男「だから、もし良かったら…付き合ってください」
女「…」
男「…」
女「はい!喜んで!!」
男「えっ、いいの?ほんとに?」
女「うん!!」
男「よ、良かった…あはは…」
女「私も実は気になってたんだ、男君のこと」
男「ほ、ほんとに?」
女「うんっ」
男「あ、あのさ、もし付き合えたら連れて行きたいなって思ってたところたくさんあるんだ」
女「えっ?そうなの?」
男「うん、だから、順番に連れて行きたい!」
女「わかった!楽しみにしてるね」
――――――
女と一緒に過ごす時間はそれは男にとってかけがえのないものとなった。
女も男のことを大層気に入り、この人といつまでも一緒にいたい、
そう切に願っていた…。
女「あ、男君」
男「うんー?」
女「今度の土曜日ね、飲み会入っちゃって…終わったら迎えに来てほしいな」
男「うん、いいよ、何時頃終わるの?」
女「わかんないけど多分10時には終わると思う、お店は○?食堂ってとこ」
男「わかった、じゃあ10時前くらいに行くね」
女「うん!ありがとー!」
――――飲み会
先輩「おー、女ちゃん可愛いね!飲もうよ!」
女「じゃあ、ちょっとだけなら…」
DQN「うぇーいwwww女ちゃんがテキーラ一気しまーす!!」
女「えっ、あの…」
先輩「そーれ一気!一気!!」
女「う、うん…」グイッ
先輩「ヒューーーーーーー!!」
女「うえぇ…」フラァッ
女友「ちょっと大丈夫?」
女「う、うん…喉がカァーッてなっちゃった」
先輩「女ちゃん酔っ払ってる~?送ってあげよっか」
女「だ、大丈夫です…彼氏来るんで」
先輩「ふーん」
先輩「あいつの彼氏来る前に連れだそうぜ、そんで回しちまおう」
DQN「うおっ、いいっすね!!」
先輩「まあ酔わせりゃなんとでもなるだろうさ」
DQN「へへへ、先輩もワルっすねぇ」
先輩「お前もな、よしやるぞ」
DQN「うぇい!」
――――――――――
DQN「女ちゃんこれも飲んで飲んで!」
女「は、はひぃ」ゴクゴク
先輩「女友ちゃんもいい飲みっぷりだねぇ」
女友「そんなことぉ、ないれすー」
DQN「…」ニヤッ
先輩「…」ニヤリ
――――――
男「…女ちゃん遅いな」
イケメン「あれ、お前確か女さんの」
男「あ、どうも」
イケメン「あの子なら確か他の先輩に連れられて帰ったぞ?」
男「え…?」
イケメン「あいつら…」ギリッ
男「そんなこと…」
イケメン「いや、狙った女を酔わせて持ち帰るのはあの先輩の基本技だ」
男「俺すぐにそいつの家に…」
イケメン「待て待て、おそらく回す気だろうから他にも4~5人は控えてるぜ?」
男「それでも…」
イケメン「そのままだとお前、自分の女が犯されてくところを見せられるような酷いことになる」
イケメン「そんなことは断じて許せねぇ」
男「…(イケメン過ぎる)」
――――先輩宅
先輩「さーて、女ちゃんは俺がもらっちゃおうっと」
女「へ、な、なんで?あ、あの…」
先輩「酔いが覚めやがったか、まあいい」バシッ
女「きゃあっ!!」
先輩「ほら見ろよ、お友達はもう気持ちよくなってるぜ?」
DQN「へへへ、いいぜこの女」パンパン
女友「んっ…あっ…やめっ…」
女「あ…あ…」
先輩「へへへ、後ろもつっかえてるからよ、早めに終わらせるぜ」
女「いや、いや、男君!!助けてーーー!!!!」
バリーンッ
先輩「なにっ!?」
男「俺の女に手を出したんだ」
男「ただで済むとは思っていまい!!」ジャキッ
先輩「なにっ!?日本刀!?」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません