【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話2【ネタ募集】 (1000)
※潮の流れに乗ったら沖まで流されたっぽい。
※書く速度が亀なので、かなり不定期更新。
※面白いと思うネタを得たら張り切るっぽい。
※基本建造(新キャラ追加)なし。ごく稀に追加の可能性はあり。
前スレ:提督と艦むすの鎮守府での四方山話
【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話【ネタ募集】 - SSまとめ速報
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提督不在の間は金剛が提督業をこなしていた、みたいに考えておいていただけると。
元帥に関しては、だいたいなんでもお見通しなキャラということで。
トンデモな電波を受信したので、小ネタだけ投下します。いろいろダメかもしれませんが……全部マスターガイド4って奴の仕業です。
《鎮守府》執務室
プロデューサー(以下:P)「……というわけで、また提督さんの力をお借りしたいんです」
提督「(どうして新しい企画の相談で私を頼るのだ……)」
P「今回はアニメのアテレコなのですが……『これまでにない魔法少女物』を作りたいと製作会社が……」
提督「そ、それで……その、これまでにない魔法少女物を私が考えればいいのかね……?」
P「はい。主軸となる話や設定を考えていただければ、あとは製作会社の方でなんとかしてくれると思うのですが……なにかないですか?」
提督「む、むう…………む?」
P「なにか思いつきましたか!?」
新番組の紹介だァァッ!!
大湿原にあるガスタの里に住む心優しき少女・ピリカ……
大湿原の平和を脅かす黒き影に対して彼女の怒りが有頂天に達した時!
「アドバンス!」の叫びでご先祖様の力を借りたピリカは烈風帝ガスタライザーへと変身し、悪を吹き飛ばすのだ!
緊急テレポートからアドバンス召喚!『烈風ガスタライザー!』夕方5時から放送開始だァァッ!!
出演:
ガスタの神裔ピリカ・・・文月
リチュアの少女・・・弥生
烈風帝ガスタライザー・・・声:文月
凍氷帝リチュアメビウス・・・声:???
漣「…………これ、なんですか?」
提督「い、以前、映画で世話になったプロデューサーに新作アニメの脚本を頼まれてな……」(目逸らし
漣「それで、請け負ってみたら意外とノリノリで考えちゃたわけですか……」
提督「あ、新しい魔法少女物と言われて……その、精一杯考えてみたのだが……ど、どうだろうか?」
漣「まるでわけがわかりませんよ、なんで甲冑なんですか。っていうか、これどう考えても元ネタ、貯金箱なアレじゃないですか。しかも烈風帝って、女の子が変身するにはゴツすぎでしょ。しかも凍氷帝なんて、あからさまなライバルキャラも用意してるし……」
提督「ふ、文月君や弥生君は意外と乗り気だったのだが……」
漣「(デュエリストの英才教育の賜物ですねー……)」
(英国)
《男子寮》○○の部屋
提督『…………』(カリカリカリカリ…
提督『やはり部屋に引きこもっていると勉強が捗るな』(コキコキッ
提督『……そういえば、金剛に今夜の予定があるか聞かれたような』
提督『…………ま、まあ、向こうも本気で誘ったわけではないだろうし、聞いていなかったということにしよう』
<ドンドンドンッ
金剛『ちょっと~、もう約束の時間過ぎてるのにどうして集合場所に来てないのー?』
提督『』
金剛『どうせ引きこもって勉強でもしてるんでしょ? 今夜は学校でダンスパーティーがあるんだから早く出てきなさーい』
<ドンドンッドンドンドンッ!
提督『(あ、慌てるな、息を殺し……気配を殺すんだ)』(絶!
金剛『んー、おっかしいわね……もしかして出掛けてるのかしら?』
提督『(そうだ、そういうことにして早く君はダンスパーティーにでもどこにでも行くといい。わ、私に関わる時間をもっと他の有用なものに使いたまえ……!)』(カタカタブルブル…
<カツ…カツ…カツ……カツ………カツ…
提督『――――ホ、ホッ……行ったか』
提督『やれやれ……彼女のお節介にはほとほと頭を悩まされる……む?』
<ダッダッダッダッダダダダダッ…!
金剛『撃ちます!Fire~!!』(跳び蹴り
<ドッガァァァァン!!
提督『おっ、うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?』
金剛『ウ~、ちょっと足首捻ったかも……。あ、なんだやっぱりいるじゃない』
提督『な……何を考えているんだ!? ド、ド、ドアを蹴り破るなんていくらなんでも無茶苦茶だろう……!?』
金剛『いるのに返事もしないアナタが悪いのよ! さあ、パーティーはとっくに始まってるんだから、さっさと行くわよ!』(グイッ
提督『ま、待ちたまえ……! 私は行かないぞ……い、嫌だ、パーティーなんて人がたくさんいてきらびやかな場所には行きたくない……!』
金剛『アナタが来なかったら私がダンスできないのよ』(ブーブー
提督『ダ、ダンスパートナーぐらい、君ならすぐに見つかるだろう……! どうして私なんだ、荷が勝ち過ぎている……!』(ジタバタ
金剛『……い い か ら 来 る の ~ !』(ゲシゲシッ
提督『や、やめたまえ、蹴るのはやめたまえ……!』
《艦娘用宿舎》談話室
金剛「……こーんな感じで、提督のコミュ障には苦労させられたものネー」
大和「…………」(ギリッ
金剛「どうしたネー、こっちのことそんなに睨んで?」
大和「自慢ですか? 自慢ですよね、提督と思い出を共有しているっていう……」(ハイライトの消えた瞳
金剛「そんなことないデース♪」(ニンマリ
漣「微妙にご主人様の言動が若々しいですね、その回想だと……」
金剛「そりゃ、アイツ……っと、提督にもyoungな時間はありマース」
神通「あ、あの、他には……ど、どんな話があるんでしょうか……?」
金剛「ン~、たとえば……提督がlove letterを貰った話とか、妹たちと一緒にピクニックに行った時の話とかイロイロあるデース」
漣「ラ、ラブレター!? その話くわしく!」
神通「わ、私も……聞きたいです」
大和「提督に……恋文? どこの誰ですか……詳細に、念入りに教えていただけますか?」
金剛「OK、紅茶のおかわり用意してから続きのお話するネー♪」
<ワイワイ…キャピキャピ…
《鎮守府》執務室
提督「―――――むぅ……風邪か? さ、さきほどから背筋がゾクゾクと……」(ブルブル…
ここの鎮守府のキャラ紹介を見てみたい。全員はさすがに難しいだろうし、提督とLOVE勢で。
……LOVE勢って今何人ぐらいだ?
帰宅です。
安価ネタはまだ書けていませんが、思いつきと書き込みネタをちょっとだけ投下します。
>>38 人物紹介ネタ、思いついた分だけですが投下しても大丈夫でしょうか?
改めて書きだしてみると提督がトンデモなことがわかってしまうかもです。
《よかれと思って鎮守府の人物紹介》
提督……コミュ障。戦闘指揮、執務面はすこぶる有能で艦娘たちにも慕われているが、根本的に人が苦手でお腹が痛くなるから適度に離れて欲しいっぽい。常々、生まれ変わるなら貝になりたいと考えている。
提督黒歴史・・・英国軍学校首席卒、無言の手刀で大和・漣大破、工廠妖精たちが呼び出してしまった無貌の神をデュエルで撃退他。
漣……初期艦娘でメイン秘書艦。提督との関係は良好。提督のことで愚痴ってのろける系。信頼関係は築けているが、恋愛面は提督が先攻フェルグラプレアデスの構えで苦戦中。
神通……軽巡で一番最初に鎮守府に着任した艦娘。やや引っ込み思案で、提督とはお互いに気遣いあう仲。漣と同様、信頼関係は築けているが、恋愛面は先攻フェルグラプレアデス。お酒を飲むと淫ら……乱れるタイプ。
大和……提督とは運命の出会いを果たした間柄(大和視点)。悪い子ではないが少し依存と独占欲が強く、病みがち。
今のところ、提督への猛攻はすべて除外効果でかわされている。
金剛……遅れてやって来たヒロインポジション。英国軍学校時代の提督のライバル兼トラウマメーカー。艦娘の中でもっとも付き合いが長いせいか、なんだかんだで彼女に対して提督がダダ甘であるというのが鎮守府関係者のもっぱらの噂。
文月&弥生……LOVEはLOVEでもお父さん(パパ)LOVEの娘ポジションを獲得。提督が休みの日は、散歩に連れていってもらったり、肩車してもらう姿がよく目撃されている。
蒼龍……九九式艦爆から格納庫まで目撃されたりと、提督と一番toLOVEるしている切り札(ジョーカー)持ち。文月や弥生の面倒を見ることが多く、最近『家族計画』について考えるようになった。
不知火……鎮守府の忠犬チョビ。基本、落ち度ばかりである。LOVEではなくLIKE 。提督に褒めてもらえると1週間くらいキラキラしてる。
思いついた分は以上。
また希望があれば書きます
《艦娘たちのコミュニケーション》明石編
明石「工作艦 明石、着任しました!今回の作戦が終わるまでの短い間ですが、どうかよろしくお願いします!」
提督「う、うむ……」
漣「心強い人ktkr!」
明石「艦船の修理やメンテナンスは得意なので、気軽に頼んでくださいね!」
明石「あ、あと艦船を操作する艦娘さんたちのメンタルケアも可能なので、気になることがあれば聞いてください!」
提督「メンタル……」
漣「……ケア」
明石「?」
漣「ホントはご主人様……て、提督ともっと素直にお話ししたいんですけど……なんといいますか、恥ずかしくてついふざけた感じに……」
明石「え、えっと、大丈夫ですよ、提督なら漣さんがいい子だっていうこと、ちゃんとわかってくれてますから!」
漣「そうでしょうか……初めてお会いした時、ktkrって叫んでドン引きされたのいまだにトラウマなんですけど……」
明石「それは、まあ……いきなりネットスラング叫ばれたら、普通の人なら……うん」
漣「…………ハーイ、反省してまーす」
明石「(そういうところがダメなんじゃないかな……)」
神通「あ、あの……提督とお話する時、こ、こんな風にどもっちゃうのを……なんとかしたいです」
明石「えーっと、それで無理に明るく話そうとしたりしても、きっと提督には無理してるってわかっちゃうから……ゆっくり、落ち着いて気持ちを伝えれば大丈夫!」
神通「は、はい……ありがとうございます!」
明石「うん!神通さんのその笑顔があればきっと伝わります!」
大和「提督は照れ屋さんだから……大和のことを愛していると伝えられないだけなんですよね?ええ、わかっています、大和には提督の気持ち、ちゃんと伝わっています」(恍惚
大和「でも、たまには愛を言葉にしてもらいたいのが女としての本音です。…………いろいろ、大和の提督のフィールドを許可なく埋めるオジャマがいますし、ね」(ハイライトOFF
大和「どうすればいいのでしょう?どうすれば、提督の隣は大和だけの場所だとわかってもらえるのでしょうか?」
大和「あの人たちのこと、嫌いじゃないんですよ?お友達としてなら、とても素晴らしい方たちだと最近は思えるようになりましたし?ただ、どうしても、提督に擦り寄るのだけは我慢ならないんです…………明石さんならわかってくれますよね、大和のこの気持ち?ねえ?」
明石「(ダメだこの超弩級戦艦はやくなんとかしないと)」
金剛「私、ホントはアイツ……提督に嫌われてるんじゃないかって不安なんデース……」
明石「そ、そんなことないですよ!」
金剛「だって、私になにも言わずに英国からいなくなって……。ここの鎮守府の提督になったって聞いた時は、きっとすぐに私のこと呼んでくれるって信じてマシタ。……ずっと待ってたのに、い、いつまで経っても……ぅ、ウゥ……」(ポロポロ…
明石「」
提督「…………正直なところ、私は提督に向いていないと思うのだが……こ、こう、すべて丸く収まる形で提督を辞める方法はないものか……?」
提督「こ、後任ならすぐに見つかると思うのだ。このご時世、提督になりたい者は掃いて捨てるほどいる……み、みんなも、私のような内向的な人間より、もっと親しみやすい人物の方がやりやすかろうし……。私は工廠に引きこもって、妖精君たちと一緒に艦船の整備や艤装の開発でみんなをサポートできれば、と……」
明石「ここの鎮守府、提督を一番最初に修理した方がよさそうですねぇ……」
提督「!?」
《大本営》
元帥「……以上の戦果から、君を大将にしようということになってな」
提督「は、わ、私が大将……ですか」
元帥「昇進式の日取りは後日連絡する。よもや断ったりせんよな?」(ジロリ
提督「…………み、身に余る……光栄で、あります」(苦渋の決断
元帥「血を吐きそうな顔で昇進する部下は君が初めてだよ……」(呆れ
元帥「それで、ひとつ確認したいことがあるのだが……君、いまいくつ勲章持っとるかね?」
提督「勲章…………む、6つでしょうか」(目逸らし
元帥「(また中途半端な数だな……さてはいくつか資材にしたな?)」
元帥「まあいい……君のその武勲を見込んでひとつ頼みがあるのだが」
提督「な、なんでありますか……」
元帥「以前、君が受け取り拒否した海外艦娘の改装計画が立ち上がっているのだが……彼女が骨のある提督にしか任せたくないとな」(チラッ
提督「……」
元帥「何が言いたいのかというと……改装が終わるまで、君の鎮守府で面倒見てやって……」
提督「お断りします」(キッパリ
元帥「そこをなんとか……」
提督「絶対に、嫌です」(ドキッパリ
元帥「が、外国出身の艦娘とコミュニケーション取るのは慣れたものだろう?なあ、頼まれてくれんか……」
提督「ど、どれだけ命令されようと、こればかりは聞けません……!」(ブンブンブンブンッ
元帥「……君もいい加減、その性格なんとかしようと思わんのかね」
提督「……昔に比べれば遥かに、目を疑うほどマシになったというのが、親族の間でもっぱらの話題です」(目逸らし
元帥「今より酷い状態が想像できんよ、私には」
提督「親戚が新年の挨拶に来る度、過呼吸を起こしていた気がします……」
元帥「嫌な新年の挨拶だな、おい」
提督「と、とにかく……そ、そういうわけですので、その改装計画はどこか他所の鎮守府に依頼してください……この通りです」(土下座
元帥「」
元帥「……えー、まあ、というわけでだな、君の改装は別の鎮守府で行うことになった」
ビスマルク「……ひどく納得いかないんだけど。私はただ、いい鎮守府だって聞いたからお願いしただけなのに……」
霧島「あそこの鎮守府、現時点で定員いっぱいいっぱいですから」
元帥「母港……まだ半分以上空きがあるはずだがな……」
ビスマルク「こういうことされると、俄然そこに行ってみたくなるわ。ねえ、1回見学に行かせてもらえない?」
霧島「やめてください、あの人の胃が口から飛び出したらどうするんです」
ビスマルク「え」
元帥「(否定しきれんところがまた……)」
《艦娘用宿舎》金剛の部屋
<ピーッ
『38.2℃』
金剛「ウー……日頃の無理が祟ったみたいデース……ケホッ、ケホッ!」
金剛「休む……でも今日は秘書艦デスシ……」
金剛「(ファンデーションで顔色を誤魔化して……)」(パフパフ…
《鎮守府》執務室
提督「……今日の秘書艦は…………こ、金剛か」(キリキリ…
金剛「おはようゴザイマース!今日もイイ天気ネー!」(バーン!
提督「も、もう少し静かに入ってきてくれないか…………む?」
金剛「相変わらず元気ないネー……ゴホッ」(フラ…
提督「…………」(じー
提督「…………具合が悪いのなら休みたまえ」
金剛「エ、エー……なんのことデースカ?」(目逸らし
提督「顔色を白粉で誤魔化しているような者にサポートは頼めない。そう言っているのだ」
提督「秘書艦は手の空いている艦娘なりに頼む。君は自室で待機だ、ゆっくり療養したまえ」(キッ
金剛「ゥ……うー、了解したデース……」(トボトボ…
提督「むう……さ、さすがに厳しく言い過ぎたか……?」
提督「と、とりあえず漣君に秘書艦交代と連絡しておくか……」
《艦娘用宿舎》金剛の部屋
金剛『訳:……なによバカ、あんなにきつい言い方しなくてもいいじゃない』(モゾモゾ…
金剛『訳:う……で、でも確かにこれは無理そう……』(ゾクゾク
金剛『訳:ちゃんと寝て……明日までに治さないと……』
(十数時間後)
金剛「…………お、お腹空いたデース」(クゥ…キュウ…
<knock…knock…
金剛「……ハーイ?」
漣「ドモドモー、お加減いかがです?」
金剛「かなり楽になったネー。けど……」(キュー…クルルル…
漣「アハハ、お腹は元気そう。お粥作ってきたけど食べられそうですねー」(土鍋
金剛「oh……かたじけないデース」
漣「ちょうどイイ感じに冷めてますけど、いちおう気をつけて召し上がれ」
漣「薬味はネギとか生姜、梅干、いろいろ持ってきたから好きなの使ってくださいな♪」
金剛「ンー……それじゃ、私はこの納豆を選ぶネー!」
漣「(日本に馴染みすぎじゃないですかねー、この帰国子女……)」
金剛「ハフハフ……ウ~、五臓六腑に染み渡りマース♪」(パクパク…
漣「……それにしても」
金剛「モグ?」
漣「自分が体調悪い時はフツーにお仕事しようとするのに、私たちの時は働かせてくれない誰かさんってズルイと思いません?」
金剛「ムー……それはイロイロ卑怯ネー」(クスッ
漣「ねー」(クスクスッ
提督「……ヘプシッ!む、む……?もしや、金剛の風邪がうつったか……?」(ブルブル…
提督「まあ、仕事している内に治るか。……やはり1人は心が安らぐせいか、仕事がすこぶる捗るな」(シャカシャカシャシャシャシャシャッ!!
(後日)
青葉「どもども~、青葉ですぅ!金剛さんの体調不良、司令官さんはすぐに気づかれたとのことですが、やっぱりそれはお二人の仲の良さゆえでしょうか!?」
提督「そ、そんなことはない……。ただ、ふ、普段より不自然に化粧が濃かったから……」
青葉「そういう比較ができる辺り、お二人の付き合いの長さが窺えますね~。実は意外と金剛さんにダダ甘で依怙贔屓しているという意見もあるのですが、それについて司令官さんはどう思われます?」
提督「じ、事実無根だ……」(ソソクサ
青葉「あ、司令官さん!まだお聞きしたいことが何点か……ちょっと、お願いしますよー!」
<ヒトコトッ、コメントオネガイシマスー!(激写
<ヤ、ヤメタマエ……
《鎮守府》執務室
青葉「(ども、青葉ですぅ!今日は久しぶりの秘書艦の日。司令官さんの仕事ぶりを写真に収めつつ、その秘密に迫るチャンスです!)」(激写
提督「(しゃ、写真は苦手だな……。そも、私の写真なんて何に使うのだ……う、丑の刻参り?呪いか……の、呪うのか……?)」(ズキズキ…
青葉「(フフフ、司令官さんのお写真、いい値段で売れるんですよねー)」
青葉「そういえば前々から司令官に聞きたかったのですが! ここの鎮守府は他のところに比べて極端に艦娘が少ないですよね?」
提督「人が多いと……私が耐えられないからな」
青葉「あ、はい……えっと、それを抜きにしても、よくその少ない戦力で難所と呼ばれる海域を攻略できたなーと。青葉が来た時にはもう、沖ノ鳥島海域を攻略済みでしたよね」
提督「あ、ああ、そうだが……?」
青葉「では、その時の編成やかかった期間を教えていただけないでしょーか!? これを参照すれば他の鎮守府の戦力アップに繋がるかもしれませんよ!」
提督「編成と期間か……」
提督「…………あの頃は戦艦も空母も一隻も在籍していなかったので、漣君・北上君・神通君・不知火君・祥鳳君・瑞鳳君で編成していたようだな。期間は……2度目の出撃で攻略したので、みんなの艦船の修理期間も含めて5日か……」(出撃記録パラパラ
青葉「ゑ?」
提督「今にして思えば、よく攻略で来たものだが……運が良かったのだろう。何故か最近、海域の攻略に日数がかかるようになりつつあるが……」
提督「妖精君に頼んで大型建造を行った辺りからだったか……不可解だ」
青葉「(ま、まさかの雪風系提督でしたか……しかも、艦娘の数に反比例して運気が落ちていくタイプ)」
今日はここまで。GWも終わりなのでそろそろ安価ネタを書き始めなくては、なのです。
E-4まで突破するのに時間がかかり過ぎで少し落ち込みます。E-5? 知らない子ですね。
報酬としては、明石、巻雲、浜風(他海域回っている時に)、天津風、谷風×4他といった感じでしょうか。
あきつ丸とか欲しかったのですが……実装されていないのですね。
書けば出るというジンクスを信じるなら、大和や大鳳ももうすぐ出るはずなので少し回してきます。
(オマケ)
青葉「戦艦はともかく、空母がいなかったって……それじゃ、赤城さんはいつ頃着任されたのでしょうか?」
提督「大本営から敵機動部隊の遊撃任務の報酬として譲渡されるという話はあったのだが……断り続けている内に、その……」(目逸らし
青葉「(あ、これ存在そのものを忘却してたパターンだ)」
提督「先日、演習を行った他所提督に飲み会へ連れていかれた時に指摘されて……よ、ようやく思い出した」
提督「どうやら、大本営の方ではウチに着任するのが決まっていて……ず、ずっと工廠で待っていたらしい。初めて会った時、『大食らいはいりませんか!?』と泣かれた……」
青葉「(赤城さん……おかわいそうに)」
お久しぶりです。少し離れていましたが、これからちまちま書いていきます。
気を長く、遠征でも回しながらお待ちください
旬彩《鳳翔》
大和「まあまあ、提督、飲んでください♪」(ニコニコ
提督「い、いや、私はもう……」
大和「提督は大和のお酒が飲めないと仰るのですか……?」(ズズイッ…
提督「わ、わかった、飲む、の、飲むから近寄らないでほしい……」(引き
提督「(むう、まさか1人で飲んでいるところに相席されるとは)」
提督「(正直、酒はこの辺りで止めておきたいのだが……)」(フラフラ…
大和「ウフフ、素敵な飲みっぷりですよ提督」(トクトク…
提督「(注ぐのに徹されているせいで、以前のように飲ませて潰すこともできんし……こ、困った……)」(グラグラ
(半時間後)
提督「」
大和「提督?しっかりしてください、テ イ ト ク ?」
提督「む……う…」
鳳翔「あら、大変。大和ちゃん、悪いんだけど提督をお座敷の方へ運んであげて……」
大和「いいえー、お気遣いなく。提督は大和が責任を持って家までお運びいたしますから♪」(イソイソ
鳳翔「あ……」(察し
大和「ウフフ……提督、大丈夫ですか?もし立てないのでしたら、どうぞ大和に身を預けてくださいませ」(ダキダキ
提督「だ、だいじょば…ない……」(ヨロヨロ…
大和「それは大変ですね。お家に着いたらお水と……よく効くお薬がありますから、ね?」(ハイライトOFF
鳳翔「(止めたい……止めたいけど、これを止めたらたぶん私、解体されちゃうんじゃないかしら)」
大和「クスッ……フフ、ウフフ……」(恍惚
鳳翔「(ま、まあ、提督もいいお歳ですし……ご武運を)」(目逸らし
(翌朝)
<チンチン、チンチン…
提督「む……ぅぅ、あ、頭が割れる…」
提督「昨日は大和君にしこたま飲まされて……それで…………それで?」
大和(大破)「ぁ……て、提督、お目覚めですか……」(モジ…
大和「あの、あ、朝ご飯の用意ができていますので、洗顔などが済みましたら居間へお越しください」(淑やか
提督「や、大和君……そ、その姿は……?」
大和「あ、あの、これは……す、すみません、大和には言えません!」(ダッ!
提督「」
提督「酔ってからの記憶がない……そして大和君のあのあられもない姿……。過ちを犯したのか? あ、過ってしまったのか……?」(滝汗
大和「(言えません……言えるわけがありません……。艦娘として……日本の命運をかけて建造された戦艦の名を継ぐ者として……)」
提督『君の気持は……理解した』(フラフラ…
大和『じゃ、じゃあ夜戦を……!』
提督『私も、大和男子だ……私に勝ったなら夜戦でも昼戦でも、赤疲労で轟沈するまでいくらでも好きにしたまえ……!』(目グールグル
大和『(提督を押し倒して……それから、ネットリ、艦載機が尽きるまで……)』(ジリジリ…
提督『完全神殺…!!』
大和『ゑ?』
提督『我が身は死して護国の鬼となりぬ!』(ドンッ
大和「鍛えておられるのは知っていましたが……まさかあそこまでとは」(フラフラ…
大和「……で、でも、提督にあんなに激しく乱暴に攻めていただけたのは……ヨカッタです」(ポッ
大和「(思い出したらまた興奮してきてしまいました……ンッ……ァ)」(モジモジ…
青葉「(青葉見ちゃいましたっ!)」(激写
《鎮守府通信》
『ニンシンカッコカリ間近!? 司令官の部屋から朝帰りの超弩級戦艦!』
記事になるネタはないかと司令官の部屋に張り付いていた私が目にしたのは、大破状態のあられもない姿で司令官の部屋を飛び出す大戦艦の艦娘Yさんの姿だった!!
昨晩の情事を思い出しているのか、Yさんは非常に恍惚とした様子で、若干歩きそうに膝をすり合わせながら艦娘用宿舎へと戻っていった。
どうやら司令官争奪戦の勝者と、新たな生命の誕生の瞬間に私は立ち会ってしまったらしい。
二人の子がどんなふうに育つのか、今から楽しみである(文:青葉)
《ケッコンカッコカリしりーず》蒼龍編
文月「えへへ、蒼龍ちゃん見て見て、お花の輪っか~」
弥生「プレゼント…」
蒼龍「わ、わあ、いいの?」
文月「うん~。いつもい文月たちと遊んでくれるからお礼~」
弥生「きっと喜んでくれるって…司令官も……あ」
蒼龍「ア、アハハ……なんだか照れちゃうな、こういいうの」
提督「む……?」
蒼龍「ぁ……」
文月「あ~、司令官だ~」(パタパタ
弥生「司令官…お休み? お休みですか…?」(トテトテ
提督「い、いや……文月君たちがここにいると聞いて、少し差し入れを……」(間宮どらやき
文月「司令官もいっしょにオママゴトしよ~」
弥生「司令官がパパ……」
蒼龍「わ、私は~……」
文月「えっとね、お母さん~♪」
提督「………」
蒼龍「…………」
提督・蒼龍「「(な、なんだか気まずい……)」」
文月「くぅ~……」
弥生「スピ……」
蒼龍「二人とも遊び疲れて眠っちゃいましたね……」
提督「う、うむ……。すまないな、蒼龍君にはいつも二人の面倒を見てもらって……」(ナデナデ
文月・弥生「「ん~……」」(ぎゅう…
提督「む、む……」(困惑
蒼龍「き、気にしないでください! 私が好きでやってることだし、その、二人とも、わ、私の本当の子供みたいに可愛いし……」(テレテレ
提督「そ、そうか……」
蒼龍「それに、最近は……こういう『家族』っていうのも悪くないかなって」(チラッ
蒼龍「も、もし提督がよければ、文月ちゃんや弥生ちゃんと一緒に貰って欲しいなーなんて、アハハ」(チラチラッ
提督「…………」
蒼龍「ア、アハハ……」
提督「…………蒼龍君さえよければ、それもありかもしれないな」
蒼龍「………ほ、本気で言ってます?」
提督「む、むしろ、冗談でこんなことを言えると思われているのかね、私は?」
蒼龍「デスヨネー」
蒼龍「でも、それなら……」(ぎゅ…
提督「」
蒼龍「エヘヘ、ホントは前からずっと、文月ちゃんたちみたいに提督にこうしてひっついてみたかったんです」
提督「そ、そうか……」
蒼龍「…………えっと」(ムニュ…ギュム…
提督「」
蒼龍「……ねぇ、提督は私のこと、どう思っているの?」(ツツ…
提督「そ、蒼龍君……!?」
蒼龍「アハ? ―――――嬉しいなぁ」(ガバッ!
提督「なっ、や、やめ――!!」
憲兵A「それで……とうとう?」
提督「…………どうぞ介錯を」
蒼龍「格納庫に被弾しちゃったかも……」(サスサス…
憲兵A「………」(コクリ
憲兵B「」(コクリ
憲兵C「」(コクリ
提督「?」
憲兵A「……おめでとう」
憲兵B「おめでとう」
憲兵C「そしてオメデトウ」
蒼龍「えへへ、ありがとう」
提督「!?」
蒼龍「文月ちゃんと弥生ちゃんの妹、楽しみですね提督!」(ニッコリ
今日はここまで。大井秘書官ネタ飛ばしてしまったのは申し訳ないです。ちゃんと書きます
あと、こういうニンシンやケッコン関係ネタはやっぱり苦手かも。基本ここの提督は押し倒される側だと思います(大和に関しては普通にKOしたはず
大井ネタ瑞鳳ネタに引き続きネタストックのお願いをしておきます
現在の提督保有戦力は
戦艦―大和、伊勢、金剛
空母―赤城、加賀、大鳳、蒼龍、瑞鶴
軽空母―鳳翔、祥鳳、瑞鳳
重巡―青葉、衣笠
軽(雷)巡―川内、那珂、神通、球磨、多摩、木曾、大井、北上
駆逐―漣、朧、潮、曙、敷波、綾波、吹雪、陽炎、不知火、文月、弥生、雷
潜水艦―伊168
喫茶《間宮》―羽黒
↓3
↓4
↓5
この艦娘でこんなネタを、と書いていただけると助かります。ケッコンカッコカリなどは全てパラレル扱いになります。
ちなみに、建造はだがNON!
???「アーイ!」
???「ハケッハクンダ」
《艦娘たちとコミュニケーション》大井編
《鎮守府》執務室
大井「今日から私が秘書艦担当なので、よろしくお願いします」
提督「よ、よろしく頼む……」
大井「それじゃ、さっそくお仕事始めましょうか」
(1時間後)
大井「……ふぅ」(コーヒーノミノミ
北上「あれ、大井っちじゃん。今日から秘書艦担当じゃなかったっけ……サボり?」
大井「あら、北上さん。サボりじゃないですよ、ちゃんとお仕事してますって」
北上「そなの?」
大井「ええ。基本的に手伝わなくても提督、一人で仕事できるので……その邪魔をしないように席を外してるんですよ」
北上「サボってんじゃーん」
大井「違いますよー、やらなくていいことはやらないだけです」
《鎮守府》執務室
提督「ふむ……これはこちらで、これは最初に手をつけた方がいいな」(サッサッサッサッ
提督「昼時になったら伝えに来ると言っていたか……なら、それまでに全て終わらせておくとしよう」(シャシャシャッ!
大井「私たちが横に控えていない方が効率いいんですよ、あの人」
北上「……もう全部提督一人でいいんじゃないかな」
大井「深海生艦と戦う以外はだいたいできますしね……っと」(ガタ
北上「?」
大井「そろそろ文月ちゃん辺りが執務室に突撃する頃なので、お茶だすついでに追っ払ってきまーす」(フリフリ
北上「いってらー」(バイバイ
北上「うーむ、意外と提督のことわかってるよね大井っち……」
大井「フフ……さーて、とっくに仕事は終わらせてるでしょうし、久しぶりに間宮さんでも連れてってもらいましょーか」(ノビー
深海棲艦の字を間違ってしまいました、すみません。
地味にケッコンカッコカリネタ一番乗りな大井さんの格の違い。
《艦娘たちとコミュニケーション》瑞鳳編
《艦娘用宿舎》祥鳳瑞鳳の部屋
瑞鳳「ふーんふふんふふん♪」
祥鳳「ずいぶんご機嫌ね……。お弁当作って、どこかへお出かけ?」
瑞鳳「うん♪提督と一緒にお出かけするんだー」
祥鳳「」
瑞鳳「提督、卵焼きはどっちが好きかなー?甘いのとだし巻き、両方作ってこ!」
祥鳳「え?」
(30分後)
瑞鳳「よっし、準備完了。時刻はナナマルマルマル……行ってきまーす!」
祥鳳「……あ、明日、雪でも降るのかしら?」
《鎮守府》正門前
提督「む……来たかね」
瑞鳳「瑞鳳、到着しました!えへへ、おはようございます提督!」
提督「う、うむ……急かすようで悪いが、急ごうか」
瑞鳳「はい!」
《某聖地》展示ブース
瑞鳳「お、おぉぉ~、どこを見てもDホイール……!」(キラキラ状態
提督「…………素晴らしい」(キラキラ状態
提督「深海棲艦が現れたことで発達した艤装の技術が、まさかこういう方向で役立つとはな……」
瑞鳳「見て見て提督!あそこっ、あそこに完全再現の遊星号!」
提督「キングのものもあるな……」
瑞鳳「どうやって走ってるのかわかんないアレを実用化させるなんて……科学の力ってスッゴーい!」
提督「やはりDホイールのこの曲線美が……」(云々
瑞鳳「エンジン回りのふっくらしたところもいいよねー……」(云々
提督「エンジンの音というのも、ホイールの調子を判断する大事な要素だな」(云々
瑞鳳「あー、妖精さんたちも艦載機の点検でそういうこと言ってる言ってる」
提督「学生時代を思い出すな……やはりエンジンの回転音……燃料の……」(云々
瑞鳳「ふむふむ……ほー……」(コクコク
提督「む、午後からは試乗もできるのか……」
瑞鳳「おおっ、一時はプロを目指した提督の出番ね!」
提督「デッキはあるが……自分の愛機を用意すべきだったか」(ボソッ
瑞鳳「(あ、目が本気)」
瑞鳳「合体する人がいたりしてぇ~」
提督「教授が昔、それを試して真っ二つになりかけたな……最終的にDホイールは危ないと走り出した……」
瑞鳳「弾けちゃったんだ……」
瑞鳳「じゃじゃーん、今日は特別にお弁当を作ってきました!提督、甘いのとだし巻き、どっちの卵焼き食べるぅ?」
提督「甘い方をいただこう」
瑞鳳「ハーイ。じゃあ、アーン……」
提督「い、いや、そういうのは結構……」
瑞鳳「アハハ……だよねー」
(数時間後)
《鎮守府》正門前
瑞鳳「今日は楽しかったー」
提督「うむ……久しぶりに血が沸いた」
瑞鳳「やっぱりいいよねー、ああいうメカって」
提督「うむ」
瑞鳳「それじゃ、お疲れ様でした!」
提督「あ、ああ……ではな」(テコテコ
瑞鳳「……ふぅ」
瑞鳳「提督、趣味が関わってる時は結構普通に喋れるんだよね……男の人ってみんなそうなのかな?」
瑞鳳「まあいいや。部屋に戻ったらお弁当箱洗って、ゆっくりDホイールの新製品カタログでも見よっと♪」
あ、そこも間違えていたのか……。ヌメロンコードで07:00に書き変えておいてください。
お詫びではありませんが、オマケのネタをつけます
(オマケ)
《鎮守府》提督の部屋
金剛『訳:あ、おかえりー』(ゴーロゴロ
提督『訳:な、なぜ君が私の部屋にいる。どうしてベッドの上に寛いで雑誌を読んでいるのだ!』(ガタッ
金剛『訳:アナタが休みだからどこかに遊びにいこうって誘いに来たら、とっくに出掛けた後だったからね』(枕ギュッ
提督「(そ、そんな風にベッドに寝そべられたら、に、匂いが……)」(ハラハラ…
金剛「…………」(グリグリ…
提督『訳:っ、な、なにを不貞腐れているのだ……』
金剛『訳:別にぃ……そっちは瑞鳳とマシンの展示会楽しんできたんだからいいじゃない』(ジト…
提督『訳:む……君は相変わらず、機械やマシン系統の話が関わると機嫌が悪くなるな…』
金剛『訳:そういう話の時だけすごく楽しそうにするから……私と喋ってても楽しくないんだって思っちゃうからイヤなのよ…』(プイッ
提督「……むう」
提督『訳:…………一応、君との会話を楽しんでいないわけでは…ないぞ?』
提督「(むしろ無理に絡んでこないで欲しいとは思うが……)」
金剛『訳:………そ、そうなんだ、ふ、ふ~ん?』(ニヨニヨ…
提督「(無関心を取り繕うとしているが、口元が緩んでいるな……)」
金剛『訳:えっと、アハハ! ば、晩ご飯はもう食べちゃった? ま、まだならサクッと作っちゃうけど!?』(バタバタッ
提督『訳:あ、いや…まあ、金剛が手間でないのならお願いするが……』
金剛『訳:任せなさい! アナタでも元気になっちゃうスタミナ抜群の料理作ってあげるからね!』(ニッコリ
提督「(それ以前に君はいつ帰るのだ……)」
実際、大和や金剛が割と短期間に現れて漣の胸中は穏やかじゃねえと思うww
《艦娘たちとコミュニケーション》漣編
喫茶《間宮》
漣「最近ね、漣の扱いがビミョーだと思うんです」
間宮「は、はあ」
漣「メイン秘書艦は漣なのに、パートナー枠は金剛さんに奪われ気味ですし……」
間宮「(学友としての付き合いもあるせいか、確かに金剛さんには優しいというか、なあなあなところは多いですよね……)」
漣「乙女度では神通さんに敵いませんし、ヤンデレは大和さん担当だし……」
間宮「(たまに病んだ感じになりますけどね、漣さんも……)」
羽黒「(大和さんと喧嘩してる時の漣さん、怖い……です)」
漣「この頃、蒼龍さんは文月ちゃんと弥生ちゃんのお世話係ポジションをゲットして、ご主人様にあれこれ相談しに来るし……」
漣「…………うぁぁ~……もぉ~……みんなズルいよぉ……」(ベチャー
漣「ここの鎮守府で一番最初にご主人様の部下になったのは漣ですよ?なんで顔立ててくれないんですか、やだぁー……」(ジタバタ
間宮「(そ、相当堪えてるみたいね……)」
羽黒「(漣さんも……こういうことで悩まれるんですね……あ)」
提督「む、やはりここだったか漣君……」
漣「むぁっ!?ご、ご主人様?」(ガタタッ
提督「う、うむ……今度の珊瑚諸島海戦攻略の編成について伝えることがあったのでな……」
漣「な、なんでしょーか……」
漣「(やっぱり支援に回されるのかなー……。大和さんは消費資材の問題で決戦時以外の出撃はないとして、旗艦は金剛さんとか神通さんでしょーし……)」(ショボボン…
漣「(そですよね、所詮は駆逐艦……しかも、噂に聞く『ソロモンの悪夢』や『最速』、『幸運艦』と違ってこれといった強みもないんですし、順当順当……)」
提督「また正式に通達は行うが……漣君、君を珊瑚諸島海戦の艦隊旗艦に任命する」(シャキーン
漣「……はれ?」
提督「旗艦として球磨君、金剛、赤城君、蒼龍君、瑞鳳君を率いて珊瑚諸島の敵機動部隊を叩いてほしい」
漣「さ、漣が旗艦……い、いいんですか?」
提督「む……い、嫌だったりするのだろうか?それなら旗艦は神通君か……金剛にでもお願いするが……」
漣「いやいやいや、やります、やりたいですっ、やらせてください、もちろんやらせていただきますっ!!」
提督「そ、そうか、ならいいのだが」
漣「もちろんです!ええ、もう装甲空母姫でも南方棲戦姫でも持ってこいやぁ……って気分ですから!」(マ ワ シ ウ ケ !
提督「さ、さすがにそれは遠慮したい……。漣君の負担が大きくて申し訳ないが……やはり君を旗艦にした編成が一番指揮を取りやすいからな……その、今回もよろしく頼む」
漣「き……キ……ktkr!!」(ブワワッ!!
提督「う、うおっ、眩し……!?」
間宮「(一気にキラキラし始めた……。提督さんへの純粋な気持ちと、頼りにされている喜びで目覚めたスーパー駆逐艦ってところね)」(ゴクリンコ…
羽黒「(すーぱ……? そ、そういえばどの海域も一番最初の出撃の時、漣さんって必ず旗艦で出撃されてます……)」
間宮「(流された……今の子は知らないのかしら、ドラ○ンボール)」(ショボン…
<メシウマッ、コレデカツル!!(シュイシュイシュイシュイッ…!
<オ、オチツキタマエ…
>>201 ……予知能力者の方でしょうか。漣過去編とかそのうち書きます。
今日もまったり、遠征や出撃をしながらチマチマ書きますのでまったりお待ちください。
《提督の休日》DUEA編
提督「…………」(ズゥン…
漣「(ご、ご主人様が今にも首を括りそうな顔で悩んでる……)」
漣「ご、ご主人様、どうかされたんですか?」
提督「…………シャドール」(ボソッ
漣「へ?」
提督「……命懸けで主人の身を守ったファルコが…ジェムナイトの絆の力が……おのれ……おのれっ……!」(ブルブルッ
漣「(か、かつてないほど怒りに身を焦がしてる……)」
《2014年 DT世界は再び終焉の炎に包まれた!》
《鎮守府、初夏の駆逐艦祭》
提督「……駆逐艦祭? そ、それはいったいどういった効果でありますか?」
元帥『すぐにカードに絡めて考えるのはやめんか。軍学校の必修科目とはいえ、君は少々それに深入りしすぎている』
提督「も、申し訳ありません……」
元帥『まあ……言ってみれば子供会だな。駆逐艦の艦娘たちは年少の者が多い、ゆえにレクリエーションは必要……それが大本営の判断だ』
提督「なるほど……」
元帥『そして、その子供会は鎮守府持ち回りで行っている……今回は君のところだ。そのことを伝えるために連絡した次第だ』
提督「」
元帥『できるだけ数は抑えられるよう努力はする。頑張りたまえ』(ガチャン
提督「」
(子供会当日)
島風「てーとく、おっそーいー! もう一回、駆けっこしよう、ね!」(ダタタタタタッ!
提督「(アクセルシンクロで抜かすのはアリなのだろうか? いや、ないな……)」(タッタッタッタ…
天津風「あ、あの、大丈夫ですか!? 島風! あまり提督に迷惑かけんじゃないわよ!!」
島風「うっさいなー。天津風も一緒に提督と競走しようよ!」
天津風「汗臭くなるから嫌よ!」(プイッ
島風「ぁ……そ、そっか……」(ショボン…
提督「む……そ、その、ウチには艦娘用の大浴場も完備しているから、汗をかいたらそこで流せばいい。だから、汚れたりする心配は考えずに気兼ねなく遊びたまえ」
島風「ホントッ!?」
天津風「………」(ソワソワ
島風「やったね天津風! これで思いっきり駆けっこできるよ!」
天津風「しょ、しょうがないわね、ちょっとの間だけ付き合ってあげるわ!」
島風「わーーーーい♪」
提督「ふぅ……これでしばらく時間を稼げる…」
島風「提督もはやくー!」
天津風「よーし、負けませんよー!」
提督「」
(子供会当日2)
夕立「提督さん、提督さん、ボール投げて投げて!!」
提督「…………」(ぽいぽーい
夕立「もう一回、もう一回! もっと鍛えてみんなの役に立つっぽい!」
提督「…………」(ぽいぽーい
夕立「わふぅ♪」
時雨「頑張る提督も素敵だね。でも、無理しちゃダメだよ?」(本ペラペラ
提督「こ、この程度でリフレッシュしてもらえるなら……蚊に刺されたような、ものだ…」(ズキズキ…
時雨「僕はまだ、ここにいれも大丈夫なのかな…」(ソッ…
提督「」
夕立「時雨が提督さんに甘えてるっぽい! 夕立も夕立も!!」(ダキーッ!
提督「」
(子供会当日3)
夕雲「お疲れですか、提督? もし辛いなら夕雲に甘えてくれていいんですよ?」(サワサワ…
提督「け、結構……だから、背中を摩るのはやめてくれたまえ……」
夕雲「提督ー、少しお休みした方がいいんじゃないですか? なんなら添い寝、してあげましょうか?」
提督「勘弁してほしい……」
秋雲「(いいもんみっけー! ここの鎮守府の提督さんのイラストって受けがいいんだよね~♪)」
巻雲「司令官様、夕雲ねえさんとイチャイチャしちゃダメ~!」(ポカポカッ
提督「」(ゴボッ…
夕雲「ちょ、きゃあ!? 提督が血、血を吐いちゃったわよ……!?」
秋雲「あ~ぁ、いーけないんだ、巻雲が強く叩き過ぎたから」
巻雲「ま、巻雲が悪いんですか!?」
提督「だ、大丈夫だ、問題ない……君たちは私に構わず……遊んできたまえ…」
長波「う~ん…あたしも優秀な提督をたくさん見てきたけど、ここまで日常がモロい提督は……いないぞ」
元帥『なに、子供会がこんなに続くとは思わなかった? 君、それは艦娘を遠ざけようとするからだよ。逆に考えるんだ、「続いちゃってもいいさ」と考えるんだ』
提督「」
元帥『まあアレだ、出来るだけ数は抑えられるようにするとは言ったが、参加できない駆逐艦を出すとは言っていない』
提督「」
(子供会4)
不知火「…………!」(ゾーン!
黒潮「やーん、もうイケズやな不知火~。うちにも司令はんとスキンシップさせた~なぁ」
不知火「司令をお守りするのが不知火の役目です……! たとえ黒潮だとしてもここは通せません!!」(ガード!
黒潮「陽炎から聞いとったけど、ホンマに懐いとるんやなー……」
不知火「司令は不知火がお守りしますっ! そして……そして……」
提督(妄想)『不知火君よくやってくれた、助かったよ』(ナデナデ
不知火『ぬ、ぬい……!』
不知火「……司令」(じぃ~ん…
黒潮「隙ありぃ!!」
不知火「し、しまった!?」
雪風「不知火ちゃん、楽しそうですっ」
不知火「忠犬だからねー。まあ、落ち度だらけで逆に司令にフォローされてばっかだけど」
雪風「不知火ちゃん……司令官のこと好きなんですか?」
陽炎「アンタ、聞きにくいことグイグイ聞いてくるわね……。まあ、あの子の場合はお兄ちゃんとかお父さんに甘えたい子って感じじゃない?」
雪風「………チッ」
陽炎「雪風がなんかスレてる!?」
陽炎が不知火になっとる…
>>227 失礼しました。陽炎で脳内変換お願いします。
今日はここまで。ティンダロスと水着ネタ……長くならないよう綺麗にまとめられるよう頑張る。
(後日談)
文月「………」(ムッス~
弥生「……」(口尖らせ
提督「ふ、文月君……弥生君……?」
文月「司令官、ずっとよその鎮守府の子とばっかり遊んでた……文月とぜんぜん遊んでくれなかった…」(グス…
弥生「睦月型なんて…弱いから、いらない…」(グス…
提督「」
蒼龍「な、なに言ってるの!? 提督が文月ちゃんと弥生ちゃんのこといらないなんて言う訳ないじゃない!」
文月「ほんと…?」
弥生「弥生たちのこと、嫌いになったりしてない…?」
提督「う、うむ……」
文月「~~~~」(ギュクー
弥生「~~~~」(ギュウ~
提督「」
蒼龍「(頑張ってください、提督……!)」
《本当にあった鎮守府の怪談》
『資材が……』
《鎮守府》執務室
漣「ご主人様、ちょっといいですか?」
提督「む……な、なんだね?」(カリカリ…
漣「いえ、ここ最近のウチの保有資財量のグラフなんですけど……」(ワタシワタシ
提督「ふむ……」(ヨミヨミ…
漣「漣たち、ついこの間まで作戦でかなり本気の出撃してましたよね?」
提督「……そうだな」
漣「それで……一時は鋼材と燃料が20000を切ったりした中で……」
提督「う、うむ……」
漣「何故か30000を維持し続けるボーキは……まあ、赤城さんと蒼龍さんの頑張りがあったからとして」
提督「…………」
漣「作戦開始した時に60000だった弾薬がなんで75000まで増えてるんでしょーか……?」
提督「…………わからん」
漣「見てくださいよ、いまウチにある弾薬の量……」
提督「95000を超えたか……」
漣「他の資材も軒並み40000に届きそうです」
提督「…………」
漣「あのー、ご主人様ぁ?久しぶりに建造やってみたいなー、なんて……」
提督「さ、さて、なにかの時のために、このまま各資材100000の備蓄を目指すとするかな……」(目逸らし
漣「デスヨネー……」
《艦娘たちとコミュニケーション》神通編
金剛「提督ぅ~! ティータイムの時間ネッ、今日は間宮さん行くデース!」(パタパタッ
提督「で、出口はあちらだよ……」
金剛「」
提督「ま、まだ仕事が終わっていないのだ……間宮君の店には行きたいが、今日は諦めてくれ…」(シッシッ!
金剛「ムー……」
金剛『訳:まったく、しょうがないわねー……それじゃ、また今度ね! 約束だからね!?』(バタンッ
提督「……まったく、間宮君の店に行きたいなら一人で行けばいいだろうに…」(キリキリ…
提督「だ、だいたい、秘書艦担当の日でもないのになぜ執務室にいるのだ、金剛は……」
神通「…………」
神通「(提督……金剛さんにだけは、私たちみたいに君づけじゃなくて呼び捨てです……)」
神通「(や、やっぱり……提督にとって金剛さんは特別な人、なんでしょうか……)」(モヤモヤ…
神通「(羨ましいです……私も、提督に呼び捨てにしてもらえるような関係に無いなりたいです…)」
提督『……神通』(耳元囁き
神通『て、提督……そんな風にされたら、私……体が火照ってしまいます…っ』(ゾクゾクッ
神通「(提…督……)」(モジモジ…
提督「――――通君……神通君?」
神通「ひゃ、ひゃい!?」(ビクッ
提督「だ、大丈夫かね? 少し……顔が熱っぽいようだが…。もしや、体調が優れないのか?」(ハラハラ
神通「い、いえ、すみません……大丈夫です」
神通「(わ、私ってば、提督の傍で、な、なんてはしたないこと……)」(真っ赤
提督「そ、そうか、もし辛いならちゃんと言ってくれたまえよ」
神通「は、はい……」
神通「(私も……いつか、提督に呼び捨てにしてもらえるぐらいの仲に……)」(グッ…!
提督「(神通君……なにか悩みごとでもあるのだろうか。私程度でも相談に乗ってあげられるレベルの悩みならばいいのだが……)」
今日はここまで。
だいたいここの鎮守府の艦娘の悩みは提督が頑張れば解決するものばかり。
でも、解決したら解決したで大変なことになりそうな予感。主に……
また誤字が……。キーボード変えてからそんなのばかりで申し訳ないです。
《艦娘たちとコミュニケーション》神通編
金剛「提督ぅ~! ティータイムの時間ネッ、今日は間宮さん行くデース!」(パタパタッ
提督「で、出口はあちらだよ……」
金剛「」
提督「ま、まだ仕事が終わっていないのだ……間宮君の店には行きたいが、今日は諦めてくれ…」(シッシッ!
金剛「ムー……」
金剛『訳:まったく、しょうがないわねー……それじゃ、また今度ね! 約束だからね!?』(バタンッ
提督「……まったく、間宮君の店に行きたいなら一人で行けばいいだろうに…」(キリキリ…
提督「だ、だいたい、秘書艦担当の日でもないのになぜ執務室にいるのだ、金剛は……」
神通「…………」
神通「(提督……金剛さんにだけは、私たちみたいに君づけじゃなくて呼び捨てです……)」
神通「(や、やっぱり……提督にとって金剛さんは特別な人、なんでしょうか……)」(モヤモヤ…
神通「(羨ましいです……私も、提督に呼び捨てにしてもらえるような関係になりたいです…)」
提督『……神通』(耳元囁き
神通『て、提督……そんな風にされたら、私……体が火照ってしまいます…っ』(ゾクゾクッ
神通「(提…督……)」(モジモジ…
提督「――――通君……神通君?」
神通「ひゃ、ひゃい!?」(ビクッ
提督「だ、大丈夫かね? 少し……顔が熱っぽいようだが…。もしや、体調が優れないのか?」(ハラハラ
神通「い、いえ、すみません……大丈夫です」
神通「(わ、私ってば、提督の傍で、な、なんてはしたないこと……)」(真っ赤
提督「そ、そうか、もし辛いならちゃんと言ってくれたまえよ」
神通「は、はい……」
神通「(私も……いつか、提督に呼び捨てにしてもらえるぐらいの仲に……)」(グッ…!
提督「(神通君……なにか悩みごとでもあるのだろうか。私程度でも相談に乗ってあげられるレベルの悩みならばいいのだが……)」
《未知との遭遇》
それは、生命が誕生するよりも前の深淵にあって、尋常ではない角度より現れる不浄の存在。
臭いを辿る、犬のように四つん這いで原形質の肉塊。
その犬に似た異形の名はティンダロスの猟犬。猟犬の名の通り、その執拗な追跡には時間も場所も関係なく、目を付けられたが最後、逃れ得る術はない。
繰り返す。目を付けられたら最後、逃れる術は……ない。
《鎮守府》執務室
提督「…………む?」
原形質の肉塊「ハァー……ハァー……」(部屋の角からニュッ
提督「…………」(1D6
>0
ティンダロスの猟犬「ワンワンオ!ワンワンオ!」(脳漿のようなものボタボタ
提督「…………く、来る場所を間違えてないかね?」
ティンダロスの猟犬「!?」
提督「……お帰りはあちらだよ」(ハウス
ティンダロスの猟犬「」(スゴスゴ…
提督「…………あ、あぁ、驚いた」
提督「(もしや……コレが原因か?)」(つ銀河眼の光竜皇
提督「むう、部屋が生臭くなってしまった……換気せねば…」(窓アケアケ
青葉「ども、青葉ですぅ!司令官さん、なにか面白いネタ…………?」(バァン!
青葉「スンスン……なんですか、この臭い?ちょっと生臭いよう……な…………あ」(察し
提督「?」
青葉「ア、アハハー……そ、そ、そですよね……ええと、し、し、司令官さんも、あの……その、立派な男性ですし、やっぱり、ねえ?」(真っ赤キョドキョド
提督「あ、青葉君……?」
青葉「あ、青葉、このことは誰にも言いませんッ!し、司令官さんと青葉だけの秘密にしますからっ!」(脱兎
提督「」
提督「な、なんだったのだ一体……」(-1D6
>-5(デデドンッ
提督「よくわからんが……死にたくなってきた……」(ズゥン…
後日、提督宛に差出人不明の艦娘大破写真集が送られたりするのは、また別の話である……
《未知との遭遇》
それは、生命が誕生するよりも前の深淵にあって、尋常ではない角度より現れる不浄の存在。
臭いを辿る、犬のように四つん這いで原形質の肉塊。
その犬に似た異形の名はティンダロスの猟犬。猟犬の名の通り、その執拗な追跡には時間も場所も関係なく、目を付けられたが最後、逃れ得る術はない。
繰り返す。目を付けられたら最後、逃れる術は……ない。
《鎮守府》執務室
提督「…………む?」
原形質の肉塊「ハァー……ハァー……」(部屋の角からニュッ
提督「…………」(1D6
>0
ティンダロスの猟犬「ワンワンオ!ワンワンオ!」(脳漿のようなものボタボタ
提督「…………く、来る場所を間違えてないかね?」
ティンダロスの猟犬「!?」
提督「……お帰りはあちらだよ」(ハウス
ティンダロスの猟犬「」(スゴスゴ…
提督「…………あ、あぁ、驚いた」
提督「(もしや……コレが原因か?)」(つ№62銀河眼の光子竜皇
提督「むう、部屋が生臭くなってしまった……換気せねば…」(窓アケアケ
青葉「ども、青葉ですぅ!司令官さん、なにか面白いネタ…………?」(バァン!
青葉「スンスン……なんですか、この臭い?ちょっと生臭いよう……な…………あ」(察し
提督「?」
青葉「ア、アハハー……そ、そ、そですよね……ええと、し、し、司令官さんも、あの……その、立派な男性ですし、やっぱり、ねえ?」(真っ赤キョドキョド
提督「あ、青葉君……?」
青葉「あ、青葉、このことは誰にも言いませんッ!し、司令官さんと青葉だけの秘密にしますからっ!」(脱兎
提督「」
提督「な、なんだったのだ一体……」(-1D6
>-5(デデドンッ
提督「よくわからんが……死にたくなってきた……」(ズゥン…
後日、提督宛に差出人不明の艦娘大破写真集が送られたりするのは、また別の話である……
《艦娘たちとコミュニケーション》
イムヤ「フンフ~ン、今日は出撃、出撃~……って、ア、アレ」(ギュー
水着『ギ、ギブギ……!?』(ビリッ…!
