魔王「貴様、いったい何者だ!?」ミクダヨー「ミクダヨー?」 (21)

先に断っておくと、ダヨーさんが大好きです
初音ミクではなく、ミクダヨーさんが


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西の王国・王室――

大臣「えー、お告げによれば。この方こそが魔物の軍勢を打倒し、世界に光をもたらす存在と……」

ミクダヨー「そんなの照れるヨー///」

王「え、生け捕りにした魔物じゃなかったのコレ」

大臣「あっ」

ズモモ...

ミクダヨー「おい こいつから殺し

王「! 何たる無礼で不気味な生き物か…!つまみ出せっ!」

大臣「ああ、なんと慈悲深いことか…この無知な男に謝罪する猶予を与えてくださるとは!」

王「えっ」

大臣「さあ王様、ダヨー様の気が変わらぬうちに!何とかして命だけでも!」

王「何を必死に…っ」ゴキッ

ミクダヨー「これは教育だヨー」ニコッ♪

大臣「・・・・・・誠に申し訳ありません。あれでも失礼が無いようにと、事前に強く忠告したのですが」

ミクダヨー「気ニシテナイヨー。初対面で私みたいな美人に会って、きっと緊張しちゃったんダヨー♪」きゃっきゃっ

大臣「教育というのも腕一本で済むとは、その寛大なる精神...本来ならばあなたにこそ王位は相応しいものを」

ミクダヨー「そういうのやめてヨー///とりあえず、魔王を倒してくればいいんだね?」

大臣「あなたのような美しい女性を危険に晒すなど、決してあってはいけない!・・・・・・そうわかっていても、無力な私ではどうにもできない。それが現実です」ウルッ...ジワァ

ミクダヨー「ボーイ・・・・・・」フッ・・・

ぎゅっ、なでなで

ミクダヨー「次来る時は、お土産に魔王の首を持ってくるヨー」

大臣「あなた様の旅の成功を祈り、国を挙げて応援させていただきます。少ないですが、餞別にこれも」つネギ

ミクダヨー「任せるんだヨー!ファンの期待を裏切るような真似はしないぜ」モシャモシャ、ゲフッ

大臣「あぁ、誠に愛らしいお姿・・・どうか、お気をつけて!」

ミクダヨー「行って来るヨー!」

ジョバンの洞窟・最深部――

大臣『残念ながら、魔物の親玉である魔王の城はまだ場所を特定できていません。騒ぎを起こしている魔物を一つ一つ倒していくしか・・・』

ミクダヨー「と言うわけで最寄りの怪しいスポットを探索に来たけど、ここまで何も無いぞ。どういうことだファック!(壁ドン」

ブヒィ

オーク「・・・何だ、俺の住処で騒がしくするとはどこの迷惑野郎だ。快適な睡眠の妨げになるからとっとと帰ってくれ」

ミクダヨー「! や、やめて・・・ワタシに乱暴する気でしょう?エロ同人みたいにっ!」ハァハァ///

オーク「」ビクッ

ミクダヨー「・・・いいのよ?」

オーク「気色悪ぃ、命が惜しけりゃ――」ザクッ ゴトッ...

ミクダヨー「その発言はブーメランだヨー」ポタ...ポタ...

西の王国の城下町・広場――

ミクダヨー「結局洞窟は何の収穫も無かったし、闇雲に動くのは時間の無駄だな。わかっちゃいたが、情報収集が必要だったか・・・・・・」

ざわざわ・・・ ヒィ! キャァァ シャベッタァー!

ミクダヨー「・・・でもやっぱり街中を歩くのは苦手だな。いつだってそうだ、誰しもが私の美しさに見とれてて・・・何だか恥ずかしいヨー///」テレテレ

少年「何だ、あのしもぶくれ。戻ってきたのか」

ミクダヨー「おい、少年。この私に声をかける勇気があるとは中々見所があるな、ついでだから魔物について知ってることを全部吐け」グワシッ

少年「ひっ!?話しかけてなんて・・・あの――

ミクダヨー「二度も同じことを言わせる気か。あまり手間をかけさせるな」ぎろり

少年「・・・・・・そ、そういえば!昔魔王の直属の配下だったオークが、あそこの洞窟にいるって噂がっ」

ミクダヨー「それはもう始末した」

少年「!?」

ツギィの町・宿屋――

ミクダヨー「情報だと、この町の北にある塔が怪しい・・・そう聞いてるんだが、おっちゃん何か知らないかい?あと女神一人、一晩いくらだ?」ジャラッ

オヤジ「あんたナニモンだい。女性・・・?一人で、200Eさ。そうさな、実は今この町の住人が夜毎に消える事件が起きててな。最近塔に住み着き始めた魔物のせいじゃないかって言われてるなぁ」

