光「まなかの告白を断った」要「え?」 (49)
凪のあすからの二次創作です
最終回を見て、これまで頑張ってきた美海に報われて欲しくて立てました
光×美海です
まなかはふられてしまいます
文才ないです
誤字脱字などおかしなところがあると思います
以上で許せないことがある方はブラウザバックorそっとじを
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要「まなかの告白を断った?!」
光「ああ」
要「どうして? 光はずっとまなかのことが好きだったんでしょ」
光「そうだな、俺でもわけがわかんねえ」
光「海辺で二人っきりで、まなかに返事を聞かれて、顔が熱くなって、心臓がバクバクいって、嬉しいはずなのに……」
光「なのに、心の中の、誰かを好きになる気持ちが違うって言ったんだ!」
要「その場だけでもOKすることはできたよね?」
光「まなかに嘘はつけねえ!」
要「……」
光「……」
要「……もしかして、美海ちゃんを好きになっちゃったとか?」
光「違う!」
光「……確かに、あいつには……美海には感謝してる」
光「美海には冬眠から目覚めたあと、何度だって助けてもらった」
光「美海の気持ちも、それを俺が傷つけちまったことも知ってる」
光「だけど、そんだけでまなかを好きだった気持ちが変わるなんてありえねえんだよ!!」
光「そんな簡単に変わっちまっていいはずがねえんだよ!!」
要「なら、他にどんな理由があるの?」
光「それは……」
光「……おふねひき」
要「え?」
光「おふねひきだよ!」
光「おふねひきんとき俺、美海が海神に捕まっちまったとき海神に言ったんだ!」
光「俺は誰かを好きになる気持ちなんていらないから持って行ってくれ、その代わりに美海を返してくれって!」
光「それで、まなかを好きな気持ちがおかしくなっちまったんだよ!」
要「まなかが好きな気持ちは簡単には変わらないんじゃなかったっけ?」
光「だったら、だったら他にどんな理由があるってんだよ!」
光「教えてくれよ! 自分で自分が分かんなくなりそうなんだよ!」
要「そっくりだね、ちさきと」
光「え?」
要「自分の気持ちを本当は知っているのに……」
要「認めるのが怖くて、わからないふりをして、認めようとしない」
要「僕の幼馴染には変化恐怖症の頑固者が二人もいるみたいだね」
光「何をぼそぼそ言ってんだよ、俺に聞こえるように言ってくれよ!」
要「悪いけど、この件に関してはもう僕の方から光に対して言ってあげるようなことはないよ」
要「それじゃあ、明日も学校はあるんだし僕はもう寝るよ」
光「ちょっと待ってくれよ!」
要「おやすみ、光」
光「おい!」
ツー、ツー、ツー
光「何なんだよいったい……」
とりあえずここまでです
5レスしか投下していませんが、そろそろ眠たいので寝ます
最終回を見て、突発的に立てたので書き溜めは当然ありません
見ている人がいるのかわかりませんが、完結を目指して頑張ります
最終回ネタバレありそう?まだ見てない
>>8
お船引前の紡と光の改変みたいのと最終回ネタが少しあるっぽいが
こんなの見てないで最終回見てこいよ
光×美海のSSに始めて巡り会えた期待
てか凪あすのSSなくね?
がんばれ
>>8
言い忘れていましたが、最終回までのネタバレがあります
>>9の言うとおり、こんなの見てないで最終回を見ることをお勧めします
>>10
あなたも書いてください! できれば光×美海で!!
>>11
ありがとうございます
補足ですが、昨日の投下分の会話は、まなかが告白をした日の夜で、二人は電話で会話しています
それでは投下していきます
~少し遡って~
―夕方(海辺)―
まなか「ねえひぃくん覚えてる? 五年前のおふねひきの時」
光「終わったら俺に、話したいことがあるってやつだろ?」
まなか「覚えてた」
光「忘れてたのはお前だ」
まなか「でも、言葉にしなくても」
光「もう、伝わってる」
まなか「……」
光「……」
まなか「その、ひぃくん」
まなか「返事、今聞かせてくれないかな?」
光「……」
まなか「ひぃくん?」
光「その話、なんだけどさ」
光「おふねひきんとき、まなかの気持ちを知ってからずっと考えてたんだ」
光「五年前にまなかが好きだって言ったときの気持ちに嘘はねえ」
光「でも冬眠から目覚めて、地上でいろいろありすぎて、おふねひきがあって」
光(あいつに助けられて、まなかとあいつの気持ちに気づいて)
光「よくわかんなくなっちまったんだ」
光「まなかに、中途半端な気持ちで返事をしたくねえ」
まなか「……」
光「ごめんまなか。 俺、お前の気持ちに答えてやれない」
まなか「そっか」
光「ごめん」
まなか「もうそろそろ暗くなるし、もう帰ろ?」
光「ああ」
~次の日~
―朝(海村)―
光「はよー」
要「おはよ」
光「まなかは?」
要「先に学校行ったってさ」
要「珍しいこともあるもんだね」
光「そう……だな……」
要「ほら、学校行くよ」
要「あと、昨日の話についてはノーコメントだからね」
光「あ、ああ」
―(美濱中学校、教室)―
光「おーっす」
要「おはよ」
美海・さゆ「おはよ」
美海「あれ? まなかは一緒じゃないの?」
要「先に地上に上がったって聞いたけど」
光「まだ来てないのか?!」
さゆ「教室には来てないけど」
光「嘘だろ!?」
美海「あたし、探してくる! さゆ、あとのこと頼むね!!」
さゆ「美海!?」
光「俺も探してくる! 要、先生に言っといてくれ!!」
さゆ「何なのいったい!」
要「……」
さゆ「まなかさん大丈夫なのかな」
要「大丈夫だよ、きっと」
要「それよりも、また二人でノート書写しだね」
さゆ「あ」
―(美濱中学校、学校前)―
光「美海!!」
美海「光!?」
光「俺も探す」
美海「学校は!?」
光「サボる!」
美海「だめだよ!」
光「お前だってサボりだろうが!」
美海「そうだけど……」
光「それに、二手に分かれて探したほうがいいだろ」
美海「……どうせ言っても聞かないんでしょ」
光「よし! それじゃあ俺はあっちを探してくる」
美海「ならあたしはあっちを探してくる」
―(美濱中学校、教室)―
先生「それじゃあ、ホームルームを始めるよ」
先生「ってあれ? あの三人は?」
要「その、少し遅れてくるそうです」
先生「そう」
先生「これでも先生なんだから、何かあったら、頼ればいいんだからね」
要「ありがとうございます」
―(海辺)―
光「まなかー!!」
光「まなかー!!」
光「どこいったんだよ……」
まなか「ひぃくん?」
光「まなか!」
光「何してたんだよ! もう学校始まってるぞ!」
まなか「ちょっと探し物をしてて」
まなか「って、えー!? もうそんな時間!?」
光「ああもう早く学校行くぞ!」
まなか「待ってよ、ひぃくん!」
―(美濱中学校、学校前)―
まなか「もう一時間目終わっちゃってるよぅ」
光「まなかは先に教室行っててくれ」
まなか「え?」
光「実は美海もまなかを探してるんだよ」
光「見つかったことを教えてやらねえと」
まなか「私も行く!」
光「学校はどうすんだよ」
まなか「ならひぃくんだって」
光「わかったよ! ならさっさと行くぞ」
―(海沿い)―
美海「まなかー!!」
美海「まなかー!!」
美海「まなかーっ!!!」
まなか「はいぃっ!!」
美海「!? まなか! 光!」
光「まなかが見つかった、早いとこ学校に戻ろうぜ」
―(美濱中学校、教室)―
光・美海・まなか「遅れました!!」
先生「ほら、早く席について。授業中だよ」
光・美海・まなか「はい!」
―休み時間―
要・さゆ「はいノート二時間分」
美海・まなか「ありがとー」 光「サンキュー」
さゆ「まったく、ノート写すの結構大変なんだから」
まなか「ごめんね」
さゆ「ま、まあ困ったときはお互い様って言うし」
要「ところでまなかは何をしてたの?」
まなか「えっと、その……ちょっと探し物を」
美海「見つかったの?」
まなか「残念ながら」
光「まさか昨日、あのときになくしたのか?」
まなか「ち、違うよ! 探し物っていうのは……その、ウミウs」
先生「授業始めるよー、席についてー」
光「もう授業かよ、めんどくせえ」
美海「光は授業中寝てるから関係ないんじゃない?」
光「お前だってたまに寝てるだろ!」
要・さゆ「どっちもどっち! いいから早く席に着く!」
光・美海「ハイ」
昨日は3時前に最終回を見終わってから書いたので時間がなかったんですけれど
今日は一日あったのにたったの15レス……でもこれが限界なんです
ここから更にペースが落ちる可能性もありますけど、書き溜めなしの亀更新ですけど
お付き合いいただけたら嬉しいです
早く光と美海をくっつけたい……
あと、言い忘れていましたが
文法的におかしいところ、キャラ的におかしいところ、キャラの口調の違い、一人称二人称の違い
原作との設定の大きな矛盾や違いなど、見つけたら詳しくご指摘していただけると嬉しいです
それとたまにですけど小ネタを投下したりしてもいいでしょうか?
好きにやっていいと思うぞ
がんばれ
乙
素晴らしいスレを建ててくれてありがとう
応援してる
―下校時間―
先生「それじゃあ、気をつけて帰るんだよー」
光「みんな、帰ろうぜ」
要「ごめん光。この後ちょっとまなかと話したいことがあるんだ」
まなか「え?」
光「まなかに?」
要「うん。まなか、ダメかな?」
まなか「いいけど」
要「よかった。じゃあ、光たちは先に帰っててくれない?」
光「あ、ああ。わかった」
要「まなか、ここだと人が多いし、おじょしさまを作った教室に行こう」
まなか「う、うん」
さゆ「……」
―(学校前)―
美海「まなかと要さん、どうしたんだろう」
光「……」
さゆ「要、結構真剣な顔してた」
美海「そう? いつも通りな笑顔だったと思うんだけど」
さゆ「あたし、ちょっと教室に忘れ物したからとってくるね!」
さゆ「光と美海は先帰ってて!」
美海「え? ちょっと待ってよ!」
美海「って、もう行っちゃったし」
光「……」
美海「光? さっきから黙ってるけど大丈夫?」
光「ん? って美海!? 顔近えよ!!//」
美海「ご、ごめん// 光がなんかぼーっとしてたから//」
光「か、考え事してたんだよ」
美海「光が考え事?!」
光「そこまで驚くことじゃねえだろ!!」
美海「ごめんごめん、だっていっつも考えなしに突っ込んでく光が考え事って」
光「笑ってんじゃねえ!」
―(おじょしさまを作ってた教室)―
要「……単刀直入だけど、昨日のこと、光から聞いた」
まなか「ええぇ?!」
要「自分の気持ちがわからないって相談してきた。って言ったほうがいいかな」
要「今日の朝のこともそれと関係があるんじゃないかな?」
まなか「……ウミウシを、探してたの」
まなか「ひぃくんへの気持ちのことが聞きたくて」
まなか「五年前、ひぃくんは私を好きって言ってくれた」
まなか「でも私、突き放しちゃって、逃げ出しちゃって……」
まなか「私、ひぃくんに嫌われちゃったのかな? どうしたらひぃくんにまた好きになってもらえるのかな」
要「光はまなかのことを嫌いになったわけじゃないよ」
まなか「え?」
要「嫌いな相手をあんなに必死になって、遅刻してまで探しに行くと思う?」
要「光の心は今、揺れてるんだと思う」
要「まなかと同じくらいに好きな子ができて、どっちへの気持ちが本当なのかわからなくなって……」
要「どっちも本当なのにね」
まなか「それって」
要「多分、美海ちゃんだと思う」
要「冬眠から目覚めてから、光をそばでずっと助けてくれていたから」
まなか「やっぱり……」
要「でもね、まなかにだってまだ勝算はあるんだよ」
まなか「え?」
要「さっきも言ったけど、光は揺れてる状態なんだから、どっちへ倒れるかはまなかと美海ちゃんしだいなんだ」
要「まなかが頑張れば光の一番はまなかになるかもしれない」
要「僕はもちろん、幼馴染であるまなかを応援する。 美海ちゃんには悪いけどね」
要「勝っても負けても文句なし! 光争奪戦だ!」
まなか「ひぃくん争奪戦……」
要「言いたかったことはこれだけ」
要「何かあったら僕でよければ相談にのるよ、だからまたウミウシ探しで時間を忘れてみんなに心配かけないでね?」
まなか「も、もうしないよ! ……多分だけど」
要「はは、まなからしいね」
要「それじゃあ、帰ろっか」
―(おじょしさまを作ってた教室の真横)―
さゆ(要がまなかさんに告白してたとかじゃなかったけど……)
さゆ(光が、美海とまなかさんへ気持ちでの揺れてる?)
さゆ(あのたこすけ、何を贅沢なことで悩んでるんだよ! って引っ叩いてやりたい……けど!!)
さゆ(美海にもチャンスがあるってわかったんだ!)
さゆ(要は幼馴染として、まなかさんの味方をするみたいだけど)
さゆ(あたしはあたしの親友、美海を応援する!)
さゆ(早く美海に伝えてあげないと! 光の気持ち!)
昨日の半分以下しか投下していませんが、今日の分はこれで終わりです
応援、期待してくださる皆さんには申し訳ないと思っています
でも、皆さんが見てくださっているから書こうと思えます
あと、言い忘れていたことなんですけど、時系列的には最終回の後です
それではまた
このSSまとめへのコメント
期待してます!
続きマダー?
今更ですけど、続き書かないんですか?