お嬢様「本当に鈍感なんですね」男「え?」 (101)
モブ男「し、失礼しました!」
お嬢様「はぁ…」
お嬢様「世の男性はあのような殿方ばかりなのでしょうか」
お嬢様「少々疲れましたわ…」
執事「お嬢様、お車の準備が整いました」
お嬢様「ええ、ありがとう。じいや」
執事「お嬢様、お言葉ですが先ほどのような者には対応しなくてもよいのでは?」
お嬢様「一応、話を聞いているだけよ。良い返事をする気なんて無いから安心して」
執事「そうですか。ですが、あまりにも身の程知らずで失礼な輩が多いものですから…」
お嬢様「しつこいわよ、じいや。話を聞く位いいでしょう?」
執事「失礼しました。……ですが、お嬢様にはいいなずけがいることを忘れないでください」
お嬢様「…」
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男友「どっか遊びに行こうぜ~!」
(男の)幼馴染「私はいいや、用事があるから」
男友「幼ちゃんっていつも用事あるよなー」チラッ
男「…」
男友「ねぇねぇ、男くぅ~ん!」
男「な、なに?」
男友「遊びに行こうぜ~今日暇なんだよ~~!」
男「その喋り方どうにかならないのか…?」
男友「そんなこと言わないでさ~俺たち親友だろ~?」
男「まあ、暇だからいいけど……」
男友「やったー!今日は男と遊べるぞー!」チラッ
幼馴染「あっ、男も行くの? なら、私も行く!」
男「えっ、用事があるんじゃなかったのか?」
幼馴染「はぁ……」
男「?」
幼馴染「ああ、用事は無くなったんだ。だから、良いの」
男「そうなのか!じゃあ、一緒に行こうぜ!」
幼馴染「う、うんっ!」
男「さて、どこに行こうか」
男友「ゲームセンター!」
幼馴染「却下」
男友「えっ」
幼馴染「近くに美味しいパンケーキ屋さんがあるんだ!そこに行こうよ!」
男「いいね、ちょうど小腹がすいてきたし…」
幼馴染「やった!ずっと行ってみたかったんだ~!」
男友「男と?」
男「ん?呼んだ?」
男友「ああ、なんか幼ちゃんがさ」
幼馴染「氏ね」ドスッ
男友「ぐはぁっ!!」
男「お、おい、なんで殴って…」
幼馴染「……なんでそういうときだけ聞こえるのよ」ボソッ
男友「ううぅぅぅ~!!死ぬぅぅぅぅううう~~!!!!」
男「だ、大丈夫か…?」
幼馴染「…」
男の幼馴染み?
幼馴染「あれ、おかしいな…この辺のはずなんだけど…」
男友「この道さっきも通ったぞ?幼ちゃん地図読めるの?」
幼馴染「よ、読めるし!」
男友「じゃあ、こっちの方角は?」
幼馴染「え……右?」
男友「ダメだこりゃ」
幼馴染「う、うう…。じゃ、じゃあ、あんたが連れてってよ!」
男友「まかせろ」キリッ
幼馴染「はぁ…ちゃんと勉強しないとなぁ…」
男「そうだなぁ」
幼馴染「でも、ひとりだと飽きちゃうしなぁ…」
男「ああ、分かる分かる」
幼馴染「誰かに教えて欲しいなぁ……?」チラッ
男「じゃあ、」
男友「あったぁぁぁぁああああ!!!!!」
>>8
残念ながらそういう意味じゃないwwww
幼馴染は女
男の幼馴染ってのは男友の幼馴染じゃなくて男のって意味
分かりにくくてスマソ
男友「いっ、痛い…」
男「よく殴られるな…」
幼馴染「ほら、早く入ろう!」
お嬢様「じいや、どうしたの?急に止まって…」
執事「すみません。どうやら車が故障したようです」
お嬢様「えっ?」
執事「修理をしなくてはならないので、お嬢様はどこか外で時間を潰していただけますか?」
お嬢様「え、ええ、別に構わないけど」
執事「おや、ちょうどそこに美味しいと評判なパンケーキ屋が!」
お嬢様「パンケーキ屋……?」
執事「お嬢様、以前おひとりで外食をしてみたいとおっしゃっていましたよね?」
お嬢様「ええ、確かにそう言ったけど…」
執事「どうぞ行ってらしてください! さあ、さあ!!」
お嬢様「わ、分かったわよ…。そんなに美味しいのかしら……」
執事「あー、ここが故障してるのかー、これは結構かかりそうだぞー!」
お嬢様「…」スタスタ
チャラ男「うわ、ちょー可愛いじゃんかYO!」
ギャル男「制服着てるってことはマジで高校生じゃん」
お嬢様「…」スタスタ
チャラ男「え、ちょ、シカト?一緒に遊ぼうYO!」
ギャル男「金髪ってことはマジでハーフじゃん」
お嬢様「……やめてください」
執事「うーん、まだまだ掛かりそうだぞー?」
執事「…!!」
執事「お嬢様!!!!」
男「や、やあ、待った?」
お嬢様「えっ…?」
男「ごめん、道に迷っちゃってさぁ」
お嬢様「…」
チャラ男「ツレがいるのかYO!」
ギャル男「こんな冴えない男が彼氏なわけないじゃん」
チャラ男「おお、なるほど」
男「あ、あはは…」
お嬢様「いいえ、私の彼氏です」
チャラ男「じゃあ、彼氏だって証拠を見せろYO!」
ギャル男「漫画とかでよくあるパターンじゃん」
お嬢様「……え、ええ、いいわよ」
男「!?」
チャラ男「それなら、キスしてみろYO!」
ギャル男「小学生並みの要求じゃん」
お嬢様「わ、分かったわ。ほら、いつもみたいにキスして」
男「…っ!」
チャラ男「さっさとしちゃいなYO!」
お嬢様「ほ、ほら、早くしなさい……」
男「う、うん……」
「あのぉ、道を聞きたいんですけどぉ~」
チャラ男「うわ、ちょー可愛いじゃんかYO!」
ギャル男「メガネがエロいじゃん」
「これってぇ、どこですかぁ~?」
チャラ男「あ、ああ、えっと、これはこっちっすね」
「えぇ~?わかんなぁい…連れてってぇ~?」
チャラ男「あっ、もちろんっすww」
ギャル男「その道なら俺知ってますよww」
チャラ男「あっ、こっちっすwwどぞww」
お嬢様「…」
男「…」
男「ふう、良かった良かった」
お嬢様「…」
男「あ、えっと、その…」
お嬢様「…」プイッ
男(怒らせちゃったかな…)
男「それじゃあ、これで」タッタッタ
お嬢様「…」
お嬢様「……」
お嬢様「……えっ」
お嬢様(わ、私、てっきり…)
お嬢様「ま、待t
「ごめんごめん、あれ?幼は?」
執事「お嬢様」
お嬢様「!」
執事「お嬢様、お車の準備が整いました」
お嬢様「は、離して!私は、あの方に……!」
執事「いけません。さあ、お車に」
お嬢様「……っ!」
男友「あー、えっと、トイレ?」
男「それに、メガネはどうしたんだ?」
男友「あー、うん、なくなった」
男「た、大変じゃんか!早く探しに……」
幼馴染「男っ!」
男「おお、幼!どこ行ってたんだ?」
幼馴染「あー、うーんとね……」
男「あっ、そのメガネ、友のじゃんか!探しに行ってたのか?」
幼馴染「う、うん!そうなの!」
男「良かったな、メガネあって」
男友「あー、うん、そ、そうだな」
男「おお、マジで美味しいなこれ!」
幼馴染「男、あの女とキスしてないわよね…?」ヒソヒソ
男友「ああ。でも、幼ちゃんが行かなかったらどうなっていたか…」ヒソヒソ
幼馴染「それと、あの女の人が私だっていうのも気づいてないみたいね…」ヒソヒソ
男友「ああ、男は基本天然だからな…」ヒソヒソ
幼馴染「はぁ…結構ショックなんだな…」
男友「でも、メガネ姿エロかったぞ…」ヒソヒソ
幼馴染「氏ね」ドスッッッ
間違えたww幼馴染が裸の大将みたいになってるww
翌日
執事「お嬢様、お迎えに上がりました」
お嬢様「じいや、今日は寄り道したい所があるの」
執事「それは…」
お嬢様「一言だけ、おわびとお礼をするだけよ。いいでしょう?」
執事「……分かりました。向かうのは、○○高校でよろしいですね?」
お嬢様「ええ、よく分かったわね」
執事「昨日の方々の着ていた制服に見覚えがあったもので」
お嬢様「そう。いいわ、向かって」
男「いやぁ、昨日のパンケーキ美味しかったな」
幼馴染「えへへ、気に入ってくれた?」
男「うん。かなり気に入った!」
幼馴染「そっか…。な、なら、今度…ふたりだけで……///」
「お、おい! 男!! 男はどこだ!?」
男「え、ど、どうかしたの?」
「おお、いたいた! 早く肛門の前に行くんだ!!」
男「な、なんで?」
「とんでもなく可愛い子が!お前を!待ってるんだよ!!」
男「??」
男「あれ? キミは、昨日の……」
お嬢様「良かった…。覚えていただいていたのですね」
お嬢様「昨日は、助けていただいてありがとうございました」
男「い、いえいえ」
お嬢様「それともう一つ。おわびをしにまいりました」
男「え?おわび…?」
お嬢様「はい。昨日、私を助けてくださったのに大変失礼なふるまいをしてしまいました」
男「う、うん?」
お嬢様「あの後、てっきり私に電話番号でも聞いてくるものかと…」
お嬢様「殿方は、そのような男性ではないというのに…私は……」
お嬢様「なので、お気を悪くされていないかと、心配になり……」
お嬢様「一言、お礼を申し上げに参りました」
男「いいよ、そんなことくらい」
お嬢様「えっ…? そんな…こと……?」
男「うん。別に、大した事してないし」
お嬢様「そ、そうですか……」
男「それじゃあ。俺、パンケーキ食べに行くから」
お嬢様「まっ、待って!」
男「はい?」
お嬢様「名前…」
男「え?名前? えーっと、確か英語で……」
お嬢様(外国人なの…!?)
男「ああ、これこれ。はい、チラシ」
お嬢様「昨日の…パンケーキ屋さん……?」
男「うん。店の名前でしょ?」
お嬢様「……ふふっ」クスッ
男「え?」
お嬢様「あなた、本当に面白いわね」
男「あ、ど、どうも…//」
お嬢様「私が聞きたかったのは…殿方の……」
幼馴染「男ー、早く行こー?」
男「ああ、今行く!」
お嬢様(男というのですね…素敵なお名前……//)
幼馴染「さ、早く早く!」
男「あ、ああ、分かったってば!」
お嬢様(あの方は、昨日の……)
男「あっ、キミも一緒に行く?」
お嬢様「えっ?」
男「昨日、パンケーキ食べないで帰ったみたいだし…」
お嬢様「…!!」
男「店の名前も聞いてきたし、食べたいのかなって思ってさ…あはは…」
お嬢様「お、お邪魔でなければ…ぜひ…!」
執事「お嬢様、今日はこの後……」
お嬢様「今日もキャンセルにして頂戴」
執事「さ、さすがにそう何度もキャンセルをしては…!」
お嬢様「私は会いたくありません。何度も言っているでしょう?」
執事「で、ですが……!!」
お嬢様「私はあの方たちとパンケーキを食べに行きます。その方が大事ですから」
執事「…」
お嬢様「それに昨日、外食を勧めて来たじゃない」
執事「そ、それは…」
お嬢様「次はちゃんと会うわ。もうキャンセルしない。約束します」
執事「……分かりました。では、あの方たちもお車で……」
お嬢様「いいえ、歩いて行くわ」
執事「……!!」
お嬢様「じいやは過保護が過ぎるのよ、私ももう大人なのよ?」
お嬢様「それじゃあ、行ってくるわ」
執事「…」
男「あいついつの間に帰ったんだ?」
幼馴染「さあ? たまに音信不通になるよねー」
お嬢様「お待たせしました。さあ、行きましょう」
男「大丈夫だったのか?」
お嬢様「はい!」
男「そっか…。あっ、そういえばまだ挨拶とかしてなかったよな?」
男「俺は男。よろしく」
お嬢様「私の名前は女といいます。よろしくお願いしますね、男様っ」ニコッ
男「ああ、よろしく。女!」
幼馴染「……。私は、幼です…」
男「幼は幼稚園から一緒でさ、いわゆる幼馴染というか……」
お嬢様「そうですか…。幼馴染……」
幼馴染「……男様」ボソッ
男「えっ?何か言ったか?」
幼馴染「っ/// な、何も言ってないっっ!!」
男「そ、そうか…」
幼馴染「なによ…男様って…私だって……」ブツブツ
お嬢様「あ、あの、おふたりはどういう関係なのですか?」
男「え?」
お嬢様「そ、その、ずばり、恋人同士なのかな、と……///」
男「いやいや、そんなんじゃないよ。 な?」
幼馴染「えー?確かに恋人同士ではないけどさぁ」
幼馴染「恋人同士がするような事は、したことあるじゃん?」
男「えっ?」
お嬢様「・・・っ!///」
幼馴染「…」ニヤニヤ
男「お、お前、何言って…!」
お嬢様「そ、そそそそそそれは、つ、つまり……///」
幼馴染「え?知りたいんですか?しょうがないなぁ」
お嬢様「…っ///」
幼馴染「ふふっ」
幼馴染「まず、男のファーストキスは私!」
お嬢様「ふ、ふぁーすときす……///」
男「ち、小さい頃の話な!!」
幼馴染「あっ、覚えてるんだ?」
男「」
幼馴染「あっ、もちろん私のファーストキスもそのときね」
幼馴染「あとは、毎日のように一緒にお風呂入ったり…?」
お嬢様「お、お風呂っ…毎日……///」
男「だ、だから、それも小さい頃の!!」
幼馴染「覚えてるでしょ?」
男「」
幼馴染「と、まあ、こんな感じかしら?」ドヤア
お嬢様「す、凄いですね…。参りました……」
幼馴染「えっへん!」ドヤア
お嬢様「ですが、それは子供の頃の話でしょう?」
幼馴染「ぐぬぬ…」
お嬢様「お互いに子供だったのにファーストキスなんてノーカウントです!」
幼馴染「な、なにをー!」
男「つ、着いたぞ!パンケーキ屋!!」
――
―――
幼馴染「ふう。美味しかったー」
男「2日連続でも余裕だな…」
幼馴染「女ちゃんはどうだった?」
お嬢様「はい。とても美味しかったです」ニコニコ
男(すっかり仲良くなってる……)
ブルルル
男「あっ、友からメール…」
幼馴染「なんだって~?」
男「暇だから遊びたいってさ」
幼馴染「えー、この後の予定立ててたのに…。断っちゃいなよ」
男「それが、なんか大事な話しがあるらしくてさ。しかもその辺まで来てるって」
幼馴染「うわー、なにそれ。カミングアウトされるんじゃない?」クスクス
男「?」
幼馴染「まあいいや、行ってくればいいじゃん。私たちだけで遊ぶから」
男「そ、そうか?」
お嬢様「はい。私、友達とお買い物とかするのが夢だったんです!」
幼馴染「男がいると色々あれだしさ」
男「……?? わ、分かった。じゃあ、またな!」
幼馴染「この服も可愛いなぁ。だけどこっちも捨てがたい…どうしよう…」
お嬢様「あの」
店員「はい。なんでしょう?」
お嬢様「この列を全部。カードで」
店員「は、はいっ!かしこまりました!!」
幼馴染「」
幼馴染「女ちゃん凄いね。あんなの漫画の世界だけかと思った」
お嬢様「そうですか?普通ですよ」
幼馴染「ふーん…」
幼馴染「あっ、このブラジャー可愛くない?」
お嬢様「男様はこういうほうが好みなのでは?」
幼馴染「な、なななななな何を…///」
お嬢様「幼さんのは少し、子供っぽいと思いますよ?」
幼馴染「子供っぽい……」ツルペタ-
お嬢様「あの」
店員「は、はいっ!」
お嬢様「この列を全部。サイズはEでお願いします」
店員「か、かしこましましたぁぁ!!」
幼馴染「Eカップか…」
幼馴染「Eなぁ……」ツルペタ-
男友「よっす」
男「おう」
男友「パンケーキは美味しかったか?」
男「ああ、美味しかった…。って、なんで知ってるんだ!?」
男友「いや、偶然パンケーキ屋に入っていくのを見てさ」
男「そ、そうか」
男友「あの女の子、学校まで尋ねてきたんだって?」
男「よ、よく知ってるな……そうよ」
男友「あの子の親、めちゃくちゃ大きい会社を経営してるんだぜ?」
男「へ、へえ…」
男友「そんでもって可愛いし、おっぱい大きいしおっぱい大きいしおっぱい大きいし」
男「な、なんでそんなことまで知ってるんだ……??」
男友「いや、おっぱいは見た目と願望だから安心してくれ」
男「?」
男友「……俺さ、お前に言わないといけないことがあるんだ♂」
男「なんだよ?」
男「……アッ」
『うわー、なにそれ。カミングアッーウトされるんじゃない?』クスクス
男友「男さ、○○って会社知ってるか?」
男「えっ?……あ、ああ、うん。めちゃくちゃ有名な」
男友「俺、その会社の社長の息子なんだわ」
男「!?」
男友「黙っててごめん。幼ちゃんには言ったんだけどさ…」
男「アッー…なるほど、それで…」
男友「それと、もうひとつ……」
男「…」ゴクリ
1週間後
「おい!今日も肛門の前にあの子がいるぞ!」
「男の彼女か!?」
「先週から毎日だ!通い妻だぜ!!」
「幼馴染ちゃんが休んでる原因か!?」
お嬢様「あっ、男様!」
男「あれ、また会ったね」
お嬢様「はい。偶然通り掛かったので」
男「そうなんだ。女の家、この辺りなの?」
お嬢様「……あ、あの」
男「ん?」
お嬢様「昨日……幼さんに、告白されたんですよね?」
男「あ、ああ、うん。ビックリしたよ」
お嬢様「そ、それで、返事は、したんですか……?」
男「うん。……幼とそういう関係になるのは考えられないって」
お嬢様「…」
男「友達のままでいようって、言ったんだけどさ…」
お嬢様「…」
男「いやあ、いきなり何の前触れも無く言うんだから…」
お嬢様「幼さんの言っていた通りですね、男様は」
男「…」
お嬢様「幼さんは男様の事ならなんでも知ってるのに」
お嬢様「なんで男様は幼さんの気持ちに気付いてあげられなかったのですか?」
お嬢様「私は……親の都合で見ず知らずの、会ったこともない人と結婚させられるというのに……」
男「…」
――
―――
男友『それと、もう一つ……』
男『…』ゴクリ
男友『俺にはいいなずけがいるんだ』
男友『親の都合で見ず知らずの、会ったこともない人と結婚させられるんだぜ?』
男『…』
男友『俺は一回だけ見た事あるんだけどさ、向こうは多分写真でだけ』
男友『その相手の子がもしブスだったらどうしようかと思ったけどさ、可愛いんだよ』
男友『そんでもって、おっぱお大きいしおっぱい大きいしおっぱい大きいし……』
男友『あ、おっぱいは願望だから安心してくれ』
男『お、おい、それって……』
男友『でも、俺はその子の事は好きじゃない』
男友『話したこともないのに好きになるかっての』
男友『それに、その子俺の事は嫌いみたいでさ』
男友『何回もドタキャンされてんの』
男友『俺が好きなのは、、、』
ちょっと用事があるからスマホから投稿する
スマホからだとID変わるけどトリつけるから気にしないでくれ
このSSまとめへのコメント
まだかねー?