お前ら「ここが噂の学園都市か…」
お前ら(中々広いな…迷わないようにしないと)
中学を卒業しても、高校に行こうとは思えなかった。頭はそんなに悪くなかったし、
いじめられていたわけでも無かった。ただ、高校に行ってそれから歩む普通の人生に
興味を持てなかった。なんの個性も持たないまま、一生社会の歯車の一部となり、寿命
を消費していくことは絶対にしたく無かったんだ…
お前ら(着いた…ここが今日から俺が入学する『とある高校』か…)
俺の心は期待に満ち溢れていた、つい先日とは大違いだった。
お前ら(まさか、超能力を教えてくれる学校があったなんてな…)
それも嘘では無い、本当のことだった。大型掲示板サイトでの日々の
努力により、スルースキルと嘘の情報か本当の情報かを見分ける能力
だけは養われていた。しっかりしたソースがあり、なおかつステマくさい
スレが一本も立っていなかった。ここは、確実に詐欺施設ではない。俺
の勘がそう言っている。
ここからスマホで書くためid変わります。
先生「これからこの学校で一緒に勉強してもらうお前ら君だ。」
先生「みんな仲良くしろよ」
お前ら「ヴぃ、vip高校からきたお前らです。宜しくお願いします。」
話のわかる先生のお陰で、俺はみんなの前では高校に通っていたという設定にして貰えた。が、実際は中学卒業してからここに来るまではニートをしていた。
先生「えーと、お前らの席は…上条の隣だな。」
上条「よろしくな」
お前ら「よ、よろしくて」
ミス
先生「えーと、お前らの席は…上条の隣だな。」
上条「よろしくな」
お前ら「よ、よろしく…」
キーンコーンカーンコーン
上条「お、授業終わったな。一緒に帰ろうぜ。」
お前ら「え、あ、え?ありがとう」
上条(なんだコイツ?さっきから変わったヤツだな)
ーーー帰り道
上条「それにしても喉乾いたな、ジュースでも買おうぜ」
お前ら「うん…」
ガシャコン、ガシャコンガシャコン
上条「あれーっかしーなぁ、どうなってんだ?」
茶髪女「ちょっとあんた、買わないなら退いてよね、こっちはメチャクチャ喉乾いてんだから」
上条「おう、すまん。…てっ」
上条「おまえはっ!!……誰だっけ?」
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