DIO「これが765の爆発力、あなどれんッ!」【第三部】 (89)

このssは

DIO「このDIOがモンキーのプロデューサーだと?」
DIO「貧弱貧弱プロダクション」【第二部】

の続きとなります

駄文ですがよろしくです

すいませェん...

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1週間!邪悪なる鬼神DIOがやって来て一週間が経過したッ!
環境変化に瞬時で慣れるDIOに苦悩などない!
吸血鬼、ジョナサンの肉体、スタンド発現に対しても冷静沈着な
DIOに苦難などないッ!見上げる空は、常に晴天なりッ!

DIO「行き詰ったな」

曇天だったッ!

小鳥「やっぱり、あの企画受けるべきなんじゃ…」

DIO「…とある町のライヴだ。中心じゃあない。発信できると思うのか?」

小鳥「でも、やってみないとわかりませんよ?」

DIO「………」

高木「私もやってみるべきだと思うがね?」

DIO「貴様もそう思うのかホルホース」

高木「うむ!その人達が応援してくれるかもしれないしね!」

小鳥「地元の新聞に載っちゃったりして!」

DIO「大きな事は小さき事からか…受けよう」

高木「よし!そうと決まれば早速取りかかろう!」

小鳥「はーい!」

高木「彼女達をトップまで導く!」

DIO「あぁ」

高木「No.2より、No.1、だな!」

DIO「(逆だな)」

翌日

全員「「「え!?ライヴ!?」」」

DIO「そうだ。小さな町だがな。一か月後だ」

美希「でも歌って踊るんでしょ?」

DIO「当たり前だ」

響「やっと自分の実力が見せられるぞー!」

ヤッター ウッウリィィ ウタエルカシラ… タノシミダネ ヘイルトゥユー!

あずさ「どんな体制なんですか?」

DIO「二チームに分ける。四条、美希、三浦、両双海、デコ、高槻、如月、モンキーでひとつ。
そしてタルカス、菊地、萩原でひとつだ」

伊織「デコゆーな!」

春香「MUOOHHHHH―ッ!」

DIO「そしてメインは貴様だ、萩原」

雪歩「えぇ!?私!?」

響「自分じゃないのか~」

亜美「なんでー?」

DIO「体力、技術、根性が一番欠けているのは萩原だからだ」

雪歩「はうぅ…でもどうして…」

DIO「クズは最初に手を打たねばならん」

真美「ひっで」

DIO「だが、一番伸びるタイプでもある」

雪歩「!!」

DIO「どうだ?今のうち手を打って先へ進むか?逃して置いてかれるか?」

雪歩「…やります」

DIO「聞こえんッ!」

雪歩「やります!私やりますぅ!」

DIO「いい返事だ」

真「雪歩!一緒に頑張ろうね!」

雪歩「ありがとう真ちゃん!」

春香「私も一緒だよ!」

雪歩「うん!タ…春香ちゃん!」

春香「ANGYAAAAAAAAAAAAAーッ!!!!」

DIO「では、貴様らは今日から特訓に入る!」

全員「「「ハイ!」」」

DIO「それに伴い、新しいトレーナーを用意した」

真美「いつものトレさんじゃダメなの?」

DIO「今回は一か月しかない。ハードになる。トレでは時間が足りん」

真美「ふ~ん」

少々席外します。すイませェん...

DIO「では、入れ」

全員 ゴクリ

ガチャ

事務所内に広がる花の香りッ!女でも色香の迷うほどの美貌!
髪は風と共に流れ、長く伸びた脚は実に見事であったッ!

響「うわぁ…綺麗だぞ~…」

美希「キラキラしてるの…」

やよい「はわ~」

???「初めまして」

全員「「「ハ、ハジメマシテ!!」」」

???「新しくトレーナーを務めさせてもらう、利佐村理沙よ。リサリサでいいわ」

全員「「「ヨロシクオネガイシマース!!」」」

リサリサ「よろしく。それで、あなたが萩原さん?」

雪歩「は、はい!」

リサリサ「あなたのことはプロデューサーから聞いてるわ。頑張りましょうね」

雪歩「はいぃ!」

リサリサ「ライヴまで一か月、これがどれだけ迫っているかわかる?」

全員「「「…………」」」

リサリサ「そう…初めてだものね。町ライヴと言えどライヴはライヴ。
完全完璧!パーフェクトオブパーフェクトッ!手を抜いたらオワリよ」

千早「緊張するわね…」

伊織「伊織ちゃんは、き、緊張なんかしてないケドー!?」

DIO「そのわりには猫足立ちだな」

美希「………」

律子「(美希…なんて真剣な眼差し…)」

リサリサ「いい?人前でものを見せるにはそれなりの努力と
鍛錬が必要とされる。どんなに厳しくとも、私についていく覚悟はある?」

全員「「「ハイッ!!!」」」

リサリサ「いい返事ね。それでは特別レッスンを開始するッ!」

やよい「ドキドキしますぅー!」

美希「張りきっていくの!」

響「なんくるないさー!」

リサリサ「まずは……」

ピシィィィィ×12

全員「「「!?」」」

伊織「何よコレぇぇぇ!!」ウグ!

美希「ダサいのぉ~!!」ウググ!

リサリサ「それは『呼吸法強制マスク』!

亜美「なんなのさー!」ウグ!

リサリサ「呼吸のリズム!歌やダンスにおいて必要とされるもの!」

リサリサ「リズムが乱れなければなんの支障もなく呼吸は出来ます。しかし!乱れれば酸欠になり息は出来なくなる」

春香「(ウグ!...四条さん……微動だにしてない)」

貴音「コーホー」

千早「落ち着いて如月千早…これは試練…」スーハースーハー

リサリサ「あなた達は踊りながら歌ってもマスクが平気でないとならない」

響「無理だぞ!」ウグ!

リサリサ「ひと月で一人前になるには死の覚悟が必要なりッ!」

響「……」

DIO「(少々荒いが、これも試練だ)」

響「わかったさー!完璧だから余裕さー!」ウグ!

リサリサ「みんなも同じ?」

全員「「「ハイ!」」」ウグウグウグウグ!!!!

リサリサ「プロデューサー、彼女たちの歌はある?」

DIO「THE WORLD is all oneがあるが、まだ踊れる段階じゃあない」

貴音「しかし皆、一番は踊れますよ」

リサリサ「そう。今回は何の歌でステージに立つのかしら?」

DIO「………」

やよい「あ、あのー」

DIO「何だ」

やよい「吉良メ吉良リでいいんじゃないかなーって」

DIO「そうか。それは全員歌えて踊れるのか?」

全員「「「ハイ」」」

DIO「ならそれでいく。それと萩原のチームだが、貴様らには別の曲でやってもらう」

春香「え?そうなんですか?」

DIO「二チームに分けたのに同じ曲じゃあつまらん」

真「そうですね」

DIO「もうそれは完成している。別の場所で練習しておけ」

春雪真「「「はい!」」」

ちょっとカーチャンに呼ばれたので外します

DIO「とりあえず全員、一番だけダンス付きTHE WORLD is all oneで練習させろ」

リサリサ「了解」

リサリサ「じゃあ、早速練習よ!」

レッスン中

カブトムシ ト カブトムシー♪

ラセンカァイダン カブトムシー♪

リサリサ「(…初めは大丈夫ね。それにしても)」

カブトムシ カマキリ ウグッ!

モヒトツオマケニ カブトムシ♪

ソシテ ウグ!トムシ♪

リサリサ「(なんて乱暴な歌詞……)」

トキトメル ザワールド メチャクチャウグ!スタンド♪

ニックキ ジョーウグ!ケー ユルサン ザサン♪

トキトメウグ!ジョウタロウ♪

ソンナノ ウグ!ウグ!ウグ!ウグ!

ズルイ セウグ!ウグ!ウグ!

ザワールドイズウグ!

ウグ!ウグ!

リサリサ「(ひどい…)」

DIO「あとは任せた」

リサリサ「ちょっと!待ちなさい!」

キィィ バタン

リサリサ「.........仕方ない」

地獄の特訓が始まった!彼女達は初めて地獄を見たッ!
変な塔に登らされ、わけのわからぬシャボン玉も吹いた!
ある者は倒れ、ある者は雄たけびを上げ、またある者は泣き出した!
しかし!彼女達の心は強かった!初めてのライヴッ!
失敗は許されない!汗を流し!涙を流し!よだれさえも流した!
彼女達は一歩、また一歩成長していった!
そして時は町ライヴの三日前になったッ!

小鳥「あ、あのプロデューサーさん……」

DIO「なんだ」

小鳥「その車は…」

DIO「借り物だ。モンキー共がレッスンしている間に免許も取得した」

小鳥「コスト削減ですか?」

DIO「そうだ。多少番組に出ても、ライヴをしても貧弱は貧弱だ」

DIO「金はない。ならばコストを最小限にせねばならん。雇ってはまた金がかかる」

小鳥「でも全員乗せられませんよね?」

DIO「ホルホースが自車を用意すると言っていた」

小鳥「そうですか!なら大丈夫ですね」

DIO「明日出発か…」

小鳥「はい、成功させましょうね。ライヴ」

DIO「フッ…俺に言うな」

小鳥「ふふっ♪」

夜は明けたッ!出発の日!

@DIO車

ブォォォォォォォーン

プロデューサー ウンテンデキルンダネー シラナカッター

DIO「……リサリサよ」

リサリサ「何かしら」助手席

DIO「モンキー共は大丈夫か?」

リサリサ「大丈夫じゃなかったらこの場にはいないわ」

DIO「そうか」

リサリサ「成長した。実に。萩原さんも以前とは比べ物にならない程にね」

サータアンダギーダゾー ワー オイシイー アマイネー チュミミーン

DIO「…ならいい」

@高木車

亜美「しゃちょーって車持ってたんだねー」

あずさ「あ、亜美ちゃんっ」

高木「おぉっと亜美君、これでも一応社長なのだよ?」

亜美「あ、そっかー」

高木「うむ!それよりアイドル諸君!ライヴ頑張ってくれたまえよ!」

美希「あったりまえなの!」

伊織「当たり前よ!」

高木「頼もしいな!」

真美「まかせんしゃい!」

高木「お!もうそろそろ着くみたいだね。降りる用意をしてくれよ!」

全員「「「ハーイ」」」

バタン ゾロゾロ

千早「静かな町ね…」

真「でもそんなに田舎でもないね」

リサリサ「ここがライヴの場…」

DIO「あぁ、ここは…杜王町だッ!」

我々はこの町を知っている!この、いやあとはどうでもいい!