ミクダヨー「ほう、何かの企みのニオイを感じるぜ」ニイィ..

オヤジ「ヒッ!? ...あ、あぁ。それも若い女ばかりがもう4人も消えてる。スケベな野郎の魔物なのかねえ」

ミクダヨー「ほう・・・・・・私の、人の心を癒すだけのはずだったこのワガママボディが。まさかこんな風に役に立ちそうとはな」フフンッ

オヤジ「」

ソノヘンの塔・最上階層??

悪魔「ククッ、まさかここまで上手く行くとはな…お前らの手際の良さには恐れ入るよ」

盗賊1「いやいやいやwwww悪魔のアニキのおかげッスよ!」

盗賊2「俺らみたいな冴えない野郎が、あんな美女をね…フヘヘ、フヘヘヘッ!」

盗賊3「アニキの呪術と、俺らのちょちょい!があれば何だって出来る気がしてくるってね。だははっ!」

|・) <……

悪魔「アニキはよせよ、それよりな。どうやらネズミが来たらしい」

盗賊1「ネズミww俺らこそネズミって感じッスけどねwwww」

バッ

ミクダヨー「ワガママボディ」あは~ん♪

悪魔「」
盗賊s「」

ミクダヨー「坊や達には刺激的過ぎたかな、ウフフ(旧スク水姿」

…………

悪魔「とっとと片付けるぞ、俺が言うのも変だが…こいつは不気味でしょうがない」

盗賊2「全く、ヘンテコオバケはお呼びで無いって」

盗賊3「脅かしやがって!このモンスターはよっ!」

盗賊1「まあまあwww少しくらい邪魔が入った方が、ね?ww」

ミクダヨー「解せぬ」

町娘1「仲間割れ…?かよくわからないけど、助けてくれてありがとうございます!」

ミクダヨー「同じレディとして、狼に襲われた子を放ってはおけないヨー♪」ナデナデヨシヨシ♪

町娘2「同じ…?えっと、メス?なんだ。優しい魔物さん…?本当にありがと!」

ミクダヨー「皆、精神的ショックで正常でなくなってるんだね。早く帰りなさい、ワタシはこの子とお話しがあるんだヨー」首ガシィ

悪魔「かはっ! ぐぇっ…」

ミクダヨー「魔王のことで知ってること全部吐け」

町娘s((((酷いことされてたのに、何故か少し同情する……))))

ツギィの町・酒場――

ミクダヨー「と言うわけで、流石に二件続けて雄どもにやらしい目を向けられると、女の一人旅って危険かな?って気付いたわけよ」カランッ

バーテン「は、はあ…(コレを、って。魔物とはいえ逆に凄いよなぁ…」

ミクダヨー「だから遅まきながら旅の仲間を何人か募ろうと思うんだけどね?この町の人でいい人知らない?」コトッ プハー

バーテン「はあ、そうですねぇ…パーティはともかく、目的は魔王討伐に違いありませんからねえ」


>>13が仲間になりたそうにこちらをみているヨー

ゆっくりれいむ

ゆっくり霊夢「ゆっくりしていってね!!!」パイルダーオーン!

ミクダヨー「――いきなり出てきて人の頭に乗っかりやがるとは、中々腹の据わった奴じゃねえか。え?」ググッ・・・ パリ、サラサラ

バーテン(グラスを握りつぶして粉々に・・・最初からだけど目が怖い)

ゆっくり「ここはれいむのゆっくりプレイスにするよ!!ゆっゆっ!!」

ミクダヨー「これからの仕事にお誂え向きのメンタルだが、かわいいだけで生きていけるのはこの世で私一人だけだぜbaby」

バーテン「そもそもこんなのどっから沸いたんだか・・・駆除するなら外にしてくださいよ」

ゆっくり「ゆっ!ゆっくりするよ!ゆっゆっ」ニコニコ

ミクダヨー「いいからそこからどきな、お前のプレイスは私の上じゃない・・・隣だ。よろしく頼むぜ相棒≪バディ≫」フッ

ゆっくり「だったら一杯くらい奢れよ?カルーアミルクだ」ストッ

バーテン「」

アノフェン山・山頂――

ミクダヨー「ここにいる魔物が、魔王の命令で動いてるって聞いてきたんだヨー」ザッ

ゆっくり「とっても高いプレイスだね!ゆっ!」ピョコッ ペタッ



「・・・・・・」

ミクダヨー「かくれんぼは趣味じゃない、早く出て来いよ。気配でまるわかりだぜ」ジローッ・・・

ゆっくり「ゆっ?どこなんだよ?ゆっゆっ」キョロ キョロ

ドラゴン「気配もかくれんぼもあるか、思いっきりにらめっこしながら言う台詞じゃないだろう。それとお前は勝手に頭の上に乗って跳ねるんじゃない、俺は下だ」ヤレヤレ

ゆっくり「ここもれいむのゆっくりプレイスにするよ!ゆっ!ゆっ!」キラキラ

ミクダヨー「残念だが無理な相談だ、そのプレイスはあと2分もすれば消し飛んでるだろうからな・・・もっとも、素直に質問に答えればその限りではないヨー?」ニコォッ

ドラゴン「随分とでかい口を利くもんだ・・・フン」

ミクダヨー「単刀直入に聞くヨー。魔王はどこにいる、そいつの首を持って帰るために私は旅をしてる」

ドラゴン「知らない。仮に知っていたとして、教える義理は無い。その回答で満足か?」

ミクダヨー「返ってくる言葉を知っていてこの私に質問するか。いいだろう、答えは――」


ダヨーは地を蹴った。全長20mはある巨大な竜の頭部よりさらに高く跳び上がり、軽く握った右の拳を振り上げている。
想定を遥かに超えた速度に驚き、目を見開く竜を見下ろし不適に笑う。
空を裂き、その凶器が迫る。阻むものは何も無く、真っ直ぐに目標に突き刺さる。
断末魔の叫びが辺りに響き、間違いなくそれは粉砕された。飛び散るのは餡の匂い香る臓物と肉片、凄まじき恐怖によって身を凍らせた竜はそこではじめて正しい認識を持つ。

――この世には、決して逆らってはいけない相手がいるということを。そして、目の前の相手がそうだということ。


ゆっくり「ゆゆゆゆy.....!!!!!」

ミクダヨー「いい説明役だったぜ、相棒」

ゆっくりは死んだ。

ミクダヨー「最初に言ったはずだ。かわいいだけで生きていけるのはこの世で私一人だけだぜbaby」

ドラゴン「味方にここまで非常になれるとは...死など恐れるものではないとおもっていた。しかし、色々と考えを改めねばなるまい。まずは、あなたには絶対服従」

ミクダヨー「私に惚れるのは健全な男子なら当然のことだヨー///」

ドラゴン「魔王の居場所を知らない。それは真実ですが、魔王軍を指揮する四天王であればおそらく知っているでしょう。その四天王というのは」

ミクダヨー「アレだろ?探し物の方から出てきてくれるとは上々だな」

ドラゴン「!」

ミクダヨー「わかりやすいな、それぞれ4色に光って空を飛ぶ態度でかそうな4人連れ。これならどこ行っても自己紹介いらずだろうぜ」


四天王/知「人間の町で奇妙な噂があるらしくてな」シュンッ

四天王/魔「悪しき気を纏うしもぶくれの魔物が」ズザッ

四天王/妖「水着姿で徘徊しては、魔王様に関して嗅ぎ回っているってね?」スゥ..

四天王/武「その際、行く先々で散る命があると。な」ズンッ

ゆっくり「ほう、有名人は辛いねえ」グチャァ..

近日中に一気に終わらせます

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