幼女「ふぇぇ…おじちゃんのここカチカチだよ~」(67)

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 ( `・ω・) ようこそID腕立てスレへ!
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 しー-J
おまいら、いくら腹筋が好きだからって腹筋ばかりだとバランスが悪いだろ!

と言うことで、ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腕立てをするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 ID抽出 の場合 7×12=84 なので84回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 ID抽出 の場合 数字がないので今日は親指でもしゃぶって休んでな。
さあ、存分に腕立てするがよい↓(`・ω・´)

幼女「すごーい、おじちゃんの腕カチカチ~」フニフニ

男「ああ……トレーニングしてるからな」

幼女「とれいにんぐ?」

男「鍛えてるってことさ。……さて、と。あと300回か……頑張ろう。……イチ、ニ……」グッグッ

幼女「へんなの、おじちゃんパソコンいじっては、『やられたー』とか言って腕立てとか腹筋とかするんだもん」

男「……18、19……」グッグッ……

……男、齢三十一。
2ちゃん歴10年を越える彼は……度重なる腹筋筋トレスレの乱立により……
……『鋼の肉体』を手に入れていた……。

……遠い親戚が死に、遺産と身寄りのいない娘を引き取った。
幼女を引き取ったのは、別にロリコンだからという訳では無く、一人ぼっちの幼女の姿が自分に似ていて、可哀想だと思ったからだ。
手に入った金を元手に株なんぞを初めてみると、楽に……とはいかないが、なんとか毎日食っていけるくらいは稼げるようになった。

幼女「おじちゃんおじちゃーん」

男「おじちゃんではなくお兄さんって呼んでくれない?俺まだ三十だよ?」

幼女「さんじゅーはおじちゃんだと思う。……腕立て終わった?」

男「おう。……なかなかのスレタイだったな」

外で働かなくとも食っていけるようになったので、最近はもっぱらパソコンの前にいた。
株価を見るのと、アニメを見るのと、もう一つ。……2ちゃんねるをするためだ。

幼女「トレーニング終わったならさー、あたしおなかすいたー」

男「ん、わかった。何か作るよ」

幼女「あまいもの食べたいなあ……のみものといっしょにー」

男「飲み物?うーん……レシピレシピ……」カタカタ

この四角形の物体は非常に便利なもので、
男が望む事ならば何でも調べる事が出来た。
しかし、元来生真面目な性格である男には……少し、『相性』が悪かった。

男「……ん!?」ピクリ

男「…………」

幼女「?……おじちゃん?どったのー?」

男「……こ……!」

幼女「ふぇ?」

男「……この『スレタイ』は……!!」

男「……ん!?」ピクリ

『メイド「お待たせいたしました♪メイド特製愛液ティーになります♪」』

>>9
ミスった
最後の男の台詞抜いて下さい

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

男「……わ……!ハァハァハァ……!!」

男(『罠』だッ……こ、こんなスレタイッッ!罠に決まってる……この世にそんな、魅力的な飲み物なんて……ずばり!『ある訳が無い』ッ!!し、しかし……!!)

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

男(もし……罠で無かったら?……お、俺は……素晴らしいものを見れるんじゃあないか?そ、そして幼女が……幼女が喜ぶ飲み物を……手に入れる事が出来るんじゃあないか?……)

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

男「……り……リスクを乗り越えてこそッ!人類が輝く未来がある……!!」

幼女「お、おじちゃん?」

男「俺はッ……乗り越えるッ!!!これは『試練』だッ!!俺が『天国』へッ!到達するためのッッッ!!!」

カチッ――

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 ( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
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 しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 ID抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 ID抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腹筋するがよい↓(`・ω・´)

男「う……うわああああああああああああああああ!!!!!!」

フンッ!フンッ!フンッ!!

幼女「おじちゃーん!なんで腹筋してんのー!?」

男「クソッ!クソッ!クソッ!あかんやろッ!そのスレタイは魅力的すぎるやろッ!メイドの愛液とか兵器やんけッ!!うおおおおおやられたああああああああ!!!!」

フンッ!フンッ!フンッ!!

幼女「おじちゃん、おやつ……」

男「待ってあと200回で終わるからッ!!」フンッ!フンッ!フンッ!!

……男は、釣られた腹筋スレを……
……『無視』する事が出来ない性格であった……。

男「ふう……今日もいい腹筋だった」ムキムキ

幼女「おじちゃーん……」

男「ん?ああすまん。なんだっけ?」

幼女「つーん。もういいもんっ」プイッ

男「?……ああ、甘いものが食べたいんだったな。ホットケーキでいいか?」

幼女「……うんっ」ニパッ

幼女「んぐんぐ……おじちゃんのりょーりはいっつもおいしいねっ」モグモグ

男「そりゃあよかった」ポチポチ

幼女「もー、おじちゃん!おしょくじちゅーだよ?ゲームしちゃダメーっ」

男「ゲームじゃなくてスマホで2ちゃん……いや、いいんだけどさ」ポチッ

幼女「よくないよ。パパそういうしちゃダメって言ってたもん」

男「そういう意味じゃなかったんだけど…………あ」

幼女「ん?」

男「……」スクッ

スタスタ……

男「……あ、スマホだとID変わってんじゃん……138回かあ」フンッフンッ

幼女「……おじちゃん、またぁ?」

幼女「なにかあったら、トレーニングしてばっかり……からだこわしちゃうよ?」

男「大丈夫。壊しても仕事してないから、平気」フンッフンッ

幼女「……」

テクテク……

男「ん?」

幼女「……」ギュッ

男「……どうした?」

幼女「んーん。……あのね?……あたしが、しんぱいするから……」

男「……」

幼女「……無茶はしないで。ね?」

男「うん。ごめん。……そろそろ風呂入って寝るか」

幼女「うんっ」ニコッ

ワシャワシャ……

男「お客様ー。かゆい所はございませんかー?」ワシャワシャ

幼女「あはは!くすぐったーい!」

男「風呂上がったら明日の幼稚園の準備しとけよー」

幼女「はーい!あはは!」

男(平和だなあ……)ポケーッ

幼女「ごくごく……ぷはー!やっぱふろあがりはぎゅーにゅーだよね!」

男「オッサンくせえな。……はあ……」

幼女「?……おじちゃん?どうしたの?身体だるい?」

男「いや……さっきのスレ思い出してな」

幼女「?」

男「本当なら今頃、メイドの愛液ティーに舌つづみをうっているはずなのに……!」ギリッ!

幼女「……よくわかんないけど、それおいしくなさそうだよ?」

男「まあいいや。ほら、そろそろ寝なさい。明日も幼稚園なんだから……」

幼女「はーい。……なんだかおじちゃん、パパみたいだね?」

男「まあ、パパの代わりみたいなもんだからな。……どっちかって言うと、兄のほうがいいんだけど」

幼女「あに?」

男「ロリコンじゃあないが、妹は好きだからな……って、こんなことお前に言ってもしゃーねえか……」

幼女「ふーん……おやすみっ、おにいちゃんっ!」

男「……」

幼女「……こんな感じ?……んー、なんだかしっくりこないね?」

男「いや、俺は好きだよ」

幼女「え?」

男「なんでもない。……おやすみ」

男「……んー、おにいちゃん……おにいちゃんか……」

男「……やっぱいい響きだな。俺一人っ子だから憧れるわ。……あんな子供でもグッとくるもんがあるぜ」

カタカタ……

男「けど俺はやっぱ、スタイルいい高校生っていう設定の妹が好きなんだよね~。さて!今日も佳苗るかの兄妹モノAV見てスッキリと……」

ピタッ

男「……んん?」

『兄「妹がお○ぱい丸出しで寝てるだと!?」』

男「……いや……いやいやいやいや」

男「流石の俺も学習するよ。これは無い。……無いわ絶対。……うん」

男「だって……ねえ?妹がおっぱい丸出しとか……そんな無防備で楽園が転がり落ちてるなんて……なぁ?」

男「……」

男「……兄妹だから無防備になったり……とか、あるのかな……」

男「……幼女も、最近暑いからか布団蹴っとばしたりするし」

男「……」

男「……ちょ……ちょっと確認するくらいだったら……」

カチッ


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 ( `・ω・) ようこそIDスクワットスレへ!
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 しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の数だけスクワットするという、
硬派なトレーニングです。
例1 ID:wwh7KM12 の場合 7×12=19 なので19回スクワット
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないけどとりあえずオナ禁。
さあ、存分に上下運動するがよい↓(`・ω・´)

男「……うん。やっぱ……うん」

カタカタ……

男「……あ、ID変わってる……今日数字ゼロじゃん」

男「……」

男「……はぁ……るかちゃん……」

男「……」

男「……オナ禁っていつまでだよ……」

(長らく放置して申し訳ない。書くという意思表示だけしとく)

(また今度書きます。短めに終わらせる予定です)

チュンチュン……

幼女「ふぁ……おはよーおじちゃん……」ゴシゴシ

男「ああ……おはよう」ギンギン

幼女「……おじちゃん、昨日ちゃんと寝た?」

男「いや、なんかムラムラしてて、あんまし」

幼女「むらむら?」

男「何でもないよ。ほら服着替えてこい。幼稚園行くぞー」

幼女「はーい」

テクテク

幼女「あっ!ちょうちょ!ちょうちょー!」タタタッ

男「こら、走ると危ないぞ」

幼女「ふぇ……ごめんなさい……」

男「まったく……」

ギュッ

男「ん。……」

幼女「……えへへっ」ニコッ

男「……」

テクテク……

幼女「おじちゃん、手までカチカチなんだねー」

男「まあ……鍛えてるからな」

ワイワイガヤガヤ

男「じゃあ、今日も幼女をよろしくお願いします」ペコリ

先生「毎日送り迎えご苦労様です。……じゃあ、幼女ちゃん。行こうか?」

幼女「はーい。おじちゃん、またねー」フリフリ

男「ああ。また迎えに来るよ」

スタスタ……

若母「あら、男さんおはようございます」ペコリ

男「あ、どうもおはようございます」ペコリ

新妻「毎日偉いですわねえ。男の方がこうしてお子さんの送り迎えをするなんて……」

男「あー……(子供じゃないんだけど……)」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月28日 (月) 19:57:32   ID: 2mimmM1Y

2 :  SS好きの774さん   2016年01月23日 (土) 17:40:35   ID: qKdABZSy

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