おっとトリが外れてしまいました

高木「とりあえず私は事務所に戻って音無君と仕事をするよ」

DIO「む、ご苦労だったな」

高木「いやぁ、礼などいらんよ」

高木「ではDIO君」

DIO「何だ」

高木「成功…させてくれたまえよ?」

DIO「だから俺に言うな」

高木「それもそうかね!それじゃ!」

ブロロロロロ…

DIO「…一旦ここで解散とする。夜には戻れ」

ハーイ ワー アッチイコー ヒロイゾー アフゥ

真美「亜美隊員!宿でポ○モンやりますぞ!」

亜美「ラジャー!」

貴音「コーホー」

響「貴音、いい加減マスク取るさー」

真「雪歩、緊張してる?」

雪歩「うん…」

春香「大丈夫だよ!」

千早「ライヴは明後日、それまでリラックスしましょう」

雪歩「う、うん!」

あずさ「それにしても暑いわね~」

伊織「避暑地じゃないのね…」

美希「」zzz

やよい「美希さんー!いくらなんでも地べたはダメですってー!」

律子「ちょ!コラ美希!」

DIO「貴様も羽を伸ばせリサリサ」

リサリサ「そうさせていただくわ」

DIO「…さて、宿に行くか」

各自自由行動

春香「色々なお店があるね~」

千早「そうね」

雪歩「食べ物屋さんは少ないかな?」

真「なかなか栄えてるなぁ」

千早「あれは…エステかしら?『シンデレ…」

真「みんなー!あっちに喫茶店あるよー!」

雪歩「あ、オシャレかも!」

春香「千早ちゃん、行こ!」

千早「え?あ、そうね行きましょ」

別の場所

あずさ「あらあら~、ここはどこかしら~」

伊織「もう!あずさに付いていくんじゃなかった!」

やよい「なーんにもないですねーっ」

あずさ「でも、鉄塔ならあるわよ~」

伊織「鉄塔が何よ!帰るわよ!」プンスカ

やよい「あ、待って~伊織ちゃ~ん」タタッ

あずさ「ごめんね~」タタッ

宿

DIO「.........」カタカタ

美希「」スピー スピー

律子「どんだけ寝るのよ…」

真美「ん~」ピコピコ

真美「ねぇー兄ちゃん~」

DIO「何だ」

真美「バシャーモの名前どうちたらいい?」

DIO「何だそれは」

真美「知んないの?ポ○モンだよ!」

DIO「知らん。アブドゥルにでもしておけ」

真美「オッケ→」

イケー アブドゥルー! アブドゥルシンダー ゲンキノカケラー! アブドゥルマタシンダー

DIO「………」

各自床に着き、翌日

リサリサ「最終確認を行う!」

DIO「(いかなるものか)」

やよい「うっWRYYY!!」

伊織「早くやりましょ!」

リサリサ「いいわ。START!」

全員「「「♪♪♪」」」

DIO「(…ほう)」

DIO「(最初とは比べものにならんな)」

リサリサ「少し乱れてるが、続いて萩原チーム!」

三人「「「♪♪♪」」」

DIO「(萩原…成長している。格段に、確実に)」

リサリサ「ま、こんなものね」

DIO「それでは明日に備え、貴様らは休め」

全員「「「ハーイ」」」

ネムイノー シャボンランチャー ウィンウィンウィンウィン タコス レロレロ ドモン

DIO「(誰一人汗どころか、息切れもしていない)」

DIO「……リサリサよ」

リサリサ「何かしら」

DIO「奴らのスキルは十分ではないのか」

リサリサ「あんなもの、できて当たり前だわ」スッ

DIO「今まで見てきたモンキー共とはどうだ」

リサリサ「みな同じ。驚くこともないわ」

DIO「その割に、煙草は逆さだな」

リサリサ「…………」

リサリサ「……彼女達は本物だわ。それだけ。では」スタスタ

DIO「…………」

DIO「素直じゃあないな」

その夜…

真「雪歩…まだ起きてる?」

雪歩「…うん」

真「いよいよ明日だね。緊張する?」

雪歩「うん……。真ちゃんはしないの?」

真「してるよ、とっても。でも死ぬほど練習した。一生懸命やった」

真「だから、成功させたい」

春香「そうだね!」

雪歩「わっ!起きてたのタルカスちゃん」

真「ビックリした~」

春香「うん、明日、成功させようねっ!」ムオォォォォォォ

真「当たり前だよ!」

春香「それじゃ、おやすみ!」

真「おやすみ」

真「雪歩もおやすみ」

雪歩「う、うん…おやすみ」

雪歩「………………」

本番当日

DIO「萩原がいない…だと」

真「そうなんですよ!どこ探してもいなくて…」

亜美「やばいっしょー!」

響「や、やばくないか!?ステージまで1時間だぞ!?」

DIO「………」

DIO「(…迂闊であった。力に目を向けたあげく、肝心な事を忘れるとは)」

DIO「クソォッ!!」

真「」ビクゥ!

DIO「萩原はこのDIOが見つけ出す。貴様らは準備しておけ」

春香「で、でも!」

DIO「必ず見つけ出す」ダッ

伊織「速ッ!?」

真「雪歩…」

やよい「大丈夫でしょうか…」

律子「みんな!落ち込まないの!雪歩は必ず帰ってくるわ!」

美希「どうしてわかるの?」

律子「相手はあのプロデューサーよ?失敗するとでも思う?」

美希「…全く思わないの」

真美「兄ちゃんガンバ…」

亜美「雪歩―!早く来てくれー!!」

DIO ダダダダダッ

DIO「(手当たり次第探すしかないようだな)」ダダダツ

DIO「…ん?あの巨大な穴はなんだ」

雪歩「」シクシク

DIO「萩原」

雪歩「!!!!!!」

DIO「貴様が掘ったのか」

雪歩「はい…」

DIO「なるほど。嫌なことがあると穴を掘るのだな」

雪歩「そういえば…言ってませんでしたね…」

DIO「とりあえず出ろ」

雪歩「.........掘りすぎて…出れないです」

DIO「……スコップに掴まれ」

DIO ヒョイ

雪歩「ありがとうございますぅ…」

DIO「怖いか」

雪歩「ッ!………はい」

DIO「逃げていてもどうにもならん」

雪歩「でも…練習しても…どうせ失敗しちゃうだろうし…」

雪歩「結局は私…ダメな娘ですから…」

DIO「………」

DIO「その昔、ポコという少年がいた」

雪歩「?」

DIO「奴は臆病者だった。何ものにも脅えていた」

雪歩「(……私と同じ…)」

DIO「しかし、奴が死の覚悟をしてまで、人を救ったことがあった」

DIO「まだ年端もいかぬ、小便臭いガキだ」

雪歩「………」

DIO「己の勇気のみで、死に立ち向かい、運命に打ち勝った」

DIO「奴は「怖いのは痛みじゃあない」とまで言った」

DIO「…俺は気付いたのだ」

雪歩「…?」

DIO「萩原、ひとつ尋ねるが『生きる』ということは何だ?」

雪歩「......わかりません」

DIO「うむ、そうか(さすがにエンヤとは生きた年が違う。自身の答えなどないか)」

DIO「俺は『恐怖』を克服することが『生きることだと思う』。世界の頂点に立つ者はほんのちっぽけな『恐怖』を持たぬ者ッ!わかるか萩原?」

雪歩「……!」

DIO「欠点、つまりは恐怖を克服しろ。いつまで経ってもトップにはなれん」

雪歩「…わ、わかりました!」

雪歩「私、少しずつ、そ、その恐怖を克服しますぅ!男の人も犬も!」

DIO「うむ。前よりいい眼をしてるじゃあないか」

DIO「思う存分やるがいい。恐れを忘れるくらいにな」

雪歩「は、はぃ!」

DIO「ゆけ、モンキー共が待っている」

雪歩「わかりました!」ダダッ

雪歩 ピタッ

雪歩「あ、あの!プロデューサー!」

DIO「何だ」

雪歩「ありがとうございました!プロデューサーのおかげで頑張れそうですぅ!それじゃあ!」ダダッ

DIO「…………」

DIO「少しずつ変わっていけばいい」

DIO「………」

DIO「まさか、記憶まで奪えるとはな」フン

DIO「俺は、貴様の体を奪った事で、色々なことがわかった気がする」

DIO「………ジョナサン……………」

舞台裏

雪歩「みんな~~!!」

全員「「「雪歩!!」」」

真「も~心配したんだからー!!」

伊織「どこ行ってたのよ!アンタのせいで台無しになるところだったわ!」

律子「心配かけて!」

雪歩「はうぅ…ごめんなさい~」

亜美真美「「心配ちたよー!」

リサリサ「あなた達ポーカーやってたわよね」

亜美真美「「」」

春香「ま、まぁ雪歩も来たことだしさ!みんな!」

千早「そうね」

あずさ「あらあら」

四条「コーホー」

響「貴音―ッ!まだつけてるさァーッ!」

やよい「早くライヴやりましょーっ!」

美希「なの!」

DIO「当たり前だ」

全員「「「いつの間に!?」」」

DIO「先ほど着いた」

DIO「こんどこそ全員いるな」

雪歩「はい!」

DIO「貴様ら、わかっての通り、今日、今から本番だ」

全員「「「……」」」

DIO「己の力を出し切れ」

全員「「「ハイ!!」」」

律子「会場にはもう人がたっくさんいるわ!緊張なんかしてたらいいもの見せられないわよ!」

美希「わかってるの!」

春香「頑張りまーす!」

貴音「コーホー」

響「いやもう取れ」バコーン

DIO「貴様からも言え」

リサリサ「……みんな」

全員「「「……」」」

リサリサ「今のあなた達は完璧だわ。本番で上がらなければね」

美希「上がるわけないの!」

真「リサリサ先生に褒められたら自信出ちゃうね!」

千早「そうね!」

リサリサ「全力を…尽くしなさい!!」

全員「「「ハイッ!!!」」」

真「よーし!いっくよー!」

真「震えるぞー!」

全員「「「ハート!」」」

美希「燃え尽きるほどー!」

全員「「「ヒート!!」」」

春香「刻もう!765のー!」

全員「「「ビートォ!!!」」」

DIO「よしッ!行ってこい!!!」

\ ワー / \ ワー / \ ワー /

美希「みんなー!待たせてゴメンなのー!一曲目いくのー!」

ワー アノコカワイイ!

あずさ「あらあら紹介が先よ美希ちゃん?」

ワハハハハハ

伊織「もう!そそっかしいんだから!」

デコデコデコデコデコデコーノヒロシ!

やよい「私たちはー!」

亜美真美「「765のぉ!」

響「アイドルです!」

貴音「コーホー!」

ワー ワー マスクカワイイー

千早「……」

美希「それじゃ!一曲目いくの!」

9人「「「吉良メ吉良リ!!!」」」

美希「フレー!フレー!ガンヴァレさぁ行こう!フレー!フレー!頑張れ最高!」

キンパツカワイイゾー ドタプーンモカワイイゾー クッ

伊織「どんな物でも爆破するんです♪」マールマルドッカンカン

千早「邪魔する奴を爆破するんです♪」ハーナマルストレイキャァット

ワー ワー ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!

美希「お金も爆弾に変えるんです♪」マータマタドッカンカン

響「女の爆発は快感です♪」ハーナマルストレイキャァット

亜美「雨が降って~ 漫画家の爆発予言♪」

真美「心も夢も全部消し飛べ~♪」

あずさ「吉良くるどこくる どこにもいない」

やよい「お前の瞳だッ!バイ!ツァ!ダスト!」

全員「吉良メ吉良リ ドカンボカンと♪」

美希「手首を見たとき○ッキ♪」

全員「吉良メ吉良リ ハートアタック♪」

千早「ホントはわたし 川尻♪」

全員「吉良メ吉良リ 東方の♪」

響「追尾弾が直撃♪」

全員「吉良メ吉良リ 追い詰められ♪」

貴音「いいや 限界だッ!押 す ね ッ!」

やよい「フレー!フレー!ガンヴァレさぁ行こう!フレー!フレー!頑張れ最高!」

ジャーン

ワー!!!スゲー!!!カワイイ!!!ワー!!

?「オっほほぉー!!スッゲェ可愛いじゃねェかよ!!」ダホガ!
?「グレートだぜ、こいつぁ」
?「二人とも~待ってってば~」

美希「どーだった?美希たち、キラキラしてた?」

サイコー! キラキラシテター! カワイイヨー! ダホガ

やよい「えっへへ~!でも次は私たちに変わって!」

伊織「この三人がお送りするわ!」

ドッバァァァン ドギャーン ドドドドドド

春香「天海は」

真「タルカスと菊地真です!」

雪歩「萩原雪歩ですぅ!」

春香「MUUOOHHHHHHH!!!!!!!!!」

タルカスー!タルカスチャーン ムオオオオォォォォォォ

雪歩「い、いきますぅー!聴いてください!」

三人「「「ALRIGHT(右拳)!!!」」」

ワー コッチモカワイイ カワイイ ダホガ

~♪ ~♪ ~♪

DIO「(...ひとつずつ進化していく)」

DIO「(遅くとも進んでいく)」

DIO「(奴らは輝いている。もうモンキーではない)」

雪歩「Fメガで僕と対戦をしようよ♪」

ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!

真「負けたあなたの魂いただきます♪」

春香「お次は野球で僕と対戦しましょう♪」

ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!

雪歩「レッドドラゴンズとジャガーズですね♪」

リサリサ「……立派ね」

DIO「……」

リサリサ「ここまで成長するなんて」

雪歩「ALRIGHT 右のコブシで~♪」

ハイ!ハイ!ハイ!

真「ALRIGHT また右のコブシ~♪」

春香「オラオラ もしかして 右オラオラだけですか~♪」

ハイ!ハイ!ハイ!

DIO「それだけ貴様の指導が優れていたのではないか」

リサリサ「私は、教えただけよ」

リサリサ「もともとは、あの娘たちの本質の力よ」

DIO「そうか」

リサリサ「….........今の私達に出来ることは?」

DIO「そっと見守るだけだ」

リサリサ「…そうね」

ミギノコブシデー ハイ!ハイ!ハイ! ワーワー ダホガ!

テレテテッテ テレテテッテ テッテテテン

春香「みんなー!ありがとー!」

真「ありがとー!」

雪歩「ありがとうございますぅー!」

春香「765の応援!よろしくおねがいしまーっす!」

ワー!アッタリマエダー!カワイイー!オウエンスルゾー!シーディーカウヨー!フェイフェイダヨー

ワー!ワー!ダホガ……

舞台裏

DIO「よくやったな」

真「へへっ!とても楽しかったです!」

美希「サイコーだったの!」

やよい「うっWRYYY!!!」

DIO「奴らの記憶に今日のことは一生残るだろう」

DIO「トップも夢じゃあない」

伊織「フン!連れて行かないと承知しないわよ!」

DIO「当たり前だ」

リサリサ「みんな上手くなったわね」

響「あんなマスクされたら嫌でも上手くなるさー!」

リサリサ「そう?」フフッ

千早「(笑った…先生が…)」

DIO「よし、帰るぞ。高木も迎えに来ている」

全員「「「はーい!」」」

山道路
@DIO車

ポツ……

ポツ… ポツポツポツ

ポツ…ザァァァ ザー ザー

やよい「すごい雨ですねー」

春香「すごいねー…そういえばリサリサ先生はどうしたんですか?」

DIO「『もう教えることはない。私がいなくとも大丈夫』と」

真「え…じゃあ…」

DIO「もう会うこともないだろう」

響「そんなぁ…」

雪歩「私…まだちゃんとお礼言ってないよ…」

春香「私も…」

真「ボクだって…」

DIO「………」

DIO「もし逢えたら、礼はその時にしろ」

全員「「「…はい」」」

DIO「(...クールに去る、か)」

DIO「(.........)」

ザーザーザーザーザー

DIO「それにしても酷い雨だな」

貴音「前もあまり見えませんね」

DIO「帰宅は遅くなるやもしれん」

春香「社長の車も見失っちゃいました?」

DIO「…あぁ」

DIO「(…なんだ…)」

DIO「(この胸騒ぎは…)」

貴音「…………」

リサリサセンセイドコイッチャッタノカナー ネー イキナリダネ

ザーザー ゴゴ

ゴゴゴ…ザァァ

DIO「…何の音だ」

ゴゴゴゴゴ…ザァァァ

ナンダロー スゴイオトダネー カミナリ? チガクナイ?

DIO「…………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!

DIO「まさかッ!!」ドアバタン

春香「プロデューサーさん?」

響「何で出たんさ?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

DIO「土砂崩れだッ!!!」


激しい豪雨により土はぬかるみ、土砂崩れが発生していたッ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

DIO「上方で土砂崩れが発生しているのはわかるが…」

DIO「何故来ないのだ」

DIO「………なるほど」

DIO「何かが邪魔をしているのか」

DIO「…ほう、押し出され…」

ダァン!!!!

DIO「あれはッ!」






DIO「ロードローラーかッ!」




真「…うわぁ!!!??みんな!!あれ!!!」

春香「え?」

春雪「「キャァァァァア!!!」」

響「落ちてくるぞぉぉぉ!!」

貴音「!!!!!!」

やよい「ひゃあっ!!!??」

不運!なんとも悪運!
土砂崩れに加え、さらなる悲劇!
押しだされたロードローラーはDIO一行の頭上に落下していく!
どうするDIOッ!

DIO「やむをえんッ!!!!」



DIO「 『 世界 』ッッ!!!!! 」



ドーーーンッ!!!

DIO「ジョセフの血を吸い取った後だ」

DIO「残された時間は…9秒ッ!」

DIO「乗り物ごときがァッ!このDIOに楯突くなァーッ!!!」

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!」

ドゴドゴドゴ!!!ガンガンガンガン!!!

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァーッ!!!!!」

ドガドガガンガンガンガンガンガン!!!!!!!

DIO「フン、9秒も必要なかったな」

DIO「…そして時は動き出す」

パッ

ドッガァァァァァァァァンンンンンン!!!!!!(大爆発)
ビュォォォォォォ オォォォォォ

全員「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」」

荒れる爆風!傾く車体!
DIOは守った!彼女達を守った!

全員「「「……?」」」

真「…大きい車は…?」

春香「…あれ?プロデューサーさん…?」

やよい「うぅ………」

響「どぉして爆発したんさ…?」

貴音「…まさか…......あの方が……」

全員「「「…え?」」」

DIO「…………」

ザー ザ ーザー 
ザァァァァァ……


異様な光景であった
突然のロードローラーの爆破
それに動じず、たたずむDIO
周りに飛び散った破片
彼女達は疑わざるを得なかった
どうするDIO
自分が人間でない。いや、
スタンド使いであることを
このままプロデューサーを続けていけるのだろうか

終わったッ!第三部完ッ!

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