P「幸子と残業」 (107)
今回は少しずつ書いていきます。
なんか希望する展開とか、出してほしいキャラとかいたら書いていただければ、ほんのり反映します。
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あ、モバって付け忘れた。
すみません。
P「残業か……はぁ……」
幸子(あれ?……Pさん残業ですか)
幸子(一緒に帰ろうと思ったのに……)
P「なんでこの俺が残業なんかをやらなくてはいけないんだろうか」イライラ
P「元はといえばちひろの仕事が遅いのが原因じゃないか」ギリギリ
幸子(うわぁ……凄いイライラしてる……)
幸子(……そうだ!)ティン
幸子「Pさん!」
P「おー、幸子か。いい時間なんだから帰りなさい」
幸子「カワイイボクが残業を手伝ってあげますよ!」ドヤァ
P「まじで!やったぜ!」
P「じゃあこれ全部お願い!」
P「よし、じゃ、また明日」
幸子「ストップストップ!」
幸子「なに全部丸投げしようとしてるんですか!」
P「だめなの?」
幸子「あくまで手伝いですよ!」
幸子「こんなカワイイボクが手伝ってあげるんですから、感謝してくださいね!」
P「じゃあこれお願い」
ドサッ
幸子「えっ……」
P「さぁ張り切ってやるぞー!」
幸子「えぇー……」
幸子「とはいえ、目を通すだけでいいみたいなので、楽に終わりそうですね」
P「量が多いだけだからね」
P「書類に誤字脱字がないかだけみてくれ」
幸子「はーい」
幸子「「及川雫といく、牧場見学ツアー」……適任者ですね」
幸子「「教育番組『きのこと生きる』MC星」……不安ですが、輝子ちゃんなら大丈夫ですよね」
幸子「「トラとライオンとチーターVS輿水幸子」」
幸子「……」ビリビリ
P「わぁ!なにしてるんだ!」
幸子「なにしてるんだじゃないですよ!」
幸子「流石に死にますから!」
P「それは動物のコスプレしたアイドルと戦う企画だ!」
幸子「まず戦うっていうのがおかしいんですよ!」
幸子「もっと歌とか踊りとかがいいです!」
幸子「まぁボクならどんな仕事でも華麗にこなせますけどね!」フフーン
P「じゃあ来週歌番組な!」
P「俺、歌番組なら顔広いから。来週入れてやるよ!」
幸子「……え?来週?」
P「うん、来週」
幸子「……急すぎませんか?」
P「幸子ならできるさ!」
幸子「そ、そうですよね!ボクにできないことなんてないです!」ドヤァ
P「よく言った!」
P「期待してるからな!」
幸子「はい!」フフーン
P「じゃ、残業しようか」
幸子「はーい」
幸子「終わった……」グデー
P「だぁー……」グデー
幸子「帰りましょうよー」グデー
P「いいともー……」グデー
幸子「Pさんは家近いんですか?」
P「ここから1時間くらい」グデー
幸子「だったら!」
幸子「ボクの家です!ボクはカワイイですから家までカワイイですね!」ドヤァ
P「女子寮だな」ダラーン
幸子「まぁそうですけど……」
P「男を部屋に連れ込むのは感心しないなー」ダラーン
幸子「普通は呼びませんよ!」
幸子「今日はPさんが疲れてるように見えましたし!ボクと一緒にいれば癒されると思ったんですよ!」フフーン
P「そうなのかー」ダラーン
P「おやすみ」
幸子「早っ!もっとなんかないんですか!」
幸子「やっぱり女の子だから片付いてるなーとか色々言うことはありますよね!」プンスカ
P「キャラじゃないかなって」
幸子「キャラってなんですか!」
P「言えばいいの?」グデー
幸子「まぁ……部屋を見た感想は欲しいですね」
P「そっかー……えーっと」グデー
P「幸子はカワイイな」ニコッ
幸子「~~~ッ!」カァァァ
幸子「って!なにいってるんですか!」
幸子「『部屋を見た感想』ですってば!」
P「部屋か……それなら」
P「随分綺麗な部屋だな。もっと乱れてると思ってた」
P「夜の幸子はあんなに乱れてるのに」
P「ふふっ、今夜は寝かさないぞ」ニコッ
幸子「~~~ッッッ!」ボンッ
幸子(仕事の時と同じキリッとした表情でそんなこと言うなんて……卑怯ですよ)
幸子「夜のってなんですか!見せたこと無いじゃないですか!」
P「なんだよー、どうすればいいんだよー」
幸子「……もういいです」
P「あ、見たいものがあるからテレビ借りていい?」
ピッ
幸子「まだ許可してないのに!?」
幸子「まぁ、いいですよ。なにみるんですか?」
P「ラブ○イブ!」
幸子「わぁぁぁ!?」ブチッ
P「うわぁ!なにをする!」
幸子「なにみようとしてるんですか!」
幸子「ぴ、Pさんはボクたちのプロデューサーなんですから!」
幸子(えーと……えーっと……)
幸子「ボ……」
幸子「ボクだけをみていてください!」
幸子「いやあぁぁぁ!」カァァァ
幸子「忘れてください!1人で勝手にテンパって勝手に自爆しただけですから!」カァァァ
P「えっと……幸子?」
幸子「な、なんですか!」
P「カワイイぞ」
幸子「」ボンッ
幸子「ボ、ボボボボクが可愛いのは当たり前でしゅから!」
P「じゃあおやすみー」
幸子「えっ!?何故このタイミングなんですか!」
幸子「本当に寝た!?おーきーてーくーだーさーいー!」
幸子「……ぐぬぬ」
幸子「いいですもん!ボクもお風呂に入ってからすぐ寝ますから!」
幸子「ふーんだ!」
幸子「おはようございます!カワイイボクに会えるなんて最高の日ですね!」
P「お、おはよう」メソラシ
幸子「あ、」
幸子(あぁぁぁ!思い出しちゃった!恥ずかしい……)
幸子「お、おはようございます」メソラシ
P「今日もいい天気だな!」
幸子「そ、そうですね!」メソラシ
ちひろ「なにこの空間、吐きそう」
幸子はナイファーだったのか。
ごめん、なんでもない。
P「ちひろさん、仕事終わりました?」
ちひろ「はい!資料どうぞ!」
P「……三カ所間違えてます」
ちひろ「えぇっ!?」
幸子「Pさん!」
幸子「カワイイボクがお茶淹れてあげましたよ!感謝して飲んでください!」
P「おぅ、ありがとう」
幸子「ふふーん♪」
P「幸子ですらちゃんと仕事出来るのに……」
幸子「「ですら」とはなんですか!」
ちひろ「はひぃ……」
P「……終わったらガチャ回してあげるから」
ちひろ「がんばります!」
P「……はぁ、この調子じゃ今日も残業だな……」
幸子「なに落ち込んでるんですか!ほら、カワイイボクの顔見て!」
P「……」ジー
幸子「やる気でましたか?」
P「でた、すっげえでた」
幸子「当然ですよ!Pさんはこんなボクをプロデュースできることを神に感謝するべきですよ!」
P「あっ、いいこと思いついた」
ちひろ「できました!ってぇ!?プロデューサーさん!?」
ちひろ「なんで……なんで!」
ちひろ「幸子ちゃんと対面座位してるんですか!」
幸子「うぅ……////」カァァァ
P「これですか?これはですね」
P「普通に仕事します」カタカタ
P「やる気が無くなってダレます」ダラー
P「膝の上の幸子を見ます」ジー
幸子「あぅ……////」メソラシ
P「カワイイです」
P「やる気でます」
P「ね?」
ちひろ「端から見たら仕事中のやっちゃってる変態ですからね?」
P「入ってないよ?」
ちひろ「スカートで隠れてる感じが余計にいかがわしいんですよ」
幸子「ぅぅ……」プシュー
P「幸子、顔見せてくれ」
幸子「い、嫌です。こんな真っ赤になった顔見せたくないです////」
幸子「普段のボクのカワイイ顔でしたら、いくらでもみていいんですがね!」
ガシッ
幸子「むー!」
P「あぁ、カワイイ」
P「真っ赤になった幸子もカワイイ」
幸子「~~~ッ!」カァァァ
ちひろ「……帰ります」
P「書類は?」
ちひろ「ここ置いときます、それでは」
ガチャ
P「……遠い」
P「幸子をおろさなきゃじゃないか」
幸子「しょうがないですね!カワイイボクから離れるのは酷でしょうが、書類をとらないわけにはいかないですから!おりますね!」
P「いいこと考えた」
P「よっと」
幸子「!?」
幸子(そのまま持ち上げられた!?こ、これって……駅弁とかいうやつみたいじゃないですか!)
P「軽いなー」
幸子(こんなところだれかに見られたら……)
幸子「ぴ、Pさん!おろしてください!」ジタバタ
P「えっ……」
P「こんなにカワイイ幸子から離れたくない……」
幸子「でも!誰かに見られたら……」
ガチャ
小梅「こ……こんばんは……えっ?」
幸子「あっ」
小梅「え……えっと……」
小梅「……ごゆっくり……?」
P「待て」
小梅「な……何も……見てないよ……?」
P「誤解だ」
小梅「あの子も……何も……見てないって……言ってる……」
P「違うんだ」
ガチャ
P「カムバァァァァァック!うわぁぁぁぁぁ!」
それよりもねこみたいな娘がいいと思う
にゃ。
P「残業か……」
P「……おいで」
ポンポン
幸子「Pさん!ボクがカワイイからずっと見ていたいのはわかりますが、さっきあったことを忘れたんですか!?」
……
…………
………………
P「話を聞いてくれ」
小梅「う、うん……いいよ……?」
P「あれは俺が編み出した超効率的な」
幸子「それを説明しないでください!話がややこしくなりかねないです!」
幸子「あと、ボクが尋常じゃなく恥ずかしい!」
P「む……そうか」
P「まぁ、なんか戯れってやつだ」
幸子「すっごくざっくり!」
小梅「ど……どんなふうに……効率的……なの……?」
P「じゃあ教えてやるから膝に乗れ!」
小梅「うん……」ポフッ
幸子「結局教えるんですね……」
P「えーっと……」
P「仕事しま……(略)……ということだ」
小梅「これは……」
小梅「は……恥ずかしい……ね……」カァァァ
幸子「カワイイ」
P「カワイイ」
小梅「でも……さっちゃんだけ……ずるい……」ジトー
………………
…………
……
P「……」
P「おいで」
ポンポン
幸子「嫌ですよ。……だいたいボクを独り占めしようだなんて」
P「でも昨日は幸子だけを見てって」
幸子「あぁぁぁ!それは忘れてください!」カァァァ
P「残業終わんねえ……辛い……」
幸子「Pさん、お茶飲みます?」
P「飲む!」
幸子「細かいところまで気が利くボクに感謝してくださいね!」
幸子「ふふーん!」ドヤァ
幸子「お茶がはいりましたよー」
幸子「はいどうぞっ!?」ツルッ
ガシャーン
P「幸子!」
幸子「あ……ご、ごめんなさい!今拭きま「怪我はないか!?」
幸子「えっ……ボ、ボクは大丈夫ですけど……」
P「それならよかった」
P「お茶は熱いだろうから俺が拭いておくよ」
幸子「え、あ、ありがとうございます……」
幸子「あの……湯呑み割っちゃいました……ごめんなさい……」
P「気にすんな、また買えばいいだけだ」
幸子「怒らないんですか……?」
P「当たり前だ、まぁ次からは気をつけてな」
幸子「Pさん……」
幸子(いつも無茶なことやらせるくせに……)
幸子(……ずるいですよ)
P「はぅ……」ナデナデ
幸子「こ、今回だけですからね!」カァァァ
P「この幸子補給システム……最高だな……」ナデナデ
幸子「あぅぅ……」カァァァ
幸子(申し訳なくなって「なにかやらせてください」とか言わなければよかった……)
幸子(恥ずかしいよぉ……)
P「お茶飲ませてー」
幸子「……どうぞ」
P「」ズズー
P「幸子みながらだと余計に美味しいなぁ……」
幸子「ひゃぁぁ……」カァァァ
P「あぁ!」
P「残業楽しー!」
飛鳥はかわいい。いいね?
今日の分はこれでおしまい。
小梅Pの方申し訳ありません。
この後の出番は前作のみくにゃんくらいしかありません……
昨日の分になってしまった……
茜ちゃんか……膝に乗せたい……
いつか書こう……いつか……ふひひ……
まゆは……以前書いたのです……。
すごい数の要望が……
次書くときは安価でもやってみますか。
小梅「……」
幸子「……」カァァァ
P「ふんふーん♪」
小梅「……」
小梅「……ずるい……」
ちひろ「プロデューサーさん」
P「はい、なんでしょう」
ちひろ「なんで今度は小梅ちゃんに乗られてるんですか?」
小梅「えへへ……」
P「……さあ?」
ちひろ「……はぁ」
ちひろ「あんまり長いことやらないでくださいね?」
P「はーい」
P「だってさ」
小梅「じ、じゃあ……あと……五分……」
P「……しょうがないなぁ」
小梅「えへへ……」
ガチャ
幸子「おはようございます!」
幸子「カワイイボクがきましたよ!」
幸子「って!なにやってるんですか!そこはボクの席ですよ!」
幸子「っじゃなくて!今のは間違えただけですからね!」カァァァ
P「カワイイ」
小梅「そうだね……」
幸子「えっと、えーっと……そうだ!」
幸子「そんなところに座ってるとPさんに襲われちゃいますよ!」
小梅「……」
小梅「い、いいよ……?」
幸子「!?」
幸子「Pさんのけだもの!」プンスカ
P「なんでやねん」
P「アイドルを襲うわけないだろ」
幸子「そんなこといって心の中ではあんなことやこんなことを……」
P「幸子……我慢できないぜ……」
幸子「Pさん……いいですよ……」
P「ベイビー……」
幸子「みたいな!」
P「お前の中の俺はどんなキャラしてるんだ」
幸子「と、とにかくダメです!」
小梅「うーん……」
小梅「わかった……降りるよ……」
小梅「だから……さっちゃん……?」
小梅「……独り占め……したら……許さない……」
小梅「……って……言ってた……」
幸子「ひぃぃぃぃ!!」ガクガクブルブル
P「二人ともかわええ」
……思ったよりも短いね。
まぁ、だらだらと続けるよりは、いいんじゃないかな。
……いいよね?
飛鳥ちゃんSSもっと増えてよ。
幸子「Pさーん……」
P「ぐぅ……」
幸子「完全に寝てますね」
幸子「まあいいでしょう!今日は残業ないと言ってましたし!」
P「ぐぉー……」
幸子「気持ちよさそうに寝てますね」
幸子「普段のキリっとしたPさんからは想像できない格好ですね」
P「すぴー……」
幸子「……今、事務所にはボクとPさんだけ……」
幸子「す、少しくらいPさんと戯れてもいいですよね?」
P(……んっ)
P(……寝てしまったか……)
幸子「んぅ……」
P(……幸子……?)
幸子「Pさん……凄くいい匂い……」
幸子「首筋とか、髪の毛とか」クンクン
幸子「Pさんのいい匂いがいっぱい……」クンクン
P「」
幸子「Pさんが起きてるときは絶対にこんなことできないから……今のうちに……」クンクン
幸子「はうぅ……」クンクン
幸子「……そうだ!」ティン
ガシッ
P(……なんか腕掴まれた)
幸子「よいしょっ……よし」
ゴロン
幸子「……腕枕がこんなにも素晴らしいものだったとは……」
幸子「Pさんのぬくもりが頭に伝わって……Pさんの香りがボクを包んで」
幸子「はぅ……幸せ……」
幸子「……あっ!」
幸子「Pさんの上着がこんなところに……」
幸子「幸せ……」
幸子「上着とPさん本体から匂いの波状攻撃を受けつつ、大好きなPさんに腕枕されているこの瞬間……」
幸子「死んでもいいかも……」
P(……どうしよう)
P(……今仰向けだし、幸子の方に寝返りうってみるか)
ゴロン
幸子「……ん?」
幸子「はわぁぁぁ!」
幸子「Pさんがこっち向いちゃいましたよ!」カァァァ
幸子「……かっこいいなぁ」
幸子「はぁ……ずっとここで生活したい」
P(……)
P(空いている片腕をさりげなく幸子にのせれば……)
スッ
幸子「ひゃ?」カァァァ
幸子「び、Pさん……ダメですよ……?」カァァァ
幸子「抱きしめられたら死んじゃいますからね?」カァァァ
幸子「幸せすぎて」カァァァ
P(……やばい、かわいい)
P(素直すぎる幸子はなかなか強いな……)
P(……とはいえ、そろそろおきなくては)
P「……んっ……うぅ……」
幸子「!?」
ドタバタドタバタテキパキドッカーン
幸子「や、やっと起きましたかPさん!」
幸子「カワイイボクが起こしてるのにビクともしないというのは反省したほうがいいですね!」
P「ん……あぁ……すまん」
P「寝てる間にいたづらとかしてないよな?」
幸子「す、するわけないじゃないですか!」
P「ならいいや……ん?」
P「なんか肩痛いな……」
幸子「ドッキーン!」ドッキーン
幸子「き、気のせいでしゅよ!」
P(ドッキーンて、擬音を言っちゃだめだろ……)
P(はぁ……)
P(かわいいなぁこいつ)
今日のぶんおしまい。
昨日は祝日だから祝ってました。
幸子「」ガクガクブルブル
小梅「」ゴゴゴゴ
輝子「」ジメジメ
P「三人ともなにしてんだ?」
幸子「うめちゃんが!」
小梅「さっちゃんが……」
輝子「CDが……」
P「あぁ、CD発売おめでとう!」
輝子「フヒヒ……ありがとう。で、でも、し、親友の力が、あったからこそ、だぞ」
P「そうか、そう言われると嬉しいな」
輝子「だから、ふ、二人で、遊び、いこう」
幸子「抜け駆けはだめですよ!」
小梅「」ゴゴゴゴ
幸子「ひぃ!?」
P「小梅よ、なにがあったんだ?」
小梅「昨日……さっちゃんが……抜け駆けしてた……から……」
幸子「し、してないですよ!」
小梅「あの子が……見てたよ……?」
幸子「ごめんなさい」
P「抜け駆け?」
幸子「あ、いや、その……」
小梅「きめた……さっちゃんには……お仕置き……するよ……」
P「痛くないやつにしろよ」
小梅「うん……」
幸子「な、なにするきですか……?」
小梅「ぴ、Pさんに……昨日のことを……言う……」
幸子「ひぃ!?だめぇ!」
小梅「Pさん……昨日……」
幸子「いわないでぇ!」
小梅「……起きてたよね……?」
幸子「……は?」
P「……」
幸子「……え?」
幸子「ね、寝てましたよね?」
P「……」
幸子「な、なんで何もいってくれないんですか!?」
P「……」
幸子「……どこからですか?」
P「……腕枕するちょっと前から」
幸子「……」
幸子「わぁぁぁぁぁ!?」
ガチャッ
ダダダダ
P「幸子!まて!」
P「あいつ、雨ふってんだぞ!」
P「すまん!いってくる!」
小梅「い、行ってらっしゃい……」
輝子「気をつけてね……フヒヒ……」
ガチャッ
ダダダダ
幸子「はぁ……はぁ……」
幸子(ここ……どこだろう……川……?)
幸子(随分走ってきたけど……)
幸子(……Pさん軽蔑してたんだろうなぁ)
幸子(それなのに優しく接してくれて……)
幸子「もっと好きになっちゃいますよ……」
幸子(もう無理だろうなぁ……)
幸子(短い恋だったなぁ……)
幸子(昨日が幸せ過ぎたから……バチが当たったんだよね……)
幸子「えぐっ……」
幸子(涙……止まんない……)
幸子「うぅ……うわぁぁぁん!」
幸子「好きだったんですよぉ!気持ちが抑えられなかったんですよぉ!」
幸子「ごめんなさい……Pさん……ひっく……」
幸子「川……水、溢れてる……」
幸子「ボクの涙みたい……」
幸子「……そうだ」
幸子「生まれ変わったら……もう一度Pさんにあいたいなぁ……」
幸子「次は、完璧なボクを見せますからね……」フラァ
P「ばっかやろう!」ガシッ
幸子「ふぇっ!?」
P「なにしてんだよ!」
幸子「えっ?なんで?」
P「なんでじゃねえ!」
P「なにしてんだ!」
幸子「か、川にはいって……」
P「ふざけるな!死ぬ気かよ!」
幸子「Pさんに嫌われちゃいましたから……」
P「あ?」
幸子「あんなとこを見られたら……引きますよね?」
P「はぁ?」
幸子「正直にいってくださいよ!嫌でしょう?あんなことするような人は!」
P「幸子!」
幸子「えへへ……まだ名前で呼んでく……
チュッ
幸子「んぅ!?」
幸子「んっ……ぅぅ……」
幸子「ぷはっ……」
幸子「……え?」キョトン
P「雨が強いな……川の近くは危ないから……シャワーもあるし、あそこに入るか……」
幸子「ほ、ホテル……」
P「シャワー浴びてこい。その後話をする」
幸子「は、はい……」
幸子「浴びてきました……」
P「幸子!」
幸子「ひぅっ!」
P「心配かけさせないでくれ」ギュッ
幸子「あっ……」
P「幸子がいなくなったら……寂しいじゃないか……」ギュッ
幸子「あ……あぁ……」ウルッ
幸子「うわぁぁぁん!」
P「泣き止んだか」
幸子「……はい」
P「ごめん」
P「まず、寝たふりをしたことを謝らせてくれ」
幸子「ボクのほうこそ……あんなことして……」
P「それは謝らなくていい」
P「可愛いかったから」
幸子「……イヤじゃないんですか?」
P「可愛いじゃないか。犬みたいで」
幸子「……ふふ……」
幸子「……よかったぁ……」
幸子「……さっきの涙返してください」
P「幸子がはやとちりしたんじゃないか」
P「それで、俺のこと好きって本当か?」
幸子「うっ……本当ですよ」カァァァ
P「そうかそうか」ニヤニヤ
P「俺も好きだぞ」
幸子「……どうせアイドルとしてですよね」
チュッ
P「いや?」
幸子「ま、またちゅうしましたね!?」カァァァ
幸子「ファーストのみならずセカンドまで!」
P「なんだ、いやだったか?」
幸子「……嫌なわけないですよ」
P「よかった」
幸子「……ずるいですよ」
幸子「こうなったら今日はいくとこまでいきますからね!」
P「え」
幸子「ささ、お風呂入ってきてください!」
幸子「こんな場所選んですから!期待してたんですよね?」
P「い、いやそういうわけ「早く!」
P「は、はい」
P「あ、浴びてきたぞ」
P「あれ?幸子……?」
P「……布団の中か」
P「しょーがないなぁ……」
P「床で寝るか」
幸子「なんでですか!」
P「うわぁ!布団がしゃべった!」
幸子「ずっとまってたんですよ!」
