何番煎じの京太郎スレですが、マイペースに更新予定
以下の点にご注意ください
・このスレの京太郎は超人です
・このスレの京太郎&久は基本、ゲスいです
・京太郎と咲キャラの恋愛・肉体関係描写アリ(ギャグ風味のあっさりだけどね)
・原作時系列? なんのこったよ?
・別作品のパロが多め(主に中の人ネタ)
・以上がよろしければ、どぞどぞ
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自分の存在に疑問を感じた事がある
それも一回や二回なんかじゃない
気の遠くなるような月日のなかで俺は生き、気が付けばそこに存在していた
例えば、鹿児島で悪霊に憑かれたとか
白糸台で女と入水自殺したとか
やきうに精を出していたりだとか
麻雀の説明会が腹パンに変わっただとか
麻雀で核爆発も起こした
他にも、借金を背負ってビデオレター、ロボットを操縦したりなんかもした
トップアイドルになった時もあれば、普通の高校の青春を送ったりもした
そんな記憶
夢のような日々もあれば、中にはもううんざりってもんもある
ただ、そんな世界の中でもこの世界は……
きっと、そこそこマシな方なんだろう
【清澄高校 麻雀部】
久「ということで、よろしくね宮永さん」
咲「はい、頑張ります」
和「頑張りましょう!」
優希「だじぇ!」
まこ「まぁ、あまり気負わんようにな」
咲「はいっ」
パチパチパチパチ
清澄高校麻雀部に、宮永咲という少女が加入した
少女は運命的な出会いに導かれ、麻雀部の扉を開き
そして、姉との再会を夢見て歩き出した
麻雀を通じて姉妹の、家族の絆を確かめようとするいたいけな少女
咲「……えへへ」
この地を離れない為にと、必死に宿命に背を向ける少女
和「ふふっ」
感動的だな
京太郎「これから頑張ろうぜ、咲」ニカッ
だが――
咲「うん! ありがとう京ちゃん!」
京太郎「(まぁ、仕組んだのオレなんだけどね)」
久「……」クスッ
無意味だ
【一年前 某所】
コツコツッ
久「……」キョロキョロ
薄暗い闇の奥底にある、秘密の通り
その先を抜けると、女子供が入れば一瞬にして身包み剥がされるという恐ろしい場所がある
久「っ……」
魔境NAGANO
人々はそう予備、忌み嫌う禁断の地
その中でも、ここは格段に危ない場所なのだ
久「……ここね」
久がたどり着いたのは、一件の家
なかなかに立派で、豪華な造りだ
噂ではカピパラというペットを飼う為にプールも用意されているという
久「(ここに、あの伝説の男がいる!)」ゴクッ
神域、とまでは別に呼ばれてもいないし
力ある者への反逆者と言われているわけでもない
ただ、それでも久は知っている
この家に住む男こそが、自分の望む男であると
久「……押す、わよ」カチッ
ピーンポーン
久「……」
返事はない
久「……」カチッ
ピンポーン
久「……っ」
またもや反応はない
久「~~!」ギリッ
ドンッ
久「こらぁ! 出てきなさい! いるんでしょ!!」ガンガン
緊張の糸が限界に達したのか、思わずブチギレる久
まるで婚期を逃した女のヒステリックにも似た、どこかドスの利いた怒りっぷりだ
久「はぁっはぁっ……」ゼーゼー
怒りに我を忘れて、ドアを半壊させる
それほどまでに、この少女は追い詰められていた
久「いい加減に、しなさいよ!!」ガンッ
そして――あらん限りの声で叫ぶ
久「出てきなさいよぉぉぉ! 須賀京太郎ぉぉぉお!!」バァン!
勢いよく、開かれる扉
そして、その先にいたのは……
田中「あ、あのっ……須賀さんなら、向かいですけど」ビクビク
久「……」
全くの別人であった
久「……」
田中「」ブルブルブル
久「あの」
田中「ひっ、ひぃっ!?」ビクッ
久「……」
,....::‐─:::-..,
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〃::::::::::,ィ‐,=‐,::::::::::::::::ヽ
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/ ./:::::' ⌒` ‐‐-、.|:........ ,
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|.i.| | | /} ', ::八 t ‐__ァ ./:::::::://
. ! , !'./ ヽ::::|\. rf^ト、_, {:::::: //
{ / ! /:ノ:::|:|:i' |.! .!〉'/:|/:::::}:{_
〉___./ ,ィ/ィ{::::/ィリ. } ' . }/:::::::ソヽリ
. .{ー─‐‐レ"|::ト从/::|__/ /゙/:,/:.:.:.:.>、
/ー──' Y∨ヽ,.:.:.:|-{ ,ィ゙、:{/:.:.:.:.// ヽ
久「あらやだ、ごめんなさい」アハハ
田中「」
久「じゃあ、そういうことで!」ダダダッ
間違いは誰にでもある
うん、仕方ないね
久「……てことは、こっちね」ギロリ
先ほどと同じように豪華な造り
表札を確かめる……確かに須賀と書いてある
久「今度は、間違えないわよ」ゴクッ
震える指を抑えながら、恐る恐る呼び鈴を押す
ピーンポーン
久「……」
?『はい?』
久「!!」
声がした
まるで行商人をやってそうな、なんかイケボ
うん、悪くないじゃない
久「……仕事の以来に来たわ」
感心もそこそこに、久はインターフォン越しにそう言った
すると、インターフォン先の声色が突如豹変する
?『なるほどな、いいぜ。上がれよ』
ガチャリ
久「!」
鍵が開いた音
相手はこちらを招き入れるつもりらしい
久はその緊張のあまり、とにかくトイレに行きたくなった
久「……あ、あの」モジモジ
?『……なんだ?』
久「トイレ、貸して貰える?」ワクワク
そう、久は友達の家とかでトイレに行くのが妙に好きな少女だったのだ
いつもより綺麗に使わなきゃ、というあの緊張感がたまらないらしい
?『……まぁ、いいぜ』
ガチャリ
久「?」
声は今、いいぜ、と言った
なのにどうして、今鍵が掛かる音がしたのだろう
久「……」ガチャッ
ガコガコ
久「開かない」
鍵がかかっている、なぜ?
どうして?
?『……』
久「……」
ああ、分かった
これ完全にアレですね
久「ごるぁぁあぁ! 開けてぇぇぇ!!」ガチャガチャガチャ
?『いーまーをっ、ぬけっだそー♪』
久「いやぁぁぁあ!!」ガチャガチャ
?『てーにーふれーたーっ♪』
久「Glossy~フュ~ちゃぁぁぁあっぁ、ぁっぁぁぁっ……」ジワッ
ジワァァア
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?『……』
久「あー……えっと」
ガチャッ
?「ほら、入れよ」ニッ
久「(やだ、イケメン……//)」
今思えば、それが恋の始まりだったのかもしれない
普段からノーパン健康法の実践に挑んていた久に取って、これは大した問題ではなかった
スカートの丈と靴下と靴が濡れただけだ、問題無い
久「お邪魔するわね」ビチャッ
ズルビチャビチャ
?「……」
久「いい、フローリングね?」
とりあえず、話題を作る久
一方、招き入れた男の方はただぼんやりと濡れたフローリングを眺めていた
久「(は、恥ずかしい……)」モジモジ
そして、そのままリビングへと案内される
テーブルの上にはフライドチキンがあった
齧りかけである
久「頂くわ」モキュモキュ
なんのためらいもなく、久はあえて齧りかけに攻める
これはギャグではない
相手に舐められまいという、久なりの意地なのだ
?「……それ、さっきトイレで落とした奴な」
この男、フライドチキンを片手にトイレに挑んだというのか?
久「(なんて、男なの……?)」
油に濡れた手で股間を弄り、あげくに折角のチキンをトイレに落とした!?
なんて勿体ない
しかもそれを敢えて他のピースと混ざるように置く周到さ
この男、やはり一味違う!
久「……吐きそう」ウェップ
オロロロロ
?「……」
久「ふ、ふふっ……」
キリッ
久「まずは私の勝ちね」ドヤッ
?「ああ、やるな」ニヤリ
男は思った
この女、相当のキレ者か……もしくは
久「……こっちは落とした?」モキュモキュ
?「いや、大丈夫だ」
ただの馬鹿であると
久「……いい湯だったわ」
?「……そうか」
にらみ合う両者
久はビンビンに感じていた
_, ,, - ─- ,,
, -‐'"::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
__/::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
_,-‐'/:::::;/:::::::::::::::::::::::;;、::::::::::::::::::::::゙:,
_,ッ':::::::;::::;::-‐' ..:: ;:::::;//,バ、::::.、:::::::::::ハ
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.. 彡''/ ̄\,:::::::::::::::::/,/″ , -─- 、::::,::::::::l
ノ/ \:::: '〃Z⌒ ‐ ___ヽ:::l::::::::l
/ 、 ヽ;:/_/_ ,/;  ̄`、!:/::::::::|
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厂`、 | ハ. l::::::ci ヽ-‐' ;゙:::::::::::|
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} .:.:.:\ | | l; ' ' ' ′ {::::::l::::::l
/.:.:.:,ッ'"ヽl. | .|\ ,- ¬ |::::/:::::/
l.;/ ゙、 | l:::::`: .  ̄ /|:::l:::::/
/ ,| l |ヽ:::::::`i . _ , イ:::::::}丿:::l
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/ ,イ | \:::::|`ヽ , -―'/::::::/| ` 、
/ /.| l | ゙、:| |::::/l. | ゙.
" _,/| | |、 リ ゞ' |.| ,、 l
この男、私の風呂上りの姿に動揺している
久「ふふっ……まずは自己紹介ね」
?「ああ、頼む。だがその前に」ギロリ
久「?」
?「俺は依頼人に嘘を吐かれるのが嫌いだ。もし、嘘を言えば……」
久「……」ゴクッ
?「俺の考えうるだけの苦痛を与えて、お前を殺す」キッ
久「!!」
殺気
人一人を軽く殺せるほどの殺気だ
それが今、久に襲いかかろうとしているのだ
しかし、そんなことよりも
久「考えうるだけの苦痛って、なに?」
?「……」
そう、久は気になった事は聞かずにはいられない性分なのだ
それも、子供にありがちな……
?「痛いことだ」
久「痛いことってなーに?」
?「……苦しいことだ」
久「苦しいことってなにー?」
?「……」
久「……」ニヤニヤ
なんかもう、うざったい感じなのである
?「……もういい、早く続けてくれ」
久「はーーい」ニコニコ
久は自分が優位に立ったと感じていた
間違いない、この男は動揺している
畳み掛けるなら今だ
久「私は竹井……ひs!」
?「!!」ガシッ
ズキュゥゥゥゥゥン!
?「んっ……」
久「れろれろれろ」ジュルルル
突然のキス
これはもう間違いない、恋のランデブー始まっちゃうね、うん
久「あ、あぁっ……」ビクビク
?「……俺は須賀京太郎。中学三年生だ」
久「わらひは、た、竹井ひしゃ……」モジモジ
京太郎「飛車か、真っ直ぐないい名前なんだな」
久「え、ええ……よく言われるわ」ドキドキ
京太郎「それで、俺に仕事ってのは?」
久「はっ!? そうよ! 忘れてたわ」
久は思い出す
自分がなぜここに来たのか
どうして自分が今、こんな場所にいるのか
その目的を
久「……私には、夢があるの」
京太郎「……夢、ね」
どこかバツの悪そうな顔をする京太郎
しかし、久は構わず続ける
久「でもね、今の環境じゃとても叶いそうにない。だから……」
京太郎「俺を頼った、と」
久「ええ、そうなるわ」
京太郎「……で、その夢ってのは?」
久「ええ、それは……」
久「麻雀で、全国大会に出場して優勝する」
京太郎「!」
久「……あなたに、それを手伝って欲しいの」
京太郎「俺に?」
京太郎は愕然とした
なぜなら、この男は今まで裏専門の稼業しかしてこなかったからだ
それも、並みの人間が聞けば絶句するほどの悪事だ
京太郎「……本気、なのか?」
久「ええ。貴方がいれば、私は頂点に行ける。さっきのやり取りで確信したわ」
京太郎「……おいおい、麻雀で俺に何をしろってんだよ」
京太郎はなんでも出来る
文字通り、なんでも、だ
しかし、目の前の女を麻雀で全国大会に連れていくなんて、問題外だ
京太郎「俺が女装して出場でもすればいいのか?」
不可能ではない
ただ、そんなくだらないことは出来ればやりたくはない
久「そんなの無理よ。いえ、手段の一つではあるけど」
京太郎「じゃあ何だ?」
久「私と同じ学校に進学して欲しいの」
京太郎「……?」
久「簡単でしょう?」
京太郎「そりゃまぁ……だけどそれで優勝できんのか?」
久「……いいえ、そうじゃないわ」
京太郎「?」
久「お土産、持ってきて欲しいの」クスッ
京太郎「お土産?」
久「インターミドルチャンプ、原村和」
京太郎「……」
久「それと、インハイチャンプの妹……宮永咲」
京太郎「宮永? ……同じクラスにそんな奴いたな」
久「その二人を……私の麻雀部に入れて欲しいの」
京太郎「……」
そこで京太郎は察した
この女が自分に何をさせようとしているのか、そして
久「そして貴方も、私の麻雀部に入って……”仕事”をしてもらう」
京太郎「なるほど、ね」
京太郎は理解した
その計画は確かに京太郎なら実行可能だ
しかし、問題が一つだけ残っていた
京太郎「……報酬は?」
久「……」
京太郎「そのプランなら最低1年は束縛される、言っておくが俺はかなり高い」
久「ええ、知ってるわ」
NAGANOの誇る最大の秘密兵器
KYOUTAROU……その恐るべき力は日本だけはなく世界的に闇社会に響いている
久「中でも、SSSOKUHOUでの貴方の人気は恐ろしいわね」
京太郎「まぁな」
そんな大人気の裏稼業をやめてまで、女子供の麻雀ごっこに協力する
京太郎はとてもそんな気にはなれないのであった
京太郎「俺は気に入った仕事しかしないんだ」トオイメ
久「……」
京太郎「……」
見つめ合う二人
そして、やがて久が呟いた
久「……ねぇ、気づいてない?」
京太郎「……何?」
久「私がこの家に来てから、ここに座るまで」
京太郎「……」
嫌な記憶しか残っていない
京太郎はそう思った
久「聖水に……嘔吐。いやになるわよね」
京太郎「ああ、もう二度とゴメンだ」
なんせ、全て綺麗にしたのは京太郎だからだ
いくら美少女のものとはいえ、ノーマルの京太郎にはいささかキツイ
久「……ねぇ」
京太郎「なんだ」
久「私ね、さっきからずっと我慢してることがあるの」モジモジ
京太郎「……?」
久「……で、出るわよ」プルプルプル
京太郎「!????!!!?!?!?」ガタッ
ば、馬鹿な!?
