杏「今は杏たちだけだよ
さっきまでは晶葉がいたんだけどねー なんか忘れ物したとかで一旦帰ったよ」
は
ほたる「他の皆さん電車などが事故で遅れてるそうです…」

みく「ありゃりゃ そりゃ災難だにゃあ」

ほたる「すいません…多分私の不幸が…」

みく「それは思い込みだと思うけどにゃ」

みく「ほたるチャンはもっと自分に自信持つべきにゃ！ 幸子ちゃんを見習うべきだよ！」

ほたる「そう…ですよね…輿水さんほどは無理ですけど…前向きになるべきですよね…」

みく「そうにゃ！ポジティブシンキングが大事にゃの！」

杏「よくこんな朝っぱらからそんな元気でいられるね…そんなに元気ならレッドブル買ってきてよ」
杏「杏は今徹夜明けですっごく頭痛いんだよ…」

みく「なんでみくをパシリに使おうとしてるんだにゃあ…まぁみくも欲しいものあるからいいけど…」
みく「ほたるちゃんもなんか欲しいもんあるかにゃ？」

ほたる「えっと…それじゃあ少しお願いできますか？」

みく「どんとこいにゃ！みくにお任せ！」

ほたる「じゃあ……」

みく「わかったにゃ！ちょっと行ってくるからお留守番頼んだにゃ！」

杏「いってらっしゃーい」ﾋﾗﾋﾗ

ほたる「いってらっしゃいです…」

みく「いってきまーす！にゃあ！」

みく「ﾌﾌﾌﾌｰﾝﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾝ♪」

みく（ん?あれって…）

「ｳｻｳｻｳｻｳｻ」ｳｨｰﾝｶﾞﾁｬｳｨｰﾝｶﾞﾁｬ

みく（晶葉ちゃんのロボットだにゃあ）

みく（あんなに大勢でなんだろ
菜々さ…菜々チャンにまた貸し出すのかにゃ）

みく「まぁいっか 早くお買い物済ませるにゃあ！」

店員「ｱﾘｬｯｼｬｯｼｬ-」

みく「雑誌立ち読みしてたら結構時間経っちゃってたにゃ…早く帰らなきゃ」ﾀｯﾀｯ

ｶﾞｯ
みく「ニ"ャ"ア"!?」ﾄﾞｯﾀ-ﾝ！

みく「いたたた…なんなのにゃあ…」

みく「ん？なんにゃこれ…どっかで見たことある形にゃあ」

みく「あぁ！光ちゃんがこんなの持ってたにゃ！じゃあこれも光チャンのものかにゃ」

みく「とりあえず持って帰るにゃあ」


-事務所-
みく「たっだいまー！ごめんにゃ遅くなっちゃって！」

ほたる「グスッ…ヒグッ…」ﾎﾟﾂﾝ

みく「あれ？杏ちゃんはどこ行ったにゃ」

みく「ってかほたるちゃん泣いてるのかにゃ！？一体どうしたんだにゃあ！」

ほたる「エグッ…みくしゃん…」

みく「どうしt…ん？みくしゃん…？」

ほたる「うわあああああん！」ﾀﾞｷｯ

みく「！？！？どうしたのにゃ！っていうか鼻水！鼻水やばい！一旦鼻かんでほたるチャン！！」

ほたる「えぐっ…ほたるね ちゃんとお留守番してたんだよ…？でも杏さんがいきなり走って出ていっちゃって…一人ぼっちでっ…寂しかったよおおおふええええええん！」

みく「待って待ってちょっと待って落ち着いて鼻かんでええええええ！よだれもおおおおおおおふにゃああああああ！！」




みく「落ち着いたかにゃ…」ｾﾞｰｾﾞｰ

ほたる「うん…ごめんね…」

みく「一体何があったのにゃ？」

ほたる「あのね…事務所でみくしゃん待ってたらね、いきなり頭がクラクラしてきてね…」
ほたる「それで気がついたら杏しゃんがいきなり外に飛び出していって…そのあとずっと一人で…ふえっ」

みく「よーしよしよし泣いたらダメにゃーみくの服これ以上ヨダレまみれにされたらたまらんにゃー」

ほたる「ふえぇ…ごめんなしゃい…」

みく（しっかしどういうことかにゃ…）

みく（ほたるちゃんはこんな調子だし…そもそも杏チャンが飛び出ていくって何があったのかにゃ…）

みく「ほたるチャン、杏チャンが出て行く前になにか変わったこととかあったかにゃ？」

ほたる「えっと頭がクラクラして…それから…それから…」

みく「ゆっくりでいいから思い出してみてにゃ？」

ほたる「えーっと…えーっと…ふええ何にも思い出せないよぉ…」

みく「うーん…仕方ないにゃ…とりあえず杏チャンを探してくるにゃ…」

みく（しかしこのほたるチャン…どっかで同じような子を見た気が…）

ほたる「みくしゃん行っちゃうの？また一人ぼっちなの…？やだよう…寂しいよ…」ｸﾞｽﾞｯ

みく「あー…ちょっと待ってにゃ」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

ﾄｫﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾝﾄｫﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾝｶﾞﾁｬｯ
ユッコ「おはようございます！ユッコです！」

みく「知ってるにゃあ」

ユッコ「この声はみくさんですね！おはようございます！」

みく「そうにゃ いきなりで悪いんだけどちょっとお願いがあるんだにゃあ」

ユッコ「待ってください！今テレパシーでみくさんの頭の中を見てあげます！」

みく「今それどころじゃ」

ユッコ「ムムム…」

みく「…」

ユッコ「ムムム…」

みく（早くして欲しいにゃあ…）

ユッコ「ムムム…ハッ！解りました！」

みく「ほんとかにゃあ！」

ユッコ「3個でいいですね！」

みく「何がだにゃあ！」

ユッコ「十分で向かいます！」ｶﾞﾁｬｯ

みく「えっちょっ…おーい！」

みく「人の話聞いて欲しいにゃあ…」

……

…

ユッコ「ただ今到着しました！」

みく「やっと来たかにゃあ…三十分も待ったにゃ…」

ユッコ「すいません！でもお望みの品は買ってきましたよ！」

みく「何も頼んでないんだけどね」

ユッコ「しかしテレパシーではちゃんと伝わりましたよ みくさんの欲しいものはこれです！」

ユッコ「シャケ弁！」

みく「いるかぁ！」ﾊﾞｧﾝ

みく「ってかなんでシャケ弁なんだよ！みく魚食べれないの知ってるでしょ！」

ユッコ「しかし私にはしっかり聞こえましたよ！シャケ弁が食べたいっていうみくさんの心の声が！」

みく「それ自分の願望でしょ！？」

ユッコ「そんなはずは」ｸﾞ-

みく「…」

ユッコ「…」///

ユッコ「さ、サイキックごめんなさい！」

みく「はぁ…まぁいいにゃ ユッコチャン ほんとのお願いはお留守番だにゃ」

ユッコ「お留守番ですか！私得意ですよ！サイキッカーなんで！」

みく「それで もうすぐちひろさんたちも来ると思うからその間まででいいんだけどね 」

ユッコ（スルーされるとは…）

みく「あ あとほたるチャンのお守りもお願いするにゃ あそこで今は寝てるけど」

ユッコ「…あれ？ほたるちゃんって13歳でしたよね？」

みく「そうだにゃ」

ユッコ「結構しっかりしてたような…」

みく「あー…まぁいろいろあるんだにゃ」

ユッコ「？ …まぁいいでしょう！お安い御用です！」

みく「じゃあちょっとお願いするね
なるべくみくも早く帰ってくるから」

ユッコ「行ってらっしゃいです！」

すいません寝ます…明日書くかもです

……
…

みく「勢い良く出てきたはいいけど…杏チャンがどこにいるか見当つかないにゃあ…」

みく「うーん…とりあえず寮に行ってみるかにゃあ」


……
…


みく「杏ちゃーん！いるかにゃー？」ｺﾝｺﾝ

みく「いないみたいだにゃ…あとは行きそうなのはきらりチャンの部屋だけど…」

みく（あれは行ってるというより連れていかれてるって方があってるにゃ…）

みく（もしかしたら入れ違いで事務所に帰ってるのかもしれないし…一旦帰ってみるかな）

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ ｶﾞﾁｬｯ

みく「にゃ？」

晶葉「クソッ…どこに持っていったんだ…ヤバイぞこれは…」

みく「晶葉チャンかにゃ どうしたの？」

晶葉「あぁみくか…ちょうどいい ちょっと手伝って欲しいことがあるんだが」

みく「あー… 手伝いたいのは山々なんだけどみくはみくで用事があるんだにゃ」

晶葉「ならついででもいいんだ 私のロボットたちを見なかったか？」

みく「ウサちゃんロボのこと？なら事務所でみたけど…」

晶葉「事務所だと！？おい！ウサちゃんロボはなにか持っていなかったか！？大きめの箱のようなものだ！アンテナ着いててほかには」

みく「ちょちょっちょっと待つにゃ！いきなりそんなこと言われても覚えてないにゃあ！」

晶葉「あ…あぁそうだったな… すまない…私としたことが焦ってしまっていた」

みく「で 何があったんだにゃ？」

晶葉「実はだな…私の研究品が盗まれたんだ ウサちゃんロボごとな」

みく「えぇっ！？しれってやばくない？」

晶葉「あぁいや 下手人は既にわかってるんだ 分かってはいるんだがちょっと厄介でな…」

みく「どういうことかにゃ？」

晶葉「みくは南条光の好きなものを知っているか？」

みく「え…特撮だったと思うけど…それがどうかしたのかにゃ？」

晶葉「特撮の作品の中に仮面ライダーってあるだろ」

みく「あるにゃあ」

晶葉「それのベルトを奪われたんだ」

みく「……は？」

晶葉「元々は違うものを作っていたんだがな 」

晶葉「この前南条が見ていた仮面ライダーにそれを応用して作れそうなのがあったんで作ってみたんだ」

みく「……えっ？」