【安価】モバP「NTRゲーム?」 (151)

R-18
エロシーンでの地の文あり
寝取られ・寝取り要素あり

苦手な人は閉じること推奨

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397042057

P(俺はアイドルプロデューサー)

P(アイドルと二人三脚で頑張って、輝く未来を掴もうとしてた……)

P(…してたんだ。なれると、思ってたのにな)


P(二人三脚で、ずっと励まし合って)

P(それで……俺は、アイドルと恋仲になった)

P(ファンを裏切ることになるってわかってても……それでも、お互い好きになったんだから仕方ないじゃないか)

P(そう、俺は>>5と恋人になったんだ)

社長

『社長』

『小早川紗枝』
でいいですか?


>>12決めてね

黒い方に決まってんだろ

P(俺は一回のプロデューサーに過ぎなかった)

P(でも、アイドルを強く売るためには……応援するためには力が必要だった)



P「……だから、感謝していますよ。社長」

黒井「フン……世の中はギブアンドテイクだ。言葉だけで示すことに何の意味がある?」

P「わかっています。俺にできることならなんだって……」

黒井「ならば、いつものようにしてもらおうか……『恋人』としてな」



P(俺は961プロの社長の『恋人』になった)

P(俺は男だ。アイドルになんて叶いっこない、つりあいっこないただの男だ)

P(そんな俺に、金も権力もある社長にささげられるものなんて――)


P(――ああ、これは隷属契約だ。死ねと言われれば死ぬ。みんなのために、俺は死ねる)

P(……だから、こんな風に。俺の安い身体で満足してもらえるように。せめてできることはしないとな)

社長に向かって跪く。
脚へとキスをする。いいにおいなんてするわけがない。

男のにおいだ。欲情なんてするわけがない。
それでも、しなければならない。

これはみんなのためなのだから。だから、おかしいことであってもしなければならない。

ただ使命感だけで身体を動かす。黒井社長はニィと意地の悪い笑みを浮かべると愉しそうに言った。

「どうした? ずいぶんと楽しそうだな」

……そんなばかな。これはただの作業だ。
そうでなくては、俺はまるで――

「……そうかもしれませんね。脱がしますよ?」

「ウィ。今日は私は動かん……満足させてみろ」

――まるで、本当に恋でもしているみたいじゃないか。


―――――――

rァ リスタート

>>22
アイドル名を指定してください


―――――――


ベテ子



P・恋人のアイドル
(寝取り役)・寝取り役の恋人のアイドル
(寝取られ役)・寝取られ役の恋人のアイドル

を安価で決めます
全員プロデューサーです。メイン視点はPですが安価で切り替え有



ベテラントレーナー(青木聖)さんがPの恋人……妻で開始します

――

ところで作中でのベテトレさんの呼称は

1.聖
2.ベテトレ
3.ベテ
4.その他

どれですか?

>>30
選んでください

元ホームレス達の共用肉便器

安価下。1の「せい」です



P「……聖」

ベテトレ「どうした?」

P「俺は、間違えたのかな……こんなことになるなんて……」

ベテトレ「……私にアレコレいう資格はない。欲張ったのが悪かったんだろう」


P(……聖とは、共にアイドルを応援する立場だった)

P(その中で惹かれあって、結ばれて……祝福されると思ってた)

P(………見覚えのない『着服』の証拠。俺は逮捕されかけて、生活は全部投げ捨てることになって)

P(借金を背負わされてプロダクションを追われて……)

P「……どうして、こんなことに」

ベテトレ「……君が気に病むことじゃない。そんなことをするわけがないというのはわかってる」

P「ああ……ごめん。ちょっと弱気になってたみたいだ」

P「でも……これだけで借金が帳消しになるなんて正直眉唾ものではあるよな……」

ベテトレ「……それは、思う。だが姉さんや妹たちに負担をかけるのにも限界なんだ……藁にもすがる思い、だな」


P(突然黄緑のスーツを着た女が現れたのは数日前だったか……)

P(いきなり『あなたたちの借金、帳消しにできますよ!』と来たものだ。正直驚いて叩きだそうとしたっけ)

P(……胡散臭いことこの上ない。でも、金がなければ職もない俺たちにはできることは限られてる)

P(話を聞けば、俺たちの借金の経緯にきな臭いものがあるのをわかったうえで返済能力がないこともわかってるとかなんとか)


