【安価】貴方「仮面ライダーの世界で生きる」4の巻 (109)
ようこそ、仮面ライダーの世界へ!
このスレッドは「貴方」が仮面ライダーの世界を生き抜くことを目的としています
怪人を殴り飛ばす人間、正義の味方をする怪人、敵に情報を売る裏切り者
すべては安価とコンマのままに――
前スレ↓
【安価】貴方「仮面ライダーの世界で生きる」3本目
【安価】貴方「仮面ライダーの世界で生きる」3本目 - SSまとめ速報
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現在の貴方
LIVE
「仮面ライダーカブト」の世界
46話前後
名前
「八塚」(女性)
立場
「35年前にやってきた『ネイティブ』」
来歴
35年前にやってきた『ネイティブ』であり、根岸の良き友。
彼に対して遠慮なくツッコミを入れられる数少ない存在。
戦闘能力は高く、またネイティブでありながら脱皮済み。モチーフはハンミョウ。
『シシンデラワーム』が正体。
クールな態度であり、あまり人に感じさせないが動物が好き。
美味しいものを食べることも好き。人生を謳歌している。
その理由は――?
おつー
続きはこっち?
能力
頭脳:6
「ひらめき持ち。いざというときにはプラス補正がかかる」
体力:6
「強い。サナギに抵抗する程度は可能」
人外値:8
「成虫。幹部級に値し、通常のライダーシステムとの衝突では圧倒する」
いままでのあらすじ
根岸の依頼でエリアZを防衛するために向かった『八塚』はガタックとザビーが成虫のワームと戦う姿を目撃する。
「どうやら問題はないか」そう思うもなんと2人の同時攻撃を吸収し、さらに反射するワーム。
そこにいたのは『最強のワーム』ことカッシスワームだった。
『八塚』はエリアZを守るためにもザビーゼクターを手にし、ガタック――加賀美新と協力する。
2人の力によりカッシスワームの反射能力を打ち破るも圧倒的物量に追い込まれるガタック。
しかし現れたカブトの力によってその場は一掃。見事エリアZは守られた。
――しかし、戦いはまだ続く。
それでも流れる日常。クリスマスイブに神代剣の元へと現れたのは地獄兄弟こと
パンチホッパー ― 影山瞬 ― と キックホッパー ― 矢車想 ―だった――
___
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-‐/}: ノ} ハ} } ′
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八 ,j从爪_} 爪ハ从ノ } >>3
{八 \八 Vツ Vツ 八 八 前スレを最後まで使ってからこちらに、と考えています。
{ \从 ’ ノイ / 大変お待たせしました……
\ 人 __ 人(
{\ 个o。. ____ . : ´
八 \ / } ノへ、
{ \ノ{___ノ¨\__/ `ヽ、
爻爻}/..イ[二] ノ............‘,
乂乂j__[/__]/....../.......|
/|  ̄「..........|
/...l _______|........./
{/⌒ア´............................`ヽ/
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↓3 見たい視点を選んでください
1.八塚(あなた)
2.神代剣
3.その他(自由安価)
――――
神代剣は浮かれていた。
良き義兄に見送られ、惚れた女性とデートに向かう。
しかも今日はクリスマス・イブ。手編みのマフラーすら無意識に編み上げてしまうほどの愛に、にやける頬も止められない。
待ちわびたその時に、今か今かと弾む心はおさえられない。
神代「ミサキーヌ……喜んでもらえるだろうか……」
約束よりも幾分早く着いた剣があたりを見回すと、そこには――
↓1コンマ
1~3:加賀美と天道
4~6:八塚
7~9:岬
≪すみません、寝落ちしてました……今日は一旦寝ます。申し合わけありません≫
大変申し訳ありません
副業の都合上、2週間ほど更新できません…
25日か26日には再開します
./.:/.:/..:/..:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::..\
/.:〈::/:::/:/.:/:/ 〉::::::::/.:::::::|::::::::::‘,
,′l }:://. /.:/:/ /.:::::::/|::::::::;l:::l|:::::l∧
ト、人//:|:l|:/:/_/..::::::/ /:/::/:|:::l|:::::|l::|
|l::{:::|/:/〉:lⅣ´ ̄ ̄´ 乂/イ l:Ⅵ::::l::::|
|Ⅵ:/.::| |:||と)===ミ \{/,.’:::;:::;’ おひさしぶり、です
|::ヾ|l:∧|:|| ミ、 /.::::/:::{ そして申し訳ありませんでした……
...人::::Ⅵ::|l从 ヽ `〉_/.::::/\乂
::{ {:\::::::Ⅵ::{::. 〈__|:::::/  ̄` 21時から再開いたしますので、よろしければご参加くださいませ
乂\:.\::Ⅶハ.\< ) .イ:::|l:/
.人`ヽ〉Ⅷリ: ‐=≦_ ; .乂
〈 _\::::::Y_ | \\\ー.、
../.}::| |:r\/ __〉\人_〉: \\∧
:|::::::}::l└/\Y\>ヘ_:人 | <<:∧
:| \Y /}|::::..\ ∨∧〉 | / ∧
,::::::: `ト:||::::::::/ト、: \/ /∧ 人
,:::::: ∨ひろ/ \/ ./:/ } ::|
,::::::.\:∧ち/ / /:/ :| ::|
神代「おぉ、ミサキーヌ!」
岬「剣くん……ふふっ、慌てすぎ」
神代「待たせてしまったか? すまない、俺としたことが」
剣は既に到着していたらしい岬に、感動を表すと同時に謝罪を述べた。
頭を下げる剣を覗き込むようにして岬が止める。
岬「いいよ。それより、今日は……」
剣「あっ……そうだな、聞いてくれ! 俺のデートプランを……そして、楽しんでほしい!」
岬「ふふっ、期待してるわ」
――――
――
神代剣と岬祐月の『デート』の時間ははとても穏やかに、幸福に過ぎていく。
自身の正体も知らないまま、総てのワームを倒すという目的を掲げる戦士の休日は、年相応の青年らしいものだった。
ワームを憎み、戦う男。ワームの意思すら乗っ取るほどの強い心を持つ男。
八塚「……」
彼の『デート』を見つつ、八塚はほんの少し心が動かされる感覚を覚えた。
自身のあり方を忘れられるほどの強い感情。それは彼女の持っていないものだ。
だから――
↓2
1.『八塚』の過去を回想する
2.『デート』の邪魔をする
3.彼を思う『兄たち』の様子を見に行く
八塚(……気分を、変えよう)
彼を思う『兄弟』は、八塚がたきつけたこともあって幸せを壊すために会いに来たはずだ。
ところが、この場にはその影も形もない。
何があったのかと少し考えてから、別のワームと戦っている可能性に気付く。
神代宅と集合場所の間で、適当に歩いていくとそこには――
↓1コンマ 戦況は?
1~3:兄弟ボロボロ
4~6:拮抗中
7~9:『八つ当たり』完遂
カッシス「どうした、やはりその程度か?」
パンチ「ハッ、誰が……!」
キック「チッ……」
カッシスワームが自身の余裕を示すかのように両手を広げ、目の前の2人を煽ってみせる。
その言葉へと唾を吐き、いらだちを隠さず2人も立ち上がろうとするが足取りもおぼつかず、弱っているのは明らかだ。
義理はない。友情なんて甘いものは捨て去った。
それでも、2人は逃げようとはしない。諦めることは、とうにしているから。
泥にまみれて、犬に食わせるような誇りもない。
だからこそ、兄弟とまで呼んだ相手の幸せそうな姿を見た『八つ当たり』を通そうとしているのだ。
八塚(あのままだと殺される……か? ホッパー自体は従わないゼクター、消えたとして戦力は……)
↓1 戦闘に――
1.ホッパーに加勢
2.手を出さない。静観
3.あえてカッシスに手を貸す
八塚(……それでもカッシスは脅威、か)
タン、と高い足音を鳴らして八塚が2人の間に割り込む。
カッシスは侮蔑を、ホッパーたちはますます苛立ちを込めて視線を向けた。
カッシス「お前は確か……ザビーの女か。貴様はもういらんなぁ」
キック「……何をしにきた」
八塚「さぁ……私もわからない」
そのすべてを無視して、八塚が構える。
戦いに臨む姿。それは――
↓2
1.ザビー
2.ドレイク
3.ワーム体(リスク有)
4.その他(ある程度の範囲で)
八塚(ザビーでは勝てない、か。それなら……)
八塚が空へと手を伸ばすとそこに蜻蛉を模したゼクターがグリップと共に現れる。
何者にも縛られない風のような、自由の象徴――ドレイクゼクター。
八塚がグリップを掴むと、ブゥンと一際大きく羽ばたいて見せた。
カッシス「なに? まさか、貴様……」
八塚「……変身」
≪HENSHIN≫
マスクドアーマーが身体を覆い、ヤゴをイメージしたずんぐりとした体形が現れる。
射撃武器を得意とするドレイク。ザビーとは資格者の資質も異なる。
それを使える意味をカッシスが察したように笑う。
カッシス「はっはぁ……なるほど。邪魔をする理由はわかった。だが、貧弱だなぁ……」
ドレイク「……そうね。試してみればいい」
パンチ「あいつ……この前は俺のザビーを……」
キック「……」
ドレイク「話はあとでもできる……今、死なれるよりは倒してから話もしたいし」
キック「……勝手にしろ」
ドレイク「……そうさせてもらうわ」
≪Cast Off!≫
―――――
ドレイク(八塚)
HP 150/150
AP 120
DP 90
SP 100
キックホッパー(矢車)
HP 50/150
AP 140
DP 70
SP 130
パンチホッパー(影山)
HP 40/150
AP 140
DP 70
SP 130
カッシスワーム
HP:150/200
AP:150
DP:110
SP:110
≪パンチ&キックホッパーは負傷中のため初手はありません≫
カッシス「何度挑もうが無駄だ。無駄無駄ァ!」
荒れ狂う竜巻のようにカッシスワームが迫る。
既に傷だらけのホッパーたちへととどめを刺さんとして――
↓1コンマ
1,2:つうこんのいちげき!(全体)
3~6:ヒット(偶数で全体)
7,8:かわす
9:カウンター
0:???
カッシス「消えろ!」
振りぬく剣にはエネルギーが乗り、あたり一帯ごと吹き飛ばす。
庇う動きを見せていたドレイクも含め、圧倒的な破壊力に吹き飛ばされてしまった。
強く叩きつけられたキックホッパーとパンチホッパーは変身も解けて意識すら手放してしまったようだ。
相変わらずの圧倒的な実力に忌々しさすら覚えつつも八塚は再び立ち上がった――
判定:1
つうこんのいちげき(全体)
×2
150×2=300
300-(90+70+70)=70
150 - 70=80
50 - 80=0
40 - 80=0
ドレイク(『普通』に戦えば、勝ち目はないか……)
気絶した2人は、どうやら現状傷だらけではあるものの生命活動自体に異常はなさそうだと八塚は判断する。
ドレイクゼクターがひくく羽音を鳴らして警戒を促した。
相変わらずカッシスは余裕を崩さず、油断している。
その状態でも、正面からの攻撃ならば問題ないと判断している。
ならば――
↓1
1.攻撃(次のレスで攻撃判定)
2.防御(次のレスで防御判定。カッシスの攻撃判定が1ターン弱化、次回の自コンマ強化)
3.ライダーシューティング(クロックアップ前の射出。次回判定に補正とイベント)
カッシスワームは強い。余裕を決して崩さない。
プライドとも呼べるものだ。正面からの単純な攻撃で打ち破るのは難しいだろう。
だが、それゆえに驕る。弱いものの強さを、儚いものの美しさを知らない。
ドレイク「ライダーシューティング……」
≪Rider Shooting!≫
カッシス「結局はその程度か、つまらんぞ……ネイティブ!」
素早くドレイクゼクターの羽を起こすとスコープとして狙いをつけ、数発の弾がカッシスワームへと迫る。
確かに貫くはずの速度も威力も、届くことなくカッシスワームは避けてしまった。
反撃のために振るわれた剣を紙一重で躱すと、再び距離をとり数発の弾丸を放つ。
しかし今度は腕の剣でもって叩き落とされて届かない。
ドレイク「……クロックアップ」
≪Clock Up≫
カッシス「今度は鬼ごっこか? いいだろう、付き合ってやろう……」
逃げるように飛び上がり、クロックアップをしたドレイクへ答えるようにカッシスワームも加速する。
知覚すら困難な超高速の世界で、戦いはまだ激化する――
カッシス「さて、死んでもらうぞ……!」
加速した世界で、それでもなお速いカッシス。
もともと近接格闘に向いているわけではないドレイクは押され気味だ。
大振りな一撃を避け、反撃の隙をうかがうドレイクへ――
↓1コンマ
1,2:つうこんのいちげき!
