アニ「ハッ……」
アニ「わ、私は……ぶ、豚小屋……」
キース「声が小さい!!」
アニ「……わた……私は……」プルプル
キース「聞こえなかったか!?」
キース「貴様は豚小屋出身!家畜以下だ!」
アニ「私は……家畜以下……」プルプル
ライナー「ぷっ」
キース「……」ギロッ
ライナー「!?」
キース「どうした?復唱してみろ!!」
アニ「わ…私は…ぶ、豚小屋…しゅ…出身…」プルプル
キース「何ぃ?聞こえんなぁ�・?」
アニ「うっ…うぅっ」グスッ
キース「もう一度いってみろ!!貴様は何者だ!!」
アニ「あ…あぁ…」ガクガク
キース「どうした!?家畜故に喋る事もままならんというのか!?」
アニ「あぅぅ……うぁぁぁぁぁ……」ポロポロ
キース「えっちょっ」
ライナー(うわぁ、耳まで真っ赤になって泣いちゃったよ)
ライナー(しかし…泣いてるアニもいいな!)グッ
キース「お、おい貴様!これぐらいで涙を流すとは何事だ!(やべぇ泣いちゃった)」オロオロ
アニ「うぇえぇぇぇ……あぁぁぁ…」グスグス
キース「そ、それでも兵士になろうとする者か貴様!!(うわぁどうしよう)」オロオロ
アニ「うぅ…うわぁぁぁぁぁぁん」ボロボロ
キース「ご、ごめんね!これは通過儀礼なんだよ?本当はおじちゃん君の事家畜以下だなんて思っていないからね?」アセアセ
アニ「うわぁぁぁぁぁぁん…」ボロボロ
キース「ほらほらー、泣いちゃあ可愛い君のお顔が台無しだよー?」ベロベロバー
ライナー(あんたの立場が台無しだよ…)
キース「ほぉら!おじさんもう怒ってないよー?ホントにゴメンねぇ」
アニ「うぅ、うぇぇ」グスッグスッ
キース「(何とか持ち直したか…!)よ、よーし!そろそろ君のお名前教えてくれるかな?」
アニ「……アニ」グスッ
キース「そうかアニちゃんか!可愛いねぇー!!」ヨォーシヨシヨシ
アニ「うぁ…」ビクッ
キース「!!」
アニ「……触られたぁあぁぁうわぁぁぁぁぁぁん」ビエエエ
キース「」
ライナー(あれ?アニってあんなこだったか?)
その夜・食堂ーーーー
コニー「あのアニって娘の飯、随分多いな」
マルコ「なんでも、教官の根回しらしいよ」
マルコ「皆の前で泣かせてしまったお詫びらしい」
コニー「へー」
アニ(……ごはんいっぱい)
アニ(……うれしい)ホクホク
アルミン「僕なんか『馬鹿みたい』なんていわれたのに…」
おわり
>>12
続けたまえポッター
以上乗っ取りでした
サドなssは無理です…
>>13
無理です大将…
マスコット系か…いいですね
ただ今月から仕事忙しくなるので書くなら纏めてからにします…
即興では流石に限界がありますから
ちょっと暫くお時間戴きたい
いつだって待つさ
>>19
ありがとうございます。少しだけ投下しておきます。
明くる日・格闘訓練――
エレン「アニの奴、また教官にバレない様に巧くサボってるな」
ライナー「ようしエレン、あの不真面目な奴に説教だ」
ライナー「兵士とはどうあるべきか…教えてやろうじゃないか」ニヤニヤ
エレン「…は?」
アニ「…」テクテク
アニ(…はげおじちゃんからにげないと)ブルブル
キース(レオンハートちゃんカワユスなぁ)ニヘラー
アニ「!」ゾゾゾ
キース(あ、やっぱり嫌われてるな)シュン
ライナー「おいアニ!」
アニ「ん…?」
ライナー「教官の頭突きは嫌かァ?」ニヤニヤ
ライナー「それ以上慎重を縮めたく無かったら、ここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」
アニ(ここに…きたとき…?)
エレン「おいなんだよその言い草は…」ハッ
アニ「……」プルプル
エレン(スゲー泣きそうになってる)
アニ(『貴様は豚小屋出身!家畜以下だ!キサマハブタゴヤ…』)ワナワナ
エレン(いつもは怖い顔してると思ったけど…この顔もたまらんな)
ガシッ
ライナー「そらっ!始めるぞエレン」
エレン「お、俺?!」
アニ「……たじゃないもん」ボソッ
エレン「(何か言ったか?)やり方は知ってるよな?行くぞアニ!」ダダッ
アニ「ぶたじゃないもんっ!!」ドゲシィッ
エレン「うぎっ!」ドサッ
エレン(なんだ?!足…蹴られたのか!?)ズキズキ
アニ「…ぶたじゃないもん」ユラリ
ライナー「(え?豚?何言ってるんだよ)そりゃそうだが…短刀を取り上げるまで…っておいアニ!相手はエレ
アニ「ぶたじゃないもんっ!」ドグシャアッ
ライナー「ぶふぅあっ!?」ゴシャアァァァ
アニ「うっ…うぅ…ぶたじゃないもんっ!グスッないもん!」ドゲシッドゲシッ
ライナー「」ビクンビクン
エレン「ア…アニ…もうその辺に」アセアセ
アニ「ないも…グスッ…ないもん」ポロポロ
アニ「ぶたじゃないもぉぉぉぉん」ビエエエ
エレン「すまなかったアニ!悪気はなかったんだ!!」
アニ「うぁぁぁぁぁぁぁん」ビエエエ
キース「イェーガー訓練兵、これはどういう事だ」ヌッ
エレン「きょ、教官!」バッ
アニ「うぁぁぁはげおじちゃんがでたぁぁぁぁぁ」ビビビエエエン
キース「」ガーン
今日はここまで…次はいつになるか明言できませんが必ず書きにはきます。
それではまた…
いいじゃないの
支援
故郷は何故これを諜報員に選んだw
キース「…イェーガー訓練兵」
エレン「はっ!」
キース「宥めてあげなさい」トボトボ
エレン「ちょっ教官!?」アセアセ
アニ「うぇぇ…うう…」グスグス
エレン「(教官まさかの放置プレイかよ…)あー…アニ」
アニ「うぅ…うぇ?」グスッチラッ
エレン(涙目上目遣いやべぇぇぇ)ズギュウウウン
ミカサ(何だろうあの可愛い生き物は)ズギュウウウン
ジャン(うわぁ可愛いなオイ)ズギュウウウン
マルコ(あれが…女神?いや、天使…!)ズギュウウウン
アニ「な…なに?」ビクビク
エレン「あーそのな?先ずは悪かった(怯える姿もまたけしからんな)」
エレン「それとだな」
エレン「泣いてばかりいちゃあ…その…」ポリポリ
アニ「…?」
エレン「かっ、可愛い顔が台無しだぞっ!///」
アニ「?!///」
アニ「…か、かわいい?///」テレテレ
エレン「お、おう!」
アニ「…ぶたじゃない?」
エレン「…!何言ってるんだよ。アニはアニじゃないか」ヨシヨシ
アニ「!」パァァ
アニ「うんっ!」ニコッ
エレン(あ、俺堕ちたわ///)ズギュウウウン
ミカサ(彼女は守ってあげなければならない。そんな気がする///)ズギュウウウン
ジャン(ミカサすまん。やっぱり時代はちっちゃくてテールアップにしてるパツキン美少女だわ///)ズギュウウウン
マルコ(まさか訓練兵になりに来て生ける天使を見つけるとは…!///)ズギュウウウン
キース(流石はグリシャの息子…と言った所か)ウンウン
キース(…私の立つ瀬がないな)ハァ
キース「あ、ブラウス訓練兵とスプリンガー訓練兵ふざけてるから晩飯抜きねー」
キース「後ブラウン訓練兵も何かアレだから抜きねー」
サシャ「ファッ!?」
コニー「ファッ!?」
ライナー「」ピクッピクッ
―――その夜・食堂
アニ(…またごはんいっぱい)ホクホク
ゴハンモリモリ
アルミン「そんな訳でまた教官の計らいで大盛りだねアニは」
エレン「ああ。まぁ機嫌直ってくれてよかったよ」
ミカサ「彼女を苦しめたのだから、教官はあれくらいして当然」
アルミン「あはは…一方で食べ損ねた人もいるみたいだけど」
サシャ「」グゥゥゥ
コニー「」グゥゥゥ
ライナー「」グギュルルゥゥゥ
ジャン「ま、あいつらは自業自得だがな」
マルコ「まぁまぁジャン、そう言わずに」
アニ(…かわいいっていわれた)モキュモキュ
アニ(…うれしい///)モキュ…モキュ…
アニ(あ…)モキュ…
アニ(どうしよう…)モ…キュ…
アニ(…たべきれない)オロオロ
エレン「ん…?アニの奴、様子がおかしくないか?」
アルミン「もしかして…量が多すぎたのかな?」
ミカサ「手が完全に止まっている…ので、恐らくそうかと思う」
アニ(ど、どうしよう…のこしちゃだめだってわかってるんだけど…)オロオロ
エレン(迷いまくってるアニ…堪りませんなぁ)
ミカサ(もう少し見ていたいけど、あのまま放っては置けない)
ミカサ「エレン、エレン」グイッ
エレン「なんだよ、今いいとk…じゃねぇや。アニの様子を伺ってるんだから邪魔すんなよ」
ミカサ「だけどあのままでは可哀想」
ミカサ「エレンが彼女を手籠めにして私も一緒に愛でたい(ここは宥めた実績のあるエレンが助けてあげるべき)」
アルミン「ミカサ!それ本音!本音を口走っちゃってるよ?!」
エレン「よくわからんが…確かに困っているのを放っておくのはダメだよな」
エレン「よし!」スタスタ
アニ「あ…エレン」
エレン「おう。食い切れないのか?」
アニ「…うん」シュン
エレン「まぁそれだけ多いとな。教官…はげおじちゃんももう少し考えて欲しいよな?」クスッ
アニ「…うん」クスクス
アルミン(おっ、機嫌良くなったかな?流石はエレンだねぇ)ウンウン
ジャン「なぁマルコ…」
マルコ「わかってるよジャン、わかってる」
マルコ「だけどあれはエレンじゃなきゃダメだよ」
ジャン「だよなぁ…チッ死に急ぎ野郎め、オイシイ所ばかりかっ攫っていきやがる」
ジャン「だがやっぱよぉ」
マルコ「ああ、ジャン」
ジャンマル「「アニかわいいよアニ」」ハァハァ
エレン「しかし、だ。残っちゃったモンは仕方ねぇ」
アニ「…その、どうしたら…いいかな?」
エレン「ホラ、丁度腹空かした奴らがいるだろ?食べてもらえばいいんじゃないか?」クイッ
サシャ「!」ガバッ
コニー「!」ガバッ
ライナー「!」ガバッ
アニ「…でも、いいの?」
アニ「はげおじちゃん…わけてあげたらダメって」
ガチャッ
扉|ース「アニちゃんなら」
扉|キース「構わんよ」ニッコリ
扉|ース「イェーガー訓練兵は後で『はげおじちゃん』発言について説明しに来い」ギロッ
バタン
エレン「(聞いてたのかよ!)と、とにかくいいみたいだし…な?」
アニ「うん!」ニコッ
エレン(天使やぁ)ホッコリ
ミカサ(天使でんなぁ)ホッコリ
アルミン(天使でっせぇ)モッコリ
ジャン(天使でおまんがな)ホッコリ
マルコ(こりゃ天使だよ)トホホ
アニ「あの…さんにんとも」オズオズ
アニ「たべのこしで…わるいんだけど…」モジモジ
アニ「…よかったら、たべる?」スッ
サシャ「勿論です!むしゃぶり付かせて頂きます天使様ァッ!」グァツグァツ
コニー「ありがとうアニ!もう腹減って死にそうだったんだ!」ガツガツ
ライナー「アニたんの食べかけウマウマ(昼間はすまなかった、有り難く頂くぜ)」ガツガツ
アニ「うわぁぁんライナーきもいぃぃっ!」ドギャアッ
ライナー「ぶぎゃあぁっ?!」ゴシャアァァァ
アニ「えれぇぇぇん…ライナーがぁぁぁぁぁぁ」ビエエエ
エレン「おー怖かったなぁ、あんな変態ゴリラに近寄ったらダメだぞー?」ヨシヨシ
すみませんちょっと席外します
お前らがロリコンという名の紳士だということが良く解った
かく言う私も紳士でねアニたんぺろぺろクンカクンカスリスリハァハァ
日を跨いじまった…
再開します
アニ「うぅ…うん」グスグス
ミカサ(本来なら私がヨシヨシしてもらいたい)
ミカサ(けど、エレンがあやすアニの姿を見れるのでよしとしよう)
アルミン(あぁエレン…君は実に羨まけしからんポジションんにいるよ)
ジャン(死に急ぎ野郎!テメェ羨ま死刑だぞ!)グググ
マルコ(あぁ大天使アニに近付きたいけどこればかりは仕方ないね)グスン
サシャ「フーッ!ご馳走様でしたアニ!貴女は神様天使様ですよー!」ダキッ
コニー「ああ全くだ!これから困った事があったら何でも言ってくれ!」
アニ「さひゃ…くるひぃ…」モゴモゴ
エレン「おいサシャ!アニが苦しがってるだろ!」
サシャ「あわわ、すいませぇーん!」
ヤイノヤイノワイワイガヤガヤ
アニ(ふたりともよろこんでくれた…)
アニ(…それにちょっとなかよくなれたかな?)
アニ(…うれしい)ホクホク
エレン「そうだ、俺教官に呼ばれたんだ」ハァ
エレン「…ちょっと行ってくる」トボトボ
―――教官室
コンコンスココン
キース「入れ」
エレン「失礼します!」ガチャッ
キース「イェーガー訓練兵…先程の発言についてだが」
エレン「はっ!申し訳ありませんでしたぁ!」バッ
キース「いやまあ構わん」
エレン「は、はぁ」
キース「だがなイェーガー」
エレン「はい!」
キース「『はげおじちゃん』と呼ぶのはアニちゃんと二人の時ないしは少人数の時のみにしろ」
エレン「えっ」
キース「いやだってさ…あんまり皆に『はげおじちゃん』って思われたくないじゃん?」ウジウジ
エレン「(えぇー…今更だなぁ)分かりました!以後、気を付けます!!」バッ
キース「よし、ならもう下がっていい」キリッ
エレン「はっ!失礼しました!」
ガチャッバタン
エレン(教官も意外に可愛い所あるんだな)プークスクス
―――またまたある日・立体機動訓練
キース(ジャン=キルシュタイン。独りよがりだけど立体機動まる)
キース(コニー=スプリンガー。馬鹿だけどチマチマ動き回る立体機動まる)
キース(サシャ=ブラウス。芋食って屁をぷぅぷぅこくが立体機動まる)
キース(マルコ=ボット。おとなしいけど気配り上手。立体機動それなり)
キース(ライナー=ブラウン。変態ゴリラ、ホモホモしい。自立機動型サンドバッグ)
キース(ミカサ=アッカーマン。東洋の魔女、歴代随一で諸々まる)
キース(エレン=イェーガー。頑張り屋さんでグリシャの息子、恐ろしい子。伸びしろはまだまだあり)
キース(そして…)
キース(アニ=レオンハートちゃん!普段ちょっぴり怖いけど泣きそうな時の顔がかわいいまる!必殺の蹴りかわいいまる!ちっちゃくてかわいいまる!)