P「おやすみなさい」
幸子「なに本気で寝ようとしてんですか!」
P「だって、今幸子見たらおそっちまうぜ」
幸子「覚悟はできてますよ!」
P「そんなこと言われても……」
幸子「……むー!」
もぞもぞ
P「うわぁ!布団が動いてこっちにきた!」
幸子「こないならこっちから行きますからね!」
ガバッ
P「うわぁぁ!?布団の妖怪に喰われる!」
P「食われた」
P「真っ暗でなんも見えねえ……」
幸子「ふふふ……Pさん捕まえましたよ……」
ムニッ
P「幸子……離れなさい……」
ムニニッ
幸子「嫌ですよー!据え膳食わぬばなんとやらですよ!Pさん!」
P「……だったら」
バッ
幸子「あっ!布団が……」
P「ごふっ……タオル一枚の幸子は……やばい……」
幸子「は、恥ずかしいからみないでください!」カァァァ
P「」ブチン
P「理性なんてくそくらえだ!幸子ォォ!」
幸子「あっ、やっ、ひゃんっ」
幸子「で、電気けしてくださ、んぅっ、い……」
ちひろ「おかしいなぁ……」
ちひろ「まだ帰ってこない……」
プルルル
ちひろ「はい千川です」
ちひろ「あ、Pさん?どうしました?」
『今日は帰らないんで好きな時間に帰っちゃってください』
ちひろ「わかりましたー」
『じゃあまたあしだめっ!腰止めてくださいぃ!』
ガチャッ
ツーツー
ちひろ「」
ちひろ「……どうしよう」
シリアスとエロスはだめだね。
ボクには向かないようだ。
てなわけで次回、完結。
……たぶんね?
幸子「」ガクガクブルブル
小梅「」ゴゴゴゴ
輝子「」ジメジメ
P「この光景昨日もみたな」
小梅「抜け駆け……だめって……いったのに……」
幸子「……」
幸子「えへぇ……」ニヘラ
P「反省してないぞこいつ」
小梅「ぐぬぬ……」
小梅「だったら……わ、私も……雨の中を……走る……?」
P「勘弁してくれ……」
P「幸子のおかげで足が筋肉痛だよ……」
小梅「別に……川のくだりは……スキップしても……いいよ……?」
P「なんだスキップって」
幸子「ぴ、Pさん?」
P「なんだ?」
幸子「昨日のこと……全部夢だったりしませんよね……?」
P「そんなわけないだろ」
幸子「ですよね……」
幸子「えへぇ……」ニヤァ
小梅「……」
輝子「……親友」
小梅「い、今から……仮眠室に……」ガシッ
輝子「いくぞ……フヒ……」ガシッ
幸子「ボクも混ぜてください!」ガシッ
P「えっ?」
P「まてまてまてまて」
P「無理だって!昨日ので筋肉痛なんだって!」
ちひろ「……」
ちひろ「私も混ぜてください!」
てなわけで、完結です。
カワイイ幸子が書きたかったんだけどね。
次は安価に挑戦してみるよ。
またね。
~昼頃~
ガチャ
泰葉「おはようございます」
P「おはよう」
若葉「……おはよ~」
泰葉「……なにがあったんですか?」
P「二日酔いだってさ」
若葉「あー……」
P「こんな子供になるなよ」
若葉「子供じゃ……ない……です~……」
泰葉「Pさん……今日は撮影でしたよね?」
P「おう、じゃあ一緒に行くか」
泰葉「はい」
若葉「あぅ~……」
泰葉「……大丈夫ですか?」
P「ちっひがなんとかしてくれるさ」
泰葉「……ちひろさんなら大丈夫ですね」
P「さ、いこうか」
若葉「いってらっしゃい……」
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