それだけは、それだけはいけない!
京太郎「お前! ふざけるなっ!!」
久「あ、あら……この、顔がっ、ふざけてるように……んぁっ」ブルブル
京太郎「待て! やめろ! 絶対によせ!!」ガシッ
ピキィィィンン!
久「うっ……くっ、ふぅっ……んはーっはーっ」ムニュッ
京太郎「ちぃっ!? 衝撃を与えてはまずい!」ギリッ
実弾を装填済みとは……
なんて、恐ろしい脅迫だ……
久「ふ、ふふっ……ど、どう、する?」ニヤリ
京太郎「貴様! 汚いぞ!」
久「私が……んぐっ、どれだけ本気か……分かったかしら?」プルプルプル
京太郎「……」ギリッ
本来なら今すぐ仕留めるところだが、その衝撃で出されては困る
それに、あのソファーは父と母の形見なのだ
自分にとって、唯一と言っていい楽しかった思い出の残るもの
それを……汚されるわけにはいかない
京太郎「ぐ、ぐぎぎぎっ!!」ギリギリ
久「ふっ、ふふふっ」ニマニマ
京太郎「……わ、分かった」
久「え?」
京太郎「やればいいんだろう、やれば」
久「あら……やらせてください、でしょ?」プルプル
京太郎「ぐぐぐぐ!?」ギリギリ
屈辱だ
自分は何も悪くないのに、こんな……
こんな汚い交渉で不利になるなんて
久「……さ、さぁぁあ!」プルプル
京太郎「……やらせて、ください」グスッ
久「ふふふっ……いい子ね」ニヤリ
京太郎「……くそっ!」
久「糞ね、フハハハ! あと、これからは敬語使えばーかばーか!」プルプル
京太郎「……はい」
久「よ、よし。じゃ、じゃあトイレに……」スクッ
トコトコ ガチャッ
京太郎「竹井先輩、一ついいですか?」ニコニコ
久「え?」
京太郎「俺もプロなので、約束は守ります」ニコニコ
久「そ、そう。ありがと」
京太郎「でも、ですねぇ」ニコニコ
久「……な、何? 早く、トイレにいかないと……」
京太郎「服従するとは、言ってませんので」ニッコリ
久「ちょ、待っ! 今は、やめ、やめてっ!」
京太郎「……くらえやぁぁあ!」ハラパァァン!
イャアアアアアアアアアアアアア!!
ブリブリチーン
そして、それから京太郎の計画はスタートした
正直、相手の弱みを握ったり懐柔するのが手っ取り早いと京太郎は思った
しかし、久は【出来るだけ普通の青春を送りながら勝利したい】
などとメルヘンなことをのたまうので
仕方なく、京太郎は回りくどい方法を取ることにしたのだ
【宮永家 咲の部屋】
咲「お姉ちゃん……」グスッ
コンコン
咲「な、なに!?」
界「咲、照のこと気になるのか?」
咲「う、ううんっ!」アセアセ
界「……そうか」
咲「……うん」
京太郎(天井裏)「(なるほどね、そういう事情か)」
それなら……
【翌日 中学校】
ガヤガヤガヤ
デサー ウケルー
咲「……」ポツーン
京太郎「……なぁ、おい」
咲「えっ!?」ビクッ
京太郎「お前って、いつも本読んでるよな」ニッコリ
咲「あ、えとっ! その!」アセアセ
ナニアレー ドモッテチョーキモインデスケドー
ウケル ネクラノクセニー
京太郎「(はい、アルバイトご苦労さん)」ニヤリ
モブ達「「「「(まさか須賀が宮永のこと好きなんてなぁ)」」」」←くっそ純粋な中学生
咲「あぅっ……」ジワァァ
京太郎「……気にすんなよ」ポンッ
咲「ふぇっ……?」
京太郎「俺は須賀京太郎。仲良くやろーぜ」ニカッ
咲「あ、う、うんっ!」パァァァア
作戦1 マッチポンプして依存させちまえ作戦
咲「あ、あの!」
京太郎「んー?」
咲「きょ、京ちゃんって呼んでも……いい?」カァァ
京太郎「ああいいぞ、咲」ニカッ
咲「あぅっ……///」シュゥゥゥ
大 成 功
京太郎「進学どうしよっかなー」
咲「私は……(どうしよう、東京に行ってお姉ちゃんに会いたいけど)」チラッ
京太郎「どうすっかなー俺もなー」
咲「(京ちゃんと、離れたくない)」プルプル
京太郎「お、そうだ。清澄にしよう」ポンッ
咲「!!」
京太郎「なぁ、咲ー?」ニコニコ
オマエハドコニスル?
咲「っ!!」
京太郎「……」クスッ
【高遠原中学校】
ガヤガヤ
和「いえ、ですから……」
スカウトU「うちの高校に是非!」
スカウトN「いや! うちこそ!」
スカウトK「いやいやうちやって!」
スカウトO「コイヤァァ!」
和「わ、私は……失礼します!」タタタッ
スカウトUNKO「あぁー!! 原村さぁーん!」
和「……ふぅ」
優希「のどちゃん? またスカウト?」
和「はい。ですが、私はゆーきと同じ高校に進学しますから」ニコッ
優希「のどちゃん……」ウルウル
和「だから、早く決めましょうね」ニコッ
優希「うんっ!」パァァァ
京太郎(ゴミ箱)「(なるほどね……)」ニヤリ
【街中】
優希「うーん、どこにすればいいんだじょ」ポリポリ
片岡優希は自分の進学先を決めかねていた
和の為に麻雀が強い高校を選ぶべきなのか?
しかし、果たしてそれが本当に自分の為になるのか?
優希「……」トボトボ
タッタッタッタ
優希「?」
モブA「くぎゅぅぅぅう!」ドドド
優希「じぇ!?」ビクッ
モブB「くぎゅっ、くぎゅうぅっぅう!!」グルグル
優希「ひっ!?」
突如現れた太ましい二人組の男
その脂ぎった体に、鼻をつくような悪臭
その醜悪な顔が笑みを浮かべる度に、まばらな歯がちらつく
モブA「くぎゅっ、くぎゅぅぅぅ!」
優希「ひぃぃぃっ!?」
いたいけな中学生である優希にも、この後の結末は容易に想像出来る
この変態二人組に襲われる、そして……
モブAB「くぎゅううう!!」ガシッ
優希「いやぁぁあ!!」ジタバタ
ドドドドッ!
優希「!?」
京太郎「その手を離せ、三下ァァァァ!!」ドゴォォオ!
モブA「ひでぶっ!?」ズシャァァァ!!
優希「えっ?」
唐突に現れた金髪の少年
その彼が今、自分の危機を救ってくれたというのか?
優希「あぅ、え?」
にわかには信じ難い光景を前に、優希は思わず腰を抜かす
それほどまでに……
京太郎「うぉぉぉ!」バキィィッ!
モブB「おぶしゃっ!?」ズテェェン
優希「……」
京太郎「ふぅ……」クルッ
優希「あっ」
京太郎「大丈夫か?」ニコッ
優希「っ!!」キュンッ!
ちょろい(確信)
京太郎「あまり人通りの少ない道、歩くなよ」
優希「あぅ、えっと……その」モジッ
自分を紳士的に抱き起こしてくれた少年を前に、優希はときめいた
自分の身の危険を、イケメンの少年に救われたのだから、たまったものじゃない
まるで少女漫画のような展開に、中学生女子は疑う気持ちなど持つはずがない
京太郎「大丈夫そうだな。じゃあ、またな」タタッ
優希「あっ、待って!」
まだお礼を言っていない
なのに、少年は息つく暇もなくその場を走り去ってしまった
助けてもらったのに、何も……
優希「……」ショボン
折角の出会いだったのに
そう気落ちした優希が視線を下に落とすと……
優希「?」
一枚の紙が落ちている
これは……
優希「清澄高校、入学願書?」
さっきの彼が落としたものだろうか
いや、間違いない
これはあの少年が落としたものだ
優希「……清澄、高校」ドクン
その時、優希は決意した
自分の為に行きたいと本当に思える場所
それが、見つかったのだ
優希「もう一度、あの人に会えるかもしれないじぇ……」ギュッ
作戦2 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
優希「えへ、えへへっ……//」ドキドキ
大 成 功
モブA「ちょっと須賀さん、痛いっすよー」
モブB「でも、むっちゃ爽快だったっす!」
京太郎「あいよ。シャナとルイズの限定フィギュアだ」スッ
モブAB「「くぎゅぅぅぅぅぅ!!!」」ドピュルルルルッ
京太郎「汚ねぇ花火だ」フッ
ベジータwww
京太郎「……しかし、原村和はこれだけじゃ弱いな」
お友達と同じ高校に~なんて、軟弱な理由だけでは勝てるものも勝てない
ここは、もっと必死になれる理由を作ってやろう
京太郎「どうしたもんか……」
【原村家】
恵「麻雀なんてまだやってるのか、くだらん」
和「放っておいてください!」タタッ
恵「……やれやれ」
和「私がもっと頑張れば、きっと……」ギュッ
京太郎(ベッドの下)「(ふむふむ)」
【弁護士事務所】
お偉いさん「し、しかしねぇ……」
京太郎「おい、俺の言うことが聞けないのか?」グリグリ
お偉いさん「あぁぁんっ♪ もっと踏んでくださいませぇぇ」
京太郎「だったら、言うこと聞くよな? 豚ァ!」ピシィィンン
お偉いさん「ぶひぃぃぃぃ!」プシャァァア!
京太郎「んじゃ、来年になったらよろしくな」スタスタ
お偉いさん「は、はひっ……はらむらべんごひを、いどうさせまひゅぅ」アヘアヘ
京太郎「……これで必死になるだろ」
これで五人揃った
一先ずは安心ってとこだな
このスレ、LV高過ぎるっす…
>>45
このスレは魂を開放しないと……死ぬぞ
【現在 清澄高校麻雀部室】
まこ「それ乾杯じゃー」
咲「わわっ!?」
和「ふふっ」クスクス
優希「だじょー!」ワイワイ
久「……」スッ
京太郎「……」スッ
ガチャッ バタン
久「……須賀くぅん」スリスリ
京太郎「……鬱陶しい、です」ググッ
久「もう、つれないのね」ペロッ
京太郎「……バレてもいいんですか?」
久「ふふっ、その方が燃えるじゃない……んっ」チュッ
京太郎「やめてください」ハァ
久「もうっ……いけず」ムスッ
スタスタ
京太郎「これでメンバーは揃いましたね」
久「ええ。それにしても、普段の貴方は面白いわ」
京太郎「……」
久「わざと鈍臭いフリして、和からは嫌われてるみたいだし」クスクス
京太郎「まぁ、アイツは男嫌いですから」
久「あはは、そうね」
京太郎「それより、もうすぐ県予選ですね」
久「……ええ」
ピタッ
京太郎「……オーダーを、我が主」
久「……」
京太郎「あれ、こういうのは嫌いですか?」
久「いえ、そうじゃないの」
久「これからアナタには、他校の選手を墜としたり……データを集めて貰うわ」
京太郎「ええ、それが目的ですから」
久「でも……そうしたら、アナタは他の女を」ギリッ
京太郎「……おいおい、冗談キツイっすよ」
まさかこの期に及んで本気になったとでも言うのか?
くだらない
京太郎「俺は……あなたのうんこに脅されてここまできました」
久「ええ、そうね」
京太郎「貴方のうんこが無ければ、正直こんなの興味はなかった」
久「……連呼するのやめてくれない?」
京太郎「うんこ?」
久「連呼!!」
京太郎「まぁ、それはともかく」
久「はい」
京太郎「はいじゃないが」
久「いいから続けて!」
京太郎「とにかく、俺は結構気に入ってるんですよ今のここ」
久「えっ……?」
京太郎「……だから、なんとしてもアンタを優勝させる」
久「っ!!」ドキッ
京太郎「それじゃダメですか……?」
久「……うぅっ、うぅ~~~!!」ポカポカ
久は自分の頬を伝うのが悲しみによるものなのか、それとも別のものなのか分からなかった
ただ一つ言えることは
京太郎「……さぁ、命令を」
久「……ええ」
目の前の男を、信じるしかない
久「須賀君……指令よ」
自らの、夢の為に
京太郎「やれやれ」
ここいらでプロローグ終わりとなります
京太郎の口調に違和感ある人はごめんなさい
でもこのスレで気になるのはそのくらいだと思います、うん
ご覧の通り、このスレは美しい純愛が9割、残り1割はほのぼのとなっております
それでもよいという方は、今後もお付き合いくださいませ
ということでちょっとフライドチキン食ってきます
少々お待ちを
>>49
安価が出るのはこれからですか?
スレ立て予告の時は「非安価に
なる」と言っていたような気が。
>>52
次に行く高校を選ぶ時とか、気が向いた時にたまに出すくらい
そんなにガッツリじゃないです
ちなみにここの京ちゃんは既にステMAXです
なので育成もありません
あるとすれば漏らすか漏らさないか判定くらいです
こんな頭おかしいの書く人だとは思わなかった…
>>56
えっ?
えっ
フライドチキントイレに落としたので再開します(半ギレ)
便所メシ(フライドチキン)ですね
このブラウンスレ楽しんでるんで、頑張ってくださいな
【翌日 清澄高校麻雀部】
俺の清澄高校麻雀部での普段の顔は雑用だ
麻雀もろくに打てない新人で、雑用しか取り柄がないって設定なわけだ
京太郎「ふぅ……」フキフキ
それなりにうまく溶け込んでるし、部長以外は俺の正体に気づいていない
しかし、一つだけ問題があったりしなかったり
そう、それは……
京太郎そろそろ、来るか」
ガチャッ
和「……」
この女、原村和の存在だ
京太郎「よぉ、和。お疲れさん」
和「……ああ、いたんですか」
まるで虫を見つけたかのような視線
俺のことを毛嫌いしているというのが、アリアリと伝わってくる
京太郎「おう。咲なら、日直終わってから来ると思うぞ」
和「……そこ、まだ汚れてますよ」
京太郎「ん? ああ、サンキュ」ニカッ
和「……気持ち悪い」ボソッ
とまぁ、こんな感じだ
もっとも、元々この容姿で男に変な目で見られてきたってのもあるんだろう
それに、こいつの親友は俺にゾッコン
おまけに新たに気になる女の子は俺のズッ友(激寒)
そりゃストレス溜まるぜ
和「……」カチャカチャ ←コウチャノヨウイ
コポコポコポ
京太郎「……」フキフキ
和「……」チラッ
京太郎「……」ニコッ
和「……」イライラ
京太郎「(同じ空間にいるだけで嫌ってか?)」ハァ
正直、こいつを墜としてみたい気もするが……
部長に何を言われるか分かったもんじゃない
ここはおとなしく我慢しておこう
京太郎「(んなわけねぇだろぉぉおがよぉぉぉ!!)」ニヤリ
フハハハ!! その紅茶を飲んだな! 飲んじまったな!?
その紅茶には、たんまりと薬が仕込んであるんだよ!!
和「はうっ!?」ギュルルルルルルルッ
京太郎「……」ニヤァ
一服盛って、ヤッちまうとか外道の諸行……
具合が悪そうだ、大丈夫か?と声かけして肩を掴んで、無理に動かないようにしないと(善意
和「くっ……」プルプルプル
京太郎「……ふーんふふーん♪」フキフキ
和「(お、お腹が痛い……ど、どうして?)」ギュルル
京太郎「咲達遅いなー」
和「……(ここ一週間、来なかったのに……)」グギュルルル
おーおー、顔面真っ青か
いい感じだな、うん
しかし、本当の地獄はこれからだ
和「(と、トイレに……)」フラッ
京太郎「(さて、仕込んでおいたトラップの発動だ)」ニヤリ
ガチャッ
和「!?」
咲「お待たせー!」
優希「お待たせだじぇー!」
バァアン!
和「宮永さん!? ゆーき!?」
京太郎「おー、遅かったな」ニコニコ
咲「京ちゃん、お疲れ様! はいっ、アイス購買で買ってきたよ」ニッコリ
うん、俺の手筈でね
京太郎「サンキュー!」ニヤリ
優希「勿論、のどちゃんの分のあるじぇ!」ニッカリ
勿論、これも俺の手筈だけど
和「……えっ?」グギュルルルル
京太郎「へー、気が利くなぁ」ニマニマ
和「ぐっ……い、いえ、わ、私は……」アタフタ
咲「私が原村さんの選んだんだよ」ニッコリ
和「食べます」ニッコリ
咲「えへへ、お揃いだよ」ニコニコ
京太郎「(だ、ダメだ……まだ笑うな)」プークスクス
和「(だ、大丈夫。棒アイス一つくらいなら……)」ギュルギュルルル!
咲「はいっ! スーパーカップ!」
和「」
京太郎「~~~~っ!!」ダンダンッ!
優希「京太郎?」キョトン
これは良い糞スレ、実にゲスいな!
>>68
もうさ、全咲キャラを漏らさせるスレにすればいいような気がしてきた
和「(で、でも! バニラなら、バニラならイケます!)」グッ
そう、なにげに和はアイスを好きなのだ
スーパーカップもよく食している
あの味を除けば、どれも最高のアイス
それがスーパーカップなのだ
そう、【あの味】を除けば……
咲「えへへ、最近チョコミントってのが出たんだってー」
和「(アイエエエエエ!?)」ガビィィン
京太郎「(おぉ、そこまでやってくれるとは……咲、やるな)」ニヤリ
優希「えぇー? チョコミントってまずいじぇ」
京太郎「!!」
これは……ゆーき、お前もナイスアシストだ!
京太郎「だよな、普通選ばねぇよ。食うのやめとけば?」
そう、これで……
和「(助かった!)そ、そうですね……」
咲「え? そうだったんだ……ごめんね、原村さん」ウルウル
和「食べますっ!!」ギグギュルルルルルルッ
咲「本当っ!?」パァァァ
京太郎「(はい、一丁あがりー!)」
咲の前で長時間トイレに行くのは恥ずかしい
さらにアイスを断るわけにもいかない
つまり、今この瞬間
和の腹は――
和「……」プルプルプル
咲「美味しいね」パクパク
優希「チョコモナカジャンボ最強だじょ!」パクパク
京太郎「俺は当然ハーゲンダッツだな」パクパク
和「くっ……」ゴギュルルルルルルギュルルルルルッ!
さて、そろそろ限界かな
止めをさしてやろうかなー、どうしよっかなー?
安価↓3
1 現実は非常である
2 やるなら徹底的にやる
3 許してやらんこともない
1
床は汚すが手は汚さない訳ですね
京太郎「(流石に咲達の前で漏らさせるわけにはいかねぇな)」
気まずくなって辞められても困るし
ここは助けてやるかな
咲「意外とチョコミントいけるよー」
優希「えー?」
和「(も、もうダメっ……)」グギュルルッル
京太郎「あ、いたたたっ!」ガタッ
一同「!?」
京太郎「おーいて、アイス食ったら腹が痛くなっちまったよー」
咲「えー?」
京太郎「お前らも痛くなってないか?」
和「!!」
優希「うーん、そう言われると」
和「わ、私もちょっと……」グギョルギョ
京太郎「お、じゃあ一緒にトイレ行こうぜ。途中までさ」
咲「もー! 京ちゃんデリカシー無いよ!」
京太郎「アハハ!」
和「(あの男も……たまには役にたちますね)」フラフラ
京太郎「はいはい。ちょっくら行ってくる」
和「では、不本意ですが私も」
優希「いってらっしゃーい」
咲「ごめんね原村さん。京ちゃんに付き合わせて」
和「い、いいえ。それでは」スススッ
ガチャッ
バタンッ
和「(か、勝った……!)」ホッ
京太郎「(やれやれ、手のかかる……)」
しかし、それは京太郎に取って誤算だった
咲達の前で漏らさずに済んだという、和の安堵
それが……
和「あっ……」モリッ
和の……
(音声自主規制)
京太郎「」
和「あっ、あっ……ぁぁっ……」ヘナヘナ
油断を招いたのである
ブリブリチーン
慢心に隙あり
和「……」
和は呆然としていた
ゴールまで後一歩というところで招いた油断
ゴールテープ手前での、まさかの転倒
敗北
京太郎「……」
和「ひっ……ぐすっ」ジワッ
しかも、よりにもよってこの男の目の前で
なんて惨めなのだろう、なんて……最悪な結末なのだろうか
和「うぇぇっ……こ、こんなぁ」グスッ
京太郎「和……」
和は思う
目の前の男はきっと、自分を嘲笑うだろう
そして、この扉を隔てた先にいる仲間にこれをバラす
そうなったらもう、自分の居場所は無くなる
それだけは嫌だ
でも、もうどうすることも……
京太郎「ほら、立てるか?」スッ
和「えっ?」
京太郎「大丈夫。後は俺がなんとかする」
和「……えっ?」
今、目の前の男はなんて言ったのだ?
俺がなんとかする?
何を……?
京太郎「そこの用具入れにバケツとモップがある。俺が片しておくから」
和「え? えっ?」
京太郎「人が来ないうちにトイレにいけ。幸いにも上履きとかには着いてないし、大丈夫だ」
実に手馴れた手つきで←ここ重要
京太郎が自分の排泄物を綺麗にしている
体にその汚れがつくのも気にせず、自分の為に……
恥ずかしさよりも、悔しさよりも……ただ、唖然とした
和「い、一体どうして……?」
京太郎「……」
和「一体どうして私の為に!?」
京太郎「人が糞を漏らす理由なんて知ったこっちゃねーが……」
和「!」
京太郎「人が糞を片付ける理由に、論理的な思考は存在しねえだろ」ニカッ
和「っ!」キュンッ
それは、恋に芽生えた音だったという (原村和談)
なんだこれ(驚愕)
糞(のような悪感情)が、解き放たれたからか……
こうして、原村和の人生最大の危機は去った
しかしそれと同時に……
京太郎「ふぅー、なんとかなったな」
和「あっ……す、須賀君っ」モジモジ
京太郎「ん?」
和「あ、あの、その……//」カァァァ
和は自覚した
目の前の男への恋心
京太郎「大丈夫、俺は気にしてないよ」ニッコリ
和「あぅっ……//」
この男は今までの男と違う
そう、自分の体だけを見てゲスな笑みを浮かべていた男とは
和「(こ、この人は……)」キュンキュン
~~~和の脳内京太郎「俺は、お前をウンコごと愛する」キラーン~~~
和「(て、天使様……//)」ポーッ
※言ってません
京太郎「よし、もう片付いたな。臭いは……まぁ、ごまかせるだろ」
和「……す、須賀君っ!」
京太郎「ん?」
和「あ、ありがとうございました……//」モジモジ
京太郎「ああ、気にすんな」ニカッ
和「はぅっ……」ドキドキ
皆さんも想像して欲しい
自分が学校で盛大にうんこをもらして、それを美少女が嫌な顔せず片付けてくれる
さらには笑顔で接し、慰めてくれる
惚れてまうやろぉぉぉぉぉ?
やろ?
京太郎「(ぶっちゃけ早く帰って風呂入りたい)」
和「……」ドキドキ
京太郎「和、お前は部活どうする?」
和「えと、今日はもう……流石に」
京太郎「そっか。じゃあ後は俺がうまいことやっとくから、お前はもう帰っていいぞ」
和「え? でも」
京太郎「大丈夫。カバンなら、後で届けてやるよ」
和「す、須賀君……」ジィーン
京太郎「じゃあな」ガチャッ
バタン
オカエリー アレノドチャンハー?
イロイロアンダヨ ナニソレー
和「須賀君……私、一生着いて行きます」ドキドキ
|:.:.:.:.:.:.:./ // _/_/〃 // _厶 / / / イ | ヽ:.:.:.\
| :.:.:.:.://// / / ̄厂ノ「 / | / ム /| | | | ト、:.:.:.:.\
人:.:.:.:〃 / イ ノ≧=≠=ミ、 { | | | |\ | | | | |:.:/ ヽ:>
_ /⌒ヽ_/_ノ| | | {〈 っ:てう::}∨ | | ! リ、j\.ノ イ | |/ ス|
/ ∨ 須 |:.:.:.:.ノ lハ. |⊂つ-- 'っ. ト ハj ≧=ミ、り\/ / .イ !| テ |
/ 天 賀 >/ V、_ト|ノシ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ゝ... ぃ:rう::\/ / / j /:.| キ|
|. 使 .:君 Г |ハ {{ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.O\:‐':::ノj〉` ノイ/:.:.:| : |
,.| 様 は j | {{ ' :.:.:.:.:.:.:.:.と^つ/ /〃人_/ゝ :ノ
/| : ト__ ノ ノ し 、─- 、 :.:.:.j }:// ノ /∧:.:.:.:.:.: ̄|
ヽ : / / / / l\ ヽ _ ヽ んノ∠- ' / 八:.:.:.:.:.:.__:.>
/\ _.人 / / ./ .| \ _ ひ / / / ハ:_/| |
//./  ̄ ∨ / / |\ ` ー─ フ´ / /\' / | | |
. / /. | | |\ |ヽ __/ / / } | | | |
/ / | | |\\ | ` ー─‐/ / / / / | | | ゝ ゝ
京太郎の知らぬところで、和が更に麻雀への情熱を熱くしていた
全く、飛んだ糞ジゴロである
京太郎「やれやれ」
須賀京太郎、15歳
職業は高校生
しかし、それは表の顔にすぎない
その真の顔は……
京太郎「(さぁ、そろそろ仕事だな)」ニィッ
未だ、誰も知らない
つ づ く
今さら気づきましたが
このスレ、数ある京太郎スレでもかなり上位の爽やかスレではないでしょうか?
ということで今日はここまで
これからはブリブリ、じゃなくボチボチ更新していきますのでよろしくお願いします
あと、ブリブリ音とかは規制のままでいいですか?
この先にブリブリする人がいるわけないとは思いますが、まぁ一応ね
では今日もありがとうございました
しめやかに脱糞した、とかにソフトな表現になるのか
>>108
【規制なし】
?「あっ、あぁっ……い、いやっ、やだぁ……」ブッモリモリ
ブリュリュルルルブビィィィッ! ビチャビチャビチャ
ブピィィィブブッ ブリリリリッ ブッ プスゥー! ボトボトッ
?「ぅぁっ……あ、あっ……あぁ……」ヘナヘナ
グチョッ
【規制アリ】
?「あっ、あぁっ……い、いやっ、やだぁ……」ブリッ
(自主規制)
?「ぅぁっ……あ、あっ……あぁ……」ヘナヘナ
あれ、俺……純愛書きたくて……
ときメモ……? うっ、頭が
つーか、ギャグスレのつもりだったのに、なにやってんだろ……
(あれ、これときメモより面白いんじゃ…)
ていうかやっぱり下着は履いてないんだね
>>126
やめろください
酒の勢いなんです、こうなったのは全部酒が悪いんです
えー、このスレは明日の夜に再開予定です
ですが、その前に皆さんにお知らせがあります
えー、このスレでは何やら茶色いモノが散らばっておりますが、
スレタイや、>>1にその旨の注意を記載しておりません
なので、皆さんが楽しみにし、待ち望んでいるであろううん●ネタは今後控えさせて頂きます
ここはひとつ、どうか水に流しては貰えないでしょうか!? (うんこだけに)
どやっ?
冗談は、よしてくれ(タメ口)
あこ「あっ、DELL…」ピチャピチャピチャピチャ……
あこ「あぁ…でちゃった…」
ええっ……(困惑)
賑やかほんわかほのぼのギャグを書く予定だったのに、
みんながうんこを求めてのをヒシヒシと感じる……
でも、前に言ったようにうんこネタは控えていきます
さて、ハイボール飲むか……
ハイボール…黄金水だな!
清澄高校麻雀部には五人の個性的な少女がいる
一人目は部長の竹井久
学生議会の議長をも務め、後輩からの人気も高い
二人目は原村和
元インターミドルチャンプ、その美貌とスタイルから男子の視線wp独り占めしている
三人目は片岡優希
タコスが好きで、いつも元気に振舞うチビッ子
四人目は宮永咲
見た目は地味だが、一度共に麻雀を打てばその印象は変わるだろう
そして、五人目
上の四人ですら、そのままで十分個性的だ
しかし、この五人目の個性はこんなものじゃない
メガネ、癖っ毛、広島弁
家が麻雀喫茶で、メイド服姿も見せる
面倒見がよく、彼女を知る者はみな彼女をいい人だという
そんな彼女が今、悩みを抱えている
染谷まこは今、たった一つの欲求に支配されようとしているのだ
今まで積み上げてきた、自分の信頼、ステータス
その全てを犠牲にしてでも、彼女はたった一つの願いを叶えたかった
そう、それは――
まこ「あぁ……京太郎にうんこ漏らさせたいのぅ」ボソリ
物語は、そんな彼女の野望から始まる
【染谷家 まこの部屋】
まこ「あぁぁぁぁぁっ!! 見たいんじゃ!!」ゴロゴロッ!
染山まこを苦しめる、その思い
その欲望
聖人に近いと言われる彼女が、どうしてそんなはしたない想いを募らせるに至ったのか?
それは――
数日前に遡る
【数日前 清澄高校麻雀部室】
染谷まこがその違和感を覚えたのはここ最近のことだ
和「す、須賀君っ……//」モジモジ
京太郎「ん? どうしたんだ和?」
和「あ、いえっ……見てただけです、から」カァァァ
京太郎「そ、そっか(うざっ)」
久「(まーた余計な事を……)」ハァ
まこ「……?」
おかしい、というハッキリとした感覚はおそらく、和を見たことがきっかけだ
まこ「和、京太郎のことを嫌っとったんじゃ?」
和「そ、そんなオカルトありえませんっ!!」バンッ
まこ「!?」ビクッ
和「私が、天使のような……いえ、神に等しい京太郎君を……!」プルプル
まこ「じゃ、じゃが……」
和「う、うぁっ……ちが、違うんです。ごめんなさい、ごめんなさいっ!」
久「須賀くぅ~ん? ちょぉーっといいかしら?」ニコニコ
京太郎「あ、あははっ……(ブリブリのせいで、不幸だ)」
和「」ブツブツブツブツ
まこ「……」
原村和の様子がおかしい
それも、ある日を境に人が変わったように
これは、必ず何かがある
まこ「……京太郎、か」
そして、その中心いるのは間違いなく、あの少年
まこ「……」
そもそも、優希と咲が京太郎に懐く理由は分かる
咲は中学で同じクラスだったらしいし、優希はどうみても惚れている
しかし、部長の久と和はどこかおかしい
まるで、何か汚いモノを見られたことがあるような、そんな心の開放具合
この人になら何を見られてもいい、そんな想いを感じるのだ
まこ「部長はともかく、あの和が……?」
まるで糞を漏らして、それを片付けて貰ったかのように仲良くなっている
そう、糞を漏らした後に助けられた風な懐きぶり
これは……どういうことなのか
まこ「……そもそも、京太郎は何者なんじゃ?」
最初は普通の入部希望だと思った
しかし、京太郎はまるで麻雀に興味がなく、雑用をこなすばかり
かといって女目当てかと言われれば、本人は迷惑がっている風潮すらある
これではまるで、雑用の為に入部したようなものだ
まこ「……うーむ、これは気になるのぅ」
迷っていても答えは出ない
ここは、自分で調べるしか方法はないだろう
まこ「よしっ!」
そうして、まこは京太郎のことを調べ始めた
それが、自らの破滅を招くことになるとも知らずに……
【数日後】
まこ「だ、ダメじゃ」ズゥーン
京太郎の捜査を始めて、あっという間に数日が過ぎた
しかし、京太郎の謎はますます深まるばかり
なんせ、尾行しても何をしても京太郎は尻尾を出さないのだ
まこ「もしかして、わしの心配しすぎなんかのぅ?」
いや、そんなハズは無い
だが……どうやっても京太郎の尻尾を掴めない
もしかすると、そんな尻尾は存在しないのかもしれない
だがそれでも、まこは京太郎の尻尾を掴みたかった
まこ「……」
この時既にまこは、京太郎と和の関係などどうでもよく
ただ、京太郎の尻尾を掴んで勝利することだけに固執していたのだ
まこ「尻尾……尻尾なんじゃ!」
だが、無いものは掴みようがない
どうにかして京太郎に尻尾を出させることはできないか
あのお尻に、ふりふりの尻尾さえあれば……
まこ「!!!」ピシュゥゥン!
その時、まこに電流走る――
京太郎は人間
人間に尻尾はない
だが、尻から伸びるものが尾となればいい
つまり
まこ「うんこじゃ! 糞を漏らさせればええんじゃ!!」ピカァーン
これは後に、コペルニクソ的転回という名称で
世の哲学者達を糞味噌な世界へ誘ったという
【麻雀部部室】
まこ「……今日は二人じゃな」
京太郎「ええ、咲と優希は家の用事で。部長が議会があるそうです」
まこ「和はどうしたんじゃ?」
京太郎「今日は風邪で学校を休んでます」
まこ「……ほぅ」ニヤリ
京太郎「……」
まこは思った
【計画】を遂行するのに、これほど完璧なタイミングは無い
まこ「……」ドクンッ
京太郎「もっと綺麗にしとかないとなー」フキフキ
まこ「……」
あくまで自然に
バレないように、そうだ
何百、何千回と練習してきたこと
今回で失敗するハズがないのだ
まこ「京太郎、喉乾かんか?」
京太郎「えっ?」
まこ「飲み物、取ってくるけぇ……」
京太郎「あ、すいません!」
まこ「わしがやる。京太郎は掃除を続けるんじゃ」
京太郎「はいっ!」
まこ「……」チラッ
.!::::.:.:.:.:.:.:./ :.:.:.--、/_ _, べ:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.::、::::ヽ 、:j:.:.゙、
|::::.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:ィ:.:/ `゙ー- 、__ !、,__,,:=''"´ ヽ.:.:.}ヽ、:.:.:.:.:.:|、:::::}/リ:::.:.:ヽ
|:::.:.:.:.:.:./:.:,:イ::{.:.{''" ̄ ̄ ̄ ̄`ヾ′ ヽ^/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}.:/ヽ }ハ:.:.:.:.j }::/ ::|:::::.:.:.:.i
{:::.:.:.:.:./.::::::::::Yヽ{ i / レ i_ }:.:.:/ jノ :|::|::::::.:.:.、i
゙、::.:.:.:ハ.:{::::::ィ_| }ー--‐{ |┘レ /:::|:::|::::::.:.:.!|
>、:.{ ヽ!::::.:.:.:| |: ̄ ̄:| | /.:.:::|::::i:::::.:.:.:l|
/::/`i゙::::::::.:.:.:.:.\ ノ:::::::::::::::\ / _ ,ノ :.:.:.:.|:::::i::::.:.:.:|
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、! ゝ、:::..:.:.::.:..!::|:.:.:、 ー-------――‐_ィ´ /::.:.:./!.:.:.:.:.:.::::|:::::::|}:/
アイスティー「」サッー!
スタスタ
まこ「おまたせ、アイスティーしか無かったんじゃが……ええか?」
京太郎「あ、はいっ。ありがとうございます」ニコッ
まこが用意した薬
それは、ほんの1mgでも吸い込めば……たちまちケツから糞が爆発し
常人であれば、三十分は糞が止まらないという恐ろしい劇薬である
まこはそれを躊躇いもなく全て投入した
全ては、京太郎の尻尾を掴む為に
京太郎「美味しそうですねー」ガシッ
まこ「(だ、ダメじゃ……まだ笑うな)」プルプル
自分が差し出したアイスティーを、戸惑い無く手に取る京太郎
まこは勝ちを確信した
これで京太郎はブリブリ漏らすハズ……間違いなく!
京太郎「んー」ゴクッゴクッゴクッ!
まこ「!!」
行った!
飲みきった! それも、戸惑い無く全部!
まこ「ふ、ふふっ……」
京太郎「んー……ん?」ピクッ
まこ「(か、勝った!)」ニヤァァ
京太郎「美味しいですね、染谷先輩ー、今のアイスティーもっともらえます?」ニッコリ
まこ「……!?」
どういうことだ!?
今完全に薬を飲みきったハズ……なのに、なぜなんともないのか?
京太郎「染谷先輩と二人きりでキンチョーしてるのかなーノド乾いちゃって」アハハ
まこ「(お、落ち着くんじゃ。薬の量じゃ、量が足りなかったんじゃ)」
慌てることはない
まだ予備の薬はある
今度はそれを全て投入するだけのこと
まこ「い、今作っちゃるけぇ」
タタタタッ
サーッ
まこ「ほら、持ってきたぞ」
京太郎「ありがとうございます」ゴキュゴキュ
まこ「(どうじゃ、これで腸内が爆発するはず!!)」ニヤリ
京太郎「ぷはーっ! あーうまい!!」
まこ「!?!?!?!?!?!?!?」
うん!おいしい!
理解不能……なぜ? どうして?
自分が入れた薬が何か間違っていたのか?
そんな疑問がふつふつと脳内に浮かぶ
まこ「(まさか、薬が偽物?)」
考えられることだ
この薬を実際に試したわけではないし、十分ありえる
京太郎「……心配?」
まこ「へっ?」
京太郎「オレなら平気ですよ。訓練してるから」ニッ
まこ「!?」ゾクッ
京太郎「毒じゃ死なない」クスクス
まさか、見破られた!?
まこ「……」ドキドキ
心臓の鼓動が早くなる
こんなこと、バレてしまったら自分は一体どうなるのか?
まこ「い、いや、これは……」
京太郎「なーんてね! 冗談ですよ」アハハハ
まこ「……えっ?」
京太郎「だって、染谷先輩。俺にだけ飲ませて自分が飲まないんですもん」
まこ「は? えっ?」
京太郎「だからてっきり、毒でも入れてんのかなーって」クスクス
まこ「あ……ああ、そういうことか!」
すーっと、背中のひんやりとした汗が引いていく
バレたわけではない
まこ「全く、脅かしおって」
京太郎「あはは、すいません。ささ、染谷先輩も」
まこ「ああ、そうじゃな」スッ
結局薬は偽物だった
それでいいじゃないかと、まこはそう思う
まこ「(結局糞は見れんかったが……まぁええ)」ゴクッ
そもそも、そんなことをする方がおかしいのだ
何で糞が尻尾になるんだよ、意味不明だよ
まこ「(これからは、ちゃんと先輩らしくせんとのぅ)」ゴキュゴキュ
まこはラインの一歩手前で踏みとどまった
先輩としての自覚を取り戻したのだ
やったね!
まこ「(すまんのぅ、京太郎)」プハーッ
でも!!
まこ「ああああああああああああっ!!!」ブリュリュユリリュリュリトッ!!!
(音声自主規制)
京太郎「……」(REC)
もう、遅かった――何もかも
あああああああああああああああああああああああああああああ(ブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
京太郎「ちょっ、染谷先輩!?」(カメラ隠す)
まこ「あがっ、ががぁぁぁっ!」ガクガクガク
出る
出る出る出る出る
溜まりに溜まったものが、為すすべもなく
ただ、出る
京太郎「……」
まこ「あっ……うぁっ、あぁっ……」ビクンビクンッ
あまりの衝撃
激しすぎる肛門括約筋の動き
まこはそのあまりのショックに、気絶していた
そして、部室中に漂う悪臭のなかでただ一人
京太郎だけが残されたのだった
京太郎「まず一つ、俺には本当に毒は効きません」
まこ「う~…っあぁー、あぁ~」ドバドバ
京太郎「だから、一杯目は普通に無効化しました」
まこ「あっ、あっ、あっ!」ボトボトボトッ
京太郎「それで、染谷先輩が二杯目を作る時ですが……」
まこ「……」ブリィー
京太郎「その時に懐から薬をくすねて、代わりに小麦粉の入った袋を入れました」
まこ「……」ビクビクン
京太郎「それで、染谷先輩が手をつけてない方に……サッー!」ニカッ
まこ「うぁ……あー、ぁー」
京太郎「残念でしたね。でも、割といい線いってましたよ」ガサゴソ
まこ「……」シーン
ブリブリチーン!
まこ「……んっ、ここは?」パチッ
京太郎「あ、起きましたか?」
まこ「きょ、京太郎!?」ガバッ
京太郎「あっ! 動かない方が!」
まこ「なっ……うっ」フラフラ
薬の影響だろうか、まこは思わず倒れそうになる
しかしそれを、京太郎が優しく抱きとめた
京太郎「無理しちゃダメ、ですよ?」
まこ「あっ……」ドキッ
京太郎「多分、疲れてたんですよ」
まこ「……」ハッ
そこでまこは気づく
自分の服装が制服ではなく、体操服に着替えさせられていることに
まこ「なっ、なぁっ~!」ワナワナ
京太郎「す、すみませんっ! 悪いとは思ったんですけど、でも!」ドゲザ!
まこ「!!」
京太郎「あの格好じゃ……かわいそうで」ウツムキ
まこ「……」
そうだ
自分は盛大に糞を漏らし、京太郎の前で気絶したのだ
恐らく、間違えて薬を自分の方に入れてしまったに違いない
それで京太郎は無事
二杯目は……偶然だとでも思えばいい
もはや、関心はそこではなかった
まこ「……見たんか?」
京太郎「……なるべく、見ないようにはしました」
まこ「し、しし尻も、ふ、拭いたん……かのぅ?」プルプル
京太郎「……」コクッ
もこ「~~~~っ//」カァァアァッ!
京太郎「すみません! すみませんでしたっ!!!」
もこ「……」ギュゥゥゥ
京太郎「おい、今はやめろ」
もこ「……」フルフル
京太郎「もこ……」
もこ「ん~」ガジガジ
京太郎「いい加減に離せ」
もこ「んちゅー♪」チュー
京太郎「おい、マジでいっぺん拳ケツにねじ込むぞ」
もこ「……//」コクコクッ
タッタッタ
ガラガラ ピシャッ
まこ「……今のは?」
京太郎「親戚の子です(すっとぼけ)」
まこ「そうか」
京太郎「……いや、本当にすみませんでした」
まこ「……もうええ」
京太郎「えっ?」
まこ「見たところ、部室も綺麗にしてくれたようじゃな?」
京太郎「はっ……はい」
まこ「大変じゃたったろ……」
京太郎「いえ。染谷先輩のだって思えば、汚くありませんから」
まこ「!!」キュンッ
こ~の番組ではみ~なさん~の♪
リックエストをお~待ちしています!
素敵な恋のエピクソードと一緒に~ダイヤルをして♪
ここでおハガキを一通!
ラジオネーム ”糞するワカメちゃん”
「なぜ糞をすると、こんなにも苦しいのでしょう?」
それは心が君のこと 急かして力んでいるからで
シンプルなお尻で イけばいいのさ♪
Lets Get To Your Love!!
まこ「(惚れた)」キュンキューン
糞から始める恋もある(至言)
ないです(断言)
こうして、染谷まこも京太郎への想いを自覚するに至る
その結果が――
【後日 清澄高校麻雀部】
咲「京ちゃんっ♪」
優希「京太郎ー♪」
和「天使様……//」
まこ「……//」
京太郎「あっはっはっはっ」
久「ふーん……? 楽しそうねぇ」ビキビキッ
京太郎「やっちまった」ズゥーン
久「バカバカァー!! あんたのせいで私の青春うんこ色じゃない!!」
京太郎「いや、知りませんって」
久「え?」
京太郎「……えっ」
久「……尻だけに?」
京太郎「……」
久「……ふひゅっ」
京太郎「いっぺん行っとけ!!」ハラパァァアンン!
久「」ボムッ
ブリブリチーン!
こうして、清澄高校麻雀部は陥落した
宮永咲、片岡優希
この二名に致命的な打撃を与えなかったのは京太郎の良心なのか……
それとも
京太郎「(ま、楽しみは後に取っておくか)」
鬼畜故の、余裕の現れなのか
それはまだ――分からない
コソコソ
もこ「……」ニヤァァ
こんなに爽やかなスレで、なんだか怖くなってきちゃいました
育成スレなんかでの闇が全部ここで洗い流されるような……そんなフローラルな香り
ということでちょい休憩しまー
この後の予定
1 いよいよ京太郎が指令で動く
2 他校に対する定説
・普通にデータ収集
・女の子を堕として手駒にする
・女の子の性癖や弱みを握って脅迫する
・とりあえず糞尿を漏らさせる
などなど
3 久に報告&腹パン
4 1に戻る
こんな感じで爽やかに進行していこうと思います
んじゃ、休んでる間に安価だけ出しときます
次のお漏ら――げふん
偵察のターゲットとなる高校をお選びください
まぁ、キャラ名でもいいよ
安価↓1~5
1 龍門渕
2 風越
3 鶴賀
高遠原……いや、流石にこれは良心が痛むのでNG
2
3
モモが見たい
>>224
スカ雀でググるなよ! 絶対にググるなよ!(R18)
えーっと、一応全部回る(モチベがあれば)予定なのでそこまで気にしなくていいかも
なんか見る感じじゃ3の方が多いっぽいので先に鶴賀攻略でもーまんたい?
【清澄高校麻雀部】
春の穏やかな気候の中、今日も部活に勤しむ清澄高校麻雀部
それぞれが自分の弱点を補おうと必死に闘牌している
そんな最中、部長と一人の雑用の姿が無かった
彼がいるのは、そう
秘密のロッカーの中だった
【ロッカー内】
京太郎「さて、どうしたんすか? 急に呼び出して」
久「……呆れた。いつの間に改造したの?」
久が驚くにも無理はない
京太郎のロッカーを開ければ、その先に階段があり
下へ降りると、部室と変わらないほどの空間が広がっていたのだから
京太郎「暇つぶしですよ」
こともなげに言う京太郎
その発言通り、京太郎にとってはこれくらい朝飯前なのだ
久「ふふっ、それでこそ私の見込んだ男ね」
内心動揺を抱えつつも、久は威厳を保とうと必死だ
久「まずは紅茶ね。ふふっ、この机なんて可愛くていいんじゃない?」
そういって、指差す久
しかし京太郎は首を横に振る
京太郎「そりゃトイレだ」
久「……冗談よ」ジワッ
~~~
京太郎「鶴賀……ですか?」
久「ええ、知ってる?」
京太郎「知ってるも何も……それで、その鶴賀学園がどうかしました?」
久「実はね。今年はその鶴賀高校が出場するらしいんだけど」
京太郎「へー、そいつは初耳です」
確かできたばかりの部で、大会に出場するだけのメンバーが揃っていない
それが以前京太郎が調べた鶴賀のデータである
久「なんだか今年になって、新しいメンバーが加入したようなの」
京太郎「ほー」
久「他の学校は事前に調査してるけど、ここは全くのノーマークでしょ?」
京太郎「そうですね。でも、弱小なら余裕じゃないですか?」
曲りなりにもインターミドルチャンプに、あの宮永照の妹がいる
弱小に負けるとは、お世辞にも思えない
久「……何か嫌な予感がするのよ」
京太郎「予感?」
久「……」
普段のおちゃらけとは別に、真面目な表情を見せる久
京太郎はぶっちゃけ、この時の久には好感を持っている
ほんの二ミリほど
京太郎「……分かりました」
杞憂だとは思うが、依頼主が言うのなら従うのみ
それがプロだ
久「須賀君……指令よ。鶴賀に潜入、どんな手を使っても情報を入手してきて」
京太郎「分かりました」
そしてついに
糞掃除しかして来なかったこの男が
京太郎「いっちょ、やりますか」ニィッ
動く!!
【鶴賀学園】
ササササッ
京太郎「……ここか」ザッ
鶴賀学園、至って普通の学校だ
通り過ぎる生徒達にもまるで警戒心が無い
これでは変装すらする必要はないだろう
京太郎「さっさと行くか」スッ
絶!
モブ子A「だよねー」アハハ
モブ子B「ウンウンマジウケルー」アハハ
京太郎「……」スルスル
ブスッ
モブ子C「ひぃぃんっ!?」ナシジルブッシャー!
京太郎「おっと、ふざけてる場合じゃないぞ」ペロリ
今日は潜入捜査だからな
たまには真面目にやって格好いいところを見せないと
京太郎「(しかし、この程度の絶を見抜けないとは……)」
ここで遠い記憶を思い出す
懐かしき死の香りの漂う戦場で出会った、あの少女
京太郎「なんて名前だったか、アイツ」
気配を消し、姿を消し
ターゲットの命を奪うことだけに特化した暗殺者
京太郎「コードネームは確か……」
??「ステルスモモ……」
京太郎「!?」バッ
シュバッ
??「動くな、私はレズっす」キラーン
京太郎「……油断したな」
首筋に当たるひんやりとした感覚
一歩でも動けば、頚動脈が切り裂かれるだろう
京太郎「……よう、久しぶりだな。桃子」
桃子「……」
京太郎「つーか、お前ってレズだったの?」
桃子「……いえ、別にそういうわけでも無いっす」
京太郎「あっそ」
まさか、こんな場所で再開するとはな……
京太郎「そもそもなんでこんな場所にいるんだよ?」
桃子「……お前には関係ない」スッ
京太郎「ふーん、ワケありってか」
桃子「お前こそ、どうしてこんな場所にいるんすか?」
京太郎「……仕事さ」
桃子「っ!! やっぱり、私を追って……!?」
京太郎「違うって、別の用事」ヒラヒラ
桃子「……信用できねーっす」
京太郎「というか、どうして俺がいるって分かった?」
絶で気配は消していたし、姿も見られないようにしていた
なのになぜ……?」
桃子「学校に入ってくるなり、急に足音が消えた人間がいたっす」
京太郎「!!」
桃子「暗殺者特有の足運び……だから」
京太郎「わり、クセになってんだ、音殺して歩くの」テヘッ
桃子「……」ザシュッ
京太郎の首「」ポーン
桃子「……」
ブゥゥゥン
桃子「!?」ガシッ
京太郎「……残像だ」ジャキーン
桃子「うぐっ……」
京太郎「さて……どうしよっかなー」
桃子「は、離すっすよ!」ジタバタ
京太郎「んー……」
安価↓3
1 信用させる為に離す
2 いや、ねぇ……後ろから抑えてるんだから、ねぇ……
3 持ち物チェーック!!
4 気絶させる
下剤がないか、京太郎の持ち物チェック
京太郎「分かったよ。んじゃ……」
桃子「……」ホッ
京太郎「持ち物チェーック!」ニヤリ
桃子「!?」
京太郎「いやー、最近猫被ってばかりだからさー」ゴソゴソ
桃子「んっ……あっ、どこ、触って……んぁっ!?」クチュクチュ
京太郎「たまにはストレス発散させてくれ、な?」」モミモミ
桃子「~~~っ!!」カァァア
京太郎「さーて、何隠してっかなー」コリコリ
桃子「んひっ?! は、はなっ……せっ」モジモジ
京太郎「ん? これは」チュポンッ!
桃子「ひぎっ?!」ビクンッ
京太郎「わーお……こんなもんが入ってたのか」
桃子「はーっ、はーっ」ゼーゼー
桃子が隠し持っていたもの
それは……
自由安価↓3
・最低隠し持てるもののみ
京太郎「ほう……こりゃなんだ?」
桃子「!?」ビクンッ
京太郎「見たところ……なんかの薬か?」
桃子「……さぁ、知らないっす」
京太郎「おいおい、隠し持っといてそれは無いだろ?」
あのステルスモモが隠し持つ薬か
毒って事は無いだろうが……
京太郎「俺、気になります!」ニヤァァ
桃子「!?」ゾクッ
京太郎「教えてくれなきゃ……分かるだろ?」クククッ
桃子「う、うぅっ……」
京太郎「さぁ、教えてもらおうか」
桃子「……」
桃子は迷っていた
本当のことを言っていいものか?
言えばきっと……しかし、わずかな可能性に縋るしか、希望はない
ならば……
桃子「……ざい、っす」ボソッ
京太郎「あーん? 聞こえんなぁ~?」ウイグル
桃子「……下剤、っす」カァァァ
京太郎「ほー下剤ですかー」ツンツン
プニプニ
桃子「くっ……」ギリッ
京太郎「んで、どうしてそんなもん持ってるんだ?」グニグニ
桃子「!」
京太郎「俺、気になります!」
京太郎は思った
この下剤こそが、全ての鍵を握る
なぜだか分からないが、そう思ったのである
桃子「そ、それは……」
京太郎「……」ワクワク
桃子が下剤を持っていた理由
自由安価↓3
桃子「その、先輩と……糞味噌プレイ、したくて」
京太郎「えっ……何それは?」ドンビキ
桃子「……」
京太郎「えっ? もしかしてお前、スカトロ趣味なの?」
桃子「そ、それは……」
京太郎「ステルスモモじゃなくて、ステルスクソなの?」
桃子「……」
京太郎「答えないと……」
桃子「い、言うっす!!」
京太郎「素直な子は好きだぜ」ナデナデ
桃子「……実は」
コンマ安価↓3
00~29
桃子もゆみもウンコスキー
30~59
ゆみがうんこ好きだと聞いて
60~89
桃子だけがうんこ好き
90~99
ワハハな人にクソ味噌しろと脅された
ゾロ目
鶴賀全員クソまみれ
桃子「う、うんちが……」
京太郎「あ?」
桃子「うんちが好き……だから」モジモジ
京太郎「は?」
桃子「だから、加治木先輩と……糞味噌プレイしたかったす」エヘヘ
京太郎「うわぁ……きもっ」
桃子「っ!! 糞プレイの何が悪いんすか!?」クワッ
京太郎「あ、いえ。なんかごめんなさい」
桃子「はぁ……先輩のうんこしてるところ、見たいっす」ウットリ
京太郎「レズでスカトロとか……えぇっ?」ドンビキ
桃子「先輩の凛々しいお尻からプリプリって飛び出るうんち……たまらねぇっす」ウヒヒヒ
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|::::::::::::l,ノいV)似ツく. } `Τ´/∧ ‘, \|
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,: : : : : : : :.\ ∨ : |: : : :/ /、 / ∧ \――=ミ
./: : : : : : : : : :.∧∨ |: : :/ ,′ \ / ∧ \: : : : : : :\
': : : : : : : : : : : :.∧∨: :/ ′ /大{ ∧ \: : : : : : :.\
京太郎「すいませーん、生徒の中にお医者様はいませんかー?」
桃子「馬鹿っすね、いるわけ……」
憩「あのーぅ、ナースじゃダメなんー?」ヒョコッ
京太郎「当たり前だろ。いいからさっさと帰れ」シッシッ
憩「ほな、またねー」バイバイ
もこ「……」トテトテ
京太郎「全く、あいつらは」ハァ
桃子「」
ステルスモモじゃなくて、スカトロモモだったとは
海のリハクの目を(以下略
京太郎「つーか何? 戦場でいつもそんなこと考えてたのスカトロモモ?」
桃子「失礼な、それはこの学校に入ってからっすよ!」
京太郎「あ、うん」
桃子「……この力のせいで、私は今までやりたくないことをやらされてきたっす」
京太郎「あ、うん。回想とか興味ねーから、結論だけお願いするぜ」
桃子「加治木先輩、好き。うんち、見たい」
京太郎「お前精神状態おかしいよ……」ドンビキ
桃子「うぅっ……最近じゃ加治木先輩も慣れてきて、トイレに忍び込めないっす」ショボン
京太郎「え? 出来たらやるのお前? 今まで各国の要人を震え上がらせてた暗殺者のお前がトイレ覗くの?」
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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. |\__/l/.: |:::l::::/i:/ ::::::::i|::::::::::| |:::fL. 」,, __ ;
. | i //{:::l,|斗::爪l、 :::::∧::厂{ ‐-|:::|i:::::l::::::::\{
|/l'/:八{,|八:l_l_^ \::{ \ ^,,_ l:::|i:::八::::::::::!
. ,/:::::/{::{ ,.抖r芥汽 \ ィfぅ芥xl、ハ/l:::::::::::::::::l
. .:::::::::::::::{〃爪i,i,i.ハ 爪i,i,i.ハ }} !:::::::::::::::::|
; ::::::::::::::个 叉g_ ノ 叉g_ ノ ' ;::::::::::::::::::|
. l::::::::::::::::::ト l|,.,.,.,. , ,.,.,.,.,.,.l| ハ ::::::::::::::::|
. |:::::::::::::::::: , :| i| ; }:::::::::::::::::|
| : ::::::::::::八 | ャ…::::::┐ :| 厶ヘ :::::::::::::::|
l ::::::::::::::;::::::个| ., ` '′ /::::::::::::,:::::::::::::|
::::::::::::::/:::::::::|::|::::> ,. r介i:l::::::::::::::':::::::::::!
. l ::::::::::::::::::::::::;::|::::::八 ≧==≦ |l:j川::::::::::::::::::::::::::八
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. i|::::|:/:::::::::::::_;/....| /⌒⌒ヘ }..`ヽ:;::::l::::::::′::}::::.
. 八::仏::r....''.../..........| ∧ ニニ∧ /'.........V^'トv:/:::::::ハ: }
__,. ..'ヘ::::::l......./ ...........ト '′ 、ニ/ 、//............:,...jノ/}:::::/^'jノ.,
/....|..........\{..../...............| 厂 { /................′..{//.........../\
桃子「暗殺よりうんちっす!」キラキラ
京太郎「(もう帰りたい)」
なんだよこれ、もうただの糞展開じゃねーか
ここの住民はみんなスパイギャグを楽しみにしてんだよ
このままじゃいけない
どうにか軌道修正を……
安価↓2
1 このまま突っ切る
2 一旦鶴賀から離脱する
京太郎「ですよねー」
桃子「?」
いやね、正直俺は思ったよ
お前が出た時、俺の裏の顔を知る人間に会えて嬉しいーって
そんでこれから色々あって、対立もするけど認め合って
最終的には相棒ポジションに落ち着くんじゃないかなーって
こいつらがふざけて、俺が突っ込む
周りがアホなのを、こいつと悩む
そんな平凡なラブコメが展開されると思ったよ……
それがどうだ?
ス カ ト ロ モ モ ?
なんだそら!!?
京太郎「あーもう、いい。吹っ切れた、マジでもういいや」
どうせどいつもこいつも糞のことしか考えてねーんだ
だったらもう、それを利用しない手はない!
京太郎「(そういやこいつ。スカトロモモのくせに下剤を嫌がってたな)」
つまりこいつ自身はうんこを出すことが苦手? もしくは嫌?
鑑賞、もしくは食べるのが専門なのか?
京太郎「……なぁ?」
桃子「何っすか?」
京太郎「お前って、どこまでならイケんの?」
桃子「……」
コンマ安価↓2
00~09 なんでもできる
10~39 食べる
40~79 鑑賞&自分も相手に差し出す
80~99 鑑賞のみ
ゾロ目 ステルス露出プレイ
>>1精神状態おかしいよ…
糞スレだよ、糞スレ、ハハハ
>>276様
まだスレが残っているようですが……
途中で読むのを辞める場合、当スレではペナルティを受けて頂きます
って、正直書いてるこっちの身になってほしい(切実)
桃子「なんでもできるっすよ」
京太郎「えっ……?」
桃子「相手のを食べたりもしたいし、自分のも食べて欲しいっす!」キラキラ
京太郎「お、おぅ……」
桃子「さっきのは、相手がお前だったからっす! 加治木先輩なら……ウヘウヘ」ニマニマ
京太郎「……泣きたい」
なんなのお前?
俺ね、正直戦場でお前に初めて会った時すげー感動したよ?
こいつと敵対しながらも恋に落ちるんじゃないかって
ちょっとだけ期待したよ?
なのになんだよちくしょー!!
なんで俺の周りの女は全員糞まみれなんだよっ!!!
桃子「うんちぃ、うんちぃ、うんちっちー♪」クスクス
京太郎「……」
そういやこいつ、さっき加治木先輩って言ったか?
それって確か鶴賀の麻雀部部長の名前だったな ※違います
京太郎「……(利用するか)」
桃子「あはぁぁぁ! うんちっす!」
選択安価↓3
1 ゆみとのプレイに協力する代わりに情報を寄越せと交渉する
2 ゆみにバラされたくなければ、と脅す
3 ありったけの下剤を飲ませる
4 もう帰る
3、コンマ判定は下2じゃないの?
>>282
おっとっと、これは失敬
ちょっと内容改変するのでお待ちをー
桃子「まぁ、食べるのは無理っすけど……見るのと自分のを差し出すくらいは」
京太郎「えっ……?」
桃子「相手のを見るのもいいすけど、自分のも食べて欲しいっす!」キラキラ
京太郎「お、おぅ……」
桃子「さっきのは、相手がお前だったからっす! 加治木先輩なら……ウヘウヘ」ニマニマ
京太郎「……泣きたい」
なんなのお前?
俺ね、正直戦場でお前に初めて会った時すげー感動したよ?
こいつと敵対しながらも恋に落ちるんじゃないかって
ちょっとだけ期待したよ?
なのになんだよちくしょー!!
なんで俺の周りの女は全員糞まみれなんだよっ!!!
桃子「うんちぃ、うんちぃ、うんちっちー♪」クスクス
京太郎「……」
そういやこいつ、さっき加治木先輩って言ったか?
それって確か鶴賀の麻雀部部長の名前だったな ※違います
京太郎「なら……(利用するか)」
桃子「あはぁぁぁ! うんちっす!」
京太郎「そんなにうんちが好きならな……」ギリッ
桃子「うん……えっ?」
ガシッ
京太郎「全部自分でひり出せやゴラァァァ!!」サーッ!
桃子「がぼっ!? ゴボボボッ!?」ジタバタ
京太郎「まるまる一瓶、全部飲ませる!!」サーッ!
桃子「んーっ! ゲッホッ! んぐむっ!?」バタバタ
京太郎「うぉぉぉ!!」
桃子「」ブクブクブク
怒りに我を忘れた京太郎
そのあまりの迫力の前に、桃子は抵抗の術を知らない
そして、とうとう下剤は桃子の体内に全て飲み込まれ
今や消化されるのを待つだけの状態となっていた……
桃子「ゴホッゴホッ」ケプッ
京太郎「あのなぁ、おかしいだろうがよぉ? あぁ?」グリグリ
桃子「んぐっ……お、お腹触るのは……や、やめっ」グギュールルル
京太郎「自分は食べれないのに食べて欲しいって、どういうことだよ?」グィーッ
桃子「んぎっ……!? そ、それは、それはぁ……」プルプル
京太郎「いいか。食わせていいのは、食う覚悟のある奴だけだ!!」
バァーン!
桃子「!?」ドキッ
京太郎「お前はただ、糞に魅了されてるだけの……偽物なんだよ!」ドンッ
ブニュッ
桃子「んぐぉぉぉ!? や、やめっ、そ、それ以上は――!」ゴギュルルルルルギョロロロロッルルルル
京太郎「ずっと待ち焦がれてたんだろ、こんな展開を! 好きな人が糞漏らすまでの場つなぎじゃねぇ!」
京太郎「お前が覗くまでの時間稼ぎじゃねぇ! 他の何者でもなく! 他の何物でもなく!」
京太郎「テメェのそのケツで、たった一本の糞を出してみせるって誓ったんじゃねぇのかよ!?」
京太郎「ずっとずっと主人公になりたかったんだろ! エロ本みてぇにAVみてぇに……」
京太郎「命を賭けてたった一本の糞を出す、人間になりたかったんだろ!?」
京太郎「だったらそれは全然終わってねぇ!! 始まってすらいねぇ!」
京太郎「ちっとぐらい長いふんばりで絶望してんじゃねぇよ!」
京太郎「――尻を伸ばせば出せるんだ。いい加減に始めようぜ、桃子」
桃子「え、えっ……?」ゴギュゥゥゥゥゥルルルルルルル!
京太郎「歯ァ食いしばれよ、桃子。俺の一撃は、ちっとばっか響くぞ」グググッ
桃子「だ、ダメっす! これ以上は――!」ブビィーッ
京太郎「いいぜ、お前がこれ以上は無理って言うなら……」ブンッ
桃子「ダメェェェ!!」
京太郎「まずはその幻想をぶち殺す!」 ハラパァァァァン!
桃子「イヤァァァァァ!!!!」ブリュリュリュリュrッ!
(音声自主規制)
ボトッ
京太郎「……」
桃子「あ、ぅぁっ……// あ、ぁぁぁあんんっ♥♥」ビクビクッ
ブリブリチーン!
桃子「んっ……あっ、あっ♥♥」
京太郎「……(やってしまった)」ガァーン
というか熱くなって周り見えてなかったけど、なんか意味不明なこと言ってるし
つーかまたやっちまった
どんだけ俺は糞を見なきゃいけないんだ、いやまじで
京太郎「……」
桃子「……」ピクピク
京太郎「しっかし、これまた見事な一本だなおい」
下剤で出されたんだからフツーは水っぽいんじゃないのか?
京太郎「まぁこっちとしては片付けやすいから助かるんだが」サササッ
そう言って、どこからともなく取り出した掃除セット
京太郎の愛用品である
京太郎「さて、片すか」
非常に慣れた手つきで糞を片付ける京太郎
そのあまりの早業、腕さばきに思わず桃子は見蕩れた
桃子「(須賀、京太郎……)」
薄れいく記憶の中で桃子は思った
愛は深い
どんな形が愛になるかなんて、誰にも分からない
だからこそ、ふと思う
桃子「(うんちするのって……こんなに気持ちいいんすね)」
今までは、ただ欲望を満たす為だけに行動していた
だけど……それはあくまで自己満足に過ぎないのだ
桃子「(相手を思いやり、共に育てていく関係)」
アブノーマルな性癖は、そうやって理解を広げるもの
それを――京太郎は教えてくれた
桃子「(こんな気持ちいいうんちしちゃったら……もう戻れないっす)」トロン
加治木ゆみのことは好きだ
しかし、もう彼女のことを思っても体の疼きはおきない
こんなことを知ってしまったら、もう――戻れない
桃子「(須賀、京太郎――)」ドクンッ
桃子は決意した(ケツだけに)
もう、ゆみを追いかけるのはやめよう
だって、これからは――
桃子「(新しい、パートナーっす)」クスッ
春、それは新たな恋の季節
糞――それは運命の愛
東横桃子は今
桃子「(えへへっ)」ギュッ
新しい一歩を、踏み出した
というところで、今日はここまで
うん、ガチで決めた。次からは糞無しで行きましょう
これ以上は本当に取り返し付かなくなるので、申し訳ないが糞はNG
なんか他の変態属性、ドMとかそういうので平和的にいきましょー
てな感じで、次回もオナシャス!
ありがとうございました!
.... -―――――- ...
...::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::.、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::|/ミl|:::::::::::::::::::::::::::::.
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′::::::′:|::l::::′ l:::|::::::::|:::::::l-‐=!::::::/l:::|:::::|:::::::::::::.
|::::::::::|::::l:|::|斗―l八:::::∧:::/ ≠ミ/ _}/::::::|::|::::::l:::|
|::::::::::|:::从八{ ≠ミ}::/ }/ ´ __}刈 Χ:::l::::|::|::::::l:::|
|::::::::::|:::::::| / __}刈j/ V少゙ ' l:::l::::|::|::::::l:::|
|::l:::::::|:::::::|:.` V少゙ , .::::`::. l:::l::::|::|::::::l:::| また見るっすよ!
|::l:::::::|:::::::l∧ .:´::. _ ∧:l::::|::|::::::l:::|
|::l:::::::|:::::::|::込、 V | ..:i|:::|:l::::|::|-、-、|
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|::レ''^~∨:|::l>|:::::::|l:::::〕 ‐-‐ l::::|:::::l|:::|:l:::リリ_, /
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降り注ぐ糞安価。
舞い降りる理性。
ネタと笑いとうんこのスレ、司令が迷う。
圧倒的、ひたすら圧倒的糞安価が蹂躪しつくす。
ささやかな望み、芽生えた愛、絆、健気な野心、
老いも若きも、男も女も、昨日も明日も呑み込んで、走る、糞、糞。
音をたててスガが沈む。
次回「脱出」。
不死鳥は炎を浴びて蘇る。
【追記】
もう手遅れなのでモモだけこのままスカトロモモ(直接表現は無し)で行きます
ですが、他のキャラクターはそれぞれ性癖(趣味)を抱えてもらいます
例
【性癖】
国広一(緊縛フェチ)
国広一(露出フェチ)
【趣味】
国広一(主従萌え)
国広一(クサマヲムッコロス萌え)
国広一(ダンゴムシ収集) などなど
自覚している場合、してない場合などはキャラごとに決めます
なのでこのキャラにはこれ! ってアイデアとか、逆にここまで行くと禁止!
ていうのがあったら遠慮なくどうぞ
随時ルール追加していくので、協力オナシャス!
<<現在禁止>>
・スカトロ(大) ※黄金水は可
・カニバリズム
嗅覚の鋭いワハハが臭いフェチなのは確定だろう?
かおりんは純粋にソフトMで……
いや、もっとこうソフトな感じに行こうよ……
弱み握られて赤面して慌てる咲キャラとか、もじもじして恥ずかしがる姿とかさァ!
そーゆーのでええんやで
ということで、鶴賀陥落編
<<現在禁止>>
・スカトロ(大) ※黄金水は可
・カニバリズム
・ネクロフィリア 攻撃力2800
・身体欠損
とりあえず、使えそうなの拾ってきた
これ以外は基本NG
追加の性癖とか欲しかったら、オナシャス
【病症性愛】病弱萌え
【身長差性愛】身長差萌え
【幼児行動性愛】ロリ・ショタの行動萌え カツ丼
【巨人性愛】大きい奴萌え
【筋肉性愛】ムキムキ萌え
【加虐性愛】ドS
【被虐性愛】ドM
【鼻腔性愛】鼻フェチ
【眼球性愛】目フェチ
【歯牙性愛】歯フェチ
【脚性愛】 脚フェチ
【臀部性愛】尻フェチ
【毛髪性愛】神フェチ
【巨乳性愛】クロチャー
【巨根性愛】デカチンラブ
【体臭性愛】体臭萌え
【分泌物性愛】汗・ヨダレなどなど
【糞便性愛】スカトロモモ
【嘔吐性愛】嘔吐萌え
【血液性愛】血液萌え
【窒息性愛】窒息に興奮する
【鏡像投影性愛】鏡に映すのに興奮する
【露出性愛】露出狂
【失態性愛】失敗すると興奮する
【犯罪性愛】犯罪行為に興奮する
【睡眠性愛】睡眠に興奮する
【埋葬性愛】埋める・埋められるのが好き
【医療性愛】医療行為に興奮する
【異性装性愛】純ニキ
【猥談性愛】猥褻な言葉や罵詈雑言が好き
【口述性愛】状況説明などを口述されると興奮する
【泣哭性愛】泣いたり、涙を流すことに興奮する
須賀京太郎が鶴賀に潜入してはや数十分
東横桃子の散らかしたものを片付け、ようやく開放された京太郎を待ち受けていたのは
桃子「あ、あのっ……//」モジモジ
京太郎「……」
そう、その東横桃子自身だ
桃子「えへっ、片付けてくれたんすね」パァァッ
京太郎「いや、そりゃな」
桃子「嬉しいっす!」ダキッ
京太郎「おいやめろ、マジでやめろ」グググッ
桃子「いーや、離さないっ」ムギュゥゥ
京太郎「……(まだうっすら臭うんだよ)」ギギギ
なぜだか、先ほど脱糞した奴が妙に懐いてくる
それもうざったいほどに
京太郎「(でも、まぁ使えるか)」
経過はともかく、一人堕としたと思えば成果になる
ここはうまいとこ使ってやろう
京太郎「おい、桃子」
桃子「?」
京太郎「お前は麻雀部なのか?」
桃子「はい。そうっすけど?」キョトン
京太郎「(やはりな……)」
桃子「そんなことより、ハァ、ハァ……トイレ、近かったりしないっすか?」ハァハァ
京太郎「……」
桃子「うへっ……えへへっ♪」スリスリ
京太郎「いくつか聞きたいことがあるんだけどさ」
桃子「? なんすか?」
京太郎「鶴賀のレギュラー構成、それと実力、能力、癖、家族構成、弱み……なんでもいい」
桃子「へ? そんなこと聞いて何に使うつもりっすか?」
京太郎「関係ないだろ。それとも、また漏らしたいか?」グググ
桃子「バッチコーイ!!」セイフクタクシアゲ
京太郎「……」
桃子「……」ワクワクッ
ハラパァァアァン!
ンギモッヂィィィィィ!!!
~~~~~~
桃子「とまぁ、こんなもんすね」ツヤツヤ
京太郎「……なるほどな。少しはまともな戦力らしい」
先鋒は地味な打ち手のようだが、次鋒のビギナーズラックが気になる
中堅もそこそこ打てるようだし、副将はこの桃子
そして大将の加治木ゆみ、か
京太郎「(ま、うちに勝てるとは思わないが……一応はな)」
悪い芽はあらかじめ摘んでおく
それが京太郎のポリシーだ
桃子「それで、こんな情報を何に使うんすか?」
京太郎「……」
桃子「もしかして、あの須賀京太郎がこんな仕事を?」
京太郎「黙ってろ」
桃子「変わるもんすねー、前はあんなことしてたのに」
京太郎「……」チッ
さて、これでほぼこいつは用済みと化したわけだが
どうする?
このまま手足として使うという選択もあるが……
桃子「あの、お腹痛かったりしないすか? ちょうどいい便器を知ってるんですけど」ハァハァ
京太郎「……」
選択安価↓2
1 協力させる
2 もう放置する
京太郎「(多少は使えるか)」
桃子「トイレ? トイレすか!?」
京太郎「うるさい。それより、ちょっと協力してくれないか?」
桃子「なんでもするっす!」
即答かよ
いや、お前……俺が言うのもなんだけど鞍替え早くね?
なんなのこれ、即落ち2コマってレベルじゃねぇぞ
どんだけ糞が好きなの?
というか糞で何が変わったの?
京太郎「……」
桃子「で、でもぉ……えへへ、条件があるっす」モジモジ
京太郎「……なんだ?」
桃子「ふ、ふふっ……それは、えっと」カァァァ
京太郎「(嫌な予感しかしない)」
桃子「須賀の――」
京太郎「」
~~~~~
京太郎「……最悪だ」ズゥーン
桃子「……」ケプッ
桃子は幸せそうな表情で京太郎に協力することになった!!
京太郎「んじゃ、レギュラーのところに案内しろ」
桃子「そうっすね。じゃあ最初は――」
安価↓2
桃子「やっぱり加治木先輩っすね」
京太郎「ほぅ、いきなり部長か……」 ※違います
桃子「でも、正直加治木先輩の弱みとか分からないすよ」
京太郎「だろうな。分かってたら今頃糞味噌してるだろうし」
桃子「……しかし、意外っすね」
京太郎「何がだ?」
桃子「……数々のオカルトを使い、戦場を生き延びた男」
京太郎「……っ」
桃子「その男の能力の中でも、もっとも恐れられた力……ハジ」
京太郎「おっと、そこまでだ」
桃子の言葉を遮り、京太郎は歩き出す
京太郎「まだ命は惜しいだろ?」
桃子「……案内するっす」
京太郎「……」
~~~~~
【鶴賀麻雀部】
京太郎「ここか」
桃子「今は確か加治木先輩しかいないハズっす」
京太郎「ほぅ、ならそれはチャンスだな」スッ
桃子「?」
京太郎「少し様子を見てくる。お前はここで待ってろ」
桃子「了解っす」ニカッ
京太郎「(かつての想い人を躊躇いなく売るなよ……)」シュバババッ
【鶴賀麻雀部 屋根裏】
ゴソゴソ
京太郎「さて、適当に穴を開けるか」
シュバッ!!
京太郎「よしよし。これくらいでいいだろ」
屋根裏に手頃な穴を開けて、京太郎はその穴を覗き込む
これで中の様子が伺いしれるはずだ
京太郎「(流石にそう簡単には尻尾を見せないだろうが……)」
しかし、人がいない空間では何を見せるか分からない
ここは……しっかりと見届けてやろう
ゆみ「……」ゴソゴソ
京太郎「!?」
な、何をやってるんだアイツ……?
アレは――
ゆみ「……ふふっ」
京太郎「(な、なんて奴だ……)」
自由安価↓3
ゆみちん、何してた?
京太郎が覗いた部室の中
その中央で、加治木ゆみは全裸だった
その綺麗な肢体を惜しみもなくさらけ出し、構えを取り微笑を浮かべている
そして、唐突にゆみはおじぎのようなポーズを取り
ゆみ「びっくりするほどユートピア! びっくりするひどユートピア!」パンパンッ
京太郎「」
自分の両尻を叩きながら、大声を上げているのであった
しかも白目で
ゆみ「ふふっ……//」ニヤニヤ
京太郎「(お、落ち着け。ここで慌ててもなにもいい事はない)」ドキドキ
ゆみ「あぁ……気持ちいいな……」ゾクゾクッ
京太郎「とりあえず撮っておくか」パシャパシャッ
とりあえずこれでかなりの弱みを握ったことになる
加治木ゆみに関してはこれでいいような気もするが……
選択安価↓2
1 脅す
2 次のターゲットへ
ゆみ「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピア!」
京太郎「……」ササッ
正直もう関わりになりたくない
それが京太郎の思いだった
~~~
ガコンッ! シュルルルッ! スタッ!
京太郎「よっと」
桃子「あ、おかえりっす。なんか変な声が聞こえたっすけど?」
京太郎「……これでも見ておけ」
桃子「え? 写真と動画……?」
ジィーッ
桃子「うわぁ……」ドンビキ
京太郎「100年の恋も覚めただろ。ほら、次のターゲットに行くぞ」
桃子「御意にっすー」
ゆみ「はぁっ、はぁっ、気持ちぃぃ♪」パンパンッ
京太郎「んで、次はどうする?」
桃子「んーと、そうっすねー。あの人にしようかなー」
京太郎「あの人?」
桃子「そう、それは……」
安価↓2
桃子「かおりん先輩っす」
京太郎「かおりん? ああ、ビギナーズラックの」
桃子「結構気が弱いから、脅かしすぎないようにするっす」
京太郎「ああ、分かった」
妹尾佳織か
どんな奴かは知らないが……一番危険な奴のような気がする
京太郎「よし、案内してくれ」
桃子「はーい!」
タタタッ
【妹尾家】
京太郎「ここか」
桃子「今日は何か【特別な用事】で、休んでるっす」
京太郎「ほぅ、特別な用事、ねぇ」ニヤリ
もしかするとそれがこいつの弱点かもしれない
ならば、そこを突くのみだ
京太郎「桃子、お前は普通にインターホンを鳴らせ」
桃子「うぃっす」
京太郎「それで出てきたターゲットとしばらく話して時間稼ぎだ」
桃子「須賀は?」
京太郎「俺はやつの部屋に忍び込む」
桃子「了解っすよー!」
京太郎「よし。じゃあ行くぞ」
ピーンポーン
桃子「すいませーん、東横っすけどー」
……
佳織『えっ、桃子さん!? ちょ、ちょっと待っててね!』
桃子「ゆっくりでいいっすよー」
ドタバタッ ガタッ
ガタゴトッ! ガシャーン!
ガチャッ
佳織「はぁっ、はぁっ、お待たせ」ゼーゼー
桃子「大丈夫っすか?」
佳織「う、うん。大丈夫だよ」ニコッ
京太郎「さて、今の内だな」サササッ!
それにしても、随分な慌てようだ
顔もどこか赤いように見える
これは何かありそうだ
【佳織の部屋】
ガチャッ
京太郎「……さて、ここか」キョロキョロ
パッと見は普通の女子高生の部屋ってとこか
しかし、必ず何かある筈だ
京太郎「……ん?」チラッ
こ、これは!?
京太郎「な、なんでこんなものが……?」ゾクッ
あの女、本当はこんなものを!?
部屋にあったもの、自由安価↓3
SM雑誌スナイパー
京太郎「SM雑誌スナイパー……だと?」
しかも一冊や二冊ではない
かなりの数がダンボールに詰められている
京太郎「アイツはSM好きなのか……?」
しかしそうなると、あいつがどっちなのか判別しなければならない
気が弱いならMの可能性が高いが……逆に抑圧されてSの可能性もある
京太郎「……」
どうする?
これ以上部屋探しをしてもSかMかを判別するのは難しい
ソレジャーマタネ ウッス!
ガチャッ
京太郎「ちぃ、あのブリブリ! もうちょい粘れよ!」
時間もないし……ここは!
安価↓2
1 待ち伏せして襲う
2 待ち伏せして様子を伺う
3 収穫は十分 もう帰る
京太郎「あいつがSかMかなんてどうでもいいな」
パシャッパシャッ
京太郎「SM好きの証拠は抑えた、これで十分」
ダダダダッ
シュバババ!
シュタッ!
ガチャッ
佳織「ふぅー、焦っちゃったよぉ」ヤレヤレ
ガサゴソ
佳織「ふふっ……//」モジモジ
~~~~
京太郎「待たせたな」
桃子「おー、すごい動きっすね」パチパチ
京太郎「お世辞はいい。それより、収穫はあったぞ」スッ
桃子「ほえー、あのかおりん先輩がSM……」
京太郎「これで残り二名、か」
桃子「うっす、それじゃあ次はやっぱりむっちゃん先輩すね」
京太郎「津山睦月……」
桃子「あの人は意外と一筋縄じゃいかないっすよ」
京太郎「ほぅ、それは楽しみだ」
桃子「それじゃ、行くっす」
【街中】
ガヤガヤザワザワ
睦月「……」スタスタ
京太郎「いたな」
桃子「部活を休んで、街中で何をしてるんすかね?」
京太郎「……」ジィーッ
睦月「……」ニヘラァ
京太郎「にやけてるな」
桃子「そうっすね」
京太郎「データじゃプロ麻雀せんべぇが好きなんだっけ?」
桃子「カードを集めてるらしいっすけど」
京太郎「だが、そういうもんを持ってる感じもしないな」
睦月「……」モジモジ
京太郎「……?」
桃子「あっ! 見てくださいっす!」
睦月「っ!」キョロキョロ
ダダダッ!
京太郎「辺りを警戒しながら、建物に入ったな」
桃子「あの建物は……?」
京太郎「な、なん……だと?」
あの女、あんな顔してこんな店に?
たった一人で入って行ったってのか!?
京太郎「なんで奴だ……」
桃子「そればっかりすね」
睦月が入ったお店
それは――
自由安価↓3
京太郎「ボディ……ビル?」
桃子「うわぁ、超男臭いっす」オエッ
京太郎「とりあえず潜入する。お前はステルスモードで着いてこい」
桃子「アイアイサー!」スゥゥゥ
京太郎「俺も声をかけられると面倒だ……」絶
桃子「ハァッハァッ……ステルスカップルっすね、私たち」モジモジ
京太郎「(きもい)」ガチャッ
ヘイカモーン バッチコーイ!
アァンダラシネィナ? アァン、アンカケチャーハン?
京太郎「これがボディビルジムか」
桃子「むっちゃん先輩はどこっすかね?」キョロキョロ
睦月「……」
京太郎「いた。アイツ、一体こんな場所で何を?」
桃子「もしかして、アレは……!?」
コンマ安価↓3
00~49 滅茶苦茶鍛えてる
50~99 マッチョ見ながら興奮してる
睦月「ヘイカモォォン!」ガシャアン!
マッスルA「ワーオ! ナイスバディッ!」
マッスルB「イェエェア!」
睦月「もっと、もっと力を!!」ガシャンガシャン!
マッスルC「ヘイ! プロテイン!」
睦月「オッケーェ!!」ゴキュゴキュ
ムキッ! バリバリバリッ!
睦月(3m)「バオォォォッォォオ!!!」ムキィィンン
マッスルABC「ビューティフォー……」
京太郎「……なぁ」パシャッパシャッ
桃子「はい」
京太郎「100kgのバーベルを上げ下げしてるように見えるんだが」
桃子「奇遇っすね。私もっす」
睦月「ハァァァァア!!」ガシャコンガシャコン
京太郎「……次、行くか」
桃子「そうっすね」
睦月「Foooooooooooo!!!」ムキッ
京太郎「いよいよ最後の一人だな」
桃子「そうっすね」ズゥーン
京太郎「仲間の変態ぶりを知って嘆くのは後にしろ」
桃子「は、はい」
京太郎「最後の一人、蒲原智美を見つけるぞ」
桃子「今日は確か、車でどこかに行くって」
京太郎「そこはどこなんだ?」
桃子「分からないっす」
京太郎「……仕方ないな」ガチャッ
そう言って京太郎は黒い電子ノートを取り出す
その画面には地図のようなものが映し出されている
桃子「それは?」
京太郎「衛星にハッキングして、奴を見つけ出す」カタカタカタ
桃子「え?」
京太郎「……そう遠くないな。歩いて行ける距離だ」ピピピッ
桃子「ちょ、えっ?」
京太郎「それじゃあ行くぞ」
桃子「……」コクッ
~~~~~
京太郎「ということで来てみたが……」
桃子「……」
京太郎「アイツ、何をしてるんだ?」
智美「……」
京太郎が驚くのも無理はない
ここは何も無いようなただの山奥
木々は生い茂るだけで、他には何もない
そんな場所で、蒲原智美は何をやろうとしているのか?
京太郎「……一体なんなんだ?」コソッ
桃子「さあ……?」
京太郎「いや、待て。動き出したぞ」
智美「……」ガサゴソ
京太郎「!?」
智美「ワハハ……ここなら誰にも見られないぞー」ニヤリ
桃子「あ、あぁっ……」ブルブル
京太郎「く、狂ってるぞアイツ……!」
智美が行った行動とは?
自由安価↓3
キュベレイの慣らし運転
狂ったように泣きながら愚痴ってるのか……
蒲原さん、なんかごめんなさい
智美「ふざけるんじゃないぞ!!」
京太郎「」ビクッ
智美「部活は私が作ったのに、ユミちんめ……ユミちんめぇええええええ!!!」ポロポロ
ガンッガンッ
智美「モモだって! ユミちんばっかり、私は部長なんだぞぉおぉぉっぉ!!」ブワッ
桃子「あ、あぁっ……」ブルブル
智美「ああああああああああっ!! うがぁぁぁっ!!」
京太郎「く、狂ってるぞアイツ……!」
智美「むっきーも!なんかっ! デカイし! いつの間にか! デカイ!!!」
ジタバタッ
智美「イェェェガァァァアッァァアァ!!! ファアァアッァァァ!」
京太郎「……」
桃子「」ガタガタガタガタ
智美「嫌だよぉぉぉ、みんな私を頼って欲しいんダァァァアァァx!!」ウワァァァン
ビエェェェン!
京太郎「……」REC
桃子「なんか、いたたまれないっすね」
京太郎「だが……弱みだ」
智美「うぅっ、ぐすっ……ひっぐ、わた、私だって……ユミちんより、頑張、って、うぇっ、るのにぃ」グスグス
京太郎「……さて、帰るか」
桃子「はいっす」
こうして、須賀京太郎の鶴賀潜入捜査は幕を下ろした
その結果が、これである
【鶴賀 潜入レポート】
【先鋒 津山睦月】
理由は不明だが筋トレにハマっている模様
その恐るべき筋力は驚異的だが、ぶっちゃけ麻雀にはなんの影響もないだろう
【次鋒 妹尾佳織】
ビギナーズラックでイレギュラーな和了を見せるらしい
経験で戦う染谷まこでは相性が悪いが、SM好きの点を脅せば従順になるだろう
【中堅 蒲原智美】
一見、彼女がみんなの輪の中心のようだが実は違う
その空回りぶりには涙が出そうだ
【副将 東横桃子】
スカトロモモ
気配を消して他家からの和了を逃れることが出来る
だがもう堕として従順な為、特に怖くもない
【大将 加治木ゆみ】
真面目な容姿だが、実はただの変態
それを隠しているあたり理性はあるようだが、既に証拠は抑えている
久「……これが報告書ね」
京太郎「ええ、苦労しましたよ」
久「ふふっ、鶴賀ってのも面白いメンバーね」クスクス
京太郎「……」
久「でもこれで、鶴賀の攻略は終わりだわ」
京太郎「それじゃあ、次の学校にでも派遣しますか?」
久「それなんだけど、須賀君。実は……お知らせがあるの」
京太郎「? なんですか?」
久「もう、やめにしましょう」
京太郎「!?」
久「……今回でよく分かったでしょう? こんなの、間違ってるって」
京太郎「い、いきなり何を?」
久「須賀君……あなたが頑張ったのは認めるわ」
京太郎「……部長」
久「でもね、正直こんなことになるなんて思ってなかったのよ」
京太郎「そ、それは!」
久「須賀君のキャラはブレブレだし、私もよく分かんないし……そもそもギャグじゃないし」
京太郎「確かに、それはそうですけど……」
久「つまり。これ以上続けても、もう……未来は無いのよ」
京太郎「そんな……」
見てるコッチが泣きそうだよ
次があれば、蒲原さんの安価は優しいものを選ぼう(提案)
久「これはあくまで息抜き……所詮テストのようなもの」
京太郎「……」
久「こんな下品で汚らわしいスレを残していても……京太郎ファンが不当に責められるだけじゃない!」
京太郎「……すみません。俺が、俺が不甲斐ないばかりに」
久「……ねぇ、須賀君」
京太郎「はい」
久「……ギャグって、難しいわよね」
京太郎「……はい」
久「……次は」
京太郎「はい」
久「次は、もっと違う未来になるかしら?」
京太郎「わかりません……」
正直、分からなかった
俺が今ここにいるのは、なんの為なのか
俺はどうすれば、まっすぐ生きられるのか
でも、きっと
京太郎「……次は」
久「え?」
京太郎「次は……あるハズですから」
そう、こんなのはまだ始まりにすぎない
鹿児島で悪霊に憑かれて
白糸台で女と入水自殺して
やきうに精を出して
麻雀の説明会が腹パンに変わって
麻雀で核爆発も起こして
借金を背負ってビデオレターで
ロボットを操縦したりして
都市伝説と戦って
各県に派遣されて
トップアイドルになった時もあれば、普通の高校の青春を送ったりもした
そんな、世界のほんの一部にすぎないから
京太郎「……部長」
久「ふふっ、なぁに?」
京太郎「また……会いましょうね」
久「ええ、きっと」
今でも思う
夢のような日々もあれば、中にはもううんざりってもんがある
ただ、そんな世界の中でもこの世界は……
京太郎「きっと、そこそこマシな方なんだろう」
カンッ
もう無理ぽ……頭が破裂しそう
変態設定って、運用が難しすぎるんですね……
ということで一度完結します
スレ立てた当初は他の世界線の記憶を持った京太郎無双(ディケイド風味)
暴れまわるギャグ系にする予定だったんですが……どうしてこうなった
一応このスレで学んだこともたくさんありますので
この経験を活かして、似たようなスレ(糞は無い)を近い内にまた息抜きで建てようかと思います
こんな糞スレに付き合ってくださった方には非常に申し訳ない
お酒を飲んでスレ進行、ダメ、絶対
これまでありがとうございました
京太郎無双なギャグ
ジュンイチロー的な感じか、全裸になるお巡りさん的な
大和田作品パロのイメージ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません