日向「安価で狛枝の誕生日を祝おう」 (73)

田中「我らが盟友の生誕を祝う漆黒の宴を執り行うというわけだな」

七海「準備の時間も必要だからやっぱり誕生日パーティーは夜…だと思うよ?」

ソニア「ジャパニーズバースデイパーティーですね!」

罪木「わぁ、た、楽しみですねぇ」

十神「細かい手配は任せておけ。俺が導いてやる」

澪田「さっすが白夜ちゃん!頼りになるっす!」

西園寺「でもさー、当日から計画練るってどうなのー?日向おにぃってぬけてるよねー」

小泉「確かに日寄子ちゃんの言う通り、当日にってのはどうかと思うよ?」

日向「あぁ、それなんだがな…狛枝は結構鋭いから事前に計画するとバレるだろ?」

七海「それに、狛枝くんの不運で事前に準備したものがダメになっちゃうかも」

終里「俺は肉食えればいいぞ」

弐大「肉も大事じゃが野菜も食わんといい筋肉はつかんぞ」

九頭竜「俺は参加しねぇからな」

辺古山「坊っちゃん、せっかくですから参加しませんか?」

左右田「俺はソニアさんが参加するなら参加します!」

西園寺「左右田おにぃには誰も聞いてないんですけどぉ」

澪田「澪田いいこと思いついたっすよ!>>3とかどうっすか!?」


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狛枝を呼ばない

澪田「パーティーにナギトちゃんを呼ばないとかどうっすか?」

左右田「お前…悪質すぎんだろ」

澪田「誕生パーティーに呼ばないとかこれこそサプライズっすよぉ!」

罪木「えっと…私はそういうの慣れてますけどやめたほうがいいと思いますぅ」

西園寺「ゲロブタ黙ってろよ。いいじゃん澪田おねぇ!私は賛成!」

小泉「うーん、考えてみたら狛枝ってちょっと変だしクラスメイトだからってパーティーやるほど仲良くはないわよね」

弐大「仲間外れはいかんと思うがワシも少し苦手じゃのぉ」

日向(このままじゃ狛枝が孤立してしまう!何か反論を>>6!)

無視したら何しでかすかわかんないだろ!

日向「無視したら何しでかすかわかんないだろ!」

豚神「子供じゃないんだ。誕生日を祝わないくらいでそう怒りもしないだろう」

左右田「で、でもあの狛枝だぞ?日向の言う通り何するかわかんねぇじゃねぇか!」

七海「うーん、狛枝くんの印象が悪くなったみたいだね?選択肢失敗…だと思うよ?」

ヒョコッ

花村「あれ?パーティーやめるの?せっかく仕込みしてたのに…」

終里「飯なら俺が残さず食ってやるから安心しろよ!」

花村「うーん、まぁ終里さんなら全部食べちゃえると思うけど…本当にやめるの?」

澪田「ナギトちゃん呼ばないだけでパーティーはするっすよ!」

花村「そうなの?まぁ、料理が無駄にならないならそれでいいけど」

日向(このままじゃ本当に狛枝抜きのパーティーが始まってしまう…なんとかしないと>>10)


狛枝のことをよく知らないからそういう考えになるんだ
このパーティーで狛枝のことをもっと知ろう


日向「狛枝のことをよく知らないからそういう考えになるんだ。このパーティーで狛枝のことをもっと知ろう」

小泉「まぁ、日向がそう言うんなら狛枝呼んでもいいけど」

西園寺「ええ!?甘いよー潰すんなら徹底的にぷちぷちしなきゃ!」

七海「良かったね、日向くん」

澪田「たはーっ!澪田の意見は却下っすかー…じゃ、次の意見ある人挙手っ!」

罪木「あの、>>15なんてどうですか?あ、でしゃばってごめんなさぃぃ!」

パイ投げ

罪木「パイ投げなんてどうですかぁ?」

西園寺「つまり、ゲロブタを投げて遊ぶって事だね!ゲロブタのわりにいい案出すじゃん」

罪木「ふぇっ、な、何でそうなるんですかぁ?」

花村「パイとオッパイをかけてるんだね!罪木さんはオッパイが大きいからたゆんたゆんだね!」

小泉「花村サイテー…」

花村「ええっ!?先に言い出したのは西園寺さんなのにぃ」てるてる

日向「西園寺や花村の言葉はともかくいい案だぞ。ありがとな、罪木」

罪木「い、いえ…皆さんのお役に立てたのなら良かったです…えへへ」

日向「じゃ、まずは入ってきた狛枝に誕生日おめでとうを言いながらパイをぶつけよう」

七海「最初から会場がぐちゃぐちゃだね」

日向「まぁ、こういうのは散らかるのが普通だからな」

花村「あ、僕からも意見いいかな?>>20とか」

みんなザーメンかける

花村「みんなでザーメンをかけるとか」

罪木「ふぇ?ふぇぇぇぇ!?」

西園寺「ゲロブタうっさい!」

終里「ザーメンってなんだ?うまいのか?」

花村「慣れればおいしいと思うよ…というわけで今夜どう?」

弐大「やめんかい!」

ソニア「田中さん、ザーメンってなんですか?」

田中「そ、それはだな…か、簡単に口にすること許されぬ言葉だ!」

左右田「花村、お前のせいで神聖なソニアさんがザーメンなんて言葉口にしちまったじゃねぇか!」

花村「ええー、いい案だと思ったのにー」

左右田「これ以上変な案を出される前に俺が意見出すぞ!>>25だ」

ブルーラムで乾杯

左右田「ブルーラムで乾杯だ!」

日向「そういや、狛枝はブルーラム好きそうだな」

田中「ならば、これも漆黒の宴に必要だろう」

西園寺「ええー、ブルーラムとかパーティーの雰囲気台無しじゃん!」

澪田「落ち着いた大人のパーティーっすね!きゃー、イブキ初体験っす!」

豚神「それも悪くないな…だが、料理はがっつり頼むぞ」

小泉「てか、ブルーラムって健康に悪そうな感じだけど…大丈夫なの?」

罪木「飲み過ぎなければ大丈夫だと思いますぅ」

辺古山「坊っちゃん、落ち着いた感じならどうですか?」

九頭竜「騒ぐよりはいいが…というかお前は参加するつもりなのか?」

辺古山「そのつもりですが坊っちゃんが行くなと言うなら行きません」

九頭竜「別に行きたきゃいけよ。俺の顔色いちいち伺わなくていい」

辺古山「では、私も意見を出そう>>32

腹パン


辺古山「腹パンはどうだ?」

日向「そこまで狛枝は嫌われていたのか…」

弐大「あの細い体を鍛えるためにしてもいきなりは過酷すぎるじゃろう」

澪田「んー、さすがに、バイオレンスすぎてちょっとついてけないかもかもー」

辺古山「ん?腹にパンダを描き踊るだけだろう?」

左右田「勘違いかよっ!?」

七海「へぇ、腹パンってそういう意味なんだ」

日向「お前もか…」

辺古山「左右田、頼めるか?」

左右田「俺がやるのかよ!?」

西園寺「辺古山おねぇのおなか見たいなんて左右田おにぃの変態」クスクス

左右田「わかったよ!やればいいんだろ!」

西園寺「んじゃ、左右田おにぃの腹踊りけってーい!」

日向「なんだか方向性がわからなくなってきたな」

ソニア「日向さん日向さん!せっかくなので>>40もやってみましょう!」

石仮面を作って狛枝に被せる

ソニア「石仮面を作って狛枝さんに被せましょう!」

終里「石仮面ってなんだ?」

七海「ジョジョって作品に登場するアイテム…だと思うよ?」

日向「なんでそれは知ってるんだよ」

七海「ジョジョはゲームも出てるからだよ」

日向「でも、実際に石で作るとなると時間がかかりそうだな」

豚神「本物の石は無理かもしれんが俺に任せておけ。パーティー開始までに間に合わせてやる」

澪田「白夜ちゃん!イブキにも何か作って欲しいっす!」

豚神「今回は狛枝の誕生祝いだ。我慢しておけ。だが、お前の誕生日にはお前のための物をプレゼントしてやる」

澪田「おー、期待してまむ!」

豚神「ところで、狛枝を迎えに行く役はどうするつもりだ?俺は無理だぞ」

花村「僕は料理があるからちょっと…」

左右田「俺は腹踊りの練習があるから行けねぇぜ」

日向「>>46に頼もう」

縺上★

日向「九頭竜、頼めるか?」

九頭竜「は?何で俺がお前らの仲良しごっこに付き合わなきゃならねぇんだ」

日向「他のみんなは準備で手が空いていないんだ。呼んでさえくれれば参加はしなくて構わないから頼むよ」

九頭竜「ちっ、何時に呼べばいい」

日向「やってくれるのか!」

九頭竜「パーティーに参加させられるよりはマシだからな」

澪田「よーし、急ピッチで準備するっすよー!」

七海「…zzz」

澪田「もうオネムっすか!?」

小泉「じゃ、始めよっか日寄子ちゃん」

西園寺「床に画ビョウばらまいてくるねー」

小泉「それはダメ!普通に準備しよ?」

西園寺「むぅ…おねぇが言うなら」

罪木「きゃー!転んでしまいましたぁ!」ドンガラガッシャン

花村「ふぅ…ごちそうさまです!」

弐大「力仕事や高いところの飾りつけはワシに任せろ!」

終里「これ、もう食っていいか?」

辺古山「まだパーティーは始まっていないぞ」

日向「なんとかなりそうだな」


数時間後

狛枝「うーん、今日は誰も見かけないけどどうしたんだろう?」

狛枝「もしかしたら、全員でボクを無視していじめてるのかな?」

狛枝「だとしたら、この不運の先にはどんな幸運が待ってるんだろう…ワクワクするね!」

九頭竜「おい、狛枝。ちょっとツラ貸せや」

狛枝「あ、九頭竜くん!うん、構わないけどヤキでも入れられちゃうのかな?」

九頭竜「黙ってついてこい」

狛枝「?それにしても、みんなに無視されてると思ったら普段話さない九頭竜くんが話しかけてくれるだなんて…これが今回の幸運かな?だとしたら、嬉しいな。やっぱり超高校級のみんなと話してその希望を感じたいと思っていたから…あぁ、勿論ボクみたいなゴミクズがおこがましいとは思うんだけどやっぱりボクは超高校級のみんなを崇拝し九頭竜「黙れって言っただろうが」

狛枝「うん!」ニコニコ

九頭竜「ちっ、引き受けなきゃ良かったぜ」

パーティー会場前

狛枝「ここかい?」

九頭竜「あぁ、じゃあな」

狛枝「え、帰っちゃうの?せっかくだから一緒に行こうよ。九頭竜くんの超高校級の才能について詳しく聞かせて欲しいな」

九頭竜「ばっ、やめろ!引っ張るな!」

バンッ

豚神「 準備はいいか?投げるぞ?おめでとう」ヒュンッ

澪田「ナギトちゃん、誕生日おめでとうっす!」ヒュンッ

七海「おめでとー」ヒュンッ

日向「おめでとう、狛枝」ヒュンッ

終里「おめでとう」モグモグ

弐大「おめでとうじゃー!」ヒュンッ

辺古山「おめでとう」ヒュンッ

花村「おめでとう!」ヒュンッ

西園寺「おめでと」ヒュンッ

左右田「ぎにゃー!西園寺こっち投げんな!」ベトベト

小泉「誕生日おめでとう!」ヒュンッ

ソニア「おめでとうございます!」ヒュンッ

田中「我らからの祝いの供物、受けとるがいい!」ヒュンッ

狛枝「」ベチャッグチャッグチョッ

九頭竜「」ベチャッグチャッグチョッ

辺古山「あ、坊っちゃん…」

狛枝「えーと、これはどういうことかな?」

辺古山「坊っちゃんすみません坊っちゃん」フキフキ

九頭竜「痛っ…強く拭きすぎだ。落ち着けペコ」

澪田「あちゃー、フユヒコちゃんにも当たっちゃったみたいっすね」

日向「狛枝、誕生日だろ?だから、パーティーを開くことにしたんだ」

狛枝「誕生日?え、ボクの?」

豚神「お前以外に誰がいる」

狛枝「あ、あはは…ごめん。誕生日を祝ってもらうなんて慣れてなくて」

澪田「ナギトちゃんは仲間っすから祝うのは当然っすよ!」

左右田「お前は仲間外れにしようとしてただろうが!」

澪田「忘れちゃったっす!」テヘペロ

日向「みんなで協力して準備したんだ。ブルーラムで乾杯しよう」

花村「ザーメンでもいいよ!」

日向「それはやめろ」

かんぱーい!

狛枝「今日誰にも会えなかった不運はこのためだったんだね!」ゴクゴク

日向「あ…わ、悪かったな。一人にして」ゴクッ

狛枝「構わないよ。一人には慣れてるから」

日向「…そうか」

西園寺「余興は左右田おにぃの腹踊りだよ」クスクス

左右田「笑うなよ!お前ら絶対笑うなよ!」

七海「フリ…かなぁ?」

左右田「違う!」

ぴーひゃらぴーひゃら

ソニア「これがジャパニーズ宴会芸の腹踊りなんですね!面白い!誉めてつかわそう!」

左右田「ソニアさんが誉めてくれた!よっしゃ、やるぜー!」

小泉「」パシャッパシャッ

左右田「小泉、待て!撮るのはやめろ!」

小泉「せっかくの思い出なんだから撮らないともったいないわよ」

左右田「ぎにゃー!」

ソニア「わー、破壊神暗黒四天王さん達の芸は素晴らしいですね!」

田中「ふ、この程度こいつらにとっては児戯にすぎぬ」

狛枝「あぁ、でもあんまり上手くいきすぎると次の不運が来ちゃいそうだな」

日向「そんな事言うなよ」

狛枝「ボク自身に起きるならまだいいんだけど、ね」

澪田「二番、澪田唯吹!歌いまーす!」

澪田「イブキの魂の叫び、聞くっすよー!」

豚神「」モグモグ

終里「」モグモグ

澪田「って誰も聞いてない!?」ガビーン

西園寺「まったくゲロブタはゲロブタだからゲロブタで…」ヒック

罪木「さ、西園寺さん?まさかブルーラムで酔っちゃったんですか?」

と、その時!不運>>60が!


豚神が作った石仮面が本物と同じ力を持ってしまった

豚神「そうだ、狛枝。これはプレゼントだ」っ石仮面

狛枝「これは?」

豚神「ジョジョという作品に出てくる人間を吸血鬼にする道具…を再現してみた」

狛枝「まさか、効果まで再現してたり?」

豚神「そんなわけないだろう」

ソニア「さぁ、狛枝さん!被ってみてください!」

狛枝「あ、うん」カポッ

狛枝「どうかな?」

ソニア「グッジョブです!」

狛枝「あはは、ありがとう」

澪田「ナギトちゃんが吸血鬼とか似合いすぎっすー!」

セレス「吸血鬼と聞いて」

終里「誰だオメェ」

セレス「私はセレ狛枝「後輩の超高校級のギャンブラー、セレスティア・ルーデンベルグさんだよね!数々のギャンブルを勝ち抜いてきた素晴らしい才能を持った人だよ!」

セレス「…まぁ、手間が省けたのでよしとしましょう。それで、その石仮面とやら譲ってくださいませんか?」

澪田「ええ!?せっかく白夜ちゃんがナギトちゃんのために用意したものっすのにー!」

狛枝「ボクは構わないよ。ジョジョにも吸血鬼にも興味はないから」

セレス「うふふ、ありがとうございます。では、さっそく苗木くんにでも被せてきますわね」スタスタ

ナエギ「セレスサン,ドウシタノ?」セレス「チョットカブッテミテクダサイ」ナエギ「エ?ウワァァッ」セレス「ウフフ,サキニワタクシノチヲツケテオキマシタノ」ナエギ「ナ,ナンダカチカラガワイテクルゾ!」

日向「な、なんだか物騒な言葉が聞こえてきたぞ」

七海「気にしたら負けだよ、日向くん」


澪田「次は白夜ちゃんの物真似っす!」

豚神「俺の占いは3割当たる!」

澪田「おお、凄いっす!誰だか知らないけど!」

豚神「ソニアさーん!」

澪田「カズイチちゃんっすね!」

豚神「真実はいつもひとつ!」

七海「日向くんのほうが上手そうだね」

日向「そ、そうか?」

狛枝「あは、凄いなぁ…さすが超高校級の詐欺師だね。卒業後は影武者として働いていくんだって?」

豚神「あぁ、十神白夜以外にも複数の依頼が来ている」

澪田「大人気っすね!」

ぴーひゃらぴーゃら

左右田「ソニアさん!俺の勇姿、見てくれてますか!」

ソニア「ふふ、可愛いですね四天王さん」

田中「見た目に騙されるな。奴等はこの俺様が訓練しているとはいえ、奴等の牙にかかれば貴様の柔肌など容易く貫くぞ」

ソニア「優しいんですね、田中さん」

田中「っ、べ、別に俺は優しくなど…」

その時!幸運>>67が!

希望の象徴カムクラ降臨

日向「うっ、頭が…」

小泉「日向?どうしたの?」

罪木「あの、体調が悪いなら一緒に保健室に行きましょう?」

カムクラ「ツマラナイ」

狛枝「わぁ、人口とはいえ希望の象徴に会えるなんて幸運だなぁ」

澪田「そういえば、ハジメちゃんは元予備学科で頭の中グリグリされて本科に来た特別な超高校級だったっすよね!」

狛枝「うん、最初は予備学科なんて見下してたんだけどカムクラは才能がいっぱいで希望に溢れまくってるんだ!」

カムクラ「誕生パーティーですか。ツマラナイ…ですがオメデトウと言っておきましょう」

狛枝「…っ!んぅぅぅ!」ギュウウッ

澪田「ナギトちゃんがいつも以上に自分を抱き締めまくりんぐ!」

狛枝「はぁっ…もう幸運すぎて死んじゃいそうだよ」

澪田「死んだらダメっすよ!これからみんなで楽しい毎日が続いていくんっすから!」

狛枝「うん、ありがとう澪田さん…それに、みんな!ボクみたいなゴミクズがおこがましいけどみんなと楽しい日々、過ごしていけたらいいな」

おわり

狛枝誕生日おめでとう!

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