キース(最近ちょっとずつ皆と打ち解けてきてかわいいまる!もうかわいいまる!かわいいまる!)
キース(…こんな所か、アニちゃん頑張ってね!)ニヘェ
アニ「!」ビクッ
アニ(またはげおじちゃんがみてる…)
アニ(…いやだなぁ)パシュッ
カキンッ
アニ「――あ」グラッ
アニ(しまった!アンカーが…)
アニ(おちちゃう…!)
ガシッ
アニ「えっ…」
サシャ「大丈夫ですかアニ!?怪我はしていませんか!?」
アニ「うっうん…サシャ」
サシャ「?なんでしょうか」
アニ「そのっ!ぁ…ありがとう///」モジモジ
サシャ(そないな言われ方したら惚れてまうやろォー!?)ズギュウウウン
アニ「サシャ…?」
サシャ「あ、いえっ!この前のお礼ですから!!///」アセアセ
サシャ「こっここ、これくらいはお安い御用ですからね!///」アセアセ
アニ「うーん…うん?」キョトン
サシャ「(今一理解してへんけどそこが可愛ぇなぁもう!)えーっと!大丈夫な様でしたら」
サシャ「先を急ぎましょうか。さぁ行きましょう!(このまま抱いてたらスケベしたなるやん?///)」
アニ「うん!」
アニ(めいわくかけちゃったけど…)
アニ(たすけてくれた…)
アニ(…うれしい)ホクホク
アニ(それに…)
アニ(ちゃんと『ありがとう』もいえたもん!)フンス
―――これまた別の日・訓練所早朝
アニ(きょうはみずくみのひ)ザバッ
アニ(みんなのために…みんなのために…と)ズシッ
アニ(うぅ…おもい)フラフラトテトテ
アニ(でも…みんなのたあぁっ?!)ガッ
バチャアァァ
もん!とか…もん!とか……
可愛いすぎるやろおおおおおおおお
アニ(…こけちゃった)ジワァッ
アニ(でもおもいんだもん…)グスグス
コニー「あれ?アニじゃねぇか!大丈夫か!?」タタッ
アニ「うあ…コニー」グスッ
コニー「あー…こぼしたのかぁ」
アニ「ひうっ…!ご、ごめんなさい」ポロポロ
コニー「ちょっ!俺に謝ってもしょうがねぇじゃんか!別に怒っちゃいないって!なっ?」
アニ「うぅ…」グスン
コニー「ほら、手伝ってやるよ。早くしないと時間ないぜ?」ヒョイッ
アニ「え…でも…いいの?」
コニー「あ、当たり前だよ!///この間の礼がまだだしな!」フフン
うぬうん
アニ「コニー…ありがとう///」テレテレ
コニー(何だこの気持ち!?///コレが分からないのは俺が馬鹿だからじゃないよな!?)ズギュウウウン
アニ「どうかした…?」
コニー「(はっ!いかんつい見惚れた!)いや!何でもねぇ!」
コニー「よ、よーし今の俺なら同時にバケツ4杯は持てちゃうもんねー!!」グォォォッ
アニ「コニーすごーい」キャッキャッ
コニー「おう!任しとけー!」ズドドド
アニ(きょうもめいわく…かけちゃったなぁ)
アニ(でもおてつだいしてくれて…)
アニ(…うれしい)ホクホク
アニ(それに…)
アニ(またちゃんと『ありがとう』っていえたもん!)フンスフンス
ガサッ
キース(ふむ…この前はブラウス訓練兵)
キース(そして今日はスプリンガー訓練兵がアニちゃんと…)
キース(初めの内はアニちゃんも孤立気味であったが)
キース(イェーガー訓練兵を皮切りに徐々に人が集まりだし…)
キース(少しずつではあるが仲間と呼べる存在が出来はじめた…)ウルウル
キース(あぁアニちゃん…はげおじちゃんは嬉しい限りだよ…)ホッコリ
キース(幾ら通過儀礼とは言え『豚小屋出身!家畜以下!』と言ってしまった自分を毛死体…もとい消したいくらいだ)
キース(そのお陰で未だに避けられちゃうからね…)クスン
キース(でもいいんだ。私は一歩引いて見守るのが丁度いい)グッ
キース(皆と仲良くなっていくアニちゃんを見守るのもまた、父親の様な気分だしな!)ウンウン
このはげおじちゃん優しい
ベルさんとクリスタとユミルの能力を受け継いだアニですね()主にクリスタ
>>68
ありがとうございます
今日はもう寝ます…
書き溜めって意外に早く尽きちゃうんですね
今日も何とかいけそうです
投下します
>>70
ありがとうございます
―――その夜・これまた食堂
エレン「あー食った食った」
エレン「アニもちゃんと全部食べれたか?」
アニ「うん!」ニコッ
ミカサ「アニは偉い。きちんと残さず食べれたのだから」ヨシヨシ
アニ「えへへー」
ミカサ「///(かわいいかわいい二つ以上の意味で食べてしまいたい)」ホッコリ
アルミン「もうすっかり自然に撫でてあげてるね」
エレン「うむ、本来は俺の役なのに」ショボン
アルミン「僕は純粋に羨ましいよ」ショボン
ミカサ「アニはもはや私達の家族も同然。愛でるのは当然の事」
ミカサ「皆で愛でてあげればいいでしょ?」
エレン「そうだな!よしアニ、俺もヨシヨシしてやるからおいで」
アニ「うん!」ニコニコ
アルミン「次は僕も撫でてあげるよ」
アニ「うん!」ニコニコ
エレン(天使だな)ホッコリ
ミカサ(天使だ)ホッコリ
アルミン(天使だね)モッコリ
アニ(かぞく…かぞく、か…)
アニ(…うれしい)ホッコリ
ジャン「あー死に急ぎ野郎さんは羨ましいなぁチクショー…」
マルコ「しょうがないよジャン。輪に入りそびれたのは自分じゃないか」
ジャン「うっ…そうは言ってもよぉ…」
マルコ「あ、その4人の輪にごく自然にサシャとコニーが加わったね」
ジャン「何……だと……!?」
マルコ「うん…しかも結構アニと仲が良いみたいだ」
ジャン「…あぁ、あいつらいつの間に」
マルコ「ジャン…どうやら僕達」
マルコ「乗り遅れたね」ショボン
ジャン「だよなぁ…」グスン
コニー「今朝はアニ水汲み頑張ったもんな!」
アニ「えと…でも…」モジモジ
アニ「コニーがてつだってくれたから…」
アニ「その…ありがとね!」ニコッ
コニー「あれ位何ともないって!」ヘヘン
コニー「また何かあればすぐに助けてやるからな!」
アニ「うん!」ニコニコ
ミカサ「コニーそれは聞き捨てならない。その時の様子を詳しく聞かせるべき」
コニー「様子?そうだなぁー偶々早起きしてブラブラしてたらよ」
コニー「バケツ持ってふらついてるアニがさぁ」
アニ「わぁぁ、ダメぇコニー!///」アセアセ
サシャ「んー?何がダメなんですかぁ?気になりますねぇ」ガシッ
アニ「わ///サシャ…はーなーしーてー///」ジタジタ
エレン「まあまあアニ、俺だって聞きたいな」
コニー「続けるぞ?遠目に見てても危ないと思ったら…」
コニー「案の定転けたんだよな」
アニ「わぁぁもう!いわなくてもいいのに…」プルプル
サシャ(おや?ここいらで離してあげましょうか)パッ
エレン(お?泣き顔入りますか?)
アニ「むぅぅ…!」プクー
アニ「コニーのばかばかばかばかばかばかばかばかぁ~///」ポコポコポコポコ
サシャ(なんと!?)
アルミン(膨れっ面から赤面してのポコポコパンチだって!?)ガタッ
エレン(格闘術の蹴りと比べてこいつは…!新しい境地を見たぜ…)フォォ
ミカサ(…いい人生だった)ブシュッ
アルミン「ああミカサ、鼻血が」フキフキ
ミカサ「ありがとうアルミン…今少し危なかった」
コニー「いたた…すまんすまん。だがその後もアニは頑張って水を運んだだろ?」
コニー「俺はそれを言いたかったんだよ」
アニ「…むぅぅ、でもコニーてつだってくれたからできたんだし…」ムスー
アニ「まぁ、いいや」フゥ
エレン「(くっそコニーめ羨ましいな…)そういう事だったんだな」
エレン「何にしてもアニ…よく頑張ったぞ!」ヨシヨシ
アニ「…うん!」パァァ
サシャ「そう言えばアニ。先程押さえた時に」
サシャ「何やら甘い匂いがしたのですが…」ハァハァ
アニ「あまい?…あ」ゴソゴソ
アニ「たぶんこれ…だとおもう」パサッ
エレン「うん?袋の中に何か入ってるな」
サシャ「それです!甘美な匂いがプンプンしますぅッーー!!」ギュピィン
アルミン「サシャ落ち着いて…アニ、これどうしたの?」
故郷サイド「やべ!派遣するスパイ間違った!」
アニ「はげおじちゃんが…みずくみのごほうび?だって」ンー
アニ「ごはんばかりじゃあきちゃう?…とかなんとか」
アルミン(教官もうそれどんだけ控えめに見ても完全に贔屓だよ…)
アルミン「な、なる程。中を見てもいいかい?」
アニ「うん」コクリ
アルミン「では失礼してっと…」
チラリ
アルミン「…こ、これはっ!?」ガタッ
エレン「どうしたアルミン?」
ミカサ「何をそんなに慌てているの?」
サシャ「勿体ぶらず教えて下さいよォッーーz___!!」ドドドド
アルミン「ご、ごめん…ただこんなもの…昔おじいちゃんの本でしか見た事がないよ…」ガクガク
アニ「?」キョトン
エレン(あ、よく分かってないアニかわいい)
コニー「それで?何なんだよ一体?」
アルミン「ああ…僕の情報に間違いがなければ恐らく、これは―」
アルミン「―――金平糖だよ!」ドォォォォン
アニ「…こんぺーとー?(なんかかわいい)」
エレン「なんだそりゃ?」
コニー「わからん」
サシャ「聞いた事ないですねぇ」
ミカサ「…何か懐かしい響きだけど…やっぱりわからない」
アルミン「無理もないよ。僕だって実物を見るのは初めてだからね」
アルミン「金平糖―その昔、東洋にあったとされる砂糖を使ったお菓子の一種で」ペラペラ
サシャ「お菓子?!やはり食べ物なんですね!」ガタッ
アルミン「まぁまぁサシャ…で、この独特な形状を作るのにはそれなりに時間が掛かるらしい」
アルミン「また、砂糖が主成分なので単品でのカロリー量が高く、しばしば軍隊の携行食や非常食なんかにも使われたみたいだよ」ペラペラ
エレン「…へぇー、流石はアルミンだな!そんな事も知ってるなんて!」
ミカサ「やはりアルミンの博識にはかなわない」
アルミン「いや、僕も結局は知識として知っているだけだからね」
アルミン「ただ、そんなものがまだ現存していた事の方が驚きだよ」
ガチャッ
扉|ース「アニちゃんの為なら」
扉|キース「内地でしか手に入らない物でも」
扉|ース「手に入れてくるよ」ニッコリ
バタン
アルミン「(教官頑張りすぎだよ…)とにかく、これは今では滅多にお目にかかれない…貴重品って訳だね」
サシャ「よく分かりませんが分かりました!早く頂きましょう!」ハァハァ
エレン「待てサシャ。これはアニのモンだろ?」
エレン「俺達が勝手にどうこうしていいって訳にはいかん」
サシャ「はぅあっ!?そんな…」ガックリ
アルミン「それに見た所数もそんなに多くないしね」
アルミン「こんな貴重な品なんだから、アニが大事に食べればいいんじゃないかな?」
サシャ「仕方ありません…アニが食べた感想を聞いて想像だけでもします」クスン
コニー「んーまぁおしい気はするがしょうがねぇか」
ミカサ「しょうがないも何も、元々アニが貰った物」
ミカサ「私達にどうするか決める権利はない」
エレン「だな。さてそろそろ行かねぇとな」スクッ
アニ(……!)
アニ「…まって!」
エレン「ん?どうした?」
アニ「えと…んっと」パサーコロコロ
アルミン「アニ!?貴重な金平糖を…!」
アニ「ひの…ふの…えぇっと」コロコロ
ミカサ「アニ…何をしているの?」
アニ「…むっつ!」フンス
エレン「…え?」
アニ「ここに…こんぺーとーがむっつあります!」フンスフンス
アルミン「う、うん…」
アニ「ここには…えと、ろくにんいます!」フンスフンスフンス
アニ「だから…みんなでひとつずちゅっ…!」
アニ「~!///」カァァ
エレン(あ、噛んだ)
アルミン(せっかく後少しなのに噛んじゃった)
アニ「…ひとつ、ずつ、しましょう!!///」ドォォォォン
ミカサ(顔真っ赤になって噛まないように区切りながら言い直す…かわいい)
コニー「だけどよぉアニ」
サシャ「いいんですか?いいんですか!?」ズイッ
エレン「そ、そうだ…そんな貴重なモン…もう食えるか分かんないんだぞ?」
アニ「…えっとね?」モジモジ
アニ「このまえ…サシャとコニーに…ごはん、あげたよね?」モジモジ
アニ「そのときに…おもったんだけど」モジモジ
アニ「『ひとりでたべるより、みんなでたべたほうがおいしい』…って」モジモジ
アニ「だからこれも…みんなでたべたほうが…その…」モジモジ
アニ「…『もっとおいしくたべられる』かなって…」
アニ「…おもったの///」テレテレ
アニ「そ、それにみんな…いつもやさしいし…」
アニ「その…おかえし?///」
エレン「アニ…お前!」ブワッ
ミカサ「そこまで私達の事を…!」ブワッ
アルミン「考えていてくれたなんてっ…!」ブワッ
コニー「こんなに嬉しい事ぁねぇ…!」ブワッ
サシャ「ア゛ニ゛ィ゛…神ぃ゛ぃ゛!」ブワッ
アニ「あわわ…なかないで!」アセアセ
アニ「じかんが…ないからっ」アセアセ
アニ「はやくたべよ…?」
エレン「あ、あぁそうだな!皆!アニのせっかくの気持ちだ」
エレン「有り難く頂こうぜ」パシッ
ミカサ「ええ」パシッ
アルミン「そうだね」パシッ
コニー「おう!」パシッ
サシャ「はい!」パシッ
アニ「それじゃあ…みんなで」パシッ
「「「いただきます」」」
パクッ
アニ「…!!」パァァ
エレン「…こりゃあうまいな!」パァァ
ミカサ「初めて食べたはずなのに…どこか懐かしい」パァァ
アルミン「これは…砂糖を煮詰めて水飴状にし、そこから更に固め直したのか?なる程!」パァァ
コニー「スッゲェ!こんなにちっちぇのに!味が口の中一杯だぜ!!」パァァ
サシャ「あンマァ~~イッ!!」パァァ
アニ(おほしさまみたいなみためで…)
アニ(どんなあじかわかんなかったけど…)
アニ(…とってもおいしい!)ホクホク
エレン「アニ!」
アニ「?」
エレン「ありがとうな!」
アニ「ふうぇっ?!///」アセアセ
ミカサ「ありがとうアニ。素晴らしい味だった」
アルミン「本当だよアニ!ありがとう!」
コニー「また分けてもらっちまったな!ありがとよアニ!」
サシャ「アニ様神様仏様ァ~!ありがとうございます!ありがとうございます!」
アニ「あえぇ…!?そのっ」アセアセ
アニ「あぁ…うぅ…」ジワァッ
エレン「ちょっ!?ど、どうした?!」オロオロ
サシャ「まさかもう無くなっちゃったのがショックで…!?」
アルミン「サシャ…君じゃないんだから」
アニ「ごめ…ちがうの…」グスグス
アニ「うれグスッ…うれしくて」グスグス
アニ「いつも…めいわくかけてばかりなのに…」グス…
アニ「みんな…やさしくて///」テレッ
アニ「それに…やっぱり…」
アニ「『みんなでたべて』…よかった!」ニコッキラッ
エレミカアルコニサシャ(もう結婚しようやぁ!)ブシュゥゥバタンッ
アニ「わあっ!なんでかわかんないけどみんながはなぢだしてたおれちゃったよぅ…」オロオロ
短いですが本日はここまでで…
>>82
ありがとうございます
明日は恐らく投下できないので、土曜か日曜のどちらかで終わらせます
ベルトルト「」
>>100ならエレンとミカサの結婚式
このアニちゃんは一人で髪を洗えないはず、のでわた・・ミカサが洗ってあげるべき
>>102
できれば、俺の髪も洗ってくれ!
>>103
引っ込むんだ馬面よ
ヤイノヤイノ
キース(フフ…アニちゃんならその少ない金平糖の意味を)
キース(汲んでくれると信じていたよ…)ホッコリ
キース(これでまた一つ…皆と仲良くなれたね)
キース(さて…そろそろ書類の整理にでも戻るか)スッ
エレン「さぁ、そろそろ行かねぇと本当に時間がなくなっちまう」
エレン「さっさと風呂入ってねようぜ!」
アルミン「そうだね」
ミカサ「それでは私達も行こう」
アニ「う…うん」ソワソワ
コニー「ん?どうかしたかアニ」
アニ「ううん!…な、なんにも…」
サシャ「そうそう、何でもありませんよコニー!さっさと行きましょう」
コニー「そうか?まぁいいけど。それじゃあな」
―――そしてお風呂
サシャ「全くコニーは変に感付きますねぇ」ヤレヤレデス
アニ「うん…」ショボン
ミカサ「アニ…貴女は何も気にしなくていい」
ミカサ「『1人で頭を洗えない』事など、私が居れば何の問題もない」
ミカサ「ここを卒業するまでに、きちんと自分で出来るようになればいい」
アニ「…うん!」パァァ
サシャ「ズルいですミカサ!今日こそは私もアニの頭を撫で繰り回し…あ、いえ」ゲフンゲフン
サシャ「一緒に洗うお手伝いをさせて下さいよ!?」
ミカサ「ダメ。サシャの様なガサツな人に任せて」
ミカサ「もしアニの目に石けんが入ったらどうするの?」ゴゴゴ…
サシャ「そんなぁ!」ガーン
アニ「ミカサ、ミカサ…」クイクイ
ミカサ「どうかした?」
アニ「きょうは…サシャにやってもらおうかな…」
アニ「いつも…ミカサばっかりだとわるいし…」モジモジ
サシャ「ほら!アニもこう言ってますよ!?」クワッ
ミカサ「くっ…私は何の問題もないけど…」
ミカサ「アニがそう言うなら…従おう」ガックシ
サシャ「ふふーふ!やりました!それでは早速ゴーです!!」ガララ
アニ「うん!あ…あしたはまたミカサに…おねがいしてもいい?」
ミカサ「…勿論!!(やはり天使)」
サシャ「―と、言う訳で…アニ、まずは頭を濡らしますよー」チャプン
アニ「う…うん」ギューッ
サシャ(あぁ、一生懸命目を閉じる姿…たまりまへんなぁ!!)
サシャ「それじゃーいきまーす」バシャアアア
アニ「んっ…」プルプル
サシャ(うっはぁ!身悶えするアニ!最高でんなぁ!!)ハァハァ
ミカサ「ちっ…」ヤキモキ
サシャ「はい、次は石けんをつけますよー」スッ
アニ「…!」ビクッ
サシャ「(あへぇ///アニの髪…ヤバイわぁ)大丈夫ですよぉ?私に身を委ねて下さいよ~」ワシワシ
アニ「ん~…んぅ///」ピクピクモジモジ
サシャ(うっは!たまらん!タマランチ会長!!)ワシワシワシワシ
アニ「あっ///サシャ…ちょっとつよぃ…」ピクピクモジモジ
サシャ「大丈夫です!訓練の後はこれくらいしっかりと」ワシワシワツルッピトッ
サシャ「あっ(しまった!目に当たってもうたぁ!!)」アセアセ
アニ「ぅあっ…あぁ~」ジィィィィン
アニ「あぁぁぁぁん!めぇ!めがぁぁぁ…」ジンジン
アニ「しゅみ…しゅみるうぅぅぅえぇぇぇん」ビェェェェ
サシャ「あわわ…アニ、その…大変失礼いたしましたァッ!」アセアセ
ミカサ「サシャ…?」ズドドドド…
サシャ「」
ミカサ「―――やはりサシャに任せたのは失敗だった」フゥ
ミカサ「アニ、もう痛くない?」ワシャワシャ
アニ「…うん」グスッ
ミカサ「そう…よかった」ワシャワシャ
サシャ「あのー…アニ、ミカサ…本当にスミマセンでした」プルプル
アニ「あ…うん」
ミカサ「アニは優しいのですぐに許してくれたけど」
ミカサ「貴女は反省の意を込めてしばらくそうしてなさい」ワシャワシャ
※今更ながら改行出来ていないところをご容赦下さい
サシャ「ですが…ですがミカサ…」プルプル
サシャ「『中腰で立ったまま頭・肩・腕・膝に並々とお湯の入った洗面器を乗せたまま』と言うのは…流石にキツい…です」プルプル
ミカサ「ダメ。そうやってしっかり反省すべき」
ミカサ「さて…アニ、そろそろ石けんを流す」
ミカサ「ので、目をしっかり閉じているように」
アニ「んっ…」ピクピク
ミカサ「では、流す」ザバァァァ
アニ「ん~///」ビクビク
ミカサ「…よし、もう大丈夫」
アニ「…ぷぁっ!すっきりした…///」
アニ「ミカサ…ありがとう!」ニコッ
ミカサ「何の何の」フフン
ミカサ「さぁ、後は湯船に浸かって」
アニ「ひゃくまでかぞえる!!」フンス
サシャ「あ…あの、私は…?」プルプル
ミカサ「貴女は私達が数えおわるまで」
ミカサ「そこでそうして見ていれば良い…」チャプン
サシャ「そんなぁ…あ、アニー…?」プルプル
アニ「ひとーつ!ふたぁーつ!みぃーつ!」ルンルン
サシャ「もう数えてらっしゃいましたか…」プルプル
ミカサ「諦めてそうしていなさい」フーッ
サシャ「そんなぁ!」プルプル
―――入浴後、女子寮
ミカサ「今日もきちんと百まで数えてられた」ホカホカ
ミカサ「ので、アニはとっても偉い」ヨシヨシ
アニ「えへへー///」ホカホカ
サシャ「わ…私はもう…謎の老人とご飯を取り合う幻覚が見えてしまいましたよ…」ヘトヘト
アニ「サシャ…だいじょうぶ?」
サシャ「だ、大丈夫ですよ…なんとか」
サシャ「まぁ元はと言えば悪いのは私ですからねー」アハハ
ミカサ「これに懲りたらアニの洗髪の事は私に任せるように」
サシャ「そうですね…そうします」ガックシ
サシャ「…って、いけません!」ハッ
サシャ「もう消灯時間ですよ!」
ミカサ「もうそんな時間…今日は遅くなってしまった」
ミカサ「明日も訓練が待っているから…今日はもう寝よう」
サシャ「はい!それではミカサ、アニ…お休みなさい」ファァ
ミカサ「お休みなさい」モゾモゾ
アニ「おやすみ、ふたりとも」モゾモゾ
アニ(やっぱり…みんなやさしい…)
アニ(…うれしいなぁ)ホクホク
アニ(…そんな…みんなが…)
アニ(だい…すき…)ムニャ
アニ(……)スゥ…スゥ…
―――――――――――――――
クリスタ「こうして、アニ=レオンハートちゃんは」
ユミル「何々えーっと…訓練兵の皆とも仲良くなり、無事に卒業することができました」
クリスタ「アニちゃんはすっかり皆と打ち解け、それはまるで…」
ユミル「仲睦まじい家族の様でした…とさ。なんだこりゃ」
クリスタ「……ねぇユミル」
ユミル「んー?」
クリスタ「何か納得いかない」ムスー
ユミル「私は別に日陰者でもクリスタと一緒ならなんだっていいさ」サワサワ
クリスタ「きゃ///んもぅっ!ユミルったら」プンスプンス
キャッキャウフフ
ベルトルト「…そんな訳で、この話はこれでおしまいだよ」フリフリ
ミーナ「ちょっとまってぇ!『豚小屋出身、家畜以下』ポジションを奪われた私の立場は!?」ガタッ
アニ「ぶたじゃないもん!」ドゲシッ
ミーナ「ブヒィィィィィィ!!///」プシャアァァァァ
今度こそおわり
乙
アニちゃん可愛かった
以上です。最後がグダってしまいましたがこれ完です
>>124
ありがとうございます
どなたかの「マスコット」と言う助言を頂き続けましたが難しいですね
あくまで見た目は普通のアニだけど、中身は実は…と言うつもりで書きました
これは蛇足になりますが
サシャ「コニーと一緒にしないでください」
というスレ途中から書かせてもらいました
ともかく、ありがとうございました
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