佐天「3の能力に目覚めちゃいました!」 見切り発車 (52)

初春「すごいじゃないですか佐天さん。遂にレベルゼロを努力して脱却したんですから!」

佐天「うん、ここ数ヵ月睡眠時間を削って頑張った甲斐があったよ」

初春「それで何の能力なんですか?」

佐天「うん安価下2っていうんだ!」

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佐天「触れた相手に幸せをもたらす能力らしいです!」

初春「触れた相手に幸せをもたらす?つまりどういうことなんですか?」

佐天「初春も貧乏神って聞いたことあるよね?人に取りついて不幸をもたらす神様」

初春「ええ、日本人なら誰でもあるんじゃないですか」

佐天「それと同じで私にからだのどこでも触られると幸せが何か一つ訪れるって研究者の人がいってました」

初春「つ、つまりアニメや漫画にある運命操作能力ってことじゃないですか!凄いなあ、私の能力を完全にこえてるじゃないですか!」

佐天「う~ん、でも降れないと発動しないし相手を幸せにしても戦いには役に立たないよね。
それに能力制御がまだまだで、希少価値はあるらしいけどレベルファイブって訳でもないんだし」

初春「それでも、対したものですよ!」

佐天「エヘヘ、ありがと初春。そうだ!」

佐天「レベルの影響で私自身のレベルをあげるなんてことはできないけど、私にさわっても効果出るんだよね~」

初春(な、何か嫌な予感が・・・・それに佐天さんが淫猥な笑みを・・・)

佐天「これ使って初春のパンツめくりやすいようにしちゃおっかな~~~」

初春「やっぱりそんなこと考えてたんですか!
友達でも風紀委員なんですから、セクハラや公然わいせつでその内逮捕しちゃいますよ!」

佐天「冗談に決まってるよ、そんなことに私が使うと初春は思ってるの?」

初春「佐天さんは、一度自分の行動を振り返ってみた方がいいです!」

佐天「もうそんな怒らないでってば!!冗談はともかく初春、能力の訓練のためにさ、モルモッ・・・・協力者になってくれない?」

初春「今モルモットっていおうとしましたよね。そんなんなら協力してあげません!」

佐天「モルモットなんていうわけないじゃん。それに能力って使ってるうちに強くなるんだし、私の能力上誰か協力してくれないと」

佐天「だからお願い!私のために協力して!
ミスドでド-ナツおごってあげるから!」

初春「そんなこと言われても・・・・・失敗しちゃったら幸運にする能力なら不幸が降りかかってくるかもしれませんし・・・」

初春「あそこのお兄さんに事情をいって協力してもらったらどうでしょう?」

誰安価下2

佐天「あ、あそこのおにいさんって・・・あのチャラそうな男の人ですか?」

佐天「そりゃ私もレベルゼロだったからシンパシ-もありますし、偏見は持ってませんけど明らかにスキルアウトな感じもしますよ!」

佐天「他の人にしましょうよ!!」

初春「大丈夫ですよ、佐天さん!!!風紀委員の私がいるんですから私が命がけで佐天さんを守ります!!」

佐天「初春、気持ちは嬉しいけど他の人にしようよ。それにレベルアッパー事件の時にも迷惑かけちゃったし・・・」

初春「当たって砕けろですよ、佐天さん。いろんな人と会話した方がためになるというじゃないですか!」

初春「それに私は風紀委員です。市民の安寧秩序を守るものとして命を賭ける覚悟も死ぬ覚悟も持ってますし、あの事件は子供を守りたいと同情できるところもありましたが顔色が気色悪い露出狂予備軍の変態女が悪いんですから被害者の佐天さんは悪くありませんよ!」

佐天「木山先生のこと、かなり毒吐いたいいかたしてるね初春・・・」

初春「それにこれ見てくださいよ」

佐天「おもちゃの銃?」

初春「チ、チ、チ、これは最近風紀委員に配備されたエレクトロジャマ-ピストルです。
スターウォーズやスタートレックのビームガンのスタンモ-ドのように相手の生体電流を乱して麻痺させる優れもの!!」

初春「誤って呼吸停止や心停止にすることもない非殺傷兵器ですよ。これなら襲われても撃退できます」

初春「それに確かに私たちの学園都市は治安が悪いところもありますが、それでもこんな公衆の面前でやるバカはいないでしょう。そこまで悪くはありません。」

初春「大丈夫ですよ佐天さん。路地馬に連れ込まれて乱暴されるなんてのは学園都市じゃなくて女の子が簡単に手込めにされる魔界都市を舞台にした作品の領分です。
その意味でも安心ですからだからいきましょう。」

佐天「初春が最後なんかメタッポイ訳のわからないことをいったけど、そこまでいうならいこうか!」

初春「じゃあいきましょうか、佐天さん!」

初春「あ、それと前の発言はステマではありませんから。ついでによくヒロイン死亡や手込めにされるだけで、ノーマルな作品ですから勘違いしないでください!」

エスプレッソをのみベイクドチ-ズケ-キを食べている

スミスアンドウエットソン M-500にすりゃよかったかな ラストスタンドでシュワちゃん使ったやつ

佐天「あのすいません、ちょっとお話しいいですか?」

半蔵「ああ綺麗な女の子とお話しできるならこちらはいつでも大歓迎だ。
男なら誰でもそうなんじゃないか?」

初春「とりあえず普通っぽいですね」ぼそ

佐天「あの初対面の人に不躾なんですがお願い聞いてくれませんか?」

半蔵「願いの性質にもよるな。ストレス発散に能力のサンドバッグになってくれとか、ちをはいて倒れろとかカツアゲならごめんだ」

半蔵「気をわるくしたならわるいが、レベルが低いってだけでここじゃ生きづらいからな、色々あんだよ。ついでにこんななりだが援交の類いも当然だめだ」

佐天「え、援交なんてするわけないじゃないですか!」

初春「おにいさんにいい話があってきたんですよ、ええと・・・」

半蔵「服部だ。ついでにしたは忍者と同じだ」

佐天「へえ~奇妙な偶然もあるんですね。」

佐天「ひょっとして子孫だったりはないか?!
申し遅れました、私は佐天涙子、こっちは初春飾利です」

初春「どうも初春です。始めまして」

半蔵「佐天に初春だな、それで俺にいい話ってなんだ」

佐天「実は私、最近能力に目覚めちゃいまして。
レベルゼロからワンになったんですけど、どうせなら能力高めたいじゃないですか!」

佐天「触れた相手に幸せをもたらす能力なんですけど、レベルを上げるために協力してくれませんか?」

半蔵「どうしようかな、失敗したら怖そうだし」

受ける受けない安価直下

半蔵「うけるよ。もしかしたら郭という女が郷里に帰るかもしんないしな」

初春「郷里ってことは、幼馴染みですか?憧れちゃいますね!」

半蔵「女にとっちゃ男の幼馴染みを追って来るなんてのは感動かもしれないが、ストーカ-みたいなもんだ。かえったら清々するね!」

佐天「と、とにかくやるんですね。じゃあ触りますよ」ムニュ

半蔵「さあ始めてくれ!」

安価下2 何起こる

半蔵「なにも起きねえぞ!」

初春「失敗したんですかね?」

佐天「ううん、能力が発動した感じはあるからたぶんもうすぐ何か起きるよ」

黄泉川「お、そこにいいるのは白井の友達の確か佐天に初春ジャンか。カフェで遊んでるのか?」

半蔵「よ、黄泉川の姉御!!」

初春「黄泉川さんの知り合いなんですか?そうか、知りあいの黄泉川さんが来るのが幸せだったんですよ!」

半蔵(今の格好なら、黄泉川のアネゴも早々気づかないはず・・・ならアネゴと会話し放題じゃないか!)

黄泉川「半蔵、逮捕ジャンよ!!!」

半蔵「な、何で俺ってバレた!サングラスもしてるのに!!」

黄泉川「お前と私の付き合いを何年だとおもってんジャン!悪党は臭いでわかる!」

黄泉川「それに一分前を思い出してみろ、私を黄泉川のアネゴと言ってる」
半蔵「やっちまった!それじゃ、あばよ黄泉川のアネゴ!」

佐天「ワワ、テラスのさくをこえてあの人走り出したよ!」

初春「あのひとなんなんですか!」

黄泉川「あるスキルアウト集団のリーダ-だ!」

初春「それなら追跡しないと!」

黄泉川「その必要はないジャン!私が生け捕り術の達人と聞いたことない?」

半蔵「あばよ黄泉川のアネゴ!そんじゃさようなら!」シュルリ

半蔵「う、うでにいつのまに手錠が!!ロープがついてる!」

半蔵「よ、黄泉川のアネゴがロープつきの手錠を投げて拘束してるだって!!」

黄泉川「半蔵、逮捕するジャン!!取り調べも私がビシバシやってやるジャン」

半蔵「確かにアネゴといれるのは幸せだけど不幸だよこれは!!」

佐天「酷いことになっちゃたな。まさかこんなことになるなんて!」

初春「いえ黄泉川さんと過ごしたいという幸運が最悪の形で降りかかったんでしょう。あれも幸運のなせる不幸です!」

佐天「能力にわかったこと。もしかしたら幸運でも不幸な形でもたらされるかもしれない?」

佐天「触れると相手に幸運をもたらすのが私の能力です!」

佐天「レベルはワンです!」

初春「誰にいってるんですか佐天さん・・・」

佐天「う~ん、この能力が幸せを不幸な形でもたらすなら他人を使えないなあ。」

初春「でも確実に不幸をもたらす幸せを与える訳じゃないでしょうし、もうすこしやりましょうよ!」

佐天「安価下2」

佐天「そうだっ!御坂さんに猫が来るようにしましょう!」

初春「御坂さんですか。確か能力の影響で電磁波を発しているから、猫が好きでもさわれないんでしたね。」

初春「佐天さんの能力なら触れるようになるかもしれませんし、御坂さんなら核ミサイルが落ちてこない限り不幸なことが早々来ませんしね!」

佐天「初春、それは御坂さんが可愛そうだよ」

初春「冗談ですってば!」

御坂「あ、こんにちは佐天さんに初春さん!」

佐天「御坂さんがちょうどいい所に!」

佐天「まるでてんにみちびかれてる見たいです!」

初春「こういうのをテンプっていうらしいんですよ確か?」

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