ゆかりん「まだだめよ♪まだだめよ♪」 (26)

PPPPPP…


ハッ
ゆかりん「はぅぅ…もう朝ぁ?」


ゆかりん「おはよっキュゥべえ」

QB「キュウ~」

これまでのあらすじ

ごく普通の17歳、田村ゆかりは、ある日魔法と声を用いて怪物と戦うキモオタを目撃し、謎の白い生物から「僕と契約して、魔法声優になってほしい」と告げられる夢を見る。
翌日、ゆかりんが通う学校に夢の中で会ったキモオタが転校してきた。
その後なんやかんやあって、ゆかりんはゆかり王国を築き、魔法声優が絶望する前にゆかり王国に導く存在となるのであった…。

キモオタ「キモオタです。よろしくお願いします」キラッ


ゆかりん「!」

男C「!?」

男A「wwwww」



ゆかりん(あれって…!)

屋上

男C「まさかお前も魔法声優だったとは…」

ほっちゃん「黙っててごめんね?驚かせようと思って」

男A「wwwほっちゃんさんは知ってたんすかwwwwうはっww何でも知ってるほっちゃんさんwwwwぱねえwww」

ほっちゃん「何でもは知らないわよ。…知ってる事だけ」

キモオタ「えと…これから、皆さんと一緒にこの街のデルージョンと戦います。ど…どうかよろしくお願いします」

男A「おふwwww」

ゆかりん「えへへ、一緒に頑張ろうね!キモオタ君っ」ギュッ

キモオタ「////」

一ヶ月後

男C「これが男Bのデルージョンか…」

男A「おふwwぱねえwwwwB氏もちつけwwww」



ほっちゃん「それじゃあ皆、行くわよ!」



「「「「「やまとなでしこ☆ホーリエ・クインテット!」」」」」

フィギュア♪フィギュア♪美少女フィギュア♪
美少女フィギュアは だ・あ・れ ?

ほっちゃん「フィギュアはゆかりたん?」

ゆかりん「ちーがーう♪ゆかりはウサギ♪」



「モジョジョ!アンソロ!」

ほっちゃん「はいはい。モモにもご褒美をあげないとね」

キモオタ「…」

キモオタ(俺達の戦いって、こんなものだったっけ…?)

AA?

次の日

男C「…で、話しって何だ?」

キモオタ「えっと…最近何かおかしくないすか…?」

男C「おかしい…?」

キモオタ「うぃ…何となくなんですけど…。…男Cさんに最初に相談したのは、男Cさんが一番変というか…」

キモオタ「俺の中の男Cさんと…印象があまりに違うというか…その…あの」

男C「…ほう」

キモオタ「そのえっと……今から一緒に、男Cさんが元いた街に行ってみませんか……」

ツギハーアキハバラアキハバラデス

男C「なっ!?アキバから…出られない?」

男C「…こいつは幻覚か何かか?」

キモオタ「もしかしたら…この秋葉原には出口なんて…デュ…デュフ…わ、罠…デュフ」

男C「…心当たりでも?」

キモオタ「デュフフ…まだ他の皆には…デュフ」

男C「…」

男C「確かに俺の記憶、少し食い違ってるかもしれない…。そんなにでゅふでゅふ言ってるキモオタは初めて見るはずなのに…寧ろしっくり来るくらいだ」



キモオタ「…デュフ」


キモオタ「…」

キモオタ(間違いない…これは廃人の結界デュフ…)

堀江家

モモ「モジョ!フジョシオトメロード!モジョ!フジョシオトメロード!」

キモオタ「…」

ゆかりん「本当仲良いですよね。ゆいたんとモモ」

ほっちゃん「ふふ。モモとの付き合いは、あなた達よりずっと長いからね」

キモオタ「あの…モモがどうして堀江さんの所に来たか、覚えでゅふ?」

ほっちゃん「え?」

モモ「クロバスクロコッチ?(キモオタ、ナゼ聞く)」

キモオタ「な…なんとなく…気になっでゅふ」

男K「... レジュメな、は、やっぱり読んでも面白くない。アンタねぇ、クソつまんないよ!!」

全員「自分でもできる」

ほっちゃん「そうねぇ…大分昔の事だから…。でも、モモが支えてくれなかったら、私はきっととっくにダメになってた…」

ほっちゃん「今は、ゆかりたんやキモオタ君がいてくれて…今のこの生活は、昔の私が夢見ていた毎日なのかも」

ゆかりん「ゆいたん…」

キモオタ「…」

キモオタ「堀江さん、…このラノベの続き、貸して貰えます?デュフフ」

ほっちゃん「あら、もう読んだの?待ってて、今持ってくるから」

キモオタ「…デュフ」ポン

ゆかりん「え?キモオタ君?」

キモオタ「ゆかりんごめんデュフ…」カチッ


ガシッ
モモ「モジョ?…!モジョフジョシオトメロード!モジョフジョシオトメロード!」

キモオタ「こ…こんなデュフ出来る…デュフは…お、おおおお前しかデュフ…」

ウィン…ダッ

キモオタ「…」


キモオタ(何もかも…思い出ゅふ…)

キモオタ「こここたえ…デュフフ…こんな回りくどい…デュフをして…一体何が…デュフフ!?」

モモ「ショタウケビーエル(ワカラヌ)」

モモ「モジョ…フジョシオトメロード…」

シュルッ
キモオタ「でゅふ!?」

ほっちゃん「…事情が分かるまで話しを聞いていたかったけど、それ以上モモがいじめられるのを黙って見てられないわ」

キモオタ「ぐ…ぐふぅ」

ほっちゃん「答えて。一体あの子が何をしたの?」

キモオタ「…っ!」

キモオタ「きききき…君は…モモにデュフフ!…ここは本当の秋葉原じゃ…デュ、デュフ…皆偽物のデュフフを植えつけデュフフ!」

ほっちゃん「…キモオタ君…何を言って…」ハッ

ほっちゃん「モモ!逃げなさい!」

モモ「ホモォッ!」シュン

キモオタ「…っ」

ほっちゃん「追いかけようなんて思わない事ね」


キモオタ「…デュフゥ」

そして

シュンシュンシュン

キモオタ「…デュ…デュフ」

ほっちゃん「ほら…埒があかない」

キモオタ「…デュフ…」スッ

ほっちゃん「!(あれは…キモオタ君が命以上に大切にしているなのはのフィギュア…?)」

キモオタ「…っ!」グッ

ほっちゃん「折…!?っダメよ!」バッ

キモオタ「…っ」バシュッ…カチ

ほっちゃん「」

キモオタ「…デュフ」

それから

ほっちゃん「…あなたの魔法は確かに凄いけど、いつだって自分が以下略」

キモオタ「…っデュフ」

キモオタ「おおお思い出ゅひて!…あああれは廃人デュフ…!」

ほっちゃん「廃人なんて知らないわ!私達の敵は…」

ほっちゃん「リア獣でしょ」ハッ

キモオタ「!」

ほっちゃん「そう…私達はずっと、リア獣と戦ってきた…じゃあ、デルージョンって…一体…」

カン…ッブシャアアアア
キモオタ「!?」
ほっちゃん「!?」

ほっちゃん「…これは…一体何が…」

「それは私から説明しますお」


ほっちゃん「…あなたは…まさかモモ!?」

キモオタ「おまいは…デュフ」

男A「www絶好調のほっちゃんさんに挑むとかwwww無謀過ぎワロタwwwww」

キモオタ「おおお俺が…デュフフ」

男A「モモだろwwwwwあいつが元・廃人だったからってwwwwいきなり襲うなしwwwww」

キモオタ「おまい…デュフ…覚えでゅふ…?」

男A「それが俺氏の役目だからなwwwwうはっwwwww」

  /  ̄ ̄ ヽ、あなたのハートに、エンジェルビーム!
  i' ノ{_|!|,!-l |i,j                          ∧_∧∩ハゥ
 》;=ニ彡 '┃{                        ⊂(´Д`*)|

  | li |(_, '''  lフ                          ) 俺 )
  l i| |i `フ _i'⊃━━━━━━━━━━━━━━━━━━;・:;・━━━
  | l リ /`i=iつ━━━━━━━━━━━━━━━━━━;;・~━━━━

男A「大体wwwおかしいと思うだろwwwwオタクの聖地を丸々作った廃人がwwww何もしないとかwwwwwwぱねぇww」

男A「おまいの覚えてる腐女子の廃人はwwwwこんな奇妙な真似しないだろJKwwwwww」

男A「この結界を作った廃人の目的はwww現状を維持することwwwこの状態が誰にとって都合が良いのか考えればwwwwww」


キモオタ「…デュフ」キンッ

男A「【悲報】キモオタ氏・また自分だけの時間に引きこもるwwwwwww」

キモオタ「!」

以下略


キモオタ「デュフ…そんな…俺は…デュフの間に…廃人に…デュフフ」

キモオタ「な っ て でゅ ふ !?」


ゴゴゴゴ

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