女「りーなって、どんな音楽きくの?」 (60)
李衣菜「え? えっと……最近忙しくてまともにきけてなくて、ごめんね?」
女「そーだよねー。よくテレビでみたりするよー? この前も金髪の女の子と一緒にでてたし。」
李衣菜「う、うん。なつきちだね。私と一緒にロックなアイドル目指してるの!!」
女「へーそーなんだ。でも、ちょくちょく『だりー』っていうよね。不真面目なのかな……?」
李衣菜「!! そ、それはたまたまだよたまたま。普段はああ見えて真面目だし、私と一緒にウッヒョーなんて言ってるし!!」
李衣菜(や、ヤバイ。私がにわかだからなつきちがけなされてる。どうしよ……)
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李衣菜(私は事務所のみんなからはだりーなとか言われてるし、それがあだ名みたいになってる。)
李衣菜(でも、よく考えたら、多田李衣菜でだりーなって酷いよね。私はみんなから女みたいにりーなってよんでほしいし……)
李衣菜「……そうだ。」
李衣菜「にわかを脱出すればいいんだ」
李衣菜「で、とりあえず何をきけばいいの?」
夏樹「いや、急に言われても……。それよりだりー、どうした? 突然ロックなアイドルを目指すって」
李衣菜「私もね、にわかにわか言われ続けられてきたから、そろそろ私もやるんだぞってとこをね。」
李衣菜(もし本当のこと言ったら、なつきちの照れ顔見れるけど、私のことだりーって呼ばなくなると、名字で言われるのはきついな……)
夏樹「……わかった。とりあえず、メジャーなバンド教えるから。」
夏樹「まぁまずは、このバンドがいいじゃないのかな……」
李衣菜「え? えっと、ばんぷおぶちきん? ……新しい鳥料理?」
夏樹(にわかってより、ロックを知らないのか。なら……)
夏樹「なぁだりー。スピッツって知ってるか?」
李衣菜「う、うん。名前くらいは……」
夏樹(……なら、試しに)
夏樹「なら、ビートルズってのは知ってる?」
李衣菜「ずーとるびなら知ってるけど……?」
夏樹「……ずーとるびって、誰から聞いた?」
李衣菜「菜々さん」
夏樹(あの自称17歳め………)
夏樹「だりー。とりあえず動画サイトにいって、適当にキーワードうてばバンドでてくるから、それを聞いたほうがいい。」
李衣菜「で、でもそれならどちらにせよにわかってなるんじゃ……」
夏樹「際物好きってなるから、にわかは脱出できるよ。にわかは。」
夏樹(まぁ、これで流石に有名所は知るよな…………)
李衣菜「わかった。私、頑張るよ。」
---レッスン終了---
李衣菜「よし。それじゃ、調べるか。」
李衣菜「えっと、ロックな言葉を入れたらでてくるかな……?」
李衣菜「ロックな言葉ロックな言葉……」
李衣菜「ウサギでいっか。」
いったん終わりです
休憩してから始めます
「ウサギとロックの関係がいまいちやからないな……」
李衣菜「と、東郷さん!? 聞いてたんですか!?」
あい「いや、きくつもりはなかったんだ。無粋な真似をしてしまったかな。」
あい(一人でパソコンにむかってブツブツ言っているのを見たら声をかけないといけないだろう。)
あい「それより、ウサギと言っていたが、なぜウサギなんだ?」
李衣菜「い、いやー。昨日見てたテレビでウサギがでてきてて、不意に思い出して……」
あい「そうなのか。(かわいいな)」
あい「なら、そんな君に、バンド名にウサギが入るバンドを教えてあげよう。」
李衣菜「ほ、ほんとですか!?」
あい「あぁ。そのバンドのバンド名は、I-Rabbitsだ。」
李衣菜(I-Rabbits……? 菜々さんみたいな人がいるバンドなのかな……?)
あい「これがそのバンドの動画だ。」
http://www.youtube.com/watch?v=FdAn1dvmceM&feature=youtube_gdata_player
続きはまた今週中に書きます
訂正
I-Rabbitsではなく、I-RabBitsでした
>>11
×やからない
○わからない
おはようございます
また始めていきます
李衣菜「ロックなバンドなのに、ピアノなんですか?」
あい「あぁ。I-RabBitsは男女四人のバンドで、ボーカルがピアノも兼用している。ロックと言われるとギターやベース、ドラムが目立つイメージだが、私はピアノもあっていいと考えていてな。」
李衣菜(確かに、イントロのピアノからはしっとりと演奏すると思ってたけど、イントロ終わりからロックバンドみたいに激しくなってる。これは、これは……)
李衣菜「ウッヒョー!! ロックだぜー!!」
あい(はしゃぎかたもかわいいなまったく。)
あい「私が今君に教えたのは、『未完成なあいのうた』だが、他にも『WAVE』や『未来地図』もおすすめだ……って、きいてないか。」
李衣菜「〜♪」
あい(ひょこひょこと首を振る彼女もかわいい。ひょっとして私に足りないのは彼女のような可愛さなのか……?)
---試聴中---
李衣菜「とってもロックでした!! なんだか、にわかを脱出できそうな気がします!!」
あい「それはよかった。だが、にわかを脱出できるとは……?」
李衣菜「それはですね……」
あい「……成る程。君は友達思いなんだね。」
李衣菜「だ、だって……私はみんなからりーなってよんでほしいけど、みんながだりーなって呼ぶし、なつきちが私のせいで悪く言われるのは嫌だし……」
あい「なら、私も微力ながら協力しよう。他の人にも声をかけてみるよ。」
李衣菜「!! ありがとうございます!! よーし、やる気でてきたぞー!!」
あい(ヘッドホンを落とさないように軽く頭で抑えながら立ち上がる彼女。どうしてこうもかわいいのか)
李衣菜「しばらくしたら東郷さんは帰宅しました……って、誰にむかっていってるんだろ」
李衣菜「それより、さっき教えてもらったこの曲、いいなー。」
李衣菜(私がちゃんとギターを弾けたら、この曲のようなカッコいい曲をフェスで演奏できるかな……)
李衣菜「とりあえず、まずは音楽にわかを脱出しないと。いくぞーウッヒョー!!」
李衣菜「キーワード、次は何にしようかな。ロックな言葉ロックな言葉……」
李衣菜「……思いつかない。今日は帰るか。」
東郷さん編終わりです。
モバマスのアイドルが李衣菜に音楽(主にバンド)を教えていきます。
次は菜々さんあたりをいくつもりです。
---数日後---
李衣菜「〜♪」
「うっさみーん? うん!! うっさみーん!」
李衣菜「〜♪」
「えっ? ね、ねぇ李衣菜ちゃん、ねぇ。」
李衣菜「〜♪」
「ちょ、頭振りながら近づかないで危ないから!! それより……」
李衣菜「〜♪ ウッヒョー!!」
「どうしてウサギのミミをつけてるの!? ナナの専売特許ですよ!?」
李衣菜「あ、ナナさん。こんにちは。」
菜々「どうしてさんをつけてよぶの? ナナは李衣菜ちゃんと同じピチピチの17歳だよ?」
李衣菜「いや、東郷さんに
あい『彼女には敬意と畏怖を込めて敬語を使うほうがいい。あのちひろさんでさえ敬語だからね。』
と、言われたので。」
菜々「」
菜々「そ、それより、あいちゃんから聞きましたよ!!」
李衣菜(年上なはずの東郷さんをちゃん付けで呼ぶんだ。やっぱりナナさんは年上なんだ……)
菜々「ロックなバンドを探してるんですね!! それならこの17歳であるナナが、ロックを教えてあげますねー」
李衣菜「え? そ、そうなんですか?!」
李衣菜(ナナさんから教えてもらったバンドをなつきちに言ったら苦い顔されたから、多分今回もダメだよね……)
菜々「な、なんか不安な顔してますね……。今回はちゃーんと助っ人を頼んでますからね!!」
李衣菜(助っ人頼まないとダメなくらい自信ないのかな……。)
菜々「では、助っ人さんもとい、ユッキーちゃーん」
あれ?
ユッキーじゃないんですか?
ずっと友紀のことユッキーと思っていました
ちょっと調べてきます
友紀「いやー暑いねー。あ、菜々さんとりーなこんばんわー」
李衣菜「ちょ、友紀さん酔ってます? 口からロックじゃない臭いが……。」
菜々「助っ人のユッキですよ! ほらユッキ、ナナにお酒を飲まそうとしないでください私は17歳なんですからここは居酒屋じゃないじゃないですかまた夜に飲みましょうよ……じゃなくて、ナナは未成年なんですからダメですよ!!」
友紀「キャラって大変れすね」
菜々「ユッキちゃーん? 真顔でそんなこと言わないでー?」
李衣菜「そんなことより、私にロックな曲を教えてくださいよ!!」
友紀「お? いいよいいよーお姉さんが教えてあげるよー?」
李衣菜(見た目私と同い年くらいの人と、私と同い年だけどあきらかにサバ読んでる人……なんかロックな感じしないよね。うん。)
友紀「私がお姉さんぶれる初めての機会だから、お酒のピッチもあげちゃうよー!!」
菜々「ほらユッキちゃん、缶ビールぐびぐび飲まないの。アイドルでしょ?」
友紀「好きなバンドの曲をききながらお酒を飲むのは、野球みたり、キャッツ応援するのと同じくらいいいんだよ〜」
李衣菜「その好きなバンドって、どんなバンドなんですか?」
友紀「ん〜? 安部さんのほうが詳しいんじゃないかなー? 私は一曲しか知らないし。」
菜々「!! そうですよ! 私が教えてあげたんです!! おすすめの一曲を!! それがこの曲です!!」
https://www.youtube.com/watch?v=qPBaI3165Jk&feature=youtube_gdata_player
いったん終わりです
また夕方か夜に書きます
李衣菜「えれくとりっくさまー?」
菜々「そうです。ELECTRONIC SUMMERです。この曲は私の青春時代によくきいた曲です。」
友紀「りーな。このバンド名見てみて。」
李衣菜「え、えっと……Base Ball Bear?」
友紀「そうそう。ベボベ!! 私の大好きなベースボールが入ってるバンドなんだよ。ギターのカッティングも気持ちよくて、しかも夏の海に行ったみたいな爽やかさもあって、とってもいいの。」
李衣菜(確かに。ギターもベースもドラムも心地よい音色で、爽やかさもある。少しボーカルの声が気になるけど、夏の暑さと、それに対する爽やかさを楽器で表現してるようにも感じる。これはまさに……)
李衣菜「ウッヒョー!! ベアーみたいな仁奈ちゃんが好きそうな言葉が入ってるけど、これは確かにロックだぜー!!」
仁奈「もふもふのしがいがありそうな言葉がきこえたので、来たでごぜーますよ」
李衣菜「仁奈ちゃん? どうしてここに?」
仁奈「りーなお姉さんが呼んだきがしたんでごぜーます。それより、これを着てもふもふしやがってください。」
李衣菜「お? ウサギの着ぐるみ? 今私のロックな心がウサギを求めてるから、着てみるね!!」
友紀「何々? コスプレ? お、タイガーあるじゃん。 私これきよっと」
菜々「ちょ、ウサギは私が着るんですー!!」
李衣菜「ウッヒョー!! サイズピッタリだーかわいいー!! 音楽もスマート!!」
友紀「エレクトリックサーマー」
菜々「ナナもまだこの服でも頑張れますよ!! うっさみーん!!」
仁奈「もふもふしやがったですか?」
李衣菜「うん!! かわいくて柔らかくて楽しかったよ。それより仁奈ちゃん、ロックな曲とか知ってる……?」
友紀「エレクトリックサーマー」
菜々(仁奈ちゃんがロックな曲知ってたら、李衣菜ちゃんは小学生に負けるのね……)
仁奈「ロックかわかんねーですが、着ぐるみを着て演奏しているバンドなら知ってるですよ。」
李衣菜「!?」
菜々(これは、MWAMかも知れないですね。確かに最近テレビに出てたりしてますよね。)
仁奈「仁奈もあんなようなリアリティーのある着ぐるみをきてみたいです。」
仁奈「りーなお姉さんに教えてあげるですよ。このバンドでごぜーます。」
https://www.youtube.com/watch?v=aE61ClFgfQg&feature=youtube_gdata_player
李衣菜「!?」
菜々「!?」
友紀「エレクトリックサーマー」
仁奈「この曲は好きなのです。このゴリラの着ぐるみを着ているのもひとつですが、やっぱりアコースティックなのに激しい点でごぜーます。ピアノ演奏がギターやベースに潰れないでちゃんとききやすくなってるのはいいのです。ドラムも最低限なのに激しさがあり、曲といい具合にあってるのでごぜーます。仁奈はこの曲しか知らないですが、とても落ち着くロックなのでごぜーます。」
李衣菜「」
菜々「ま、負けた……。年の差四倍はあろう子供に……」
仁奈「あとは、菜々お姉さんが言っていたMWAMも好きですよ。あの狼ともふもふしあいたいのでごぜーます。では、仁奈は帰るのです。」
李衣菜「」
菜々「」
友紀「エレクトリックサーマー」
李衣菜「……今日は帰るね。」
菜々「はい。」
友紀「君にあいたーーい!! って、どうしたの二人とも。あ、まって私も帰るー」
短いですが仁奈ちゃん編終わりです
仁奈ちゃんが好きなバンドは、Fat PropのChange The Futureでした。
次は誰にしようかは決めてないので、決めてからかきはじめます。
今週中には書くので、しばらくお待ちくださいね
とりあえず、かな子か奈緒でいこーかなーと考えています。
内容は整いしだいかきはじめます
選ぶバンドが若いと言うかなんというか
おっちゃん全然わからへんわぁ……
>>52
すいません
だりーなのいっこうえなんで、きくのもこんな感じになってます。
パソコンからですがはじめさせていただきます。
三村かな子編です
---数日後---
李衣菜「よーし、レッスンも終わったし、ロックをきいて調べますかー」
李衣菜「・・・その前に、仁奈ちゃんからもらったウサギのきぐるみをきてっと。」
李衣菜「うん。やっぱりぴったり!! もふもふできてかわいいし気持ちいいしいいんだよねー」
李衣菜「なつきちに見られると馬鹿にされそうだけど、かわいいからいいよねー。」
李衣菜「さて、今回は何について調べるか・・・」
李衣菜「チョコレートとかよさそう」
かな子「チョコレートときいて」
李衣菜「うぇえ!? きゅ、急にでてくるのやめてよー」
かな子「い、いやー。今ダイエット中なのに、チョコレートなんて言葉きいたらこうなっちゃうよ〜。」
李衣菜「う、うん・・・。ごめんね?」
かな子「それより、ロックなキーワードでチョコレートって言ってたけど、それはありだよ?」
李衣菜「え?」
李衣菜「え、ええええ!? そんなバンドあるの?」
李衣菜(今チョコレート食べたいからって理由でつぶやいたら、まさか本当にいたとは・・・。私もロックになったよ、なつきち)
かな子「そうだよ〜。バンドの名前の中にチョコレートってはいってるの。」
李衣菜「へー」
かな子「そのバンドのおすすめ曲がこれね。」
http://www.youtube.com/watch?v=hS-bmGyyjBM
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