3~6:ヒット
7,8:かわす
9:カウンター
0:???
カッシス「ハァッ!」
大振りを避け、反撃を狙う。
作戦通りに力を込めた一撃を躱したドレイクが反撃に移ろうとして――気づく。
ドレイク(罠ッ……! しまっ……)
カッシス「雑魚め――」
大きく振るった剣。
その影、見えない角度からの拳。
本来の力を発揮する前から、既にマスクドフォームの装甲すら砕くそれが腹へとめり込んだ。
激しい嘔吐感と、文字通り飛び上がるほどの苦痛。
浮遊感は重力すら振り切ってドレイクを吹き飛ばす。
150×1.2=180
180-90=90
80 - 90 = -10
―――――
ガラガラと崩れる壁に埋もれつつも、彼女は視線を外さない。
意識がなくなる直前、それでもグリップを決して放さず構えた。
≪Rider Shooting!≫
ゼクターの羽を起こしつくったスコープで狙い、放つ。
それは一見、見当違いの方向へと飛び――
↓1コンマ
1~3:DEAD END
4~6:引き下がらせる
7~9:ギリギリ撃退
0:???
カッシス「ふん!」
数発の威嚇射撃に隠した本命。
それを見抜いてカッシスは弾いた。
カッシス(わざと外して意識を外そうとしたのだろうが、無駄なことだ)
ドレイクのアーマーは既に剥がれ、無抵抗な体へ剣を刺すだけで命は奪える。
つまらないな、とカッシスは思った。もう少々は楽しめるのか、と思っていた。
――だから、やはり。
カッシスワームは油断した。
カッシス「ッガァ……!?」
突然背中に走る激痛。
加速した世界に、ひどくゆっくりとした鋭い痛みが走っている。
『外した』ライダーシューティングが、『躱した』ライダーシューティングの弾丸をそらし、加速させていた。
弾丸同士を使った跳弾は、カッシスすら意識していなかったタイミングで、意識しない場所へと突き刺さる。
カッシス「クッ……クハハッ! 面白い、面白いぞ……」
タキオン粒子を流し込まれ、崩壊しつつもカッシスが笑う。
跳弾はカッシスを重傷へは追い込んだものの急所をとらえてはいなかった。
その場の3人の誰にもそれ以上傷をつけることなくカッシスは立ち去る。
もっと愉しむためなのか、それとも深い理由があってのものなのか。
察することが困難なほど、能面めいた笑いをはりつけて。
カッシス「また来い。ネイティブの女……次は、じっくりと喰らってやる」
――――
↓1コンマ 八塚の目覚めた場所は――
1~3:よく知る『出張』のための家のひとつ
4~6:橋の下
7~9:ビストロサル
0:???
――――
八塚「……頭、痛い」
根岸「おはよう、八塚」
八塚「ああ……根岸か。おはよう」
置かれた缶コーヒーに顔をしかめる八塚に、「間違えた」といいつつホットココアを根岸が差し出す。
2,3度確かめるように顔を見てから封を開けた。
八塚「ふぅ……甘い」
根岸「好きだろう?」
八塚「……どうなった?」
根岸「どう、とは?」
八塚「ホッパー。カッシス。それから……スコルピオ」
根岸「ああ、それなら――」
↓1コンマ
1~3:残念ながら……
4~6:いい知らせと悪い知らせが
7~9:特に問題はないが
0:???
根岸「……残念だった、としか言いようがないね」
八塚「どういう意味?」
わざとらしく肩を落とす根岸に詰め寄ろうとして、身体の痛みへ気づいてベッドに倒れる。
立ち上がる程度の力すらないことに気付いた八塚は改めて視線だけを根岸に向けて聞きなおした。
八塚「……話して。理由と、意味を」
根岸「しかしね、ショッキングで……」
八塚「根岸」
根岸「ああ……わかったよ。そうだな……」
↓1コンマ
1~3:『スコルピオワーム』は敵になったよ
4~6:あの2人はやはり制御不可能だったということか……
7~9:カッシスワームは恐ろしいねぇ?
0:―――
八塚「……カッシス?」
根岸「ああ。やつ……『奴ら』が再びワームたちへ勢いを持たせてしまった……」
八塚「やつ……ら? それは……」
疑問を口に出しかけたところを遮るように、根岸が手をかざす。
いつものどこか芝居がかった口調ではなく、真剣な目で。
思わず黙ってしまった八塚に、静かにこう告げた。
根岸「スコルピオワームは、3匹いる」
≪本日はここまでです≫
__ }
. : : : : : : : : : : :ミメ._
//: : : : : : : : : : : : : : ヽ
// : : : : \ : : /: : : }: : : :.
′7 : /:. :./}:X: : : : :./}: : : : :.
{: : : :/7/::::::∠ 彡7/:丁}: : i '`
∧{: /: :/ \___ ::::::::::}.'}: : }:.}
八 :{/ |: { - \___:/}: /}/ Aaaaaaaaaaaaa!!!!!
( (\} |: { / ヽ ヽ ハ:}/ スコルピオ→カッシスに脳内変換を……おねがいします……
. /{ _〃:.jI斗/ \ V ノ/
{:乂 Yi:i:Yヽ/.....ミ´/..'{′\.〕ト ≦ : / …………いや。IFルートもできますけれども……?
. 〉 : : }i:i:i{:/ ..........}.......∧ / Vト、 }/ァ
. `¨⌒¨¨ ′..........}..{......∧'〈 ⌒〉|ム⌒ヽ
ノ{___ .............\...∧ 〉i〈. |..∧.....′
. }...⌒........./.......〈.....∧ } ,....ノ',.....}
≪……コンマと安価に全てを任せましょう。軽めの更新です≫
八塚「……カッシスが3匹?」
根岸「いやいや、まったく持って恐ろしいっ……」
一瞬いつもの調子の冗談か、と笑い飛ばそうとするも根岸の真剣な視線に気づき、八塚は息をのむ。
たった1匹であれほどの実力を持つカッシスが複数体いるというのだ。
根岸「どうやら反射能力は失われたようだが……それでも……」
八塚「そう……」
根岸「どうする、八塚?」
八塚「どう、か……うん……」
↓2
1.それでもカッシスを倒す。リベンジ
2.カッシスは放置。他のことを
八塚「……倒す。気に入らない」
根岸「いやいや、頭が下がるよ。八塚は熱心だなぁ」
八塚「根岸。他に情報は?」
根岸「情報? ああ……いくつかあるが、何から聞きたい?」
八塚「……なら――」
↓2
1.地獄兄弟のその後
2.坊ちゃまのその後
3.天道のその後
4.加賀美のその後
5.その他近況
八塚「……神代剣は?」
根岸「神代……あぁ、スコルピオワームなら……」
↓1コンマ
1~2:敵になったよ
3~5:何かを知ったらしい
6~9:何も知らないままだ
0:――
根岸「……敵になったよ」
八塚「敵、に?」
言っている言葉の意味がわからず、八塚が根岸に聞き返す。
根岸はそれ以上は応えようとはしなかった。
――つまり、額面通りの意味ということだ。
八塚「……そう。自分の正体に気付いた、か」
根岸「ああ。実は――」
↓1コンマ
1~3:「先ほどのカッシスの把握ができた理由はなんでだと思う?」
4~6:「ワームにおいても頂点を目指すつもりらしい」
7~9:「錯乱しているとも言えるね……」
0:???
根岸「――と。そうそう、話は戻るがカッシスワーム。恐ろしいね?」
八塚「そうね、正面からぶつかるのは危険……」
根岸「それがなぜ3匹もいることが分かったと思う?」
八塚「……なに?」
根岸「同じ場所に、自分から現れるのは考えづらいだろう?」
八塚「まあ、確かに……1人でも脅威。戦うこと自体を楽しんでるフシまであることを考えれば……」
言われてみれば、と納得した八塚に根岸がさらに続ける。
根岸「同時に複数個所を襲うにしても……クロックアップである程度の説明はつく」
根岸「それなのに、カッシスワームの3匹という数がわかった理由。それ以上でもないと思った理由……何故だと思う?」
八塚「同時に姿を見せた……それも、他にいないだろうと思わせるような状態で……?」
根岸「流石、話が早いね。八塚」
八塚「……それが神代剣とつながるのなら、つまり」
根岸「ああ。そういうことさ」
根岸「彼はワームの記憶と本能を取り戻した」
根岸「スコルピオワームは――カッシス以上の脅威だ」
≪本日はここまでですっ≫
お久しぶりです
少々どころじゃなくお待たせしています
まとまった時間の確保が難しそうなのもあり、この「カブトの世界」が終了した後このスレはHTML化させていただこうと思っています
安価要素は薄くなります。ご了承ください。すみませんでした
八塚「……敵にまわった、か」
根岸「残念ながらね」
八塚「スコルピオがカッシスを従えるほどのカリスマを……それとも洗脳?」
根岸「おそらく後者だ。スコルピオの特性は毒……まともに受ければ君でも……」
八塚「……それだけわかれば十分」
根岸「いくのかい?」
八塚「放っておいていいのなら、そうするけど?」
根岸「ハッハ……頼むよ」
八塚「ああ」
八塚(とは言ったものの……手におえないカッシスを従えるほどのスコルピオ……か)
八塚「叶う気はしない……ホッパーの情報もないということは倒されたか……?」
八塚「後の可能性は……カブトと……ガタック……それにドレイクか?」
八塚「……接触を図る必要があるか。それとも――」
>>100
1.1人でスコルピオと戦う
2.誰か(カブト・ガタック・ドレイク)と接触する
3.その他(自由安価)
2
八塚(……こういった時はやはり、カブトか)
八塚「とはいえ……どう出るか……」
根岸から、いくらかの情報はもらっているため接触自体は可能だ。
しかし八塚のことをカブトは認識している。なおかつ、カブトは容赦なくワームを殺すだろう。
自身がネイティブだということは知られていない、と八塚は思っている。
そのカードを切って有利になることはないだろうということも。
八塚「無力を気取るには……知られすぎてるか」
ヴヴ、とザビーゼクターの羽音が鳴った。
まるで心配しているかのように、すぐそばを飛び回る。
八塚「……私は平気だから」
手にとまったザビーゼクターを撫ぜると、八塚は小さくため息を吐いた。
ガタックと共に追い込まれた時、微かに感じたあの赤。
圧倒的な強さと輝きを持つ、太陽の神。
その力ならあるいはカッシスも、スコルピオすら撃滅しうるだろう。
できることならば、敵対はしたくない。ネイティブに対してのカブトの方針はいまだ不明だ。
彼の妹がネイティブであることは事実で、その妹を守ることに全力を尽くしていることもあり味方になりうると根岸は考えているようだが……
八塚「……とりあえず接触から、か」
>>104 どこへ行く?
1.サルへ
2.天道家へ
3.その他(自由安価)
>>105 コンマ以下が――
1~2:カッシスエンカウント
3~5:不在
6~9:いる
2
の
≪2.天道家 コンマ:9(上機嫌)≫
天道総司ならば今は家に帰っているはず、という情報を元に天道家に向かった八塚がドアを叩けば、
そこにはテンションの高い少女と美味しそうな料理の香りが出迎えてくれた。
困惑している八塚のところへ、新しい皿を持った天道が現れる。
八塚「これは……なんだ?」
樹花「いらっしゃーい。お兄ちゃんがそろそろお客さんが来るかもって準備してたんだよっ。えーっと……」
八塚「……八塚。どうしてわかったの?」
天道「太陽は常に空で輝いているからな」
八塚「そう……単刀直入に言う」
天道「剣の件か?」
八塚「……ええ。話が早い」
天道「それなら――」
>>107 (上機嫌 +2)
1~3:お前たちは必要ない
4~6:手伝い程度はしてもらおうか
7~9:ワームはすべて倒す。手伝え
≪本日はここまでー……おやすみなさい≫
乙
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