【im@s】真美「ゲルテナ展?」【ib】 (144)

注意
・キャラ崩壊します
・アイマスとibのクロスです
・一部その他作品のネタ有り
・展開に無理あるかも
・文章や描写が変な所もあります。 上記のことが苦手な方は、ブラウザバックかタブ、ウィンドウを閉じることをお勧めします
・ibを元ネタにしたとあるTRPGログが本当の元ネタって言えるかも・・・


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399453873

亜美「広いね→」

真美「そ→だね→」

真「丁度、ボク達の休みとこの展覧会の開催期間が丁度重なっててよかったね」

雪歩「うん、そうだね」

亜美「じゃ、パパッと受付済ませちゃお→!」

真美「あ、注意書きがある 何々・・・走らない、展示品に触れない、展示品を壊さない、火を使わない、紅茶パーティーをしない・・・」

真「最後のは書いてないよね!?」

亜美「それ以外にも色々書いてるけど・・・ 美術館の注意書きとかとあんまり変わらないねー」

雪歩「まぁ、展覧会だし、そうだと思うよ」

真美「さて、4人で色々見て回ろー」

亜美「へー、床に書いてあるんだー 深海の・・・ 何だっけこれ?」

真美「世(よ)でしょ?」

亜美「そーだったそーだった これは・・・ 無個性? 彫刻作ってるんだー」

真「どんなの? ・・・あれ、何で頭部が無いんだろうこれ」チラッ

真美「・・・何で真美の方見たの?」

雪歩「・・・何か首が無い理由分からないかな?って思って」

真美「分かるわけないっしょ!」

真美「えーっと・・・ 個性なき番人? もしかしてゲルテナって人は個性は顔って思ってる?」

亜美「どーだろ? しっかし、本当色々あるねー」

真「へー、精神の具現化・・・ 何で薔薇なんだろう?」

雪歩「口直しの樹・・・ すごいですぅ」

亜美「うわー、何コレ・・・」

真美「大きいね・・・ ちょっと落書きみたいだけど」

真「そういうものなんじゃない? えーっと題名は・・・ ???の世界・・・ あれ?」

雪歩「どうしたの? 」

真「いや、最初の部分が読めないんだよね・・・」

真美「えー、うっそー 見せて? ・・・あれ、本当だ」

亜美「マジ? どれどれ・・・? あ、確かに」

プツッ ピカッ

真美「あれ、電気一瞬消えなかった?」

亜美「かもねー」

真「・・・あれ、あっちに人が居なくなってる・・・」

雪歩「反対側もですぅ・・・」

真美「・・・おかしいよね?」

亜美「偶然じゃない?」

ニャーン ケホッ

真美「・・・今、どっかで猫鳴いてなかった・・・?」

真「あ、あの絵が動いてたように見えたんだけど・・・」

亜美「ね、猫は外に居るんじゃない? 絵が動いたのは気のせいだよ、多分!」

雪歩「気味が悪いですぅ・・・」

真美「・・・早くここから出よう!」

ガチャガチャドンドンガチャガチャ

亜美「何で!? 何で開かないの!?」

バシン

真美「・・・なんの音?」

真「???の世界の方・・・だよね?」

雪歩「ど、どうしましょう・・・」

亜美「・・・とりあえず、行って見なきゃわかんないっしょ」

真美「なんか垂れてる・・・ 何これ・・・ 絵の具?」

真「みたいだね」

雪歩「あ、不用意に触らない方が・・・」

バシンバシンバシンバシンバシンバシンバシン!

亜美「ひいっ!? 何!? 後ろ!?」

お い で よ み ん な 

真美「おいでよって・・・どこに!? ここから出してよ!」

ひ み つ の い り ぐ ち を お し え て あ げ る

亜美「足跡・・・?」

真「・・・とりあえず、これを辿って行くしか無さそうだね」

雪歩「うう・・・ もう帰りたいですぅ・・・」

真美「おいでよって・・・どこに!? ここから出してよ!」

ひ み つ の い り ぐ ち を お し え て あ げ る

亜美「足跡・・・?」

真「・・・とりあえず、これを辿って行くしか無さそうだね」

雪歩「うう・・・ もう帰りたいですぅ・・・」

亜美「深海の世・・・だね」

真「ロープが一箇所開いてるね・・・」

雪歩「ここから入る、って事なんでしょうか・・・」

真美「! 今波打ってなかった!?」

亜美「まさか・・・ あれ? 絵じゃなくて水触ってるみたいな感覚が・・・」

真美「・・・てことは入れるってこと?」

真「じゃぁやっぱり、行くしか無いかな・・・」

雪歩「ちょっと怖いですぅ・・・」

亜美「ま、待ってよ! もしかしたら溺れるかも・・・ うぁっ!」

真美「亜美!」

バシン!

