鳥と呼んでほしいわけじゃない。響でいい。」

提督「そうか。」

雷「(ニヤニヤ)」

響「さすがにこれは恥ずかしいな…」

不良っていってもDQNではないのね

雷「雷よ!かみなりじゃないわ!そこのとこもよろしく頼むわね!」

提督「ああ。よろしく、かみなり」

雷「ちょっ! 言ったそばから!? かみなりじゃないってば!」

提督「すまない、かみなり」

雷「ちょっとぉ!? 全然すまないと思ってないでしょ! 雷よ! い・か・ず・ち!」

提督「冗談だ、冗談だからあまり詰め寄らないでくれ」

雷「もう、冗談でもそういうのあんまり良くないと思うわよ? ていうかせめて冗談なら冗談っぽく言ってよ。無表情に抑揚もなく言われても冗談だってわかんないわよ! ていうかすごく怖いんだけど!」

提督「そうか。まあよろしく、か…雷」

雷「…今、素で間違えそうになってなかったかしら?」

提督「気づかれたか」

雷「もういいわ…」

提督「冗談だ。冗談だと分かるよう笑顔で言ったはずなんだが」

雷「…………………え? 全然変わってなかったんだけど……」

提督「そんなはずはない。ここ最近で一番いい笑顔だったはずだ」

雷「(……。にらめっこしても笑ってるって気づかれないわね…)」

雷「とにかく、あんまりこういうのはしないでね?」

提督「ああ」

雷「……」(ジー

提督「ん?」

雷「ちゃんと分かったか確認!」

提督「分かっているよ、雷」

雷「よろしいっ!」

天龍「オレの名は天龍。フフフ、」

提督「………」(ジー

天龍「怖……ぃ…」

提督「………」(ジー

天龍「……」(ビクビク

提督「………」(ジー

天龍「龍田ぁっ!」

龍田「あら~?」

天龍「オイ! マジ恐いんだけどあの提督」(ヒソヒソ

龍田「そうね~、ちょっと目がね~」(ヒソヒ

天龍「だろ? あの目がやばいって」(ヒソ

龍田「しょうがないわね天龍ちゃんは~」(ヒ

天龍「オイ、龍田?」

龍田「…」(ジー

提督「………」(ジー

龍田「! 天龍型二番艦、龍田です! よろしくお願いします!」(ピシ

提督「こちらこそよろしく」

天龍「ちょっ! オイ、どうしたんだよ龍田! いつものしゃべり方はどうしたんだよ!?」

龍田「だめよ天龍ちゃん。あの提督は強いわ。軽巡なんかじゃ勝てない」(真剣

天龍「………人間相手だろ? 冗談はやめろって……」(ヒヤヒヤ

龍田「冗談じゃないわ。重巡でも敵うかどうか…。それより天龍ちゃんも早く挨拶して」

天龍「う…。わぁったよ…」

天龍「て…天龍型一番艦、天龍だ…です。よろしく、お願いします!」(ピシ

提督「うむ、よろしく」

天龍「……」(冷や汗ダラダラ

提督「二人とも」

天龍田「はいっ!」(ピシ

提督「…そんなに恐がるな、私は優しいぞ?」

龍田「いえ、提督に不敬な態度は取れません!」

提督「そうか。なら私の言うことは聞けるな?」(ズィッ

天龍「ヒィ……」(ガクブル

提督「…やはり笑っているようには見えないのか」

天龍「…………ぇ?」(ガタガタ

提督「冗談だ、二人とも。別に何もしないし、何もさせんよ。あと口調も多少悪かろうがかまわん、いつも通りでいい」

龍田「えっと……」

提督「規律だなんだには興味ないからな。好きにしてくれ」

龍田「分かったわ~」

天龍「ぇと……」

龍田「大丈夫よ、天龍ちゃん~。こう言ってくれてるし、普段どおりにしましょ~?」

天龍「あ…あぁ……」

提督「では、自己紹介も終わったし解散。電は皆を部屋に案内してやってくれ」

電「………! は、はいっ! 了解なのです! では皆さん、ついてきてくださいなのです」

響「…ああ」

雷「……」

電「(司令官さん…恐ろしい人……)」

提督「(…………………楽しかった)」

龍田「天龍ちゃん可愛かったわ~。うふふ~」(ツヤツヤ

提督「ああそうだ、電」

電「はい?」

提督「とりあえず今日は、皆に鎮守府を案内したら全員自由にしてくれ。資源も無いのでな」

電「分かりました。でも明日からはちゃんとお仕事してくださいね?」

提督「分かった分かった」

提督「(まったく……あの見た目で仕事一辺倒とは…。とりあえず私も休むか…)」

とりあえずきりがいいので今日はここで
最初にも書きましたが更新は遅いと思うので気長にお願いしますね
やっと更新と思ったら1,2レスしか進まないってこともあるかも…すみません

途中にコメントとか挟まってるのを見るとやっぱりやる気出てきますね、頑張ります

>>7
そうですね。DQNではないです
せっかくなので最後に軽く提督紹介

提督業は初めて、鎮守府に来る前は別の鎮守府の指揮官の下で補佐をしていた(この辺適当…)

軍学校及び軍内では素行はまったく問題ないものの、成績はかろうじて落ちないギリギリ、周囲とほとんど交流せず。というわけで自身を不良と評価(成績「不良」ってことですかねぇ)

なので軍に入ることになったのですら驚きだった上、指揮官にされるとは思ってなかった。(でも落ちないってことは一応最低限の能力はあるってことですからね。わざわざそんな人間を選ぶわけはないでしょうけど、軍も人手不足なんですかねぇ)

とまあこんな感じです

それでは皆さんおやすみなさい

電「お休みなさいなのです」

あ~、癒されるわ~

提督の皆さんこんにちは、てーとくです
思ったより書けたんで昨日の宣言どおり投下します

と、その前に先日の提督紹介ってなんか、ちょっと提督の経歴書いただけじゃね?という感じがしたので性格についても少し(今更ですね…)

お分かりでしょうけど弥生もびっくりの無表情です。感情はあっても表情がないですねぇ
これはにらめっこ勝てませんわ…
あとなんか真性のS?っぽいですね。なんでこんなドSになったんでしょうね…ここまでするつもりなかったんですが…

…なんかあんまり書くことなかったですね…すみません


無駄話でした
では投下します


※お返事どうもです。特にストーリーの変更は出来ませんが…
このお話は最初の※にあるとおり「"基本的に"ほのぼの」です

~提督室


提督「まったく、この書類の山……任務やら何やら面倒な…」(カリカリ

書類の山「…」(ドヤァ

――――――
――――
――


翌日

~提督室


提督「…。さて……。仕事か………」

電「今日はちゃんとお仕事するのです」

提督「わかっている……建造してくる」(スタスタ

電「待つのです。建造は昨日したのです」

提督「今日はもう少し大きめの艦を造る。資源もあるしな。戦艦は資源を考えると今は少し考え物だが重巡くらいはいてもいい。というわけで行ってくる」(スタスタスタ

電「まあそうかもしれないですが……あ! 待つのです」(タッタッタッ

提督「ということで、この量で2回頼む。高速建造で」(400/30/600/30

建造妖精「がってん~」

電「司令官さん、歩くの速いのです……」

~~建造が終了しました~~


鈴谷「んぉ?」

提督「……」

鈴谷「(え、何、コワイんですけど…。鈴谷なんかした? っと…とりあえず…自己紹介……?)」

鈴谷「…鈴谷だよ」

提督「……」

鈴谷「賑やか………ではなさそう……だけど、よろしく…ね?」

提督「ああ。…ところで」(チラ

鈴谷「?」

暁「!」(ガクブル

提督「なぜ駆逐艦が…」(チラ

建造妖精「~♪」(フイ

暁「…うぅ~……」(ウルウル

電「あ、暁ちゃん、大丈夫なのです。ここの司令官さんなのです。恐い人ではないので安心してほしいのです。」

暁「ぐす……」(グシグシ

電「とりあえず自己紹介するのです」

暁「……」(チラ

提督「……」(ジー

暁「ぴぃっ!」

電「暁ちゃん、がんばるのです!」

暁「ぅ……あ…暁よ一人前のレディーとして扱ってよねレディーなんだからねレディーに変なことかしたらダメなんだからダメなんだからあ~~~!(一気)」(ダダダ

電「あ、待ってください。逃げないでください~」(タッタッタッ

鈴谷「……」

提督「……なあ鈴谷」

鈴谷「ん? じゃなくて、ハイ!」(ピシ

提督「…私はそんなに恐いのか?」

鈴谷「えーっ…とぉ……」

提督「ああ、もう分かった。あと、君も無理に敬語を使ったりしなくていい。普通にしてくれ」

鈴谷「えと……ホント? 怒ったりしない?」

提督「せんよ…」

鈴谷「うん、分かったよ。これで…いい?」

提督「ああ。…では部屋に案内しよう。ついてきてくれ」

鈴谷「は~い」

――――――
――――
――

ちょっとお昼食べてきますね
食べ終わったらまたきます

…建造のくだりだらだらと無駄に長いですね……

ひとまず乙

>>27
せかせか進めなくて大丈夫よ
じっくりと会話や反応が見れる方がコクがでるお

皆さんただいまです、てーとくです
なんか食欲ないです
揚げ物とか油っこいものが少しつらいです…焼肉とかはけっこう好きなんですけどね

雑談でした


>>29
そういってもらえるとありがたいです。尺とかそういう類を考えるの苦手なんですよね…

では続き投下します

~提督室


提督「えーそれではぁ、鈴谷と暁には建造直後から悪いが、電が出撃しろとうるさいのでこれより出撃したいと思う」

電「お仕事はちゃんとしてください!」

提督「してるじゃないか。建造とか建造とか…」

電「お仕事は建造だけじゃないのです!」

提督「それで、編成だが…」

電「聞いてください……」

響「…一人余るね」

提督「ああ。今七人いるわけだが、そうなると一人ここに残ることになる」

鈴谷「ボッチか…」

提督「私はこここら無線で指揮をとりながら雑務を片付ける。ここに残る一人には私の手伝いでもやってもらおうと思う」

暁「(司令官と二人きり…無理、死んじゃう……)」(ガタガタ

提督「場所は鎮守府の正面。敵は駆逐や軽巡が数隻のみだから、まあ大丈夫だろうが、一応鈴谷は一緒に出撃してもらう。いいな?」

鈴谷「いいよー、りょうかーい」

提督「旗艦は電にする。大まかな作戦としては、敵を発見次第攻撃に移れ、細かいことは今回はいい。ただ油断はするな。まだ建造直後で練度も何もないからな。敵に当てることより自分たちが当たらないことを考えろ」

電「はいなのです!」

提督「というわけで残った五人の中からここに残る者を決めてもらう」

暁「私は出撃するわ! するからね!」

提督「分かったから、落ち着いてくれ」

天龍「よっしゃぁ! 天龍、水雷戦隊、出撃するぜ!」

龍田「天龍ちゃんも落ち着いてね~。私がついていないと危なっかしいわ~」

天龍「心配なんかいらねぇよ龍田」

龍田「今の提督の話、聞いていたのかしら~…」

提督「では天龍、龍田も出撃」

天龍「おうっ!」

龍田「はぁ~い」

提督「そうなると残るのは響か雷だが。どうするんだ?」

雷「響、どうする?」

響「ん…じゃあ私が残るよ。雷は暁をお願い」

雷「分かったわ」

暁「子供扱いしないでよっ! ぷんすか!」

響「レディーはそんなことで怒らないよ?」

暁「ぅ……う~…」

提督「では残るのは響でいいのか?」

響「ああ」

電「では行ってきます、なのです」

響「いってらっしゃい、気をつけてね」

ゾロゾロ

ドア「バタン」

提督「…さて、電たちが敵と遭遇するまでゆっくりするか」

響「……雑務はどうしたんだい?」

提督「何のことだ?」

響「ここで雑務をすると言ったじゃないか」

提督「雑務イコール休憩」

響「手伝いっていうのは?」

提督「暇つぶしの相手」

響「…はあ。わかったよ、仕事は私がするから司令官は休んでていいよ」

提督「仕事なんかないが?」

響「書類整理ぐらい…え?」

提督「だから仕事なんかない。整理する書類もない」

響「………」(ジー

提督「………」

響「…隈が出来てるよ?」

提督「いつものことだ」

響「…そうかい。お茶でも入れてくるよ。それともコーヒーがいいかな?」

提督「コーヒーで、ブラック、濃いのを」

響「ん、了解」

提督「………。鋭いじゃないか…」

響「お待たせ」(コト

提督「ありがとう」(ズズ

響「…どうかな?」

提督「動物の屍骸の味がする」

響「…インスタントだよ?」

提督「うまいんだからいいんだよ」

響「……ふぅん」

提督「さてと、そろそろかな」

響「ん…」

電『こちら電です。敵艦、駆逐ハ級一隻と遭遇、戦闘に入ります』

提督「ああ、さっきも言ったが油断はするな、被害は最小限に」

電『了解なのです!』

響「少し過保護じゃない?」

提督「慢心で沈むよりいいさ。沈みさえしなけりゃそれでいい」

響「………」

電『敵艦を撃破しました!』

提督「こちらの被害は?」

電『雷ちゃんが小破、他は全員無傷なのです』

提督「ならそのまま進軍。再三言うが油断だけはするな。小破であろうが心配なときは撤退して構わん」

雷『大丈夫よ。小破ぐらいじゃ沈まないわ!』

電『では進撃します』

提督「ああ」

響「随分慎重だね。中破ならまだ分かるけど小破で撤退なんて」

提督「別に私も小破したら撤退だなんて言うほど臆病じゃない…が、まだ練度が低いしな。用心はしておく。練度があがれば小破や中破でそう簡単に沈むような柔な連中だとは思っとらん」

響「…それは…油断にはならないのかい?」

提督「これは信頼だ。私は君たちを信じている。それしか出来んが…それくらい出来んとな」

響「………なら私たちも信じていないといけないな」

提督「こんな恐い人間を信じるのか? 平気で大破だろうが進撃させるかもしれんぞ?」

響「司令官らしくない、分かりやすい冗談だね」

提督「私の顔は冗談か本気か分からんそうだが?」

響「見なくてもいいさ。信頼するって言ったよ?」

提督「……そうか」

電『こちら電。主力と思われる敵艦隊と遭遇! 軽巡ホ級一隻、駆逐ロ級二隻!』

提督「きたか。質も量もこちらが上だ、落ち着いて対処すれば問題など起きようもない。先に言ったことに留意し攻撃開始」

電『了解!』

~鎮守府正面海域


電「全員攻撃なのです!」

鈴谷「了解! うりゃー!」(ドーン

ホ級「ボッコボコニシテヤンヨ」

ロ級A「クチクカン、ロキュウデス」

ロ級B「チイサナカラダニ、オオキナギョラッッイゴポァ!!」(撃沈

ロ級A「ロキュウビーー!!」

ホ級「ヤッテヤンヨー!」(ドーン

龍田「! 痛いじゃなぁい」(小破

天龍「うっしゃぁ!」(ドーン

ロ級A「オゥフッ!」(大破

龍田「お返しよ~、逃がさないから~」(ドーン

ホ級「ファッ!」(中破

電「なのです!」(ドーン

ホ級「マダダ、マダオワランヨ」(大破

ロ級A「コポォ」(ドーン

雷「そんな攻撃当たらないわ!」(miss

暁「やぁ!」(ドーン

ロ級A「ニョワー!」(撃沈

雷「ってー!」(ドーン

ホ級「デュフフフ」(miss

電「皆さん、雷撃なのです!」(バシュウ

ホ級「ハッヒフッヘホー」(撃沈

電「…ふぅ。皆さん無事なのです?」

雷「ええ、平気よ」

提督『終わったか』

電「はい。全艦撃沈したのです」

鈴谷「提督ー、鈴谷頑張ったでしょー? 鈴谷褒められて伸びるタイプだから、うーんと褒めてね?」

提督『ああそうだなーすごいな鈴谷はーよくやったぞー(棒)』

鈴谷「むー、ちょっとぞんざい過ぎないー?」

提督『そんなことないぞー?(棒)』

鈴谷「あるよー。提督がちゃんと褒めてくれないと、鈴谷ぐれちゃうからー」

提督『分かった、帰ってきたら褒めてやるから。また敵が湧いてくる前に早く戻ってこい。もちろん帰りも油断はするな』

鈴谷「約束だよー? ちゃんと褒めてねー?」

提督『ああ、ほら早くしろ』

電「では皆さん、帰りましょう!」

~提督室


提督「はぁ…終わったか」

響「ちょっと戦力過剰だったかもね」

提督「足りんより断然いい」

響「まあ、そうだね」

提督「やはり過保護か?」

響「いや、正しいと思うよ」

提督「………ほら、もうすぐ皆が帰ってくる、出迎えるぞ」

響「…訊かないでおくよ、まだ」(ボソ

ドア「バァン!」

雷「戻ったわ!」

電「はわわわ。雷ちゃん、ちょっと乱暴なのです…」

提督「雷、もう少し静かにしてくれ」

ドア「痛ってぇ…」

提督「」

雷「」

電「」

ドア「…」

提督「…では電、報告を」

電「…はい、敵主力艦隊と交戦、敵艦軽巡ホ級、駆逐ロ級二隻を全て撃破。こちらの被害は小破、龍田、雷のみ」

提督「…似合わんな」

電「はい?」

提督「…いや、報告のときもいつものしゃべり方でいい」

電「はい、分かりました」

提督「ご苦労だった、今後もこの調子でいくように。とりあえず今日はもう休んでくれていい。では解散。全員、補給は忘れるな、雷と龍田は入渠も」

雷「はーい、ちょっと直してきまーす」

龍田「いってきま~す」

ゾロゾロ

ドア「バタン」

提督「…で。なぜ残っている」

鈴谷「んもーっ、約束ぅ! 帰ってきたら褒めてくれるって言ったじゃーん!」

提督「で、何をしてほしいんだ?」

鈴谷「うーん、なんだろね?」

提督「……ちょっとこっちに来い」

鈴谷「ん? ナニナニ? なんかくれるの?」

提督「よーしよしよくやったなーえらいぞーすごいぞー」(ワシャワシャ

鈴谷「ちょっ、頭ぐしゃぐしゃしないで、んっ、あ…でもなんか……気持ちいいかも………」

提督「鈴谷はすごいなーMVPかーさすがだなー」(クッシャクッシャ

鈴谷「ふにゃあぁぁ~…えへへぇ~、そうでしょ~、もっと褒めて~」(スリスリ

提督「そろそろやめたいんだが」

鈴谷「えぇ~、いいじゃん、今日はもうすることないんでしょ~?」(ギュウー

提督「私はある。あと抱きつくな、苦しい」

鈴谷「ぶぅ~、けちぃ~」

提督「また活躍したらやってやるから、今日はもういいだろう」

鈴谷「絶対だよ? またしてもらうからね?」

提督「分かったから、さっさと部屋で休め。明日も出撃してもらうからな」

鈴谷「…はぁ~い」

ドア「バタン」

提督「……仕事するか」

――――――
――――
――

とりあえずここで一旦

もしかしたら今日夕方以降に少し(2レスくらい)投下するかも…まあ期待しないでください

大人なレディー暁と女子高生鈴谷の登場と初出撃でした
…ぶっちゃけしょっぱなから思いっきりミスりました
もともと最初の建造は3人で第六を揃えようとしてたところに、直前で天龍田も入れて5人にしようと思ったんですが…
4回って書いちゃってたんですね…
天龍田はワンセットのためどうしようもないので、第六の誰かを~ということで大人だそうな暁さんに…
ごめんね暁
でも大人のレディーだから我慢できるよね

暁「と、当然よ!」


ではこれにて

少し書けたので投下しておきますね

戦闘シーン書こうとして思ったんですけど、敵艦のキャラ作りって難しいですね…
ゲームだとしゃべらないけど、ssだとちょっとくらい話すか何かしないと寂しい感じがするし…
とりあえず姫とか鬼みたいにカタカナでしゃべってもらいましたけど…
今後主要なとき以外は基本的にしゃべらないかもですね
…駆逐とかならともかくヲ級ちゃんとかが「デュフフフ」とか言ったてら…ねぇ……

あと妖精さんもちょっと難しかったです。
最終的に・ヮ・みたいな感じでいいかなぁと…(妖精さんって聞いたら←あれ思い浮かべますよね。まああまりしっかりとは見なかったんですが…)


はい、今回の雑談でした

~艦娘の部屋:第六駆逐隊


雷「ふぅ、今日は楽しかったわ」

響「お疲れ」

電「お疲れさまなのです」

暁「ホント疲れたわ…」

響「暁は出撃より提督室にいるほうが疲れるんだろう?」

暁「…なんでみんなあの司令官と普通にしゃべれるのよ……」

電「私も最初は恐かったですけど、今はあまりそうは思わないですね」

響「うん、司令官はむしろ優しいよ。優しすぎるくらい…」

雷「随分司令官のこと信頼してるのね」

響「まあね、今日は一緒の部屋でいろいろ話していたから」

電「そうですね…確かに小破で撤退も考えるなんて、優しい…というか心配なんでしょうか」

響「まだ練度が低いからだって。まあ確かに心配になるかもね」

暁「…なんか暁たち、お子様扱いされてる感じ?」

響「されたくなかったらまずは司令官と普通に話せるようになろうね」

暁「ぅ…でも恐いし……」

響「話してみたらそんなに恐くないって分かるよ。冗談も…一応言ってるつもりらしいし」

雷「そうね~不死鳥さん♪」(ニヤニヤ

電「…ッ」(プッ

響「……」

暁「え、何それ」

雷「響が司令官から不死鳥って呼ばれて真っ赤になってたのよ」

暁「へぇ?」(ニヤニヤ

響「……雷はかみなりって呼ばれてたね」

電「…ッッ」(ププッ

雷「…忘れて……」

暁「ふ~ん…電は何か言われたの?」

電「わ、私ですか? えと、私は……そういうのは特に…」

暁響雷「(なんかずるい……)」

電「…?」


~艦娘の部屋:鈴谷


鈴谷「はぁ~、最初は恐かったけど、意外といい提督かもね~。あのポーカーフェイスはやっぱ恐いけど」(ツヤツヤ

鈴谷「明日も出撃だって言ってたし、MVPとらなきゃ…」(グッ


~提督室


提督「……まあ朝までには終わるだろう」(カリカリ

――――――
――――
――

第六駆逐隊っていいですね、和みます
部屋で集まっていろいろ話しているのとか想像すると心安らぎます
艦これ四大天使ですね

あと鈴谷は誘い受け、そしてそれにノってこられると慌てる、そんな可愛い子だと思います


では今日はこれで
続き頑張ります

提督の皆さんこんばんは、てーとくです

今のところ、思った以上にいい調子で書けてます
まあ、まだまだ始まったばかりですしね、この先遅くなっていくかもですすみません
それよりもストーリーの展開が遅いですね…

意外と読んでくれてる方もいらっしゃるようなので、できるだけお待たせしないよう頑張りますね
こんなgdgdしたものにお付き合いいただき恐縮です
最初にほのぼのとか書きましたけど…あんまりそんな感じしない気がしますね。gdgdしてる感じはしますが…

皆さん、本当にありがとうございます

少しだけ投下しておきますね

~工廠

提督「さて、建造をしようと思う」

電「…もういいです。今日は何を?」

提督「空母と戦艦を一人ずつ造る。この先、敵も大型艦が出てくるからな。早めに造っておきたい」

電「なるほど」

提督「それから駆逐艦も数人。そろそろ遠征にも行ってもらいたいのでな、駆逐艦がもう少し必要だろう。というわけで頼んだ、電」

電「あれ? 今日はお部屋に戻るのです?」

提督「私がいると皆怯えるようなのでな。終わったら部屋に連れてきてくれ」

電「あぁ……わかりました、お任せください」

提督「よろしく」

電「ということなので妖精さん、お願いします」

建造妖精「がってん~」

建造妖精「提督さんも大変ですー?」

電「そうですね…ちょっと可哀想かもです」

~提督室


提督「電以外は集まったな。では今日の作戦を説明する」

雷「電はどうしたの?」

提督「建造を任せてきた。今日はこのメンバーで出撃してもらう。旗艦は響」

響「初出撃だけど?」

提督「昨日の電も同じだ。響は留守番だったんだ。旗艦は随伴艦より得るものがあるから、昨日の分を補え」

響「…分かった、そういうことなら」

提督「今日は南西諸島沖に出てもらう。敵艦種は大差ないが、数が少し多い、十分注意しろ」

響「了解。じゃあみんな、行こう」

ゾロゾロ

ドア「バタン」

なんか時々、電が少し黒い感じがしますね…
ナスでも置いておくといいんですかね…

てーとくもナスが大嫌いです
あれは食べ物じゃないです


          _,/ ̄ ̄` ̄\、/レ
        //   ,  /\ .i i V〈
        / /  ∠ム/ ー-V l 「ヽ
         j v、!●  ● i ' ├'
       /  〈  ワ   / .i y'         <ナカーマ
      / _ ,.イ , `ーゥ  t-!,、_У
      ´ ' .レ^V´ V_,ィtー〈  「| 「|

           / `央ー'j  \_|:| |:|
          ,/ー、{,_ノ /ー、!  \::::]



おやすみなさい

節子、それ電やない!
プラズマや!

乙ー


ζ*'ヮ')ζ<わたしの出番、まだ?
睦月型

提督の皆さんこんにちは、てーとくです

登場させたい駆逐艦が多くて困ります…
できればみんな出したいけど、あまり増やすと個々の絡みが薄くなりそうで…
なんであんなに可愛い子が多いんでしょうね…

愚痴っててもしかたないんで投下しますね
今回も少しだけです

>>56
予知能力者の方ですか?
もしそうならてーとくの行く末を教えてください

~南西諸島沖


響「さて、司令官も言ってるけど、無茶だけはしないこと。言ってくれればいつでも撤退するから」

暁「大丈夫よ、心配いらないわ!」

響「そろそろ敵が見えてくる、気をつけて」

鈴谷「ん? あれじゃない?」

響「…みたいだね。数は…駆逐ロ級一隻、イ級一隻。司令官、攻撃するね」

提督『ああ』


~提督室


提督「さて、今回も問題はない…次からだな……」(ブツブツ

響『司令官、全艦撃破、こちらに被害なし。進撃するね』

提督「ああ、気をつけてな」

響『ん』

提督「重巡に加えて戦艦も出てくるとなると…やはりこちらも戦艦を……」(ブツブツ

響『司令官、敵主力を発見。軽巡へ級一隻、ホ級一隻、駆逐ロ級一隻、イ級二隻。攻撃に移る』

提督「昨日より数が多い。一発一発は大したことなくとも、何発も食らったらまずい。まずは戦力を削っていけ」

響『了解』

提督「…まあ練度を上げるには出撃させねばならんしな。早いほうがいいか……」(ブツブツ

~南西諸島沖


響「司令官、戦闘終了。帰還する」

提督『ああ、分かった。帰りも気を抜くな』

天龍「オイ待てよ、敵はまだ残ってんだろ!」

響「もう壊滅状態だよ、追撃は必要ない」

天龍「ならなおさら止めを…」

龍田「天りゅ…」

響「駄目、帰るよ、旗艦命令」

暁「………」

雷「響…」

龍田「天龍ちゃん、帰りましょう…」

天龍「チッ…クソ……」

龍田「天龍ちゃん……」

天龍「………」

響「………」

鈴谷「………」

今、この続きを書いてるんですが、つらいです…
書いてる自分がつらいです…

やっぱりgdgdしてるだけのほうが気が楽ですね

今回はここまでです
今日か明日にまたきますね

提督の皆さんこんばんは、てーとくです


…ドアさん人気ですね

ドア「いやいや、そんなことありまへんて」

あ、ドアさん、お疲れ様です

ドア「お疲れですぅ」

いやあ、なんだか読んでいただいてる方から、ドアさんが面白いという声をいただきまして。ドアさんにはこれからもよろしくお願いしたいと思います

ドア「や、そない頼まれんでも、あないなしょーもないもんでええなら」

そんなしょーもないなんて。ドアさんについて感想くれてる方もいらっしゃるんですから

ドア「でもホンマ、一言しゃべってるだけやのに」

それだけで人を笑わせられるなんてすごいと思いますよ

ドア「そうでっか? まあ、そう言うてくれはると助かりますわ」

いえいえ、お世辞とか抜きでほんとに。これからもお願いします

ドア「はいな、任せとき」














茶番でした
ドアさん活躍します、乞うご期待

投下します

~提督室


提督「響、報告を」

響「…敵主力艦隊と交戦、軽巡へ級、駆逐イ級二隻を撃沈、駆逐ロ級大破、軽巡ホ級中破。こちらは天龍が中破、暁、雷が小破、鈴谷は軽傷」

天龍「……」

提督「ご苦労だった。被弾した者は入渠、面倒でも鈴谷もしっかり直しておけ。今日はこれで休んでいい、補給は忘れるな。解散」

ゾロゾロ

ドア「パタン…」

提督「…で、二人ともどうした」

鈴谷「……」

響「…何でもないよ、それじゃあ……」

鈴谷「待って…」

響「…なに?」

鈴谷「響はまだダメだよ、ここにいて。じゃあ鈴谷は部屋に戻るね」

提督「どうした? 昨日の様子じゃあ、今日もねだってくると思ったんだが」

鈴谷「…今日のMVPは響だからね。昨日鈴谷にしたみたいにうんと褒めてあげて。初出撃で旗艦の仕事頑張ったんだからいいでしょ?」

提督「…ああ、分かった」

鈴谷「よろしく。じゃあね~」

ドア「バタン…」

提督「………」

響「………」

提督「…こっちに来い」

響「…」(トコトコ

提督「……」(ナデナデ

響「………ん…えと……これは何だい?」

提督「鈴谷にやれと言われたのでな」(クシャクシャ

響「嫌では、ない…けど……」

提督「鈴谷はとても喜んでいたな。気持ちよさそうだった」(ナデクシャ

響「…確かに……分かるかも」

提督「そうか……」(ナデクシャ

響「………ねぇ司令官」

提督「なんだ?」(ナデクシャ

響「…本当に…判断は間違ってなかったの……? 私は…」

提督「私は小破だろうが心配なら帰ってこいと言った。響はその指示通りにやった。ミスは何もしていない」

響「でも…」

提督「響の判断が間違っていたとしたら、私の指示がすでに間違っていたということだ」

響「……」

提督「何も問題ない」

響「…天龍は……私のこと…」

提督「大丈夫」

響「でも…」

提督「心配ない」

響「……司令官、ちょっとだけ…」

提督「……」

響「ごめん」(ギュウ

提督「……」(ナデナデ

響「…ぅ………ぐす……」

提督「…」(ナデナデ

響「……ひっく………」

提督「(…盗み聞きは良くないぞー)」(ナデナデ

響「…………………スー……スー……」

提督「……寝たか………部屋に運んで電たちの見世物に…」(オヒメサマダッコ

提督「…勘弁してやろう。いやむしろ私が危ないかもな………私のベッドに寝かせるか……」

――――――
――――
――

今日はここまでで…短くてすみません
響が可愛すぎて生きるのがつらいです
鈴谷gj

おやすみなさい





鈴谷は一見軽くていい加減な感じでも、実は結構世話焼きさん
ちょっと世間知らずな熊野といると、何かと面倒を見ることもあるようで
本当はとても気が利くし気配りできるお利口さん
だからこそ提督にぐらいは甘えたい
でも素直になれない鈴谷は提督をからかったりしちゃう
提督には甘えたいけど、本音を見せるのは恥ずかしい










そんな鈴谷がてーとくは大好きです

鈴谷「ちょ! 待ってよ!? そんなの違う! 違うから!」

大丈夫だよ、鈴谷、分かってる。恥ずかしがらなくてもいいんだよ

鈴谷「いや、だからさ! 分かってないって! 鈴谷全然そんなんじゃないよ!?」

そんなことないよ。鈴谷はとってもいい子って知ってるよ。それにとっても可愛い子

鈴谷「ホントやめてよ! マジ恥ずかしいって!」

可愛いよ、鈴谷、いい子いい子

鈴谷「もぉ~違うの~! やめてってば~!」

関西弁なドアさん→関西弁の薄い板→つまりドアさんは龍じょ……

提督のみなさんこんばんは、最近よく視界がかすんで困ってるてーとくです

>>74
なるほど、つまりこの鎮守府のドアは巨大なまな板ということですね

そうなるとてーとくのところにはドアさんがいないんですが…


今日は特に話のネタはありません
投下します

~提督の自室


響「…………ん………ぁふぅ……いい…匂い………」(スンスン

響「……? …………? …………ここは?」(ガバ

提督「起きたか」

響「………………………え?」(フリーズ

提督「…大丈夫か?」

響「えと……なんで? 何が? え?」(アワアワ

提督「落ち着け。抱きついてきたあと、寝てしまったからここに運んだ」

響「……それからずっとここに?」

提督「離してくれなかったのでな。まあ、することもなかったし、いいものを見せてもらったからかまわん」

響「~~~~~~!」(カアァ

提督「ここにいることは電たちは知らんだろうから、心配させる前に戻ってやれ」

響「…」(ダダダ

ドア「バタァン!」

提督「……」

ドア「…ガチャ」

響「…みんなに言ったら怒るからね」

ドア「パタン」

提督「………………世話のかかる…」

~鎮守府廊下


響「…屈辱だ、何を考えていたんだ私は……」

天龍「あ…」(バッタリ

響「!」

天龍「………」

響「…」(スタスタ

天龍「ま、待ってくれ!」

響「!?」(ピタ

天龍「あ…えと……」

響「……………なに?」

天龍「………その、なんだ…悪かった……」

響「………?」

天龍「いや…あのあと、龍田にいろいろ言われて……その…」

響「……」

天龍「響は…オレが中破してたから、無理させないようにしたんだって……さっき鈴谷にも同じこと言われて……」

響「いいよ、無理しないで……あと…ごめん、やっぱり私なんかが旗艦なんてダメだね…こんな駆逐艦に指示されるなんて嫌だよね……」

天龍「そ、そうじゃねぇよ! そうじゃなくて…お前はオレと違って、自分以外のことも考えてたって…」

天龍「旗艦としての仕事をしてただけだって…そう…言われて……」

響「………」

天龍「オレだけ中破したのも、オレが勝手してるだけで、お前はオレが心配だったはずだって龍田が……」

天龍「でもオレ、そんなこと分かんなくて……敵を倒すことが大事だと…思ってて……」

天龍「それで…えと……違くて! …言いたいのは……その…」

天龍「…オレのこと、お前は心配してくれたんだろ? だから…えっと……あ、ありが…とう……って………」

響「…………なんだ…」(クス

天龍「ッ! てめ! ひとが礼を…!」

響「ごめん、天龍を笑ったわけじゃないよ。ただ、司令官が言ってたのはこういうことか…って」

天龍「あ? んだよそれ?」

響「何でもないよ…スパシーバ」

天龍「? なんだって?」

響「スパシーバ、ありがとうだよ」

天龍「いや、別にオレは…」

響「顔、紅いよ?」

天龍「ぅ…うっせぇよ!」

響「頼りないだろうけど、できれば…これからもよろしく」

天龍「…んなことねぇよ、こっちこそ…その……よろしく…」

響「ん…」(グー

天龍「……ッ」(プッ

響「……」(カアァ

天龍「…あぁほら…ククク……メシでも食いに行こうぜ?」(ニヤニヤ

響「……天龍はなにも聞いてない、いいね?」

天龍「フッ…分かった分か……」(ググゥーー

響「……さて、何を食べようかな」(ニヤニヤ

天龍「忘れろ! 綺麗さっぱり忘れろ! てかせめてなんか言えよ!? いややっぱ忘れろ!」

響「さすが、私よりも強そうな音だったね」

天龍「忘れろってぇー!」

~鎮守府廊下:曲がり角


提督「まったく…」

龍田「…覗き見なんて悪趣味ですよ~?」

提督「人のことは言えんだろう」

龍田「まあ、そうですねぇ~。というか気づかれてましたか~…」

提督「ああ。それと、そこにいるやつもな」

龍田「?」

鈴谷「…あはは~……バレてたか」

提督「龍田よりも分かりやすい。ああ、あと鈴谷は前科一犯だからな」

鈴谷「ぅ……なんのこと………?」

提督「まあ、響のためということで追求はしない。やるなら私に分からんように気をつけろ。龍田もな」

鈴谷龍田「は~い」

鈴谷「(そんなの絶対無理だって…)」

電「あ、司令官さん、こちらでしたか!」

提督「電か、どうした?」

電「建造が終了したのです。司令官さんを探したのですが、見つからなかったので…」

電「とりあえず皆さんは適当なお部屋に案内しておきましたが、良かったですか?」

提督「ああ、すまなかったな、少し自分の部屋で休んでいた」

電「そうでしたか。それで、どうしますか? 今から呼びに行ってきますか?

提督「いや、いい。私のほうから会いに行く」

電「分かりました、ご一緒します」

提督「いや、一人で大丈夫だが?」

電「司令官さんがいきなりお部屋に行ったら、大変なことになりそうなのです」

提督「…そうか」

電「はい。あ、そういえば、響ちゃん見ませんでしたか? さっきから全然見かけないんですが。部屋にも戻ってないみたいですし…」

提督「響ならさっき、天龍と一緒に食堂へ行った」

電「天龍さんと?」

提督「ああ」

電「…そうですか、ありがとうございます。では行きましょうか」

提督「何か用事でもあるんじゃないのか?」

電「いえ、どこにもいなかったので、ちょっと心配だっただけなのです」

提督「そうか」

~鎮守府廊下:空き部屋前


電「それでは司令官さんはちょっと待っててください」

提督「? かまわんが…」

ドア「コンコン」

――はい、どうぞ

電「失礼します」

ドア「バタン」

――皆さん、ちょっと集まってください

――ガヤガヤ

――お待たせしました。これから司令官さんを紹介します

――オォー

――ですがその前に少しお話があります。司令官さんは見た目が少し恐いかもしれないですが、とても優しい方なのです

――私も一昨日初めて会ったときはちょっと恐かったですが、今はもう全然平気なのです。なので皆さんも恐がらずに接してほしいのです

――ハーイ

提督「いらん世話を…」

ドア「ガチャ」

電「司令官さん、どうぞ」

提督「……」

ドア「バタン」

翔鶴「…ぅ……」(タジ

榛名「……………」

弥生「………」(カチコチ

浜風「……」

不知火「…」(ピシ

提督「えー、私がここの提督だ」(クシャクシャ

電「はわわわ!? 司令官さん! 頭を撫でないでほしいのです!」

提督「心当たりを考えておけ。皆、よろしく」

電「はあ…では皆さん、お一人ずつ自己紹介をお願いします」

翔鶴「…ぁ、はい。翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴です。よろしくお願いします」

提督「こちらこそ」

榛名「高速戦艦、榛名です。提督、よろしくお願い致します」

提督「活躍を期待している」

電「(さすが戦艦と空母さんなのです。司令官さん相手に平静を保っているのです…)」

弥生「……初めまして…弥生…です……ぇと………すみません」

提督「なぜ謝る」

弥生「あの…何か…怒っているんじゃ……司令官のほうからわざわざここに来るくらい…」

提督「いや、何も怒っていない。初対面でいきなり怒るも何もない。すまないな、どうも顔が恐いそうでな」

弥生「いえ…なら、良かった…です」

浜風「えっと…駆逐艦、浜風です。これより貴艦隊所属となります」

提督「ああ、よろしく」

浜風「はい!」(ポヨン

一同「(………駆逐…艦?)」

浜風「…何か?」

電「いえ何でも! つ、次の方お願いします」

不知火「不知火です。ご指導ご鞭撻よろしくです」(ピシ

提督「うむ、期待するといい」

不知火「ひぃっ!」(ビクゥ

電「司令官さん! 怖がらせちゃダメなのです!」

提督「…別にそんなつもりはないんだが」

電「司令官さんがそういうことを言うと脅しに聞こえるのです!」

提督「はあ…分かった……」

不知火「…うぅ…グス……」(グシグシ

電「ごめんなさいなのです。さっきも言ったように、司令官さんはとても優しい方なので大丈夫なのです」

提督「すまないな、いじめるつもりはないから安心してくれ」

不知火「…はい……ひっく…」

提督「ではこれで」

ドア「ガチャ」

提督「ああそうだ。部屋についてだが、特に決まりはないから好きな者と一緒の部屋になってかまわん」

提督「まだ人数も少ないから一人部屋でもいい。それでは今日はゆっくりしてくれ」

ドア「バタン」

翔鶴「………ふぅ…」(グッタリ

榛名「……すごいプレッシャーでしたね…」

翔鶴「はい、確かに恐いというわけではないようですけど…絶対敵に回したくはないですね」

榛名「そうですね…ちょっと勝てる気がしませんしね……」

電「えと…やっぱり戦艦や空母の方でも恐いのですか?」

翔鶴「いえ…そうじゃないんですけど…オーラが尋常じゃないというか……」

榛名「はい、こちらに矛先が向いているわけじゃないので大丈夫ですけど…」

榛名「……あの気迫を真正面から受けたくはないですね………」

翔鶴「………怒らせることだけは決してないようにしましょう…」

榛名「………そうですね…」

電「(何者ですか…)」

――――――
――――
――

翌日

~提督室


提督「…全員集まったな。今日の午前は演習をしてもらう。ちょうど十二人いるから六人ずつ、第一第二に分かれて模擬戦を行う」

提督「響、暁、鈴谷、浜風、不知火、翔鶴を第一艦隊、残りの者を第二艦隊とする」

提督「旗艦はそれぞれ翔鶴と榛名。今回、私はどちらにも指示は出さん。作戦などは自分たちで考えてもらう」

提督「私は実戦時にはその場にいないからな。刻々と変化する戦況には対処し切れんことのほうが多いだろう」

提督「なので、私の指示なしでも臨機応変に行動できるようになってくれ」

提督「翔鶴、榛名はいきなりの旗艦で悪いが、アドバイスなどほしいときは響や電たちに訊くといい。では、演習開始」

全員「はい!」

ゾロゾロ

ドア「バタン」

~鎮守府近海:第一艦隊


翔鶴「えっと…本当に私が旗艦でよかったんでしょうか。響ちゃんの方が上手なんでしたら、響ちゃんが旗艦でも…」

響「いや、榛名は建造されたばかりだからね。最初から実戦に出て失敗する前に経験を積んでおけってことだと思うよ」

翔鶴「…そうですか、分かりました。それでは早速で悪いんですが、指示はどういうふうにすればいいんでしょう…」

響「んー…とりあえず自分が思うように指示を出してみて?」

翔鶴「はい。では…陣形は単縦陣で早期決着を目指します」

翔鶴「駆逐艦も多いですし、私も速さには少々自信があるので、相手の攻撃は装甲に頼るより回避する方向で」

翔鶴「榛名さんは私が何とかしますので、鈴谷さんは天龍さんと龍田さんを」

鈴谷「んー、まあ…了解」

翔鶴「駆逐艦の皆さんは電ちゃん、暁ちゃん、弥生ちゃんを。撃沈判定のあとは鈴谷さんのバックアップを」

浜風不知火「はい!」

響「……」

翔鶴「…これでいいでしょうか?」

響「そうだね……大体は。だから一つだけ。単縦陣にするのはいいけど、早期決着は必要ない」

翔鶴「…はい……」

響「早く終わらせようとするのはかまわないんだ。ただその目的はあくまで、こちらの被害を抑えることであるべきだよ」

響「単に相手を撃沈することだけを考えたら駄目」

響「相手に多く攻撃される前に撃沈すれば被害は減るけど、そのために攻撃を食らってたら意味がない」

翔鶴「…そうですね」

響「うん…司令官は私たちが沈まなければそれでいいって言ってた。それだけ忘れないで」

翔鶴「はい」

響「じゃあみんなも、そこだけは気をつけて、あとは翔鶴の指示通りにね」

暁「はーい」

鈴谷「りょうかーい」

浜風不知火「…はい」

翔鶴「え…私ですか?」

響「当然。今の旗艦は翔鶴だよ?」

翔鶴「でも、私…」

響「初めてなんだからいいんだよ。これから気をつければね。…私も昨日は全然駄目だったし……」

暁「……」

響「ほら、みんなに指示出して」

翔鶴「…はい。では皆さん、先ほどの通りにお願いします。攻撃を受けないことを第一で!」

一同「了解!」

~鎮守府近海:第二艦隊


榛名「それでは皆さん、新人ですがよろしくお願いします。作戦を説明しますので、電さんは問題など見つけたら指摘していただけますか?」

電「はいなのです」

榛名「相手の一番の火力の翔鶴さんは私が初手で封じます」

榛名「鈴谷さんが少々恐いですが、私抜きで即座に重巡を追い込むのは難しいと思います」

榛名「なので皆さんは駆逐艦の四人を狙ってください。翔鶴さんのあと、鈴谷さんも私が何とかします」

榛名「皆さんは駆逐艦に専念してください。と、こんなところで大丈夫でしょうか」

電「そうですね…いいと思いますが…」

天龍「…それじゃダメだな」

榛名「え?」

電「天龍さん…?」

天龍「一番大切なことが抜けてる。今の説明は攻撃のことしかない。敵の攻撃への対処を忘れて突っ込んだら痛い目を見るぞ」

榛名「あ………」

天龍「いいか? 大事なのはこちらの被害を最小限に抑えることだ」

天龍「敵にいくらダメージを与えても、こっちがそれ以上に食らってたら意味がないからな」

榛名「…そうですね、すみません」

天龍「…分かればいいんだよ」

龍田「あら~、天龍ちゃんも立派になったわね~」(ニヤニヤ

天龍「…ぁんだよ龍田、その顔は」

龍田「別に~」(ニヤニヤ

雷「そうね~、別人みたい」(ニヤニヤ

電「天龍さん、かっこいいのです」(キラキラ

天龍「…チッ、どいつもこいつも……」

弥生「……」

榛名「…それでは改めて。皆さん、攻撃は先ほど言ったとおりで、ただし何よりも身の安全を最優先してください!」

一同「はい!」

~提督室


提督「ふむ…うまくやっているようだな。にしても、響はともかく天龍が何か説明しているとは…昨日のはいい経験か…」

提督「…どちらも相手に攻撃が当たらん……というわけではないよな、私のせいか…」

提督「………頑張っているな…間宮に一つ頼んでおくか……」

――――――
――――
――

今日はここまでです

頭痛が痛いので休みます
あと腰痛も痛いです

では布団に食べられてきます
おやすみなさい






てーとくの座右の銘:食物連鎖、人間の上はお布団(特に冬)

こんにちはてーとくです
頭痛がよくなりませんてーとくです

もうホントへったくそなssですみません
書いたのを読んで情けなくなってきてます
てーとくの妄想を垂れ流してるだけだと、全然いいものができませんね


そういえば何か書くネタがないかと考えていたら、ドアさん死亡ネタができてしまいました…

ドア「ちょお待てや! なんやそのネタ!?」

あ、ドアさん、こんにちはー

ドア「こんにちはー、やないわ! 説明しいや!」

いやですね、こう何度もバァン!ってやってるうちにバキィ!って逝くーみたいな?

ドア「そんなノリでワイを殺すんやないわ!」

冗談ですよ、しませんって(たぶん

ドア「最後のはなんやねん!? どういうことや!」

なんでもないです、それでは投下します

ドア「聞けやコラー!」

~提督室


翔鶴「演習終了しました」

提督「ああ、お疲れ様。まだ少しぎこちないところもあったようだが、皆なかなかいい動きだった。翔鶴も榛名もよくやったようだな。これなら遠くないうちに、実戦でも私の指揮なしで良くなるかもな」

榛名「いえ、そんな…天龍さんがすばらしいアドバイスをしてくださったからです」

天龍「そんなんじゃねぇよ…」

翔鶴「はい。私も響ちゃんに大事なことを教えていただきました」

響「司令官の言葉を伝えただけだよ」

翔鶴「でも、響ちゃんもそう思っているんですよね?」

響「ん、まあね」

提督「…そうか。響も天龍もご苦労。これからも頼りにしているよ」

響「任せて」

天龍「お…おう…」

提督「学べたことがあったようで何よりだ。午後からはまた任務がある、それまでに補給などを終わらせ、準備しておくように。あと全員、間宮のところにも行っておけ」

電「間宮さんですか?」

提督「ああ。皆頑張ってくれているのでな、間宮に甘味を頼んでおいた。食べてくるといい」

一同「おおーっ!」

提督「では解散」

~甘味処『まみや』


間宮「皆さん、演習お疲れ様です。腕を振るったので、存分に楽しんでください」

電「ふわああ! とてもおいしそうなのです!」

暁「…あ、暁はこれくらいではしゃいだりしないんだから」(ソワソワ

雷「とか言いながら涎たれそうよ?」

暁「ぅ…」(ゴシゴシ

響「というか、女性なら大体甘いものは嬉しいんじゃないかな」

暁「ぐぬぬ…」

天龍「おぉ、やべぇな響! めちゃくちゃうまそうじゃん!?」(角ピコピコ

響「ん、そうだね」

龍田「提督に頼られて嬉しいのは分かるけど、もう少し落ち着こうね~」

天龍「ち、ちげぇし! そんなんじゃねぇし!」

鈴谷「むふふ~、別人みたいだったんだって~? あんなに攻撃バカだったのにね~」

天龍「てめ! 誰から聞きやがった!?」

鈴谷「さぁ~? いやーでもホント、響とも仲良くなったみたいだしね~?」(ニヤニヤ

天龍「! 別にこれは! 全然仲良くねぇし!」

響「…天龍は私のことが嫌いなのかい?」(ウルウル

雷「ちょっと天龍、また響を泣かせるの?」

天龍「!? いや…そういうわけじゃ、ねぇ…けど……違う! …でも…」

響「…ふふ、冗談だよ、分かってるから。照れ隠しだよね? 天龍は可愛いな」

天龍「…てんめぇ!?」

龍田「はいはい、落ち着いて~。みんなも天龍ちゃんが可愛いからって、あんまりからかわないであげてね~」

響「分かった、可愛いけど我慢するよ」

雷「そうね~、ホント可愛いわね~」(ニヤニヤ

天龍「くっそぉ~!」

翔鶴「…皆さん仲よさそうですねぇ」

榛名「そうですね…姉妹だからですかねぇ……」

翔鶴「…あなたたちも混ぜてもらったら?」

浜風「いえ、私たちは…」

弥生「…私が行っても…皆さん、おもしろくないと…思いますし…」

不知火「私もああいう雰囲気はちょっと苦手ですので…」(ソワソワ

翔鶴「……ふふふ、榛名さん」

榛名「はい。ほら皆さん? そんなこと言ってないで、みんな一緒に楽しみましょう?」(グイグイ

浜風「え? いや、ちょっと…」

弥生「…そんな…気を遣わないで…ください…」

不知火「……」(ソワソワ

翔鶴「これから一緒に戦っていくんですから、親睦を深めるのは大事ですよ? いい機会ですから、一緒におしゃべりしましょう?」

榛名「はい、普段から仲良くするのは大事なことです。不知火さんもそう思いませんか?」

不知火「! はい、そう…ですね。チームワークは大事です…しょうがないですから一緒に…」(ソワソワ

翔鶴「ふふ、そうですよ。弥生ちゃんも、あなたがそんなに気を遣わなくていいのよ? みんなで楽しみましょう?」

弥生「…はい……」

榛名「浜風さんもいいですか?」

浜風「…分かりました」

翔鶴「じゃあ行きましょう」

榛名「みなさん、お疲れ様です」

響「お疲れ様」

弥生「……」

電「弥生さん…こういうのは…嫌いですか?」

弥生「いえ…そんなこと。すみません…表情硬いだけなので……」

電「なら…良かったのです」

雷「浜風も、そんな仏頂面してないで楽しみなさい?」

浜風「いえ、楽しいですよ。ただ、私もあまりこういうのは慣れていなくて…」

暁「もう、何も気にしないでパーッと騒いじゃえばいいのよ!」

響「加減はしてね…」

翔鶴「あ、そうだ、響ちゃん」

響「ん…? 何だい?」

翔鶴「いえ、さっきの提督室でのことなんですけど…随分提督に信頼されているようでしたので、響ちゃんにはいろいろ訊きたいと思いまして」

榛名「確かにそうですね…響さんも提督のことをよく理解されてるようでしたし」

響「そんなことないよ。私なんて、司令官の言うことをそのまま聞くしかできなくて…司令官に…迷惑……かけたし…………」(カァ

翔鶴「…大丈夫ですか?」

響「ああ! 大丈夫…なんでもないから」

榛名「…それで提督ってどんな方なんでしょう。考えていることが全然分からないんですが」

翔鶴「私も…表情が全然変わらなくて……」

響「私だって分からないよ…けどまあ…私たちには沈んでほしくないってさ。私たちのことは信じてるって…」

榛名「…優しいお方ですね……」

翔鶴「…はい」

響「そんなことはいいから、食べよう。午後も任務があるって言ってたし、あんまりゆっくりもしていられない」

不知火「…響さん」

響「ん? 何だい?」

不知火「……不知火を…弟子にしてください!」

雷天龍「ぶふぉっ!」

暁「ちょっと!」

電「はわわわ! 雷ちゃん、大丈夫なのです?」

雷「ごめん…ケホ…大丈夫……」

龍田「天龍ちゃんも平気~?」

天龍「…ああ」

響「……ごめん、なんだって?」

不知火「不知火を響さんの弟子にしてください!」

響「……一応…理由は?」

不知火「司令は響さんのことをとても信頼しているそうで。あの厳しそうな司令の信頼を得られるとは、響さんはさぞ優秀な方だと…」

不知火「そこで、不知火は是非響さんにご指導いただきたいと思い…」

響「うん、無理」

不知火「! なぜです!? …不知火に落ち度でも…」

響「そういう問題じゃなくてね。私は何も特別なことはしてない、優秀でもない。だから何も教えられることなんてないんだよ」

不知火「そんな…」

響「それに私が別段信頼されてるわけでもない。司令官はみんなのことを信じてるよ、不知火のことも」

響「なんなら、司令官に直接訊いてみてもいいと思うよ?」

不知火「………分かりました…すみません……」(シュン

響「気にしないで」

天龍「はぁ…」

龍田「よかったわね~、響ちゃんが取られないで」

天龍「どういう意味だ、コラ」

龍田「何でもないわよ~」

天龍「チッ…」

――――――
――――
――

ここまでですすみません

突っ走るぬいぬいかわいいでふ
てーとくの弟子になってもいいのよ
手取り足取りいろいろ取って教えてあげゆ

不知火「……」(戦艦級の眼差し

…コワヒ……

こんにちは、てーとくです
遅くなりましたすみません
頭痛にE敗北しました


お待ちいただいた方々、お待たせしました
少ないですが投下します

~提督室


提督「…集まったな。午後からは遠征と出撃に分かれてもらう」

電「いよいよ遠征ですか」

提督「ああ、今回は初めてだからあまり遠くまでは行かせん。第二、第三艦隊でそれぞれ三人一組となって領海の警備を行ってもらう」

提督「第二艦隊は旗艦龍田と電、不知火。第三艦隊は旗艦天龍、そして暁、弥生」

六人「はい」

提督「残りの者で製油所地帯に出撃してもらう。ただ、本作戦からは敵も強くなり、おそらく少々難しくなるだろう」

提督「無理はするな、危ないと思ったらすぐ戻れ。慎重すぎるくらいでもかまわん」

提督「旗艦はまだ決めていないが…誰か立候補するか?」

翔鶴「…あの、私は響ちゃんがいいと思います」

提督「では響で」

響「ちょっと待って、何で私なのさ? こういうときのために演習は翔鶴と榛名に旗艦をさせたんじゃ…」

提督「私はそんなことは言っていないが? 翔鶴の考えは知らんが、私は響が旗艦でもいいと思うがな」

提督「この先二人にも旗艦を任せることはあるだろうが、今回は初出撃だ。先に実戦での経験者の指示を見て学ぶのはいいことだ」

響「私のときはいきなり旗艦をさせたじゃないか」

提督「敵が弱かったからな。さっきも言ったが、これからは敵も少々強い。さすがに初出撃で旗艦も危ないだろうし、ちょうどいいだろう」

響「なら電でも…」

電「えっと…電も響ちゃんのほうがいいと思うのです」

響「…電もか……」

提督「諦めろ。みんな響を信じているんだ、やってやれ」

響「……はあ…分かった…」

提督「よろしい、頼んだぞ。では…遠征の者も出撃の者も、最優先任務は全員無事に帰還すること、これだけは守れ」

ゾロゾロ

ドア「バタン」

――――――
――――
――

~製油所地帯沿岸


響「…もうすぐ主力艦隊がいるはずだ。みんな気をつけて。翔鶴は索敵をよろしく」

翔鶴「はい」

響「(信頼…されてるんだ…今度はちゃんと……)」

翔鶴「! 響ちゃん、敵艦隊を捕捉!」

響「数は?」

翔鶴「戦艦ル級一隻、雷巡チ級一隻、軽巡へ級一隻、駆逐イ級二隻」

榛名「いよいよ…」

提督『……戦艦は無視しろ』

響「え? でも…」

提督『かまわん。まだ榛名でも戦艦を一撃でどうにかするのは難しいだろう。戦艦は倒せなくてもいい。随伴艦を確実に狙え』

榛名「大丈夫です、榛名が最初に戦艦を…」

提督『いや、無理はせんでいい。まずは他のやつらを片付けてから対処しろ』

榛名「…分かりました」

提督『もしも攻撃を食らったらすぐに退け。最優先任務を忘れるな』

響「…了解」

翔鶴「榛名さんの射程に入ります!」

榛名「はい! 主砲! 砲撃、開始!」(ドーン

チ級「……」(miss

榛名「! 外した!?」

提督『落ち着け。次の攻撃準備を』

榛名「は! はい!」(アセアセ

ル級「!」(ドーン

翔鶴「!? 榛名さん!」

榛名「…ぇ!?」

響「!? 榛名! 危な…! ぐ…!」(大破

榛名「響さん!」

提督『…響?』

響「…大…丈夫……早く敵を…」

提督『おい、響』

響「大丈夫だから…」

――――――
――――
――

~提督室


響『…司令官…戦闘終了……帰還する…』

提督「…ああ、分かった。気をつけて帰って来い………………はぁ………馬鹿者が……」


~製油所地帯沿岸


雷「響…大丈夫?」

響「ああ…問題ないよ。雷のほうこそ大丈夫なの?」

雷「私よりも響のほうが大変でしょ?」

浜風「…本当に大丈夫ですか?」

響「心配ない」

榛名「すみません! 私が…」

響「大丈夫だから、気にしないで。それより早く帰ろう」

榛名「はい…」

鈴谷「これは響、怒られそうかな~…かわいそうに……」

翔鶴「…恐ろしいことを言いますね………」

~提督室


提督「さて…響はさっさと入渠」

響「…」

提督「雷、連れて行け。ついでに自分も直して来い」

雷「はーい。行くわよ、響」

響「……」

雷「歩けないなら負ぶってあげるけど?」

響「大丈夫…歩けるよ…」

ドア「パタン…」

提督「…鈴谷、すまないが代わりに報告を」

鈴谷「あい。えっとぉ…敵主力艦隊と交戦。戦艦ル級大破、他は撃沈。こっちは榛名と翔鶴が軽傷、鈴谷と浜風が小破、雷が中破…で、響が…大破」

提督「…一応訊くが、理由は?」

鈴谷「えーっと…」

榛名「…榛名が悪いんです! 最初の攻撃を外して…慌てていたところを……響さんが庇って戦艦の砲撃を…」

提督「ほう……」

榛名「すみません! 気をつけろと言われていたのに! 榛名…」

提督「落ち着け。隙を作ったのはミスではあるが、それをそこまで責める気はない。攻撃を外すことだってあるのだから気にするな」

提督「それより…なぜ響が庇うんだ…旗艦ならむしろ庇われる側だろう……」

榛名「……はい」

提督「しかも戦艦の砲撃を…下手すれば駆逐艦など一発だぞ………」

翔鶴「………」

提督「…まあいい、皆ご苦労だった。休んでくれ」

ゾロゾロ

ドア「バタン…」

提督「本当に世話の焼ける……」

――――――
――――
――

~提督室


ドア「コンコン」

提督「…入れ」

響「………」

暁雷電「………」

ゾロゾロ

ドア「バタン」

提督「…なぜ三人までいる。呼んだのは響だけだが?」

電「えと…その…心配で…」

雷「………」

暁「あ…暁は一番お姉ちゃんなんだから、妹を守るの! 響を守るんだから!」(ビクビク

提督「…はあ」

暁「…ぅ………絶対…守るんだから…」(ウルウル

提督「………そんなに恐がらなくてもいいと言っているのに…」(ナデナデ

暁「…ふぇ?」

提督「安心したか? 響もこれが気持ちいいそうでな」(ナデクシャ

暁「…ぁぅ……いいかも…じゃなくて! 暁は大人なんだから、撫でないでよ!」

提督「分かった、暁は撫でないでおこう」

雷「何? そんなに気持ちいいの? 司令官、私にもやってよ!」

提督「かまわんが…」(ナデナデ

雷「………ふあぁ……確かに、いいわね……これ」

提督「そうか、良かった……のか?」(ナデナデ

雷「…うぅん……でもこれ…ずっとされてると……駄目になりそう………」(スリスリ

電「はわわ…!?」(///

提督「電も撫でようか?」

電「え!? えと…あの…じゃあ、少しだけ…お願い…するのです」

提督「ああ」(ナデナデ

電「………はふぅ…」

暁「……ぐぬぬ…」

響「………司令官、ここに呼んだのは?」

提督「ああ、すまない、そうだったな」

雷「…ふゎぁぁ……」(クッタリ

電「…ふにゃぁ……」(クッタリ

響「…………」

提督「…今日の出撃、なぜ榛名を庇った? 響は旗艦、本来なら守られるほうだ」

提督「ましてや戦艦の砲撃を。どれだけ危険か分からないはずないだろう?」

響「………ああ…」

提督「戦艦ならいくらかは耐えられるが駆逐艦は違う。なのになぜ庇った? さらにそのまま戦闘を…死にたいのか?」

響「………私は…旗艦だから…みんなを……」

提督「…旗艦だから皆を守るか?」

響「…………」

提督「…ふざけるなよ」

第六「ッ!?」(ビクゥッ

提督「駆逐艦が戦艦の砲撃なんか防ごうとするんじゃねぇ。それでてめぇが沈んだらどうする気だ」

第六「……」(ガタガタ

提督「駆逐艦は脆いんだ。そんなやつが身体張るんじゃねぇよ、頭を使え。身体よりも頭を動かせ」

提督「もしもてめぇが沈んだら…俺が、こいつらが、皆がどう思うか………それを考えろ…」

第六「………」

提督「…………もう絶対に、無茶なことはするな………もう夜も遅い…戻って寝ろ。じゃあな」

ドア「バタン」

雷「………」

電「響ちゃん…」

響「…大丈夫…帰って寝よう」

電「…はい」

雷「…そうね」

暁「……………」

雷「暁? どうかしたの?」

暁「…た、タオル…………ない……?」

電「……はい?」

暁「…………漏れた……」

響雷電「………………」

――――――
――――
――

ここまでです
暁の燃料、燃料です燃料

今回のお話は理由の九割がてーとくの趣味で急遽入れたものです
九割の部分は暁の燃料です

なのでお話の出来具合がかなりひどいと思いますすみません



*てーとくの頭痛を治す方法を募集中*

頭痛がよくなりません
ちょっと心配になってきてます
明石さんに頼んだら治してくれますかね…


おやすみなさい

サゲのままでしたすみません

改めておやすみなさい

皆さんこんばんは、てーとくです
艦娘を愛でることにしました
可愛いものは心を癒してくれるそうです


では投下します

~艦娘の部屋:第六駆逐隊


響「………」(ボー

雷「…相当堪えてるわね」

電「はい…」

暁「司令官も怒りすぎなのよ!」

雷「漏らしちゃうくらいねー」(ニヤニヤ

暁「忘れなさい!」

電「でも、本当にどうしましょう…」

雷「大丈夫だと思うけどねぇ…」

暁「なんで分かるのよ?」

雷「うーん、さっきの様子なら、司令官もこのまま放ってはおかないでしょうし……」

電「…だといいのですが…」

響「………………」(ボー

――――――
――――
――

翌日


――今日は特に出撃などはしない。全員ゆっくりと休んでくれ…響は私の部屋まで


~提督の私室


提督「……」(ナデナデ

響「……なんで私は司令官に抱えられて、頭を撫でられてるんだい…?」

提督「…嫌か?」(ナデナデ

響「………嫌じゃ…ないけど…」

提督「ならいいだろう」(ナデナデ

響「………」

提督「………」(ナデナデ

響「…昨日のこと…怒ってないの?」

提督「……すまなかったな」

響「…なんで司令官が謝るのさ?」

提督「…昨日は言いたいことをそのまま言ったからな…私らしくもない……暁も相当恐がっていたようだし」

響「そうだね…昨日の司令官、すごく恐かったよ」

提督「そうか、悪いことをしたな…」

響「戦艦に一人で挑むほうが気が楽だね」

提督「…言い過ぎだろう」

響「………ごめん、もう無理はしない」

提督「そうしてくれ…」

響「スパシーバ…」

提督「……何がだ?」

響「…心配してくれて……」

提督「……当然だ」(ナデナデ

響「ん…………」(スリスリ

ドア「バァン!」

響「ぇ?」

暁「ちょっと! 何二人でいい雰囲気になってるのよ!?」

電「あ、暁ちゃん!? 邪魔しちゃ悪いのです!」

雷「そうよ暁! これからおもしろくなりそうなのに!」

響「…………」(フリーズ

提督「期待には応えられんと思うが…あと、ドアはもっと大事にしろ」

ドア「かまわへんて。それよか同しネタばっかやっとったら飽きられるで? 気ぃつけや?」

全員「」

響「……………いつから…聴いて…たの?」

暁「最初からよ!」(ドヤァ

響「…最初……から……?」(カアァ

電「す、すみません、すぐ戻りますから!」

響「…聴かれ…てた……最初から……全部………」(ブツブツ

提督「いや、電たちもこっちへ来い」(ポフポフ

電「で、でも…」

提督「かまわん、姉妹一緒にいたいだろう。撫でてほしかったら撫でてやるぞ?」

雷「ホント? 撫でて撫でて~」(トビツキ

電「あ、雷ちゃん!?」

提督「分かったが、鳩尾に頭突きはするな」(ナデナデ

雷「あぁ~ダメになる~…」

電「…………ぅ…あ、あの!」

提督「なんだ?」

電「い…電も………撫でて…ほしいのです…」(///

提督「ああ……しかし腕が足りんな」

響「…全部…全部……は! 電、わ、私はもういいから…ほら」

電「え? でも…」

響「いいから気にしないで!」

電「は、はい! えと…では…お願いします」

提督「うむ」(ナデナデ

雷「はうぅ~」(スリスリ

電「ふにゃぁ~」(スリスリ

暁「……ぅ~…」

響「……撫でてほしかったら頼んだら?」

暁「べ、別にそんなんじゃないし!」

響「ならいいけどね」

ドア「バァァン!」

鈴谷「やっほー、提督ぅ~。遊びに…」

提督「皆はドアに恨みでもあるのか…?」(ナデナデ

鈴谷「ちょっ! みんな何してるの!?」

雷「…は! 鈴谷!? 待って、これはその…」

電「これは…ち、違うのです!」

鈴谷「ずるい~、鈴谷も~! 最初にしてもらってからずっと我慢してたんだよ~?」

雷電「………え?」

提督「分かった、少し待ってくれ。雷と電が…」(ナデナデ

雷「あ、私はもう堪能したからいいわ、どーぞ」

鈴谷「ありがと~、雷。じゃ提督、よろしくぅ~」

提督「……」(ナデナデ

鈴谷「ふおぉぉぉ…これこれぇ…」

暁「………ぐぬ~…」

電「あ、あの…暁ちゃん、私ももういいのでかわりましょうか?」

暁「ほんと!? …あ、いや…必要ないわ!」(ソワソワ

響「司令官の手を見つめながら言っても説得力ないよ」

暁「な! ふん!」(フイ

雷「正直に言ったらいいじゃない」

電「とっても気持ちいいですよ?」

提督「やめてやれ。昨日も暁は撫でなくていいと言っていたしな」

暁「…ぅ」

提督「暁だけは撫でんから安心しろ」

暁「………うぅ……」

提督「だから電はゆっくりしてくれていいぞ?」

暁「…司令官の……………ばかぁ!」(ポスポスポス

提督「こら、鳩尾を殴んじゃない」

暁「ばかばかばかぁ! 暁も撫でてよぉ!」(ポスポスポス

提督「分かったから、鳩尾は殴るな…」(ナデナデ

暁「むぅ~…」(グス

雷「最初から素直になっとけばいいのに…」

電「あはは……」

暁「…まったくもう…みんなしてバカにして……うにゅぅぅ…」

響「……司令官…」(ソワソワ

提督「む…鈴谷、ちょっとすまんが、響を…」

鈴谷「んん…またしてよね…」

提督「ああ」(ナデナデ

響「………くはぅ…」

提督「……」(サワサワ

響「ひゃあぁぁん!」(ビクン

暁「…」

雷「…」

提督「……」(サスサス

響「ふあぁぁ!」(ビックン

鈴谷「エロい…」(ドキドキ

電「はわわわわ!?」(///

提督「……」(コチョコチョ

響「んあぁぁ! しれ…やめ…ひうぅぅ!」(ビクンビクン

不知火「師匠!? 大丈…」

ドア「バァキィィッ!」

全員「!」

ドア「ぅ…ここまで…か……」(ガク

提督「ついに壊れたか……」

不知火「……えっと…その…司令、し…響さんに何を?」

響「はぁ……はぁ………」(ビクッビクッ

提督「撫でろというから撫でていた」

雷「(変なところをね…)」

榛名「不知火さん! すごい音がしましたが大丈夫ですか!?」

翔鶴「……ドアが…」

提督「…皆どうしてここに?」

弥生「…響さんが…呼び出されていたのを…不知火さんが心配してて…」

浜風「この近くまで来ていたら、悲鳴を聞いた姉さんが慌てて…」

不知火「う…」

浜風「師匠に何かふしだらな真似を!? って言って突っ込んでいったんです」

不知火「は、浜風…それは…」

響「…はぁ………師匠じゃ……はぁ……ない…って………」

提督「そうか…不知火」

不知火「は、はい!」(ビク

提督「ドアはもっと大切に扱うように」

不知火「えっ…と……はい…」

提督「ドアは私が直しておく。明日はまた出撃などしてもらうからな。今日はしっかり休んでおけ。ほら皆、戻れ」

電「響ちゃん、大丈夫ですか?」

響「ああ……大丈夫…行こう」

ゾロゾロ

提督「…いいドアだったんだが……」

――――――
――――
――

今日はこれで

ドアさん…さようなら…
今までありがとう…

まじめなお話のところにもドアさん出てくるのってアレじゃないですか
もうドアさんネタも特にないですしね


てーとくは浦風を探す旅に出ることになりました
この先忙しいので更新がさらに遅くなるかと


おやすみなさい

乙カレー 次は瑞鳳というドアにしよう エロい声が聞きたい!!
 137だけど、原因わかってよかったね
ただ頭痛やストレスからくる怠さなんかが中々抜けないようなら、知人や友人に相談してみるのもいいよ みんな似たようなこと経験してるはずだからね

