穂乃果「安価で告発する」 (93)

海未「告発…ですか?」

穂乃果「うん!」

海未「誰かが悪いことをしていたと?」

穂乃果「そうだよ!この事実をみんなの前で公表するんだ!」

海未「はぁ…一応聞いておきますが誰が何をしたのですか?」

穂乃果「>>3ちゃんが>>6してたの!」

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えりち

ほの便mgmg

穂乃果「絵里ちゃんがほの便mgmgしてたんだよ!」

海未「ほの便…とは?」

穂乃果「穂乃果の>>10だよ!」

上着

海未「上着を…口に?」

穂乃果「そうだよ!」

海未「まさか…そんな…本当なら生徒会長、いや人としてあるまじき行為です」

穂乃果「だから告発するんじゃん!」

海未「なるほど…では練習の前に部室で場を設けましょう」


放課後 部室

にこ「話がある…って一体何なのよ」

凛「はやく練習したいにゃー」

海未「待ってくださいね、まだ絵里が来ていないので」

ガラッ

絵里「遅れてごめんなさい、生徒会でどうしても外せない用事があって」

穂乃果「来たね…」

絵里「で、話って何なのかしら」

穂乃果「絵里ちゃん!この前ロッカーで穂乃果の上着mgmgしてたでしょ!見てたんだからね!」

ザワッ

真姫「絵里が…穂乃果の服を?」

ことり「そんな…信じられないないよ」

海未「絵里…言い訳があるなら聞きましょうか」

絵里「>>14

ロシア帰る

絵里「…ロシア帰る」ボソッ

穂乃果「えっ?」

絵里「帰る!エリチカロシア帰る!」バッ

海未「こ、こら!待ちなさい!」ガシッ

絵里「離して!」グイッ

海未「離しません!」

希「あの態度…どうやら本当のようやね」

にこ「あんな変態が生徒会長だったなんて…しかも都合が悪くなったら逃げるとか」

凛「絵里ちゃんの事かっこいいと思ってたのに幻滅だにゃー」

絵里「う…」

絵里「…うわあああぁぁあん!!ごめんなさいいいぃい!」

海未「泣いてもダメです!」

海未「とりあえず逃げれないようにロープで縛っておきましょう」

真姫「分かったわ」

数分後

絵里「…」←グルグル巻き&正座

海未「さて…どうしましょうかね」

花陽「待って!」

海未「花陽?」

花陽「あ、あの…私も告発したい事が」

穂乃果「えっ?花陽ちゃんも?」

海未「分かりました。ついでです、聞きましょう」

花陽「実は…見ちゃったんです。この前>>17ちゃんが>>20している所を!」

真姫

穂乃果の練習着を盗んだ

花陽「真姫ちゃんが穂乃果ちゃんの練習着を盗んでたんです…!」

穂乃果「えっ?」

ザワッ

穂乃果「練習着が無くなったのはホントだよ…でもこれも絵里ちゃんだと思ってたけど…」

海未「どうなのですか?絵里」グイッ

絵里「ち、違うわ…狙ってたのは確かだけど」

ベシッ

希「まさか…ホンマに真姫ちゃんが?」

にこ「うそ!見間違いか何かよね?」

真姫「…」ギリッ

海未「真姫…黙っていては分かりませんよ?」

真姫「>>23

海未に脅されてやった

真姫「ふん、白々しいわね…私はあなたに脅されてやっただけ、そうでしょ?」

海未「なっ…!」

穂乃果「えっ?そうなの!?」

海未「ち、違います!デタラメ言うんじゃありません!」

真姫「私の秘密を誰にも喋らない代わりに穂乃果の練習着を盗んでこい…確かにそう言ったわよね?」

海未「…ち、違う!事実無根です!」

真姫「秘密を握ってるから喋らないと思った?甘かったわね」

海未「黙りなさい!これ以上侮辱するなら秘密をバラしますよ!」

真姫「認めたわね」

海未「えっ?…あっ、今のは」

穂乃果「…」ジトー

海未「いやっ、違うんです、穂乃果!」

穂乃果「真姫ちゃん、海未ちゃんを縛って」

真姫「分かったわ」

海未「いやああああぁあ!」

数分後

海未「…」←グルグル巻き&正座

絵里「…」←同上

にこ「まさかμ'sの中に変態が2人もいたなんて…」

凛「しかも脅すなんてひどいにゃー」

穂乃果「海未ちゃん…信じてたのに…」

花陽「真姫ちゃんごめんね…事情も知らずにあんなこと言って」

真姫「いいのよ、おかげで悪が裁けたのだから」

ことり(真姫ちゃんの秘密って何だったんだろう?)

にこ「さて…どうするのよこの2人」

穂乃果「そうだね…」

希「ちょい待った!」

穂乃果「えっ?」

希「ここまで来たらトコトンやろや、ウチも見てしもうてん」

ことり「まさか…希ちゃんも告発を?」

希「そう…はっきり見たんや、>>30ちゃんが>>33してる所を!」

ことり

穂乃果が飲んでいたジュースのストローを舐め回してた

希「ことりちゃんが穂乃果ちゃんの飲んだジュースのストローを舐め回してたんや!」

穂乃果「えっ?」

真姫「はぁ?一体どうなってるのよこの部は…」

穂乃果「ことりちゃん…嘘だよね?そんなことしないよね?」

ことり「…」

にこ「なんとか言いなさいよ!」

ことり「>>40

そのくらい問題ないよね

ことり「そのくらい問題ないよね」ニコッ

穂乃果「えっ…?」

花陽「確かに…上着をmgmgしたり人を脅して練習着を盗ませたりとかと比べたら…」

希「そ、そう言われたら…普通の事?の気がしてきたわ…」

穂乃果「そ、そうかな…そうだね!」

ことり「…」ニコニコ

真姫「感覚が麻痺してるわね」

凛「前2人のインパクトが強すぎだにゃー」

絵里「…」

海未「…」

にこ「じゃあこの際だからにこからも言わせてもらうわ!>>44!あなた>>47してたでしょ!」

にゃんこスティックで
花陽のヒップにタッチ

凛「うん、してたよ?」

にこ「えっ?」

凛「あの日かよちんったら積極的で凛の方が照れくさくなったにゃー」

花陽「も、もう凛ちゃんったら…恥ずかしいよぉ…」

ことり「別に隠し事でもないみたいだね?」

穂乃果「ま、まぁお互い幸せならいいんじゃない…かな?」

にこ「分かったわよ…でも学校はやめなさいよね!見せられる方はたまったもんじゃないわ!」

凛「はーい」

希「一件落着やね」

真姫「待ちなさい」

穂乃果「えっ?まだ何かあるの?」

真姫「これだけは言っておかないといけないわ…>>51>>54してた事を…」

絵里

にこ

穂乃果「んん?絵里ちゃんがにこちゃんしてた?どういう意味?」

真姫「つまり…>>60という事よ」

にこが穂乃果の私物を絵里に売ってた

穂乃果「にこちゃんが穂乃果の私物を絵里ちゃんに売ってた…?」

真姫「そうよ…やっぱりこれは話しておかないとと思って…」

穂乃果「そんな…にこちゃん…?」

にこ「…」

希「さすがにそれはアカンなあ…本当なん?にこっち」

にこ「>>65

にこ「妹たちを人質に取られてて…どうしようもなかったの…ごめんなさい…ごめんなさい」

凛「人質!?」

希「絵里ち…それはもう重犯罪やで?」

絵里「…」

真姫「これを話すともうμ'sは続けられないかもしれない…でも…話さないわけには行かない…」

真姫「にこちゃんがこれ以上辛い思いをするのは耐えられないから…」

にこ「真姫ちゃん…」

穂乃果「絵里ちゃん…どういう事なの!?もう…μ'sはおしまいなの!?」

絵里「>>72

さあ?

絵里「さあ?そんなの知らないわ」

穂乃果「なっ?」

真姫「とぼけないで!」

絵里「別にとぼけてなんかいないわ、μ'sがどうなろうと、知らないって言ってるのよ」

希「くっ…絵里ち…本気なんか?」

絵里「μ'sなんてものは所詮は私が穂乃果に近づく為の口実、道具でしかなかったのよ!」

花陽「絵里ちゃん…」

凛「サイテー…」

真姫「絵里…あんたは…」

絵里「さあ、私をどうするの?警察にでもつき出すのかしら?」

絵里「もっとも…かわいいかわいい双子がどうなっちゃうか分からないけどねぇ?」ニコッ

穂乃果「なっ…!」

にこ「くっ、あんた…どこまで…」

絵里「できないの?ならこのロープをほどいてもらおうかしら」

希「くっ…」

穂乃果「絵里ちゃん…えっ!?」

絵里「なっ…!」

バシーン!!

絵里「つっ…!」



海未「あなたは…最低です!」

穂乃果「海未ちゃん!?」

にこ「ロープは…?いつのまに…」

海未「絵里、あなたがそんな人だとは思いませんでした」

絵里「ふ、ふふ…まさか海未にそんな事言われるとはね。これは傑作だわ」

絵里「あなたも私と同じ穴のムジナ…こっち側の人間でしょうが!!」

海未「同じ?いいえ、全然違います」

絵里「何が違うって言うのよおおぉぉっ!」

海未「私は穂乃果やその所有物を愛する正統派ほのキチ」

海未「あなたのように周りの人間を一方的に利用したり不幸にしてまで求める外道とは違います」

絵里「は、ははっ、アンタは真姫を脅して服を盗ませたんでしょ?さっき話したばかりでしょうが!」

絵里「同じじゃないの…笑わせんじゃないわよ!」ギロリ

海未「確かに、真姫を使ったのは事実です」

絵里「ほら見なさい!」

海未「ただ真実は少し異なります」

穂乃果「どういう事?」

海未「それを語るには一つ明かさねばならない事があるのですが…」チラッ

ことり「あ、もしかして真姫ちゃんの秘密ってやつ?」

海未「さすがですね、ことり。その通りです」

真姫「いいわよ、ここまで来て隠すことじゃないわ」

海未「分かりました。実は…」

穂乃果「実は…?」

海未「実は…真姫も、ほのキチなんです」

みんな「ええええぇえぇぇえ!?」

希「じゃ、じゃあ脅されて盗んだってのは…?」

海未「あれは私が罪をかぶる為の方便です」

凛「何で、何でそんな事したの?」

海未「実際に盗みを行ってその場で捕まるリスクを背負うのが真姫…後になってバレた時に責任を負うのが私」

海未「そう取り決めてあったのですよ」

絵里「な…何ですって…」

海未「誰にも見つからずに練習着を分け合えたと思ったのですが…まさか花陽に見られていたとは、しくじりましたね」

真姫「悪かったと思ってるわよ…」

にこ「あ、じゃあ…あのロープ」

真姫「そうよ、さすがに罪悪感があってね、かなり緩く巻いておいたわ」

希「なるほどなぁ…」

穂乃果(どう反応したらいいんだろう…)

絵里「だ、だったら何だってのよ!この状況に何も変りはないわ!」

海未「いいえ、大アリです」

絵里「えっ!?」

真姫「もう十分時間は稼いだって事よ。もしもし…そう、分かったわ」ピッ

真姫「双子は無事救出したわ」

にこ「えっ?」

絵里「はぁああ!?」

海未「証拠がなくて中々踏み込めませんでしたが…あそこまで盛大に自白すれば強硬手段も可能という事です」

真姫「しゃべりすぎよ、ウチの家の力を甘く見たわね」

絵里「あ、ああぁぁぁ…」

希(そうして絵里ちが学院を去って、しばらくの月日が経った)

希(現役の生徒会長の退学…それは少なからず学院に衝撃が走った)

希(μ'sも当然活動停止…一時は消えていた廃校の噂もまた囁かれ始めて)

希(これからどうなってしまうんやろうか…)


学校 生徒会室

ことり「ふぅ、今日も大変だったね」

海未「全く…仕事を増やし過ぎなんですよ」

ことり「でも学校のためを思って色々やってるわけだし…ね、生徒会長さん?」

穂乃果「うん!おばあちゃんも通ってたこの学院…穂乃果の代で無くすわけには行かないからね!」

穂乃果「アイドルはちょっとお休みだけど…まだまだやれることはきっとあるよ!」

ことり「穂乃果ちゃん…」

海未「穂乃果…!」

穂乃果「あ、海未ちゃんはあんまり近づきすぎないでね。あと私物も取らないように」

海未「そ、そんなあぁぁ!」


おわり

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