智美「ジェンガでもするか」 (31)

智美「大会終わって暇だし、ジェンガでもするか」

智美「というわけで皆に集まってもらおう」

智美「というわけで、皆よく集まってくれた。これも元部長の人望だな」

佳織「え、智美ちゃんじゃなくて加治木先輩が部長だよね?」

智美「このくらいでは泣かないぞ」

ゆみ「おい蒲原、こんな所でジェンガやってる暇はないだろう。私たちは受験生なんだぞ」

むっきー「私は別に構いませんが」

智美「あんまり堅い事いうなよゆみちん。たまには息抜きも必要だぞ」

モモ「そうっすよ先輩。(先輩とジェンガ楽しそうっす)

ゆみ「仕方ないな。少しくらいなら付き合ってやらない事もないが」ワクワク

智美「なんだかんだ言ってノリノリなゆみちんであった。」

むっきー「ところで、ジェンガは一体どこにあるんですか?」

智美「え?誰も持ってきてないのか?」

一同「」

ゆみ「蒲原・・・お前というやつは・・・・」

智美「コ、コンビニ言ってくる~」


 ~5分後~

智美「というわけで、コンビニでジェンガ買ってた。」

佳織(なぜコンビニにジェンガが・・・)

モモ(何か喋らなくては・・・このままでは空気になってしまう!)

智美「それじゃぁジェンガ組み立てるか」

ゆみ「お前は触るなよ。ジェンガが組み立てられなくなる」

智美「失礼な!!」

智美「これでも昔からジェンガは得意でな!組み立てるのもこのとおr」

         ガッシャーン

むっきー「部長はそこらへんで藤田塔でも組み立ててください」

智美「はい」

モモ(はっこのままではまた空気に・・・!)

モモ「そうだ!普通にやってもすぐ飽きちゃうと思うんすよね。」

モモ「ここは高校生らしく罰ゲーム方式でいきましょう」

ゆみ「罰ゲームか。確かにそれなら盛り上がるしいい考えだと思うぞ」

モモ(先輩に褒められた・・・!)

佳織「あれ?桃子さんいたの?」

モモ「ずっといたっすよ!?てうか私はそこにいません。ここっす!」

蒲原「罰ゲームかー。なんか面白そうだな」

むっきー「あんまり変な罰はなしですよ?」

ゆみ「王様ゲームのようになってしまっては困る」

モモ「!そうっす・・・それっすよ・・・・。王様の命令は絶対」

モモ「ふふふ。先輩、罰ゲームなんすけど、最初にジェンガを崩した人が王様の命令に従うというのはどうすか?」

佳織「あ、それ面白そう」

むっきー「それだと王様も決めないと」

蒲原「こんな事もあろうかと大量に割り箸をもっていたのだよ」

ゆみ「なんというご都合主義」

モモ(きたああああ。これで私が王様になって先輩とあんなことやこんなことを)ジュルリ

蒲原「よし、それじゃぁ始めようか」

ゆみ「負ける気は毛頭ない。後輩相手でも全力でいくぞ」

むっきー「ジェンガ、久しぶりですね」

佳織「え、と、私が1番?」

蒲原「私が最後かー」



順番:佳織→モモ→むっきー→ゆみ→蒲原



佳織「ふぅ、そぉっと」

モモ「お、序盤から慎重にいくっすね」

佳織「ドキドキしたぁ」

モモ「次は私の番すね。まぁ一発目だしあんまり考えなくても」

モモ「ここからはステルスモモの独壇場っすよ!!」

  シーン

モモ「いたたまれないっす」

モモ「気を取り直してよし、楽勝っす」

佳織「あれ?今誰が抜いたの?」

モモ「そろそろステルスモモからストレスモモに改名しようかな」

むっきー「次は私の番ですね。」

むっきー「終わりました。」

蒲原「面白みがないなー」

むっきー「どうせ私はネタ画像でしか笑いをとれない地味キャラですよ・・・」ズーン

蒲原「なんかごめん」

ゆみ「次は私だな」

モモ(崩せ崩せ崩せ崩せ崩せ崩せ崩せ崩せ崩せ崩せ)

蒲原「危なげない指さばき、安全地帯を瞬時に見極める判断力これが鶴賀n「うるさい」

蒲原「せっかく盛り上げようとしてるのに」

モモ「流石っす先輩!(くっ、本当は崩して欲しかったはずなのに、先輩の指さばき綺麗っす!)ビビクン

蒲原「よし、最後は私だな!」

ゆみ「またお前はずいぶんと際どい所を・・・」

佳織「く、崩れる!?」

蒲原「それが崩れないんだな」

何かこのまま続けるの大変だから次の投稿までに一番
多く名前あがった人がジェンガ崩すな。

蒲原「何だかんだ言って6巡目」 蒲原「そろそろジェンガが芸術的な形になってきたな」

ゆみ「なんだこの形は、重力を無視している」 むっきー「部長ずっと執拗に下らへん抜きまくってましたしね」

モモ「なんか2段目に限ってはこれ浮いてないっすか?超常現象っすよこれ、テレビ出れるっすよ」

佳織「ヒィ!誰もいないところから声が・・・。超常現象!?」

モモ「このくらいでは泣かないっすよ」

佳織「7巡目いきます。そぉっと」

むっきー「うわっ揺れた!」

  ・・・・・

蒲原「セーフだな」

ゆみ「いやおかしいだろ!!4段目まで浮いてるぞ!!」

モモ「仕方ないっす。まだ誰が崩すか決まってないのに勝手に崩したら怒られるっすから」

むっきー「それは言ってはいけない」

モモ「次行きますね」 モモ「でもぶっちゃけ今のジェンガは補正かかってるんでどんな乱暴に扱っても崩れないんすよね」

むっきー「それ以上はいけない」

モモ「とぉおりゃあああ!!」ブン

ゆみ「!?」

蒲原「ワハハー。モモの繰り出したコークスクリュー凸ピンで吹き飛ばされたジェンガが」

佳織「空中でいったん静止」

むっきー「そのまま緩やかな軌道を描いて綺麗に収まった」

蒲原・佳織・むっきー「「「信じるか信じないかは貴方次第です」」」

ゆみ「いや、普通に安全地帯から慎重に抜いただけだからな」

むっきー「いや、ちょっと待ってください。これ無理です。安全地帯のあの字もありません」

蒲原「何事もスリルが大事だよ」

モモ「がんばってください(先輩の前に崩されたら困るっす)」

むっきー「んぅう、ここ、かな?」

佳織「絶妙なバランスでとどまりましたね」

ゆみ「なんか私たち麻雀よりジェンガの方が向いてる気がしてきた」

ゆみ「私か・・・正直これを乗り越えられる自信がないな」

モモ「先輩ファイトっす(崩しますように崩しますように崩しますように)」

蒲原「これが一番安全なんじゃないか?」

ゆみ「否」

ゆみ「そのジェンガ、とる必要なし!」

むっきー「!一見不安定そうに見えてあまり危険ではない場所を的確にとらえ、」 佳

織「早く抜くことによって振動を最小限に抑えただと・・・!?」

蒲原「ククク、流石我が鶴賀学園n「うるさい」」

蒲原せっかく盛り上げてるのに」

蒲原「よし、私だな」

蒲原「こういうのは感覚で適当に抜くのがいいんだ」

蒲原「ほれ」

モモ「なんで崩れないのか不思議っす。ジェンガがガリレオに怒られそうな形になってしまったっす」

佳織「うぅう、これ絶対無理ですって・・・」

モモ「失敗は許されないんすよ!?解ってるっすか!?」(必死)

佳織「がんばります・・・・」

  ガシャーン

一同「」

モモ(この女やりやがったっす。ありえへんでおまんがな)


蒲原「は~い佳織罰ゲーム決定!」

佳織「あわわわわ」

モモ「どうでもいいっす」

蒲原「じゃぁ、まずは王様を決めるか」

「「「「せーの、王様だ~れだ」」」」

王様>>12
命令>>13

間違えた。王様>>14

あ・・・・

気を取り直して
王様>>16
命令>>17

(一人で安価取りすぎても気がひける)
かじゅ

特訓

ゆみ「王様は私か」

佳織「ほっ」

モモ「!!ずるい!ずるいすよ!!」

むっきー「まぁ、加治木先輩ならまともな罰ゲームでしょうし」

ゆみ「うむ、それなら妹尾、罰ゲームは特訓だ」

蒲原「わ~普通だな~。つまらん」

蒲原「もっとこう、学生らしく無理難題を押し付けた方がおもしろいぞ」

モモ「そんなの罰ゲームじゃないっす!御褒美っす!先輩考え直してください。
もっとポッキーを鼻から食べるとか、全身タイツでだっちゅーのとか!!」

佳織「なんでそんなに罰ゲームがマジなの!?心がささくれてる証拠だよ!!」

ゆみ「罰ゲームといえど、流石にそれは・・・」

ゆみ「まぁ、妹尾が強くなれば麻雀部にとってもプラスになるしな」

むっきー「悪い事は何もないですね」

モモ「そんな、先輩が・・・私以外の女に手とり足とり腰とりの特訓をするなんて」

蒲原「よし、という訳で1回戦終了」

蒲原「二回戦行ってみよう」

佳織「流石に慣れてきましたね」

モモ「まぁ、さっき相当ミラクルな技を繰り出したばかりっすしね」

むっきー「さっきみたいにやってもまた時間が掛かるだろうし、ここらで縛りを掛けるのはどうでしょう」

蒲原「縛り?リザベーションか?」

ゆみ「変態がわくからやめなさい」

むっきー「縛りと言いますか、麻雀で使うサイコロを使って抜く本数を決めるんです」

むっきー「サイコロをふって出た目の数だけ抜きます。でも流石に6とか無理があるので3を超したら4から1、5は2という風にやっていきましょう」

ゆみ「確かにそうすれば時間も短縮できるな」

蒲原「際どいとこ攻めまくるぞー」

モモ「それじゃぁ、私から始めますね。」コロコロ

モモ「2です」

蒲原「下狙ってけよ」

ゆみ「普通にな」

モモ「終わりました」

むっきー「今の所まだまだいけそうですね」コロコロ

むっきー「5、てことで2こですね」

むっきー「いっきに減った気がします」

ゆみ「ふむ、確かにこれはすぐに終わりそうだな」コロコロ

ゆみ「3、かこの程度ならまだいける」

蒲原「私の番か。」コロコロ

蒲原「また3だ。佳織には悪いが、削らしてもらうぞ」

佳織「あぅう、智美ちゃん手加減なさすぎるよ」

なんか気付いたら
智美→蒲原
になってたすまん





4巡目

蒲原「そろそろ誰か崩しそうだな」

ゆみ「次はモモか」

モモ「きついっすね・・・(あれ?この際私が崩して先輩が王様でも問題ないのでは?)」コロコロ

ゆみ「モモ、ここは安全だぞ」

蒲原「あ!ゆみちんずるいぞ。モモにだけ安全地帯教えるなんて」

ゆみ「いや、しかし、モモにあまり嫌な思いはさせたくないというか」ボソ

モモ「先輩・・・(あ、これ崩せないパターンだ)」

モモ(結局2こ無事に抜いてしまった)

むっきー「これは私が崩しそうな予感」コロコロ

むっきー「こうなったらあれを使うしかないか」

佳織「あれ?」

むっきー「まさかこれを使う日が来るとは・・・」スッ

蒲原「!それは」

ゆみ「余りまくった藤田カード・・・だと!?」

モモ「説明しよう。藤田カードとは津山先輩がはまっているプロ麻雀師カードで異様に出現確率の高い可愛そうなカードである」

むっきー「これをこうして、できた!」

佳織「はっ、その陣形は、まさか」

ゆみ「やめろ、そんなことしたら」

蒲原「奴が来る・・・逃れられない運命なのか!?」

むっきー「藤田党を創造し、藤田プロを召喚!!」


   ピカー

藤田「」

一同「」

藤田「」


むっきー「というわけで、藤田プロお願いします。」

藤田「いや、意味解らんし」

モモ「まぁつまり、かくかくしかじかまるまるもりもり。というわけです」

藤田「そんな事のために私は・・・」

むっきー「まぁ、そう言う理由なんで、藤田プロちゃちゃっとお願いします。一応役目が終わったら藤田党の効果が切れて元に戻るんで」

藤田「はぁ(適当に抜いてぱぱっと帰ろ)」
 
    がっしゃーん

一同「・・・・」

藤田「・・・・」

蒲原「一発目で崩しおったぞこいつ」

藤田「というわけなんで、アディオス!!」アセダラー

むっきー「役にたたな過ぎる!!」

佳織「となると、睦月ちゃんが罰ゲームだね」

モモ「あ、役立たずの藤田プロが消えるっすよ」

ゆみ「本当何しに来たんだか」

むっきー「そんなだからカードがダブるんだよ・・・」

蒲原「なんか拍子抜けしすぎてテンション下がるな」

佳織「・・・・はぁ」

藤田「それでも前を向く」

シュワー

in長野

にょきにょき

藤田「」

久「」

久「ヤスコがいきなり消えたと思ったらまたいきなり地面から生えてきた。何いってるのか解らないと思うのだけれど私も解らない」

藤田「問おう、貴方が私のマスターか?(そろそろ召喚したら金取るシステム作ろうかな」

蒲原「というわけで、むっきー罰ゲーム確定&王様だ~れだ」

蒲原「お、まさかの私か」

むっきー「いやあああああああ」

モモ「御愁傷さまっす」

佳織「智美ちゃん、お手柔らかに・・・ね?」

蒲原「偉い人はいいました。どんな事だろうと手は抜くなと」

むっきー「」(絶望)

ゆみ「一体どうなるんだ」

蒲原「むっきーはゆみちんとリザベーションな」

ゆみ・むっきー「「!!!????」」

モモ「アカアアアアアアアアアアン」

ゆみ「おい待て!私は関係ないだろう!?というかリザベーションてしたくてできるものじゃないだろう!!」

むっきー「」

モモ「そうっすよ!!津山先輩が崩したのに加治木先輩まで罰を受けるなんて間違ってるっす!津山先輩も何か言ってください!!」

むっきー「加治木先輩とリザベーション//」

佳織(雌の顔してやがる)

モモ「イカアアアアアアアアアアアアアン」

蒲原「と言っても、実際にリザベーションを再現するのは不可能なんで、二人にはこちらの首輪をつけてもらいます」

蒲原「そんでもってゆみちんにはむっきーをマッサージしてもらうぞ」

ゆみ・むっきー「「な!//」」カァア

モモ「あ、蝶々さんだぁ、きれいっすね。待つっすよ~」ウツロ

佳織「波乱の予感」

蒲原「まず、二人ともこの首輪をつけるんだな」

蒲原「そのあとむっきーはゆみちんを椅子代わりにして座る」

むっきー「わわ、この首輪お互いが鎖で繋がってる//」

蒲原「後は後ろからゆみちんがむっきーをマッサージする。これだけでいいぞ」

むっきー「あ、その、加治木先輩重くないですか?//」テレ

ゆみ「あぁ、む、むしろ軽いくらいだぞ//」テレ

佳織「キマシタワー」

蒲原「ワハハー。モモが息をしていないぞー」

蒲原「次はマッサージだな」

ゆみ「え、と肩こってるな」

むっきー「最近座って作業するのが多いですし」

ゆみ「ここがいいか?」

むっきー「あ、いいです」

ゆみ「・・・//」

むっきー「・・・//]

蒲原「おぉ、初々しいな。」

佳織「初恋の中学生みたい」ハナヂダラー

モモ「せんぱぁい・・・・」グス

蒲原「じゃぁ、次は>>27をマッサージだ」

ゆみ・むっきー・モモ「「「!!!」」」

内もも

蒲原「じゃぁ、次は内ももマッサージだ」

ゆみ・むっきー・モモ「「「!!!」」」

ゆみ「それは、流石に・・・」

蒲原「ゆみちん。勘違いしてもらっては困るよ。あくまで王様の命令は絶対」

佳織「智美ちゃん、よだれ拭こうよ」ハナヂダラー

モモ「こんなオカルトありえないっす」

ゆみ「いや、だけど津山は嫌だろう」

むっきー「わ、私は、その、加治木先輩なら//」

モモ「・・・・」

ゆみ「ほ、本当に良いんだな?」ゴクリ

むっきー「はい//」

サワサワ

むっきー「んっ//」

ゆみ「!//」

蒲原「絶景絶景」ワハハー

佳織「我が人生に一片の悔いなし」

モモ「・・・・」

ゆみ(まずい変な気分になってきた//)サワサワ

むっきー「ぅん・・・はぁ・・・//」

ゆみ(いいかな)サワ・・・モミ

むっきー「ぁあ!!//」

ゆみ「////」

蒲原「やるなゆみちん」

佳織「oh////」

モモ「・・・・・・・・・・・・・・・・」

ゆみ(ラストスパート・・・!)ハァハアァ

サワサワモミモミクチュクチュ

むっきー「ひぃあぁあ!・・・っ!!??///」ビビクン

蒲原「リザベーション完了」

むっきー「ハァハァ、加治木先輩・・・よかったですぅ///」

ゆみ「あ、ああ//」

モモ「・・・・・・・・・・・・・・・・グスン」

佳織「修羅場の予感」

というわけで今日はもう寝ます。次回波乱のかじゅモモ回


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