教官「これより特別適性検査を行う!」(98)

教官「だが!この検査の目的も実施理由も、全て伏せる!この事は理解してもらわねばならん!」


ミカサ「先ほどの適性検査の成績上位10名が集まっているのですか?」


教官「その通りだ!貴様らはこの検査を受ける義務がある!ではルールを説明する」


教官「一つ!私があらかじめ決めた二人組みを作る!呼ばれたものは速やかに専用の部屋で待機しろ!」


ジャン(意味解らん……)


教官「二つ目!部屋の中においてある紙に書いてある指示に従え!駐屯兵団の皆さんが目を光らせているので指示には従っておいたほうが良いぞ!」


教官「三つ目!制限時間は1時間だ!その間は命令さえこなしておけば、何をしていても構わん!」


教官「だが先ほども言ったとおり、貴様らは駐屯兵団の皆さんに監視されている!」


教官「皆さんの期待に応えれば得点だ!答えられなければ減点される!では説明は終了とする!質問はあるか?」


クリスタ「どこから監視されてるんですか?」

教官「壁の上からだ!次に質問のある者!」


教官「……いないようだな。では今から名前を呼ぶ!」


教官「アッカーマン!ボット!貴様らは一号室で待機だ!」



ミカサ「ハッ!」


マルコ「ハッ!」

教官「では次だ!フーバー!レンズ!貴様らは二号室だ!」




ベルトルト「ハッ!」


クリスタ「ハッ!」



教官「ブラウス!ブラウン!貴様らは三号室だ!……三号室だからな」



サシャ「ハッ!」


ライナー「ハッ!」

教官「キルシュタイン!レオンハート!貴様らは四号室だ!」



ジャン「ハッ!」


アニ「ハッ!」



教官「スプリンガー!イェーガー!貴様らは五号室で待機しろ!五号室だから!間違えちゃダメだよ?」




コニー「ハッ!」


エレン「ハッ!」

教官「ではそれぞれ部屋に戻れ。私は会議があるのでな。一端ハケる」



ミカサ「よろしくマルコ。あの中の男子ならエレンを除けば貴方が一番マシだった」


マルコ「よろしく。ミカサって適性検査の時に殆ど静止してただろ?すごいよ!」


ミカサ「どうやってるのかは説明できないけど、とにかくどうしたら良いのか解るの」


マルコ「そうそう、一緒にいるエレンとアルミンは兄弟か何かかな?」


ミカサ「エレンは私の家族。アルミンも殆ど家族」

サシャ「ライナーってベルトルトとよく一緒にいますよね?」


サシャ「二人が並んで歩いてると、すごく怖いんですよ!もちろん二人は悪い人じゃないのは解ってますけど…」


ライナー「怖い人じゃない、か……」


サシャ「ライナーに限れば顔は怖いですけど」


ライナー「おい!?」

ジャン「よろしくなアニ」


アニ「……よろしく」


ジャン「冷てぇな……入団式の時、お前何も言われてなかったな?」


アニ「ただの教官の気まぐれでしょ……」


ジャン「フン……やりにくいぜ……」

ベルトルト「よろしく。クリスタ」


クリスタ「ベルトルトっておっきいね!180位あるんじゃない?」


ベルトルト「身長差が50cmぐらいあるね…」


クリスタ「何の適性検査なのかな?」


ベルトルト「部屋に入ったら何かわかるかも知れないよ」

コニー「お前すげぇよな!装備が壊れてたのに!」


エレン「でも気付いてなかったら開拓地送りになるところだったぜ……コニーも結構上手いよな!」


コニー「言っただろ?「俺は天才だって」


エレン「感じろとしか言えん…」


コニー「駆逐してやる!」

ミカサ「……」ギィ…


マルコ「あ、机の上に紙がある!」


ミカサ「貴様らは父と娘だ!そういう設定で一時間を過ごしてもらう……訳がわからない」


マルコ「文字通りの意味じゃないか?」


ミカサ「マルコおとうさん……ない」


マルコ「ないな」

ジャン「ん?机の上に紙が置いてあるぞ」


アニ「……意味不明なことしか書いてないよ」


ジャン「……貴様らはまだ日が浅いカップル……」


アニ「……」


ジャン「ま、しばらくここでゆっくりするか」


アニ「そうしよう」

ライナー「ん?これは……」


サシャ「貴様らは姉と弟だ!…・・・一時間の間そういう設定で振舞え!」


ライナー「もしかしてこれが命令か?」


サシャ「サシャお姉ちゃんに何でも言ってみんしゃい!」


ライナー「サシャおねぇちゃぁん……ないな」


サシャ「今イラっとしました」

ベルトルト「なんだこれ……貴様らは兄妹?」スッ


クリスタ「見てみて!ベッドがすっごいフカフカだよ!」ボヨンボヨン


ベルトルト「これから一時間はクリスタが僕の妹のふりをしなきゃいけないんだって」


クリスタ「じゃあベル兄ちゃんだね!」


ベルトルト「そうだね。クリスタ」


コニー「貴様らは悪友だ……」


エレン「確かにな」


コニー「悪友かはしらねぇが普通に友達だよな!」


エレン「そうだぜ!」


コニー「駆逐!」


エレン「逆だコニー = スプリンガー!」

ベルトルト「あ!本棚になにか紙があるよ!」


クリスタ「どれどれ……」スッ


ベルトルト「……手繋ぎ一分ごとに一点、百ポイントでご褒美確定…」


クリスタ「さらに監視員が一度萌えるごとに萌えポイント=10点加算されます」


ベルトルト「さらには萌えポイントを上回るキュンキュンポイントが存在し、一キュンごとに20ポイントが加算されます」


クリスタ「ところどころ解らなかったけど、一時間もあれば百点に行くんじゃないかな?」


ベルトルト「最低でも4回萌えさせるか、二回キュンキュンさせないとダメだね」


クリスタ「漠然としすぎてるよね……」ボヨンボヨン


ベルトルト「危ないからやめなさい!」



ミケ「リコ」


リコ「はぁ~ん!今の完全にお兄ちゃんだったよ!一萌えだ!」カキカキ


ミケ(真剣に何をしてるんだ…?)


ミタビ「リコは張り切ってるな」


イアン「何が楽しいんだ……」

眠いので続きは明日にします


おやすみなさい

現在公開可能な情報


この検査は、表向きはどれだけ無茶振りに対応できるかをみるため


しかし実際はどれだけかわいい部下になれるかを見る検査である


現在五分経過

エレコニペア 25ポイント。首位

ベルクリペア 25ポイント。クリスタのお陰で同率首位

ライサシャペア 15ポイント 同率二位

ジャンアニペア 15ポイント 同率二位

ミカマルペア  0ポイント。最下位

マイナスも考えておきます

どっかで見た設定だと思ったら、エレンベルトルトの奴?
スレタイはキースとアルミンのやつ

>>30ほとんどパクリですね。自由にさせたくてやりましたが


意外に仲のいい姿を書きたかったのであまり絡みの無い二人を選びました。
あと駐屯兵団の皆さんを書きたかったんです

昼休みなので少し投下します

ミカサ「このキュンキュンポイントは恐らく、もっと役にはまりきらないと取れないようになっている」


マルコ「お父さんって言ったら……肩車とか?」


ミカサ「それもいい。でも私はお父さん!!って言って胸に飛び込みたい」


マルコ「それも良いね」


ミカサ「これも検査のため。ちょっと外に出てやってみよう、お父さん」


マルコ「うん……」


アニ「日が浅いカップル……」


ジャン「とりあえず手、繋ぐぞ」スッ


アニ「……」ギュッ



リコ「フォォォォォ!嫌そうな顔してちゃんとカップルつなぎだよ!一萌え!」カキカキ


ミケ(あまりのめざとさに俺の必要性を感じない)


ピクシス「おお、やっとるやっとる!」


イアン「ピ!ピクシス指令!」バッ


ミタビ「ご苦労様です!」バッ

ハンネス「おお、ミカサは優しそうな少年とやってるな。エレンは楽しそうだな」


イアン「ハンネスもか!」


ミタビ「よう!気になってきたのか?」


ハンネス「昔から良く知ってる子達だからな。俺の相手はかわいい子で楽しかったな……」

ライナー「手繋ぐぞ、ほら」スッ


サシャ「ライナーの手、大きいですね!」ギュッ


ライナー「サシャは細いな」


ライナー「なんか安心しちゃいます」




リコ「おおおおおお!!!キタキタキタ!あなたの手って大きくて安心しちゃう発言!一萌え!」カキカキ


ピクシス「フォッフォ、わしらの頃はこんなに楽しいことは無かったぞ!」

コニー「じゃあ手、繋ぐか!」スッ


エレン「おう!」パシッ


エレン「でも悪友っぽいこと……いたずらするか」


コニー「バカ!見られてるんだぞ!」


エレン「じゃあ……おんぶとか?」


コニー「良いなそれ!俺が乗っても良いか?」


エレン「おう!さあこい!」


コニー「行くぜ!エレンゲリオン発進だ!」


エレン「うおおおお!!」ドドドドド

リコ「あの二人ほほえましすぎぃ!!!キュンキュンしちゃった…///」カキカキ


ミケ(そろそろ気持悪いんだが)


イアン「ハンネス!酒は持ってきたのか?」


ハンネス「おう!いっぱいあるぜ!」ガサガサ


ミタビ「おお!ぶどう酒にビールまで!さすがだなおい!」


ピクシス「ふぉっふぉ!無礼講としようぞ!」

ジャン「アニ、そこで休まねぇか?」


アニ「はいはい……」


ジャン「よ…っと」スチャ


ジャン「おい、ここ座れ」ポンポン


アニ「……」


アニ「どこに座ればいいの?」


ジャン「だからここだって」ポンポン


アニ「……ノリノリじゃないか」スチャ

リコ「ふぉおおお!!膝の上に座ったよおお!!膝ポンポンとセットで一キュンだ!」カキカキ


ミケ「zzzzzzzz」


イアン「リコの走り方はな!」


ミタビ「散々注意したけどきかねぇんだよな!」


ピクシス「いまじゃからいうがの!わし、軍服にあってなさ過ぎじゃと思う」


ハンネス「確かにあのブーツとミニスカートみたいな服は指令にはきついと思いますよ!」


ピクシス「足なんて見せるのは女兵士だけで十分なんじゃよ!」プンスカ


イアン「俺も訓練所に来た頃は何だこれと思いましたよ!」


ミタビ「リコが最初に軍服を着たときすげぇ嫌な顔でな!今思い出しても笑えるな!」


ハンネス「男はこう……キースさんみたいなカッコイイロングコートとかがいいと思うんだよな!」


イアン「キースさんぐらい背が高くないとかっこ悪いがな!」


ミカサ「マルコ、手をつなぐ」スッ


マルコ「まずはそうすべきだね」ギュッ


ミカサ「ずっといっしょだからね?お父さん」ニコッ




リコ「うおおおおお!!!無表情だったミカサが天使の笑顔でお父さんって!!!一キュンだよ!」カキカキ



ミケ(ロングコートか……ありだな。リヴァイが着たらダサすぎるが)

ベルトルト「じゃあ肩車はどうかな?僕は背が高いから」


クリスタ「いいの!?やったぁ!二メートルからの景色が見られる!」


ベルトルト「じゃあのって……」


クリスタ「よいしょ……」


クリスタ「すごい!!ベルトルトっていつもこんな景色を見てたの!?」



リコ「ウヒョオオオ!超大型系男子の肩車!私も乗りたい!一萌えだ!」カキカキ

ライナー「お、おねぇちゃん」ダラダラ


サシャ「どうしたんですかライナー?汗ダラダラですけど」


ライナー「お、おねえちゃん、しょ、食堂に行こうよ…」



リコ「チキショオオオ!!完全にチョイスミスだよねこれ!?キースさんなにやってんの!」


リコ「ブラウン訓練兵!10点減点だ!」カキカキ

エレン「おい!熱いから図書館に行こうぜ!」 ドドドド


コニー「おう!」


リコ「隊長!早く図書室に行ってください!」


キッツ「解った……」タッタッタッタッタ


ミケ(女性兵士の制服は……露出を増やして軽くするべきだ。馬への負担とかを考慮に入れた結果こうなっただけだぞ)

エレン「コニー!パズルでもやろうぜ!」


コニー「5000ピースとか一時間で無理だろうが!」



リコ「はぁ~ん!!!あの子達かわいすぎる!!一萌え~!」カキカキ



ジャン「お前背小さいなー!まあその方が好都合だが」


アニ「何する気?」


ジャン「こうするんだよ!」ギュッ


アニ「なっ!?」



リコ「うひょひょひょひょ!膝に座らせながら抱きつくなんて正気の沙汰じゃない!けど一キュン!!!」カキカキ


ミケ(俺の時は確か……ペアはハンジだったか)




サシャ「はい、あ~ん!」スッ


ライナー「!!???」


ライナー「……」


サシャ「?」


ライナー「……パクッ」


サシャ「美味しいですか?」


ライナー「う、うん……美味しいよ」




リコ「きゃーーー!なんの躊躇も無く自分のスプーンであーんしたよ!敬語お姉ちゃんからのあーん最高!一萌え!」カキカキ

ハンネス「リコといえば、何だあのゲジマユは!?」


イアン「俺たちも気になってはいたんだが、どうも聞きづらくてな」


ミタビ「女にそのゲジマユはなんですか?わざとですか?なんて聞けねぇよ!」


ピクシス「わしの部下にも似たのがいるぞ!あやつはワシが寝ていると頭をたたいて起こすんじゃ。丁度こんな風にな」ペチペチ


ハンネス「笑わせに来てますよねそれ!?」


イアン「ブフwww」


ミタビ「こwこら笑うなイアン!」


ミカサ「パパ」


マルコ「!!!??」


ミカサ「その……膝枕して欲しい」


マルコ「・・・?よくわからないけどほら、おいでミカサ」ポンポン


ミカサ「失礼する……」


マルコ「固いぞミカサ?もっと楽に……」


ミカサ「お父さんの膝、安心する……」ゴロゴロ


マルコ「ちょっ!動き回るなよ!」




リコ「でたー!お父さんの膝、大きくて安心する発言!!呼び方が安定しないけど一萌えだ!」カキカキ

ミカサ「お父さん……」


マルコ「なんだいミカサ?」


ミカサ「これからずっと……私の枕になって……?」


マルコ(ジャンの気持がちょっとわかったよ……)


マルコ「あ、ああ!」



リコ「ぎゃああああ!!これからずっと私の枕になってですってぇ!!??かわいすぎるわ!一萌えっと」カキカキ



ミケ「……」ウトウト

ベルトルト「恥ずかしいことをすればするほど良いって書いてあったよね?」


クリスタ「そういえばそうだったね!」


ベルトルト「ここおいでよ」ポンポン


クリスタ「こう・・・?」


ベルトルト「違うよ」グリン


クリスタ「向かい合って座るの?」


ベルトルト「僕の足にね」



リコ「対面座位だと!?おっと鼻血が…それはそうと続きだ続き!」


クリスタ「お邪魔します……」


クリスタ「……」プルプル


ベルトルト「……座りなよ」


クリスタ「し、失礼します……」ポス


クリスタ「どうかなベル兄ちゃん……重くない?」


ベルトルト「全然?不思議なぐらい軽いよ」



リコ「ヤバイヤバイ!君たち優勝候補だよ!!!空気イスで耐えるとかかわいすぎでしょ!一萌えだ!」カキカキ


ミケ「zzzzzzzz」


ミタビ「zzzzzzz」


ハンネス「おいおい!もう寝ちまったのかよ!」


イアン「zzzzzz」


ピクシス「情けないヤツらじゃのう……」

コニー「おいエレン!チョコレート見つけたぜ!」


エレン「すげぇな!チョコレートなんて何年ぶりだろ!」パクッ


エレン「……これチョコレート型パズルだぞ」


コニー「マジかよ!?食えねーのか!」


エレン「バカ!食えるわけねぇだろ!普通間違えねぇよ!」


コニー「最初に食おうとしたお前には言われたくねーよ!」



リコ「はぁーーーー!こっちも優勝候補だよ!一萌え」カキカキ


ミケ(この時点で合格点か……ここからどう伸ばせるか)

ライナー「なんか眠くなってきた」


サシャ「手繋いでで寝ましょうか」



  ギュッ



リコ「手繋いで寝ちゃったよ!かわいすぎるよ!2萌え進呈!」カキカキ



ピクシス「……全員寝てしまったのう」

マルコ「じゃ眠いからあれやったら寝よう」


ミカサ「いくよお父さん…」


マルコ「来い!ミカサ!」


ミカサ「お父さぁん……」ダキッ



リコ「かわいすぎるよ!今期は豊作だな!駐屯兵団に来い!……一萌え」カキカキ

マルコ「眠くなってきたね」


ミカサ「そこの木陰で休もう」


マルコ「じゃあ僕があぐらをかくからその上で寝よう。それなら僕も楽だ」


ミカサ「それなら……よいしょ」ゴロッ


マルコ「おやすみ」ギュッ


ミカサ「おやすみお父さん……」




リコ「こっちは手をつないだまま座位で寝ちゃったよ!!!一キュンだなこりゃ!」カキカキ

ピクシス「zzzzzzz」


エルヴィン「指令!起きてください!」ペチペチ


ピクシス「ん?……エルヴィンか」


エルヴィン「来ちゃいました」


ピクシス「ほれ、望遠鏡じゃ」


エルヴィン「失礼します……」


リヴァイ「エルヴィン……ミケもだ」


リヴァイ「お前らもっと緊張感を持て……これは新兵の大事な適性検査だぞ」


エルヴィン「新兵にとって大事なんじゃない、我々にとって大事なんだ!」


リヴァイ「……」

ジャン「アニ……」


アニ「何?」


ジャン「ちょっと違う奴らのところにいってみようぜ!」


アニ「いいけど……」


ジャン「じゃあ行こうぜ」スッ


アニ「……」ギュッ



リコ「言葉が無くとも通じ合ってるよ!!!一萌え!!」カキカキ

エルヴィン「へぇ、駐屯兵団は大変なんですね……」


ピクシス「優秀なものは憲兵団にばかり行くからのう……」


エルヴィン「憲兵団に行かずとも調査兵団に来ますしね……」


リヴァイ「ミケ、その……ご苦労だった」


ミケ「zzzzzz」スヤー


リヴァイ「ちっ……」

ベルトルト「クリスタ、もっと恥ずかしい事ないかな?」


クリスタ「図書室で手を繋ぎながら本を読んだらどうかな?」


ベルトルト「それなら暇を潰せるし点数も稼げる!」


クリスタ「じゃあ行こう!」


ベルトルト「うん!」


クリスタ「……」


ベルトルト「どうしたの?」


クリスタ「その……こんどは背負ってもらいたいなー、なんて……///」


ベルトルト「いいよ!」


クリスタ「とうっ!」ピョンッ

リコ「乗り方がかわいすぎ!しかも照れながらおんぶをお願いする様子はまさに天使!ニ萌え!!」カキカキ


リヴァイ「さっさと帰るぞ……」


エルヴィン「zzzzzzzzz」


ピクシス「zzzzzz」


ミケ「リヴァイ、俺たちだけでも帰ろう」


リヴァイ「起きたか。行くぞ」

エレン「やっと完成だ!」


コニー「もう殆ど時間ねぇぞ?」


エレン「あ!クリスタとベルトルトじゃねぇか!おーい!」


クリスタ「二人とも何もってるの?」


エレン「チョコレートだ!クリスタにもやるぞ!」


クリスタ「やった!!!」ドドドドド


ベルトルト(走るの早!!!)


クリスタ「はむっ!」ガキッ


クリスタ「……作り物?」


コニー「チョコ型パズルだ!騙されたな!!」

クリスタ「ひどいよーー!聞いてよベル兄ちゃん!二人とも私に作り物のチョコを食べさせようとしたんだよ!」


ベルトルト「いや……あれどう見てもパズルだったよね?」


クリスタ「もう!ベル兄ちゃんまで!」



リコ「バカ天使は怒るとかわいいぞおお!!!一萌え!!」カキカキ

ジャン「お前ら……」


アニ「バカが集まってるね……」


エレン「おうお前ら!」


クリスタ「手を繋ぐならカップルつなぎじゃなくても良いのにね」


ジャン「!!!???」バッ


アニ「……///」バッ



リコ「無意識にカップル繋ぎをしていたことに赤面!?なんてかわいいの……一萌え!!」カキカキ

キース「おーいボット、アッカーマン。そろそろ時間だ」ペチペチ


ミカサ「ふぁい……」


ボット「どこに行けばいいんですか?」


キースまあついて来い」

キース「ブラウン!ブラウス!起きろ!時間だぞ」


ブラウン「はい……」


サシャ「いきましょうか……」ムクッ


ミカサ「手を繋いで寝ていた」


マルコ「僕らもだよ?覚えてない?」


ミカサ「!!??」


キース「付いて来い」


キース「貴様ら!適性検査は終了だ!私について来い!」


アニ「ハッ!」


ジャン「ハッ!」


エレン「ハッ!」


コニー「ハッ!」


クリスタ「ハッ!」


ベルトルト「ハッ!」


キース「では最下位から順に発表する。罰則という名の罰ゲームは決定してるのでそのつもりで」


キース「ブラウン、ブラウスぺア!残念ながら90点だ!貴様らは特別に食堂で待機だ。そこで調査兵団のぺトラさんとハンジ分隊長が待ってらっしゃる!」


キース「お二人の言うことは絶対だ!心して従うように!」


ライナー「ハッ!」


サシャ「ハッ!」


キース「では四位だ!四位はキルシュタイン、レオンハートペアだ!記録は130点!合格こそしたが、あまり褒めたくはない結果だ!」


キース「お互い、ぎこちない姿が散見された!二人とも極端に口数が少ない!レオンハートの非協力的な姿勢が敗因と思われる!」


キース「罰則こそないがご褒美はなしだ!以上だ!寮に戻れ!」


ジャン「ハッ!」


アニ「ハッ!」

キース「ちなみに審査員の方のベストオブ萌えポイントはキルシュタインの膝に座る時のレオンハートのセリフだそうだ!」


ジャン(何の話してんだよ……)


キース「ノリノリじゃないかと微笑を浮かべて座る様は最高だったそうだ!役に最もなりきっていたのもこのペアだ!」


アニ「……」


キース「では同率3位!アッカーマン、ボットペア!130点だ!全体的そつなくこなしていたが、早い段階で寝てしまったため、このような結果となった!」


キース「何かお互いに決定的な壁もあるように感じられた!それがこのような成績になった原因と思われる!」


キース「ちなみに二人のベストオブ萌えポイントは膝枕されながらのアッカーマンのセリフだ!」


キース「ボットの膝の上を転がりながら上目遣いで『お父さん、これからずっと私の枕になって?といったそうだ」


ミカサ「……」


マルコ「なんだか恥ずかしいな……」

キース「私も見たかったぞ!では次だ」


キース「二位!フーバー、レンズペア!140点だ!身長差とレンズの奔放さ、そしてフーバーの冷静さと寛容さが幸いしたと思われる!」


キース「ベストオブ萌えポイントはフーバーにおんぶしてもらう時のレンズの様子だそうだ!」


キース「恥じらいながらお願いし、了承が出るや否やジャンプしてフーバーの背中に飛び込むさまは何か違う世界が見えそうだったそうだ!」


クリスタ「……」


ベルトルト「楽しかったよ。クリスタ」

キース「第一位はイェーガー!スプリンガーペアだ!得点は150点だ!」


キース「寝ているブラウン、ブラウス、ボット、アッカーマンに対するいたずらはまさに悪友のそれだったそうだ!」


キース「ここに記録があるので読み上げる!」



エレン「あれライナーとサシャだな」


コニー「寝てるな」


エレン「あんなの悪戯してくれって言ってる様なもんだよな!」

エレン「いくか!!」


コニー「おー!」ピョンッ


エレン「うおおおおお!!!」ドドドド


コニー「いけええええ!!」


リコ「ダメ!!それは反則なのぉーー!キュンキュンしちゃうからぁー///」


ミケ「zzzzzz」

エレン「あっちにはミカサとマルコだ!」


コニー「行くぞ!」


エレン「へっへっへ……」ワキワキ


コニー「へっへっへ…」ワキャワキャ


リコ「そんな悪そうな顔してるのにかわいい…///一キュン」カキカキ

エレン「ライナーもサシャもまだ残してるじゃねぇか……ほらコニー、あーん」


コニー「んまいんまい」モグモグ


エレン「じゃあコニーもだ」


コニー「…ほら、あーん」


エレン「んまいんまい」モグモグ



リコ「萌えるわぁ~~~。一萌え」


回想終わり




エレン「……」


コニー「ご褒美とはなんでしょうか?


キース「まだ教えん。いったん寮に戻って待機しろ!」


コニー「ハッ!」


エレン「ハッ!」

ハンジ「サシャちゃんは私についてきてね」


サシャ「は、ハイ!」


ぺトラ「ライナー君は調査兵団の本部に来て頂戴ね」


ライナー「はい!」


リヴァイ「本当にやらせるのか?」


エルヴィン「仕方ないだろう。私もナイルと組まされて酷い目にあったよ」


ぺトラ「私のときはオルオが意外と稼いでた記憶があります」


ハンジ「捕えた巨人の世話をさせるのはさすがにどうかと思うけどね…」

ジャン「お前らが一位とはな」


ベルトルト「バカは有利なんだと思うよ」


エレン「ヒドイな二人とも!嫉妬か?」


コニー「優勝者にはご褒美があるんだぜ!羨ましいだろ!?」


ジャン「羨ましいんだよマルコオオオ!!」


コニー「そっちかよ!?」


マルコ「ジャンの気持がわかったよ」


ジャン「だろ!?ミカサの良さがやっとわかってきただろ!」


ベルトルト「ライナー大丈夫かな……」



ライナー「なんですかこれは……」


ぺトラ「調査兵団最大にして最凶の馬、黒王号なんだけど……」


ライナー「これを……俺が世話するんですか…?」


ぺトラ「気をつけてね。男の子には目がないらしいから」


ライナー「!!??」


黒王号「ブヒヒwwwブルンブルンwwww」


ライナー「うわああああ!!!」

サシャ「15m級じゃないですか!?どうやって捕まえたんですか?」


ハンジ「あと3m級もいるよ!」


サシャ「どう世話するんですか?巨人は何も食べなくて良いはずじゃ……」


ハンジ「えー、目とかを突いたり、巨人の肉を食べたり、話しかけたりするんだよ」


サシャ「ええー……危ないじゃないですか」


ハンジ「だから罰則なの」

キース「では優勝ペアのスプリンガー、イェーガー!私の部屋に来い!」


エレン「ハッ!」


コニー「ハッ!」


キース「では、約束のご褒美である」スッ


エレン「これは……?」


キース「調査兵団の巨人観察資料だ。調査兵団でも一部のものしか知らないそうだ」


キース「さらにこれだ」スッ


エレン「これは……?」


キース「週間外の世界全集だ。建国当時の調査兵団が発行していたらしい。あと……」モジモジ


エレン「どうされました?」


キース「……恥ずかしながら本を書いたので……エレン君にだけあげる」スッ


エレン「……」


コニー「……」


キース「オホン、スプリンガーへのご褒美だが」


コニー「なんですか!?」


キース「………馬車のチケットがある。いつか、家族に会いたくなったら休日にそれを私に見せなさい」


コニー「教官……!」ジワァ


エレン(あんな人だけど根はいい人なんだ…!)


キース「許してくれイェーガー。家族を失った貴様の前ではまるで嫌味のように見えるだろうが……」


エレン「いえ!お気遣い、ありがとうございます!」



キース「では寄り道せずにまっすぐ帰るように」


エレン「ハッ!」


コニー「重いだろ?もってやろうか?」


エレン「ありがとうな!」


キース(グリシャ……お前の息子、まっすぐに育ったな)




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