響「は、春香のせいで頭がまだ痛いぞ…！」ｽﾞｷｽﾞｷ

春香「ふーんだ。どうせ私は無個性の暴力魔ですよーだ」ﾌﾟｲｯ

雪歩「ふふっ、相変わらず仲良しだね二人とも」

響「…まあな！」ﾌﾌﾝ

春香「勿論だよ！…あれ？雪歩、もしかして羨ましいの？」

雪歩「へっ!?ち、違うよ！そういう意味で言ったんじゃなくて…」

響「…雪歩」ｼﾞｯ

雪歩「な…何？響ちゃん」

響「自分は雪歩だけ仲間外れに何てしないぞ。何たって自分達は、同じユニットで同じトップアイドルの仲間なんだからな！」ｶﾞｼｯ

雪歩「ひゃあっ!?」

響「さあやるんだ春香！雪歩だって春香が来る前、『春香ちゃん、変装に手間取ってるのかなあ。リボンを取るだけで変装になるのにね』って言ってたんだからな！」ｽﾞｲｯ

雪歩「ちょ、ちょっと響ちゃん！バラさないで…あ」

春香「うん！雪歩だって私たちの大切な仲間なんだから、仲間外れは良くないよね！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

雪歩「は…春香ちゃん…違うの…これは違うの……！」ｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

春香「問答無用ぉー！」ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ

雪歩「ひぃぃぃぃぃぃん！」


雪歩「ふぇぇ…」ｼﾞﾝｼﾞﾝ

春香「…そろそろ行こっか」

響「…だな」

春香「それで、今日はどこ行く？」

響「自分は読んでるラノベの新刊が出たから買おうって思ったんだけど…雪歩は？」

雪歩「私は特に買うものはないんだけど…春香ちゃんさえ良かったら一緒に書店に行こうかな」

春香「うん、いいよ！じゃあ早速行きますか！」



響「お、あったあった。自分、ちょっとレジに行ってくるぞ！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

はるゆき「いってらっしゃーい」

春香「さてと。雪歩、あっちの雑誌コーナー見た？」

雪歩「まだ見てないけど…765プロの誰か写ってたの？」

春香「うん！ほら、真美とやよいが表紙だよ！このファッション雑誌！」

雪歩「！…わあ、やよいちゃんが何だかすごく大人っぽい…！」

春香「真美もなかなか着こなしてるよね！真美、実は結構背高いからなあ」

真美「んっふっふ～」

はるゆき「「！！？」」

春香「まっ…むぐっ!?」

雪歩「あんまり大声で名前呼んじゃダメだよ春香ちゃん。周りの人たちにバレちゃうから」ﾋｿﾋｿ

春香「そうだった…ありがと雪歩」ﾋｿﾋｿ

春香「っと…真美も何か買いに来たの？」

真美「お気に入りのコミックを少々～。後はいおりんの写真集が出るみたいだから買って驚かせようと思いましてなあ！」ﾌﾌﾝ

真美「それと、やよいっちも来てるよ」ｽｽｯ

やよい「うっうー！春香さん、雪歩さん、こんにちは！」ﾋｮｺｯ

雪歩「こんにちは、やよいちゃん」

春香「こんにちは！あ、やよいと真美のファッション雑誌見つけたよ！やよいって大人っぽい服も似合うんだね！」

やよい「似合ってますかー？えへへ、ありがとうございますー！」

真美「やよいっちは一番上のお姉ちゃんだから、実は大人っぽいファッションも似合うんじゃないかって。カメラの兄ちゃんがすごいすごいって褒めてくれたんだぜ？」

雪歩「そう言うオファーが来たの？すごいなぁ…」

真美「ま、真美とやよいっちのミリョクにかかりゃどんな兄ちゃん姉ちゃんだってハチクロよ！」

春香「イチコロ、ね」

響「買ってきたぞー…お、真美にやよい！」

真美「ひびきん！」

やよい「響さん、こんにちは！」ｶﾞﾙｰﾝ

響「はいさい！ 皆でなに見てるんだ？…え？これ、やよい？」

真美「似合うっしょ→」

響「へー！意外だけどすっごく綺麗だぞ！流石はやよいだなあ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

やよい「♪」

真美「ねーひびきん、真美は？真美はナデナデしてくれないのー？」ｸｲｸｲ

響「おお？しょーがないなあ…」ｽｯ

響「…………」ﾋﾟﾀｯ

響（…真美、背え高いなあ…頭に手がちゃんと置けないぞ…）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

真美「…ひびきんはちっちゃいなあ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

響「うがー！わざとだろ真美！」

真美「んじゃ、真美たちはこのまま事務所に戻るからね→」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

やよい「うっうー！春香さん、雪歩さん、響さん、さようならー！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

春香「ばいばーい」ﾌﾘﾌﾘ

雪歩「雑誌は後で買っていくね」ﾌﾘﾌﾘ

響「また明日なー！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

春香「…ふう。最近『わんつ→ているず』は色んな所に出演してるよね！ゲームとか朝のヒーロー番組のイベントとか」

響「しかもスケジュールを自分達で管理し始めたんだろ？やよいもそうだけど、真美も結構しっかりしてきたよなあ」

雪歩「二人とも成長したんだって思えてくるね」ｸｽｯ

春香「…」

雪歩「…」

響「何で自分を見るんだよ！自分、まだ伸びるからな!?」ｳｶﾞｰ

響「で、これで自分の用事は終わったわけだけど…次どこ行く？」

春香「…どうしよっか？」

雪歩「どうしよう…」

響「…何か、自分たちこう言う無計画な所は全く成長してないような気がするぞ…真美ですら今は考えて行動してるのに」

はるゆき「うっ」ｸﾞｻｯ

春香「ほっ、ほら！本当に久し振りのオフだからさ！とりあえず何処か外に行きたいって思うよね！ね!?」

雪歩「うんうん！」

春香「何も用事がなくても、街をぶらついただけで気分が明るくなるしさ！」

雪歩「うんうん！」

響「事務所で一番ズボラなのって、ひょっとして自分たちなのかな…」

はるゆき「やめて！！！」

雪歩「あ、それなら…あのお店見に行く？」

響「…ペットショップ？」

春香「…雪歩、大丈夫なの？」

雪歩「うん！最近はちょっと慣れて来たの。いぬ美ちゃんに触らせてもらってたからかな？」

響「お、慣れてきたんだ！効果あったみたいで良かったぞ」

春香「そんなことしてたんだ。…あれ、そう言えば前みたいにペットショップ行きたがらなかったね響ちゃん」

響「え？そりゃあ…慣れきってないうちから犬がたくさんいるところに連れてく訳にもいかないだろ。雪歩が怖がってるなんて…まあ…やだし」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

春香「……成長したねえ、響ちゃん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

雪歩「うんうん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

響「二人とも手ぇどーけーるーさー！」ｶｱｱｱ

ﾜﾝﾜﾝﾆｬｰﾆｬｰｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ


ﾜﾝﾜﾝﾆｬｰﾆｬｰｱﾘｶﾞﾄｰｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

雪歩「ごめんね二人とも…ダメだったよ…」ｶﾞｸｯ

春香「そ、そりゃ怖いもんね！今までいぬ美ちゃん一匹相手だったのに知らない犬だらけの店なんて入れないよね！」

響「元気だすさー！これから慣れてけば良いだけの話だぞ！」

貴音「おや。雪歩、一体どうしたのです」

千早「大丈夫？萩原さん」

雪歩「あ、千早ちゃんに、四条、さん、こんに、ちは……」ｶﾀｶﾀ

響「千早と貴音もペットショップに用なのか？」

千早「ええ。今我那覇さんに勧められてグッピーを買ってるんだけど…その餌を買いに来たの」

響「お！調子はどう？」

千早「皆元気よ。あの時はありがとう、我那覇さん」ﾍﾟｺﾘ

すまぬ…話の大体の流れと〆はちゃんと考えてるんだが他のアイドルとの絡みが上手くいかぬ。

ざわわん買って今日中に書き上げようと思ったんだが書き溜めなしって意外にキツい

また明日続き書くわ…

おつおつ
熱帯魚飼う話書いた人？

今日やること多すぎワロエナイ

今日は花鳥風月だけ終わらせて残りは明日の晩やります。祝日前だから大分書けるだろうし

>>16
ただのリスペクトですね。真とカナリア？だったか？も良かったッス

雪歩「あれ、千早ちゃんはグッピー買ってたんだね」

春香「？ 雪歩もペット飼ってたっけ？」

雪歩「ううん、私じゃなくて四条さん。この間、実は金魚を飼ってるって教えてくれたの」

貴音「ええ。千早を家に招待した時、気に入って頂けたようなのです。その後、自分も何か飼ってみたいと」

響「そうそう、それで自分を頼ってくれたんだぞ」

春香「貴音さんと金魚かぁ…」

雪歩「ふふっ、なんだかロマンチックだね」

春香「…」

雪歩「…」

春香「…ちょっと待って。千早ちゃん、貴音さんの家に行ったの!?」

貴音「おっと」ﾑｸﾞｯ

千早「ええ。少し粘ってお願いしたら連れていってくれたわ。素敵な家だったわよ？」
響「そうなんだよ…自分ですら知らないのにさあ」

春香「ね、ねえ！どんな感じだった!?貴音さんの家！」ｶﾞﾊﾞｯ

雪歩「私も知りたいですぅ！」ｽﾞｲｯ

千早「ごめんね春香、萩原さん。連れていってもらう代わりに、見たものについては他言無用って言われたの」

春香「ええー…そんなあ」

春香「なーんか、ずるくないですかー？私は金魚のことだって知らなかったのにー」ﾌﾟｸｰ

響「そうだぞー、頼れって言ってたのに秘密は明かさないなんて矛盾してるぞー」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

貴音「悩みなら迷わず響たちにも相談しますよ。響も雪歩も春香も、わたくしの大切な仲間なのですから。しかし…」

貴音「同じユニットの仲間同士、特別な秘密を共有する…それもまた、乙なものだと思いませんか？」ﾌﾌｯ

千早「…と言うわけで、ごめんね皆。それと、金魚の事は春香にも話すつもりだったわよ？萩原さんに話したのも、泊まったあとだからね」ｸｽｯ

響「うー…」

響「いいもんね！そこまで言うんなら、この間見つけたラーメンの穴場、貴音には教えてやんないぞ！春香と雪歩と３人だけで楽しんでやるからな！」

貴音「っ!?響！それはあまりにも惨い仕打ちです！響の見付けたらあめんに外れはないと言うのに！」

響「わはははは！連れてって欲しかったら自分も貴音の家に連れてくさー！」

貴音「な…しかし千早との…いやらあめん…いやしかし…」ｵﾛｵﾛ

千早「…貴音さん？まさか、ラーメン一杯で私との秘密、簡単に明かすわけじゃありませんよね？」ﾆｺﾆｺｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

貴音「ふえっ…まさか、そのようなこと…うう…！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

真と文鳥だったと思う

飯落ちしてたっす

>>20そうだ手のり文鳥だったな

響「ぷっ…あはははは！冗談だよ貴音！」

貴音「…えっ？」

響「千早や貴音がそう言うのに憧れる気持ち、自分もすっごく分かるぞ。…まあ、自分の場合は恥ずかしいのばっかなんだけどさ」

千早「我那覇さん…」

響「心配しなくても二人の秘密を無理には聞かないさー、ラーメンもちゃんと連れてってあげるからな。…た！だ！し！」ｽﾞｲｯ

貴音「！」ﾋﾞｸｯ

響「二人で秘密を堪能したら、どんだけ先でもいいから自分も連れてってよ？自分だって貴音の家のこと気になるんだからな！いつかは765プロの皆で遊びに行くぞ！」

貴音「…」

貴音「…変わりましたね、響は」

響「え？そうか？」

貴音「ええ。てっきり『自分が知らないなんて嫌だ』と駄々をこねると思っていました。…この間の相談といい、大人になったと言いますか」

響「…そうかな？って言うか、貴音は自分の事ガキみたいに思ってたんだな…」ｼﾞﾄｰ

貴音「い、いえ！そう言うわけでは！」

春香「あははっ！なんだか貴音さん、前より弄りやすくなってません!?」

雪歩「あたふたしてる四条さん、とっても可愛いですぅ！」

貴音「は、春香に雪歩まで…」

響「そんな貴音にはこうだーっ！」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

雪歩「私からも！」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

貴音「ああっ！二人ともそこは弱いのですっ！」

ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰ

春香「…ね、千早ちゃん。貴音さんって、あんなに可愛いところがあったんだね」

千早「そうね。いつの間にか、あんな風になっていたわ。本当に気がつかないうちに」

春香「やっぱりさ、ユニット組むと色んな楽しい事があるよね。やよいだって真美と組んでからはお姉さんっぽい所が良く見えてきたし、真美も最近は細かい気遣いが増えてきたみたいだし」


やよまみ「…へっくしゅん！」

真美「んー、誰か噂してたのかな。はるるんあたり？」

やよい「そうかなー？でも今日はちょっと寒いし、一応暖かくしておこうよ。お茶淹れるから待っててね！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

真美「なら真美はコップ出しとくよ→」ﾄﾀﾄﾀ


千早「真美については、この間高槻さんの家に泊まってからかしら。何か思う所があったのかしらね」

春香「あー、それかも。亜美が嘆いてたよ、『真美が優しすぎて怖いYO！』って」

千早「ぷぷ…くくっ…な、何それ…！くふふ」ﾋｰ

春香「ほんと、ユニットって面白いよね。皆とはいつも通り接してるはずなのに、一緒に活動を始めたら、また違った面白いものが見えてくるんだもん」

千早「春香や萩原さんも、よく自分を前に出すようになったしね。あんな風に…」ｽｯ

ひびたかゆき「ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰﾒﾝﾖｰﾅｰ」

ｱﾚ?ｱｿｺﾃﾞｻﾜｲﾃﾞﾙﾉｯﾃ…
ﾖｸﾐﾀﾗﾕｷﾎﾁｬﾝｼﾞｬﾈ?
ﾋﾋﾞｷﾁｬﾝﾓｲﾙｿﾞ!
ｶﾁｮｳﾌｳｹﾞﾂﾉﾀｶﾈﾁｬﾝﾏﾃﾞ…！

はるちは「……………」

春香「雪歩、響ちゃん」ｶﾞｼｯ

千早「貴音さん」ｸﾞｲｯ

はるちは「逃げよう(ましょう)！」

春香「またね千早ちゃん！貴音さん！」ﾊﾞｯ

千早「また事務所か仕事場で！」ﾊﾞﾊﾞｯ

ﾄﾞﾋｭｰﾝ

ﾜｰﾏｯﾃｰｼｬﾒｰ

と、今日はここまで。

また明日、続きを投下いたします

すまぬ、書けるの今週末になりそう

数分後

響「や、やっと逃げ切れたぞ…」ｾﾞｴｾﾞｴ

雪歩「ごめんね二人とも…大声出したらバレるって言ったのは私なのに…」ﾊｰﾊｰ

春香「もー、二人ともはしゃぎ過ぎないでよ…？」ﾋｲﾋｲ

ひびゆき「はーい…」

ひびゆき「…」

春香「…？ 二人ともどうしたの？」

雪歩「いや…そういえば、追いかけてきたファンの人たち皆、私と響ちゃんの名前ばかり呼んでたなあって…」

春香「……」

響「リボンの存在って思ったよりでかいんだな」

春香「皆ひどくない!?ファンの方達含めて！」

春香「うもー…私はトップアイドルなのにぃ…！」

響「落ち着くさー、とりあえずあれでも見なよ」

雪歩「いま真ちゃんと美希ちゃんが映ってるよ？」

春香「え、ほんと？」ｸﾙｯ

雪歩「ほら、あのモニター」ﾋﾟｯ

春香「…おおー！あれって確か、探偵もののドラマだっけ？」

響「そうそう！美希と真のコンビで主役なんだってさ！」

春香「最近あの二人よく組むよね。マリオネットの心とか、ライブでも二人で歌うことあるし」

響「そう言えば、真もユニット組みたいって言ってたぞ！その内組むんじゃないか？」

春香「そうかもね！ユニット名はなんだろ？」

響「マリオネット？」

春香「ダンサブルとか？」

響「カッコいい名前がいいよな。黒と金色だからキュートタイガー…は、厳つさが抜けないな」

春香「Ｍ&Ｍは？二人の頭文字をとってさ」

響「お、それいいな。あと何か付け足せない？」

春香「Ｍ&Ｍ…ツイン…あとは…」

響「…ツインアホ毛」

春香「あずささんや響ちゃんにも付いてるじゃん。…アホの子コンビ」

響「美希はアホじゃないと思うぞ。…アホ毛ケムシ」

春香「Ｍ&Ｍアホゲムシ」

響「ははっ！いいなそれ！」

春香「アホゲムシ夜を往く！」

響「アホゲムシの心！」

春香「ショッキングなアホゲムシ！」

響「ぶふっ！」

春香「だっ、駄目っ、自分で言ってて笑えてきたっ、あはっ、あははははは」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

響「し、ショッキングなアホゲムシは酷いぞ！ そんなの出てきたら、だれ、誰だってショック受けるってあはははははは！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ

春香「雪歩はどう思……」ﾁﾗ

雪歩「……」合掌。ごめんね春香ちゃん、響ちゃん。止めるタイミングを逃しちゃったの

真「……」何か言い訳はある？あるなら言いなよ

美希「……」えっとね、ミキと真クンがショッキングな何って？ もっかい言ってみて欲しいな

がなはる「」



ｱﾘｶﾞﾄｰｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

真「それじゃ、ボクたちは撮影に戻るから。ドラマ楽しみにしててね雪歩！」ｽﾀｽﾀ

美希「天海と我那覇も見ればいいの。きっと驚くよ？」ｽﾀｽﾀ

雪歩「が、頑張ってね…」

がなはる「」

雪歩「二人とも、たくさんお買い物していったね……春香ちゃんと響ちゃんのお金で」

がなはる「まさにショッキングなア」

真「なんか言った？」ﾋｮｺ

美希「まだまだ買いたいものあるよ？そこの人×２」ﾋｮｺ

がなはる「すみませんでした!!」

短いけど今日はここまで。

明日はワンフォーオール発売日ですねえ

あと長らく放置してすみませんでした

やべ…HTML阻止

書く気ないなら依頼だせよ