海未「人を……こ、殺してしまいました……」


海未「つい、カッとなって……」


海未「私は……>>9を、殺してしまいました……！」

私に絡んできたチンピラを誤って歩道橋からつきおとして

海未「しつこく私に絡んできたチンピラを……」


海未「掴まれた腕を振りほどこうとしただけなんです！」


海未「でもそれによってバランスを崩して、歩道橋から……」


海未「あっ、と思った時にはもう……」



チンピラ「」



海未「こうなって……しまいました……」

海未「こ、これからどうすれば……！」


海未「きゅ、救急車！　そうですすぐに救急車を呼んで、警察にも電話を……」


海未「警察……」


海未「私は、逮捕されてしまうのでしょうか……？」


海未「故意ではなく、事故なのに……」


海未「ち、ちゃんと説明すれば、わかってもらえますよね……？」


海未「でも、私が殺してしまったことに変わりは……」



>>15「海未ちゃん？」



海未「！？」

呼び方は気にしないで

ｺﾄﾘﾁｬﾝ

ことり「海未ちゃん？」


海未「こ、ことり！？」


ことり「どうしたの？　こんな所でーー…って」



チンピラ「」



ことり「ひっ……！？」


ことり「う、海未ちゃん、その人は……！？」


海未「>>18」

違うんです！来た時にはもう！？

海未「違うんです！　私が来た時にもう！？」


海未「ここに倒れていたんです！」


ことり「そ、そうなの？」


海未「それで、これからどうすべきかを……」


ことり「と、とにかく！　すぐ救急車を呼ばないと！」


ことり「あと警察にも電話を……！」


海未(警察……！)


ことり「ケータイ、ケータイ……あ、あれ、どこに入れたんだっけ……」


海未「……ことり」


ことり「なぁに？」


海未「>>23」

死体は食べちゃえば残りませんよね

海未「この死体の目撃者は私とあなただけです」


海未「つまり、私たちが口をつぐみ、そしてこの死体がなくなれば、全て無かったことになります」


海未「警察も、救急車も、呼ぶ必要はなくなります」


ことり「な、なにを言ってるの……？」


海未「処理方法は……隠す、はダメですね。腐敗して臭いが出てしまいます」


ことり「海未ちゃん……」


海未「そうだ。バラバラにして野犬やカラスに食べさせてしまえば残らずに……」


ことり「海未ちゃん！！」


海未「……」


ことり「何を言ってるの！？　どうしてそんなこと言うの！？」


海未「……」


ことり「もしかして、海未ちゃん……」


海未「>>29」

それ以上はやめてください。ことりに危害は加えたくありません

ことり「もしかして、海未ちゃん……」


海未「それ以上はやめて下さい」


ことり「……」


海未「私は……ことりに危害は加えたくありません」


ことり「……そんなことまで言っちゃったら」


ことり「海未ちゃんが“何かした”って、ほんとに肯定することになっちゃうよ……？」


海未「……」


ことり「……」


海未「っ……」


ことり「……ねぇ、海未ちゃん？」


海未「……はい」


ことり「>>33」

愛してる

ことり「愛してる」


海未「……えっ」


ことり「ことりね、海未ちゃんのことが、好き。大好き」


ことり「日頃から結構アピールしてるつもりだったんだけど、ちゃんと届いてたかな？」


ことり「今日もね、実は海未ちゃんに会いたくて、お家に行こうとしてる途中だったんだ」


ことり「そしたら……」


海未「待ってください！」


ことり「ん？」


海未「どうして……何故、今このタイミングでそんな話をするのですか！？」


海未「私は……私は、この人を……！」


ことり「>>38」

一緒に逃げよう？

ことり「海未ちゃん、一緒に逃げよう？」


海未「逃げるって……」


ことり「ほら、こっち！　急いで！」


海未「あ、ちょ、ことり！」



ことり(海未ちゃん。私が守るからね)


ことり(まずはここから離れないと……)



海未「ことり！　どこへ行こうというのですか！？」


ことり「とりあえず……>>45」

荷物取りにお家に帰ろ？

ことり「荷物取りにお家に帰ろ？」


海未「は、はい……」





海未の部屋


ことり「持っていく物は、あんまり多くしちゃダメだからね」


ことり「とりあえずは数日間外泊出来る程度にして……」


Prrr!! Prrr!!


海未「！」


ことり「……電話？」


海未「はい……」


海未「……>>49から、です」

穂乃果

海未「穂乃果から、です」


ことり「穂乃果ちゃんから……」


海未「ど、どうしましょう？　出ますか？　それとも……」


ことり「>>54」

あ

ことり「出ないで」


ことり「鳴りやむのを待とう？」


海未「はい……」



Prrr!! Prrr!!



ことうみ「「……」」



Prrr!! Prrr!!


Prrr!! Prr――



海未「切れた……」



Prrr!!



海未「！　穂乃果から、今度はメールです」


ことり「内容は？」


海未「ええと……>>59」

海未ちゃん、どうしたの？
何か嫌な事でもあった？

from:穂乃果
―――――――――――
海未ちゃん、どうしたの？
何か嫌な事でもあった？





海未「穂乃果……」


ことり(……どうする？)



ことり(メールも無視する？　でもそうすると、連絡のつかない海未ちゃんに注意が向いちゃうかも)


ことり(情報が集まるまでは可能な限り海未ちゃんを人から遠ざけておきたい。それが例え穂乃果ちゃんでも……)


ことり(じゃあ返信する？　するなら、さっきの電話に出られなかった理由も考えなきゃ)


ことり(やりようによってはアリバイ作りに……ううん、それはダメ)


ことり(そんな行き当たりばったりの嘘のアリバイじゃ、逆に首を絞める結果になりかねない……)


ことり(それなら……)



海未「……ことり？」


ことり(考えるの、ことり)


ことり(海未ちゃんを守るにはどうすれば良いのか……！)

海未「ことり、聞いて下さい」


海未「このメールに対して、私は>>64すべきだと考えます」


返信or無視

自白

海未「私は……返信すべきだと、考えます……」


ことり「……うん、そうだね」


ことり「全部無視したら、穂乃果ちゃんに余計な疑問を抱かせちゃうし」


ことり「それじゃあメールの内容だけど……」


海未「違うんです、ことり」


ことり「？」


海未「私は穂乃果に……真実を伝えようと、思っています」


ことり「え……」

ことり「それって……自白する、っていうこと？」


海未「はい」


ことり「え、な、なんで？　どうして？」


海未「>>70」

今回はここまで

安価スレなのに遅くてごめんね