こんにちはてーとくです
ドアさんは円環の理に導かれました

ちょっと時間ないのでさっさといきます

>>159
本当にありがとうございます

翌日

~工廠


提督「今日は空母をもう一人造ろうと思う」

電「翔鶴さんだけではダメなのですか?」

提督「ああ。敵は複数の空母がいるからな。こちらも二人はいたほうがいい」

電「なるほど」

提督「あと、もう少し火力もほしいので重巡も造る。」

電「火力なら戦艦がいいのでは?」

提督「戦艦は少し資源がな…今日はいい」

電「分かりました。では建造しておきます」

提督「よろしく」

――――――
――――
――

~提督室


提督「南西諸島の防衛ラインで敵艦隊を補足したらしい。今日はその撃破が任務となる」

提督「メンバーは榛名、鈴谷、翔鶴、不知火、暁、旗艦響」

不知火「(さすが師匠です)」(キラキラ

響「…いいのかい?」

提督「一度のミスくらいでどうもせんよ。もう無茶はせんのだろう?」

響「ああ。でも…」

提督「なら問題ない。期待している。行ってこい」

響「…了解」

~南西諸島防衛線


響「…司令官はああ言ってたけど、みんなはいいの?」

翔鶴「はい、響ちゃんなら安心して旗艦を任せられますから」

榛名「榛名もそう思います。でも、一昨日みたいなことはしなくていいですよ?」

響「ん…」

暁「暁が長女なのに、なんで暁が旗艦じゃないのかしら…」

鈴谷「まあ響のほうが大人だしね~」

暁「どういう意味よ!?」

不知火「不知火はし…響さんこそが適任だと思います!」

響「ありがとう。でも師匠じゃないから」

不知火「ぅ…」

響「…みんな、本当にありがとう。行こう」

――――――
――――
――

~提督室


電「建造が終了したのです」

加賀「…航空母艦加賀です。あなたが私の提督?」

提督「そうだ。よろしく」

加賀「はい」

熊野「ごきげんよう! わたくしが重巡、熊野ですわ!」

提督「…ああ……よろしく…」

熊野「よろしくお願いしますわ!」

提督「(…なぜこんなにテンションが高いんだ……)」

提督「…では電、二人を部屋に案内してくれ」

加賀「…提督」

提督「なんだ?」

加賀「ここに五航戦はいますか?」

提督「ああ、翔鶴がいる」

加賀「一応言っておきますが、部屋は別々でお願いします。あと出撃も…」

提督「それは無理だ。部屋はまあ構わんが、出撃は我慢してもらう。いいな?」

加賀「……はい…」

~鎮守府廊下


電「お二人ともすごいですね。あの司令官さんと初対面で普通に話せるなんて」

加賀「いえ、正直目が合ったときは少し背筋が冷えました」

熊野「そんなに恐ろしい方ですの?」

加賀「ただならぬ雰囲気でしたが…」

熊野「まあ! わたくしとお話するのにそんなに緊張されていたなんて…」

電「(…天然さんなのです……?)」

加賀「(……大丈夫でしょうか、この人…)」

電「あ、着きました。加賀さんはこちらの部屋を。熊野さんはそちらの部屋で、鈴谷さんと相部屋になります」

熊野「あら、鈴谷がいますの?」

電「はい、今は出撃していますが」

熊野「そうですか。帰ってきたら驚かせてやりますわ!」

加賀「赤城さんは! 赤城さんはいないのですか!?」

電「す、すみません、赤城さんはまだ…」

加賀「…そうですか。提督に文句を言わなければ…」

電「…そのときはお気をつけて……」

熊野「ここが鈴谷のお部屋ですか…」

ガチャ

熊野「…」

バタン

電「? どうしたのです?」

熊野「…いえ、なんでもありませんわ……」

加賀「…?」

――――――
――――
――

~提督室


響「作戦終了、艦隊帰投」

提督「ご苦労、報告を」

響「重巡リ級一隻を残して他は撃沈、リ級は大破。こちらは榛名が軽傷、翔鶴と私が小破、鈴谷、暁、不知火が中破」

提督「……響」

響「ん?」

提督「これからもその調子で頼むぞ」

響「…了解」

提督「MVPは翔鶴だな。あとで褒美をやろう。まずは皆、ドッグで傷を癒してくれ。解散」

ゾロゾロ

提督「ああそうだ、鈴谷」

鈴谷「ん? なあに~?」

提督「今日の建造で熊野がきてな」

鈴谷「マジで? 提督、やるじゃ~ん!」

提督「ああ。君の部屋にいるはずだ」

鈴谷「…………………え?」

提督「姉妹だから同じ部屋でいいだろう。だから君の部屋に…」

鈴谷「!?」(ダダダ

バァン

提督「…何を慌てて……というかドアは大切にしろと何度言えば…」

~鎮守府廊下


鈴谷「(まずいまずいまずいって~! 熊野に部屋を見られたら…)」

鈴谷「(鈴谷の……丹精こめて作った鈴谷の熊野グッズが!)」

鈴谷「提督のばっきゃろ~~~!」


~艦娘の部屋:鈴谷


熊野「…鈴谷ったら…なんですのこれは。机の上にわたくしのお人形がずらりと……ベッドには…わたくしが寝ているし…」(///

熊野「まったく…しかたのない子なんだから……」

バァン

熊野「!?」

鈴谷「はぁ……はぁ………ぅ…見られた……」

熊野「あの…鈴谷……?」

鈴谷「うぅ……うわあぁぁぁぁぁぁん!」ダダダ

熊野「鈴谷!? お待ちに…」

熊野「んもう……本当にしかたのない子…」

タイムアップでち

おやすみなさい

こんにちはてーとくです
お待たせしました、すみません

早速いきます

~鎮守府廊下


鈴谷「(もうダメ…終わった…あんなの見たら…熊野、鈴谷のこと…)」(トボトボ

提督「…鈴谷? 前を見んと壁にぶつかるぞ?」(グイ

鈴谷「わっ!? 何!?」

提督「前を見て歩け、危ない」

鈴谷「…ごめん」

提督「…いつもの無駄な元気がないが、どうした?」

鈴谷「無駄って……」

提督「何があった?」

鈴谷「……熊野に嫌われた…かも……」

提督「確信はないのか?」

鈴谷「たぶん、絶対…」

提督「どっちだ…」

鈴谷「いや、絶対引かれた」

提督「異常性癖でも知られたか?」

鈴谷「そんなの…無い…とも言えないのが悔しい……」

提督「ほう」

鈴谷「あ、いや! ないからそんなの!」

熊野「あっ、鈴谷! こんなところに…」

鈴谷「!?」

提督「こら、逃げるな」(ガシ

鈴谷「ぐへ…」

熊野「探しましたのよ?」

鈴谷「……」

提督「…熊野は鈴谷のことは嫌いか?」

鈴谷「ちょっ!?」

熊野「何を言っていますの? そんなことありえませんわ」

鈴谷「で、でも…あんなの見たのに…」

熊野「それはまあ……驚きましたけど、でもそれで鈴谷を嫌いになったりはしませんわ」

鈴谷「…ほんと?」

熊野「ええ、もちろん! でも、あれは恥ずかしいから捨ててもいいですわね?」

鈴谷「……作るの結構頑張ったんだけど…」

熊野「なんと言おうと捨てますわ! それに、わたくしがいるのですから、直接甘えてくれてもいいんですのよ?」

鈴谷「うぅ~……熊野ぉ~!」(ダキツキ

熊野「あらあら、この子ったら…」(ナデナデ

提督「ふむ…」

鈴谷「あ! い、今見たのは忘れてよね!」

提督「分かったよ。ではな」

熊野「ええ。ほら鈴谷、部屋に行って処分を手伝ってくださいな」

鈴谷「…鈴谷の熊野コレクション……」

――――――
――――
――

~提督室


コンコン

提督「入れ」

翔鶴「失礼します。何のご用でしょうか?」

提督「ああ。MVPだったから、なにか褒美でもと思ってな」

翔鶴「そういえば言っておられましたね」

提督「何がいい?」

翔鶴「…リクエストできるんですか?」

提督「まあ、常識的な範囲内で。もともとMVPだからと特別何かするわけでもないんだが…」

提督「MVPを取ったから褒めろと言われて、頭を撫でたら気に入られてな」

翔鶴「…はあ……」

提督「一部の者にだけというのも不公平だから、これからはMVPを取ったら何か希望があれば聞こうと思ったのだ」

提督「いらないなら無理に出すこともないが。何かあるか?」

翔鶴「……そうですね…何がいいんでしょうか……う~ん…………」

提督「そんなに悩まなくてもいいんだが…」

翔鶴「……じゃあ、とりあえず…」

提督「……」

翔鶴「響ちゃんのことは頼みますね?」

提督「……具体的には何をしろと?」

翔鶴「いえ、そういうことでは…とにかくお願いします。では、失礼します」

バタン

提督「………難しいことを…」

電話「ジリリリリン、ジリリリリン」

提督「…はい。………………はい………空母を? ……はい………はっ……ありがとうございます…了解です」

――――――
――――
――

翌日

~提督室


提督「今日から加わる空母を紹介する。赤城」

赤城「はい。航空母艦、赤城です。空母機動部隊ならお任せください」

加賀「赤城さん!」

赤城「あら? 加賀さんもいらしんですか。よろしくお願いしますね」

加賀「はい!」

電「…いつの間に建造したのですか?」

提督「いや、赤城は大本営から送られてきたんだ。任務の特別報酬だと。響、赤城を部屋に案内してくれ」

響「了解」

提督「では今日の作戦を説明する。今日はカムラン半島に出撃してもらう」

提督「メンバーは旗艦電と、榛名、鈴谷、熊野、加賀、翔鶴」

加賀「提督、お願いが…」

提督「却下。仲良くしろ。昨日も言ったはずだ」

加賀「………分かりました…」

提督「強い敵も多くなってくる。今まで以上に注意しろ。電は加賀と熊野に気をつけることを教えておけ」

電「了解なのです」

提督「では、行ってこい」

~カムラン半島


電「それでは加賀さん、熊野さん。今から言うことは絶対に守ってください」

加賀「…守らなかった場合は?」

電「…とても恐いことになります」

熊野「具体的にどうなりますの?」

電「……司令官さんを本気で怒らせることになります」

熊野「…そんなに恐ろしいんですの?」

電「それはもう。加賀さんでも榛名さんでも勝てないと思います」

榛名「………そうでしょうね」

加賀「……提督は…本当に人間ですか?」

電「……………そのはずなのです……きっと…たぶん…」

電「…というわけなので、絶対に怒らせてはダメなのです。そのために無茶だけはしないでください」

電「最優先任務は、全員無事に帰還することなのです。いいですか?」

加賀「了解です」

熊野「承りましてよ」

電「それでは行きましょう!」

――――――
――――
――

~提督室


電「ただいま戻ったのです」

提督「おかえり。報告を」

電「敵主力の空母ヲ級一隻、重巡リ級一隻が中破、その他は撃沈しました。こちらの被害は翔鶴さんと熊野さんが中破、お二人以外は小破なのです」

提督「ご苦労だった。MVPは加賀だな、あとで褒美に撫でてやろう」

加賀「…必要ありません」

提督「そうか。まあ褒美はやろう。なにか欲しいものか、してほしいことでも考えておけ」

加賀「では今後、五航戦の子とは…」

提督「却下」

加賀「……」

提督「それしか考えられんのか…とりあえず皆は入渠」

提督「加賀はその手のこと以外で要望があればあとで言いに来い。今日でなくとも構わんからゆっくり考えてくれ。それでは解散」

――――――
――――
――

~艦娘の部屋:一航戦


加賀「………」

赤城「…どうしたんですか?」

加賀「提督から、MVPだから何か褒美をやると言われまして…せっかくなので何か、と思うのですが何がいいか…」

赤城「私ならおいしいご飯を要求しますね」

加賀「…赤城さん」

赤城「はい?」

加賀「三段式甲板はいりませんからね?」(ムニムニ

赤城「だ、大丈夫です! ……まだ…」

加賀「あ、ですが無理なダイエットもダメですよ?」(ムニムニ

赤城「…はい、分かったのでお腹を揉むのはやめてください…」

加賀「ここは譲れません」(ムニムニ

赤城「…」

加賀「(すばらしい触り心地です…)」(ムニムニ

――――――
――――
――

~提督室


提督「要望が決まったか?」

加賀「はい。赤城さんにおいしいご飯をお腹いっぱい食べさせてあげてください」

提督「……構わんが」

加賀「よろしくお願いします。では」

提督「…君のほうがよく食べるんじゃないか?」

加賀「何か言いましたか?」

提督「君のほうがよく食べるんじゃないか?」

加賀「……」(シュッ

提督「…」(ヒョイ

加賀「…頭にきました」(シュッシュッ

提督「悪かった、冗談だ。だから人間相手に弓を放つのはやめたまえ」(ヒョイヒョイ

加賀「…この至近距離で弓を避ける人間がどこにいますか」(シュッシュッシュッ

提督「目の前にいるじゃないか」(ヒョイヒョイヒョイ

加賀「そんなのは人間業ではありません」(シュッ

提督「そうか…」(パシッ

加賀「……掴み取るほうがなおさらおかしいです」

提督「それは失敗したな。もう矢もないだろう。戻りたまえ」

加賀「くっ…」


~艦娘の部屋:一航戦


赤城「…そんなに恐い顔をしてどうしたんですか?」

加賀「いえ、なんでも…心配する必要はありません。赤城さんのご飯はちゃんと要求してきました。安心してください」

赤城「……はあ」

加賀「(電さん、提督は本当に人間ですか……?)」

――――――
――――
――

今日はこれで

たぶん次回くらいからは無くてもほとんど問題ない感じ、てーとくの妄想によるお話っぽい

それではおやすみなさい

翌日

~提督室


提督「皆集まったな。では…今後の方針についてだが…」

提督「電たちは分かると思うが、今日までかなりペース良く海域を攻略してきた」

提督「だが今後、敵もさらに強くなる。今までのように簡単にはいかないだろう」

提督「ひとまず、鎮守府近海も落ち着いたから、これからは攻略よりも各々の練度を高めることを目指してもらう」

提督「実戦で経験を積みたければ言ってくれ。適当に艦隊を組んで出撃もする」

提督「何か質問でもあるか?」

鈴谷「はーい。MVPは?」

提督「…まあ、努力しているということだしな。頑張ったものには褒美はやろう」

鈴谷「おぉー!」

提督「ただ、それを目指して張り切るのはいいが、無茶だけはするな」

提督「戦闘に勝つ必要があるわけでもない。負けても経験は積めるからな。そのときもMVPはやるから安心しろ」

鈴谷「分っかりましたー」

提督「他には? …ないようだな。では各自、これからしばらくは鍛錬に励んでくれ。解散」

~工廠


提督「さて、今日は戦艦を建造しようと思う」

電「資源は大丈夫なのです?」

提督「ああ、赤城と一緒に資源も少し送られてきた。しばらくは出撃もあまりしないからな。建造するなら早めにして、練度を上げてもらう」

電「そうですか。何を造るのですか?」

提督「戦艦を一…いや…二隻」

電「分かりました。では建造しておきますね」

提督「頼んだ」

――――――
――――
――

~食堂

赤城「あ、提督、こんにちは」

加賀「む…」

提督「ああ。赤城、料理はおいしいかね」

赤城「はい、とても」

提督「それは良かった。遠慮は要らないから好きなだけ食べるといい」

赤城「いえ、そんな。あまり食べ過ぎるのも…」

提督「そうか…加賀から、赤城にはたくさん食べさせろと…」

加賀「黙りやがってください」

提督「口調がおかしいぞ」

赤城「あの、気にしないでください…それに私よりも加賀さんに……」

加賀「赤城さん、その話は…」

赤城「はい?」

提督「なんだ、赤城には弓を撃たんのか?」

加賀「弓を人に向けて撃ってはいけません」

提督「…そうか」

赤城「ところで、何かご用だったんですか?」

提督「いや、たった今済んだところだ」

赤城「?」

提督「満足のいく料理だったならいい。ではな」

赤城「……はあ…」

熊野「あら提督、ごきげんよう」

鈴谷「およ? 提督もご飯?」

提督「いや、違う」

鈴谷「まだなんだったら一緒に食べない?」

提督「まだではあるが遠慮しておこう」

鈴谷「えーなんでー? いいじゃん、一緒にたべようよ~」

提督「ごみの片づけがあるんだ」

熊野「鈴谷、あまり提督を困らせてはダメよ?」

鈴谷「む~、今度一緒に食べてよね!」

提督「ああ、今度な」

――――――
――――
――

~提督室


電「建造が終了したのです」

長門「私が戦艦長門だ。よろしく頼むぞ」

提督「こちらこそ」

電「(凛々しくてかっこいい方なのです…)」

金剛「金剛デース! ヨロシクオネガイシマース!」

提督「ああ…もう少しテンションを下げてくれ…」

金剛「テートクが低すぎるんデース! テンションあげて~♪ デース」

提督「テンションあげな~い…」

金剛「うー…ノリ悪いデース…」

電「(また…なんというか…アレな方なのです……)」

提督「とにかく…よろしく。電は二人を部屋に案内してやってくれ」

電「はい」

長門「…提督」

提督「なんだ?」

長門「あの子が秘書か?」

電「?」

提督「ああ…まあ…そう…なるか…?」

長門「ほう、提督も分かっているじゃないか…そうだな、やはり駆逐艦だな……では失礼する」

提督「なんなんだ…」

電「…?」

~鎮守府廊下


金剛「いやー、パッと見ちょっと恐い人だったネー」

長門「そうだな。だがまあ、悪いやつではない」

金剛「分かるデスか?」

長門「駆逐艦を愛せるものに悪いやつはいない。可愛いは正義だ! ならばそれを愛せるものも正義!」

金剛「アッハイ…」

電「(…こっちも変な方だったのです……)」

電「…では長門さんはあちらのお部屋を」

長門「うむ、改めてこれからよろしくな」

電「はい、よろしくお願いします。金剛さんはこちらの榛名さんと同じお部屋で」

金剛「榛名がいるんデスかー。驚きマスかネー?」

コンコン

――はい、どうぞー

ガチャ

金剛「ヘーイ、榛名ー! 元気デシタかー?」

榛名「え? お姉さま!?」

金剛「イエース、今日からよろしくネー」

榛名「は、はい! ああ、お姉さまと逢えるなんて、榛名、感激です!」

金剛「んもう、榛名は大げさヨー」

榛名「そんなことありません! 会いたかったです、お姉さまー!」(ダキツキ

金剛「ホント榛名は可愛いネー」

榛名「お姉さまぁー!」(ギュー

電「(…榛名さんは普通だと思っていましたが…少し見直すべきでしょうか…さすが姉妹といいますか……)」

金剛「榛名ー、ちょっと痛いネー」

榛名「おーねーえーさーまー!」(ギュゥー

電「(…もしかしてまともな方のほうが少ないのでしょうか……)」

――――――
――――
――

~艦娘の部屋:第六駆逐隊


雷「…司令官ってほんと表情変わらないわよね」

暁「突然何よ?」

響「今更だね」

電「どうしたのです?」

雷「今は慣れたからどうも思わないけど、やっぱり笑顔でいてくれたほうがこっちも嬉しくない?」

雷「撫でてくれるときとかも…無表情じゃなくてさ……」

響「…まあ、それはあるね」

電「……確かに…」

暁「そうね…撫でるときくらいは…」

雷「…素直になったわね」

暁「………もう意味ないし」

響「最初からなかったけどね」

暁「くっ…」

雷「…私たちといるのは嫌なのかな……」

響「それはないよ」

暁「…即答ね」

響「…まあ…だって、そうだとしたらあんなに私たちを心配したりしないと思う」

電「はい…嫌なら頭を撫でてくれたりはしないと思うのです」

雷「…そうね。でも……それならなんであんなに無表情なんだろ……」

電「えっと…雷ちゃんは、司令官さんを笑顔にしたいのですか?」

雷「…そうね、とりあえず表情を変えてほしいんだけど…まあ怒るよりも笑ってるほうがいいわね」

雷「というわけで、司令官を笑顔にできることは何かないかなーって」

電「司令官さんを笑顔にする方法ですか…」

暁「…くすぐるとか?」

響「やってみなよ、暁が」

暁「嫌よ、そんな恐いこと…」

雷「百パーセント返り討ちに遭うわね…」

電「…この前の響ちゃんみたいになるのですね……」

響「電、それは忘れようか」

電「ごめんなさい」

雷「他に案は?」

響「…お笑いとか?」

雷「誰がやるの?」

響「もちろん暁が…」

暁「なんでよ!? 響がやればいいじゃない!」

響「あの司令官がそんなので笑うとは思えない」

暁「それでやらせようとしたの!?」

電「確かにそういうので笑うようには見えませんね…」

雷「他に」

暁「雷は何かいい案ないの? 言いだしっぺじゃない」

雷「私? う~ん、そうねぇ………司令官も男の子だし……エッチなことになるとにやけたりとか…」(///

電「はわわわ…」(///

響「痴女は放っておこうか」

暁「そうね」

雷「あ! ち、違うから! 別にそんな…!」

響「はいはい。じゃあ、電は何かある?」

雷「うぅ~…」

電「そうですね…無理に笑わせるんじゃなくて、喜ぶようなことをすれば自然に笑顔になるのでは?」

雷「喜ぶことね…」

響「何かあるかな…」

暁「…撫でてあげるとか」

響「してほしいなら頼めばいいじゃないか」

暁「そういうわけじゃないし!」

雷「まあ、司令官がそれで喜ぶとは思えないわね」

響「…何かプレゼントするとかは?」

電「それはいいかもしれませんね。でも、何をあげるのですか?」

響「あかつ…」

暁「いい加減にしてよ!?」

響「じゃあ雷にしよう。エッチなこともおまけにつけて」

電「それは…」(///

雷「ちょっ、響、やめて! ていうか響がプレゼントになればいいじゃない!」

響「私が……? ………………………………」(///

暁雷電「…」

雷「……あんたってそんな可愛い反応したっけ?」

暁「響が紅くなるなんて…いったい何を想像したのよ?」

電「そ、そんなに過激なことなのです!?」(///

響「いや違うから! ただ…」

雷「…ただ?」

響「……ちょっと…いいかも…って………」(///

雷「…プレゼントは響ね」

暁「さんせーい!」

響「え、ちょっと!? …電は!?」

電「響ちゃん…ごめんなさい」

響「……」

暁「それで、響をプレゼントするとして…どうやってあげるの?」

響「本気なのか!?」

暁「嫌じゃないんでしょ?」

響「…それは……じゃなくて! そもそも! 私をあげるってどういう意味なのさ?」

電「(響ちゃんが言い出したんじゃ…)」

雷「私を好きにしていいよ、って感じでいいんじゃない?」

暁「なんかエロいわね」

雷「じゃあエッチなこともありで」

響「…悪かったから………許して……」

雷「(……可愛いなんて思ったらダメよ私…)」

雷「……ふざけるのはこれくらいにして…」

暁電「本気じゃなかったの(です)!?」

雷「えー…」

響「よかった…」

雷「……何か他にはない?」

暁「…ふあ…ぁふ……もう眠いんだけど…」

電「電もちょっと眠いのです…」

雷「しょうがないわね…今日はここまでにしましょ。おやすみ」

響「…おやすみ」

暁「おやすみぃ~」

電「おやすみなのです…」

響「(…司令官の好きなように………いやいやいや! ………………寝よう)」

――――――
――――
――

今日はここまでで
響可愛いでふ

昨日メンテ明けに久しぶりにフレンチクルーラーを求めて2-5に行ったら鯨が網に引っかかりました
…何ですかあの子すごいかぁいいじゃないですか即刻お持ち帰りですよ




…フレンチクルーラーもください

??「素敵なドーナツパーティするっぽい?」

あ、あなたはお呼びじゃないんで

??「あたしじゃ不足っぽい!?」

??「ポンデリングで我慢するデース!」

ポンデリングはもういいです、フレンチクルーラーください



おやすみなさい

*****閑話******



ガチャ

響「お帰りなさい」(トタトタ

ああ、ただいま

響「晩御飯もうできてるから食べよう。久しぶりにボルシチ作ったんだ」

お、ボルシチか。そいつはいいな。早く食べよう

響「ん。じゃあ用意するから、その間に着替えてきて」

分かった

――――――

いい匂いだな

響「腕によりをかけたよ」(コト

…随分たくさんよそったな

響「そんなことないよ」(スッ

……どうして隣に座るんだ?

響「駄目?」

駄目ではないが…いつもは向かい合って座るじゃないか

響「今日はこっちがいい」

そうか……あと…お前の分はどうした?

響「ちゃんとあるよ。心配いらない」

一緒に食べないのか?

響「細かいことばかり気にしないの。ほら、いただきます」

…いただきます……どうしたんだ今日は?

響「む…」(スッ

おい、俺のスプーン…

響「はい、あーん」

……

響「あーん」

…ほんとう、さっきから一体なんなんだ? 変なことばかり

響「むむぅ……あーん」

…あーん……(パク

響「はい。どう? おいしい?」

ああ、すごく美味い

響「それはよかった」(パク

…自分の分はあるんじゃなかったのか?

響「これが私の分」

…俺の分は?

響「これ」

……量が多かったのはそういうことか…

響「そうだよ。はい、あーん」

…あーん(パク

響「あっ、口に…」

おっ…ティッシュティッシュ…

響「待って、私が。じっとしてて」

ん? ああ…

響「ん……」(ペロ

うぉっ。………なぜ舐める…

響「もったいない」

別にこのくらい…

響「ほんとはしてみたかっただけだけど」

……そうか

響「うん」

なあ…どうしたんだ? 今日はやけに甘えてくるというか…少しおかしくないか?

響「………さっきから……本気で言ってるの?」

…ああ

響「…………ほんとに分からない? 今日がどういう日か考えてよ」

……今日…麦とろの日…はどうでもいいか……和菓子の日…

響「………もういい………おやすみ…」

……………あー……駄目だ……覚悟を決めろ…

――――――

ガチャ

響…

響「………」

なあ…

響「…出てって」

……響

響「………」

悪かった

響「…いまさら何?」

…ふざけてすまなかった……少し、柄にもなく緊張していた

響「…緊張? 何に?」

……響、大事な話がある

響「…こっちの大事なことは覚えてないくせに、そっちの話は聞けって言うの?」

頼む、聞いてくれ

響「いやだよ! さっきからなに勝」

誕生日おめでとう

響「手…に……」

お前の誕生日を忘れるわけがない

響「……ならなんで忘れたふりなんてしたの?」

忘れたふりというか……言い出すのが…

響「なんで? そんな言いにくいことじゃないでしょ」

……俺にとっては大変なんだ…

響「いや、そんな誕生日くらいで…」

違うんだ。あ、いや、違うこともないが…少し違ってな…

響「…何言ってるか分かんないんだけど」

すまない……すー………はー………

響「……」

……渡したいものが…ある

響「プレゼントってこと? でも、それでもそんなに緊張することじゃ…」

プレゼント…と言ったら自惚れすぎというか…アレだが……これを…受け取ってくれると嬉しい(パカ

響「……! まさか!?」

…受け取ってくれるか?

響「あ、ああ! もちろんだ!」

よかった………断られたら死のうかと…

響「そ、そんな極端なこと…」

本気で思っていたがなあ…お前に嫌われたりしたら生きていけない

響「…大丈夫だよ。私があなたを嫌いになるなんてありえない」

…さっきはかなり怒ってなかったか?

響「う…それは……ちょっとさすがに腹が立ったから……」

…本当にすまなかった

響「いいよ、許してあげる。忘れてたわけじゃなかったし。…すごいプレゼントもくれたし」

そうか…ありがとう。じゃあ左手を…

響「うん………緊張するな…」

俺もだ…(スッ

響「お…おぉぉ……」

ど、どうした?

響「いや……ちょっと……感動して………あ…涙が……ぅ…ぐす…」

…響、大好きだ、愛してる(ギュ

響「うん……私も…Я очень люблю тебя」(ギュ

………響

響「ん……ちゅ…」

――――――

響「はっ!!?」(ガバ

雷「くかー…」

電「( ˘ω˘)スヤァ」

暁「お子様…言うなぁ……」

響「………夢………………あんな話してたからか……」

響「……………………」(///

――――――
――――
――

今日は響ちゃんの誕生日(進水日)だそうで
全然本編に絡みませんが小話です


【大鯨ちゃん出演決定】

遅くなったのは鯨ちゃんのせいです。鯨ちゃんが可愛いから悪いんです
どうしても登場させたかったんです
なんとか捻じ込もうと試行錯誤してました








フレンチクルーラーください
なんで二人目の鯨ちゃんのほうが先に来るんですか…

おやすみなさい

~艦娘の部屋:第六駆逐隊


雷「それじゃ…司令官へのプレゼントを考える会議~」

響「なんのひねりもない…」

暁「他にいいタイトルはなかったの?」

雷「そこうるさい! どうでもいいから何がいいか考えなさい!」

電「えーと……」

響「…というか…何をあげるかもそうだけど、なんて理由をつけて司令官に渡すの?」

暁「そりゃ笑ってほしいから…」

響「そうじゃなくて、いきなりこれあげるとか言うのもちょっと変でしょ? 笑ってほしいからとも言えないし」

電「それもそうですね……」

雷「そうねぇ……これからもよろしくとか、そういうのでいいんじゃない?」

電「あとは…いつもありがとう…とかですか?」

暁「まだそういうこと言うほど長い間一緒にいないような気もするけど」

雷「あら、感謝を伝えるっていうのはいいと思うわよ?」

電「はい、小さなことでもお礼は言わないといけないのです」

暁「お、お礼はちゃんと言えるし」

響「お礼か…」

電「感謝のお手紙でも書きますか?」

雷「でもそれってあんまりプレゼントって感じはしなくない?」

暁「む~……」

響「……ねぇ、こういうのはどうかな?」

――――――
――――
――

~提督室


ガチャ

提督「ん? 四人揃ってどうした?」

雷「いくわよ…せーの!」

第六「司令官(さん)、いつもありがとう(なのです)!」

提督「……これは?」

響「プレゼントだよ。もらってくれると嬉しい」

電「みんなで一緒に書いたのです」

提督「広げてもいいのか?」

暁「もちろん! ていうか早く見なさいよ」

提督「…すぱしーば……ありがとう…か。礼を言われるようなことはしていないと思うがな…」

響「そんなことないよ」

雷「そうよ、司令官にはお世話になってるもの」

暁「いいから受け取っておけばいいのよ!」

電「こういうのは…嫌いでしたか?」

提督「いや、そういうわけじゃない……嬉しいよ、本当にありがとう」

響「……駄目か…」

提督「ん? 何がだ?」

響「なんでもないよ…これからもよろしく」

提督「…ああ…そうだ、いいものをやろう」(ゴソゴソ

提督「ほら、皆で食べるといい」

電「これは…」

暁「アイス券!」

雷「もらっていいの?」

提督「掛け軸の礼だ。まみやに行って食べてこい」

雷「じゃあ司令官も一緒に行きましょ!」

提督「いや、私は…」

響「行こうよ、ね?」

提督「…分かったよ」

~甘味処『まみや』


間宮「アイスには自信がありますから、皆さん存分に味わって下さいね」

第六「いただきまーす」(パク

暁「おいひー!」

電「冷たくておいしいです」

響「…司令官は食べないの?」

提督「私はいい」

雷「…司令官」

提督「ん?」

雷「私の一口分けてあげる。はい」

響「む…」

提督「いや、私のことは気にしなくていいから食べてくれ」

雷「私が食べてって言ってるんだからそっちこそ気にしなくていいの。ほら早く。溶けちゃうでしょ」

提督「……そうか…では…」(パク

電「(…間接キスなのです……)」

響「むむ……」

雷「おいしいでしょ?」

提督「…ああ…そうだな」

響「司令官」

提督「……なんだ?」

響「はい、あーん」

雷「はあ!?」

暁「なっ!?」

電「はわわ!?」(///

提督「………」

響「ほ、ほら…あーん」

提督「なあ……さすがにそれはどうなんだ?」

響「いいから…早く食べてよ…」

提督「……」(パク

響「…」

提督「…」

響「い、今のはあれだよ。私のは雷と違う味だから私のも司令官にあげようと思っただけ。それだけだから」

提督「ああ…そうだな…そういうことにしておこう」

電「あ、じゃあこっちも食べますか?」

響「……え゙?」

提督「電…これ以上混ぜ返さないでくれ…」

電「? みんな違う味ですから一口ずつ食べるといいと思うのです」

提督「……」

響「……もう何でもいいよ……食べればいいんじゃない…?」

電「ではどうぞ」

提督「……」(パク

電「ほら、暁ちゃんも」

暁「な、なんでよ?」

電「暁ちゃんのも食べさせてあげるのです」

提督「いや…別に嫌なら…」

雷「大人ならそんなけちなこと言わないわよー?」

暁「…分かったわよ。ちょっとだけだからね」

提督「無理しなくても…」

暁「いいから食べるの!」

雷「響はあーんしてたし、一番大人な暁は口移しかしら?」

暁「ふぇっ!?」

電「雷ちゃん!?」

響「ちょっ…!?」

――わっ! とっ!? キャー!!?

ドンガラガッシャンボーン

提督「…間宮ー? 大丈夫かー?」

――は、はい! 大丈夫ですので、気にせず続けて下さい!

提督「続けられると困るんだが…」

暁「ま、待ってなさい! 今…」

雷「暁!? 待って! しなくていいから!」

響「ていうかさせないよ!」

電「そ、そういうのはこう…順番とかがあると思うのです…」(///

暁「くく、くしうちゅしくらいれきるわ! 見れなしゃい!」

提督「待て暁」

暁「にゃによ!」

提督「…」(パク

第六「あ…」

提督「これで全員のを一口ずつ食べたからいいだろう。私は部屋に戻る。あとは皆でゆっくり食べてくれ」

第六「………」

雷「…溶けないうちに食べましょうか……」

電「そうですね…」

暁「………」

響「疲れた……」

――――――
――――
――

ヒエー…遅くなりました、少なくてすみません
大鯨ちゃんはもうしばらく待って下さい

ていうか2-5って本当にフレンチクルーラー落ちてるんですか?
鯨三匹落ちる間にフレンチクルーラーも一個くらい落ちててもいいんじゃないですか?
まあ20回くらいしかボスまで行ってないんですが…

誰か鯨とフレンチクルーラー交換して下さい



第六を食べ…コホン…第六にアイスかけて食べたい(?

おやすみなさい

さげたまま…
疲れてたんです…

雷「司令官、大丈夫? ケッコンする?」

ぜひ!(即答)

~提督室


コンコン

提督「…どうぞ」

ガチャ

鳳翔「失礼します。初めまして、鳳翔と申します。突然すみません」

提督「いや、別に気にしなくていい。それで、用件はなんだ? ここに配属されるという話は聞いていないが?」

鳳翔「はい、実はここの近くに居酒屋を開くのでこちらにもご挨拶をと思いまして」

提督「居酒屋を…解体されたのか? それとも引退したか?」

鳳翔「ええまあ…そんな感じです。私ももう旧型で前線だと役に立ちませんし」

提督「そんなことはないだろう。艦娘としても最古参の空母だ。誰よりも豊富な経験があるじゃないか」

鳳翔「いえ、経験だけでは皆さんには勝てませんよ。ですので裏で何かお役に立てればと思いまして」

提督「…そうか。分かった、ここの皆にも話をしておこう。開店したら顔を出す。そのときはよろしく」

鳳翔「ありがとうございます、お待ちしていますね」


――――――
――――
――

~艦娘の部屋:天龍田


天龍「なあ龍田…」

龍田「なあに~?」

天龍「暇だ…」

龍田「そうね~」

天龍「なんかおもしろいことねぇか…?」

龍田「響ちゃんとでも遊んでくれば~?」

天龍「…………なんで響となんだよ?」

龍田「響ちゃんと遊ぶのはいやなの~?」

天龍「もうそのフリにはのらないからな! つかなんでそんなにあいつの話振ってくるんだよ!?」

龍田「天龍ちゃんの反応おもしろいし~」

天龍「…ケッ。ちょっと出てくる」(ドッスドッス

龍田「響ちゃんのところ? いってらっしゃ~い」

天龍「ちげぇし!」(ガチャ

響「ん? やあ、天龍。おはよう」

天龍「っひょぉうっ!?」

暁「ちょっと、いきなり奇声あげないでよ!」

雷「何? どうかしたの?」

龍田「あら~、みんなお揃いで~」

天龍「な、なんでここにいるんだよ?」

響「? 司令官のところへ行くのに通りかかっただけだよ」

龍田「あら、出撃?」

響「うん、実戦訓練をね」

暁「やっぱり海に出ないとね」

龍田「四人で行くの? よかったら私たちも一緒に行ってもいいかしら?」

雷「もちろんよ」

天龍「おい、なんでオレまで…」

龍田「いいじゃない、暇だったんでしょ~?」

天龍「そりゃそうだけどよ…」

響「? 天龍も行こうよ」

天龍「………わかったよ」

龍田「よかったわね~」

天龍「……チッ」


~提督室


提督「…分かった。それで、旗艦は誰にするんだ?」

暁「ふふん! もちろん暁よ!」

響「…心配なんだけど」

雷「同じく……」

暁「何よ二人とも!」

響「…暁、旗艦になったら戦闘中もずっとみんなのことを見て指示を出さなきゃいけなくて、すごく忙しいんだよ?」

暁「それくらい分かってるわよ」

響「もし間違った指示をしちゃったら大変なことになるんだよ?」

暁「…大丈夫よ」

響「万が一、暁のミスで誰かが沈んだりでもしたら…司令官ものすごく怒ると思うよ?」

暁「う……」(ガクブル

提督「響、やめてやれ」

響「うん。暁、ごめんね。大丈夫だよ」

提督「暁、旗艦がしたいならかまわん。何事も経験だ。ただし、電や響のアドバイスはしっかり聞け。いいな?」

暁「わ、分かったわ…」

提督「皆それでいいか?」

龍田「大丈夫よ~」

提督「では行ってこい」

ゾロゾロ

バタン

提督「……ふむ…」

~南西諸島海域


雷「うーん、そんなに強そうなのはいないみたいね」

天龍「主力のやつらも沈めちまったし、残った雑魚がうろうろしてるだけだな」

響「鍛錬にはちょうどいいかもね」

龍田「じゃあ暁ちゃん、指示お願いね~」

暁「任せなさい! えーっと……とにかくまずは戦力を削りなさい。中破以上にしてからゆっくり狙っていくわよ」

暁「…それから…あとは……あっそうだ、全員絶対に沈まないこと!」

暁「こんな感じだったわよね…うん、合ってるはず…」

響「………」

雷「………」

暁「…ねえ、なんで黙ってるのよ…何か言いなさいよ、変なところでもあった?」

響「いや…ちょっとね、意外にちゃんとできてると思って」

雷「そうね。全員突撃ー! とか言って突っ込んだりしないか心配だったんだけど」

暁「そんなことしないわよ!」

響「まあ、少し大雑把かもしれないけどいいんじゃかな。電はどう?」

電「……」

雷「電?」

電「あっ…はい、そうですね……任務で来ているわけでもないですし、無理に沈めなくてもいいと思うのです」

天龍「…なあ響、なんかあいつ変じゃねぇか?」

響「うん、部屋にいるときはこんなんじゃなかったと思うんだけど…」

龍田「大丈夫~? 調子悪いなら無理しなくても…」

電「いえ…大丈夫なのです。心配いらないのです」

雷「ねえ、敵が近くまで来てるわよ」

響「暁」

暁「うん。みんな、今はとにかく敵を倒すわよ!」

――――――
――――
――

提督室


暁「ただいま…」

提督「おかえり。お疲れ様…不機嫌そうにしてどうした?」

暁「…別に、なんでもないわ」

提督「そうか? 旗艦もしっかりこなせていたんだからいつもみたいに堂々としていればいいじゃないか」

暁「でも敵はあんまり倒せなかったし…」

提督「大したことじゃない。皆無事に帰ってきたなら十分こなせていると言える」

暁「むぅ……」

提督「それから、MVPはすまないが少し待ってくれ。後で声をかける。では電だけここに残ってくれ、少し話がある」

提督「では皆は入居と補給を。解散」

電「………」

ゾロゾロ

暁「……」

響「ほら行くよ」

暁「うん…」

バタン

電「………」

提督「さて…電、何か飲むかね?」

電「…え?」

提督「遠慮はいらないから好きなものを言ってくれ」

電「……では…牛乳を…」

提督「分かった。そこに座っていてくれ」

電「……」

提督「ほら」(コト

電「…ありがとうなのです」

提督「…」(ズズ

電「…」(チビチビ

提督「………」

電「……あの…お話というのは…」

提督「そうだな…自分で何か心あたりはあるか?」

電「…さっきの…出撃のことですか?」

提督「まあ…はずれではないが、正確にはその原因だな」

提督「出撃中…というか出撃前にここへ来たときから様子がおかしかったが、何を考えていたんだ?」

電「……」

提督「言いたくないことか?」

電「………はい…」

提督「理由は?」

電「言ったらきっと、司令官さんは怒るのです」

提督「私が怒るような内容なのか?」

電「…分からないです…司令官さんだとちょっと……でも、司令官さんの立場だと怒るはずなのです…」

提督「そうか。なら…俺には話せるか? 提督ではない俺に」

電「……あ」

提督「まあ、ただの詭弁だ。それでも駄目だというなら仕方ないが…」

電「いえ…大丈夫です、司令官さんなら……聞いてくれますか…?」

提督「ああ」

電「……えっと…その……割り切れなかった…んです…」

電「深海棲艦は倒さなきゃいけない敵なのに…倒したくないって……」

提督「……」

電「私たちは深海棲艦と闘うための存在です。深海棲艦からみんなを守るための…」

電「今までの戦闘はそう思って、仕方ないんだって思ってやってきました。みんなのためには…仕方ないって…」

電「………今日は……そう思えませんでした……」

提督「…なら、どうして今日も出撃したんだ? 任務ならともかく、今日は残っていることもできただろう?」

電「…敵を助けたいなんて言えないから……一緒に行って、逃がせる子は逃がせたらと思って…」

提督「…なるほど」

電「ごめんなさい…」

提督「何の謝罪だ?」

電「敵を逃がすなんて…そんなこと……」

提督「俺は提督じゃないからな、謝られても困る」

電「……そうですね」

提督「それで、これからどうしたいんだ? 闘いは嫌なんだろう?」

電「…分からないです……みんなのことは守りたいです。そのためには闘わなきゃいけないとも思います…」

電「戦闘には勝たなきゃいけないと思います……でも、必要ないならしたくないです…できれば闘いたくはない…です……」

電「こういうのは…戦争には勝ちたいけど、命は助けたいって…おかしいですか…?」

電「仲間みんなを守りたい、敵もみんな助けたいと思うのは…ダメなんでしょうか…?」

提督「………いや、そんなことはない。そう願うことは悪いことではない……」

提督「できれば…いいんだがな……」

電「………」

提督「…すまない…私には………」

電「いえ、あれもこれもなんてわがままです。しょうがないです…」

提督「…それと、今まで辛い思いをさせていたことも…すまない」

電「それが司令官さんのお仕事で、私たちの役目です………だから…これからはちゃんと闘います」

提督「………だが…」

電「…助けたいとは思いますが、みんなが傷つくのを黙って見ていることもできません……みんなを傷つける敵は……倒します…」

提督「………」

電「…お部屋に戻りますね」

バタン

提督「……………」

――――――
――――
――

ここまで
遅くなりましたすみません
いくらなんでもこれは…
期限がないとどうしても優先度が低くて
というかどうして期限というのはどれもぎりぎりで設定してくるんですかね…
もっと頑張ります


暁以外にもお漏らさせたい今日この頃
おやすみなさい

艦娘の部屋:第六駆逐隊


雷「司令官の話ってなんなのかな…」

響「話の内容…電の様子がおかしかった理由だよね」

雷「そうね…どうしたのかしらね……」

響「何とかしてくれるとありがたいけど…」

暁「…二人とももう少し落ち着いたら?」

雷「……今日はやけに静かなのね?」

響「暁にそんなこと言われるとはね」

雷「響のときはあんなに…」

暁「うっさい」

ガチャ

電「ただいまなのです」

響「…おかえり」

雷「…何の話だったの?」

電「大したお話じゃないのです。少し調子が悪いんじゃないかって訊かれただけです」

響「ふーん…」

雷「そう…で、大丈夫なの?」

電「はい、心配かけてごめんなさいです。もう…大丈夫なのです……」

ガチャ

響「暁? どこ行くの?」

暁「ちょっと散歩」

響「…いってらっしゃい」

バタン

雷「………」

~提督室


暁「ねえ、電になんて言ったの?」

提督「突然来て何のことだ? もう少し説明をしてくれ」

暁「…あの子さっき戻ってきたんだけど、どんなだったか想像できる?」

提督「……とりあえず…暁がここに乗り込んでくるくらい…ひどかったか…」

暁「そうね。泣きそうな顔…雰囲気…かな……に見えた」

提督「…そうか」

暁「泣きそうなのに必死に我慢して笑顔貼り付けて…大丈夫だって……」

暁「あんなのすぐに分かるわ。響も雷も気づいてたはず…」

提督「……」

暁「司令官が酷いことを言ったりしないとは思ってる。そのくらいは信じてるから」

暁「それじゃ最初の質問に答えてくれる?」

提督「………何も言っていないよ」

暁「…そんなわけないでしょ。正直に答えて」

提督「本当だ、何も言っていない……言えなかった」

提督「かける言葉もろくに見つけられなかったよ」

暁「…………そう……まあ、あの子を責めなかったことは感謝するわ」

提督「なぜ電を責めると?」

暁「敵を逃がすなんていけないことでしょ? 司令官のこと信じてはいるけど、立場的には見逃せないかなーとも思って…」

暁「さすがに一言くらい何か言ったかなと…」

提督「電と同じことを言うんだな」

暁「そういうものなんじゃないの?」

提督「…まあ…な。深海棲艦はできる限り沈めなければならない」

暁「そうよねー…」

提督「だから私は逃がしたからといって責めたりしない」

暁「え? なんで? みんな倒さないといけないんでしょ?」

提督「しっかり聞け。できる限り、だ。沈められないというなら沈めなくてもいい」

暁「……それ…屁理屈…」

提督「物事をずべて素直に捉えていては生きていけんのでな。とにかく、そんなわけだから安心してくれ」

暁「…まあこっちからしたらありがたいけどね……」

提督「それにしても、よく電のことが分かったな」

暁「司令官も気付いてたんじゃないの?」

提督「いや、様子がおかしいから話を聞きたくて呼んだんだ。原因までは知らなかったよ」

提督「そもそも戦闘の様子だって見えてはいないんだ。電が敵を逃がそうとしていたというのは話を聞くまでわからなかった」

暁「あーそっか、それもそうね」

提督「私と違って見ていたから気付けたんだろう?」

暁「まあ、そうね。最初は調子が悪いくらいにしか見えなかったけど」

提督「ほう…それでよくもまあ…」

暁「旗艦は戦闘中もみんなを見てなきゃいけないって言われたからね…それでなくても心配だったし」

提督「十分どころか立派にこなしているじゃないか」

暁「バカにしないで、これくらい当然よ」

提督「そうか…では暁の攻撃も当たっていなかったというのは?」

暁「…………」

提督「…どうした?」

暁「…えっと……ちょっと調子悪かっただけよ…」

提督「…ここに来てそれはさすがにないだろう……」

暁「いやっでも……ぅ…」

提督「もう認めたようなものだ…別に隠すことでもないんじゃないか?」

暁「………なんでいきなり鋭くなるのよ…」

提督「さすがにネタばらしされた後ですら分からないほど鈍くもない。電の気持ちを汲んだんだろう?」

暁「……そうよ、当たり前でしょ。あの子が必死に逃がそうとしてるのに、それを攻撃するなんてできないわ」

暁「そりゃあ敵は倒したかったけど、そんなことしてあの子を悲しませるわけにはいかないから」

提督「いい姉じゃないか」

暁「……それくらい普通よ…妹の気持ちを無視するなんて姉失格なんだから」

提督「そうか……ああそうだ。暁、今日のMVPは暁だ。何か要望はあるか?」

暁「………いきなりね…ていうか今日は全然…」

提督「何を言っている。初めてでも旗艦の役目をこなして、姉としても妹の様子をしっかりと見ていた」

提督「MVPとするには十分だ。おとなしく貰ってくれ」

暁「…分かったわ。じゃあ要望だけど………電のことをお願い…できればあの子の願いを叶えてほしいいけど…それはやめとく」

暁「難しいことだってくらい分かってるわ。さっきは屁理屈言ってたけど、まったく沈めないってわけにはいかないでしょ?」

暁「無理は言わない。だからせめて、あの子のこと頼むわ。司令官にしかできないこともあると思うし」

提督「分かった、気をつけよう。他に何かあるか?」

暁「? 一つだけじゃないの?」

提督「電のことはどのみち何とかしなければと思っていたから、これをカウントするのもな」

提督「あとは妹を思いやる優しい暁に免じてということで。何か自分のためのことを言っていいぞ」

暁「ぅ…照れるわね……でもなー……何も考えてなかったし………」

提督「今でなくてもいいから思いついたら言ってくれ。そろそろ三人のところに戻ったほうがいいだろう?」

暁「…そうね……じゃあ考えとくわ」

バタン

提督「…………」

――――――
――――
――

~提督室


鳳翔「あ、えーと…こんにちは、鳳翔です。わざわざお集まりいただきすみません」

鳳翔「本日、無事居酒屋を開業することとなりました」

鳳翔「駆逐艦から戦艦まで、皆さんにお楽しみいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします」

鳳翔「皆さんのご来店、お待ちしております」

提督「…では、これで。皆わざわざすまなかったな。好きなときに行っていいから、酒でも料理でも、何でも存分に楽しんできてくれ」

金剛「イエース! それじゃ早速ー! みんなで一緒に行くデース!」

提督「ああ、いってらっしゃい」

金剛「みんなって言ったデース。もちろんテートクも一緒デースヨー?」

提督「いや、私は…」

金剛「たまにはテートクともおしゃべりしたいんデース」

榛名「お姉さま、忙しいでしょうしあまり困らせては…」

長門「いいではないか。仲間との親睦を深めるのは大切だ。なら提督も一緒に行ったほうがいい。むしろ行くべきだ」

提督「…そうだな、分かった。一緒に行こう」

長門「うむ」

金剛「それじゃ改めて、みんなで行くデース!」

~居酒屋「ほうしょう」


提督「では鳳翔、すまないが適当に料理を頼めるか?」

鳳翔「はい。それでは皆さん、少々お待ち下さい。すぐにお料理をお持ちします」

赤城「…楽しみです……」(タラ

加賀「赤城さん、涎……えっと…ティッシュ……ありました」(フキフキ

赤城「ハッ! すみません!」

加賀「いえ」

翔鶴「加賀さん、どうぞ」つゴミ箱

加賀「いりません」

翔鶴「え? …あの……」

加賀「………」

翔鶴「…すみません……」

赤城「…?」

加賀「赤城さん、座って料理を待ちましょう」

赤城「そうですね。三人で一緒に食べましょう」

翔鶴「え? でも…」

加賀「…………………」

赤城「加賀さん、いいですよね?」

加賀「……………はい…」

赤城「加賀さんもいいって言っていますし、ね?」

翔鶴「えっと…」

赤城「同じ空母同士、仲良くしましょう。ほら」(グイ

翔鶴「わ、分かりました」

加賀「………………」

熊野「居酒屋…初めてですわ…どんなのが出てくるんでしょう…」

鈴谷「そんな身構えなくても大丈夫だよー」

熊野「でもマナーとか…」

鈴谷「居酒屋でそんなの気にしないの。みんなで楽しく食べられればいいんだから」

天龍「そうだぜ。んな堅っ苦しいこと考えんな」

龍田「そうですよ~。強いて言えば楽しむことがマナーですよ~」

熊野「はぁ…そうですの?」

鈴谷「うんうん、というわけで…二人も一緒に?」

龍田「じゃあ、お邪魔してもいいかしら?」

天龍「ならオレも」

鈴谷「よっし、じゃあ食べよー!」

暁「どんな料理が出てくるかな?」

雷「ハンバーグとかだといいわね、暁ー?」

響「…お子様ランチ?」

暁「なんでよ!?」

電「響ちゃん、違うのです。もう夜だからランチじゃなくてディナーなのです」

暁「そういうことじゃなーい!」

長門「金剛よ、一緒に飲まないか?」

金剛「アー…ワタシはテートクと…」

長門「む……そうか……すまない…」

榛名「長門さん…」

金剛「そ、そんな悲しそうな顔しないでヨー。分かったデース、少しだけなら一緒に」

長門「おお、そうか。ではこっちで」

榛名「あ、榛名もご一緒します」

長門「うむ、大歓迎だ。鳳翔よ、艦娘冷却水を三つ」

鳳翔「かしこまりましたー」

金剛「ちょっと待つネ! それ何デスか!?」

榛名「艦娘…れい…きゃく……すい……?」

長門「そうだ。とある駆逐艦の冷却水だ」

金剛「え゙……」

榛名「ほ…本当に…?」

長門「…いや、別に本物の冷却水ではない。そういうコンセプトの飲み物だ」

金剛「あ…ああ…」

榛名「そう…ですよね」

長門「だが駆逐艦の冷却水と想像したりすると…」

金剛「その説明はしなくていいネ!」

長門「む…そうか。まあとりあえず飲んで…」

金剛「の、飲むのも今日は遠慮するヨ!」

長門「だが…」

金剛「…また今度…ネ?」

長門「…分かった。あまり無理を言うのも悪いしな…鳳翔、すまないが二つで…」

榛名「あの…榛名も…ちょっと……」

長門「………一つにしてくれ…」

鳳翔「は…はーい」

榛名「…ちょっと…可哀想……ですね」

金剛「でもいくら中身は普通だといっても…ネェ…」

長門「…なぜこれの良さが分からんのだ……」

浜風「皆さん楽しそうですね」

弥生「はい…」

不知火「そうですね」

浜風「………」

弥生「………」

不知火「………」

浜風「……私たちも何か話しませんか?」

弥生「…何を…ですか?」

不知火「そう言うなら何か話題を出して下さい」

浜風「そんな無茶な……姉さんこそ何か話題は?」

不知火「あったら訊いてませんよ」

浜風「じゃあ…」

不知火「では…」

弥生「…えと…すみません…」

浜風「……どうすれば…」

不知火「諦めるしかないのでは?」

浜風「どうしてこんな…」

不知火「そもそも面子が悪すぎると思いますが」

弥生「…すみません…つまらなくて…」

不知火「別に謝らなくてもいいですが…」

浜風「そうですよ、この姉のほうがさっきから…」

不知火「失礼ですね。自分だって大した差はないでしょう」

浜風「姉さんよりはマシなはずです」

不知火「案外自分で思っているのとは違うものです」

浜風「その言葉そのまま返します」

不知火「埒が明きませんね」

浜風「なら第三者に意見を訊いてみるのは?」

不知火「いいでしょう。弥生さん、どう思いますか?」

弥生「……お二人とも…私なんかより…ずっと…」

不知火「……なんだか…すみません」

浜風「えっと…弥生さんも自分で思っているほどじゃないと思いますよ?」

弥生「……ありがとう…ございます…」

提督「皆元気なものだ…」

鳳翔「提督はまざらないんですか?」

提督「邪魔するのも悪い。それよりここで話していてもいいのか?」

鳳翔「ひとまずは。あとはまた注文されたらですね」

提督「そうか」

鳳翔「金剛さんとは話されないんですか? 提督と話がしたいと言っていたんじゃ…」

提督「ああ、金剛なら…」

金剛「ほら榛名ー、榛名ももっと飲むデース!」

榛名「お姉さま…あまり飲みすぎるのは…」

金剛「まだまだ余裕デース!」

提督「あまりまともに話せそうにない」

鳳翔「……そうですね…でも折角皆さんと一緒に来ているんですから、少しくらい誰かとお話とかは…?」

督「別にこれといって話したいことがあるわけでもない。皆だって私以外と話すほうが楽しいだろう」

鳳翔「あまり自分を低く見すぎるのもよくないですよ? 金剛さんだって話したいって言っていたじゃないですか」

鳳翔「きっときっかけが見つけられないだけで、皆さんも金剛さんと同じように思っているはずですよ?」

提督「そういうものかねぇ…」

鳳翔「そういうものです」

鈴谷「鳳翔さーん、注文いーい?」

提督「呼ばれているぞ?」

鳳翔「はーい、少々お待ち下さーい……提督」

提督「なんだ?」

鳳翔「…悩みがあるなら相談にのりますから、いつでもどうぞ。それでは」

提督「………」

――――――
――――
――

ハゲは嫌゛い゛な゛の゛です!!

いやもうホントすみません…
ハゲめ…時間が無い…艦これすらろくにできない…
学生は夏休みとか裏山すぎなのですよ、てーとくにもください
あと睡眠時間もください

今日も頑張らなきゃ、睡眠時間はどこに消えたのか…いってきます



お姉ちゃんしてる暁かぁいいなでくりまわしたいprprprprprprprpr

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月24日 (木) 01:21:55   ID: WGEr0WoX

これじゃない感がヤバイ。作者艦これやったこと無いのかな。不知火のキャラだったり、浜風がいきなり建造されたり、違和感だらけ。

2 :  SS好きの774さん   2014年07月28日 (月) 11:56:03   ID: U3qXHku6

むしろこれでいい

3 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 23:14:44   ID: x8kk7koW

か…完

4 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 21:38:38   ID: fWwQ5f-E

嘘だ!!

5 :  SS好きの774さん   2017年09月01日 (金) 18:05:27   ID: bJ_oiB1b

続きを見たかったああああああ

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom