春香「え?千早ちゃんの>>7で>>2?」【安価は命より重い】 (86)

春香「え?千早ちゃんの>>7>>2?」

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まな板

腹筋

これまでのを乗せときます
本文検索よりどうぞ
安価の重みを知りましょう
あとレスの消費は自由にどうぞ


春香「え?千早ちゃんの胸が弟?」

春香「え?千早ちゃんがPの子供を妊娠で私と雪歩の三人でユニット結成?」

春香「え?千早ちゃんの燻製ができた?」

春香「え?千早ちゃんに着ぐるみでホームレス達に輪姦?」

春香「え?千早ちゃんに愛情を激しく?」

春香「え?千早ちゃんと国会議事堂をレイプ?」

春香「え?千早ちゃんで食べるを刺す?」

春香「え?千早ちゃんが真を買った?」

春香「え?千早ちゃんがやよいをレイプしてで逮捕された?」

春香「え?千早ちゃんとネトゲで黒井の子を妊娠?」

春香「え?千早ちゃんが日本レイプ協会のプロレイパー(レイ検1級)のレイプされた?」

春香「え?千早ちゃんを秋せつらで救う?」

春香「え?千早ちゃんの腹筋でまな板?」

春香「明らかに危ないですよ!サッてやったらザクッといってhanですよ!?」

P「いや・・・さる大御所が千早を見て、一目でやりたいと言ったそうだ」

P「あんまりに目が本気で、つい断れずに・・・」

千早「・・・・・・・」

春香「ほら、千早ちゃんだって怒ってますよ」



千早「是非ッッッ!」

春香「」

千早「生まれ出でてから十六年間・・・」

千早「苛めて・・・」

千早「虐めて・・・」

千早「イジメ抜いたこの身体ッ」

千早「歌を歌うためだけに完成した肉体ッ」

千早「たかが二十四時間ベルトコンベアに運ばれ・・・」

千早「溶かされ固められた包丁如き・・・」

千早「負ける道理がありませんッッッ」

P「~~~~~~~ッッ」

春香「何これ!?何これ!?」

P「人間対包丁」

P「細胞対鋼鉄」

P「言ってしまえば・・・生物、対、大自然ッ」

P「約四十六憶の遺伝子、対、惑星ッ」

P「春香・・・勝てると思うか?」

春香「プロデューサーさん、無理ですよ、無理!」

P「そうだよなァ・・・」

P「負ける気がしないよなァ~~~ッ、千早ッ」

春香「!!??」

P「存分にヤってこいッ、俺が保障するッ!」

P「今夜はサイコーのステージだッッッ」

千早「~~~~~~~ッッッ」

スタジオ

千早「さあ春香、私のお腹に鯛を乗せて」

春香「・・・私、殺人犯になりたくないよ・・・」ブルブル

千早「それは・・・私の台詞ね・・・」ニタァ~

春香「・・・・・?」

千早「春香、構えなさい」

春香「ほ、包丁?」

千早「切っ先を真下にね」

春香(とりあえずお魚を切る構えじゃないと思う・・・)

千早「転びなさい春香」

千早「そのままの体勢で」

春香「え・・・」

千早「あなたの全体重、全運動エネルギー、全血肉と筋肉ッッッ」

千早「そこにこの地球(ほし)の重力が無くては・・・」

千早「喰らい甲斐が無いッッッ」

春香「そ、そこまで言うなら・・・」

春香(神様仏様のワの様・・・)

春香「い、行くよー!」



その瞬間を、後に天海春香さんは語る

春香『本当に硬いものに当たった時って・・・』

春香『こう、じーん、って、響いちゃいますよね、骨とかまで』

春香『あれなんです』

春香『あれが真っ先に来たんです』

春香『包丁が当たった瞬間、こう、がーんって』

春香『腕を伝わってから、お腹まで伝わって、足や頭の奥にまで響いたんです』

春香『本当ですよ?その後まともに立てなかったんですから』

春香『あと、あれもよく言われますよね、アドレナリンって』

春香『死にそうになっちゃった時とか、スローモーションになるあれですよ』

春香『私も見えたんですよ、刺さった後の包丁』

春香『目の前でひび割れていくんです』

春香『蔦が走っていくのをスローモーションで再生したみたいに』

春香『それで、粘土みたいにしなってから、柄から離れたんですよね』

春香『どうしてアドレナリンが出たか、そのときにもうわかってました』

春香『その後跳ね返った包丁が、私の脇を掠めたんですよね』

春香『マンガとかみたいに、スウって傷を残して』

春香『ええ、その場にへたり込んじゃいました』

春香『恥ずかしいですけど・・・ちょっとお漏らししてたかもいれません』

春香『千早ちゃんの傷一つ無い腹筋を見てたら、自然にそうなっちゃったんですよね・・・』

事務所



P「流石は千早だな」

P「カスリ傷一つ無い」

P「春香、お前も見習ったほうが良いぞ」

春香(えぇー・・・)

P「どうだった千早?」

千早「・・・・・・・・」

千早「足りませんね」

P「・・・何?」

千早「足りないんですよ・・・・・」

千早「包丁如き!勝ったから何ですかッッッ」

千早「この暗い闇の底で十六年もの間堪え続けてきた私に、ただの包丁では もはや足りない!!


千早「戦争を!一心不乱の大戦争を!」

春香(どんどん顔が濃くなってる・・・)

P「良い相手がいる」

千早「!」

P「人間に勝てるのは人間だけだ」

P「お前に勝ちうる唯一の相手だ」

千早「私の十六年を・・・超える兵(つわもの)がいると」

P「伊織」

千早「・・・・・!!」

P「光さえ突き返す額ッ」

春香(当たり前だと思います・・・)

P「風さえ跳ね散らす額ッ」

春香(当たり前だと思います・・・)

P「質量、密度その両方に於いて腹筋を凌駕しているッッッ」

春香(当たり前だと思います・・・)


P「素手で虎に挑むようなモノだッッッ」

P「否ッ」

P「丸裸でT-REXを相手にするようなもの」

P「それでも征くのか、千早ッ!?」

千早「それが最硬と言うのなら」

P「その言葉を聞きたかったッッッ!!!」

スタジオ

伊織「来たのね・・・千早」

伊織「にひひ、私にはわかってたわ」ニタァ~

P「聞いたことがあるぞ・・・」

P「野生に於いて、最も敏感な生物」

P「イコールそれは、その生態系に於いて頂点に立つ生物だとッ」

春香「さっき電話でアポとってましたよね・・・」

P「このレールガンに伊織を乗せて・・・」

P「千早の腹筋へ額を射出する」

P「火薬だと火傷は免れないからな」

春香「電気でも駄目だと思うんですけど!?」

春香「あとそれどこから持ってきたんですか!?」

P「『世界最硬を見たいか?』」

P「その一言で、いくらでも出資者はいたさ・・・」

春香(私世界線か何か移動してたっけ・・・)

伊織「千早、アンタじゃ絶対私には勝てないわ」

千早「・・・私達に必要なのは結果だけ」

千早「どちらが勝ったか?それだけよッッッ」

伊織「フン・・・事実を言うことは間違ってないわ」

P「準備は良いか、二人とも!」

千早「当方に迎撃の用意ありッ!」

伊織「硬さと堅さは違うのよね・・・」

P「死合開始だ、射出ッ!」



千早(伊織は今年で十五歳・・・)

千早(私とは年齢が一年違う)

千早(一年しか?否ッ)

千早(肉体の圧縮作業に於いて一年とは)

千早(当に万金よッ)

千早(硬さの世界に紙一重は無いッ)

千早(どちらが硬いか、ただそれだけッ)

千早(『世界最硬も・・・年齢には勝てないッッッ』)

千早(私の勝ち――――――)



伊織(・・・なんて、考えてるのかしら)

千早(――――――!?)

伊織(そもそも、アタシとアンタは対等じゃない)

伊織(腹筋はあくまで腹筋)

伊織(どこまで行こうが所詮・・・筋肉に過ぎないッッッ)

伊織(額の皮を一つ剥けば・・・)

伊織(骨・・・ッ!圧倒的・・・無機物・・・ッ!)

伊織(鍛える部分の選定から間違ってたッ!)

伊織(肉で骨に勝つのはふか――――)

千早「邪ッッッ」

伊織「!!??」ドゴォ

春香「伊織ちゃんが跳ね返された!?」

千早「流石ね伊織・・・この私に」

千早「『技』を使わせるとはッッッ」

春香「なに言ってるのかな・・・」

P「は・・・?わかんなかったのか・・・?春香・・・?」

P「ありえないッ・・・!アイドルなのかよッ・・・お前ッ・・・!?本当にッ・・・!」

春香「あれをアイドルと呼ぶなら違うと思います・・・」

千早「骨には出来ない『動き』」

千早「インド山中の人はある特定のリズムで呼吸を行うことで」

千早「太陽と同じ性質・・・波長を持つエネルギーを生むことが出来る」

春香「それはも」

P「」ガッツ

春香「うー!うー!」

伊織「それがなんだってわけ!?」

千早「簡単な話よ・・・」

千早「『伊織の額は光をも跳ね返す』」

千早「同じように、『光が伊織を跳ね返す』ことも出来るのよッッッ」

伊織「なっ・・・!?」グニャァ~

春香(もっと別の理由じゃないかな・・・?)

伊織「ま、まだ私は負けてないわ!」

伊織「千早は跳ね返しただけッ」

伊織「私の額は傷一つついてないッ」

千早「そう・・・」

千早「プロデューサー」

千早「伊織の照準を、もう少し上に」

P「!!??」

P「使うのか・・・っ!?あれを・・・っ!」

P「幾多もの肉の壁の前に再起不能になった、アレを・・・っ!」

P「無謀・・・っ!馬鹿げてる・・・っ!」

千早「・・・・・・・」

千早「伊織に使えないようでは」

千早「これから一生使えないままでいることになるッッッ」

春香「今度はなにですか・・・」

P「・・・あるんだよ」

P「腹筋を遥かに超えた防御能力を誇る鉄壁が」

P「使うたびに千早の精神を蝕んでいく、悪魔の贈り物が・・・・っ!」

千早「私はもう逃げないッッッ」

千早「これほどの相手に対し死力を尽くさないのは・・・」

千早「私自身への侮辱行為でもあるッッッ」

P「千早・・・っ!漢に成ったなっ・・・千早・・・・っ!」

伊織「・・・・・!!」

伊織「一度だけ見たことがある・・・・!!」

伊織「やよいと死合った時、やよいの使った・・・!!」

P「確かにやよいにも出来ないことは無いが・・・」

伊織「・・・・・ええ」

伊織「まだやよいは十四歳よ、使いこなせる筈も無かった」

P「あれは・・・っ自分が窮地に追い込まれてる時にこそ使える」

P「そして同時に、残り少ない精神力擦り減らすことでもあるんだ・・・っ」

P「・・・・・出来ないっ」



P「止めることなんて出来ないよなァ、あんな表情(かお)されちゃァ~~~~~ッッッ」

千早「・・・・・・」ニタアァ~

P「行くぞ、千早ッッッ」

P「己を征け、喰らえッッッ」



伊織(・・・・・・)

伊織(たった今、わかった)

伊織(いや・・・)

伊織(打ち出された瞬間から・・・)

伊織(千早に出会った時から、わかってた)

伊織(全ての力が、エネルギーが、鼓動が)

伊織(千早の胸・・・・あの七二○㎜の中へ消えていく)

伊織(硬い?固い?堅い?)

伊織(敢えて言うならば―――『難い』わね)

伊織(完敗っ・・・)

伊織(完全・・敗北よ)

千早「苦ッ」

千早「苦ッ、苦ッ」

P「自分をしっかり持てよ・・・!千早・・・!」

P「成長期が過ぎた・・・?ふざけんな・・・っ!」

P「生きてる限り成長するのが人間じゃないのかよ・・・っ!」

千早「苦ッ」

千早「苦ッ、苦っ、くっ・・・・」

千早「・・・・危なかった・・・」

P「暗黒面に堕ちるところだったな」

春香(堕ちたところでどうにもならないと思うけど・・・)

千早「私は大丈夫です」

千早「それより伊織は」

伊織「」ピクピク

P「・・・・頭蓋骨陥没」

P「再起不能だ・・・・」

千早「・・・・・・・・」

伊織は廃人になった――千早が無意識にのうちにとっていたのは“敬礼”の姿であった――。涙は流さなかったが、無言の漢の詩(うた)があった――奇妙な友情があった――

P「だが・・・伊織を倒して終わりじゃない」

P「世界最硬の座を狙って、色々な奴が千早を狙いに来る」

千早「うれしいじゃないですか」

千早「放っておいても敵は来る」

千早「征きましょうプロデューサー」

千早「私より硬い人に会いに」

春香(男の人ならいくらでもいるんじゃ・・・)

春香(千早ちゃんの快進撃は止まりませんでした)



真「・・・嘘だッ!」

真「この僕が・・・」

真「戦壁力73の僕が・・・!」

千早「73・・・ですって」ピキ

千早「だから実力も73なのよ・・・!」

千早「キサマは胸囲を舐めたッッッ!!!!!!」

真「や、やめてっ、いたっ、」

千早「板ですってーッ!?」

真「うわああああああああああ」

あずさ「『世界最硬』?」

あずさ「なんのことかしら~?」ドタプ~ン

千早「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ」

春香(色んな意味で勝負になってないような)

あずさ「千早ちゃんはもう戦わなくていいのよ?」ドタプ~ン

千早「嫌ああああああああああ!」

千早「フンッ」

春香「千早ちゃんが目を閉じた!」

千早「なまじ目で物をみるから惑わされるのよ」

千早「これからはこの胸だけで物を見ることにするわ」

あずさ「あら~」スリスリ

千早「ぎゃあああああああああああ!!」

P「千早、仕事が来たぞッッッ」

千早「何ですか?」

P「SASUKE出演だ!」



ナレーター「・・・またも『反り立つ壁』突破ならず~~~ッ」

千早「・・・・・・」

春香「しかしそんな中・・・・」



P「大変だみんな!」

千早「?」

春香「どうしたんですか?」

P「いいから早く!」

『現在巨大隕石が地球に接近中です』

『現在のままだと確実に各国へ甚大な被害がでると予測されており・・・・』

P「どういうことだよっ・・・・まだ俺っ・・・結婚してないっ・・・!」

春香「なら私と・・・」

P「あと一時間だぞ!?どうあがいても・・・・っ間に合わない・・・・っ袋のネズミっ・・・・!」

春香(すること自体はいいんですか)

千早「・・・・・・・」

P「せめて、少しでも安全そうな地下に行こう」

千早「・・・・・・・」

P「ほら千早、行くぞ」

千早「・・・・・・・偶然だと思いますか?」

P「?」

千早「私達がどう頑張っても、百年も生きれば精一杯」

千早「隕石・・・それも、地球が滅びてしまうような大きさのが来る」

千早「このたった百年の間に」

千早「本当に偶然だと思いますか?」

P「千早ァ、お前・・・・」

P「戦う・・・のか・・・」

P「戦うってのか・・・」

P「隕石と・・・ッッッ」

千早「『彼』も私と同じです」

千早「誰よりも硬くッ、堅くッ、固くありつづけたッ」

千早「そして敵を求め、何億光年を彷徨った挙句」

千早「宇宙最硬を決めにかかってきましたッッッ」

P「駄目だ・・・駄目なんだ千早・・・!」

P「伊織との戦いで言っただろ?火傷は免れないってッ」

P「いくらお前でも、隕石の熱にはッ」

春香「あの設定生きてたんですね」

千早「『・・・二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めました』」

千早「『一人は泥を見た。一人は壁を見た』」

千早「私は壁を見ていたいんです・・・最硬を手にするその日まで」

春香「ごめん意味がわからない」

千早「意味なんてどうでも良いのッッッ」

春香「じゃあなんで言ったの!?」

P「・・・征け、千早」

春香「!?」

P「翔べ、海よりも激しく」

P「山よりも高々く」

P「風になってこい、千早!」

P「夢の果てまで!」

千早「是にも非ずッッッ」

ミスった

是にも非ず→是にも及ばず

千早「・・・・・此処ね」

千早「私の最後の戦いの場は・・・」

「待ってよ・・・!」

千早「!」

春香「待ってよ千早ちゃん!」

千早「~~~~~~~~~ッッッ」

千早「私を止めるの?」

春香「違うよ千早ちゃん」

千早「まさか私との決着を・・・」

春香「私一度も戦ってないよね!?」

春香「いや、そうじゃなくてさ!」

春香「だって・・・千早ちゃんは親友だもん」

千早「ッッッ」

春香「千早ちゃんの、晴れ舞台なんだよ?私には理解できないけど・・・」

春香「なら、一番近くで応援してあげたいんだ」

千早「~~~~~~~~ッッッ」

春香「・・・それにね」

春香「一番硬いのは、千早ちゃんなんかじゃないよ」

千早「春香、それって、」

春香「一番硬いのは・・・」

春香「私達の絆、そう思うから!」

千早「・・・・ありがとう、春香」

千早「なら、見せてあげましょう」

千早「春香と」

春香「千早ちゃんの」

二人「最硬を!」



千早「来るわ!」

二人「うおおおおおおおおおおおおおお」

千早「最硬を、今こそ決めてみせ」

ピタ

千早「熱すぎて無理」

春香「ですよねー(笑)」






おわり

少々意味がわからなくてごめんなさい
一部の表現について不快感を覚えた人がいたらすみません

最後まで読んでくれてありがとう
また近いうちに頑張りたい

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