モバP「ともだちは海のにおい」 (47)
凛「おはようございます」ガチャ
未央「あ、しぶりんおっはよーっ」
卯月「おはよう、凛ちゃん」
凛「おはよう二人とも……ところで、プロデューサーはまだ来ていないの?」
未央「しぶりんったら…早速の二言目がソレですかい」フィー
卯月「凛ちゃん、今日はプロデューサーさんはお休みなんだよ」
凛「えっ」
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ちひろ「ほら、プロデューサーさんったらGWも働きづめでしたから……私の方から無理矢理頼んで、代休を取らせたんです」
凛「ちひろさん」
未央「んで、ちひろさんっ。プロデューサーは一体どこ行くって行ってしました?」
卯月「あ、それ私も気になります。普段仕事ばかりですし、どんな休みの使い方してるんでしょうか…」
凛「…」
ちひろ「それがですね…肇ちゃんもお休みだったので、二人で海へ釣りに出かけたみたいなんです」
三人「えーっ!?」
未央「そう言えば、前も肇っちの実家に行っていたって聞いたけど……」
卯月「二人って、そういう仲なのかなぁ」
凛「何言っているのさ二人とも……プロデューサーはプロデューサー、肇はアイドルなんだよ? まさかそんな事があるわけないじゃない」ハァ
未央「しぶりん…」
凛「…」
凛「…んな…そんな事がそんそんそんソソソs」カタカタ…
卯月「凛ちゃんが一番動揺しすぎだよっ」
\ただいま戻りましたー/\戻りましたっ/
凛・未央「!」
ちひろ「あら……あの声はプロデューサーさんに肇ちゃん?」
卯月「お休みじゃなかったんですか?」
肇「ただいま戻りました…あ、でも今日事務所は初めてですから、この場合はおはようございます…でしたね」ガチャ
P「そうだな」
ちひろ「二人とも、おはようございます……ところで、釣りに行っていたのではないのですか?」
凛「うん、戻るにしては早いよね」
P「ああ、もちろん釣りに行ってきたさ。それで一日中釣りまくるつもりだったんだが……
――途中で予期せぬ大物が連れてしまってな。大急ぎで戻ってきたわけだ」
未央「まっ、マジで?!」
卯月「どんな魚が釣れたんですか? マグロ? それともキハダ…? もしかしてビンナガとか、ですか?」
肇「いっ……いえ、さすがにマグロは……」
P「それじゃあ、お披露目しようか……おうい、入っていいぞー?」
ちひろ「えっ…入る?」
浅利七海「はじめまして~♪」ガチャ
凛・未央・卯月・ちひろ「」
七海「? みなさん、固まっちゃって…どうしたんれすか~?」ニコニコ
凛・未央・卯月・ちひろ「……えっ……人間ッッ?!」
P「いや、アイドルだ」
肇「――Pさん、それは些か説明不足なのでは…」
――その日の朝
P『うーん、いい天気っ。まさに絶好の釣り日和って感じだ』ノビノビ
肇『あら……Pさん知ってます? あまりにも晴れていると、魚は自分の身を守る為に水面近くに寄ってこないんですよ?』
P『えっ、そうなの? じゃあ釣りにくいって事なのかぁ……』
肇『ふふ……でも、そこが釣り人の腕の見せ処ですよっ!
(――それにこうして二人でお出かけする分には、これ以上の良い天気はないですし)』クスッ
P『不利な時こそ腕が鳴る、ってか。さっすがだなぁ……』
グイッ
P『――って……来た来た来たぁっ、本日最初のヒットー!』グググ
肇『Pさんっ!』
P『逃がしてたまるか……おりゃあっ!!』グイーッ
ザパッ!!
肇『!』
鯖のぬいぐるみ『…』ザパァ…
P・肇『』
肇『……鯖?』
P『鯖じゃねぇ……どう見ても、デカすぎるだろコレ』
???『サバオリくぅ~ん』タタッ
P・肇『!』
青い髪の女の子『良かったぁ、もう二度と会えなくなるかと思ったれす~』だきっ(サバオリされる音)
P『お、女の子?』
肇『このぬいぐるみ……あなたの物だったのですね。遠くに流されずに済んで、良かったですね』
青髪の子『はい~、サバオリくんって名前なのれすぅ♪』ニコーッ
P『!!!』ギラッ
P『きっ、君! ちょっといいかな?』ガシッ
青髪の子『はいぃ?』
肇『ま、まさかPさん…』
~~~
七海「――という訳で連れ去られ…釣られちゃいました~♪」テレテレ
P「あはは……ついいつもの癖で」
凛・未央・卯月・ちひろ「(結局休めてないじゃん…!)」
肇「(せっかくの釣りデートが…あうぅ……)」
未央「それで、君の名前は何て言うのかな?」
七海「名前れすか? この子はサバオリくんって言…」
卯月「あ、いや縫いぐるみじゃなくって…」
七海「浅利七海れすぅ。好きな寿司ネタはイクラれす~」
ちひろ「(…また妙な子を…)」
P「それじゃあ、早速だが七海のファイルを作らないとなっ。ええとアイドル分類は……」カリカリ
『タイプ:クール』カリッ
肇・凛「えっ」
未央「プロデューサー、ちょっとその分類おかしくない?! どう見てもしぶりんや肇っちと同タイプとは…」
P「そうかな? だって本人はお魚系アイドル目指すと言っているし……こういうのはやっぱ鮮度が大事だろうかなぁって…」
卯月「そんな理由で良いんですかッ?!」
ちひろ「まぁ、うちのアイドルタイプは自己申告によるものですし」
肇・凛「…」
七海「ピッチピチれすよ~♪」
#1【春】
凛「それにしても…今回は残念だったね、肇」
肇「は、はい……まぁ、いつものPさんの事ですから」シュン…
七海「肇さんも、釣りが好きなんれすか~?」
肇「七海ちゃん。ええ、どちらかと言えば私は川釣りの方が得意なんですが…」
七海「そうなんれすかぁ。ちなみに七海は海釣り派れす~」
肇「!」
凛「なるほど……道理で」クンクン…
七海「?」
凛「…磯くさい…」ボソ
七海「そ、そんな~っ」
凛「ふふっ、冗談だってば…」クス
肇「そ、それでは今度、近くの川まで釣りに行きませんか? 道具もありますし、一から教えて差し上げますよっ」
七海「本当れすか? うれしいれすぅ~、ならその次は私の海釣りの番れすね♪」
肇「ええ、約束ですからね♪」
凛「つまり釣り仲間が出来たってわけか……肇、よかったね」
肇「はい♪」
・・・
P「ちひろさん……最近、肇が釣りに誘ってくれないんです」
ちひろ「そんな事私に言われても困りますよ」カタカタ…ッターン!
#2【有】
みく「Pチャン、これは一体どういうことにゃ?!」
七海「~♪」パクパク
P「そりゃあ、お前……七海の好物が寿司だから……な?」モグモグ
みく「だからって、そこでみくを呼ぶ? こないだから何度もご褒美にはお魚以外を食べに行こうって……」
七海「あ、イクラなのれす~、プロデューサー、もう一皿いいれすかぁ?」
P「ああいいぞ……だけどあっちの金のソレはあと2、3皿にしてくれよ? 実は給料日前で、正直ちょっと財布がヤバいんだ」
みく「Pチャン!」フシャー
P「まあまあ、前川……落ち着くんだ。猫系アイドルと魚系アイドル、これが組まずにいられるわけがないだろ?
それに、いくら猫系アイドルが増えてきたと言えど、こんな事頼めるアイドル、俺にとっては今でもお前くらいしかいないんだ」
みく「~っ、Pチャン……」ジ~ン
P「これからも七海と仲良くしてやってくれ。これは俺からのおごりだ」
みく「スペシャルパフェっ?! し、仕方ないにゃあ……Pチャンがそこまで言うのなら、仲良くしてあげてやらんでもないのにゃ…」
七海「前川先輩! よろしくなのれす。これは七海からのおごりなのれす~」
つ『大トロ』
みく「!!!やや、やっぱマグロ食っているような奴は駄目にゃァ!! Pチャン、次ッ、次のお店行くのにゃ~ッ!!!」
#3【旨】
七海「ありすさーんっ、次の撮影はよろしくお願いしま――」
ありす「名前で呼ばないでください……今、台本読むのに忙しいので…あとにして下さいね」スタスタ
七海「あっ……」
七海「…」
P「そんな気にするなよ……ありすは、最初のうちは誰に対してもああいう態度なんだよ。
しかも年上なのに後輩っていう位置のお前相手じゃ、どうしていいのか自分でも分かりかねてるんじゃないかな?」
七海「所謂、人見知りれすか?」
P「ああ、そんなところだろう。でもあの通り仕事には真面目で……それと本当は面倒見のいい、とても優しい子なんだ」
七海「そうなんれすか。でも……どうやったら、仲良くれきますかね~?」
P「そうだな……例えばお前の得意な技とかどうだ? できる範囲でなら、俺も手伝うよ」
七海「本当れすか?! だったら――」
それから数日経過のPV撮影終了日……
カメラマン「お疲れ様でしたー」
P「いい映像でしたよ」
監督「ええ、特に君…新人の初々しさとは違った意味での瑞々しい感じが、とっても良かったねぇ」
七海「えへへ…ありがとうございます~♪」ニコニコ
カメラマン「あれ……ところでありすちゃんは?」
P「ああ、ありすなら一足先に楽屋まで戻っていきましたよ。お腹がすいたそうで」
七海「…」
ありす「(…適当な事言って切り上げてきちゃった。本当はお腹すいているわけでもないのに……)」スタスタ
ありす「(Pさん、浅利さんにあんなにベタベタして……いえ、別にこれは嫉妬ではなく、
Pさんの各アイドルに対するサポートのバランスが乱れているのを嘆いているだけであって…)」グゥ…
ありす「(って……あれこれ考えていたら、本当にお腹すいてきちゃった……帰りはどこかのお店で食べようかなぁ)」ガチャ
ありす「あっ……これは?!」
~~~
監督「ほう、それで?」
P「ええ……そこで前川が鱧を生きたまま頭からですね……」
タタタッ
七海「!」
ありす「みなさんっ……楽屋に寿司がありました……ウニもですっ!!」ガチャ!
監督「えっ」
P「あ、ありす…?!」
七海「!」
ありす「……あっ///」カアア
ありす「浅利さんが…私の為に?」
七海「はい~」ニコ
P「ああ。七海は魚捌くのが得意なんだよ。で、お前に自分で作った寿司を食べさせたいって……な?」
七海「プロデューサーにも手伝ってもらったんれすよ~♪」
P「おい、そこまで言わなくてもいいのに…」ボソ
ありす「…」
七海「あの…橘さ…」
ありす「ありすで構いません」
七海「!」
ありす「――ですが…こんな大量のお寿司……私ひとりじゃとても食べきれませんよ?」ジト…
七海「! そ、それは~」
ありす「ですから…今回撮影に参加した皆さんで食べましょう?」
七海「あ、ありすさんっ」
ありす「…もちろん、Pさんも良いですよ」
P「えっ、何で俺だけ扱い手厳しいのッ?!」
ありす「さあ…?」
七海「ふふっ」
~~~
ありす「ご馳走様でした」
P「ああ、美味しかったよ、七海」
七海「えへへ♪」テレ…
ありす「浅利さ――いえ、七海さん。今日は本当にありがとうございました」
七海「ありすさんっ!」パアア
P「お、一つ進展か……良かったなぁ、二人とも」
ありす「お礼に今度は私がお寿司を作りますね。
最近知ったフランス仕込みのお寿司で、魚の臭みを消すためにイチゴが上に――」
P「それだけはナシでッッッ!!!」
#4【虎】
梨沙「的場梨沙の! アニマルチャレンジーっ! イエイっ★」
\ワー/\リーサッ/\マ・ト・バ/\マトバ/\マットッバッ!!/
【※「的場梨沙のアニマルチャレンジ」とは!】
的場梨沙が、毎回迎える個性豊かなゲストアイドルと共に、
さまざまな動物と体当たりのコミュニケーションをとる企画である。
これまでコアラ、馬、ホワイトタイガーetc...
様々な動物と対決してきた梨沙の、今回の相手となる動物とは――
梨沙「今回のゲストはこの二人…ライオンJC妹ヶ崎こと城ヶ崎莉嘉と、
今回初登場、世界初の魚系アイドル? 浅利七海でーす!」
莉嘉「イエーイよろしくゥーっ☆」ガオー
七海「よろしくれすぅ~♪」ニコニコ
梨沙「――って感じでいいのよね、プロデューサー?」
P「ああ。しかし、いつもながら導入が上手いよな」
梨沙「当たり前よ! パパが観てる前でみっともない真似なんて出来ないでしょ?」フフーン
莉嘉「Pくん、今日は撮影ってわけじゃないんだよね?」
P「そう、下見ってやつだな……特に七海が――」
七海「わああ……本でしか見たことのないお魚でいっぱいれすぅ~♪」キラキラ
P「一番楽しみにしていた、水族館での仕事だからなぁ」
梨沙「相変わらず危ない視線ねぇ……二人とも、気をつけなさいよ?」
莉嘉「あはは☆Pくんなら大丈夫だよっ」
七海「れすよね~?」
・・・
莉嘉「みてみてPくん、シャチだ! 可愛い~☆」
梨沙「うわっ…ウナギまで…キモッ」
七海「タコさんもいるれすよぉ~」
P「楽しんでいるようだなぁ。だけど、今回お前たちが触れ合うのはこっちこっち…」ガチャ
イルカ「キュキューッ」ザパァーン
三人「わぁーっ♪」
P「どうだ、なかなか絵になる動物だろう?」
梨沙「ええ、アンタにしてはやるわね……正直絶対ウナギだと思っていたわ」
七海「七海はウナギさんでも構わないれすよ~?」ニコニコ
莉嘉「マジで?! ナナミン凄いなァ☆」
P「今回お前たちにやってもらうのは、餌やり体験なんだが……予行演習として、ひとつ試してみるか?」
・・・
スタッフ「魚お持ちしましたァ」ゴト
P「どうも…じゃあ、ひとり一尾ずつ持って」
莉嘉「なっ生臭ァ…ヌルヌルしてるし…」
梨沙「前言撤回~やっぱ、こういうのあるのねっ」ヒエエ
七海「…」ジュルリ
P「おい七海ィ」
七海「はっ……冗談れすよ~? ではさっそくイルカさんに餌を……わっ?!」ツルッ
バシャアアアン
P・梨沙・莉嘉「――ッ!!?!」
スタッフ「あっ、女の子がプールに――えっ?!」
P「――七海ィっ!!」バッ
ドボ~ン!!
莉嘉「あ!!」
梨沙「そう言えば聞いていたわ……七海って魚好きの割に泳げなかったんだっ!」
莉嘉「そうなの?! Pくん早くっ!!!」
梨沙「あ、でも…」
莉嘉「?」
・・・・
七海「(そう、七海はお魚が大ァい好き…でも七海は泳げないのね~?)」ゴボッボ…
七海「(あ、あれは…)」ゴボボ
P「(七海…!)」ブクク
ゴボボボ
P「(考えるよりも先に身体が動いていた)」ゴボボ
~~~
『はい~、サバオリくんって名前なのれすぅ♪』
『という訳で連れ去られ…釣られちゃいました~』
『プロデューサー、もう一皿いいれすかぁ?』
『プロデューサーにも手伝ってもらったんれすよ~♪』
『プロデューサーっ♪』
~~~
P「(ああ…初めて出会った時、他のアイドルスカウトの時みたいに、素質のある娘をあたかも釣り上げた気になっていたけど……)」
P「(違う……釣られていたのはきっと俺の方だったんだな……七海っ!)」ゴボボボ…
・・・
・・
・
キュキュー
P「はっ…俺は……」ガバッ
P「そう言えば七海・・・七海は?!」
梨沙「気が付いた? 七海なら……ほら」
P「?」
イルカ「キュキューッ」ジャバババ
七海「プロデューサー、イルカさんとお友達になれたのれす~♪」バシャシャ
莉嘉「わあ☆ナナミンすごーい! いいなあアタシも背中乗りたいなぁ」
P「…」
梨沙「アハハ、ったく…今回の主役は完全に七海に取られちゃったわねっ。
しっかし、プロデューサーもバカねェ……自分も泳げない事、忘れていたの?」
P「ぐぅ…面目ない……」
梨沙「ホ~ント! 本当に……バカなんだから。
――でもまぁ…そこがアンタの良いところなんでしょうけどね……」ハァ
・・・
キュキュー
梨沙「また今度ね、イルカさん」フリフリ
莉嘉「またねー☆」
七海「プロデューサー、大丈夫れしたか?」
P「ああ、まあな……で、今日はどうだった? イルカに乗れて…楽しかったか?」
七海「はい♪
――でも、プロデューサーもとってもカッコよかったれすよ?」
P「えっ」
七海「ですから、七海はイルカさんでなく、プロデューサーさんに乗ってトップアイドルを目指しましゅ~♪」ニコー
P「えっ……ええぇ~っ?!」
莉嘉「!! ワ~オ☆熱いねナナミンったらーっ」キャーッ♪
梨沙「あ、これは通報物だわ」サッピポパ
P「オイちょっと待て梨沙、誤解だ、だからその携帯をしまえっt――待て逃げるなこらっ!!」ダダダ
七海「なんてったって、七海は海の女れすから~♪」
お し ま い
――数日後
みく「…」
P「…」
『大トロ』
みく「…」
みく「……やっぱり無理、駄目にゃッ!」フシャー!!
P「克服は難しいな。……じゃあこういうのはどうだ? 次来る皿を食べられたら、この皿は俺が食べよう。
――逆に次来る皿が無理だったら、この大トロは嫌でもお前の口に突っ込ませてもらう」
みく「えっ、それもひどくない……?! 大体この特訓に何の意味が――って、もう次の皿が…」
みく「あ、あれは!!!!????」
みく「頂きます」ガツガツムシャムシャ!!!
P「んなっ?! あれほど拒絶していたマグロをいとも簡単に平らげた……すごいぞ前川っ!!!」
P「じゃあ、俺が次の皿を――」
『イチゴ寿司』ウィイイイイン
P「えっ」
『イチゴ寿司』ウィイン
ありす「…」
P「」
『イチゴ寿司』ゴトッ
ありす「イチゴ寿司」
P「!」ビクッ
七海「結構イケるれすよ~♪」モグモグ
ありす「七海さんも絶賛しているんです……」
P「」
ありす「Pさんも残さず食べてくださいね、イチゴ寿司」ニッコリ
その後、七海の水族館特集コーナーが独立、梨沙の番組といい視聴率勝負を繰り広げたり、
Pが贔屓にしていた回転寿司店が実は千川の経営する子会社によるものと判明したり、
梨沙の結婚式に向かう途中、通りかかった魚屋にてPがカジキマグロに刺されたりしてしまう。
――その話はさておき、実はこのカジキマグロ、寿司や刺身にするとマグロのように
美味いからそう呼ばれるだけであって、厳密にはマグロの仲間ではないらしい。
<今度こそおわり>
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