それいけ☆タブンネさん(10)

タブンネ「私の名前はタブンネ みんなからはタブンネさんって呼ばれてます」

タブンネ「お仕事はポケモン村の診療所で看護婦さんをやっています」

タブンネ「怪我や病気のポケモンさんたちのお世話は大変だけど」

タブンネ「怪我が治って帰っていく人達の笑顔がそんな大変さも吹き飛ばしてくれるんです」

タブンネ「そんな私の日常を時々みなさんにお送りしますね、お楽しみに~」

エ―フィ「タブンネ先輩がまた独り言を…」

フーディン「28で彼氏もいないとああなるんだ…そっとしておいてやれ…」

エーフィ「先輩、カルテのここなんて書いてあるんですか?」

タブンネ「ああ、ここのkって言うのは風邪って事で、小文字のmって言うのがモモンの実を…」

エーフィ「そうなんですか、ありがとうございます!」タタタ

タブンネ「あの子はエーフィちゃん、今年の春からこの診療所で働き始めた子です」

タブンネ「がんばりやな性格で何事にも一生懸命な可愛い子なんですが一つだけ欠点があって…」

フーディン「また独り言を…」

タブンネ「あ、先生の紹介は次回なんで今回は出てこないでくださいよ~」

フーディン「よくわからんがわかったから、とっとといい男を探せ…」

タブンネ「あたしは仕事が恋人です~」

フーディン「ふう…あいつまでやれとは言わんが少しは隙を見せてやれ…」

ブラッキー「エーちゃん!エーちゃん!来たよー!チューして!チューして!」

エーフィ「もうーブー君ったら仕事場まで来ちゃダメだよー」チュ

タブンネ「チッ…じゃなくてエーフィちゃん、彼氏君のことになると周りが見えなくなるんです」

フーディン「タブンネ、渋ーい茶をいれてくれ…」

タブンネ「はいはーい、茶柱は何本立てますか?」

フーディン「いつも通り二本で…」

タブンネ「この人はフーディン先生、この村で唯一のお医者さんです」

タブンネ「昔は都会の大きな病院で務めてたらしいけど、何年か前に地元に帰ってきたそうです」

タブンネ「温厚な性格ですが異様に抗生物質を嫌っています」

タブンネ「はい、粗茶ですが~」

フーディン「こりゃどうも…わしが金出した備品なんだがな…」ズズッ

エーフィ「…暇ですねー」

タブンネ「そうね~調剤用の木の実の点検でもしようかしら~」

エーフィ「あ!手伝います!」

エーフィ「えっと…イア26、オボンは40で、キーが…50注文っと…」

タブンネ「ね~ね~最近彼どう?」

エーフィ「え!べ、別にきゃわりないですよ!」

タブンネ「そんなに驚かなくても…彼のお話し聞かせてよ~」

エーフィ「えっと…つまんないかもしれないですけど…」

タブンネ「いいからいいから、聞かせて~」

エーフィ「ほんとうに変わった事なんてなくて何時も試合と練習の時以外はダラダラしていて
     
     寝てばっかりじゃかっこいい顔が台無しだよって言っても私が居てくれればかっこ

     なんかどうでもいいとかいって抱きしめられて…じゃなくて本当普段から寝てる時以外

     私にべったりでうれしいけどちょっと暑いというかなんといく…でも」


タブンネ「ごめん…なんか…きつい…」

ブラッキー「こんちはー!エーちゃんいらっしゃいますかー?」

タブンネ「あらブラッキー君こんにちは、エーフィちゃんなら入院患者さんのお世話をしてますよ、呼んでくるからちょっと待ってて下さいね」

ブラッキー「あ、ならいいですー、ここで待ってていいですか?」

タブンネ「ええ、どうぞ」

タブンネ「この子はブラッキー君エ―フィちゃんの彼氏君です」

タブンネ「いつもニコニコしてて憎めない子です」

タブンネ「お仕事はポケスロンのスタープレイヤーだそうです、エーフィちゃん玉の輿ですね」

ブラッキー「なーなー」

ブラッキー「どうしてタブンネさんは恋人作らないんだ?」

タブンネ「作らないんじゃなくて作れないんですよ」ニッコリ

ブラッキー「そっかー、ごめんなー」

タブンネ「いえいえ」ニッコリ

タブンネ「……」

ブラッキー「どうして笑いながら泣いてんだ?」

タブンネ「なんか…急に溢れてきちゃって…」

タブンネ「はあ、今日も一日疲れちゃった~」

ムウマージ「あらタブンネちゃん、今帰り?お疲れ様」

タブンネ「こんばんは、ムウマージさん」

タブンネ「この人はムウマージさん、近所のおいしいお総菜屋さんのおばちゃんです」

ムウマージ「あら?おばちゃんなんて言っていいの?今日はもうサービスしてあげるのやめちゃおっかな?」

タブンネ「嘘ですよ~、ヨッナイスバディ!」

ムウマージ「嬉しい事言ってくれるわね~、あんたタブンネちゃんにコロッケつけてあげて」

ゲンガ―「おう!ナイスバディの基準に革命起こしたタブンネちゃんにコロッケ一丁!」

ムウマージ「シャドーボール」

ゲンガ―「ぐえっ!」

ムウマ「パパ―、なんでいつも余計な事言うの?」

ジリリリッリリリッリリリ

タブンネ「ふわーもう7時か~たっぷり寝たのにだるい~」

タブンネ「ファンデーションだけ塗って…あっ化粧ノリ良い~サンの実ダイエット効果かしら~」

タブンネ「ゴミ捨て、ゴミ捨てッと…あ!」ガチャ

レントラー「おはようございます」

タブンネ「お、おはようございます」

タブンネ「こ、この人はレントラーさんで…お隣さんで…その…」

レントラー「重そうですね…持ちましょうか?」

タブンネ「あ、その…だいじょ…」

レントラー「これは失礼…っとお先に」

タブンネ「あ…その…かっこいい…人です…」

タブンネ「それにしても患者さん少ないですね」

フーディン「そうじゃなあ、まあ患者が少ない事は良い事なんじゃがなあ」

タブンネ「こうも暇だと辛いですね」

フーディン「そうじゃなあ、お前の出会いも無いし」

タブンネ「先生、あたしは公私混同なんてしませんよ!」

フーディン「そんな事言ってるから後輩のラッキー君やプクリン君に追い抜かれるんじゃよ」

タブンネ「いうたな!言うてはいかん事を言うたな!この付け髭!」

フーディン「どうして知ってる!この行き遅れ三段腹年増が!」

タブンネ「ひ、ひどい!もう先生の好きなおやつ買ってきてあげません!」

フーディン「卑怯者め!」

マッスグマ「あのー結構つらいんですけど」ゴホッゴホッ

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