イムヤ「」
提督「そ、それで……水着が破損して出撃できなくなったのか」
イムヤ「ハイ……」(テルテル坊主風バスタオル着用
イムヤ「べ、別に太ったりはしてないですよ!? た、たまたまっ、水着が老朽化してたから……!」
提督「あ、ああ、そうなのか」
提督「(パニックになったとはいえ、この格好は……)」
イムヤ「この水着は司令官指定だから、勝手に買い替えたりできないし……」
提督「…………なに?」
イムヤ「潜水艦の艦娘が着る水着は、鎮守府の提督さんに選んでもらわなきゃダメって私の友達が……」
イムヤ「だから司令官、お願い! 水着を買いに連れていって!」
提督「」
《鎮守府近郊》スポーツ用品店
イムヤ(私服)「そ、それじゃ司令官……イ、イムヤに似合う水着を選んでほしいな」
提督「(種類を指定して、あとは自由に選んでもらうわけにはいかなかったのだろうか……)」(ズキズキ…
イムヤ「(司令官に選んでもらった水着で……MVPはいただきよ!)」
提督「とりあえず……この辺りで構わないかね?」
つ 競泳用水着
イムヤ「」
提督「む、む……もしかして気に入らなかったか? で、では……」
つ 赤白のシマシマ水着(囚人タイプ)
イムヤ「」
(後日談)
金剛『訳:水着を選んであげたんだって~?』(ジトー
提督『訳:頼まれたのだから……仕方がない』(カリカリカリカリ…
金剛『訳:頼まれたから仕方がない……ふ~ん』
提督「……」
金剛『訳:それじゃ、私もお願いしたら――』
提督『訳:じ、自分で選びたまえ。君たちの方がそういったセンスがあるのだから、私などに頼むより、よほど似合うだろう……』(カリカリカリカリ…
金剛「」
提督『訳:ど、どうした?』
金剛『訳:べ、別にっ……!』
《この数日後、めちゃくちゃプールに誘われた》
やっと安価ネタの消化完了……遅くて申し訳ないです。
次安価募集入ります。なにか思いついたら、そちらを先に書くかもしれません。
現在の提督保有戦力は
戦艦―大和、伊勢、金剛
空母―赤城、加賀、大鳳、蒼龍、瑞鶴
軽空母―鳳翔、祥鳳、瑞鳳
重巡―青葉、衣笠
軽(雷)巡―川内、那珂、神通、球磨、多摩、木曾、大井、北上
駆逐―漣、朧、潮、曙、敷波、綾波、吹雪、陽炎、不知火、文月、弥生、雷
潜水艦―伊168
喫茶《間宮》―羽黒
↓2
↓3
↓4
↓5
この艦娘でこんなネタを、と書いていただけると助かります。ケッコンカッコカリなどは全てパラレル扱いになります。
建造? >>↓1
《コミュ障提督は建造しない》
提督「け…建造をすれば……艦娘を増やせば…ほ…ほんとに…私の「命」は…た…助けてくれるのか?」
ビスマルク「……」(ニタァ~ッ
ビスマルク「ええ、約束しますわ。貴方の胃と引き換えのギブ アンド テイクよ。だから私の艦を建造しなさい…早く建造しろ!」
提督「――だが断る」(ドドドドドドドドッ
ビスマルク「」
元帥「直談判させてみたはいいが……」
霧島「あの人が最も好きな事のひとつは自分とコミュニケーションを取りたいと思ってる人に「NO」と断ってやる事ですから」
霧島「まあ、好きというか、そうしないと胃に穴が開くからなんですけど」(ため息
元帥「…………」(ジー
霧島「なにか?」
元帥「いや……」
霧島「私があの人について、どれだけ金剛お姉様に聞かされたとお思いですか?」(カチャカチャ
元帥「……君も苦労しとるんだな」
霧島「ええ、まあ」(ガックリ
↓1ヲミロォ~!と書いた方がよかった……誤解させたようで申し訳ないです。
とりあえずネタは蒼龍文月弥生で遊園地、一航船の本気、釣りキチ提督で。
明日は朝一で手に入れなければならないものがあるので、今日はここまでにします。
《艦娘たちとコミュニケーション》蒼文弥編
(提督休日)
《とあるゴーストリックの遊園地》
文月「えへへ、遊園地~、遊園地~♪」(ワクワク
弥生「……♪」(ソワソワ
<ザワザワ
<ガヤガヤ
提督「…………」(ゴクリンコ…
蒼龍「な、なんかすみません、せっかくのお休みだったのに」
提督「だ、大丈夫だ、問題ない」(震え声
蒼龍「(絶対に大丈夫じゃないなー……)」
文月「司令官~、はやく~♪」(キラキラ
弥生「急ぎま…しょう」(キラキラ
提督「…………あ、ああ」
蒼龍「が、頑張ってください提督! お弁当、たくさん作ってきましたから!」(キラキラ
提督「(蒼龍君……君もか…)」
《ゴーストリック・パニック》
スペクター『バァ~!』
ランタン『ケケケケケッ!』
文月「うひゃあぁ~!」(ビクッ
弥生「ヒ……!」(ビョクッ
蒼龍「いひゃあぁぁぁぁっ!!?」(ダキッ
提督「ゴハァッ…!?」(大破!
スペクター『』(オロオロ
ランタン『』(オロオロ
《ゴーストリック・ナイト》
猫娘『ニャフフフフ……』(ヒュ~
雪女『クスクス……』(ドロドロ
スケルトン『コカカカカ……』(ドロドロ
文月「し、司令官~……」(オドオド…
弥生「怖く…ないもん」(ビクビク…
蒼龍「や、やだやだやだぁ」(ブルブル…
提督「(ひたすらに歩きづらい……そして、い、胃が痛い……)」(キリキリキリ…
雪女『』(雪うさぎ差し出す
スケルトン『』(トラップでバラバラ
猫娘『』(骨を拾う
《ゴーストリック・ミュージアム》
文月「ほわぁ、キラキラしたものいっぱい」
弥生「きれい……」
蒼龍「あ、ダ、ダメだよ文月ちゃん、展示品に触っちゃ……!」
<パリ~ン!
弥生「あ……」
文月「」
蒼龍「」
デュラハン『』(ゴゴゴゴ…
提督「も、申し訳ありません、申し訳ありません……!」(ペコペコ
魔女『』(プンスカ
マミー『』(マアマア
《ゴーストリック・パレード》
フロスト『~♪』(フワフワ
マリー『……!?』(ジタバタ
キョンシー『』(ピョンコピョンコ
ワーウルフ『!』(転倒
人形『』(ヤレヤレ
文月「ほわぁ~」(キラキラ
弥生「わぁ……」(キラキラ
蒼龍「みんな可愛い~!」(キラキラ
提督「ゼー……ハー……ゼー……ハー」(グッタリ
アルカード『…………』(憐れむ視線
サキュバス『(なにかイイ夢見させてあげよう)』
ちょっと楽して描写をサボったら大変なことになっていました。慢心ダメ絶対。
説明不足で内容が伝わらず、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。素直にお化け屋敷と絶叫マシンと博物館とパレード見るにしておけばよかったですね。
リテイクするかどうかはさて置き、とりあえず安価の残りと特別ネタ1つ投下します。
《一航戦の本気》
提督「今回は空母機動部隊による敵機動部隊の排除である。みんな、心して作戦に取り組んでほしい」(シャキーン
赤城「はい!」
加賀「(また提督の指示で作戦に参加できる……この喜び、どうすれば伝えることができるのでしょうか)」
加賀「……さすがに気分が高揚します」
提督「む、そ、そうか、気合が入っているようで頼もしいな」
加賀「(違うの、私が言いたかったのはそうじゃない……)」
大鳳「(赤城さんと加賀さん……一航戦のお二人と作戦に参加できるなんてとっても光栄です!)」
瑞鶴「あ、あの~……私、作戦資料に名前が載ってないんですけど」
瑞鳳「私もー……」
祥鳳「提督、すみません、私の名前もないです……」
提督「む、すまない、残りの枠は駆逐艦と軽巡が入るのだ。空母交代の可能性は考えられるが、それも赤城君や加賀君、大鳳君が入渠した場合なので……まあ、瑞鶴君たちは非番ということで頼む」
瑞瑞祥「「「……了解」」」(不満タラタラ
瑞鶴「……ん?」
加賀「フッ」(ドヤァ
瑞鶴「」(イラァッ
提督「その……け、喧嘩はやめたまえよ?」
瑞鶴「わーってますって……!」(手四つ
加賀「ご、五航戦の子なんかと……一緒にしないで……!」(手四つ
赤城「(流石に馬力では負けちゃいますねー)」
大鳳「あわわ……」(ハラハラ
(空母機動部隊、任務遂行中……)
<ゼンキハッカン!
<ソウビカンソウイソイデ!
<ア、アア、ネンリョウガ!インカニキヲツケナイト!?
<シズメッ!
(任務達成)
提督「…………え、えー、何点か気になることはあったが、誰一人入渠することなく、無事に任務遂行できた。皆、ご苦労だった」
赤城「ありがとうございます!」(キラキラ
加賀「よ、よい作戦指揮でした」(キラキラ
不知火「ありがとうございます、司令!」(キラッキラッ
大鳳「う、うぅ~……」(小破!
不知火「…………フッ」(キラドヤァ
大鳳「むむむっ……」(涙目
陽炎「ハイそこ、これ見よがしにキラキラしない」(頭ハタキ
不知火「し、不知火に落ち度でも……?」(困惑
提督「(今回の作戦、大鳳君が被害担当艦と化していたな……。他の出撃でも、彼女だけやたらと被弾するようだし……)」
大鳳「し…七面鳥じゃないもん……」(クスンッ…
提督「(や、厄除けのお守りでも貰ってきてあげるべきか……)」(オロオロ
《提督の休日シリーズ》
(提督休日)
《鎮守府》裏門
提督「…………」(コソコソ
提督「(5月……5月といえばメバル、サヨリ……そしてキスのシーズン)」(釣り人フォーム
提督「(艦娘に見つからないよう出掛けなくては……)」
提督「別に……釣りをしてみたいと言われて、連れていくのが面倒なのではない。いざ釣りを始めたら、ものの半時間でまだ釣れないのか、飽きたと言われるのが嫌なのだ……」
提督「これが文月君や弥生君なら、なるほど仕方がないとも思うが……糸を垂れれば釣れるなど考えられるのは……その、なんだ、困る」
提督「(主に球磨君や多摩君、北上君)」
提督「釣りをする時は……誰にも邪魔されず自由で、なんというか……待つことに救われなければダメなのだ。独りで静かで豊かで……」
提督「む、こんなところに看板などあったか?」
《深海棲艦ヲ級目撃情報アリ!周辺デノ遊泳、釣リヲ禁ズ》
提督「」
提督「…………」(ぴゅうん!
<グググ…!
提督「ぬ……!」(フィーシュ!
駆逐艦イ級『コンナエサニツラレイキュー……!』(ズザザー
提督「チェストォッ!」(飛び蹴り→蹴り上げ→空中踵落とし
駆逐艦イ級『』(轟沈!
提督「……帰ろう」(トボトボ…
《艦娘たちとコミュニケーション》金剛誕生日編
時刻《0630》
目覚まし<キアイ!イレテ!!オキマスッ!!
金剛『訳:う~……?』(モゾ…
金剛『訳:朝……もう……朝……』(フラフラ…
金剛「……」(チラッ
カレンダー『5月18日』
金剛『訳:……よしっ、シャワー浴びてこよっと♪』(ルンタッタ
《鎮守府》執務室前
金剛『訳:髪よし……服もよし』(イジイジパタパタ
金剛『訳:おはよー、今日もいい天気ね!』(バーンッ
提督「!?」(シャッ!
金剛『訳:あ、あれ……消えた?』(キョロキョロ
金剛『訳:あ、いた…………えと、なにしてるの?』(見上げ
提督『訳:こ、金剛……頼むからもう少し静かに入ってきてくれ』(天井の隅貼り付き
金剛『訳:ビックリしたからって、天井まで飛び上がることないでしょ』(呆れ
提督『訳:お、大きな音や声が苦手なのは知っているだろう……』(スタッ
金剛『訳:いや、うん、まあね……ゴメン』
金剛『訳:と、ところで、今日ってさ……』(ドキドキ
提督『訳:む……そうだな、午前中にここの書類を終わらせて……』(ドスッ
書類の束<ヤッハロー!
金剛『訳:相変わらずの量ね……。手伝ってあげるから、それが終わったらさ……!』(ソワソワ
提督『訳:昼からは演習と長距離輸送の訓練立ち会いだな……』(バサッ
計画書<ユックリシテイッテネ!
金剛『訳:ま、まあ、訓練は大事だしね。じゃ、じゃあ、訓練の後ね、どこか食事……!』(モジモジ…
提督『訳:そして、訓練の後は工敞の妖精君たちと装備開発に関する会議があるな』(ドザッ
会議資料<ヨカレトオモッテ!
金剛『訳:そ、そーなんだ、忙しいのね……』(ショボン…
提督『訳:あ、ああ。夜は次の出撃の編成組み立てがあるし……丸一日かかるだろうな』
金剛『訳:て、提督だもの、仕方ないわよね……。さ、さあ、お仕事しましょ!』(ニコ……ニ…コ
提督「(え、笑顔が強張っている……)」
提督『訳:あー、それでだな、金剛……』
金剛『訳:グス……な、なによ?』(ゴシゴシ
提督『訳:い、いや、だから今のうちに渡しておこうと思ってな』(ガサゴソ
金剛「……?」
提督『訳:確か今日は誕生日だろう……?どういうものがよいのかわからなかったので、適当に選んだものですまないが……』(ヒョイ
金剛『訳:あ、え、な、なに……?ぉ、覚えてくれてたんだ……?』(ドキッ
提督『訳:英国時代、君と君の妹たちに嫌というほど聞かされたからな……』(キリキリ…
金剛『訳:えっと、あ、開けるわよ』(ガサガサ…
《ティーキャンディースプーンのセット》
金剛「…………」(プルプル…
提督「こ、金剛……?」
金剛『訳:覚えてるなら覚えてるって最初に言いなさいよっ、すごく嬉しいわよバカッ!!』
提督「わ、私に落ち度でも……?」
提督『訳:ま、まあ、とにかくだ……誕生日おめでとう。君が今日まで健やかに過ごしてくれたことを感謝する』
金剛『訳:うん、ありがと♪』(ニッコリ
提督「む……う、うむ。では、私は勤務に戻るので君は下がってくれたまえ……」(目逸らし
金剛『訳:ンフフッ、やーよ!お茶いれてくるから一緒に仕事、頑張りましょうね!』(キラキラMAX
提督「」
今日は戦艦金剛の進水式=金剛の誕生日と聞いて、よかれと思って書いてみました。
甘くないのはご愛敬。
一応、後日談的なものも書く予定です。
あと、ネタ募集だけかけておきます。まったり書くので、速度には期待しないでいただきたいです。
現在の提督保有戦力は
戦艦―大和、伊勢、金剛
空母―赤城、加賀、大鳳、蒼龍、瑞鶴
軽空母―鳳翔、祥鳳、瑞鳳
重巡―青葉、衣笠
軽(雷)巡―川内、那珂、神通、球磨、多摩、木曾、大井、北上
駆逐―漣、朧、潮、曙、敷波、綾波、吹雪、陽炎、不知火、文月、弥生、雷
潜水艦―伊168
喫茶《間宮》―羽黒
↓3
↓4
↓5
この艦娘でこんなネタ、と書いていただけると助かります。ケッコンカッコカリなどは全てパラレル扱いになります。
建造ドロップ? 保有数がいっぱいいっぱいでち……
(金剛誕生日後日談)
《鎮守府》執務室
(艦娘抗議中……)
漣「ご主人様はー、金剛さんを依怙贔屓しすぎだと思いまーす」(ブーブー
大和「提督からプレゼント……知ってます、大和にもあるんですよね? 提督は大和のことを大切に想ってくれているのですから、当然ですよね? ねえっ?」(涙目
提督「っ……ぐぅ……」(ギリギリギリ…!
神通「提督……」(背中サスサス
提督「す、すまない、神通君……」
神通「提督がプレゼントを贈ったのは、金剛さんが誕生日だったからですよね?」(ニッコリ
提督「じ、神通君……?」
神通「……そうですよね、提督?」(ハイライトOFF
提督「」(滝汗
漣「(あーぁ、一番病ませちゃいけない人を……。神通さんみたいに溜めこむタイプが一番怖いんですよねえ……)」
大和「(ヤダ、あの人怖い……)」(棚上げ
提督「(誕生日を無視すれば金剛が落ち込む……祝えば漣君たちが抗議してくる……ど、どうしろと言うのだ……)」(ズキズキ…
霧島「…………」(携帯カチャカチャ
元帥「どうした?」
霧島「いえ、お姉様からメールが……」
霧島「あの人が誕生日を覚えてくれていた、プレゼントに紅茶のティースプーンのセットをくれた好みを覚えてくれていた嬉しいと、書き込み限度いっぱいに……」(返信カキカキ
元帥「……仲がいいのだな」
霧島「いい加減、さっさと押し倒すべきだと思いますね」
元帥「(彼が押し倒す可能性が微塵も考えられていない……まあ、妥当だが)」
《提督これくしょん~提これ~》イベント編
「提督これくしょん~提これ~」は、ショタや青年、ダンディなどの個性豊かな提督を収集・育成・して、あなただけの強靭! 無敵! 最強!な提督を目指す、提督育成型シミュレーションゲームです。
・お気に入りの提督をコレクション・育成!
提督の数は、100人以上! お気に入りの提督を見つけてね。
提督は出撃や演習で得られる経験値でレベルアップ! さらに執務で建造や
兵装などを開発、あなただけの素敵な提督に育ててあげてくださいね!
イムヤ「フ、フフ、ついに今日から待ちに待ったイベントが開始。腕が鳴るわね!」
イムヤ「イベント名は『夜戦!憲兵の目を潜り抜けて!』……素敵じゃない、面白くなってきた!」(新城スマイル
イムヤ「それじゃ、さっそくゲームスタートっと!」(カチカチ
大和撫子なタイプほど病んだら怖いと思う今日この頃。たまにガッツリそういうものを見てみたくなりますが。
今日はここまでですが、これから各キャラで書く予定です。
漣の就役日が19日だったと聞き、初心に戻る的な気持ちで小ネタを一つ……
提督「……そういえば」(カリカリカリカリ…
漣「なんですかー、ご主人様?」(書類整理なう
提督「い、いや……つい先日、間宮君に映画観賞会のペアチケットを渡されたのだが……」(ゴソ…
提督「わ、私は映画館が苦手でな……。よければ、誰かを誘って観に行きたまえ」
漣「えーっと、たしかその日はご主人様もお休みでしたよね。……いっしょに行きましょっか、ご主人様♪」
提督「き、君は私の言葉を聞いていたのかね?私ではなく、曙君か潮君か朧君を誘いたまえ……」
漣「いやいやー、そこはもう観念してください。コミュ障治す一環だと思って、ね?」
提督「ま、前々から言っているが……私は別にコミュニケーションが取れないのではなく、必要な時以外、人とコミュニケーションを取らないようにしているだけで……」(モゴモゴ
漣「あー、そですかー……ご主人様的には漣と映画を観るのは必要性を感じないわけですか……おk把握ですー」(ショボリ…
提督「ぬ、ぬう……」
<ワ、ワカッタカラ、オチコンダフリハヤメタマエ……
<シャアッ!!
(観賞会当日)
漣「(ムフフ、ご主人様と二人っきりで映画……これはもうデートと呼んでいいんじゃないですかねぇ?)」(キラキラ
漣「(あー、思えばここ最近、ご主人様とお出かけなんてしてなかったなー……)」(テコテコ…
漣「(漣が着任した頃よりも、うんと人が増えて…………はないけど、前みたいにどこでも一緒って感じじゃなくなりましたしねー)」(シミジミ
提督「む……ど、どうやら会場はここらしいな」
漣「到着ですか。そういえばご主人様、観賞会で観る映画ってどういう内容なんです?」
提督「……す、少し待ちたまえ」(ゴソ…
漣「いま確認するんですか……」
提督「……チャ、『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』……だと?」
漣「ジョジョっぽいタイトルですねー。なんか面白そっ!」
提督「(間宮君……一体なにを思って君はこんなものを……)」
喫茶《間宮》
間宮「漣さん、提督さんと映画を観てる頃かしら……」
羽黒「ど、どんな映画のチケット渡したんですか……?」
間宮「んー、私もチケット貰っただけでよくわからないんだけど、けっこう怖い系の映画みたい」
羽黒「ホ、ホラー映画……ですか」(ブルブル
間宮「暗い映画館の中、恐怖に震えて抱きついたり慰めてもらったり……漣さんにも、そんな役得があっていいと思ったから」
間宮「頑張ってる漣さんへの、私からのちょっとした就任記念日お祝いってところかしら、ね?」(ニッコリ
羽黒「漣さん、き、きっと提督と映画、楽しんでくれてると思います……」(ニコッ
羽黒「そ、そういえば、チケットは誰にいただいたんですか……?」
間宮「この間初めて来たお客様なんだけど……たしか、神父もしてるって仰ってたわ」
羽黒「神父……『も』?」(キョトン
間宮「……副業で神父をされてるのかしら?」(首傾げ
間宮「一応、提督さんのお知り合いみたいよ。この間、世話になったって仰ってたから」
羽黒「へ、へえ……」
間宮「また刺激的なゲームをしようじゃないかって言ってたし……デュエリストね、たぶん」
提督漣、映画鑑賞中……
漣「ホ、ホワーッ……ホッ、ホワァァァアッ!?」(SAN値直葬
提督「ヒッ……お、落ち着きたまえっ、私がわかるか!?しっかりしたまえ、漣君!」(精神分析なう
漣「こ、これ無理ッ、ああ、スクリーン、スクリーンにっ!」(抱きつき
提督「だ、大丈夫だ、あれはただの映像であって本物ではないから……!」(抱きとめ
漣「メ、メシウマ!?ktkr……k t k r !!」(ギューッ!
提督「ぬ、ぬ、ぐ……」(蒼白
《提督これくしょん~提これ~》
あらすじ:20XX年、イベントはバグの炎に包まれた!
イムヤ「……」(カチカチ
提督『す、すまないが……君のことをそうした目では見ていないのだ』
<ドーモ、オジョウサン、憲兵デス
<アイエエエエッ!?ケンペイ!?ケンペイナンデッ!?
イムヤ「ウギギ……こ、これで夜戦拒否27回目……。掲示板の書き込みも夜戦成功報告ひとつもないし……やっぱこれ、バグよね」
イムヤ「運営に報告して修正待つしかないか……今日はもう寝よっと。ふぁ~あ、疲れたー」(フラフラ
漣「…………」(カチカチ
提督『君は……わ、私にとって信頼できる部下だと思っている。だから……君の望むような関係には、なれない』
漣「うくく……これで夜戦拒否71回目ですねー。なにがダメなんでしょ?」
曙「うーん、やっぱあれじゃない?あえて最後の選択肢、アンタのことなんて好きじゃないって選ぶとか」
潮「え、えっと……喫茶店で会った時、ちょっとだけ離れた席に座った方がいいんじゃないかな……」
朧「差し入れのお茶に薬を入れたのがミス……たぶん」
漣「これだけトライ&エラーを繰り返しても攻略できないとか、なんなのこのクソゲー……燃えてくるじゃないですか!」(カチカチッ!
曙「ちょっと、いい加減、私にもプレイさせなさいよ!」
潮「さ、漣ちゃん……私にも挑戦させてほしいなぁ……」
朧「今日は徹夜かな……夜食がほしいかも」
漣「もー、しょうがないですねー。簡単なもの作ってくるから、先に攻略始めといてください」
曙「ガッテン!」
潮「う、うん……!」
朧「あ、漣、私おうどん食べたい」
神通「えっと……」(カチ…カチ…
提督『……すまない。君の想いに応えてあげられない私を許してくれ』
神通「あ、ああ……」(絶望
川内「なに、また夜戦できなかったの?」(アイスシャクシャク
那珂「神通ちゃん、今日は朝からずっとゲームしてるね……」
神通「……このゲーム、なんだか本物の提督とお話してるみたいでホッとするんです」(ポッ…
那珂「神通ちゃん、悪いこと言わないから今日はもう止めにしよ?」(真顔
神通「う、うん……。これだけ練習したから……提督ともう少し、お、お話できますよね……?」(期待の眼差し
那珂「(なんか涙出てきた……)」(ツゥ…
川内「ちょっと提督ー、もっとこの子とお喋りしてあげてー」
大和「提督……ウフフ、素敵ですよ提督……」(カチカチ
提督『も、もう耐えられないんだ……お願いだ、わ、私に近付かないでくれないか……!』
大和「…………どうして?どうしてそんなに冷たいことを仰るのですか?大和は……大和はこんなにも提督のことを、愛しているのに……!」(薄暗い瞳
大和「……あぁ、わかりました……大和には、大和にだけはわかります、提督の気持ちが。その言葉もきっと、大和のことを想ってのもの……」
大和「大和も……大和も提督の傍にいるだけで、胸が苦しいくらいの高鳴ります。提督もだったなんて……クスクス、私たち似た者同士ですね♪」
大和「……大和は平気です、いつまでも待たされても、何度夜戦をおあずけされても、それが提督の愛なら大和は……大和は……ンッ……フ……フフ、ウフフフ……」(モジモジ
大和「(それに最近、こんな風に提督に焦らされるのも……少し癖になりそうですし)」(恍惚
金剛「(なんだろ、いつものアイツを相手にしてるだけな気分になってきた……)」(カチカチ
(数日後)
提督「さ、最近、やけに眠そうな艦娘が多いのだが……」
漣「あ~……お気になさらず……ちょっと、夜戦突入まで頑張っちゃっただけですから」
神通「……は、い」(コクリ…コクリ…
提督「(別に漣君が不真面目というわけではないが、真面目な神通君まで夢うつつ……)」
提督「い、いったい何が起きているというのだ……」
大和「愛、ですよ……提督」(目の下に隈
大和「いつか行う提督との夜戦の予行練習のためなら……大和は……大和たちは不眠不休で戦えますから……」(ニッコリ…
大和「で、でもこれはさすがにきついです……て、提督、どうか大和に膝枕を……」
提督「ヌ……ヌワワァァァァッ!」
金剛「(あー、もう無理、今日は指動かすのもきついから助けてあげられない……。まあ、普段からつれない態度なアンタが悪いの……よ……)」(スヤァ…
イムヤ「え……あれってバグじゃなかったの? え……えぇ、マジ?」(スマホイジイジ…
イムヤ「……あ、あの辺の寝むそうな面子は何度もフラグを折られながら夜戦S勝利達成したってこと、よね……? やっぱりここの鎮守府って凄い艦娘が揃ってるのね……!」(感激
結論:鎮守府の艦娘たちはみんな打たれ強い。主にフラグブレイク的な意味で
《艦娘たちとコミュニケーション》
妖精A「艦娘のみなさんの要求で美肌マシンを作ってたら若返り装置ができたでーす」
妖精B「自信作です。ちなみに、前回の輝くアレのせいか普通に喋れるようになったです」
妖精C「ぜひお試しあれ」
提督「なぜ私に……」
妖精B「他意はないです」
妖精C「強いて言うなら天のお告げです」
妖精A「効果は2~3時間ぐらいのはずなのでご安心を」
提督「ま、まあ妖精君たちの技術は信頼しているが……どれ」
(提督若返り中・・・)
提督(小)「…………お、おぉ、なにやら懐かしい視点の高さだ」
妖精A「……あ、これヤバイです」
妖精B「ダメな世界に目覚める可愛さです!」
妖精C「とりあえず記録媒体に残しまくっておくです……」(激写!!
提督(小)「や、やめたまえ……。しかし、こんな姿を艦娘たちに見られると大変だな……た、ただでさえ足りない威厳が皆無になってしまう」
大和「すみません妖精さんたち、提督は見ませんでしたか………?」
提督(小)「」
大和「提……督…?」
妖精A「閉鎖ァッ!」
妖精B「合点!」
妖精C「承知ですー!」
<ドンドンッ! ドンドンドンッ!!
大和「妖精さん? ねえ妖精さん? さっきそこにいた可愛い可愛い子供は誰ですか? もしかして提督ですか? いいえ、提督ですよね、大和にはわかります!!」
<ガンガンガンッ!!
大和「ねえ、開けてください、なにもしませんから……開けてください、ねえ!」
<ドゥンッ! ドゥンッ!!
妖精A「46㎝砲が相手だとここの扉も長い時間は耐えられないです……」
妖精B「提督さんはこちらへ」
妖精C「こんなこともあろうかと脱出用の艦載機を用意しておきました」
提督(小)「う、うむ、助かる。い、今の状態で大和君に襲われると助かる気がしないのでな……」
妖精C「操縦はお任せです」
(提督妖精C、フライト中・・・)
妖精C「イィヤッホォォォォォォォォォォォォッ!!」
提督(小)「」
(後日談)
《艦娘用宿舎》第七駆逐隊部屋
提督(小)「(まさかマシンの効果が2~3時間ではなく、2~3日も続くとは……)」
提督(小)「(大和君などに襲われないように、ということで他の艦娘の部屋で世話になるのを押し切られてしまった……)」
漣「ご主人様~、飴ちゃん食べます? それとも、なにか甘い物作りましょうか!?」
潮「お、お人形もありますよ……?」
曙「ほ、ほら、こっち来なさい! 絵本読んであげるわ!」
朧「……胃薬、飲む?」
提督(小)「お、お構いなく……」(キリキリ…
《艦娘用宿舎》川内型ルーム
那珂「提っ督~、那珂ちゃんとゲームしよ~?」(ナデナデ
川内「夜戦、夜戦の作戦立てよう、ね!?」(ナデナデ
提督(小)「や、やめたまえ……!」(ジタバタ
神通「提督、こちらへ」
提督(小)「む、す、すまない……」(背中隠れ
神通「提督に手を出そうとするなら……容赦しません」(キッ!
那珂「(あ、これ本気だ)」
川内「(提督にちょっかいかけたら殺る……そんな覚悟に満ちてる)」
提督(小)「す、すまないな、神通君……」
神通「い、いえ、気にしないでください……神通は、神通は提督のためなら頑張れますから」(赤面
那珂「(神通ちゃんが幸せそうだからいいや……)」
川内「(夜戦に突入した時の目をしてるなー……)」
《艦娘たちとコミュニケーション》陽炎VS不知火編
文月「司令官~……すぴー」
弥生「んぅ……」(モゾモゾ…
提督「(やっと眠ってくれた……さて、帰るとしよう)」
《艦娘用宿舎》談話室
提督「む?」
<ガントレットハーデスッ!
<4投げ3CA重力キャバ裏周り5C6CシックルCスパイクキャバ裏周り4B22DDクレ6DD2DDエリアル
陽炎「うわ、ちょ!?」(レバガチャ
不知火「不知火に落ち度でも?」(ガチャガチャ
陽炎「うわー、クソ、また負けたァ!」
提督「(陽炎君と不知火君がゲームで対戦を……楽しそうでなによりだ。邪魔をしないよう、私は帰らせてもらお――)」
不知火「! し、司令、見ておられたのですか……!」
提督「」
陽炎「(なんで気付くかな、この子は)」
不知火「文月さにゃ弥生さんを寝かしつけた帰りですか? よ、よろしければ、し、不知火たちとゲームなどいかがでしょうか!」
提督「い、いや、私はこれから帰るところで……」
不知火「そ、そうですか……」(ショボン…
陽炎「1、2回プレイしてくれれば、たぶんこの子も満足するはずだから……」
提督「む、むう……しかたあるまい……」
(提督ゲームプレイ中・・・)
陽炎「ちょっと触ってみて、司令官ってどういうキャラが好みなの?」(ガチャガチャ
提督「私か……? そ、そうだな……個人的な好みでいうなら、この緑色の忍者の男がいいな。竹を割ったような性格、部下や民衆に好まれる快男児さは……その、少し憧れる……む? し、不知火君、服を引っ張らないでくれるか……」
不知火「…………!」(ブンブンブンブン!!
提督「不知火君? ど、どうして泣きそうな顔で首を振って……」
陽炎「……ゲーム変えましょうか」
提督「か、陽炎君?」
(その少し後)
提督「……」(カチャカチャ
<ウラァッ、バニッ、ロッキュウ!!
<ビラッ! ビラッ! アーユゥOK? バスターウォルフ!!
陽炎「ぬっ、くの……ああぁっ、また負けたぁ!?」(ガチャガチャ!
提督「そ、その、すまん」
陽炎「いいですよ、別に謝らなくて……。てか、なんで見てからジャストとか出来るのよぉ」
提督「その、十分に反応が間に合うからとしか……」
不知火「さすがです、司令!」
陽炎「ああもうヤメヤメ! 次はみんなで楽しめるゲームにするわよ!」
提督「そ、そうだな」
不知火「では司令、不知火とこのメタルスラ○グで協力プレイを!」
提督「う、うむ……」
《この後、滅茶苦茶二人プレイした》
ネタ募集だけかけておきます。まったり書くので、速度には期待しないでいただきたいです。
安価が早いという意見もあったので、今回は1つだけ遠目で
現在の提督保有戦力は
戦艦―大和、伊勢、金剛
空母―赤城、加賀、大鳳、蒼龍、瑞鶴
軽空母―鳳翔、祥鳳、瑞鳳
重巡―青葉、衣笠
軽(雷)巡―川内、那珂、神通、球磨、多摩、木曾、大井、北上
駆逐―漣、朧、潮、曙、敷波、綾波、吹雪、陽炎、不知火、文月、弥生、雷
潜水艦―伊168
喫茶《間宮》―羽黒
↓3
↓4
↓5
↓8
この艦娘でこんなネタ、と書いていただけると助かります。ケッコンカッコカリなどは全てパラレル扱いになります。
建造ドロップ? 資材はALL4000超えているので問題なしでち……
《艦娘たちとコミュニケーション》大井編
《鎮守府》執務室
提督「……」(カリカリカリカリッ
大井「(相変わらず人と関わらければ有能よね、この人)」(ボーッ
提督「(うう、なにを言うでもなくぼんやりとこちらを眺めている……怖い)」(キリキリカリカリ…
大井「あ、提督ー、私お茶淹れてきますね」(スタスタ
提督「ホッ……い、今のうちに全部終わらせてしまうか」(シュババババ!
《鎮守府》廊下
大井「……今頃、本気で書類処理してるとこかしらね?」(テコテコ
大井「チッ……どんだけ経てば、今いるメンバーに慣れるのかしら、あのコミュ障提督は」(イライラ
大井「すぐ戻ってもつまんないし、北上さんとお喋りでもしてこよっと」(ルンタッタ
《鎮守府》執務室
提督「……お、遅いな、大井君」
提督「これは……あれ、か。すぐに戻っても息苦しいだけだから、適当にどこかで時間を潰してこようと……」
提督「それはそれで……少しありがたい。じょ、上司としてサボりを容認するのはいかんのだが……」
提督「…………今日はいい天気だな。窓からほどよく風も入ってくるし」(うつらうつら…
提督「……大井君が戻ってくれば、すぐに目が覚める…だろ……う」(こくりこくり…
提督「…………」(Zz…
大井「すみません、ただいま戻りましたぁ~。途中で北上さんと話し込んじゃってー……って、あら?」
提督「…………」
大井「」
提督「…………」(こっくり…こっくり…
大井「あ、ああ、よかった、てっきり胃痛で死んじゃってるのかと」(ホッ
大井「(にしても珍しいわね、他人が部屋に入ってきても気づかないなんて)」
大井「…………ったく、しょうがないわね」(毛布かけかけ
提督「う……む……や、やめたまえ……かごめかごめは……や、やめ……」(イヤイヤ
大井「ろくでもない夢を見てそう……」(ウワァ
大井「……寝てる時ぐらい肩の力を抜いてくださいな」(頬ツンツン
大井「フフッ」(微笑
多摩「提督ー、来週分の食堂メニューできたから持ってきた……ニャ?」
大井「」(提督ホッペプニプニ
多摩「…………メニューここに置いてくニャ」(スタスタ
大井「!!!!!!?」(赤面
多摩「多摩、なにも見てないニャ」(スタスタ
大井「!!!?!!!??!!」(否定のジェスチャー
多摩「だから、多摩はなにも知らないニャ……大井が慈愛に満ちた笑みで提督をつついてたなんて記憶にございませんニャ」(顔背け
大井「!!!!!!!!!!!!!」(艤装装着!
多摩「」(ダッ!!
大井「アンタを殺して私も死ぬ……!!」(ダッ!!
提督「ぐぅ……」(熟睡
小ネタ
《鎮守府》鍛錬場
青葉「(司令官さんが時々、一人でこっそり格闘技の訓練をされているのは既に周知の事実……)」
青葉「(それでも司令官さんのため、気づかないフリをして陰から見守るのがココの鎮守府クオリティー!)」
青葉「(今日も人目を盗むようにして鍛錬場へ向かうのを青葉、見ちゃいました!)」
青葉「(とりあえず汗を流してる姿を撮って、あとあと、できるなら独占インタビューもしたいところですねー)」
青葉「(なんのために鍛えてるとか、そーいう感じの話が聞けると青葉、喜んじゃいますよ!)」(コソコソ…
提督「シュッ!」(空中後ろ回し蹴り→上段回し蹴り
木人<オトコナラコブシデショウブセンカイッ!
青葉「(え、それなんて旋?)」
提督「おのれシャドール……おのれシャドールおのれシャドールおのれ……」(テイトクは きあいをためている !
提督「オオォォッ……!」(鬼神の連撃
青葉「」(パシャッ!
木人<アジャパーッ!?
提督「……し、しまった、鍛錬用の木人が」
木/人<結局、私はこうなる運命(さだめ)ってわけ…
提督「また作り直さなければな……」(ため息
青葉「(し、司令官さんが青葉たちに理不尽な暴力をふるうことなんて、まずないでしょうが……司令官さんを怒らせるのだけはやめときましょう)」(ガクブル
青葉「(まあ、今日の写真は当然、記事にさせていただきますが!)」(キリッ
<アオバ、ミチャイマシタ!
<ア、アオバクン、ナゼココニ!?
(後日)
《鎮守府》執務室
本日の秘書艦:球磨
球磨「なんで提督は体鍛えてるクマ?俺より強い奴に会いたいんだクマ?」(ソファーゴロゴロ
提督「あ、青葉君の記事の話か……」(カリカリカリカリ…
球磨「クマー、木曾の奴が提督の強さの秘密を知りたいってうるさいんだクマー。だから球磨が聞いてきてやるって約束したんだクマー」(ぐてーん
提督「(リラッ球……い、いや、考えるのはよそう)」
提督「……たいそれた理由などはないよ」
提督「ただ、その……だね。海の上では……深海棲艦との戦いは君たち艦娘に任せきり、頼りきりだろう?」
球磨「それが球磨たちのお仕事だから普通だクマ。別に提督が気にすることじゃないクマー」(ムフー
提督「しかし、だからといって……君たちのような年端もいかぬ少女を戦場へ送り出していることに変わりはない。だ、だから、その罪滅ぼしというわけではないのだが……」
球磨「ムー、煮え切らない態度はダメクマ。男ならハッキリするクマー」(ブーブー
提督「む、う、うむ……。だから、せめて……陸にいる間くらいは、君たちがなんの憂いも抱くことなく過ごせるよう、降りかかるあらゆる災難から守ってあげられるよう心身ともに強くあらねばと思って、だな……」(しどろもどろ
提督「ハ、ハハ……そうは言っても、せ、生来の人が苦手というのもあって、体術が役立ったことは数えるほどしかないのだがな……」
球磨「……」(スタスタ…
提督「む、く、球磨君……?」
球磨「提督はいい子だクマー、ナデナデしてあげるクマー」(ナデナデ
提督「うぐ、む……や、やめたまえ……」
球磨「ふふふ~ん、照れなくていいクマァ~♪」(頬ずり頬ずり
提督「……ゴフ」(吐血
ヨタロウ(ピンク)<ソコマデダ!
球磨<ヴォー!?
木曾「……!」(ピクリッ
多摩「どしたニャ?」
木曾「いや、ふっと思い出したんだけどな……」
多摩「なにをニャ」
木曾「熊の発情期って……5~7月ぐらいだったよな」
多摩「……それがどうしたニャ」
木曾「球磨姉の奴、提督のこと襲ったりしてないだろうな……」
多摩「姉を本物の熊と一緒にしてんじゃねーニャ」(ペシンッ!
木曾「イッテェ!?」
乙、大井っちかわいいなぁ
某スレで
「DTストーリー的にもデュエリスト的にも、シャドール嫌われ過ぎ」とか言われてたっけな
>>467 カテゴリーとしてはとても面白い動きをすると思うし、エクストラからモンスター並べて殴るだけの単純なゲームでなくなったのもよい傾向……
だけど、DT勢として……そう、そうねといったところです。
夕方、出掛けるのでそこまでチマチマ書いていきます。遠征10回などやりつつ、気長にお待ちください。
小ネタ:提督警戒度階級
《鎮守府》会議室
漣「え~、艦娘のみなさんの要求が多かったため、ご主人様の艦娘別警戒度をまとめてみました。ご覧ください」
艦娘一同「「「…………」」」(ゴクリンコ…
警戒度1 敏感に気配を察し、視線が泳ぐ
警戒度2 目が合うと俯く
警戒度3 とりあえず距離を取ろうとする
警戒度4 動悸が起き、脈が乱れる。胃薬を飲み始める
警戒度5弱 SANチェック、自分で精神分析を開始
警戒度5強 精神は壊滅状態、医務室へ向かう。
警戒度6弱 胃痙攣。自力では動けないレベル
警戒度6強 自分の殻に籠る
漣「ちなみに、各警戒度に対応する艦娘の一覧表も用意しておきました。それぞれ確認しておいてください」
艦娘一同「「「…………」」」(ペラッ…
神通「(わ、私は……警戒度1……い、いい方なのでしょうか?)」
北上「3かぁ……そう、まあ……そうねぇ」
蒼龍「2……二航戦の2……」
大和「や、大和が警戒度4……? こ、れはなにかの間違いですッ、やり直し、やり直しを要求します!!」
金剛「(私も警戒度4……。こうしてデータで出されると……へこむわぁ)」
神通「(す、すごくいい方でした……)」(驚愕
<ギャーギャー!
<クマーニャー!
漣「みなさん、確認は終わりましたかー? では、その警戒度ごとのご主人様とのコミュニケーション、アプローチ方法を――――」
喫茶《間宮》
提督「…………」(モムモム…
文月「司令官、これ美味しいね~!」
弥生「……」(コクコク
提督「そうだな……。や、弥生君、鼻にクリームがついているぞ」(フキフキ
弥生「ありがとう…ございます」(テレリ…
間宮「(甘い物を食べてる時は警戒度さがるんですよねー、提督さん)」(じー
羽黒「(司令官さん、こうしてると二人のお父さんみたいです……)」(じー
(おまけ)
漣「あー、ちなみにここには書いていませんが、お酒を飲んだ神通さんは警戒度5強なのでー」
神通「!?」
川内「しょうがないね」
神通「わ、私……どうなっちゃってるんですか!?」
漣「ちょっと漣の口からは……」
那珂「毎回、提督の貞操がピンチだもんねー」
神通「て、貞操……あうぅぅ……」(真っ赤
伊勢「お酒は人を変えるからねー。そういや、提督さんをガチで酔わせたらどうなっちゃうんだろ……まさかの野獣?」
大和「…………」(ポッ
漣「オイ、ちょっと待てそこの超弩級戦艦……アンタ、ご主人様になにしましたか」
大和「したのではありません……されたのです」(ドヤァ
大和「(実際にされたのはハメじゃないかと思えるようなコンボでしたけど……)」
漣「」(ハイライトOFF
神通「あ、あの、大和さん……そのお話、詳しく教えて欲しい、です」(キッ…!
伊勢「えーっと……これより会議室は戦場となる! LOVE勢以外は避難!!」(クワッ!
警戒度一番高そうなのは誰だろう…確かに着任したはずなのに所属一覧にも存在していない満潮とかかな?
>>476 …………失礼しました、次回よりちゃんと記載します
喫茶《間宮》
青葉「ども! 青葉ですぅ! 今日は新作スイーツの紹介ということで間宮さんへ来ています!」(自撮り
青葉「本日はどういったスイーツを出していただけるのでしょうか!」(REC
間宮「はい、今日は実は私じゃなくて……」
羽黒「わ、私が考えて作りましたっ」(ビクビク…
青葉「おお、それは楽しみですねぇ!」
間宮「ハイ、間宮パフェ羽黒スペシャルです!」
羽黒「ど、どうぞ……!」
青葉「ふぅむ、これはこれは……スゴク、大キイデスネ」
間宮「ア、アハハ……お得意様の要望を取り入れたら、通常の間宮パフェの3倍の大きさに……」
羽黒「ゴ、ゴメンなさい!?」(ガーンッ
青葉「あ、いえ、責めてませんから。予想外のサイズに少し驚いちゃっただけですから」
羽黒「そ、そうなんですか……」(ホッ
羽黒「え、えっと……こんなに大きいから…飽きや胸やけがないよう、ヨーグルトや果実の酸味を活かした層を挟んで、さ、最後まで美味しく楽しく食べられるパフェに挑戦しました……」(ニコリ
青葉「(でも総カロリーがノーマル間宮パフェ以上な時点で食べるのを躊躇してしまいそうですねー……)」
青葉「(しかし、ここでレポートしないのは記者の名折れ……!)」
青葉「青葉出撃…いえ取材しまーす!」
(30分後・・・)
青葉「……け、けぷ」
間宮「頑張ったわね、青葉ちゃん」(肩ポン
青葉「きょ……きょーしゅくです」
羽黒「だ、大丈夫ですか、青葉さん?」(オロオロ
青葉「なんとか……あ、あの、1つお聞きしてもよろしいですか?」
羽黒「は、はいっ……?」
青葉「サイズアップを要望されたお得意様って……」
羽黒「え、えっと、司令官さん……です」
青葉「……男の人でも甘い物って別腹なんですね」
青葉「とりあえずいい記事は書けそうですけど……青葉、しばらく甘い物は結構です……」
《この後、無茶苦茶カロリー制限した》
帰宅。ちょこっとだけ書いて投下して寝ます。
小ネタ:《いろんな艦娘と間宮パフェ羽黒スペシャルを食べてみた》
(漣の場合)
喫茶《間宮》
漣「…………うっぷ」
提督「だ、大丈夫かね?」
漣「だ、だいじょばないかも……」
提督「無理をして食べることなどなかったのだぞ?」(背中サスサス
漣「」
提督「ど、どうした、やはり苦しいのかね?」(ハラハラ
漣「(キタキタキタキタキタコレェ……!? 心配そうな顔と囁きいただきました! しかも、しかもごく自然なボディタッチ付き!? ハワワッ、なんですかこのご褒美!?)」
提督「(やはりダメそうだ……)ま、間宮君、申し訳ないが水を……」
間宮「は、はい。あの、胃薬いります?」
提督「問題ない、胃薬は私が常用しているものがある」
間宮「あ、胃薬も持ってきますね。そんな劇物、漣さんに飲ませるわけにはいきませんから」
提督「」
羽黒「(し、司令官さんのお薬、修復材レベルの回復力があるって店長が言ってたけどホントだったんですね……)」
(神通の場合)
神通「…………ぅ」(プルプル
提督「じ、神通君、苦しいのならもう食べるのはやめたまえ……」
神通「す、すみま……せん」(グスッ…
提督「要望を出した自分で言うのもなんだが……確かに、この量は男でもきついのではないかと思うからな」
羽黒「!?」(ガーンッ
間宮「(羽黒ちゃん、アナタは頑張り過ぎたのよ……)」
提督「ま、まあ、私は普通に食べられるのだが」
羽黒「!」(パァッ!
間宮「(よかったわね、羽黒ちゃん)」
神通「で、でも、食べ物を無駄にするわけには……」
提督「むう、それはそうだが……。で、では、私が責任を持って食べきればいい……のか?」
神通「!?」
提督「(し、しかし待て……そうすると、神通君の食べ差しに手を出すということになる。いくら勿体ないからといって、それはダメか……)」
神通「て、て、提督が……よろ、よろしいのでしたら、ドョッ、ドョウゾ……!」(アーン
提督「い、いや、じ、自分で食べるよ」
神通「ぁ……す、すみません」(ショボン
提督「…………」(モムモム
神通「(て、提督が……提督が、わ、私なんかが口を付けたパフェを食べ、たべっ……!)」(目グルグル
提督「(やはり間宮君の店のパフェは美味しい。羽黒君の腕も着実に向上しているようだし……)」(モムモム
神通「(はわわ……な、なんだか体が火照ってきてしまいました……)」(モジモジ
甘い物にちなんで甘い話を書きたかったのですが、これが限界のようです。
今日はここまでにして寝ます。
《艦娘たちのコミュニケーション》球磨編
《鎮守府》大浴場
(艦娘入渠中・・・)
球磨「提督のこと好きか?なんでそんなこと聞くクマー?」(ぐてー
青葉「いえー、お風呂から上がるまでのちょっとした暇潰しというやつです」
球磨「暇潰しで聞くような話題じゃないと思うクマ」(ジトリ…
青葉「アハハー、まあまあ。ここのみなさんは恋愛感情あるなし抜きに、司令官さんのこと好きな方が多いわけですが」
球磨「人と面と向かって話すのが苦手過ぎなのがタマに傷だクマー」
青葉「まあ、司令官さんのスペックでコミュ力まで装備してたら今頃、シュラバヤ沖海戦が勃発してますねー」
球磨「……提督のお腹イタは護身なのかもしれないクマ」(ウムム…
青葉「いろんな意味で自分を護れてませんね」
球磨「ホントに提督は困ったちゃんだクマ」(ヤレヤレ
青葉「(うーむ、この反応は脈なしですかねぇ……)」
球磨(浴衣)「いいお湯だったクマー」(ホコホコ
青葉(浴衣)「ホントですねぇ」(ホコホコ
球磨「お、あそこに提督がいるクマー」(ピョコピョコ
青葉「(アホ毛が揺れてる……)」
球磨「珍しいクマー、提督もおっきなお風呂に入りにきたクマー?」
提督(浴衣)「む……き、君たちも来ていたのか……」(ポカポカ
提督「(誰もいないタイミングを見計らって来たのだが……な、長風呂が過ぎたか)」
提督「きょ、今日はご苦労だった。君たちの艦船の修復、燃料と弾薬の補給は既に完了している。次の出撃に備えてゆっくり休んでくれたまえ……」
球磨「助かるクマァー♪」(甘え声
提督「そ、そうか……」(ビクッ
球磨「提督、向こうで一緒にコーヒー牛乳飲むクマー」(グイグイ
提督「い、いや、私はフルーツ牛乳を飲みたい……」
球磨「どっちでもいいから早くするクマー、クマクマ♪」(ニコニコ
青葉「(無自覚に女の子の顔を……球磨さん、色を知る歳になりましたか!)」(激写!
結論:球磨の補給ボイス(新)はエロい
《艦娘たちとコミュニケーション》夜戦仮面編
《鎮守府》
川だ…夜戦仮面「人と面と向かって話すのが恥ずかしい。そんな提督にこのアイテム!」
提督「…………」(カリカリカリ…
夜戦仮面「ジャンジャジャーン!」(リンゴ、マスク、マント、日本刀
提督「……なんだね、そのラインナップは」(キリキリ…
夜戦仮面「なんだねって、ある意味伝説の仮面の人のコスプレ。えっとね、これが頭に乗せる用のリンゴでしょ、こっちがマスク……あ、実は私とお揃い。あとこのマントと日本刀を装備したらあら不思議、内気なアナタも大胆不敵!鳩を飛ばして颯爽登場、か弱き乙女を守護するナイスガイ!その名も提督仮め……!」
神通「……川内姉さん、ちょっと」(ガッシ!
夜戦仮面「!?」
神通『提督に、なにを、させようとしてるの……?』(ズズズズ…
夜戦仮面「ホ……虚の、仮面……!」
<少し……頭を冷やしましょうか
<ヤ、ヤセーン……!!(悲鳴)
提督「…………優しい子ほど怒ると怖い、とはよく言ったものだな」(ブルリ…
提督「リンゴとマスクはともかく……このマントはいいものだ」(サワサワ…
提督「肩掛けにちょうどいい……」(バサー
木曾(改二)「おい、なんか廊下で川内が転がってたんだが、提督なんか知らな……」
提督(マントver)「む……?」
木曾「フ、フッ……なかなかカッコイイじゃないか……」(キュン!
木曾「どうだ、今度その格好で一緒に出撃しようぜ!」(チラチラッ
提督「(あ、胃が痛い……)」(キュン…!
《艦娘たちとコミュニケーション》他所鎮守府編1
天龍(ストライキ中)「遠征なんざ、もうやってられっかー!出撃させろ、しゅーつーげーきー!」
他所提督「あー……うるせえうるせえ!ちゃんとローテ組んで出撃させてやってんだろーが!?」
天龍「足りねえ……月1ぽっちの出撃じゃ全然足りねえ!」
提督「疼くんだよ、この目が……血に餓えてんだよ、俺の愛刀がよぉ!」
他所提督「……」
天龍「フフフ、怖いか?怖いならおとなしく俺を出撃……」
他所提督「あまり強い言葉を使うなよ……弱く見えるぞ?」(ドドドドド…!
天龍「なん……だと……!?」
《艦娘たちとコミュニケーション》他所鎮守府編2
天龍「なー、提督ー」(グテッ
他所提督「なんだよ鬱陶しい……仕事の邪魔すんじゃねーよ……」(カリ……カリ……カリ……
天龍「(書き進めんのおっそ……)」(うわぁ
天龍「提督ってバカだしさ、俺らが反乱とか起こすの止められそうにねーよなぁ」
他所提督「あー……なに、反乱?お前知らねーのかよ?」
天龍「?」
他所提督「鎮守府の提督を継続する条件の1つは……素手で艦娘を全員、制圧することができるか……なんだぜ?」(ニヤ…
天龍「パ、パネェ…!」(キラキラ
龍田「うふふ~♪提督、あまり天龍ちゃんに嘘教えちゃダメよぉ?あの子、すぐに人の言うこと信じちゃうんだから~」
他所提督(大破)「ふぁい……」(ボッコボコ
日向「……ま、そうなるな」(ヨシヨシ
他所提督「ひゅうがぁ~……」(甘え
日向「コ、コラ……」(照れ
龍田「……」(イラァ
<ドッス!
<イ゛ェアアアアア!
提督「な、なに……?艦娘のみんなに謀反を起こされたらどうする……?」
伊勢「そ、そ。日向とラインやってる時にその話が出てさ。提督って素手で艦娘全員、制圧できなきゃ続けられないお仕事だったんだ!な、なんだってー……なんて」
提督「…………」(ひのふのみのよ…
伊勢「」
提督「…………」(イムヤななやここの…
提督「……どうやら私は提督失格のようだ」(ショボリ
伊勢「ちょっと待って?」
提督「じょ、冗談だ」
伊勢「お、驚いたー、提督もそういうことするのね」
提督「す、すまない、冗談にしては不快だったか……」
伊勢「いえ、普通に制圧できそうだから本気にしただけです」
提督「!?」
《鎮守府》修練場
加賀「…………」(キリ…キリ…
加賀「!」(ビィンッッ!
霞的<モウ2センチ右
加賀「……」
瑞鶴「…………」(キリ…キリ…
瑞鶴「っ!」(キュィンッ!
霞的<モウ1センチ左
瑞鶴「……あっちゃ~、1センチもずれちゃったかぁ~」(ドヤァ
加賀「…………」(ギリ…ギリ…
加賀「っ……!」(ピュゥン!
霞的<オ見事!
瑞鶴「」
加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで?」(髪掻きあげ
瑞鶴「っの……!」(キュ…キュ…
瑞鶴「ふっ……!」(パァン!
霞的<excellent!
加賀「(射るのと同時に……弦が、弾けた……)」(驚愕
瑞鶴「……じ、自分で言うのもなんだけど、会心の一射だったわー。自分の才能が怖いわー」(疲労困憊
加賀「ちゃんと弦の手入れをしてなかっただけでなくて?」
瑞鶴「あ~、ヤダヤダ、自分ができないからって嫉妬は醜いわぁ~」
加賀「面白い冗談ね……」(ゴゴゴ…
瑞鶴「いえいえ、それほどでもォ~」(ゴゴゴ…
<どっちが上手いか、ハッキリさせよーじゃないですか!
<別に構わないわよ
提督「……」(キリ……キリ…
提督「!」(キュンッ!
霞的<上手く……なったな…
赤城「とってもお上手ですよ、提督」
提督「そ、そうか……」
赤城(真面目)「でも、構えの時にこう……ですね」(手取り足取り
提督(真剣)「ふ、ふむ……こう、か」
瑞鶴「そこぉ、イチャイチャすんなー!!」
加賀「頭に来ました」
提・赤「「!?」」
《開発に失敗しました》
弥生「ご、ごめん…なさい…」
ワタホコリ&ペンギン<hello!
妖精A「……なんだコレ」(戦慄
妖精B「鋼材と弾薬と油とボーキをどうすれば……」(ヒソヒソ
妖精C「ある意味、稀有な才能かもしれないですー」(コショコショ
弥生「」(ショボリ…
提督「や、弥生君、あまり気に病む必要はないぞ……。艦載機やソナー、電探開発などは成功する方が稀なのだから、な?」(ヨシヨシ
弥生「は…い」
提督「(しかし、ここ最近の開発は失敗続きだな……)」
提督「(できないものはできないで仕方がないのだが、装備の充実は士気にも関わる……)」
提督「……なんとかせねばいかん、か」
(提督休日)
提督(ツナギねじり鉢巻)「というわけで、今日は皆に内緒で私が開発を担当しようと思う」
妖精A「まるで意味がわからんぞ」
妖精B「今日の提督さん、本気です」
妖精C「そういえば提督さん、こっちの畑出身でした」
提督「…………」(カーンッ…カーンッ…
(提督開発中・・・)
戦果:
烈風改×4
紫電改×1
流星改×3
三式ソナー×1
22号対水上電探×1
32号対水上電探×1
46㎝砲×4
etc…
提督(ゴールドレア)「……よしっ」(キラキラッ!!
妖精A「提督さんが輝いてるですー」
妖精B「ガッツポーズ……レアです」
妖精C「提督さんの満面の笑顔、チェキです」(REC
妖精A「あとは……」
ワタホコリ&ペンギン<オオォォォォ…
妖精B「弥生さんの作ったこの謎物質をどうするかです……」
妖精C「消毒すればいいと思うです」(バーナー装着
ワタホコリ&ペンギン<!?
妖精C「汚物は消毒ですー」
弥生(扉の陰)「…………」(じー…
(その日の夜)
弥生「ヒック……ホントは、や、弥生なんか…いらない子……グスッ」(ポロポロ…
蒼龍「そ、そんなことないから!もー、提督が張り切っちゃうから……」(ヨシヨシ
提督「わ、私はただ、よかれと思って……」(オロオロ
蒼龍「それでレア装備をたくさん開発されたら、弥生ちゃんじゃなくても落ち込んじゃいますよぉ……」
提督「む、むう……。わ、わかった、次は弥生君にも手伝ってもらう……それでは、ダメか?」(ナデナデ…
弥生「…………」
弥生「がんばり…ます」(ムンッ
蒼龍「よかったねー、弥生ちゃん」(イイ子イイ子
弥生「うん…」(照れ
提督「(よかった、機嫌をなおしてくれたようだ……)」(キリキリ…ズキズキ…
提督「む?」
文月(ドアの陰)「…………」(じー…
文月「司令官、弥生ちゃんのほうがかわいいんだぁ……」(ショボリ…
提督「」(ゴフッ…!
(以下同様の誤解による案件が続く・・・)
《艦娘との十の約束》
1.出会った瞬間から、私は提督の物になったのです。ほんのわずかな時間でも提督と離れていることは辛いのです。私を鎮守府に迎える前に、どうかそのことを考えて下さい。
2.提督が私に望むことを理解できるようになるまで、少し時間をください。
3.私を信頼してください。 私にとっ て、それがいちばん大事なことなのです。
4.私を長時間放置したり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。提督には仕事や楽しみがありますし、他の艦娘だっているでしょう。でも……私には提督だけしかいないのです。
5.時々は私に話しかけてください。私には提督の気持ちはわかるのです。
6.提督が私にどんな風に接してくださったのか、私は決して忘れません。
7.私にお仕置きする前に思い出して下さい。私が本当に望んでいるのは、提督の冷たい拳ではなく、優しく触れてくださる手だということを。
8.私のことを話を聞かないだとか、お喋りだとか、大食らいだとか思う前に、まずは自分に問い掛けてみてください。 きちんと話しかけてくださいましたか?長く放置しておきませんでしたか? もしかすると、寂しくて心が弱っているのかもしれません。
9.提督が年をとった時、どうか私にお世話させて下さい。提督の傍で同じように年を取りたいのです。
10.最期の旅立ちの時には、私に見送らせて下さい 。「見せるのが心苦しいから」とか「私の居ないところで逝かせてほしい」なんて言わないで欲しいのです。提督が傍にいられることが、私にはどんなことよりも嬉しい思い出になるのです。
そして……どうか忘れないで下さい、私が提督を愛していることを。
提督「…………」(チラッ…
大和(犬耳首輪ver)「…………」(期待の眼差し
提督「(やるしか……ないのか)」(おそるおそる…
提督「ぅ……くっ……」(ナデ…ナデ…
大和「わん♪」(ご満悦
(後日)
漣(狐耳装備)「ご主人様~、お手紙です! 請求書?」
提督「……」
神通(垂れ犬耳装備)「あの、その……な、なんでもないです……」(真っ赤
提督「…………」
金剛(猫耳装備)『な、なによ、なんか文句でもあるわけ!?』
提督「」(ズキズキ…
《この後、無茶苦茶ケモ耳が流行った》
あと、ブラック鎮守府ダメ絶対
別に犬和とか提督のイラストが来ても困らないんだからね!
冗談はさて置き、今日はここまで。
《艦娘たちとコミュニケーション》他所鎮守府編3
他所提督『おいヤベーって! 龍田の誕生日が今日だってこと忘れてたんだけど、なんかいい案ねえ!?』
提督「………今からプレゼントを買いにいくか、それが無理なら、どこかに食事に連れていくかすればいいのでは?」(頭痛
他所提督『おお、その手があったな! で、どこに連れてったらいいんだ!?』
提督「」(キリキリ…
漣「(他所様とはいえ……ドン引きです)」(ジト目
(他所鎮守府近郊)なんか高そうな店
ウェイター「他所提督様ですね、お席の用意はできています……どうぞこちらへ」
他所提督「お、おう、じゃねえ、ハヒ……」(ガチガチ
龍田「あ、あらあら~……」
他所提督「(み、店のサーチとか予約を頼んだらとんでもねーことに……)」(ダラダラ…
龍田「(提督がこんなお店知ってるはずないから~、誰かに探してもらったのね……)」
龍田「でも~……今夜は期待しちゃおうかしら~?」(寄り添い
他所提督「」
《鎮守府》執務室
提督「……いささか、やり過ぎたか?」(ポソリ
漣「嫌がらせのつもりだったんですか、アレ……」
漣「(むしろ漣的には羨ましいんですけど。いいなぁ、他所提督さんのところの艦娘さん)」
龍田さんの進水日が今日と聞き、なんとなく
《とある鎮守府の持ち物点検》
元帥『最近、鎮守府内で風紀の乱れが見受けられる。……なんだ、風紀上よろしくないものを大っぴらに売り買いしたり、ジュウコンカッコカリと称して……酒池肉林というか、まあ、うむ』
提督「……はあ」
元帥『お前が風紀を乱すことは、まあまず万に一つ……いや、億に一つ無いだろうが、全員がそうというわけではないのでな』
元帥『全鎮守府、泊地、基地で提督と艦娘の私物検査を実施すること、というのが大本営の決定だ。やり方は……お前は任せて大丈夫か。場所によっては強制立入検査をしているが、な……』
提督「……は、はあ」
元帥『……ちなみに』
提督「はい」
元帥『いくらお前でも、最低限本能を解消するためのアイテムぐらい持ってるだろ?誰にも言わんから、どういう系統が好みか言ってみろ、ん?押収品の横流しくらいなら、ちょちょいとな……』
提督「」(カチャン
《大本営》
元帥「あの野郎、切りやがった。ヤリたい女の好みぐらいで恥ずかしがりおって……」
霧島「(ちゅ、中学生ですかこの人は……)」(赤面
《鎮守府》執務室
提督「……といった経緯で、鎮守府内で私物検査を行うことになった」
漣「なるほどー……また面倒なことになりましたねぇ」
提督「そ、そうだな」
漣「みんなにガチヤバなものを隠すように通達しないと……」(ポソリ
提督「!?」
《満潮の場合》
満潮「へ、へんなとこ見たら容赦しないわよ!?」
提督「い、いや、私は立ち会いだけで、部屋にまでは入らないのだが……」
漣「検査自体は漣が担当するのでご心配なく~」
漣「(うっかりガチヤバなもの見つけてもご主人様には内緒にしとくので、まあご安心ください♪)」
満潮「そ、そう……ならしょうがないわね」
(漣、探索中・・・)
漣「あ」
満潮「!」(ビクッ
『上司とのフレンドリー会話術 入門編』
漣「(コレ、曙も持ってた本だ)」
満潮「笑えよ……笑いなさいよぉ……!」
《蒼龍の場合》
蒼龍「見られて危ないものはないとはいえ……やっぱり恥ずかしいなぁ」
漣「すみません、お仕事なものでぇ」
蒼龍「ま、まあ、提督に部屋を漁られるよりはね」
(蒼龍部屋の外)
提督「(責任者とはいえ、私がいる意味はあるのだろうか……)」(ポツン…
漣「ふむふむ、特にこれといって危なげなものはありませんね」
蒼龍「ホッ……」
漣「――――しかし」
蒼龍「?」
漣「これが蒼龍さんの艦爆装甲(ブラジャー)……し、しかも黒のセクシータイプ」(ゴソゴソ
蒼龍「ひ、引き出しの奥に隠してたのに!?」
<悩殺ですか! 悩殺するつもりなんですね!?
<チチチ違ウヨー!?
提督「(もう漣君に任せて帰ってしまおうか……)」(聞かザル
少し用事ができたので、次の投下が2~3日後になりそうです。申し訳ありません。
あと、川内型や大和、漣、提督の私物検査も行う予定なので気長にお待ちください。
あと時間軸に関する疑問があるようなのでザックリ書いておきます。
提督着任
↓
なんやかやして、アルペジオ事変
↓
大和・大鳳・蒼龍・伊勢着任
↓
金剛襲来
↓
↓←今この辺
↓
提督、片目を失う事件
↓
提督引退後、復帰(1スレ目ラスト)
こんな感じで考えています。
《とある鎮守府の持ち物点検》
《川内型の場合》
漣「はーい、点検入りまーす」
川内「見られて困るものなんてないってー、ね?」
那珂「」(ガクブル
神通「」(ソワソワ…
川内「ありゃ?」
漣「濃厚なフラグの香り……」
漣「で、では、まず川内さんの部屋を拝見させてもらいますね」
(漣、探索中・・・)
漣「特に異常なし。川内さんが机に夜戦と彫ってあった以外、問題なかったですね……意外です」
川内「なによそれー」(ぷぇー
漣「あとで彫ったとこ、ご主人様にパテで埋めてもらいますからね。それじゃ次、那珂ちゃんの部屋です」
漣「……」(ガサゴソ
那珂「へ、変なものなんて入ってないヨー」(キョドキョド
漣「『大手アイドル事務所プロデューサーに聞くトップアイドルの秘密 著:○川ちひろ』…………うわ、ジュウコンカッコカリとか目じゃない爛れたお話が結構ありますね」(ペラ…ペラ…
漣「あ、てかこの本、内容がアレすぎて発売してソッコー発禁になった官能小説じゃないですか」
那珂「ち、違うし!トップアイドルになるための秘訣が書いてると思って買っただけだよ!?」
那珂「そりゃ、ちょっと読んでて変な気持ちになっちゃったこともあるけど?い……いいじゃん、アイドルだってトイレ行くもんっ、催すもん!」
漣「幻滅しました、那珂ちゃんのファンをやめます」
那珂「やめてよぅ~……」(半泣き
那珂「まほうのすうじ……に…よん…じゅういち…」(精神的大破
漣「さて、お次は神通さんのお部屋……」
神通「……っ」(オドオド
漣「(うーむ、なんかイケナイことしてる気分……)」(ガサゴソ
漣「おや、この机、引き出しが二重底になってますね?」(knock…knock…
神通「ぁ……」
漣「ノートですか……どれどれ」
神通「あ、あぁ、ダ、ダメ……見ないでくださ……!?」
那珂「神通ちゃんも道連れだよぉ……」(羽交い締め
神通「な、那珂ちゃん!?は、離して……アレだけは見られたくないの……!」(ジタバタ
那珂「私と一緒にイってよ神通ちゃぁぁぁぁん……!」(錯乱
漣「……」(ペラ…
『○月○日(晴) 鎮守府に着任。提督に挨拶したけど……少し、怖そうな方でした。
私を一瞥しただけで、後は書類に向かわれていました……』
『○月△日(曇のち雨) 初めて秘書艦を担当しました。漣さんに教えてもらった通りに提督のお手伝いをしようとしたけど、「そこで休んでいて構わない」と言われてしまいました。役に立たないと思われているんですね……』
『○月□日(晴) 今日、提督にお茶に誘っていただきました。間宮さんというお店で、オススメのケーキとコーヒーのセット。だけど、提督と二人きりで緊張して味がわかりませんでした……。提督が先に帰られて、少しして私も帰ろうとした時、間宮さんに「提督さん、アレでなんとか神通ちゃんに心を開こうとしてくれているのよ」と教えてもらいました。甘いものをご馳走してくださったのは、少しでもこの鎮守府での生活を楽しんでもらいたいという考えからみたいです。……もしかしたら、私は提督のことを誤解していたかもしれません』
『△月○日(晴) 2回目の秘書艦担当。とても申し訳なさそうにですが、書類のコピーを頼んでいただけました。嬉しかったです。あと、お茶を淹れた時、お茶請けに間宮さんの栗羊羮を出したら、少し目が輝いていました。……ちょっとだけ、可愛いと思ってしまいました。提督、申し訳ありません』
『△月△日(雨) 新海域の攻略。旗艦を任されたのに、提督の指示通りに動けなかったせいで大破撤退……。提督、みなさん、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい(以下文字が滲んで判別できず)』
『△月□日(曇のち晴) 大破した時、足首を捻ってしまったらしく、暫く安静にするよう言われてしまいました。部屋で横になっていたら、提督がお見舞いに来てくださいました。私の艦が大破したことについて謝られました……悪いのは未熟な私なのに。
申し訳なくて落ち込んだ私に、提督がお土産のリンゴを剥いてくださいました。可愛いウサギさんでした。なんだかおかしくて噴き出した私に、ホッとしたように提督がぎこちなく微笑むのを見て、胸がドキリとしました……。やっぱり、提督の笑顔はとても素敵だと思います。リンゴのウサギさん、とても美味しかったな』
『日付なし() 朝起きたら、はしたない格好で提督が着ていたコートを抱き締めてベッドに転がっていました。私……なにをしでかしてしまったの……?
間違いはなかったみたいだけど、それって私に魅力がないということでしょうか……』
『□月○日(晴) 新しい艦娘の方たちが鎮守府に着任されました。戦艦の大和さん、伊勢さん、空母の大鳳さん、蒼龍さんの四人。みなさん、とても頼りになりそうな人たちです』
『□月△日(曇) 歓迎パーティーの時から……大和さんが提督の傍にいると、少し、嫌な気分になってしまいます。こんなこと思っちゃいけないのに……』
『□月□日(晴) 朝、大和 さんが提督の部屋から出てくるのを 見て しまいました。どうして(以下文字が塗り潰されている)』
『☆月○日(晴) 改二への改修が完了。それと一緒に、私の艤装と服も一新です。肩が出てて少し恥ずかしいけど……これでもうちょっとだけ、提督が私のことを見てくれたら嬉しいな……』
『★月○日(晴) 戦艦の艦娘 金剛さんが着任。英国の軍学校で、提督と一緒に勉学に励まれていたそうです。私たちの……私の知らない提督を知っているみたいで、なんだか悔しい』
漣「……着任してからの内容、8割ご主人様が絡んでますねぇ」(ペラ…
神通「あ……あぅぅぅぅ……」(悶絶
那珂「」(巨大たんこぶ
川内「オーイ、那珂ー生きてるー?」
(神通の部屋の外)
提督「(艤装を思いきり頭にでも振り下ろしたかのような音がしたが……だ、大丈夫なのだろうか)」(ハラハラ…
《金剛の場合》
金剛「HEY 提督~、私の秘密を探りたいからって、ladyの部屋を漁るのはnoネー」
提督「い、言われなくとも……。部屋の探索は漣君に任せている」
金剛「フーン……私、提督になら何を見られても困らないデスヨ?」
金剛『訳:よかったら、部屋だけじゃなくてなくて……私のことも点検してみる?』(流し目
提督「私が困る。結構だ」(断言
金剛『訳:……ま、そうでしょうね』(ゲシゲシ
提督「す、脛を蹴るのはやめたまえ……」
漣「……んんっ!ではではー、探索開始しまーす!」(ムスッ
(漣、探索中・・・)
漣「(戦術や戦略関係の本に日本語の辞典……こっちは英語の論文? なにこれ、すごい出来る女っぽいんですけど)」
漣「埃が溜まってる様子もなし……隅から隅まで整理整頓されてて……うくく、なんも言えねぇ」(ツツツ…
金剛「このぐらいはladyのたしなみデース」(ドヤァ
漣「うー、ご主人様にちょっかいかける時以外はホント、優秀な人なんですよね……おや?」
アルバム<ヨオ
漣「アルバムですか、ちょっと失礼して…………!?」
金剛「オー、懐かしいネー」
カフェで寛ぐやや若提督(写真)
気まずげなやや若提督(写真)
指揮訓練中の本気モードのやや若提督(写真)
他多数
金剛「どれもこれも撮るのに苦労シマシタ。このカフェの写真なんて、比叡に1週間も張り込みさせてGETしたネー」
漣「……」(コソ…
金剛「HEY漣~、人のモノ盗ったらドロボーヨ?」(ガシッ
<一枚だけ!一枚だけでいいですから!
<お、落ち着くネー!?
(金剛の部屋の外)
提督「(終わるまで間宮君の店にいてはいけないのだろうか……)」(手持ち無沙汰
《文月・弥生の場合》
文月「ちゃんとお片づけしてるからへいちゃらだよ、司令官~」
弥生「でも…すこし、恥ずかしい…です」
提督「い、いや、点検は私ではなく漣君にお願いしているのでな……」(そそくさ
文月「え~……せっかくお部屋きれいにしたのに……」(ショボ…
弥生「……」(シュン…
漣「(褒めてもらいたかったんでしょうねー……)」(ナデナデ
文月「エヘヘェ♪」(ハニャーン
弥生「……♪」(フニャ…
漣「(なにこれカワイイ……)」(ほっこり
(漣、探索中・・・)
漣「さすが弥生ちゃん、机のなかも綺麗に使ってます」
弥生「司令官が…作ってくれた机、だから…」(テレッ
漣「(ちょっと前のお休みにギコギコやってましたね、そういえば)」
漣「いいなー、漣もご主人様お手製の何か欲しいです。……さて、気を取り直して文月ちゃんの机は、と?」(ゴソ…
セミの脱け殻<ニーハオ
蛇の脱け殻<チャオ
カマキリの卵(孵化)<じょうじ……
漣「」(カサカサ←手を這われる音
<ホ、ホワァァァァァァァッ!?
<……!?
<う、うわぁ~!?
提督「ど、どうしたっ、なにがあった!?」(ガチャッ
漣(素)「ヤ、ヤダヤダヤダッ!?たすっ、助けて提督~!」(抱きつき
文月「ウワァァァァン……!!」(号泣
弥生「……!? ……!?」(パニック
提督「」
※この後、カマキリは提督が責任を持って逃がしました。
《大和の場合》
大和「提督が私の部屋を訪ねてくださるなんて……大和は幸福者ですね」(恍惚
提督「い、いや、これは風紀取り締まりの私物検査なのだが……」
大和「大和を見たいのですね、わかりました、少し恥ずかしいけど……提督のご命令なら、大和はどんな箇所でも晒してご覧にいれます……」(ヌギ…
提督「お、徐に服を脱ぎ始めるのはやめたまえ……」(キリキリ…
漣「もうここまで来るとただの痴女ですねー」(呆れ
大和「あら、漣さん。いたんですか」(ハイライトOFF
漣「ええ、いましたよー?さっきからずっと」(ハイライトOFF
漣「私物検査、ヤバげなものあったら容赦なく押収するのでー、あしからず♪」
大和「ウフフ、それは怖いですね♪」
提督「(さ、漣君と大和君の相性は何故こうも悪いのだろうか……)」(ズキズキ…
(漣、探索中・・・)
大和箪笥<…………(無言の圧力)
漣「……」(ゴクリンコ
<ガチャ…
漣「………………!!」
(大和の部屋の外)
提督「む?」
漣「……」(ガチャ
提督「も、もう終わったのか……早かったな」
漣「…………」(手グイッ
漣「次行きましょう、ご主人様」
提督「さ、漣君?」
漣「心配しないでください、ご主人様は漣が守りますからね!」
提督「い、一体何の話だ……?」
漣「大丈夫……絶対に大丈夫ですから!」(滝汗
提督「(大和君の部屋で何を見たというのだ……!?)」(キリキリ…
(そんなこんなで艦娘たちの私物検査終了?)
漣「え~、約数名、ここに病院を建てような方はいましたがー、無事に私物検査終了ですね」
提督「む?」
漣「あれ、まだ誰かチェックしてなかったですか?」
提督「あ、ああ……」
漣「あっれー、そうでしたっけ? おかしいな、誰を忘れてるんでしょー……」(目逸らし
提督「漣君……」
漣「ア、アハハー」
提督「流石にこれに関して依怙贔屓するわけにはいかんからな……」
漣「(誤魔化せなかったかー。あ、でもご主人様なら気遣って隅から隅まで探ったりしないでくれるよね……)」
漣「しょうがないので漣も覚悟を決めます。ずずいっと漣の私物を検査してください!」
提督「い、いや、それはいくらなんでも問題があるので……信頼のおける子たちに頼んである」
漣「え」
神通「…………」(ハイライトの消えた目
潮「ご、ごめんね漣ちゃん、提督に頼まれちゃったから、ごめんね……」
朧「まあ、犬に噛まれたと思って……お互いに、ね」
漣「」
(艦娘たち探索中・・・)
漣「ああぁぁぁぁぁっ!? やめろ朧ォ、ぶっ飛ばすぞぉ~~~!?」
朧「やったらやり返される……世の中そんなもんよ」(拘束
神通「机のここの引き出し……二重底ですね」
潮「ホ、ホントだ……!? すごい、神通さん!」
神通「それほどでも、ないです」(荒んだ微笑み
漣「や、やめてぇ~っ、それは見ないでえ~~~~~!?」
潮「これって写真……?」
神通「漣さんと……提督のツーショット……」
潮「え、えへへ、漣ちゃん、ちょっと照れてる。……あ、後ろに何か書いてるね?」
漣「はうっ!?」
<提督と1-1突破記念! 初めての写真撮影で元気百倍♪ ○月○日
神通「…………」(チラ
潮「…………」(チラ
漣「(そうだ、死のう……)」(真っ白
朧「(漣のそういうピュアなところ、提督も可愛いと思ってる……たぶん)」(羽交い締め
(部屋の外)
提督「(1-1突破記念の写真撮影……思えば随分と時間が経ったものだ)」(しみじみ
MI作戦やら改二やらの話題見てたら、蒼龍が他所提督の所にいる飛龍に報告(のろけ話)してる内に
飛龍も「私も娘が欲しいな・・・」みたいな事いって他所提督が軽い修羅場を迎えるのを想像した!
・・・暑くて疲れてるのかな・・・
提督の上司の元帥さんっておいくつくらいの設定なのだろうか。やっぱりおじいちゃんなのかな?
《とある鎮守府の風紀点検》final
漣「う、うぅ、ご主人様に辱しめを受けちゃいました……もうお嫁に行けない、ヨヨヨ」
提督「ひ、人聞きの悪いことを言わないでほしい」(キリキリ…
漣「(むしろ漣たち的には、襲われるぐらいでもバッチ来いなのですがー……)」(ブーたれ
提督「さて、これでウチの艦娘全員の私物検査は終了だな」
漣「いろんなものを失いましたがー、ええ」
提督「これで残すは私だけ、か……」
漣「え?」
提督「む?」
漣「ご、ご主人様もするんですか?」
提督「皆にやらせておいて私だけしないわけにもいくまい」
提督「ま、まあ、ある程度の手心を加えてくれると嬉しいのだが……」
漣「…………」(キラ…
提督「さ、漣君?」
漣「キ………ktkrェ!!」(キラキラ…!!
提督「」
(漣、探索中・・・)
漣「コ、ココ、コレはアルバム!?ご主人様の成長メモリアルじゃないですか!?」(キッラキラ!
提督「あ、ああ、実家から送られてきてな……」
漣「フ、フフフッ、漣ってばメシウマ過ぎぃ!」(目を皿のように
(少女、堪能中・・・)
漣「いやー、眼福でしたゴチソウサマ……」(首筋トントン
漣「さーて、お仕事再開。この調子でご主人様のトレジャーを発掘していきまっしょ…………い?」
名状しがたい白冊子<…………
漣「…………あ、あのー、ご主人様?机に置いてるこの冊子はなんでしょーか?」
漣「さ、漣、ドラマとかでお節介オバサンが持ってくるの見たことあるなー、なんて……」(おそるおそる
提督「あ、ああ、それか。私もいい歳なのだからと、アルバムと一緒に送られてきてな。次の休みに会うことになっている……」(頭痛
漣「へ、へー……とってもお綺麗な方ですねー、アハ、アハハハ……」(スクッ
提督「さ、漣君?」
漣「アハハ、アハハハハー」(スタスタ
提督「漣君、お見合い写真をどうするつもりだ……?」
漣「緊急召集発令ィィッ……!!」(ダッシュ!
提督「さ、漣君!?どこへ行くのだ漣君!漣君……!!」
(後日)
提督「あ、ああ、お見合いか……申し訳ないとは思ったが断らせていただいたよ。あちらは随分と乗り気だったようだが」
提督「(結婚したところで、私などすぐに愛想を尽かされて長続きせんだろうしな……)」(ショボリ
<…………
提督「む、む?」
<よ、よかったぁ……!(キラキラキラキラッ!
提督「(ど、どう受け取ればいいのだ、このよかったは。傷が浅い内に終わってよかったということだろうか……)」(キリキリ…
《青葉が見た!~提督の私生活~》
『青葉が見た!~提督の私生活~』は2013年9月13日からTHK(鎮守府放送協会)総合テレビジョンで放送されている提督番組。
放送時間はヒトキュウマルマルからフタマルマルマル。
数々の迫力映像で様々な鎮守府や泊地・基地を任されている提督の素晴らしさを伝えていく。
また視聴者から寄せられた情報などを基にしたものも放送される。
放送内容は、THKが独自取材したもののほか、英国や独逸の協力機関などが作成したものも放映される。
最新の撮影器具を駆使して取材を行っており、世界で初めて観察された行動など、提督の私生活に関する貴重な映像資料となるものも数多い。
鎮守府教育番組《提督が来る!》第51回 ナレーション:青葉
○○鎮守府司令官さんの休日は遅い。
日頃の激務とストレスから来る胃痛の修復に時間がかかるのでしょう、司令官さんの起床はヒトヒトマルマル時と、普段のキビキビした様子からは想像できない遅い時間。
青葉「(おやおや、寝巻の中に手を突っ込んでお腹を掻いています。チラッと見えたおへそがセクシーですねぇ!)」
こうした姿は非常に珍しく、提督LOVE勢や司令官さん愛好家の間で高値で売買されています!
提督「ふぁ……ぅ」(ノビー
おやおや、すっかり警戒を解いた欠伸。
普段なら艦娘の気配に気付いてソワソワし始めるところなのですが……やはりお休みということで気が緩んでいるのでしょう。
提督「…………」
何か考え込んでいますねえ。
顔を洗って歯を磨いて……どうやらお出掛けのようです。
チノパンにポロシャツ、まるで休日のお父さんみたい。
提督「………」
動き出しました。向かった先は……間宮さん。
店長の間宮さんや店員の羽黒さんにぎこちなくも微笑みながら挨拶。これは本邦初公開となる貴重な映像です。
提督「…………」(モキュモキュモキュモキュ…
食べてます、食べてます。
間宮特製シュークリームとコーヒーのセットにプリンアラモード……よく食べますねぇ。
提督「…………」(テコテコ
少し遅めの朝……おやつを食べ終えた司令官さん、どうやらそのままお散歩のようです。
文月「あ~、司令官だ~」(トテトテ
弥生「……!」(タタタッ
提督「む……」
駆け寄ってきたのは駆逐艦の艦娘。睦月型の文月ちゃんと弥生ちゃん。
司令官さんが大好きで甘えたがりの可愛い子たちです。
文月「さ~いしょはグ~」
弥生「じゃん…けん」
あらあら、文月ちゃんと弥生ちゃん、どっちが先に肩車をしてもらうかでじゃんけんをしていますね。
提督「………む、むぅ」
司令官さん、困った顔。
一人でいたいけど、二人を放っておくわけにはいかないといったところでしょうか?
提督「!?」(ピキィン!
おや、司令官さんが何かに気付いたみたい。
金剛「Hey、提督~! せっかくのお休みデース、私とティータイムを楽しむネー!!」(タタタタッ
あ、アレは司令官さんの天敵の金剛さんです!
提督「……!!」(ダッ
金剛『訳:ちょっとっ、なに人のこと見て逃げ出してるのよ!? コラッ、待て! 待ちなさいよー!?』(ダダダッ
提督『訳:わ、私はさっき、間宮君のところでお茶をしたばかりだから遠慮したいのだ』(ダダダッ
金剛『訳:逃がさないんだからね!』
頑張れ頑張れ、司令官さん!
文月「あ~……司令官、行っちゃった」(ショボリ
弥生「…むぅ」(プク…
文月ちゃんと弥生ちゃん、不満そう。
また今度、司令官さんに遊んでもらおうね。
今日の放送はここまで。
来週は○○鎮守府の他所提督の秘密に迫ります!
>>677
えっ?提督はPUKAPUKA丸(通称・ウェブライダー)でレ級(別名、ジ・オ)に突っ込んで行くNTだって?(難聴)
夜、漣進水日(誕生日)ネタ投下予定。
あと、なんか思いついたものを1つ。
>>678 PUKAPUKA丸……鉄腕DASH辺りで出てきそうですね
飛龍改二……飛龍改二かぁ。うん、まぁ、そうね。
風呂から上がったら書き&投下行います
《6月6日は漣の進水日》
《鎮守府》執務室
提督「…………」(カリカリカリカリ…
漣「ご主人様ー、次の書類ここに置いておきますねー」
提督「う、うむ、助かるよ」
漣「いえいえー」
(提督、執務中・・・)
提督「――――ふぅ……」(肩コキコキ
漣「お疲れ様です、ご主人様! お茶どうぞ♪」
提督「すまない、助かる……」(ズズ…
漣「~♪」
提督「しかし、よかったのか……」
漣「なにがです?」
提督「い、いや、君は今日、誕生日だったはずだが……。有給を取ることだってできたのだぞ?」
漣「ああー、いいんですよ別に。漣的にはお誕生日会やプレゼント貰うより、こうやってご主人様とお仕事してる方が楽しいので」
提督「?」
漣「こうやって二人でお仕事してると、なんかこの鎮守府にご主人様が来たばかりの頃を思い出しますしねえ」(しみじみ
提督「……そうだな」
漣「ココも大きくなりましたねえ。ご主人様も立派になって……漣、感激」
提督「……フフ、漣君も随分と強くなった」
漣「ご主人様のお陰です! 漣も、ここのみんなもご主人様がいるから頑張れるんですっ!」(ニッコリ
提督「そ、そうか」
漣「ハイっ! これからも、末永くお願いしますね、ご主人様?」
提督「う、うむ、いたらぬところは多々あるだろうが、今後ともよろしく頼む」(ぎこちない笑み
漣「(ッシャア! 言質取ったぁ!!)」(ガッツポーズ
提督「しかし、プレゼントは特に必要ない、か。さすがにこの状況で渡すのは嫌味だろうし、見送るとしよう……」(ゴソ
漣「あ、ご主人様が下さるものなら漣、使い古しの服からケッコンカッコカリ指輪までバッチおkです」(真顔
提督「そ、そうか……」
《飛龍が改二になりました》
旬彩《鳳翔》
蒼龍「グス……それでね、飛龍だけ改二になっちゃって……。ごめんなさい、これじゃ飛龍には勝てません……」(くぴくぴ
提督「そ、そうか……」(ちびちび
蒼龍「そうかぁってぇ……提督は悔しくないんですかぁ!?」(ぎゅー
提督「そ、う龍君、急に抱きつくのは……ややめてくれくれないか」(蒼白
蒼龍「うー……」(しぶしぶ
蒼龍「そうですよねぇ……提督は誰が改二になろうが気になんないですよねぇ。ふーんだ、いいんだいいんだ~、私が改修不足で大破しても入渠させるだけだもんね……」(メソメソ
提督「む、ぬう……できれば空母の大破は遠慮したいのだが」
蒼龍「うぅ~、飛龍だけ改二なんて依怙贔屓だよぉ……。提督ぅ、慰めてくださいよぉ……ねぇ~」(むにゅむにゅ…
提督「や、やめたまえ……」(頭押さえ
蒼龍「私だって高性能になって提督の役に立ちたいのにぃ。私、頑張ってるよね? 役に立ってる? ねぇ、提督は私のこと、どう思っているの?」(グス…
提督「別に私は性能だけで編成はしていないのだが……。蒼龍君には蒼龍君の良さがあるのだし、その、誰が改二になったなど気にせず今まで通り頑張ってほしい……」(頭ナデナデ
蒼龍「……えへへへぇ~、提督にそんな風に言ってもらえると嬉しなぁ♪」(スリスリ…
提督「」
蒼龍「でも……もう少し、自信が欲しいな…」(潤んだ瞳艶やかな唇不自然に空いた胸元
鳳翔「…………奥の個室、貸しましょうか?」(ニッコリ
提督「あ、ああ、そうだな、蒼龍君は疲れているようだ……」(キリキリ…
蒼龍「」
(後日)
蒼龍「それでさぁ、私が捨て身で誘ってるのに疲れてるって……疲れてるって!」(グビグビ
飛龍(改二)「う、うん……」(チビチビ
蒼龍「やっぱり二航戦で改二が来ないような艦娘じゃ魅力が足りないのかなぁ? 赤城さんとか加賀さんが提督に手を出されたなんて話、聞いたこともないけど……」(ハイライトの消えた瞳
飛龍「(そうとう溜まってるみたいね……)」
飛龍「っていうかさ、私をダシにそっちの提督さんを誘惑するのやめてくれない?」(ジト目
蒼龍「…………てへぺろ♪」
飛龍「艦爆発艦させるわよこのヤロウ」
蒼龍「だって、ああいう状況でもなきゃ提督にアタックなんてできないし。普段は文月ちゃんとか弥生ちゃんが近くにいるから……さすがにそこでは、ねえ?」
飛龍「そういうこと言ってる奴に限ってトンデモなプレイするって多門丸が言ってた」
蒼龍「プ、プレイってなによ!?」
飛龍「知らないわよ! 毎回そっちの提督さんの惚気話聞かされるこっちの身にもなりなさいよ! くっつきたいならさっさと押し倒すなり薬盛るなりしなさいよバカァ!」
蒼龍「……なるほど、そういう手もあったか」(メモメモ
飛龍「(酔うとこの子、アグレッシブになるのよねえ……)」
《鎮守府》執務室
提督「――――?」(ブルリ…
提督「梅雨で雨が降っているせいか、やけに冷えるな」
蒼龍「これで飛龍には負けません!」
↓
飛龍「これで一航戦にも負けませんね!」
飛龍は端から蒼龍なんて眼中にないんだよなぁ・・・
《執務室の模様替え》
《鎮守府》執務室
しとしとぴっちゃん…しとぴっちゃん…しとぴっちゃん……
提督「むう……」
神通「最近、ずっと雨ばかりですね」
提督「まったくだな。こうも雨が続くと、さすがに気分が滅入る……」(ため息
神通「は、はい……」(苦笑
提督「……少し、気晴らしでもしてみるか」
神通「?」(キョトン
(Before)
・低予算な壁紙
・大将の机
・青カーテンの窓
・装飾なし
・サイドボード
↓
(After)
・新緑の壁紙
・大将の机
・てるてる坊主の窓
・アレンジメント
・しょうぶ和箪笥
提督「……ふぅ」(キラキラ
神通「なんということでしょう……」
提督「部屋全体の色調を派手にならない程度に明るくし、アレンジメントとしょうぶ和箪笥で部屋に緑を取り入れてみた。てるてる坊主は……うむ、この時期ならではでよい感じだ」(キラキラ
神通「て、てるてる坊主なんて私、久しぶりに作りました……」
提督「いきなり妙な注文をしてすまなかったな」
神通「気になさらないでください……。提督と一緒に模様替えするの、楽しかったですから」(テレッ
神通「それで、あの……」
提督「む?」
神通「床は……替えなくてよかったのでしょうか?」
・ラクガキ床
提督「水拭きすればすぐに消せるものだし――」
提督「まあ、その……こういうのも味があっていいのではないかな」(目逸らし
神通「(このラクガキ、文月ちゃんと弥生ちゃんが描いたものだから……ですね)」(ほっこり
《艦娘用宿舎》神通の部屋
神通「――そう言って、恥ずかしそうに目を逸らした提督はとても可愛かったです」(カキカキ
神通「でも、文月ちゃんや弥生ちゃん……提督に優しくしてもらえて少し羨ましいな」(ショボリ
――後日、工廠妖精ズの作った若返り装置の暴走で軽巡や戦艦が小さくなる事件が起きたとか起きなかったとか。
痛いのはいいことだとカードの精霊に囁かれて、気が付いたら誰得なのか不明な中編…長編? の冒頭が出来あがっていた不思議。
一応、書くつもりだったものだったりしますが……許されるのでしょうか。
《南方海域》
(サーモン海域)
旗艦:軽巡洋艦《神通》
提督「大本営から命じられた調査任務に出て一週間……」
提督「この辺りの海域で偵察機が捕捉した新型の深海棲艦の存在は認められず、か」
神通「そうですね……」
提督「調査期間は今日まで……結果が得られなかったのは残念だが、そろそろ胃薬も切れる……満足して帰投せねばなるまい」
神通「は、はい。では、後続の艦にもそのように連絡を……」
妖精A「レーダーに反応あり……この反応は深海棲艦です!」
妖精B「数1……?す、すごい速度で接近してくるです!?」
妖精C「サイズ的に戦艦クラスっぽいですー」
神通「提督……!」
提督「うむ。敵は戦艦クラス、新型の可能性も十分に考えられる。警戒を怠るな!」
球磨『任せるクマー』
衣笠『了解!』
伊勢『任せて!!』
祥鳳『艦載機、発艦しますね!』
赤城『艦載機、敵艦発見…………えっ!?』
提督「どうした!?」
赤城『嘘……艦載機がすごい勢いで消えて……いえ、お、落とされています……!』
祥鳳『そんな……こちら側の艦載機、ぜ、全滅しました……!』
妖精A「敵艦載機、接近!」
妖精B「数がヤバイですー」
妖精C「対空防御、間に合いません!」
提督「(どういうことだ、戦艦ではなく空母だったのか?まさか、ヲ級のフラグシップ……それとも……)」
提督「くっ……総員衝撃に備えろ!」
神通「あうッ……!」
妖精A「《神通》小破!球磨、衣笠、伊勢は損傷軽微!」
妖精C「敵深海棲艦と思われる艦接近!」
妖精B「映像出るです!」
球磨『……いつもと毛色が違うクマー。なんかちゃんとした船の形してるクマ』
衣笠『そうね。いつもならもうちょっとナマモノっぽい感じなのに』
伊勢『形は……航空戦艦っぽいね。私の艦はあんなにたくさん艦載機、飛ばせないけど』
赤城『あれじゃまるで私たちの船と同じ……』
神通「提督、敵艦の船首に人影が……!」
提督「……なんだ、アレは」
レ級「ドーモ、提督サン。アーソビーマショ♪」(敬礼
妖精C「ソナーに反応!雷撃、来るです……!」
提督「戦艦が雷撃だと……!?」
神通「提督っ、伏せてください……!!」
《鎮守府》執務室
漣「さてさて、ご主人様たちは今頃、帰投準備してるとこですかねえ」(掃除なう
<Prrrr!
漣「はいはい、執務室です……青葉さん?ちょ、ちょっと落ち着いてください、一体何事で……」
青葉『ですからっ……第一艦隊敗北!なんとか戦線は離脱できたとのことですが……《神通》《衣笠》《伊勢》大破、《球磨》《祥鳳》《赤城》も中破で航行に支障をきたしているとのことです……!』
漣「え……」
青葉『今、金剛さんの指示で救援部隊を向かわせたところです……!』
漣「おk、は、把握しました。とりあえず沈んだ艦娘はいないんですね……?」
青葉『奇跡的に全員、轟沈は免れたのですが……それが、その……』
漣「な、なんですか?」
青葉『……司令官さんが深海棲艦に連れ去られたとの報告が』
漣「はいぃ?」(右京voice
誰得シリアスお許しください!
1スレ目の提督が深海棲艦に連れ去られた……の現実版的な感じの話です。
今日はここまでですが、なるべく早く終わるよう頑張ります……。
《南方海域》
(サーモン海域)
伊勢『こっ、の……うあぁっ!?』
妖精A「《伊勢》損傷70%超えました!」
妖精B「《衣笠》大破、他の艦も中破で……陣形維持できないですー」
妖精C「このままだと全滅です……」
提督「ぬう……」
神通「そんな……たった1隻の戦艦にここまで……」
妖精A「え……て、敵深海棲艦……こちらに突っ込んでくるです!?」
神通「なんですって……!?」
妖精B「迎撃……至近弾、防がれました!コレは……ク、クラインフィールドっぽい何かです!?」
妖精C「インチキ効果もいい加減にしやがれ!」
神通「キャアァァァッ……!」
ズズゥゥゥン……!
深海棲艦《戦艦レ級》船首
レ級「……トゥ!」(シャッ!
軽巡洋艦《神通》操舵室
提督「ぐ……み、みんな無……」
レ級「ヤッホーィ!」(SGB(最後のガラスをぶち破れ)!
提督「な、なに……?」
レ級「オー、提督見ーッケ♪」(ニタァ
神通「な……何者ですか!?」(提督庇い
レ級「ナンダヨ、邪魔スンナヨー」(ブォン!
ドゴォッ!
提督「神通君……!?」
神通「ガッ……ぁ、ぅ……い、痛ぃ……です……」(ブルブル…
神通「(け、けど……!艤装……対人戦闘モード切り換え……!)」
神通「(……こ、の……位置なら、提督には当たりません……!)」(チャキッ…!
レ級「アハッ、マダ動ケルノカ。艦娘モケッコー頑丈ナンダナ」(スタスタ……ガゴッ!
神通「あぐ、ぅ……!」(ドサッ…
レ級「モウチョット遊ビタイケド、今日ハ提督迎エニキタダケダカラ」(スタスタ
提督「……」(ジリ…
レ級「ヘヘヘ……ソレッ、捕マエター♪」(ヒュバッ!
尻尾<意外ッ!それは尻尾!!(ゴッ
提督「が……!?」(メキメキッ…
神通「……!」(グッ……
神通「……ヒュー……ケフッ……!て……提督に、酷いことしないで……くださ、い」(グ…ググッ…
レ級「ヒドイ……?提督迎エニキタダケッテ言ッタダロー?」(ムカッ
神通「(……ここまで、みたい)」
神通「(でも……神通はただでは、沈みません!せめて……提督と妖精さんたちが逃げる時間は……!!)」(ジャキッ……!
レ級「バイバーイ♪」(尻尾持ち上げ
尻尾<ウロボロスッ!(アーン
神通「(――――提督……!)」(目ギュッ
帰還しました。少し休んだらちょびっとだけ投下します。
アルペジオ……帰ってきておくれ…
《鎮守府》母港
満潮「第一艦隊と救援部隊が戻ってきたわ!」
金剛「コレは……」
瑞鳳「酷い……どの艦もボロボロじゃない」
川内「神通!」(ダッ
那珂「神通ちゃん!!」(タタッ
吹雪「ふ、二人ともどいてください! 心配なのはわかりますけど、早く医務室へ連れて行かないと……!!」(担架ガラガラ
神通「ハ……ァ、ぅ…………」
陽炎「なによアレ、どうして神通さんがあんなボロボロに……」
不知火「……艦の損傷具合を見た感じ、敵艦が衝突。その後、乗り込んできた小型の深海棲艦と戦闘を行ったのでしょう」
陽炎「ムチャクチャね……」
球磨「死ぬところだったクマー……」
多摩「生きててよかったニャ。ところで、提督はどこニャ?」(キョロキョロ
球磨「う」
木曾「……提督、《神通》に乗って出撃してたよな」
多摩「……球磨、もっぺん聞くけど提督はどこニャ」
木曾「おい、まさかとは思うが……」
球磨「……深海棲艦に連れていかれたクマー」(ショボン
木曾「……マジか」
金剛「……HEY 加賀、みんなに会議室集まるよう連絡してくだサーイ」
金剛(提督代行)「提督不在時のマニュアルに従い、提督権限の一部を提督代行に委譲。鎮守府非常事態宣言を発令しマス!!」
加賀「……ええ、了解したわ」(敬礼
《鎮守府》作戦会議室
漣(提督代行補佐)「……えー、みなさんお集まりいただけたようで。それでは、これより緊急の会議を行いまーす」
<ざわざわ…
<どよどよ…
漣「既に話を聞いていると思いますが、2日前のマルハチイチイチ、サーモン海域調査中の第一艦隊は新型の深海棲艦と遭遇」
漣「コレと交戦するも敵戦力は凄まじく、旗艦の軽巡洋艦《神通》、重巡洋艦《衣笠》、航空戦艦《伊勢》大破。《球磨》、《祥鳳》、《赤城》も戦闘続行が難しく、第一艦隊は敗北しました」
北上「調査目的でおとなしめの戦力だったとはいえ……ヤバイ感じの相手だねー」
大井「そうですね……」
大和「…………」
漣「この新型の深海棲艦については、現在入渠中の各艦から画像データや交戦記録を回収済み。青葉さん、この会議が終わったら妖精さんたちと解析お願いします」
青葉「了解、青葉にお任せです!」
漣「どもどもー。では、次に負傷した神通さんたちの容態について……」
大和「…………くっ」(イライラ
<ガンッ……!!
文月「ひゃあ!?」(ビクッ
弥生「ぅ……」(オド…
蒼龍「だ、大丈夫、怖くないよ……」(ナデナデ
大和「……こんな風に悠長に話をしている場合ですか?」
漣「えー……発言があるなら挙手していただけます?」
大和「何を暢気な……!」(ガタッ
大和「提督が連れ去られたのですよ!?無為な話し合いに時間を費やすくらいなら、今すぐ部隊を編成して提督の救出に向かうべきです!」
漣「……それはそれでありかもしれませんねー」
大和「だったら……!」
漣「で・す・が、情報が少ない今動いても、この中の誰かが新型の深海棲艦に轟沈させられるだけなんですよ」(ため息
漣「その可能性がある以上、艦隊を軽率に出撃させることはできません」
漣「それとも……深海棲艦に捕まっているご主人様に気合や意気込みだけ見せて華々しく散るが本望?」
漣「助かるかもって希望を与えて、目の前でみんなで沈んでいろんな意味で絶望させるとか、それなんてファンサービス?」(ケラケラ
大和「……人を舐めるのも大概になさい」(胸ぐら掴み
漣「………放せよ」(ギロッ
曙「ちょ、ちょっと、イライラするのはわかるけど、私たちがいがみ合っても意味ないでしょ!?」(ガタッ
潮「ケンカは……ダメです」
朧「こうやって言い争ってる時間こそ無為だと思う……たぶん」
大和「……くっ」(バッ…!
漣「…………」(襟整え
大和「(こうしている間にも提督は……提督は……!!)」(ワナワナ…
漣「イラつく気持ちは理解できます……けど、それはほんの少しの間、堪えてください」
<ポタ……
大和「(唇から……血?)」
漣「ご主人様を取り戻す手筈を今、必死に整えてるところなんです……」(ギチッ…
《鎮守府》執務室
金剛「……ええ、作戦の概要は以上デス」
元帥『なるほど……』
金剛「…………可能デスカ?」
元帥『こればっかりは、私の一存では決められんよ』
金剛「……でしょうネ」
元帥『10日……いや、1週間。それまでに君の作戦をベースに計画を組み立ててみせる』
金剛「お願いしマス」
元帥『念のため言っておくが……くれぐれも早まるなよ』
<カチャン……ツー……ツー……ツー……ツー
金剛「1週間……」(ソファー倒れ込み
金剛「海軍を動かさなくてはいけない、提督も助けなくてはいけない……提督(代行)の辛いとこデス」
金剛『……助けに行くまでちゃんと無事でいなさいよ、バカ』
《???》
<ズル…ズル…ズル…ズル…
レ級「タダイマー! チャント提督、連レテキタヨー♪」(ドサッ
提督「うぐ……ぅ……」(満身創痍
離島棲鬼「ヨウコソ、歓迎スルワァ」(グイッ
提督「がっ……ぁ」
離島棲鬼「フフ、フフフッ!」
今日はここまで。……書いてるうちにいろいろ妄想が広がって長くなる悪循環。
本当ならこの話で前のスレを終わらせて劇終となるものだったので、もうしばらくお付き合いください
遠征も出撃も終わったのでまったり書き始めます。寝る前に投下予定。
今回は一瞬だけ酷い場面(メタルギアのスネーク尋問ぐらい)あり。
状況が状況なので「まぁなんて言うの?こんなこともあるよね...早く日常ネタした~い」と思って我慢していただけると、なのです
離島棲鬼「……ソレニシテモ、何故コンナニボロボロナノダ?」
レ級「へへへ、凄インダゾ提督ー! 艦娘潰ス邪魔スルカライッパイ叩イタノニ、全然倒レナカッタンダ!」
提督「ゴホッ……」
離島棲鬼「(ムシロ何デ生キテルンダ、コイツ……。イヤ、助カルケド)」
離島棲鬼「人間ハモロイノダカラ、チャント優シク扱ワナイト。……ドレドレ」(グッ
提督「うぅっ……!」
離島棲鬼「腕、足ノ骨折……アァ、打撲モ酷イナ……」
離島棲鬼「ソレニ……フム」(ズイ…
提督「や、め……」
<グチ……グチュ……
離島棲鬼「――――コノ右目、モウ使イ物ニナラナイワネ」(グググッ…
提督「ぁ……うあァァァッ――――!!?」
離島棲鬼「フゥ……部屋ニ連レテイク前ニ手当テガ必要カ」(フキフキ
提督「ぅ……ぐ……ッ、ハァ……ハッ……!」(ブルブル…
離島棲鬼「(本気デ丈夫ダナ……結構結構)」(ニマァ
レ級「港湾、港湾! 離島ニイイモノモラッター♪」(ダダダッ
港湾棲姫「捨テロト…言ッテイルノニ…」(半泣き逃走
提督「な……にが、目的だ……?」(ググ…
離島棲鬼「ン?」
提督「私を攫った目的……た、だ……貴様たちの新型の性能を試しただけでは、ないだろう……」
提督「ぐっ、ハァ……あの深海…棲艦は……私を迎えに来たと言った。つまり、最初から目的は私だったということだ……」
離島棲鬼「察シガヨクテ助カルヨ」
離島棲鬼「ヒトマズ、ソノ怪我ヲ手当テシテモラッテカラニナルケド……」
離島棲鬼「少シ、『提督』ニ協力シテモライタイコトガアルノォ」(ニヤニヤ
提督「…………っ」(ゾワッ
《鎮守府》艦娘用宿舎
文月「蒼龍ちゃん~、司令官帰ってくるよね……?」(ショボリ
弥生「……」(涙目
蒼龍「大丈夫……絶対に大丈夫だからね」(ナデナデ
蒼龍「(ですよね、提督……)」
《鎮守府》執務室
漣「まさか、ご主人様が連れ去られるなんてね……」(カチャカチャ
金剛「球磨や赤城の話デハ、提督を確保してすぐに退却していったらしいデス」(カキカキカキカキ…
漣「……となると、敵さんの目的は最初から新型の実践訓練ではなくご主人様を拉致ることだった、ということですかねー」(カチャカチャ
金剛「十中八九、目的はそうでしょうネー。問題はどうして提督が必要だったかデース」(カキカキカキカキ
漣「案外、深海棲艦もご主人様みたいに指揮してくれる人が欲しかったからー……なーんて」(カチャ…
金剛「……まさか」(カキカキ…
漣「デスヨネー。……お喋りが過ぎました、さっさと作戦資料を纏めちゃいましょう」(カチャカチャ
金剛「そうですネ。あ、漣、この大本営から送られてきた偵察機のデータとウチの観測データの比較と編集、お願いしマース」
漣「了解です。久しぶりに漣の本気を見せてあげますよ!」(カタカタカタカタッ
金剛『訳:……アイツが敵に回ることなんてないと思うけど、もしそうなったら……たぶんこの作戦は無理ゲーになるわね』(ボソ
漣「(ご主人様……どうか、どうかご無事で……)」(グッ…
こういう話が苦手な人がいた今日はここまで。
続きは2,3日後になるかもですら申し訳ありません。
この一連の話が終わったら私……病院で看病ネタや提督のお父さんやお母さん登場ネタを書くんだ…(フラグ
内容が内容だけに混乱したみたいです。
こういう話が苦手な人がいたら申し訳ありません。
今日はここまで。続きは2,3日後になるかもです
この一連の話が終わったら私……病院で看病ネタや提督のお父さんやお母さん登場ネタを書くんだ…(フラグ
少し間があいてしまいました、申し訳ありません。
これより再開します。遠征や出撃などして気長にお待ちください。
一応、前置き。妄想がかっとビングして俺とお前でアクセルシンクロ超融合な話なので、寛大な心で流しいただけると
レ級が考えれば考えるほどいろいろ設定が溢れてくる子なのがいけないのです
(拉致3日目)
離島棲鬼「オハヨウ、今日モ楽シイ異文化コミュニケーションノ時間ノ始マリヨォ」(ニマニマ
提督「ぅ……ぐ……」(憔悴
離島棲鬼「便利デショウ、私タチ?コウヤッテ触レダケデ……」(スッ
提督「ふ、ぅ……ぅぅッ……!」(ガタガタ…
離島棲鬼「貴方ト私タチ……オ互イノコト、タクサン…タクサン…ワカルンダカラァ」
離島棲鬼「少シ、人間ノアナタニハ…刺激的カモシレナイケド…ネ?」
提督「ヤ、め……やめて…やメろ……!!」
離島棲鬼「クスクス……暴レチャダーメ」(グググッ…
提督「うワ……あ、アァァぁァぁァァッ……………!!」
離島棲鬼「前カラ疑問ダッタノ……ドウシテ、貴方タチ人間ガ私タチニ対抗デキルノカ」
提督「…………」
離島棲鬼「艦船ヲ自分ノ体ノヨウニ動カセル……艦娘ノ能力ハスゴイケド、ソレジャ私タチニ追イツイタダケ」
離島棲鬼「数デモ質デモ勝ル我々ヲ撃破シ、海ヲ取リ返シテイク力ヲドウヤッテ生ミ出シテイルノカ……」
離島棲鬼「出テキタ答エ、ソレガ『提督』ノ存在」
離島棲鬼「今ニシテ思エバ、アノ『霧』ノ連中モ、ソノ辺リノコトガ知リタクテ、私タチニ接触シテキタノカモシレナイワネ」
提督「……」
離島棲鬼「提督ガイルカラ艦娘ハ頑張ル。ソノ頑張ル理由ガ信頼ナノカ、恋慕ナノカ、恐怖ナノカハ……『提督』ノタイプニヨルミタイダケド」
離島棲鬼「ドウシテカハ分カラナイケド、私タチ深海棲艦ニトッテモ、『提督』ノ存在ガトテモ重要ナモノノヨウニ感ジルノハ確カ……」(ツ…ツ…
提督「……」
離島棲鬼「何故ソンナ風ニ思ウノカ、ソシテ私タチニトッテ『提督』トハ何ナノカ。気ニナッテ気ニナッテ……ドウシテモ、ソレガ知リタクナッテ――――ダカラ私、アノ子ヲ造ッテミタノ」(ニコッ
提督「ぁ…………子……」(ピク…
離島棲鬼「私ト、『霧』ガ残シテイッタ技術、ソノ両方ヲ組ミ合ワセテ育成シタ、私タチ側ノ艦娘……ソレガ『レ級』」
離島棲鬼「苦労シタノヨォ?素質ノアル子ヲ探シテ、調整シテ、『提督』ノコトヲ大好キニスルノ」
離島棲鬼「『提督』ノ有無デ本当ニ艦娘ノヨウナ能力向上ガ見ラレルノカ、正直計画ヲ立テタ私自身、半信半疑ダッタケド……」
<ドドドドドドド…!
<ドガッシャーン!!
レ級elite (真紅眼)「提督、離島! 船ノメンテナンス終ワッタヨー!」(ニパー
離島棲鬼「……『提督』ヲ連レテキタダケデ、ココマデ劇的ニ進化スルナンテ、ビックリシタワ」
レ級「ナア、モウ話ハオ終ワッタ!? 提督ト遊ンデイイヨナ!」
離島棲鬼「エエ、イイワヨ。提督、子供ハ嫌イデハナイミタイダカラ、キット遊ンデクレルワァ」
レ級「エッヘッヘ~、ヤッパリ提督ハ優シイナ! ジャアジャア、レ級ノ部屋デ本読ンデクレ!!」(ギュー
離島棲鬼「ソノ子ハ物ヲ知ラナイカラ……ヨロシクネ、テ・イ・ト・ク?」(ニマニマ
提督「……ワかっ…た」(ギリ……ッ
レ級「エットナー、最初ハナ――――」(ダキダキスリスリッ
(提督拉致5日目)
喫茶《間宮》
間宮「………」(ポー…
羽黒「あ、あのぉ、店長……?」
間宮「…………」(カチャ…ボー…カチャカチャ…
羽黒「(し、司令官さんが捕まってから、ずっと上の空です……)」
間宮「…………ハァ」(ポケー…
間宮「あとは苺ソースをかけて完成、と……」(パシャー
羽黒「て、店長ぉ、それ苺ソースじゃなくてタバスコですぅ!」
間宮「あ、あら……間違えちゃった?」(ぽやー
羽黒「これは、じゅ、重傷です」(戦慄
羽黒「(店長、いつも司令官さんが来てくれるの楽しみにしてましたし……)」
間宮「う~ん、さすがにコレはお客様には出せないし……羽黒ちゃん、食べる?」
羽黒「食べませんよぉ!?」
<あら? 意外とイケルかもしれないわ……
<…………ホ、ホントです
(提督拉致5日目)
《鎮守府》工廠
陽炎「ったく、このクソ忙しい時に不知火の奴はどこほっつき歩いてんのよ。出撃も近いってのに、兵装まだ決めてないとか………?」(キョロキョロ
不知火「ですから、駆逐艦《不知火》に46cm砲を載せれば……」
妖精A「だーかーらー、駆逐艦にそんなもの載せたら沈むと言っているのです」
不知火「では41cm砲で構いません。不知火にも戦艦を落とせる《ソロモンの悪夢》級の火力を……」
妖精A「寝言は寝てから言いやがれ。それは主砲と呼ぶには大きすぎた、なんてのはファンタジーでやっとけです」
不知火「……そうですか」(ショボリ
――いつも睨んできて怖いし、なんか暗いし、正直傍にいて欲しくないよね
――提督も困ってたよ、自分の悪いとこ棚上げして「落ち度でも?」とか言われるって
――あーぁ、誰かさんが眼光と同じ戦艦並の戦力になってくれたらなぁ
不知火「(目付きが悪い、気に入らない、何を考えているのかわからない……そういって爪はじき者にされて、陽炎や黒潮ぐらいしか友達のいなかった不知火を、司令は迎え入れてくれました)」
――た、たしかに噂通りの鋭い眼光だが、わ、私はまず人の目を見れないからな。あ 、あまり気にしなくていいぞ……?
不知火「……司令への恩を返すために、不知火にできることを全てしておきたいのです。ですから、どうかお願いします、不知火に力を!」(最敬礼
妖精A「……待ってるです、46cm砲作った時にできた副産物を持ってきてやるですー」
不知火「! ありゅ……ありがとうございます!」(ふかぶか
妖精A「(……ソコで噛むかフツー)」
不知火「し、不知火に落ち度でも?」(あたふた
陽炎「…………」
陽炎「しょーがないわね、もうちょっとだけ待ってあげるか」 (スタスタ…
妖精B「話は聞かせてもらったです。この際だから、物の弾みで出来ちゃった変なシステムとか積んでみるです」
妖精C「心配ご無用、ちょっと《不知火》が意思を持って凶暴性が増して、乗りこなすのが困難になるだけです」
不知火「!?」
<さっそく《不知火》の核にオーガノイドシステムを移植して、不知火さんの艤装にリンク……ポチッとな
<ついでにCASを実装して、戦況にあわせた兵装の交換を可能に……
<ま、待ってください、なんですかコレは……光が逆りゅ……ぬいーーーっ!?
<ん!?間違ったかな……です?
《鎮守府》執務室
漣「金剛さん、ここのところ不眠不休で動いてますけど……ご飯とか食べてきていいんですよ?」(グラグラ
金剛「Oh、それは漣にも言えることデース」(フラフラ
漣「漣はいいんです、別に。ご主人様が攫われてからこっち、胃が痛くて痛くて……。無理して物を入れても戻ってくるだけですし」(キリキリ…
金剛「医務室へ行ってくだサイ」
漣「だいじょぶ、だいじょぶー。ご主人様印の胃薬があるのでー、フッ、フフフ……」(病んだ笑顔
金剛「(ダメだこの子、はやく提督を救出しないと……)」
漣「えーっと………鎮守府の貯まりに貯まった資材で開発した兵装・艦載機・電探、全艦娘の艦船に配り終わりました」
漣「約1名、システムが暴走したとかで医務室に運ばれましたが、準備はほぼ完了です」
金剛「なにやってるデスカ……」
漣「焦ってるんですよ。この鎮守府内なら最強候補の神通さんがボコボコにされた相手ですし……」
金剛「たしかに。まだ出撃できないせいで、鎮守府の空気も悪くなってマスネ」(ため息
漣「ですねー」(ため息
《鎮守府》食堂
球磨「ヴー……ヴゥーー……」(ウロウロ
多摩「動物園で檻のなか回ってる熊みたいニャ」
木曾「落ち着けよ、球磨姉……」
球磨「なんかジッとしてられないんだクマー!」(ゴロゴロ
木曾「だー!床の上を転がるなよ、服が汚れるだろ!?」
大井「…………」(カタカタカタカタ
北上「大井っちー」
大井「ん、なんですか北上さん」(カタカタカタ
北上「んー、さっきからすごい貧乏揺すりしてるからさー」
大井「…………」(ピタ
北上「まー、落ち着かないのはわかるけど、私らにできることは全部やったんだし……お茶でも飲んで待とうよ」(ヒョイ
大井「あ、北上さん……」
北上「んー?」
<ダパー……ビシャビシャ……
大井「……さっきお代わり注いでたじゃないですか、って言いたかったんですけど」(ジト目
北上「…………あーはーはー」
北上「布巾、取ってくるねー」(ガタ
<んー、邪魔ー
<ヴォー!?踏んづけるなんて酷いクマー!
<こんなとこに寝転んでるから悪いんだよー
大井「ハァ……北上さんも人のこと言えないじゃないですか」
大井「チッ……全部、深海棲艦なんかに捕まる提督が悪いのよ」(カタカタカタカタ…
大井「これで無事に帰ってこなかったら、冗談抜きで魚雷喰らわしてやりますからね」
《艦娘用宿舎》大和の部屋
大和「…………」(精神統一
大和「……………提督」(スッ…
大和「必ず……大和が、この身にかえて」
大和「もし……もし、大和が不甲斐ないせいで間に合わなかった時は……」(キンッ
懐剣<命は投げ捨てるものではない…
大和「……大和も、提督のもとへ参ります。ですから、ご安心を」(微笑み
(拉致9日目)
《????》提督の檻
レ級「…………」
提督「……というのが、エントロピー増大則と呼ばれるものだ。熱力学第二法則と同値なクラウジウスの不等式からこれが求められたことで、熱力学第一法則がエネルギー保存則と対応するのになぞらえて熱力学第二法則とエントロピー増大則を…………?」
レ級「Zz……」(コクリ…コクリ…
提督「……やはり、『時(場合)~できる/する』の任意効果と強制効果の違いについて説明した方がよかったか」
レ級「ウゥ……契約?契約……エントロピィ……」(うなされ
提督「……深海棲艦の造った艦娘」
提督「(『霧』の技術も流用したと、離島棲鬼は言っていた。ならば、彼女は艦娘であると同時に『霧』のメンタルモデルの側面も持っているということだ)」
提督「(初めて遭遇した時、我々の砲撃がクラインフィールドに似た障壁に阻まれたことや……)」
レ級「ウーン……提督ゥー……」(ギュー
提督「(一部のメンタルモデルのように、『提督』という人間に興味関心、あるいは執着を見せるところからも、ある程度推察できる)」
レ級「エヘヘヘ~……」(スリスリ
提督「…………」
提督「(今なら、この子を始末することも……できる)」(スッ
レ級「………」(スヤァ
提督「(このまま……一息に、首を……)」
提督「く……ぐ……」(ブルブル…
ダッ……!
提督「ウブ…………ッ!! ゲ…ホッ……か、はぁっ……はぁっ……!」
便器<もういい…休めッ……!
提督「ぐ、うぅ……ウゥゥゥ……ッ」(キリキリ…ズキズキ…
提督『ぐ、うぅ……ウゥゥゥ……ッ』
離島棲鬼「アハッ、アハハハハッ……!提督ッタラ、トォッテモ、センチメンタリズム!」
離島棲鬼「考エテイタ以上ニ効果ガアルナンテ、オカシクッテオ腹痛イワァ……!」(バンバンッ
離島棲鬼「レ級ミタイナ子デモ、提督ハ大事ニシテクレルノネ」
離島棲鬼「ジャアジャア~……」
離島棲鬼「――アノ子ガ提督ノ大事ナ艦娘タチト潰シアッタラ、提督ハドンナ顔ヲ見セテクレルノカシラァ?」(恍惚
港湾棲姫「艦娘ノ艦隊ガ…コチラヘ進撃中…」
離島棲鬼「ヤット?遅イノネェ…」
離島棲鬼「モット目ノ色変エテ、取リ返シニ来ルト思ッテイタノニ……艦娘ノ方ハ提督ノコト、ソコマデ大切ジャナイノカシラ?」(首傾げ
はやく>>1得シリアスを終わらせて日常ネタに戻りたいです。なんとかこのスレ内で終わらせることができるはず。
艦娘の艦船スペックを個人的な趣味嗜好(某メカ生命体)で例えてみる
駆逐艦――ヘルキャットとかイグアンとかゴドス(きっと幸運艦や鬼神などの一部はレブラプター・ガンスナイパー)
軽巡洋艦――コマンドウルフとかシャドーフォックス
重巡洋艦――レッドホーンとかセイバータイガーとかシールドライガー
戦艦――アイアンコングとかゴジュラス
レ級――デススティンガー
……今日はこれで終了です。
レ級「バイバーイ♪」(尻尾持ち上げ
尻尾<ウロボロスッ!(アーン
神通「(――――提督……!)」(目ギュッ
――ビチャッ…!
神通「――――え?」(ヌル…
提督「む……ぬう」(無能警…提督バリアー
提督「(しくじった……右目が、見えん)」(ボタボタボタボタ…
神通「て…いとく……」
レ級「アレレー? ……ア、ワカッタ! 提督ガ遊ンデクレルンダナ!?」(パァッ
提督「……」
神通「(! わ、私がいるから……)」
神通「提督、逃げてください……私のことはいいですから!」
提督「……断る」(不動の守備表示
レ級「イックゾー、ソーレー!!」
尻尾<痛ェゾ? デッドスパイク!!(ドッ!!
《鎮守府》医務室
神通「やめて……やめてぇっ……!!」(ガバッ
神通「ハァッ……ハッ……ハッ――」(キョロキョロ
神通「ココは……鎮守府?」
那珂「――起きた、神通ちゃん?」(ショリショリ…
神通「! な、那珂ちゃん……」
那珂「ずっと目を覚まさないから心配したよー。お腹空いたでしょ、リンゴ剥いたから食べる? ホラ、ウサギさん♪」(アーン
神通「那珂ちゃん、提督は…? ねえ、提督は無事なの!?」(ガシッ
那珂「…………」
神通「那珂ちゃん!?」
川内「うっさいなー、廊下まで声が響いてるんだけど」(ガチャ
神通「せ、川内姉さん」
川内「……提督なら連れていかれちゃったよ、深海棲艦に」
神通「そ……そんな……」
川内「妖精たちに聞いた。めちゃくちゃ強い深海棲艦だった、って」(ポンポン
那珂「医務室の先生、すぐに来るから。……リンゴ、ここに置いておくよ?色が変わらないうちに食べちゃってね」
川内「私たちは漣と金剛に、アンタが目を覚ましたって伝えてくるから。ちゃんとご飯食べて、しっかり寝て体治すんだよー」
<バタン
神通「私の……私のせいで……提督が……ゴメン、なさい……提督……ゴメンなさ……う、うぅぅっ……!」(ポロポロ…
《鎮守府》廊下
川内「…………」(スタスタスタ
那珂「……神通ちゃん、泣いてたねー」(ピョコピョコ
川内「……そだね」(スッタスッタ
那珂「……どうしよっかー?」(ピョッコピョッコ
川内「どうする……? そんなの、決まってるじゃん」(ピタ
那珂「……だよねー」
吹雪「あ、川内さんに那珂ちゃんさん、神通さん目を覚ましたんたです…………か?」(ギョッ
川内(改二)「妹が痛めつけられたんだよ? 当然、夜戦(ぶっ潰す)でしょ」(ビキビキ
那珂(改二)「キャハ♪ 那珂ちゃんも久しぶりのライブ(水雷戦)、張り切っちゃうぞー、オー♪」(ビッキビキ
吹雪「(ヒェェェ……マジ切れしてるぅぅぅっ!?)」
<夜戦! 夜戦よ、夜戦が私を呼んでるわ!
<今回のライブ、オールで限界まで飛ばすよー!
吹雪「……水雷戦隊の方々は絶対に怒らせないようにしよ」(くわばらくわばら
(提督拉致6日目)
《鎮守府》会議室
(金剛、作戦説明中・・・)
金剛「――――以上が、提督奪還作戦のおおまかな内容になりマス」
漣「ホントは全員でカチコミにいきたいとこですがー、さすがに鎮守府をほっぽり出すわけにもいきませんし? 申し訳ないのですが、これから挙げる方には鎮守府の防衛をお願いします」
満潮「(カチコミ……?)」
敷波「(カチコミって言った、いま?)」
綾波「(漣さん、目が完全に据わってます……)」
漣「えー、まず先日の戦闘での破損が修復しきっていない伊勢さん、球磨さん、祥鳳さん、衣笠さん、赤城さん」
伊勢「ま、そうなるな……なんてね」
球磨「うー、無念だクマー」
祥鳳「瑞鳳、私の分まで頑張ってね」
瑞鳳「もっちろん!」
衣笠「無理したら船底に穴が開いちゃうもんね、しょうがない……」
赤城「一航戦の誇りが……。ゴメンなさい、こんな大事なときに動けなくて」
加賀「大丈夫よ、私に任せて」
漣「神通さんについてですが……彼女は艦以上に心と体が傷ついているので、しばらく療養していただく方向でー」
川内「…………」
那珂「…………」
漣「続きまして留守番組の発表です。文月ちゃん、弥生ちゃん」
文月「え~……文月、お留守番?」
弥生「弥生も、司令官を助けに……」
蒼龍「駄々こねちゃダーメ……提督はちゃんと私たちが連れて帰ってくるから。文月ちゃんと弥生ちゃんは、提督におかえりなさいって言ってあげられるように、鎮守府で待ってて……ね?」(ギュッ
文月「わぷ……は~い」(ムニョ
弥生「わかり…ました」(ムニュ
蒼龍「フフ、いい子いい子。提督が帰ってきたら、うんと褒めてもらえるね!」(ナデナデ
文月「ほわぁ、ヤッタ~!」
弥生「……エヘヘ」
漣「(お母さんだ……お母さんがいる)」
赤城「(同じ空母なのに……母性……私には備わっていないかしら)」
加賀「(なんでしょう、酷く女として負けている気がします)」
瑞鶴「(女らしさって、やっぱり胸の大きさで決まるのかなー……)」(ペタペタ
漣「そ、それでは、鎮守府防衛組のラスト、多摩さん、満潮さん。あなたたちにはみんなのサポートをお願いします」
多摩「合点承知ニャ」
満潮「しょうがないわね、やってあげるわよ!」
漣「どうも、助かります。では、続いて作戦時の編成の発表に入ります」
第一艦隊:加賀(旗艦)、蒼龍、瑞鶴、大鳳
第二艦隊:木曾(旗艦)、北上、大井、瑞鳳、青葉
第三艦隊:川内(旗艦)、不知火、綾波、雷
第四艦隊:那珂(旗艦)、陽炎、敷波、吹雪
漣「そんでもって、第五艦隊……あ、その前に」
<?
漣「この作戦、地味にイムヤさんの活躍が鍵になってますので、くれぐれも失敗しないように、ね?」(ニッコリ
大和「ウフフ、イムヤさんがそんなことするわけないじゃないですか……ねえ?」(ニコォ…
イムヤ「プ、プレッシャーかけないでよぉ……!!」
木曾「……にしても、よくこんな大がかりな作戦にゴーサインが出たもんだ。これ、他の鎮守府からのサポートもあるんだろ?」
大井「たぶん、それだけ実行するに値するメリットがあったってことでしょ」
北上「もしくは……やらなかったら逆にヤバイってデメリットがあるからかなー」
木曾「どういう意味だ?」
北上「その辺は提督代行に聞いたら教えてくれるんじゃないかなー。ねえ?」
金剛「……『提督を助ける』という理由だけデハ、海軍に腰を上げてもらうには十分じゃないデス」
金剛「だから私、提出した計画書にこう書いてやったネー。『新型深海棲艦の建造基地強襲作戦』、って」(ニコリ
木曾「……嘘も方便ってやつだな」
大井「全部が全部、嘘じゃない辺りタチが悪いわね」
北上「実際問題、こっちは大きな被害受けてるし、問題ないね」
金剛「そういうことデス」
漣「作戦開始は明朝マルゴマルマル……みなさん、自分の艦の整備は終わっているでしょうし、今日はしっかり休んで英気を養ってください」
漣「以上……解散でーす!」
<了解!
漣「……ご主人様を連れ去って、私たちのをコケにしてくれた深海棲艦共に目にもの見せてやる」(ギラギラ
潮「さ、漣ちゃん……ホントに怒ってる」(ビクビク
曙「提督が拐われてから、ずっとあんな調子でピリピリしてるよね」(オドオド
朧「これで提督が酷い目にでもあってた日には……」
潮曙朧「「「――どうなるんだろう」」」(ブルリ
《鎮守府》食堂
間宮「鳳翔さん、カツの仕込み終わりました」
鳳翔「ありがとうございます、間宮さん。ご飯もそろそろ炊けるし……カレーも、うん、いい感じ」
羽黒「あ、あの、全卓にスプーンとコップ並べ終わりました」
間宮「ご苦労様、羽黒ちゃん。それじゃ、次は私と一緒にサラダの盛りつけをしましょうか」
羽黒「は、はい!」
鳳翔「艦娘としての戦闘は引退した身だけど……だからこそ、このぐらいはしないとね」
間宮「私の《間宮》はこういうのが本来のお仕事だったので、今ちょっと燃えてます」
鳳翔「流石ね。でも、絶対に勝って帰投してほしいからカツカレー……なんて安直だったかしら?」
間宮「大丈夫ですよ、たぶん。私だって用意したデザート……勝栗ですもの」
鳳宮「「……」」(チラ
羽黒「げ、験担ぎも大事って姉さんたちも言ってたから……へ、平気です!」
鳳翔「…………」
間宮「…………」
鳳翔「そういう励まし方されると……」
間宮「なんだか、年の差を感じちゃいますねー」(ドヨリ
鳳翔「そんなに離れてないはずなんですけど、ね」(ドンヨリ
羽黒「」
間宮「水仕事のせいか、手とか荒れるし、新商品の試食で太らないようにするのも大変だし……」
鳳翔「わかります、わかります」
間宮「まあ、提督さんとか艦娘のみなさんが美味しそうに食べてくれるのを見ると、頑張ってよかったって思えるんですけど……」
鳳翔「時々、自分の大切な人のために作ってあげられたらな、なんて思うこともありますね」
間宮「羽黒ちゃんにはそういう人、いるのかしら? もし出来たら、全力でサポートするから教えてね」
鳳翔「あ、その時は是非私にも手伝わせてください」
羽黒「ふ、ふえぇ!?」
鳳翔「ウフフ。さあ、そろそろお夕飯の時間よ。みんなに美味しいものたくさん食べてもらって、今回の作戦がんばってもらいましょうか!」
間宮「ええ、そうですね!」
羽黒「は、はい……!」
今日はここまで。あと4、5回投下で今の展開は終わるはず。
そうしたら、あとは日常パートでまったりやって……の予定。サッサと流していくので、もう少しだけお付き合いいただけると感謝です。
……なんだかんだで川内や那珂ちゃんはいい姉(妹)だと思っているので、今回のシーンを書けて個人的に満足。
《ケッコンカッコカリしりーず》那珂編
《鎮守府》執務室
提督「……」(カリカリカリカリ…
提督「…………む」(カリカリカリカリ
那珂「提督、たっだいまー! 遠征大成功で那珂ちゃん、帰投しました!!」(バーン!
ケッコンカッコカリ指輪<この銀輪が目に入らぬか!
那珂「エヘヘ~、提督のためにもっと頑張っちゃうよ、キラーン☆」
提督「(アイドルに必要なのは話題性、と訳のわからん理屈に押し切られてケッコンカッコカリしてしまった……)」
提督「(ケッコンカッコカリからしばらくの間、鎮守府はスズメバチの巣でフットサルをしたような騒ぎ……ようするに、地獄と言う他なかった)」
提督「(特に神通君だ……神通君が、ダナ……)」(キリキリ
提督「(――ヨソウ、思イ出スノハ)」(ズズズ・・
那珂「(あ、提督が深海棲艦カラーになってる……。嫌なこと思い出しちゃったのかな)」
那珂「えっ、と。お仕事は、次の現場に行かなく、って……あっ、今日はもう上がりなんですね……そっか……」(スケジュール帳チェック
那珂「どうしよっかなー……明日もオフだし、一人だと何するか困っちゃうな~」(チラッ…チラッ…!
提督「……い、今処理している仕事が終わったら、間宮君のところにでも行く……かね?」(おそる
那珂「ホント!? ヤッター! 提督、大好き~!」(抱きつき
提督「」
<な、那珂君、離れてくれないか……!(グイー
<ヤダー、提督どこ触ってるのー? 那珂ちゃんはぁ、みんなのものなんだからー、そんなとこ触っちゃダメなんだよー?(グイグイ
<言動不一致すぎる……! や、やめ、やめたまえ……!!
ちょっと息抜きです。1ネタだけですが。
次からまた今の展開を終わらせるためのシリアス投下で。予定では2、3日後
(提督拉致7日目)
《鎮守府》母港
金剛「みなさん、出撃の準備はできましたカ?」
<もちろん!
<準備万端です
<いつでも出られるわ!!
漣「……」
鳳翔「漣ちゃん」
漣「鳳翔さん」
鳳翔「万が一の場合は私も出ます。だから、鎮守府のことは気にせずに行ってらっしゃい」
漣「……ハイ!」
羽黒(改二装備)「わ、わわ私も頑張りますからっ、し、しぃぃぃ……心配しないでください……ねッ!?」(ガクガクブルブル
漣「(艤装の重さに潰れかけてる……)」
鳳翔「(逆に不安だわ……)」
曙「なにやってんのよ、漣!?出撃するわよ!」
漣「……じゃ、行って参ります!」(敬礼
鳳翔「ええ、行ってらっしゃい」(フリフリ
羽黒「い……行ってらっ、しゃい……」(疲労:橙
間宮「は、羽黒ちゃん、無理しなくていいから艤装、外しましょ!」(ハラハラ
羽黒「は……はいぃぃ……」
(提督拉致9日目)
《南方海域》サーモン海域北方
駆逐イ級(flagship)「ソウイヤ聞イタ?」
雷巡チ級(flagship)「ナニヲ?」
駆逐イ級「ナンカ、離島棲鬼様ガ提督捕マエタンダッテ」
雷巡チ級「マジデ?コレデ俺タチモ提督ノ指揮デ戦エルノカ、胸ガ熱クナルナ」
駆逐イ級「コッチニ引キ込ムノニ、モウチョットカカルッテ話ラシイケド」
雷巡チ級「……提督、壊レンジャネ?」
駆逐イ級「ヘーキヘーキ、離島棲鬼様ガイルジャナイ。キット、レ級様ミタイナ感ジデ超変身サセテクレルッテ」
駆逐イ級「俺ラノ仕事ハ、提督ノレベル調整トチューニングガ終ワルマデ、離島泊地ニ艦娘タチヲ近ヅケナイコトダネ」
雷巡チ級「マー、提督ノタメダケニコンナトコマデ攻メ込ンデクル奴ラナンテ……ン?」
駆逐イ級「ナンダアレ? 鳥?」
烈風改<ヒャッハァー! ビンゴォ!!
紫電改二<漣さんと金剛さんの予想通りの場所で警戒してやがるです
彗星甲一二型<そんなことより、とにかく爆撃だ!
流星改<逃がさんぞぉ、お前に生き地獄を味わわせてやるぅです!
駆逐イ級「」
雷巡チ級「」
戦艦ル級(flagship)「オーイ、ナンカアッター……ッテ、ナァニコレェ」
重巡リ級(flagship)「カ……艦娘タチガ攻メテキタゾー!」
装甲空母姫「オ、落チ着キナサイ、マズハ敵戦力ノ把握ヲ……!!」
加賀「先行部隊より入電。敵艦隊発見セリ……これより航空戦を開始します」
金剛『任せたネー。いっちょ派手にやっちゃってヨー!』
加賀「……了解しました」
加賀「空母のみなさん、派手にいきますよ」
蒼龍『任せて!!』
大鳳『ハイッ!』
瑞鶴『気合いれすぎてミスらないでくださいよー?』
加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで。そちらこそ、艦載機を飛ばし損なったりしないでちょうだいね?」
瑞鶴『好きに言っててください! MVPはいただきよっ!』
加賀「……そこは譲れません」
大鳳『ア、アハハ……』
蒼龍『私も……負けてらんないな』
蒼龍「(いま迎えに行きますからね、提督……。一緒に文月ちゃんと弥生ちゃんのところに帰りましょう!)」
加蒼瑞大「「「「艦載機、全機発艦!!」」」」
艦載機妖精ズ<イィィィヤッホォォォォッ!!
駆逐ハ級(flagship)「――――艦娘ノ艦隊、接近! 艦載機、来マス!!」
戦艦棲姫「来タワネ……全艦、撃ッテ撃ッテ撃チマクルノヨ!」
戦艦タ級(flagship)「ヤラレハセン、ヤラレハセンゾォ!」
重巡リ級(flagship)「ドラドラドラドラドラドラ……ドラァ!!」
軽巡へ級(flagship)「ヤッタカ!?」
駆逐ハ級「ア、ソンナコト言ッタラ……」
戦艦棲姫「―――ウワアァァァァッ!?」
戦艦タ級「戦艦棲姫様!? ハッ……キャアァァァァッ!」
軽巡ヘ級「ソンナ、戦艦クラスガ2隻同時に!?」
駆逐ハ級「フラグ立テルカラ……」
重巡リ級「オ喋リハソコマデダ、来ルゾ!」
加賀「艦載機、帰還……未帰還機、あり。さすがに弾幕も厚くなってきたわね」
瑞鶴『まだ敵の本丸が残ってるんだから、温存しておきたいとこですよね』
蒼龍『例の新型がいるもんね』
大鳳『どうしましょう、追撃かけますか!?』
加賀「――いいえ、必要ないわ。私たちでダメなら、次は彼女たちの出番よ」
重巡リ級「ナントォ!」
駆逐ハ級「コノママヤラレルカヨォ!」
軽巡ヘ級「間合イガ甘……イィィッ!?」
駆逐ハ級「ヘ級ゥゥゥッ!?」
重巡リ級「ギョ、魚雷多数接近――ウワァァァァァァァッ!!」(メイトリックvoice
駆逐ハ級「イ、一体ナニガ……」
青葉『敵はまだコチラに気づいてないよ!』
木曾『フッ、本当の戦闘ってヤツを教えてやるよ!!』(酸素魚雷発射
北上『ギッタギタにしてあげましょうかね!』(酸素魚雷発射
大井『提督を連れてったのがムカツクので20発、撃っていいですか?』(酸素魚雷連射
瑞鳳「ま、まだ先は長いから温存して欲しいんだけどなあ……」
瑞鳳「(何気にこの中だと大井さんが一番、提督のこと心配してたりして?)」
大井『なに? 海の藻屑となりたいの?』(主砲向け
瑞鳳「な、なんでもありませーん」
漣『いまのとこ順調みたいですねー』
金剛「そうですネ。でも、それも新型が出てくるまで」
潮『そ、そこからが本番……』
朧『やっぱり、ウチの鎮守府だけじゃ艦娘が足りないね』
朧『しょうがないじゃない、いまさらグチグチ言っても艦娘は増えないんだから!』
金剛「まったくデス……。この作戦が終わったら、提督にはたっぷり建造でもしてもらいマスカ?」
漣曙朧潮『『『『…………』』』』
金剛「オヤ?」
漣『それはちょっと……』
曙『死人に鞭打つとじゃないけど、さすがに躊躇われるわ』
朧『トドメを刺しちゃう』
潮『わ、私はいまのままでも……』
金剛「(まあ、私も今以上に艦娘が増えるのは勘弁なのデス……あえて理由は言いませんケド)」
金剛「そういう問題も、提督がいればこそデス。さあ、みなさん! 提督奪還のために気合いれていきマスヨー!!」
漣曙朧潮『『『『了解!!』』』』
《南方海域》離島基地
港湾棲姫「艦娘ノ艦隊ガ接近シテル…止メラレナイ」
離島棲鬼「流石ト言ッタトコロカシラ? 来ルノガ遅カッタノハ、一気ニ勝負ヲ決メルタメカ」
港湾棲姫「目的…ヤッパリ提督?」
離島棲鬼「デショウネェ」
港湾棲姫「出ル……?」
離島棲鬼「必要ナイワ……アナタガ出ナクテモ、アノ子ガイルジャナイ」(クスクス
離島棲鬼「提督ヲ取リ戻シニ来タ艦娘タチト、提督ヲ返シタクナイレ級……勝ツノハドチラカシラ? アナタハドウ思ウ、港湾?」
港湾棲姫「……ワカラナイ」
離島棲鬼「私モ、ワカラナイワ。ダカラ……トッテモ楽シミナノ」(ニッコリ
レ級(flagship)「提督ヲ奪イニ、艦娘タチガ攻メテキタ?」
戦艦タ級「ハイ、今怒涛ノ勢イデ基地ノスグ近クマデ……」
レ級「レ級ノ……レ級タチノ提督ヲ奪イニ来タンダ? ソッカ、ジャア……ヤッツケナイトイケナイヨネ!!」(ギラッ
レ級「ミンナニ出撃サセトイテ! レ級モスグニ出ルカラ」
戦艦タ級「ハ、ハイ!」
レ級「――――渡サナイ……提督ハ、レ級タチノ提督ダモン。レ級タチノコト指揮シテクレルンダモン、ダカラ絶対ニ渡スモンカ……!!」
今日はここまで。
あともうちょっとで今の展開終わらせるので、そこからは提督入院・提督親襲来・提督退院祝い王様ゲーム・ケッコンカッコカリ・
相性占い・テレビ中継・個人的に希望な○○○シチュエーション・間宮さん・艦娘誕生日(進水)日ネタを予定。
戦艦《金剛》
妖精A「敵、増援きます!」
妖精B「次から次に、鬱陶しいったらありゃしないです」
金剛「それでも、目的地には近づいていマス。この調子で進軍するデース」
妖精C「日が傾いてきたです」
金剛「good timingネー」
金剛「夜は『彼女たち』の時間ヨ」(ニヤッ
木曾「弱すぎる!!」(主砲発射
駆逐イ級(flagship)「ウボァー!?」
北上『うーん、そろそろ面倒臭くなってきたなー』
大井『まだ本命がいるから、魚雷は残しておきたいわね』
木曾「そろそろ日没か……そろそろ、アイツらの出番だな。俺たちはここらで一旦後退するぞ!」
北上『ほいほーい』
大井『わかったわ!』
瑞鳳『牽制の艦載機、発艦するね!』
青葉『殿は青葉にお任せ!』
軽巡洋艦《川内》
川内「……そろそろか。那珂、そっちの準備はどう?」
那珂『ライブの準備は完璧! いつでもいけるよー♪』
川内「オッケー」(ニヤッ
川内「さあ、みんな! 楽しい夜戦の時間だよ!!」
川内「最大戦速! 目標、増援の深海棲艦!!」
川内「そいつらぶっ飛ばして、神通の仇の新型を引っ張り出す!!」
那珂『死んでない! 神通ちゃん死んでないよ!?』
川内「細かいことはいーの! 遅れる奴は置いていくから覚悟してね!!」
不知火『了解。不知火、戦闘を開始します』
綾波『綾波、いつでも出れます!』
雷『雷に任せていいんだからね!!』
川内「いい返事だね! それじゃ――川内! 水雷戦隊! 出撃します!」(カッ!
軽巡洋艦《那珂》
那珂「みんなー! 準備オッケー!?」
陽炎『陽炎、いつでも行けるわ!』
敷波『いつでもいいよー』
吹雪『こっちも大丈夫です!』
那珂「みんな、元気いーっぱい! 川内ちゃんたちに負けないようにー、那珂ちゃんたちもガンバロー、オー♪」
陽炎『……おー(棒読み)』
敷波『えーっと』
吹雪『あ、あはは……』
那珂「もー、みんなノリ悪ーい!」(プンスカ
那珂「まあいいや、そろそろライブを始めるよー」
那珂「――那珂ちゃんセンター、一番の見せ場です!」(キラッ☆
装甲空母姫「来タワヨ! ミンナ、好キナダケ撃チナサイ!!」
戦艦ル級(flagship)「出テコナケレバヤラレナカッタノニ!!」
重巡リ級(flagship)「落チロ、カトンボ!!」
雷巡チ級(flagship)「ボラボラボラボラッ!!」
駆逐イ級(flagship)「コノ弾幕ナラ!!」
駆逐イ級(flagship)「オ、オイ、アレ見ロ……!!」
川内「怯むな、進めぇ!!」(ズザザザザッ!
綾波『はい!!』
雷『こ、このくらいヘッチャラよ!』
不知火『(最大戦速での回避と、そこからの再加速の連続……神通さんとの訓練を思い出します)』(嘔吐感
駆逐イ級「ダ、弾幕ノ中ヲ躱シナガラ突ッ込ンデクルダト!?」
那珂「~~♪ ~♪」(ズザザ、ザザザッ!!
戦艦ル級「コノ……コノッ!! 当タレヨ……当タレ……当タレェッ!!」
那珂「カーニバルだよー♪」
敷波『スゲー、歌いながら弾幕回避してる』
吹雪『(忘れがちだけど、やっぱ水雷戦隊旗艦はパないや……私、っていうか《吹雪》もそこ所属だったけど)』
陽炎『水雷戦隊旗艦の人たちって、なんで普段からは想像できないくらい武闘派なのかなぁ……、てか、川内さんも那珂ちゃんさんもどうやって回避してんのよ』
那珂「えー? どうやってって――」
川内「夜戦っていうのはね、ザーッと見渡してビビッと来たとこに突っ込んでドババーッて主砲と魚雷を撃ちこんでやればいいのよ!!」(ドヤァ
那珂「ラララ~、って感じで動いて、ルルル~って回避してドッカーン♪」(キャハ
綾雷不敷吹陽『(まるで意味がわからんぞ!!)』
※実際の水雷戦とは異なる可能性があるので決して真似しないでください
レ級「ソウ、押サレテルンダネ」
レ級(金眼)「オ前タチハズット提督ト一緒ニイタノニ……ソンナニ、レ級タチカラ提督ヲ奪イタイノカ」(ズズズ・・
レ級「提督ハ渡サナイ……提督ハ、レ級タチノ提督ニナッテモラウンダ!!」
レ級「――――重力子エンジンオンライン! 戦艦《レ級》、出ルヨ!!」
今日はここまで。あと1、2回で終わらせるよう書き溜め頑張ります。
現実の水雷戦と違ったり、レ級が霧寄りだたtりするのは、あくまでここではそういうものということでお願いします
戦艦《金剛》
妖精A「前方より高速で接近する物体あり!」
妖精B「この速度……間違いない、奴です!」
金剛「……来ましたネ」
妖精C「敵艦載機、多数接近!!」
金剛「後方の空母たちに通信!ありったけの艦載機で迎え撃つデース!」
加賀「金剛より通信……新型深海棲艦、接近。艦載機、全機発艦してください「」
瑞鶴『りょーかい!』
蒼龍『艦載機のみんな、頼んだわよ!』
大鳳『装甲空母の力、証明してみせますっ!』
烈風改妖精<いくぞぉ、野郎ども!
彗星一二型甲妖精<その可愛い面を吹っ飛ばしてやるです
流星改妖精<やられたらやり返す……倍返しだ!
レ級「艦載機? 羽虫ミタイニワラワラ……落チロォ!!」
レ級艦載機ズ<悲シイケドコレ戦争ナノヨネ
戦艦《金剛》
妖精C「戦闘機部隊、敵艦載機と接触! ――――せ、制空有利……です」
金剛「What!? ウチの正規空母たち総掛かりデスヨ!?」
妖精A「アチラさんの艦載機、この間よりも数、質共に向上してるっぽいですー」
妖精B「そですねー、全体的に金色のオーラっぽいものが見えるです」
金剛「(まさか、flagship化してる? この短期間でそんなバカな!)」
妖精A「コレは……対象の新型深海棲艦より通信です!」
金剛「……繋げて」
レ級『オ前ガ旗艦?』
金剛「答える義務はないネー」
レ級『フーン……マア、ドウデモイイケド』
レ級『オ前タチ、提督ノコト奪イニ来タンダロ? ソウハサセナイヨ。オ前ラミンナヤッツケテ、提督ニハレ級タチノ提督ニナッテモラウンダカラナ!』
妖精A「通信、切れました」
金剛「……なんですか、アレは。いったい何が言いたかったのやら」(困惑
妖精B「お゛め゛ーの゛提督もらったから! って言いたかったんですー、たぶん」
金剛「」(プチッ
金剛『訳:上等よ、人の男に手ぇ出したらどうなるか、骨の髄までわからせてあげるわ!!』(ガォー!
妖精C「オウ、ワタシ英語ワッカリマセーン」
妖精B「さりげなく所有権を主張していくスタイル……」
金剛「コ、コホン! みんな、敵は想定していたよりも強敵ヨ! 十分に気をつけてネ!!」
漣『……りょーかいです』
大和『大和、主砲いいですか?』(ガションッ
潮『ダ、ダメェー!?』
曙『これから大一番だってのに、仲間割れしてんじゃないわよ!』
朧『そもそも提督は所有物じゃない……たぶん』
《南方海域》離島基地
離島棲鬼「サテ…始マッタヨウネ…」
提督「……あの子は、一体なんなのだ」
離島棲鬼「ナンナノダッテ、教エテアゲタデショ? 私ト、《霧》ノ連中ノ技術デ育テタ、メンタルモデルミタイナ子ッテ」(呆れ
離島棲鬼「苦労シタワ、アナタタチガ沈メタ《霧》ノ《ナガラ級》ヤ戦艦クラスノ残骸ヲ回収シテ、戦艦《レ級》トシテ再構築サセルノハ」
提督「……いかに《霧》とはいえ、ベースが軽巡洋艦クラスではコアが無事だったとしても、演算処理能力の問題でメンタルモデルを形成する余裕はなかったはずだ」
離島棲鬼「演算処理能力ガ足リナイ? 逆ニ考エレバイイノヨ、ソノ演算処理能力ヲ補ッテアゲル子ヲ用意スレバイイッテ」
離島棲鬼「艦娘ノタメノ艦ト、艦ノタメノ艦娘。違イハソレダケ……ソウデショ?」
離島棲鬼「アナタタチガ艦娘ヲドウ扱ッテルカデ、ドチラノ意味ニナルカハ知ラナイケド……ネ」
レ級「艦載機タチッ、空母ドモノ足ヲ止メテ! 主砲……斉射ァ!!」
レ級艦載機ズ<出テコナケレバ、ヤラレナカッタノニ!
加賀「くっ……飛行甲板に火の手が?そんな……」
瑞鶴『ちょっと、なにやってんですか!? 艦載機のみんなっ、加賀さんの船のフォローに回って!!』
彗星一二甲型妖精<合点承知の助ですー!
流星改妖精<ヴァナァァジィッ!
大鳳『強いです……!』
蒼龍『そうね。しかも、ただ強いってだけじゃなくて……こう、鬼気迫るっていうか、絶対に私たちを提督のとこに行かせないって感じ』
<ポタ…ポタタ…
レ級「……鼻血? 情報ノ処理ガ追イツカナクナッテ……グッ、頭…イタ…」(ズキズキ
漣「くのっ……もう魚雷10発目ですよ!? どんだけ頑丈なんですか!」
金剛「焦る必要はないわ! 妙なバリアはあるけど、突破できないレベルじゃないデス!」
曙「取り巻きを潰してる川内さんたちも、そろそろコッチ戻ってこれそうだって!」
潮「それでも無理だったら……」
朧「その時は……奥の手」
レ級「痛イ……痛イヨ……ケド、提督ノタメダ……負ケルカ…負ケルモンカァ!!」(鼻血ぬぐい
離島棲鬼「……頑張ッテルワネ、レ級。軽イ実験目的デ刷リ込ミシタ『提督』ノタメニ、アソコマデ戦力向上スルナンテ」(クスクス
離島棲鬼「マア…コノ調子ダト、ソノ奮闘モ無駄ニ終ワリソウダケドネ」
提督「…………」(ギリッ
レ級「イイ加減……消エロォ!!」
レ級主砲<ターゲットロック!
曙『ヤ……ッバ!?』(ゾワッ
潮『曙ちゃん……!』
朧『……!!』(ザザッ
漣『朧、なにやってんの!? あなたが庇っても、駆逐艦の装甲じゃ……!!』
金剛「……なら、戦艦の装甲ならどうデスカ?」(ドンッ
朧『え……』
曙『ちょっと!なんで旗艦が駆逐艦なんて庇ってんの!?』
金剛『訳:……誰かが沈んだらあいつが泣いちゃうじゃない』(ニコッ
レ級「グ、グゥ……マトメテ吹キ飛ンジャエ……!!」
レ級主砲<死ヌホド痛イゾ!
レ級「艦載機タチッ、空母ドモノ足ヲ止メテ! 主砲……斉射ァ!!」
レ級艦載機ズ<出テコナケレバ、ヤラレナカッタノニ!
レ級「艦載機タチッ、空母ドモノ足ヲ止メテ! 主砲……斉射ァ!!」
レ級艦載機ズ<出テコナケレバ、ヤラレナカッタノニ!
加賀「くっ……飛行甲板に火の手が?そんな……」
瑞鶴『ちょっと、なにやってんですか!? 艦載機のみんなっ、加賀さんの船のフォローに回って!!』
彗星一二甲型妖精<合点承知の助ですー!
流星改妖精<ヴァナァァジィッ!
大鳳『強いです……!』
蒼龍『そうね。しかも、ただ強いってだけじゃなくて……こう、鬼気迫るっていうか、絶対に私たちを提督のとこに行かせないって感じ』
<ポタ…ポタタ…
レ級「……鼻血? 情報ノ処理ガ追イツカナクナッテ……グッ、頭…イタ…」(ズキズキ
漣「くのっ……もう魚雷10発目ですよ!? どんだけ頑丈なんですか!」
金剛「焦る必要はないわ! 妙なバリアはあるけど、突破できないレベルじゃないデス!」
曙「取り巻きを潰してる川内さんたちも、そろそろコッチ戻ってこれそうだって!」
潮「それでも無理だったら……」
朧「その時は……奥の手」
レ級「痛イ……痛イヨ……ケド、提督ノタメダ……負ケルカ…負ケルモンカァ!!」(鼻血ぬぐい
離島棲鬼「……頑張ッテルワネ、レ級。軽イ実験目的デ刷リ込ミシタ『提督』ノタメニ、アソコマデ戦力向上スルナンテ」(クスクス
離島棲鬼「マア…コノ調子ダト、ソノ奮闘モ無駄ニ終ワリソウダケドネ」
提督「…………」(ギリッ
レ級「イイ加減……消エロォ!!」
レ級主砲<ターゲットロック!
曙『ヤ……ッバ!?』(ゾワッ
潮『曙ちゃん……!』
朧『……!!』(ザザッ
漣『朧、なにやってんの!? あなたが庇っても、駆逐艦の装甲じゃ……!!』
金剛「……なら、戦艦の装甲ならどうデスカ?」(ドンッ
朧『え……』
曙『ちょっと!なんで旗艦が駆逐艦なんて庇ってんの!?』
金剛『訳:……誰かが沈んだらあいつが泣いちゃうじゃない』(ニコッ
レ級「グ、グゥ……マトメテ吹キ飛ンジャエ……!!」
レ級主砲<死ヌホド痛イゾ!
金剛「ッ……アァッ!!?」(ドサッ…!
妖精A「戦艦《金剛》大破! 機関部損傷!」
妖精B「艦内火災発生! 隔壁閉鎖、消火にあたれ!」
妖精C「こ、金剛さん、大丈夫ですー?」
金剛「っ、な、なん…………ぅぶっ!」
<バシャ…ボタタ……!
朧『……!?』
曙『こ、金剛さん!』
漣『すぐに後退してください……! 潮っ、援護射撃!』
潮『う、うん!』
妖精A「きゅ、救護班! すぐブリッジに来るです!!」
金剛「(リ、リンクを切るのが間に、合わなかった。艤装は……8割方ダメになってるわね。さすがにこうなると、反映されるダメージも大きい、か)」
金剛「フ、フフ、必要経費にしては高くついたみたいデ…ス」(グ…ググ…
金剛「けど……コレで、勝利の方程式は全て揃いマシタ!」
金剛「――――今よ、イムヤ!!」
イムヤ『無茶しすぎよ、あんまりハラハラさせないで欲しいわ!』
レ級「! 急ニ艦船ノ反応ガ増エタ……? ウウン、違ウ、最初カラアノ戦艦ノ下ニ……!?」
イムヤ『目には目を、歯には歯を……《霧》にはウチの虎の子よ、受け取りなさい!!』
魚雷<これが私の全力全開……シューーートッ!
レ級「アハハッ! 魚雷1本程度デ、レ級ノフィールドヲ破レルワケ……」
――――ガオンッ!!
レ級「…………エ?」
<ゴボッ……ポタ、ボタタ…
レ級「ァ…………ガ」(ドシャッ…
レ級「(ド……シテ? クラインフィールドゴト、艦ガ……エ、抉ラレ…)」
戦艦《金剛》
妖精A「虎の子……命中!」
妖精B「敵新型深海棲艦、船体の3割消失! ……よかったのでしょうか? アレ、研究用に譲ってもらった1本しかなかったのに」
妖精C「相手が《霧》なら侵食魚雷を使わざるを得ないですー」
レ級「(痛イ……イタイッ、痛イ……!!)」(ギリッ
レ級「ドウシテ……邪魔スルノサ。レ級タチハただ……提督と一緒にいたいだけなのにィィィッ…!!」
戦艦《レ級》<マダダ……マダ終ワランヨ……!
戦艦《金剛》
妖精A「て、敵新型から高エネルギー反応……! 船体、修復が始まったです!?」
妖精B「ええい、深海棲艦の戦艦は化け物かっ、です」
妖精C「放っておいたら、ここまでの努力が水の泡ですー」
金剛「問題ないデス、この戦い、すでにコチラがcheckmateしてマス」
戦艦《大和》
大和「……提督への想い、敵ながら天晴れと申しておきます」
大和「ですが……あなたたち深海棲艦に大和の提督を渡すわけにはいきません」
大和「だから」(ガシャンッ
大和砲<……俺の前に立つな
大和「――存分に大和のことをお恨みなさい」
大和「第1、第2主砲斉射…………てェッ!!!」
大和砲<薙ぎ払え!!
レ級「ア、ハハ……提督の指揮があったら、絶対に勝ってたのになぁ」
レ級「(そうだよね、提督)」(ニコッ
戦艦《金剛》
妖精A「……目標、沈黙したです」
金剛「終わり…ましたネ……ゴホッ!」(ボタポタ…
妖精B「金剛さん、動いちゃダメですー」
妖精C「すぐに医務室へ運ばれるです」
金剛「そ……ですネ、提督の救出が終わるまで頑張るつもりだったけど、少し、格好つけ過ぎたみたい……」(ドサッ
<メディーック! メディーック!!
<医療班、さっさと担架持って来いでーす!
戦艦《大和》
大和「…………」
漣『潮、朧、曙は戦艦《金剛》を後方まで曳航!』
潮『りょ、了解!』
朧『任せて』
曙『もう準備はじめてるわよっ!』
漣『船体にも大きな損害を受けてるから、慎重に運ぶんですよ!』
大和「……あなたの捨て身の戦い、この目でしっかりと見させてもらいました。少し癪ですが……提督の3分、いえ、4分の1くらい尊敬させてもらいますよ、金剛さん」
離島棲鬼「終ワッタ…ヨウネ」
離島棲鬼「隠シ球ガアッタトハイエ、アソコマデ進化シタレ級ガ負ケルナンテ、ビックリ」(クスクス
提督「……」
港湾棲姫「離島棲鬼……コチラヘ、艦娘タチガ攻メテ…キタ」
離島棲鬼「アラ……少シ早クナイカシラ」
港湾棲姫「オソラク…別ノ鎮守府…」
離島棲鬼「……ナルホド、アナタノ艦娘タチハ陽動ダッタトイウワケネ」
戦艦《長門》
他所提督「ハーッハッハッハ! 正義の味方、参上ゥッ!」
他所提督「待ってろよッ、ライバル! 助けに来てやったぜー!!」
長門『おい、バカ! 艦首で腕組んで仁王立ちしてないで、さっさと艦橋に戻ってこい! 砲撃を浴びたいのか!?』
他所提督「俺には当たらん!!」
天龍「なんで断言できんだよ……」
他所提督『お前らが側にいるのに被弾の心配なんて必要なしっ!』(ビシッ
日向「やれやれ、買い被られたものだな」
龍田「……さぁ~、死にたい船はどこかしらぁ?」(キラキラ
天龍「(龍田って意外と現金っつーか、安いとこあるよなァ)」
港湾棲姫「レ級ヲ倒シタ艦娘タチモ…コチラヘ接近ヲ開始…。ココノ放棄ヲ提案…」
離島棲鬼「ソウ…ソウネ。見タイモノハ見レタシ、帰リマショウカ」
港湾棲姫「……ソノ…提督ハ、ドウスル…?」(チラッ
離島棲鬼「連レテイキタイノハ…ヤマヤマダケド、ソウスルト水平線ノ果テマデ追イカケラレソウ…ナノヨネ」
離島棲鬼「始末シタラ、モット酷イ目ニ遭ワサレソウダシ」
離島棲鬼「ダカラ…今回ハココデオ別レニスルワ…」
離島棲鬼「(ホントハ…コウナル前ニ落トシタカッタンダケド…残念ネ)」
<アイツはどこだァァァァッ!?
<バカ野郎!? 提督が先陣切ってんじゃねー!
港湾棲姫「離島棲鬼…」
離島棲鬼「エエ、ワカッテル。……ネエ、提督」
提督「……」(ノロ…
離島棲鬼「レ級ノ最期ノ言葉ハナンダッタ?」(ニッコリ
提督「―――」(ピクッ
離島棲鬼「フフ、マタネ、テ・イ・ト・ク」
他所提督「ココかァァァァッ!?」
天龍「だからっ、真っ先に突っ込むなって……!」
龍田「あらぁ? でも、ビンゴみたいよ~」
提督「…………」
他所提督「おおっ、いたいた! お前のことだから大丈夫だろーとは思ってたけど、やっぱ無事……だった…」
他所提督「――――あー、お前ら、全員部屋の外へ。これはお願いじゃない、命令だ」(キリッ
天龍「へ? あ、お、おう……じゃねえ、ハッ!」(敬礼
龍田「了解しました!」(敬礼
他所提督「……なに泣いてんだよ」
提督「泣いてなどいない……。ただ、作られた感情から来る好意を受け止めるか、最初から切り捨てるか……選ぶことさえしなかった自分を…不甲斐なく思っているだけだ」(ヨロ…
他所提督「……そっか。お前がそう言うなら、そうなんだろうな」
他所提督「おら、帰るぞ。お前んとこの艦娘たちが待ってんだ」(肩貸し
提督「……ああ」
提督「(もう私は……二度と、『艦娘』を沈めるような過ちは犯さない。繰り返して、たまるか)」(ギリッ
<てかお前、帰ったら即入院な
<右目と右腕と左足が潰れているだけだ、問題ない
<問題大ありだっつーの! つーか、お前髪の毛が白くなってんぞ、気づいてるか?
<……うぬ?(驚愕)
(部屋の外)扉の隙間
天龍「ウチの提督、シリアスになるとカッケーのな」(ビックリ
龍田「ウフフ、知らなかったの天龍ちゃん~?」(ポッ
(提督拉致14日目)
《鎮守府》母港
神通「…………」(フラッ
羽黒「じ、神通さん? あの、お怪我は……」
神通「平気、です」
文月(艤装装着)「あ、神通ちゃんだ~」(トテテテ
弥生(艤装装着)「休んでなくて…いいの?」(カチャカチャ…
神通「はい……。お医者様には、もう少し寝ているように言われたのですけど……じっとしていられなくて」(ニコ…
神通「文月ちゃんと弥生ちゃんは警備のお仕事中?」
文月「そうだよぉ~、鎮守府を巡回してるの。司令官が帰ってくるまで鎮守府は文月が守るんだからね~!」(フンスッ
弥生「弥生も…頑張ります…」(ムンッ
神通「――――フフ、とっても頼もしいですね」
神通「(そう……私なんかより、ずっと)」(俯き
鳳翔「あらあら……こんなところにいたのね、神通ちゃん」
神通「鳳翔さん?」(フラ…
鳳翔「一番最初に教えてあげようと思ったのに、病室にいないから心配したわ」
神通「?」
鳳翔「――帰ってきましたよ。もう間もなく、みんなと一緒に母港へ帰投するみたいです」(ニッコリ
神通「…………!!」(ダッ
文月「ほえ?」
弥生「みんな、帰ってきたの……?」
鳳翔「ええ……提督と一緒に、ね」(ウインク
《鎮守府》母港
神通「ハアッ……ハァッ……!!」(ダッ
球磨「おや、神通さんだクマー」
赤城「まだ怪我も治りきっていないのに……。まあ、気持はわかりますけど」(イソイソ
多摩「タマたちもお迎えに行くのニャ」
満潮「しょうがないわねー」(渋々
伊勢「はいはい、そういうこと言わない」
衣笠「そうそう、やっぱり提督がいてこその鎮守府だしね!」
祥鳳「その通りです!」
《鎮守府》母港埠頭
神通「ケホッ……ゼッ…ハァ……!」(キョロキョロ
神通「――――あ、あぁ……」(グスッ
駆逐艦《漣》艦首
漣「おや、あそこにいるのは神通さんですねー……」(細目
提督「出歩いて……大丈夫なのか、神通君は」(ヒョコヒョコ
漣「ご主人様には言われたくないと思いますけどねー。ま、帰還の報せを聞いたんでしょう」
漣「(提督が捕まったせいで少し病みかけな感じでしたけど、これでなんとかなりそうですねー)」
漣「とりあえず、みんなで任務達成の合図を送っておきますかね」
《鎮守府》母港埠頭
伊勢「お、あそこにいるのは漣さんだね」
満潮「提督も一緒に立ってるわね」
衣笠「なんか手を振ってるよ」
球磨「ホントだクマー」
駆逐艦《漣》艦首
漣「よーし、気づいた気づいた」
漣「みんなー、準備はいいですかー?」
曙『ちょ、ちょっと、ホントにやるの?』
潮『少し、恥ずかしいな……』
朧『その場のノリと空気…』
大和『どうして提督は大和の艦でお休みになられないのですか……。居住性№1なのに……』(ブツクサ
金剛『身の安全が保障されてないからネー。私も鎮守府のみんなに合図送りたかったデス……』
蒼龍『アハハ、金剛さんは安静にしててください』
川内『疲れた~!! 帰ったらお風呂はいって寝るぞー!』
那珂『徹夜続きでお肌荒れちゃいそうだもんね~』
不知火『……』(コックリコックリ…
陽炎『ホラそこ、立ったまま寝ない』
雷『風邪ひいちゃうわよ!』
吹雪『不知火さん、ここ数日ずっと寝てなかったですからね……』
綾波『これはしばらく起きないですね~』
敷波『まあ、いいんじゃない? アタシらもしばらくお休みが欲しいとこだし』
加賀『さすがに……お腹が空きました』
瑞鶴『鳳翔さんのご飯と間宮さんの甘味が食べたいですよねー』
瑞鳳『あ、私も~』
青葉『帰ったら今回の作戦の記事を書かなきゃです!』
漣「みなさーん、いきますよ~!」
漣「せ~のっ――――ブイにゃのだぁ~!!」(Vサイン
艦娘一同『ただいまー!』
漣「えぇ~……空気読みましょうよ、ねえ」
提督「フッ……」(ポンッ
漣「ご主人様?」
提督「……ただいま」(微笑
漣「(そんな泣きそうな顔で言われても困るんですけどねえ)」
漣「……」(手ギュッ
提督「漣君?」
漣「――おかえりなさい、ご主人様」(ニッコリ
漣「(たぶん、心が折れそうになるぐらい厳しいことがあったんでしょうね……。だから、とりあえず今はコレでよしとしておきましょうか)」(苦笑
やけに長く続いたシリアス、これにて終了。いろいろはしょる羽目に。
感想:シリアスなんて二度と書くものか
次スレ立てます。そこではもう、提督や艦娘との日常onlyです。
できればですが、どうぞよろしくお願いします。
次スレです
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