兄「たかがゲームくらいで・・・」
ｶﾞﾁｬｯ
妹「たかがゲーム!?あのゲームにどんだけ時間を費やしたかわかってr」

兄「またやればいいだろ?ほら・・・その・・・チートだって出来るんだし・・・」

妹「チートするんじゃゲームの意味ないじゃない!」

兄「はぁ・・・じゃあ進めとくから貸せよ」

妹「ダメ!触らせない!私が家に持ってく!!!」ｶﾁｬｶﾁｬ　ｶﾞﾁｬｯ　ﾊﾞﾀﾝ

兄「反抗期だなぁ・・・・・」

※このスレは需要があったため書いたものです。
兄「どうか妹を返して・・・」　神「よかろう」　の続編となります

妹「昔はこんなはずじゃなかったのに・・・」ﾃｸﾃｸ

妹「ちょっと怒りすぎちゃったなぁ・・・」ﾃｸﾃｸ

妹「早くお家帰らないと・・・」ﾃｸﾃｸ

妹「ああ寒い・・・」ﾃｸﾃｸ

妹「何これ・・・捨て猫・・・?」ﾋﾟﾀｯ

妹「メスです可愛がってください・・・?うわぁ漫画でよくあるパターン。しかも2匹。」

妹「なにも家に飼ってないしもらおうっかな・・・」

妹「よく見たら犬だった」ﾃｸﾃｸ

妹「可愛いわんちゃんだなぁ・・・悪いけど1匹だけね。ごめんね。」ﾃｸﾃｸ

妹「はやく家に帰らないと・・・」ﾃｸﾃｸ

妹「はぁ寒い・・・ただいまー」ｶﾞﾁｬｯ　

母「お帰りー・・・ってなにその犬!?」

妹「捨て犬だった。2匹居たけど一匹だけ。」

母「そう・・・一匹だけなら飼ってもいいわ」

妹「やったぁ!!」
ﾜﾝﾜﾝ
父「なんだ犬落ちてたのか?」

妹「段ボールに入ってたんだー」

父「今日は兄の家に行ったんだろ?ゲーム機持ってってなかった?お前?」

妹「」

妹「置いてきたんだ!!さっきの時!!」

妹「取ってくる」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ　ｶﾞﾁｬｯ

母「犬に執着するのはいいけどねぇ・・・ゲーム機盗まれてないといいがね。」

父「盗むやつ居ないだろ。P○3だっけ?」

母「うん。確か」

妹「はぁはぁはぁ」ﾀｯﾀｯﾀｯ

妹「あったーっ!!って・・・犬のおしっこ!?」

妹「段ボールの中の犬かぁぁぁぁ」ｲﾗｲﾗ

妹「なっ・・・犬も段ボールもない・・・誰か拾ったんだな・・・はぁ・・・」

妹「私の・・・ゲームが・・・」

妹「あのわんちゃんもこんなことしないように家に帰ったら躾なきゃ!!」

妹「本体だけか・・・濡れてるの・・・コントローラーは平気だ・・・」ﾀｯﾀｯﾀｯ

妹「家に帰って拭かなきゃぁ～」ﾀｯﾀｯﾀｯ

妹「ただいまー」ｶﾞﾁｬｯ

母「おかえりー」

父「見つかったかー?」

妹「もう一匹の方の犬に小便かけられてた。」

父「うわぁ・・・その犬どうした?」

妹「もう居なかった。」

父「見てないならその犬だって言えないんじゃないか?」

母「じゃあ誰がそんな真似するって言うのよ」

妹「臭いし黄色いし絶対犬だって!!!取り敢えず洗ってくる」

母「本体水につけちゃ駄目よー」

父「おしっこかけられてたかぁ・・・起動できるといいなぁ」

父「俺も今度借りようと思ってたんだがねぇ・・・」

妹「臭いなぁ」
ﾍｯﾍｯ
妹「ああわんちゃん!!ちょっと待ってて。あのバカ犬に小便かけられちゃった・・・」ﾌｷﾌｷﾌｷ

妹(さっきお兄ちゃんに対してあんなこと言ったからバチが当たったのかな・・・?)ｺﾞｼｺﾞｼﾌｷﾌｷ

妹「まぁいいや。明日も学校だし・・・洗ったらはやく寝ないと・・・」ﾌｷﾌｷﾌｷ

妹「大体落ちたかな。起動は明日確認するとして・・・黒色だし汚れは目立たないかな」ﾌｷﾌｷﾌｷ

妹「綺麗になったしねるねー」

母「あんた忘れてることない?」

妹「?」

母「拾ってきた犬が土足で入ってきてるんだよ?風呂ぐらい入れてあげなさい」

妹「今日2回目だよぉ～?」

父「いいから。犬拾うってことは飼うってことだ。育てるってことは大変なんだぞ」

妹「はぁーい」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