真美「え・・・?」

は や く こ い

こ ん な と こ ろ で と ま っ て い る と ど う な っ て も し ら な い よ

真「行くしか・・・無いみたいだね」ザブン

雪歩「ちょ、待って!」ザプン

真美「・・・亜美大丈夫かな・・・」ザプン

亜美「うー・・・ 何ここ真っ青・・・ てか誰だ蹴ったの!」

お い で お い で お い で お い で お い で

亜美「何これ・・・ 右の方に続いてる・・・」

亜美「って、3人落ちてきてるじゃん! えーっと・・・ よいしょ!」

真美「おお、亜美さんきゅ!」

雪歩「わっ、とと・・・ 危なかったです・・・」

真「痛!? うう・・・」

真美「おやおや~? まこちんが転ぶなんて珍しいですなぁ~」

真「言ってる場合じゃないだろ!」

亜美「とりあえず・・・ どっちに行く?」

真美「んー・・・ 右?」

真「そうだね、それでいいと思うよ」

亜美「んじゃ、''ずっこけ''まこちんもいいと思うみたいだし、右でー」

真「変な呼び名つけるな!」

真美「えーっと・・・ 女の人の絵?タイトルは・・・」

亜美「その薔薇朽ちるときあなたも朽ち果てる・・・かぁ」

真美「何で世が読めないのに薔薇がよめんのさ」

真「まーそれはいいとして・・・ このテーブルは?」

雪歩「このテーブルには私の名前が書いてあります・・・ 白い薔薇・・・?」

真「ボクのは黒い薔薇だね」

亜美「・・・何故黄緑なんだ・・・」

真美「こっちなんかピンクって・・・」

亜美真美「イメージカラーはどうした!」

真「2人のは服の色じゃないかな?」

亜美「黄色が良かったー」真美「真美もー」

雪歩「黄色が2つだと、分かりづらいと思うな・・・」

亜美「とりあえず、これは持って行こうかなー」

真美「だねー ・・・あれ、まこちんとゆきぴょんの薔薇の花弁多くない?」

真「え、そうなの?」

雪歩「多いかな・・・?」

亜美「あー、亜美達のと比べると倍くらい違うじゃん!」

真美「まー、花弁が何の意味なのかはわかんないけどねー」


真美 3/5 亜美 3/5 真 5/10 雪歩 5/10

真美「じゃ、薔薇も持ったし戻ろっか?」

亜美「賛成ー あれ、何この紙?」

真「??とあなたは ???? 命の重さ 知るがいい・・・ えーっと・・・」

真美「薔薇とあなたは一心同体 命の重さ 知るがいい、っしょ?」

真「あー、うん、そうそう」

雪歩「じゃぁ、反対側に行こっか・・・」

バシンバシンバシン

か え せ か え せ か え せ か え せ か え せ か え せ か え せ か え せ か え

真美「え・・・何これは」

亜美「薔薇ならもう亜美の物だよ!」

真「今度は赤で書かれてるね・・・」

ギィィ

亜美「うわー、一面緑色・・・」

真美「虫の絵がいっぱい・・・ ゆきぴょん大丈夫?」

雪歩「うん・・・」

真「ん、何だろこの張り紙・・・ はしにちゅうい? 橋 箸 端 梯・・・ どれだろう? 端かな?」

真美「端だとしたら・・・ 193?」

亜美「キャーイクサーン」

雪歩「それは違うでしょ・・・」

真「11日弾幕アマノジャク配布、15日ワンフォーオール発売! 買ってね!」

真美「・・・一発叩くと元に戻るかな?」

亜美「わ、分かったから! まこちんも亜美もふざけ過ぎたって! 悪かったから!(真美が振った癖に・・・)」

???「ぼくはあり」

真美「ん・・・ 亜美の声マネ?」

亜美「いや、これだよ・・・」

蟻「ぼくはあり」

雪歩「何で蟻がとは思ったけど・・・しゃべるなんて・・・」

蟻「ぼくのえ かっこいいから すき 。 でも ここから だと とおくて よく みえない」

亜美「その絵はどこにあるの?」

蟻「ぼくはあり」

真美「・・・とりあえず、通路通るしかない・・・よね」

真美「とりあえず、一人で行ってくるよー 端通るとどうなるのか、確かめてみたいしねー」

亜美「気をつけてー・・・って端通る気!?」

雪歩「ま、真ん中通った方が・・・」

真「何があるか分からないんだし、慎重に・・・」

真美「大丈夫大丈夫、問題ないって!」

ギュン ザシュ!

真美「痛!? 何この手・・・ うー、痛い・・・」

亜美「ほら、だから言ったじゃん! 止めときなって・・・」

真美「あ、蟻連れて来なきゃ 皆も来てー 待ってるよー ・・・あれ、花弁が減ってる・・・」


真美 2/5 亜美 3/5 真 5/10 雪歩 5/10

亜美「連れてきたよー 花弁は・・・ なくなったらまずいんだろうね、きっと」

真美「とりあえず、これからは気をつけよう・・・」

真「まったく・・・で、蟻はどうかな?」

蟻「あ これ ぼく の え 。 やっぱり ぼく かっこいい うっとり」

雪歩「・・・あ、この絵、外せるみたい・・・」

真美「んじゃ、はずそっか あのドア鍵かかってるし、一回もどろー」

亜美「あ、こっちの通路のドアは入れるね」

蟻「うっとり」(*´ω`*)

真美「・・・スルーで良いよね?」

真「うん・・・」

真美「さて・・・ 穴が開いてるけど・・・どうする?」

真「飛び越えればいいと思うけど・・・」

亜美「甘いぜまこちん・・・」

真美「こういうのは飛び越えようとしたら足場が逃げてくもんさ・・・」

真「そんなことあるわけ・・・ いや、絵に入ったり壁から手が出てくる時点でもうおかしいか・・・」

雪歩「でも、どうすれば・・・」

真美「一人が一往復する分くらいだけど、いい橋あるじゃん?」

亜美「それ使っちゃいなよー」

雪歩「えっと・・・これをここに架けて・・・ 誰が行く?」

真美「真美はパス 多分あと2回くらい、さっきと同じ目に会ったら死ぬと思う」

亜美「亜美もー あと3回は耐えれそうだけど、花弁多い二人のうちどっちかでー」

真「はぁ・・・ じゃ、ボクが行ってくるよ」

ギシギシ

真「うわ、後一回通れるかなこれ・・・」

ガチャ

真「あ、鍵だ! やーりぃ! ・・・しかし、何で無個性がこんな所に・・・」

ユラァ

真「! こっちに向かってくる!」

真「やばい、逃げなきゃ!」

真美「まこちんなんか連れてきてる!」

ビリィ

真「ふー・・・ 何とか逃げれたし、落ちなかった・・・」

真美「あぶなかったねー」

亜美「じゃ、鍵もあるしここを出よっか」

バタン バリン

雪歩「い・・・今何かが割れるような音しなかった?」

真美「た、多分気のせいだって!」

蟻「 ぼ く の え ど う な っ た 」

亜美「・・・鍵開けてすぐに出ようそうしよう」

真「・・・賛成」

真美「んで・・・今度は茶色?」

亜美「魚みたいな形したくぼみがあるねー」

真「左右両方いけるみたいだけど・・・どうしよう?」

雪歩「・・・左でどうかな?」

亜美「異議なーし」

真美「同じくー」

真「じゃ、左いこっか」

亜美「・・・何故かかくれんぼをすることになった」

真美「まーやるしかないっしょ これかなー?」ポチ シャッ

真「どうだった・・・? うわ、何この絵・・・」

雪歩「・・・真美ちゃんが吊られて苦しんでる絵、ですか・・・?」

真「趣味悪いな・・・ これは?」ポチ シャッ ザシュッ

真「・・・痛い・・・ 花弁も散った・・・」

真美「まこちん大丈夫?」


真美2/5 亜美 3/5 真 4/10 雪歩 5/10

亜美「居たー! 」

黒い人「みつかった けいひんあげる」

亜美「けいひんどこ?」

真美「あっちに魚の頭みたいなの落ちてるね 木でできてるみたい」

雪歩「反対側に来たけど・・・」

亜美「首なしと顔だけばっかり・・・ 気味悪いね・・・」

真美「とりあえず、花瓶あるしそっちいこっか」

真「そーだね・・・ うん? 電気が・・・」

亜美「あ! 顔だけの像がこっち来る!」

真美「それまずいんじゃ・・・ あ、倒れた」

雪歩「えっと・・・ 木でできた魚の尻尾だね」

真「とりあえず、花瓶は4つあるしそれぞれに生けてみようか?」

真美「どれどれ・・・? おお! あっという間に花弁がいっぱい!」

亜美「・・・やっぱまこちんとゆきぴょんのは亜美達の倍あるよね?」

真「ははは・・・ でも全快はありがたいね」

雪歩「何があるかわからないもんね・・・」

真美 5/5 亜美 5/5 真 10/10 雪歩 10/10

亜美「あ、でももう水ないね・・・」

真美「さっきの尻尾と頭あわせたら一つの魚型の鍵になったよー」

真「じゃぁ、くぼみに入れよっか」

雪歩「それがいいと思うな」

真美「どうなるかな・・・ おお!道ができた!」

亜美「じゃ、行ってみよー!」

一旦切ります 続きは後か明日・・・



続き待ってるぜー

再開します

真美「えーっと・・・ 落書きみたいな絵と・・・ 唇? 扉は2枚・・・」

亜美「こっちのはなんか数字入力するみたいだよ」

真「ん、唇みたいなやつの隣に何か書いてるね」

雪歩「猛唇注意・・・ 近づかないようにした方がいいのかな・・・?」

真美「皆良くそんな色々見つけられるよねー・・・」

真美「しかし何だろこの落書き・・・ うぇ、ツバ吐いた! きったな!」

亜美「何すんだこの落書きめー!」

真「ははは・・・ こっちはどうだろう?」

唇「はらへった くいもの よこせ」

真「危なっ!? 」

唇「その バラ うまそう よこせ」

雪歩「ひぃっ!? こ、この薔薇は渡せません・・・」

真美「・・・あ、ポケットに飴玉あったよ」

唇「・・・たりないな」

亜美「・・・無視して先いこっか?」

真美「あ、こっちは開くんだねー えーっと・・・? ウソつきたちの部屋?」

亜美「いろんな服のがいるねー 」

真「えーっと、緑のは・・・石像の正面に立って、西に3つ 次に南へ1つ そこが正解 だって」

雪歩「赤い服の絵は・・・ 黄の服に同意 みたいです・・・」

真美「その黄色は・・・ 白い服が言っていることは 本当だよ だって 白は東へ2つ 南へ2つ」

亜美「青は本当の事を言ってるのは 緑の服だけ、茶色は東へ4つ 北へ2つ」

真美「・・・よくあるパズル? 賛同して無いされてないのが正解って感じの」

亜美「多分そうだよー 奥の部屋行ってみよー」

真「・・・確かに石像もあるし、11*11のタイルがあって、奥のほうにはNって書いてるね」

雪歩「だとしたら、石像の正面から東へ4つ、北へ2つの・・・ここかな?」

真美「めくってみよー ・・・166? さっきのに入れろって事?」

ザシュザシュバキザシュザシュザシュバキバキバキザシュザシュザシュ

真美「・・・なんの音?」

亜美「何かを切るような・・・ そんな音が・・・」

真「戻ってみよう!」

雪歩「ひっ・・・」

真美「これは酷いね・・・ 茶色のがボロボロ・・・」

亜美「赤い絵の具が垂れてる・・・」

真「他のは凶器を持ってて返り血浴びて・・・『ウソつき!』・・・」

真美「とりあえず・・・ はやくここを出よう!」

真「このパネルに打ち込めば良いんだよね?166・・・っと」

ガチャ

真「開いた・・・けど、どうせ次も変な部屋なんだろうな・・・」

亜美「りんご・・・ 作り物かな?」

真「・・・食べられるかな?」

真美「りんご・・・美味しそうだなー」

亜美「真美、これ作り物みたいだよ」

真「しかも齧った後あるし・・・ アレにでも渡そうか?」

亜美「さーて、どうなるかな・・・」

唇「その くいもの よこせ」

亜美「ほい」

唇「うまい これ」

唇「おまえら いいやつ こことおす」

唇「おれの くちのなか くぐっていけ」

真「えー・・・」

真美「通ってる途中でガブゥ! なんて・・・無いよね?」

雪歩「そ、そこ通るんですか・・・?」

亜美「・・・行くしかないよね・・・」

真「・・・なんだ、入り口はアレだけど普通の通路だね」

真美「・・・あ、ギロチン・・・ そういやまこちん、何で無個性最初見たとき真美の方見たの?」

真「んー・・・ 名前ネタ?」

真美「真美るってか! うっさいよ! ったく、そんなんなる訳ないっしょ!」

亜美「・・・! 真美! 止まって!」

真美「え? 何? 何が・・・」ドスン!

真「・・・ギロチン落ちてきたね・・・ これ当たったら花弁が散る程度じゃ済まなそう・・・ 百合の花みたいにそのまま落ちるかも・・・」

雪歩「真美ちゃん後少し進んでたら・・・」

真美「・・・なんで真美ばっかこんな目に・・・」

亜美「フラグ立てたら回収していってるよねー」

真美「ここは・・・ 青い花瓶とその絵があるだけかな?」

亜美「この花瓶の水使っても無くなんないんだって!」

真「とりあえず、先を急ごう・・・」

真美「うわ、無個性がいっぱい・・・」

亜美「女の人の絵も結構あるね・・・」

真「・・・あれ、一個だけ違うのがあるね 吊られた男、って絵がある」

雪歩「・・・もし、数字が関係するとしたら12でしょうか・・・」

真美「あー、あずさお姉ちゃんが持ってたアレ・・・ タロットカード?の12番がそれなんだっけ?」

真美「ドア2つ、片方には数字入力パネル・・・」

亜美「とりあえず試してみよー! 12っと・・・」

真「・・・反応無いね・・・」

真美「・・・あ、さっきの絵になんか4つ数字書いてた!」

亜美「え!? 何々!?」

真美「んーと、デジタル数字みたいな感じで5629」

亜美「ほうほう・・・でもそのままじゃ無いよね・・・」

真美「・・・6295」ガチャ

真「あーなるほど、ひっくり返すのか」

雪歩「・・・鏡と絵があるみたいだね・・・」

真「絵は・・・ 響と千早・・・ ・・・ただの絵だよね?」

真美「・・・4人で並んで鏡見てみる?」

亜美「そうしよー」

真「・・・! マネキンの首が浮いてる!?」

亜美「え!? 嘘!?・・・あれ? 何で入ってきてるのマネキンの首・・・」

真美「邪魔になって出れないよ・・・」

真「駄目だ、重くて持ち上がらない・・・ でもずらす程度ならできるかな?」

ドンドンドンドンドンドンドンドン

亜美「・・・さっきの部屋からなんか聞こえてくるんだけど・・・」

真美「絶対やってるの一人じゃないよね・・・?」

真「とにかくこれを早くずらさないと・・・」

亜美「亜美も手伝う!」

バキィ

真美「壁突き破ってきた!?」

雪歩「無個性と女の人の絵が・・・」

亜美「マネキンどかしたし出るよ!」

真「急いで!」

真美「うあうあー、たくさん来たー!」

亜美「・・・あのドアしか逃げ道は無い・・・?」

真美「ちょ、亜美助けて!」

真「ちょっと雪歩、狭いって!」

雪歩「もっと詰めて! 見つかっちゃう!」

真「まだ半分くらいこっちを探してるし・・・ 見つかるのは時間の問題か・・・?」

雪歩「あ、2人が・・・」

真美「ひぃ、囲まれた!?」

亜美「・・・真美、しっかり掴まっててよ? 強行突破する!」

真美「OK分かった!」

亜美「どらぁぁぁ!」ザシュ

真美 5/5 亜美 4/5 真 10/10 雪歩 10/10

亜美「今だ! 扉の中に!」

真美「イエッサー!」

亜美「よいしょぉ! はぁ・・・ 助かった・・・」

真美「・・・でも2人は今どこにいるのかな・・・?」

真「今のうちに扉に・・・」

雪歩「・・・真ちゃん、見つかってるみたい・・・」

真「え・・・? うわ! 何するんだ! 放せ!」

雪歩「ひぃっ!? 捕まえないで下さい! た、助けて・・・」

真美「2人は・・・」

亜美「・・・無個性と絵の女に捕まっちゃったみたい・・・」

真美「そんな・・・」

亜美「・・・どこかで合流できるはず・・・ いや、しなきゃいけないんだ・・・」

真「う、ん・・・ ここはどこだ・・・?」

雪歩「・・・真っ暗です・・・」

真「あれ、何か見える・・・ 何だ? あ、扉もあるみたいだ・・・ あっちは・・・」

真「蟻、不気味な人形、首だけのマネキン、・・・絵の女、無個性・・・」

真「・・・逃げなきゃ!」

雪歩「・・・え・・・ 嘘、でしょ?」

真「・・・響、千早・・・ 何絵の女みたいなことしてるんだ?」

雪歩「あ・・・ 扉が・・・無い・・・」

真「・・・もう・・・何がどうなってるのか・・・」

雪歩「この蟻つぶしたら状況変わるかも・・・」プチッ

真「ちょ、雪歩! 何やって・・・」

「 ぼ く の え ど う な っ た 」

ピンポンパンポーン

アナウンス「本日はゲルテナ美術館にお越しいただきまことにありがとうございます。お客様に、当館内における禁止事項についてお知らせします」

大声での会話は禁止
写真の撮影は禁止
飲食の持ち込みは禁止
作品に触れる事は禁止
万年筆の使用は禁止
火気の使用は絶対禁止
ここから出る事は禁止

アナウンス「以上の点を守って、ゲルテナの芸術を心行くまでご堪能ください」

パンポンピンポーン

真「・・・もう・・・ もう嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

雪歩「助け・・・ 誰か・・・ 誰か助けて!!」

今日は以上となります。 ここから先は亜美真美の視点で書いてましたが、雪歩真の方も書いておこうと思います
>>43-45
有難う御座います。 続きは明日投下したいと思います

再開します

真美「この紫の通路・・・」

亜美「・・・怖いね・・・」

????「あれ・・・ おねーちゃんたちも出口探してるの?」

真美「・・・誰?」

メアリー「私メアリー! 美術館にいた筈なのに、変なところに迷い込んじゃって・・・」

メアリー「さっきは変なのに追いかけられたの・・・」

メアリー「おねーちゃんたちはなんていうの?」

亜美「亜美っていうんだー 薔薇の色は黄緑だったよ!」

真美「真美だよー 薔薇はピンクだったなー」

メアリー「そうなんだ!宜しく!私は・・・ 黄色だったね 一緒に脱出しよー?」

真美「んー・・・ ちょっと人探さないといけないからダメかな・・・」

亜美「大丈夫、追いかけられて一人で何とかなったなら一人で脱出できるっしょ!」

メアリー「そう・・・ 残念・・・ じゃぁ、バイバイ」

真美「さて・・・ どうしようか・・・」

亜美「ん、変な人形・・・ 呪いにでも使うのかな?」

真美「持ってく?」

亜美「そうしよー」

ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタ

真美「・・・止めといた方良かったかな?」

亜美「・・・どーだろ?」

亜美「しっかしぐにゃぐにゃしすぎっしょー! この道!」

真美「・・・また同じ人形・・・」

亜美「その先にもう一個・・・」

真美「・・・うわ、後ろにもあるじゃん!」

?????u?E?E?E?u?????????!?v

?^???uOK!?v

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?^???u?????!??v

?????u??????????????!?v

?^???u??????!?v

>>82
バグった・・・? ちょっと間置きます

亜美「・・・置いていこう!」

真美「OK!」

ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタ

真美「ひぃっ!?」

亜美「耳ふさいで走るよ!」

真美「わかった!」

亜美「ドアの前にも・・・」

真美「邪魔だしどかすよ!」

亜美「よっし、入ろう!」

真美「真っ暗・・・」

亜美「でも人形の住処からはおさらば! いえい!」

バタン

真美「!? ・・・ドアが閉まっただけ?」

亜美「電気がついた・・・ ・・・ってここがあの人形の住処じゃん!」

真美「元になったみたいな変な絵もあるし・・・」

亜美「・・・壁になんか書かれてるね」

お に ご っ こ..

た の し か っ た..

真美「・・・何個かお腹の部分が膨らんでるのがあるね・・・」

つ ぎ は..

か く れ ん ぼ だ よ..

亜美「どこに隠れるって言うのさ・・・」

ぎ ゃ く だ よ..

か く れ て い る の は..

ぼ く の ほ う..

亜美「・・・もしかしてお腹膨らんでるのの中に何か入ってる?」

か ぎ を も っ て い る の は..

だ れ で し ょ う ?..

じ ゃ あ 、 す た ー と..

ゴーン (1/5)

亜美「っ! これか!?」ビリッ ドロォ

亜美「う、赤絵の具・・・」

ゴーン(2/5)

真美「これは・・・飴?」

ゴーン(3/5)

亜美「こっちは・・・ 振ったらピチャピチャ言ってる・・・液体じゃん!」

真美「・・・カラカラ言ってる! これかな・・・? ってカプセル・・・」

ゴーン(4/5)

亜美「これは・・・ 継ぎはぎ狂ったマトリョシカか!」

真美「こっちは・・・ あった! 出るよ!」

亜美「おう!」

バタン

亜美「はぁ、はぁ・・・ あ、通路の人形が消えてる!」

真美「よし、先を急ごう!」

亜美「そういや、黄色の薔薇は先客がいたようですなぁ」

真美「・・・薔薇見せてくれなかったし、正直言って怪しいと思ってるんだけど・・・」

亜美「そうなの? 気をつけよっと」

亜美「って、亜美達も見せてなかったじゃん! 疑われてるんじゃ・・・」

真美「かもね・・・ さて、この箱は何だろう・・・?」

亜美「わかんない? パンドラの箱だっけ? そういうのかもよ?」

????「・・・開けてはいけない、パンドラのおもちゃばこ」

亜美真美「え?」ドサッ

亜美「ってて・・・ 真美ー? どこー?」

真美「んー・・・ ここだよー・・・」

亜美「あ、真美! よかったー で、ここは?」

真美「さっきの箱の中、誰かに落とされた・・・ そう考えるのが妥当かな?」

亜美「だよねー・・・」

真美「さっきの声、聞き覚えある気が・・・ あ、あの声・・・ メアリーだ!」

亜美「やっぱあいつか! ここでたらどうしてやろうか・・・」

真美「とりあえず、薔薇はなんとかなったみたい・・・ 」

亜美「・・・あ、カギみっけ! 薔薇は見当たらないけど・・・」

????「黄緑の薔薇はここにあるよ」

真美「・・・! メアリー・・・」

メアリー「返して欲しい? じゃぁ、どっちかはこのおもちゃばこの中に残って」

亜美「そんな・・・」

メアリー「ダメならこれは返さないよ あ、そういえば、私花占いが大好きなんだー」

真美「・・・分かった、真美が残る」

亜美「真美!」

メアリー「じゃぁ、薔薇はここを出たとこに置いておくね 階段上がったらすぐだよ」

真美「・・・じゃ、脱出がんばってね?」

亜美「そんな・・・真美・・・」

真美「・・・そうだ、これ・・・ 真美の髪留めと持ってきてた飴、3つずつ・・・ 2人にも渡してね」

真美「あとこれ、真美の名前入りのハンカチ・・・ 何かあったら使ってね」

真美「ずっと・・・ 憶えててくれたらうれしいな、って」

亜美「真美・・・わかった、じゃあね・・・」

メアリー「さて・・・ どうしよっかなー」

真美「・・・どうせ真美は死ぬんでしょ?」

メアリー「・・・まぁ、そうだね」

真美「じゃぁさ、薔薇見せてよ」

メアリー「・・・はいこれ」

真美「・・・造花・・・」

メアリー「絵から出てきてるから薔薇は造花なの」

真美「ふーん・・・ やっぱそうだったんだね・・・」

メアリー「じゃぁ・・・ そろそろお別れにしよっかなー・・・」

真美「そうだね・・・ って、ただでやられると思ったら大間違い! ライター喰らえ!」

メアリー「そんな余裕・・・有ると思った?」

ドスンドスンドスン

真美「・・・え?」

亜美「真美・・・ うう・・・ ん? あ・・・ 角のところに倒れてるのって・・・ 真美!?」

亜美「真美ー! 大丈夫!? 怪我・・・は・・・」

亜美「真美・・・首から上はどうしたの? ねぇ・・・ 真美・・・」

亜美「真美・・・ 真美ぃ・・・ うあぁぁぁぁぁ・・・・・・」

サァァァァ

亜美「何これ・・・ 砂? 真美の死体が・・・飛んでっちゃった・・・」

亜美「・・・真美のためにも・・・ 絶対・・・ ここを抜け出してやる!」

亜美「ぐすっ・・・ 真美・・・」

真?「おーい亜美ー! 大丈夫かー!?」

雪歩?「真美ちゃんは・・・?」

亜美「あ・・・二人とも・・・ !? な、何でそんなもの持ってるの!?」

真?「何でって・・・ 持ってちゃだめ?」

雪歩?「まさか、さっきの響ちゃんみたいに・・・」

真?「・・・亜美、この______が何に見える?」

亜美「何が何に見えるって? あとそれは不気味な人形にしか見えないよ!」

雪歩?「え・・・? ごめん、もう一回何に見えるか言って?」

亜美「だから、不気味な人形だって・・・ うわ、包丁!? 人形が包丁持ってる!」

真?「雪歩・・・どう思う?」

雪歩?「何に見えてるのか聞き取れなかったけど・・・ 過剰に怖がってるし・・・ さっきみたいにやってみる?」

真?「ボクは信じていいと思うな・・・ ライターが別のものに見えてるだけだと思う」

亜美「ライター・・・? あー、なーんだ、ライターじゃん!」

真「あれ、ちゃんとライターに見えた?」

亜美「うん、別に怖くないふっつーのライターだね」

雪歩「なぁんだ・・・ 何に見えてたの?」

亜美「・・・不気味な人形、 途中から包丁持ったように見えた・・・」

真「何でそんな風に見えたんだろう・・・ それより真美は?」

亜美「・・・これ、2人に会ったら渡すように言われてた物・・・ 真美が遺してくれた髪留めと飴玉」

真「遺してくれたって・・・まさか!」

雪歩「死んじゃったって・・・こと・・・?」

亜美「・・・真美のためにも、絶対脱出しなきゃ・・・」

真美 DEAD 亜美 3/5(落下分) 真 10/10 雪歩 10/10

真「そうだ、このライターはとある男の人から貰ったもので、その人はギャリーって言ってたんだ」

雪歩「正確には、ギャリーと呼ばれていた者っていってたね」

亜美「・・・過去形?」

真「なんでも、ここに迷い込んで、脱出しようとしたけどリタイアしちゃったんだってさ・・・」

雪歩「そして、絵に取り込まれたみたい・・・」

真「「取り込まれてしまった者、そして元々絵の中で生まれた者は外に出ちゃいけないの……出ようととしちゃ、いけないのよ」 そういってた」

亜美「・・・この際口調については気にしないで置くけど、その理由は?」

雪歩「絵の中の存在が外に出るためには、犠牲が必要って言ってました・・・」

真「ギャリーって人は、犠牲として殺されてあそこに居るみたい・・・」

亜美「・・・だとしたら、出るのにも抵抗はあるんだろうね・・・」

---少し前---


雪歩「あれ・・・ 夢・・・?でも薔薇は散ってる・・・」

真「どこだろうここ・・・ 真っ青・・・亜美と真美はどうしてるかな・・・?」

雪歩「・・・あれ、コート・・・ 誰のだろう・・・」

????「あら、起きたの?」


真 5/10 雪歩 5/10

????「大丈夫? 随分うなされてたみたいだけど」

真「・・・誰?」

雪歩「(男の人・・・) もしかして、貴方がゲルテナさんですか・・・?」

????「やぁねぇ、アタシそんな芸術家に見える?」

真「・・・口調については気にしない方が良いのかな?」ヒソヒソ

雪歩「ど、どうだろう・・・」ヒソヒソ

ギャリー「アタシはギャリー」

ギャリー「そう、呼ばれていた者よ・・・」

雪歩「何で過去形なんですか・・・?」

ギャリー「・・・アタシの後ろにある物……なんだかわかる?」

真「何も書かれていない絵・・・? 忘れられた肖像・・・ ってまさか・・・」

ギャリー「……ごめんなさいね。こんな事をしても貴方達を驚かせるだけだったかもしれないけど」

雪歩「・・・出口は、どこにありますか・・・?」

ギャリー「ごめんなさいね。途中でリタイアしちゃったアタシにはここの出口はわからないの」

ギャリー「でも、諦めないで。出口はあるのよ。貴方達と同じように、ここに連れてこられて……でも、出られた子が居たの」

中途半端ですがここで切ります

再開しますー

ギャリー「そういえば・・・ 貴方達の薔薇の色は?」

真「ボクは黒です」

雪歩「私は白でした・・・」

ギャリー「そうなの。 迷い込んだのは貴方達2人だけ?」

真「4人です はぐれちゃって・・・」

ギャリー「そういえば、まだ聞いてなかったわね 貴方達名前は?」

真「真です 菊地 真」

雪歩「萩原 雪歩です・・・」

ギャリー「はぐれた2人は?」

真「双海 亜美と双海 真美です 全員、お互いのことは良く知ってます 亜美と真美はボク達より年下です」

雪歩「特にその2人は双子の姉妹なんです」

ギャリー「知り合いで入ってきたんだ・・・」

真「因みに薔薇は亜美が黄緑、真美がピンクです 黄色が良かったらしいけど・・・」

ギャリー「黄色・・・」

雪歩「脱出したって人はどんな人だったんですか・・・?」

ギャリー「9才くらいの小さな女の子よ」

ギャリー「……沢山怖い目に会って、それでも挫けなかったとっても強い子」

ギャリー「でもね……やっぱり、一度貴方達と同じように参っちゃって倒れちゃったのよね」

ギャリー「……ほっとける訳、ないじゃない」

真「・・・一緒に、ここを抜け出しませんか?もしかしたらその子に会えるかも・・・」

ギャリー「駄目よ」

雪歩「・・・あれ、あんなところに花瓶が・・・」

真「・・・さっき半分くらいになってたし、使おっか」

ギャリー「その花瓶は、この美術館で唯一と言って良い味方だから、大切に扱いなさい」


真 10/10 雪歩 10/10

ギャリー「この部屋の出口はあっちよ」

真「本当に・・・一緒に来てくれないんですか?」

ギャリー「んー、行けなくは無いと思うけど、やめておいた方がいいわね」

ギャリー「一つ、忠告と餞別よ」

ギャリー「この美術館の中で、一番怖いのは動くマネキンでも、襲ってくる絵でもないわ」

ギャリー「一見人のように見えて……でも実は絵の中の存在。それが一番気をつけなくちゃいけない相手よ」

ギャリー「……今ここに居るアタシみないなのが一番危ないって事よ」

ギャリー「……アタシが言っても説得力ないわね、これ」

ギャリー「あと、これ ライター」

ギャリー「ここは絵の中の世界 きっと、役に立つわ」

真「・・・頑張れば・・・きっと出れると思います」

真「一緒に・・・出ませんか?」

ギャリー「じゃあ、貴方達には……言いたくなかった事も教えてあげるわ」

ギャリー「絵の中の存在が外に出るためにはね、代わりが必要なの」

ギャリー「……アタシみたいに、ね」

真「貴方のオリジナルがいたって事ですか?」

ギャリー「違うわ。アタシは本物のアタシ……なのかしらね?」

ギャリー「でも、今のアタシは絵の中の物なのよ……外に出るなら、貴方達の誰かがここに残らなきゃいけないの 貴方達2人のうちどっちかか・・・ その双子の姉妹」

ギャリー「そして・・・残った人がこの世界の中で、死ぬ必要があるみたいね」

ギャリー「だから気をつけて。平気な顔して、絵の中の物が外の人間と入れ替わろうとするから」

真「・・・わかりました、有難う御座います いつか・・・ 死人を出さずに出る方法が見つかると良いですね」

雪歩「有難う御座いました」

真「この通路は紫か・・・」

雪歩「二人は・・・無事かな・・・?」

?「真! 雪歩! 2人も来てたのか!」

真「その声は・・・ 響?」

雪歩「響ちゃん・・・ だよね?」

真「・・・」カチッ

響?「うぎゃ!? ま、真! 火は駄目だぞ! 火事になって窒息とか洒落にならないぞ! は、早くそのライターをしまうんだ!」

真「・・・前はそんな怯えなかったよね?」

響?「い、いや・・・ 火はもう嫌だぁぁぁぁぁ!」

真「逃げた! 追うよ!」

雪歩「う、うん!」

響?「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

真「さっきの・・・ だね 火をそんな怖がるなんて・・・ 何かあった?」

響?「さっき・・・ 火を持った奴に・・・ お、思い出させないでくれ!」

真「響・・・ 間違いだったらごめん!」

雪歩「真ちゃん! いきなり小指を焼くなんて・・・ あれ?」

響?「え?」

真「・・・あっと言う間に・・・ 灰になったね」

雪歩「やっぱり偽者・・・」

真「だとしても良い気分はしないね・・・」

亜美?「ぐすっ・・・真美・・・」

真「あ、あれは・・・ おーい亜美ー! 大丈夫かー!?」

雪歩「真美ちゃんは・・・?」

亜美?「あ・・・二人とも・・・ !? な、何でそんなもの持ってるの!?」

真「何でって・・・ 持ってちゃだめ?」

雪歩「まさか、さっきの響ちゃんみたいに・・・」

真「・・・このライターが何に見える?」

亜美?「何が何に見えるって? あとそれは________にしか見えないよ!」

雪歩「え・・・? ごめん、もう一回何に見えるか言って?」カチッ

亜美?「だから、________だって・・・ うわ、_______________!」

真「雪歩・・・どう思う?」

雪歩「何に見えてるのか聞き取れなかったけど・・・ 過剰に怖がってるし・・・」

真「ボクは信じていいと思うな ライターが別のものに見えてるだけだと思う」

亜美「ライター・・・? あー、なーんだ、ライターじゃん!」

---現在---

亜美「あ・・・まさか・・・」

真「どうしたの?」

亜美「真美が殺されたのは・・・ その犠牲の為だ・・・ 出ようとしてる奴がいて、その犠牲に・・・」

雪歩「・・・もしかしたら・・・ 同じかも・・・」

亜美「何が?」

雪歩「さっきの人を殺した人と真美ちゃんを殺した人・・・」

亜美「ん・・・ これは・・・」

真「ゲルテナの生涯・・・ 色々な作品とゲルテナについてかかれてるね・・・」

亜美「このページの・・・ この絵・・・」

雪歩「・・・メアリー・・・?」

亜美「こいつだ・・・こいつが真美を・・・」

真「・・・あ、まだページがある・・・」

亜美「忘れられた肖像・・・」

真「・・・ギャリー・・・ だよね? この絵・・・」

雪歩「・・・間違いない・・・よね」

亜美「へー、ギャリーってこんな感じの人なんだ・・・ 何で『忘れられた』なんだろ・・・?」

亜美「・・・茨で塞がれた上への階段と・・・下への階段・・・」

真「・・・茨を燃やしてみよう・・・」

雪歩「・・・先に進めるようになったけど・・・」

亜美「・・・行くしか無いよね」

亜美「・・・この絵は・・・」

真「・・・メアリー・・・ だね」

雪歩「どうしましょう・・・」

????「そこで何やってるの?」

亜美「! メアリー・・・」

メアリー「何で私の部屋に居るの? 出てってよ・・・ ねぇ・・・ 出てってよ・・・」

メアリー「出てけぇぇぇぇぇ!」

亜美「うわやばい、逃げろ!」

真「んなこと言ったって、前は行き止まり・・・あ、そうか! メアリーの絵!」

真「もう、これしか方法は無い!」

ゴォォォ

メアリー「やめて!お願いッ!やめてーーーーッ!!!」

メアリー「ああ、あれ?私…何で、こんな…」

パリーン

真「はぁ、はぁ・・・」

亜美「まこちん・・・ 大丈夫? 手ケガしてるよ?」

真「・・・これくらい、大丈夫だよ・・・」

亜美「・・・真美が、これ・・・ 何かあったら使えって」

真「名前入りハンカチ・・・ わかった、ちょっと借りておくね・・・」

亜美「・・・この絵・・・ あっちにあった奴とは違うね・・・」

真「絵空事の世界・・・ ちゃんと読めるよね」

雪歩「うん・・・ うわっ!?」

真「額が消えてる・・・ 今なら! よっと!」

真「入れた! 2人も早く!」

雪歩「う、うん! よいしょ!」

真「亜美、早く!」

亜美「うん、わかった、今行く!」

???「亜美、何やってんの?」

亜美「え・・・嘘、でしょ・・・? 真美・・・?」

真美?「そんなとこ行ったらなにがあるかわかんないじゃん! 出口はあっちにあったよ! 亜美、行こう!」

真「亜美、騙されるな! 真美の死体・・・ 見たんだろ!? わかってるんだろ!? 真美は・・・死んだんだって・・・」

真美?「早くこっちに!」

真「騙されるな!」

「「亜美!」」

亜美「・・・まこちん!」

真「よし、せーのっ!」

亜美「・・・あれ?」

真「・・・ん、真美はどうしたんだ? また一人でどっかいっちゃったのか・・・?」

雪歩「もう・・・ 一人でどっかいくと危ないのに・・・」

亜美「ま、探しに行こー・・・ ん? なんだろこれ・・・ 飴玉と・・・真美の髪留め?」

雪歩「・・・私のポケットにも同じものが・・・」

真「・・・ボクのポケットにも・・・何で・・・ あれ?これは・・・」

亜美「真美の・・・名前入りハンカチ?」

真「・・・そうだ、美術館を4人でうろついてたら変なところに連れて行かれて・・・」

雪歩「・・・変なマネキンに追いかけられたり、捕まって別行動になったり・・・」

亜美「・・・真美を殺したメアリーを焼いて、脱出してきた・・・」

亜美「真美は・・・ 真美は・・・うう・・・」

真「・・・真美はきっと、ボク達が脱出できて喜んでると思うよ・・・」

雪歩「きっと・・・ 見守ってくれてるよ・・・」

亜美「うう・・・」

真「・・・あ、この絵・・・ 真美・・・だよね ギャリーの絵があったところだ・・・」

雪歩「失われた肖像・・・ あっちで死ぬと・・・絵になるみたいだね・・・」

亜美「・・・今出てきたのは3人・・・ 入ったのは4人・・・ 枠は開いてる・・・きっと・・・どうにかして出れるはず・・・ 出れるはずなんだよ・・・」

亜美「・・・絶対・・・戻ってきてね・・・? 真美・・・」

---???---

真美「・・・ん・・・」

真美「真美・・・死んだんじゃなかったっけ・・・」

真美「・・・死に方も、やっぱりマミるっていうね・・・ フラグ立てたとおりだよ・・・ ここはどこだろう?」

真美「・・・あれ、あそこの絵・・・ 真美だよね・・・」

真美「このノート・・・ なんだろう?」

真美「・・・メアリーの日記・・・」

真美「・・・そっか・・・ ただ出たかっただけなんだ・・・」

真美「・・・あれ、薔薇が変わってる・・・」

真美「・・・黄色の造花・・・ てことはメアリーは・・・ 多分、この炭かな・・・」

真美「・・・うん、この日記の残り使って真美も日記つけよーっと・・・」

真美「メアリーの方法以外も・・・見つけてやるんだ・・・」

真美「メアリーができなかった事・・・ やってやる・・・ やってやるんだ・・・」

以上で終了となります。
前作のSSでも真美らせたので、次回作ではその心配が無いAperture Scienceに真美を行かせるとか良いかも知れないと思ってます。
ここまで読んでくださった方、本当に有難う御座いました。

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