P「……治験、なぁ」

ベテトレ「……これを乗り越えれば、またやり直せる。本当にまずいことにならないよう気を付ける必要はあるだろう……それでも」

P「……聖」

ベテトレ「……私は君を愛してる。どんなことだって乗り越えられる」

P「そうだな……そろそろ集合時間か」



ちひろ「あぁ、いましたいました。青木さんご夫妻ですね?」

P「……この前の」

ちひろ「はい。千川製薬代表取締、千川ちひろです……契約書は読んでいただけましたか?」

P「ええ……まぁ」

聖「怪しいところはなかった……薬というのは、確かに危険なものではないんだな?」

ちひろ「もちろん。動物実験も済ませているんですが最近は人権団体とか利権やらとうるさくてうるさくて……」

P「………」

ちひろ「なので、こう……汚い話ですが、代価としてご協力お願いしているというわけです。そのあたりはお話しましたね?」

P「ええ。参加する人は……」

ちひろ「それほど多くはありません。ですが、決して他言無用でお願いします」

P「はい。えーっと……?」

>>46一部「聖」になってるけれど『ベテトレ』さんの発言です



ちひろ「場所も非公開ですので、このミニバスにお乗りになってください。どうぞ」

P「……はい。聖」

ベテトレ「……」

ちひろ「それではお願いします」

P(……スモークがすごく効いてる。まったく外が見えない)

P(非公開っていうのは嘘じゃない、か)


ベテトレ「……」

P(……聖、少し震えてるのか? そりゃあ、そうだ)

P「……大丈夫だ。きっと」

ベテトレ「……」

P(……絶対に、大丈夫。なにがあっても聖だけは……どうにか……)

ベテトレ「……君もだぞ。絶対、離れないと約束するんだ……私は、君と共に生きると決めたんだから」

P「…………」

ちひろ「到着です。治験中はこの時間割に沿って行動してもらいますのでよろしくお願いします」

P(……びっしり書かれてる。確かに楽じゃなさそうだな)

ちひろ「明日から始まりますが、今日はごゆっくり……」

――――

――


P「……聖」

ベテトレ「どうする?」

P「そうだな……」

P(結構落ち着いた雰囲気の旅館だ。だけどぜんぜん人気がない……秘密っていうのは、そういうことなのか?)

P(他の参加者もいたりするのか……旅館の中をうろついてみるのも悪くないかもな)

P(あとは、2人でしばらくゆっくりするのもいいかもしれない……借金の話が出てからまったく息つく暇もなかったし)

P「……よし。それじゃあ>>54しよう」


1.旅館内の散策
2.部屋でゆっくり
3.その他(自由安価)

2

P「……部屋にいこうか。移動も結構時間かかったし」

ベテトレ「ああ……そう、だな。疲れた……」


P(本当、落ち着いた雰囲気のいい旅館だな……)

P(これで純粋に、旅行に来てるだけだったらよかったのに)

P(……はぁ。ダメだな……)


ベテトレ「……あなた」

P「へ?」

ベテトレ「……やっぱり、この呼び方はなれないか。どうも……ダメだな。P?」

P「あ、あぁー……ごめん。驚いてちょっとな……」

ベテトレ「だけど……やっとゆっくりできる…」

P「ごめんな。いろいろと……」

ベテトレ「いいっこなしだ。君は悪くない……だろ? この旅館だって、休暇だと思えばいい」

P「ああ……」

ベテトレ「もし、もし悪いと思うなら……」

P「……」

ベテトレ「……いっしょに寝ないか? 久しぶりに、君を感じたい……」

P「そうだな……うん。夕食までは時間もあるし……」

聖はアイドルのトレーナーとして一流の実力を持っていた。
しかしそれ以上に、女性としての魅力にあふれている人だったと俺は思う。

アイドルたちのの方針について言い争いになったこともあった。
それもすべて、お互いが仕事に真剣になっていたからだ。
時にぶつかり合い、励まし合い、そんな風に過ごす中で自然に俺は彼女へと惹かれていた。

布団へと横になった聖へ、覆いかぶさるようにして抱きつくと堪え切れずそのままキスをした。
ほんの少し驚いたような顔をしたかと思うと、ぬるりと温かいものが口の中へと侵入してくる。
首の後ろへと手を回され、離れられないようにしたかと思えばそのまま求めるように舌と舌とを絡めてきた。

普段の気の強そうなツリ目がとろんと男を魅了する表情へと変わる。
きっと俺しか見たことのない、彼女の一面だ。

「……本当に、ひさしぶりだ。私だって寂しいんだぞ?」

「悪かった。終わらせて、きっと綺麗になってちゃんとしよう」

すねたように、イタズラな笑みを浮かべる彼女へ俺の理性も溶けていく。
シャツの下から手を入れるとゆっくりと形のいい胸を揉み始めた。

「っ……ふ、ぅ………」

胸のふちををツイとなぞれば、鼻から抜けるような声を出して彼女があえぐ。
その反応が面白くて、わざと頂点に触れないように焦らしてやると不満そうに睨んできている。

俺だって余裕があるわけではないが、彼女の可愛らしい姿はもっと見ていたい。
視線に気づかないふりをしてくすぐるように愛撫を続けることにした。

そのうち、俺の手を彼女が掴んで自分の胸へと強く押しあててきた。
わざと「どうした」ととぼけて見せれば、いつもの強い指導者の姿は鳴りを潜めて耳まで赤くなる。

「……ばか……わかってる、くせに……」

もちろん、わかっている。どこが弱いかだって、どこを触ってほしいかだって。
それでもゆるゆると撫ぜるように触ることをいれば、意を決したように言葉にしようとするだろう。

「だか、ら、ぁっ……! ん、まったく……!」

そのタイミングを狙って、乳首をギュゥとつまんでやれば抑えられなかった声が出た。
いよいよ持って不機嫌そうな表情へと変わるが、それは一種の期待も込められているのもわかっている。

そろそろ我慢も限界に近い。
自分も服を脱ごうとして――

  コンコンコン

P「!?」ビクッ


  ちひろ「すみません、明日以降の日程と方法についてのお話があるので集合していただけますか?」

P「あ……は、はい」

  ちひろ「20分後に、玄関でお待ちしておりますので。お連れ様ともどもお願いしますね」

ベテトレ「………20分、か」

P「……しまったな。ゆっくりしすぎた」

ベテトレ「その……大丈夫か? 今、中途半端で……」

P「正直、辛いけど……着替えたほうがいいだろうし、大丈夫。うん……我慢するから……」

ベテトレ「そ、そうか。うん、そうだな……その、私も……後から、したいから。あまり意地の悪いことはしないでくれ」

P「お、おう」

P(……聖、布団の上だと結構弱いんだよなぁ)

P(そのギャップがいいんだけど……ああ、しまった。興奮してたけれど……)

P(……落ち着けマイサン。また部屋に戻ってからゆっくりすればいいんだから)


P「さて、玄関か……」

P「……ん? あれってまさか……」

P「>>67>>69か?」


※アイドル名指定
『人妻もしくは誰かの恋人』です

川島さん

あいさん

川島さん・あいさん把握

今更ながらスレタイ間違えてたことに気がつく
正しくは「夜這いゲーム」です
ここから先のシステム解説

1.男性は女性へ夜這いをかけます
2.夜這いをかける前に男女共に怪しいお薬を飲みます(コンマ判定)
3.お薬の効果次第で男性・女性の興奮度が決まります(0が最高、1が最低)
4.その結果で夜這いの成否が変わります
5.何回か繰り返し、最終的にPが他人の嫁アイドルを寝取ったりベテトレさんが寝取られたりします


>>73
Pが夜這いをかける相手は?
1.あいさん
2.川島さん

>>77
ベテトレさん(妻)へと夜這いをかけて来る相手は?
1.気弱そうな細身の男
2.声も身体も大きい男
3.その他(自由安価)

今日はここまで

あいさん

要するにスワッピングもどき?

>>79
だいたいそんなところで
導入が長ったらしいのとスレタイがアレなのとでいらぬ荒れを呼びましたごめんなさい

セフレできましたエンドとか、嫁さん落ちてないけどP陥落ルートとか
とりあえずはいろいろと考えているので、今回はプレ方式でいろいろ試しながらやってきます

P(アイドルの……東郷あいと川島瑞樹?)

P(どうしてこんなところに……それに……)

細身の男「……」

長身の男「いやぁ、しかしこういう機会じゃなきゃ嬉しいんだけどなぁ……あい?」

あい「ふぅ……こんな状態でも仕事の話か。たまには忘れてもいいんじゃないか」

ベテトレ「……これは……?」

ちひろ「さて、みなさんお揃いでしょうか?」

P「ど、どこから……」

ちひろ「えー……雑談に華が咲いていたようですが失礼しますね」

ちひろ「みなさん、このたびは治験への参加ありがとうございます」

ちひろ「事前に契約書をお渡しし、同意いただけたと思いますが……」

ちひろ「少し、補足があります。まずは宿泊についてです」

P「……宿泊? ここでじゃないのか」

ちひろ「はい。もちろんお代もいただきません……みなさん事情を抱えてますからね」

P(事情? ……それっていったい)

瑞樹「話はいいじゃない。それで?」

ちひろ「あぁ、すみません。それでみなさんにお願いがあるんです」

あい「……お願い?」

ちひろ「みなさん、部屋を分けていただきたいんです。治験の関係上男女で飲むお薬を変えていただく必要がありますから」

長身の男「別の部屋、か……まぁ仕方ないか」

ちひろ「はい。ちなみに女性棟があちら、男性の皆様には現在のお部屋のままで結構ですのでこの後移動をお願いします」

P(……うちのペアはともかく、あの2人はアイドルだったはずなのに。分けられなかったら同じ部屋の予定だったのか?)

P(それはなんだか……)

ちひろ「お薬を飲んだ後はアンケートにご協力をお願いします。わずかな変化まできちんと書いてくださいね?」

ちひろ「そのご案内と、アンケート用紙のサンプルです。日程は2週間を予定していますのでよろしくお願いします」

ちひろ「それでは女性の皆様、お荷物をまとめてきてください。男性の方々はもう少しだけお話があります」

ベテトレ「……わかった。それじゃあ」

P「……ああ。あとでな」

P(……まさかまったく会えなくなるわけでもなし。だけど中途半端にシてたのが寂しいかもなぁ、なんてのは下品か)

ちひろ「……さて。女性のみなさんが移動したところで男性の皆様にお話があります」

細身の男「は、話ってなんでしょう?」

長身の男「ああ。別に知らない中でもなし……荷物まとめるのぐらい手伝ってやりたかったんだが」

ちひろ「ふふふ、優しんですね東郷さん?」

長身の男「そりゃあ、いろいろとあいには迷惑かけてるしなぁ……」

細身の男「……あの、それで?」

ちひろ「あぁ、すみません。みなさん……お互い見たことのあるパート―ナーを連れていることに驚きましたか?」

P(まぁ、それは確かにあるが……)

ちひろ「ここでネタばらししてしまいますと、皆さまさまざまな事情を抱えた『元アイドル』の方々なんです」

ちひろ「……魅力的な奥様ですからね。同じ部屋ですとそりゃあもう、私たちも困ってしまうんですよ」

細身の男「……下ネタですか?」

ちひろ「あらやだ、私ったらはしたない」

P(……どこか演技っぽいのは気のせいか)

ちひろ「この2週間、奥さんとの接触は難しいかもしれません……治験、結構手間なんですよ」

ちひろ「お手数をおかけしますが、どうかご理解とご協力をお願いいたします」

ちひろ「……ん? あぁ、奥様方の移動も完了したらしいので戻っていただいても結構です」

ちひろ「すみませんね、これは仕方ないことなんですけれど……」


P(……難しい、ね。はぁ……まったく人のことは言えないけどもうちょっと……)

P(まぁいいか。しかし川島瑞樹に東郷あい……そのパートナーね)

P(2人とも美人だったな……もちろん一番は聖だが)

P(さて、どうしよう?)


>>111
1.周りの男とコミュニケーションを図る
2.女性陣のいきさきを探る
3.その他(自由安価)

P(適当に別れたが……接触が難しいっていったって、同じ建物の中にいるんだろうし)

P(どこにいけばいいのかな……あっちか?)

P「うーん……おっ」

P(あっち、渡り廊下みたいになってるな。ひょっとしてこの先に」

ちひろ「あら、どうしました?」

P「ッ……!?」

ちひろ「ダメですよー、青木さん。奥さんに会えなくて寂しいのはわかりますけど」

P「こ、これは……その……」

ちひろ「治験のお薬、女性用のものの説明会をしてるんです。やはり女性はいろいろと大変ですから……」

ちひろ「副作用も一人の身体にというわけでもありませんし。もちろんうちの薬はそんなことはない! ……といいたいんですが」

ちひろ「そこがわからないからこそ、ね。パートナーのみなさんに引っ張られてる部分も多分にありますし」

P「は、ははは……」

P(結局中には入れずじまいか……はぁ)

P(どこかにいったのを確認して入ろうとしてもいつの間にやら戻ってくるし)

P(我慢するしかないのか……いや、ヤろうとしてたわけじゃないけど)



P「夕食も1人かぁ……寂しいなぁ」

P「ここのところ、ずっといっしょにいたわけだし。1人は本当に久々だ」

P「それからこっちのが食後の薬……? 明日からじゃなかったか」

P「で、食べ終えてきっちり30分安静にして……めんどくさいなこれ」

P「それからアンケート。うわ……なんだこりゃ」

P「気分の変化。服用後20分、1時間……心拍数の上がる行為はご遠慮ください?」

P「ようするにだらけてろってことか。ああ、暇だ……」

P「………」

P「休暇だと思えば、悪くないかもしれないんだけどなぁ。やっぱり聖がいないと……」

P「いい年してオナニーってのも……心拍数とかでアレだろうしな」

P「はぁ……いかんなぁ、ため息ばっかりだ……」

――――


――



P(なんのかんのではや3日)

P(あそこで聖と別れてからまったくあえてない……)

P(細身の気弱そうな男が川島瑞樹の元プロデューサー)

P(あの声も身体も大きいのが東郷あいのプロデューサー)

P(その2人にはよく会うけど、女性陣はまったく会えない)

P(治験のアンケート。安静時間もまちまち……ロビーまで出て来るのが禁止されてるってことはないとは思うけど)

P(会えるかもって、何をするわけでもなくロビーで待つ毎日……寂しいなぁ。夕食前には部屋に戻らないといけないし)

P「……ん? あれは>>120?」



1.東郷あい
2.川島瑞樹
3.千川ちひろ
4.ベテトレ

2

P「川島瑞樹……さん?」

瑞樹「あら……えぇっと、あなたは……」

P「青木です。聖の夫ですね……何度か、共演もしたことあるので知ってます」

瑞樹「そうなの? ……ごめんなさい、覚えてなくて」

P「俺の担当してたアイドル、そんなに有名ってわけでもありませんでしたから……はは……」

瑞樹「そう……ねぇ?」

P「そちらも、やっぱり忙しいんですか?」

瑞樹「ええ。飲む薬の種類も多いし紙もいろいろ……疲れちゃうわ」

P「やっぱり……そうですか……」

瑞樹「その、私の夫は?」

P「旦那さん、ですか? 細身の……ですよね」

瑞樹「ええ。あの人結構ストレスに弱いから……」

P「昨日会いましたよ……妻に会いたいって言ってました」

瑞樹「そう。ふふ……はぁ。でも会えないのよね……」

P「聖は、どうです?」

瑞樹「昨日会ったところ、よ。あの人って有名なトレーナーさんよね」

P「ええ、まぁ」

瑞樹「本当、縁って不思議ね……会ったらよろしく伝えてくれるかしら?」

P「もちろん。うちの妻にもよろしくお願いします」

瑞樹「まっかせなさい! もう、終わったらたっぷりにゃんにゃんしなきゃやってらんないわ!」

P(うわぁ)

P(……なんというか、強烈だったなぁ)

P(でもアイドルとしては綺麗なビジュアルが売りだったような)

P(可愛いものとか好きなんだなぁ。まさか自分自身も……)

P(そこらへんのコントロール握ってるんだったら、あのプロデューサーも敏腕なんだろうなぁ)

P(はぁ……寂しいは寂しいし面倒だがあと10日もかからないで終わりなんだし……)


P「……ん? 夕食のところに紙が……説明会?」

P「いったい今更何を説明するっていうんだか……」

――――

――


ちひろ「さて。ここ数日のご協力、ありがとうございます。おかげさまでデータがかなり集まりました!」

東郷「まぁ、結構めんどくさいけどな! いいって、おかげで助かったしな」

ちひろ「それでは本日の夜から服用する薬を増やしていただきます」

川島「薬を?」

ちひろ「はい。それから……その薬の効果を図るために……」



ちひろ「みなさんには夜這いをしていただきます♪」

P「……は?」

P「……いやいや、何を言ってるんだ?」

ちひろ「あれ、知りませんか? 夜這いですよ、夜這い!」

P「そういう意味じゃない……夜這いって、いったいどういう意味だって聞いてるんだ!」

ちひろ「そのままの意味ですよ。みなさんは今夜から交代しつつ自分『以外の』パートナーへと迫っていただきます」

川島「……意味が解りません」

ちひろ「わからないと言われましても……あ、ちなみに女性陣はこのことを知りません」

東郷「そういうことを聞いてるんじゃねぇだろ!? いや、しかもなおさら悪いじゃねぇか! ふざけるな!」

ちひろ「あーあー、落ち着いて、落ち着いて……ちゃんと契約書には『服薬時の効能および副作用の調査のためこちらからの指示には従っていただきます』と書いてありましたよね?」

東郷「てめぇ、いい加減に……!」

ちひろ「はい。暴力沙汰は無しです……ちなみに迫るのは本気でやってもらいますからねー」

東郷「ぐっ……」

P(黒服の男がいち、に、さん……おいおい、なんだこれ。ふざけるなよ……)

ちひろ「簡単に言えば媚薬のテストです。効果はまちまち、みなさん理性も強く愛しあっているいいパートナー!」

ちひろ「そんな人たちが素直になっちゃうのなら……きっと効果抜群ですもんね♪」

P「……帰らせてもらう。こんなところにいられるか!」

ちひろ「えー、そんなの困っちゃいますよ。もう少しゆっくりしませんか? ね?」

P「そんなの……!」

ちひろ「……借金、ありますよね。みなさん? そもそもそこのお2人はアイドルに手を出すような人たちですしー?」

ちひろ「まったく、社会的な信用は死んじゃってますよねぇ。もう、大変大変」

ちひろ「それをどうにかする方法も差し上げましょう。なぁに、夜這いは真剣に、だけど強姦は無しで……『ルール』はありますからご心配なく」

ちひろ「説明して差し上げますから、お座りください。それともどこともわからない土地から歩いて帰ります?」

ちひろ「……愛しいパートナーを置いて♪」

P(……なんて嫌な顔で笑うんだ、こいつ……!)

――――


P(……説明された『ルール』はこうだ)

P(ひとつ。俺たち男は今夜から順番に1人ずつ『夜這い』をすること)

P(ひとつ。夜の時間の間に外出ができるのは『夜這い』をする男だけということ)

P(ひとつ。『夜這い』をする男は自分のパートナー以外の女性へ迫ること)

P(ひとつ。その際に合意のないままでの強制的な性行為……レイプは禁止。しかし強く迫ること自体は禁止されない)

P(ひとつ。その様子はパートナーの男性の部屋にあるテレビから確認できること)

P(ひとつ。自分のパートナーが迫られているときはそれを確認すること)


P「……ふざけてる」

P「でもやらないわけにはいかない、か……」

P(実質人質を取られているようなもんだ。このことをバラしてしまったら楽になれるのに)

P(『どうなるか、わかるでしょう』の一言で何も言えなくなった自分が情けない)

P(実際、適当に済ませてしまえたら……そのほうがきっと……)


P「ああ、くそ……考えがまとまらない」

黒服「……時間です。薬を飲んでください」

P「ああ、わかってる……」

黒服「それでは、いってらっしゃい」


P(……見張りがうろうろしてる。隙をついて逃げるのも難しそうだ)

P(今頃向こうも薬を飲んでるのか……? だけど、夜が明けるまで何もなければいいんだ)

P(誰も手を出さないなら、そのほうが……)



 P → 東郷あい への 夜這い を 開始します


直下末尾 Pの興奮度
下二末尾 あいの興奮度

>>135
形式指定

1.Pの1人称
2.3人称
3.台本
4.その他(自由安価)

1

ちひろが肉便器化エンドあるです?

>>137
現状無しです
慣れたら、もしくはコンマと安価があらぶったら

薬を飲んでから3時間。
就寝時間を超えてしばらくして、出発するようにと告げられた。

普段閉鎖されている女子棟の入口へと向かうと、黒服がいない。
このまま聖のところへと向かいたくなる衝動をどうにかおさえて廊下を移動していく。

名前などがかけてあるわけでもないが、あらかじめ教えられていた『菖蒲の間』の前へといくとドアをあけ滑り込んだ。
普段自分がいる部屋に比べて若干広い気がする。奥の方で、人の気配がした。

「……寝てるのか?」

耳を澄ませると微かに寝息が聞こえる。
『夜這い』なら寝たままのほうが都合がいいが、それはルール上禁止されている。
どうしたものか、と考えながらもう一歩奥へ踏み込んだところで穏やかに聞こえていた寝息が止まった。

「……だれだ……?」

「あ、いや……」

「君は……確か、青木さん……だったか?」

東郷あいがゆっくりと起き上がり、こちらを見ている。
寝ぼけているのかまだ意識がはっきりしているようにはみえない。

「どうしてここに……いや、ここは……」

まずい。このままだと叩きだされて終わりだ。
……それはそれで問題ないのかということにも気付く。

だが、胸の奥に燈った炎がそれはつまらないと囁く。
いい年をして、胸が高鳴る感覚を味わっている。
意識がはっきりする前に何か誤魔化さないと。


>>141
1.部屋を間違えたという
2.貴女に会いに来たという
3.夜這いをしに来たという
4.その他(自由安価)

「すみません、実は会いに来たんです」

「会いに? しかしここは女子棟なんだ、いったいどうして」

だんだんと意識がはっきりしてきたのかこの状態の異様さに彼女が気づく。
男子禁制の女子棟。会いたくても会えないはずのそこに、真夜中に異性が忍び込む。
あきらかに異常事態だ。子供でもないのなら、その意味は察する。

それをお互いなんとなくわかったうえで、白々しくも関係のない話をしていく。

「男同士で話し合って……見張りの隙が見つかりました。おかげでこうしてこれた」

「そう……なのか? 私の夫は?」

「一度に複数人が動くのはまずかったんです。すみません」

「いや、そうか……よかった。それなら他のみんなにも?」

一瞬、明らかに残念そうな表情を浮かべるもそれがいつもの通りの顔へと戻る。
しかし夫に会えるかもしれないという期待と希望は彼女の心を揺さぶったようだ。

「それは……今はまだ」

「そうか……」

「他の部屋にも行きたかったんですけれど。一番自由だったのは俺で」

「そうか……なら奥さんのほうへいってあげたほうがよかったんじゃないかい? 寂しいって泣いてたよ」

にやり、と意地悪くあいさんは笑う。
中性的な容姿を活かした仕事で、格好いい人という印象が強かったがこの月明かりの部屋の中ではやけに艶っぽく見えた。

布団から動かないまま、少しだけ警戒を解いてくれたようだ。
じわりと胸の炎が強くなった気がした。

「……その報告だけだったら、もう帰るのかい?」

「あー……そうですね、えっと……」

ルール上、今部屋を出てしまうのは禁止されている。
もう少しここにいる理由を言わなければならない。

少し考えてから俺は口を開いた。


>>145
1.もう少し話がしたい(内容指定可)
2.もう少しここにいたい
3.何も言わずに近づく(コンマ判定)
4.その他(自由安価)

2

「……いえ、もう少しここにいたいです」

「女性の寝室に忍び込んでその発言はどうかと思うがね」

クスクスと笑いながら、仕方ないなとあいさんは言う。
何を話すわけでもなく、距離を詰めるでもなく俺は少しだけ離れた座布団へ座っていた。

「見張りの都合上まだ外に出るわけにはいきませんしね」

「そんなところだろうとは思っていたさ……彼女のことを大切にしているみたいだし」

胸がチクリと痛む。妻の顔が浮かぶ。
このまま、何もしないでいるだけでいい。あと少しの辛抱だ。

無言のまま時が過ぎる。
これでいい。迫り切ることができなかったと言い訳をしてしまえばいいのだから。

「……お気になさらず、眠っていいんですよ?」

「いや、流石にそこまではできないよ……信用してないわけじゃないが、私も一応は人妻だからね」

あいさんは動かない。ふとんを下半身にかけたままだ。
俺も動かない。いや、動けない。不自然に下半身に血が流れ込んでいるのを感じた。

(中学生じゃないんだぞ……?)

薄暗い部屋の中、ほんのりと眠そうなあいさん。
強い女という印象があった彼女の、脆そうな一面に興奮している自分がいる。

勃起が収まる気配がないのは夕食後に飲んだ薬のせいだろうか。
明らかに興奮している。目の前の雌を組み敷いてやりたいと思っている。

(バカなことを……)

もちろんそんなことはしない。したくない。
そう考えていたはずなのに、次にあいさんにかけられた声で我に返った。

「……まだ、何か。話でも?」

「え?」

気づけば、彼女との距離が縮まっている。
自分は彼女のかけた布団のすぐ横に腰掛けていた。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom