以前にVIPでやっていたものの続きです
無理矢理なとこだらけですが、楽しんでいただけたら幸いです
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ほむら(最近の私はずっとこんなことを考えている…)
『ううん…違うよ、ほむらちゃん…』
ほむら『えっ?』
『私はほむらちゃんが悪魔になっちゃうのも、ひとりぼっちなのもいやだよ』
ほむら『…えっ』
『だから…だから私ね…』
ほむら『だ、ダメよ…!それ以上は…!』
ほむら『まどか…っ!!』
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~ほむらの家~
バッ!
ほむら「はっ!!」
ほむら「夢…?」
ほむら(どうして私はこんな夢を見たのかしら…)
ほむら(まどかとは仲直りしたばかり…)
ほむら(また今まで通りの日々がすぐに始まるはず…私が望んだ日々が…)
ほむら(ええ…そうよ、きっとそうだわ)
ほむら(今までが、そうだったんだから…)
ほむら「…とりあえず、学校に」
~通学路~
スタスタ…
ほむら「……」
ほむら(今日は誰もいないのかしら…)
ほむら(仕方ないわね…遅刻したら何を言われるかわからないわ…)
ほむら(先に行きましょう…)
__________
その後
~見滝原中学~
ほむら「……」
キーンコーンカーンコーン
ほむら「あ、あれ…」
ほむら(まどかたちは…!?)
ガララ…
先生「はい、それでは出席を取ります」
先生「ええっと、その前にまず…今日はちょっとお休みが多いですね」
先生「鹿目さんは、家の事情でお休み」
先生「佐倉さんと美樹さんは体調不良でお休みという連絡がありました」
先生「皆さんも気をつけてくださいね」
先生「それじゃあ、改めて出席を取ります」
ほむら「…まどかたちがみんな休みなんて…!」
ほむら(…こんな偶然)
ほむら(何か起きてるの…?)
ほむら(まさか…)
_________
…キーンコーンカーンコーン
昼休み
~屋上~
スタスタ…
ほむら「……」
ほむら(みんな休みだから、仕方ないわね)
ほむら(今日は久しぶりにぼっちで寂しがりの巴マミの相手でも…)
ほむら「って…あ、あら…?」
~三年生教室~
ガヤガヤ…
ほむら「……」コソコソ
先輩A「あら、二年生?どうかしたの?」
ほむら「あ、い、いえ…」
先輩B「ああ、この子、巴さんとよく一緒にいる子じゃない?」
先輩A「あら、巴さん、呼びにきたのね」
ほむら「そ、そういうわけじゃ…」
先輩A「ごめんね、今日巴さん、学校休んでるんだ」
ほむら「え…そ、そうなんですか…」
先輩B「そうそう、珍しいんだけどね、巴さんが学校休むなんて」
ほむら「……」
~屋上~
ほむら「……」
モグモグ…
ほむら(みんな…どうして休みなの、何かあったの…?)
ほむら「……」
モグモグ…
ほむら「…ううっ…ぐすっ…ひくっ」
ほむら(私は悪魔、悪魔は孤独…孤独で当然…だから…)
ほむら(だから、こんな気持ちなんて…)
ほむら(寂しい気持ちなんて、もうっ…捨てたはずなのに…!)
ほむら(どうして…!どうして涙が止まらないのっ…!)
ほむら「ううっ…ぐすっ、ひくっ…寂しいっ…!」
ほむら(今まで色々あって、あの子たちとも仲良くしてきたけど…)
ほむら(でも、私は…私はまどかのために…!)
??「…やっと気付いたみたいだね」
ほむら「!?」
ほむら「…誰?」
??「そこまで来れば、答えはもうすぐだよ」
ほむら「えっ!?」
……バッ!
ほむら「あっ」
…プツ
ほむら「…ハッ!」
バッ!
ほむら「はあ、はあ、はあ…!」
キョロキョロ…
ほむら「……え」
ほむら「…また…夢…?」
まどか「……」zzz
ほむら「…まどか」
ほむら(そうか…私はまどかと一緒に私の家で…)
まどか「すやすや…」zzz
ほむら「…ふふっ、可愛い寝顔ね」
ナデナデ…
ほむら(そうだわ、私はこの子のために悪魔になったのよ…)
ほむら(この子を幸せになってもらうために…)
ほむら(でも、どうして…あんな夢を…)
ほむら(それに、あの声は…)
まどか「…う、うう~んっ…んんっ~?」
まどか「ほ、ほみゅらちゃんっ…?」
ほむら「あ…ごめんなさい、起こしてしまったわ」
まどか「ふぁああ~」
まどか「…ううん、いいけど…でも、どうしたのほむらちゃん…」
まどか「まだ4時だよ…」
ほむら「…ごめんなさい、つい目が覚めてしまって…」
まどか「…怖い夢でも見ちゃった…?」
ほむら「そ、そういうわけじゃないわ…」
まどか「ねえ、ほむらちゃん…」
ほむら「…何?」
まどか「今日はね、行きたいとこがあるの…」
まどか「着いてきてくれない?」
ほむら「ええ、もちろんいいわよ」
まどか「じゃあ、もう一眠りしよっか」
ほむら「そうね」
朝
~ほむらの家~
ほむら「…ところで、行きたいところって、どこかしら…」
まどか「それはいってからのお楽しみだよっ」
ほむら「私も知ってる場所…?」
まどか「うぇひひっ、もちろんだよっ」
その後
~見滝原市内~
スタスタ…
ほむら「……」
ほむら(まどかが私についてきてほしい場所って…どこかしら…)
ほむら(ふふっ、楽しみだわ…)
ほむら(…それにしても、あの夢は一体何だったのかしら)
ほむら(あんな夢、今まで一回も見たことなんてないのに…)
ほむら(いや、今はそんなことなんてどうでもいいわ)
ほむら(今のこの幸せな時間を…)
…スタスタ
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「あ、あのね、ほむらちゃんは…誰かを好きになったことある…?」
ほむら「え…」
ほむら「そ、それは」
ほむら(ど、どうしてそんなことを聞くの…まどか…)
ほむら「わ、わからないわ…」
まどか「えっ」
ほむら「確かに私には、この世界とか、私の存在とか…そんなこと全てを投げ捨ててでも」
ほむら「助けたいって人がいるの…」
まどか「……」
ほむら「でも…でも、最近は…」
ほむら「それが本当に正しいことなのか…自分自身の本当の気持ちは何なのか」
ほむら「自分でも、わからなくなることがあるの…」
まどか「…そ、そっか」
まどか「そうだよね…人を好きになるって、多分簡単な気持ちじゃないんだよね…」
まどか「前にね、私、ほむらちゃんのこと好きって言ったけど」
まどか「そんな簡単に言っちゃダメだったんだよね…」
ほむら「え…」
ほむら「…まどか?」
…スタスタ
まどか「さあ、ついたよ」
ほむら「!!」
ほむら「…こ、ここは…!」
まどか「覚えてる…?この場所…」
まどか「ほむらちゃんが、私に怖い夢の話をしてくれた場所だよね」
キラーン!
ゴゴゴゴ!
ほむら「!!」
ほむら(まどかの目が金色に…!)
ほむら「…だ、ダメよ!まどか!!」
まどか「私…ほむらちゃんのために…」
ほむら「ダメっ!」
ほむら「また貴女は遠くにいってしまって!」
ほむら「皆から忘れられて、誰にも会えなくなってしまうのよ!」
ほむら「私は…!私は!あなたを幸せにするために…!」
まどか「…ううん、大丈夫だよ、ほむらちゃん…」
ほむら「え…」
まどか「前に言ったじゃない…ほむらちゃんがいないと、私も幸せになれないって…」
まどか「だからね…ほむらちゃんが信じた気持ち、私も信じてみようと思うの…」
ほむら「…えっ」
??「そうそう、あんたに任せるとろくなことにはならなかったからね」
ほむら「!」
ほむら「美樹さやか…!」
さやか「ようやく気付いたんだね、あんたも、自分の本当の気持ちに…」
ほむら「ど、どういうことよ…!」
??「それは、僕から説明させてもらうよ」
ほむら「インキュベーター…!」
QB「本来ならば、この世界は君が望む通りのことが起こる世界だ」
QB「だが、君自身の葛藤のため、とても不安定な世界になった」
QB「君にも自覚があったはずだよ、この世界が不安定だったことに」
ほむら「!」
QB「君は鹿目まどかを幸せにする世界を望み、理に抗い、悪魔となったはずだよね?」
QB「しかし、君の真相真理では、まどかの敵になることをずっと恐れていたんだ」
ほむら「……」
すいません。
このスレタイでググれば関連作品出てくると思います。
さやか「そ、だからあたしはこの違和感を忘れる前に、QBにどうにかならないかって頼んだら」
さやか「自分たちが地球から離れられることを約束できるなら、協力するってね」
ほむら「……!」
QB「この世界は君が創りだした世界に変わりなかった」
QB「だから君が本当に望んだことは、全て叶うようにできているんだよ」
QB「僕も最初は信じられなかったけど、さやかの話を聞いていくうちに信じざるをえなくなったんだ」
QB「君にも思い当たる節があると思うけど、君が願ったことは表面上は叶わなかったことの方が多かったんじゃないかな」
QB「だけど、それは周り周って、結局は君が望んだ通りになっている」
ほむら「…っ」
QB「…やっぱりね」
さやか「だから言ってたんだ、あんたは悪魔なんかには向かないって」
さやか「あんたが素直になれば、この世界はね、あんたが本当に望む通りの世界になるんだよ」
さやか「あんただって、本当は望んでたんでしょ?」
さやか「まどかだけじゃなくて、あたしたち皆と普通に幸せに暮らしたいって」
ほむら「!」
ほむら(そ、そうだ…!今まで私は…!)
さやか「一度もおかしいとは思わなかったの?」
さやか「魔獣との戦ってるはずのあたしたちが、いつも学校にいて」
さやか「魔獣と戦っている素振りがなかったこと」
さやか「それに、あんたがまどかのバイトを見つけたあの事件から」
さやか「まどかやあたしたちと仲良くなりだしたことに」
さやか「ま、あたしにあのバイト薦めてきた時点で、あたしはなんかあるなって踏んでたんだけどね」
QB「そんな毎日を送っていくことによって君は、鹿目まどかの幸せよりも、この日常を大事にしたいと思ったんだ」
QB「もちろん鹿目まどか自身が、それを望んでいたからね」
QB「君がその意思を尊重するのは当然のことだよね」
QB「そして、僕たちは君に存在を許されなくなることに成功した」
QB「君が風邪を引いて、寝込んでいる時だったかな」
QB「あの時、君は思ったんだろう、どうして僕たちが存在しているんだって…」
QB「君はあの時、自らが望んでこの世界に存在を許したはずの僕たちを自ら否定してしまったんだ」
QB「でも、君がそう望んでくれたおかげで、僕たちは地球からの撤退ができるんだけどね」
ほむら「!」
さやか「まあ、これでQBが地球から去って」
さやか「あんたが本当の気持ちに気付いて、この世界が安定すれば」
さやか「それで何もかもOKだったんだけど…」
まどか「うぇひひっ、私を忘れちゃダメだよ、さやかちゃんっ」
QB「まさか、この少女が本当に神だったとはね…」
QB「僕たちは地球からの撤退を望んでいただけなのに、とんでもないことに巻き込まれてしまったようだ」
ほむら「ま、まどか…!」
さやか「忘れてないって、まどか」
さやか「まあ、神様には何でもお見通しってわけで…」
さやか「まどかにバレちゃってね」
まどか「ごめんね、ほむらちゃん、今までずっと秘密にしてて…」
ほむら「そんなことはいいの…」
ほむら「それより、貴女はまた…!」
まどか「ううん、私はもうどこにも行かないよ」
まどか「ほむらちゃんが信じたのは”愛”でしょ…?」
ほむら「え…」
まどか「だから私も信じてみたいなって思ったの、その気持ち…」
まどか「いくら私のためだからって、ほむらちゃんが悪魔になっちゃうの…私、嫌だから…」
ほむら「…ま、まどか」
スッ…
まどか「私ね、この時を待ってたの…」
ギュッ…
まどか「つ・か・ま・え・たっ」
ほむら「!!」
ゴゴゴー…
キラキラキララー…
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QB「この宇宙が書き換えられていく…」
QB「本当にあの少女は世界を変えれるだけの力が…!」
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ほむら「あ…」
ほむら「またこの世界が…」
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん…私たち二人で変えた世界でしょ?」
まどか「信じようよ…」
まどか「ほむらちゃんが信じた、その気持を…」
ほむら「…ええ」
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~~~~~~~~~~~~~~~~~
…キーンコーンカーンコーン
ガヤガヤ…
ガララー!
和子「今日はみなさんに大事なお話があります、心して聞くように」
和子「目玉焼きとは、ソースですか?それともお醤油ですか?」
和子「はい、中沢君!」
中沢「えっ、えっと…ど、どっちでもいいんじゃないかと」
和子「その通り!どっちでもよろしい!」
和子「たかが卵焼きの味付けなんかで、女の魅力が決まると思ったら大間違いです!」
和子「女子のみなさんは、くれぐれもソースじゃなきゃ食べられないとか抜かす男とは交際しないように!」
さやか「ダメだったか…」
杏子「ダメだったみたいだな」
和子「そして、男子のみなさんは、絶対に卵焼きの味つけにケチをつけるような大人にならないこと!」
和子「はい、あ、そうそう!今日はみなさんに転校生を紹介します」
さやか「そっちが後回しかよっ」
杏子「つか忘れてたんじゃね?」
和子「じゃあ、二人とも、いらっしゃい」
スタスタ…
スタスタ…
さやか「うお、すげー美人!」
杏子「転校生二人もいんのかよ」
和子「はい、それじゃあ鹿目さんから自己紹介いってみよう」
まどか「あの…鹿目まどかです」
まどか「ママ…あ、は、母の海外出張で、三年間アメリカにいました…」
まどか「ご迷惑かけると思いますが、よ、よろしくお願いします…」
和子「じゃあ暁美さん、お願い」
ほむら「あ、暁美ほむらです…よ、よろしくお願いします」
和子「鹿目さんは、久しぶりの故郷で慣れないこともたくさんあるでしょう」
和子「みんな、助けてあげてね」
和子「暁美さんは、心臓の病気でずっと入院していたの、久しぶりの学校だから」
和子「みんな、仲良くしてあげてね」
クラス一同「はあーい」
~休み時間~
ガヤガヤ…
ワイワイ
女子A「鹿目さん、英語ペラペラなの?」
女子B「暁美さん、前はどんな学校だった?」
女子C「二人とも何か部活とかやってた?」
ほむら「あ、あの…わ、私…」
まどか「あ、ほむらちゃん、そう言えば…」
まどか「みんな、ごめんね、暁美さん、休み時間には保健室でお薬飲まないといけないの」
女子A「ああそうだったの」
女子B「ごめんね引き止めちゃって」
女子C「暁美さん、鹿目さん、またあとでね」
~廊下~
スタスタ…
ほむら「…あ、あの、ごめんなさい…」
まどか「ううん、いいの」
ほむら「で、でも、どうして私がお薬飲まなきゃならないこと、わかったんですか?」
まどか「えっ?」
まどか「あ、あ~っと、そ、それはね…」
まどか「そ、そうそう!先生に聞いてたんだよっ」
ほむら「そうなんですか…」
まどか「うん」
ほむら「転校初日から、迷惑かけてしまって…」
ほむら「ごめんなさい…」
まどか「ううんっ、そんなの全然気にしなくていいんだよっ」
ほむら「……あ、あの、鹿目さん…」
まどか「ん?」
ほむら「変なこと、聞いちゃうかもしれないけど…いいですか…?」
まどか「変なこと?」
ほむら「あの、私たちって…前にどこかで…会ったことありますか?」
まどか「!」
まどか「そ、それは多分、なないと思うよっ?ほむらちゃん」
ほむら「そう…ですよね、すいません、変なこと聞いてしまって…」
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「ねえ、ほむらちゃん」
ほむら「…はい?」
まどか「今度ね、二人でお散歩にいこうよ」
ほむら「え?散歩ですか?」
まどか「うん、桜の咲いてるね、綺麗な公園があるんだ」
ほむら「わ、私なんかといっても、楽しくないですよ…」
ほむら「きっと迷惑かけてしまうだけでしょうし…」
まどか「そんなことないよ、私はほむらちゃんと行きたいんだからっ」
まどか「それに、本当はこの約束…ほむらちゃんが私にしてくれたんだよ?」
ほむら「…えっ?」
まどか「だからね、約束守ってねっ、ほむらちゃんっ」
ほむら「よくわかりませんが…私なんかでよければ…」
まどか「うんっ、約束だよっ」
まどか「うぇひひっ」
ギュッ
ほむら「…あっ」
まどか(私はほむらちゃんが幸せになる世界を望むから…)
まどか(ほむらちゃんが私を幸せになる世界を望んでくれたように…)
まどか(でもそのためには、ほむらちゃんも私も幸せじゃなきゃダメだから…)
まどか(さあ、行こう…これからはずっと一緒だよっ、ほむらちゃんっ)
おまけ
~公園~
まどか「ほらあっ!今はこんなに桜が咲いてるんんだよっ、ほむらちゃんっ」
ほむら「あ…ほ、本当に綺麗ですね」
まどか「うぇひひっ、言ったでしょ?」
まどか「そこのベンチに座ってお弁当食べよ?」
ほむら「はい!」
まどか「なんだか恥ずかしいね、こうしてると…」
ほむら「そ、そうですね…」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「はい?」
まどか「んっ」スリスリ
ほむら「あっ」スリスリ
まどほむ「ふふっ」
以上で終わりになります。
無茶苦茶な設定に自己解釈部分が多く、すいませんでした。
最後まで読んでくださった方
途中の作品だけでも読んでくださった方に感謝です。
それでは、またどこかで
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